JP6303917B2 - 自動変速機のパーキングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動変速機のパーキングロック装置に関し、詳しくは、運転者の操作により車輪の回転を規制して車両の停止状態を維持する自動変速機のパーキングロック装置に関する。
従来、車両に搭載される自動変速機としては、例えば、特許文献1に記載された自動変速機が知られている。この従来の自動変速機は、シフトレバーによりP(パーキング)レンジを選択操作したときに、パーキングロックポールをパーキングギヤに噛み合わせるように動作するパーキングロック装置が備えられている。パーキングギヤは、車輪とともに回転する駆動軸に固定されている。パーキングロック装置では、このパーキングギヤにパーキングロックポールの爪を噛み合わせることにより、パーキングギヤの回転を阻止して車輪の回転防止を行う。このパーキングロック装置では、シフト位置を維持するためにディテント機構を有する。ディテント機構は、ディテントプレートと、パーキングロッドと、ウェッジと、パーキングロックポール機構と、を備えている。
ディテントプレートは、シフトレバーの操作に基づき回転動作するマニュアルシャフトに一体に設けられている。パーキングロッドは、ディテントプレートに一端側が支持されてこのディテントプレートの回転動作に応じて駆動軸と略平行をなす方向に沿って移動される。ウェッジは、パーキングロッドのロッド長軸部に対してロッド軸方向に沿って移動自在に設けられるとともに、パーキングロッドスプリングによりパーキングロッドの他端側へ向けて常時押圧されている。パーキングロックポール機構は、ウェッジの移動によりパーキングロックポールを押圧駆動してパーキングギヤに噛み合わせる機能を有する。
特開2001−280495号公報
このようなパーキングロック装置では、パーキングギヤの位置に対してウェッジの位置が決まり、パーキングロッドの位置(往復動方向)が決まる。パーキングロッドは、ウェッジの後退(ロック解除)時に、パーキングロックポールとの接触抵抗が最小となるように、パーキングロッドはウェッジの後退(ロック解除)時にウェッジがパーキングロックポールとロッド長軸部と直交するように直線部が配置される。パーキングロッドスプリングは、パーキングロックポールの爪がパーキングギヤと歯当たりしてウェッジを押し込むことができない場合(ウェッジ待機状態)に縮んで、ウェッジに付勢力を与え、歯当たりが解消したときにウェッジを押し込む。パーキングロッドの往復動軸の長さは、長軸部の配置、およびパーキングロッドスプリングの配置を考慮して決定される。ディテントプレートにパーキングロッドを配置する場合、パーキングロッド往復動軸に直交するようにL字状に曲げられた軸が支持軸としてディテントプレートに揺動可能に支持される。パーキングロッドの支持軸の長さは、脱落防止突起やディテントプレートへの取り付け代を考慮して決定される。このようなパーキングロック装置において、パーキングギヤ、パーキングロックポール、ウェッジの配置によっては、パーキングロッドの往復動軸の長さ、支持軸の長さが長くなる場合がある。
上述の従来のパーキングロック装置では、パーキングロッドの往復動軸の長さが長い場合、ディテントプレートが大型化するおそれがある。また、パーキングロック装置をトランスミッションケースへ組み付ける際の組み付け性が悪化するおそれがある。また、パーキングロック装置のトランスミッションケースへの組み付け性の悪化を回避するために、トランスミッションケースにより大きな開口部を開ける方法もあるが、その場合、トランスミッションケースの剛性を維持するために、トランスミッションケースが大型化、重量増などをもたらすおそれがある。そして、パーキングロッドの支持軸の長さが長い場合、ディテントプレートの位置をパーキングロッドの往復動軸から離れる方向に配置する必要があり、ディテントプレートの位置によってパーキングロック装置全体(外形)が大型化するおそれがある。また、パーキングロッドをディテントプレートにおける支持部に組み付ける組み付け性が悪化する。このように、従来のパーキングロック装置では、パーキングロッドの大型化、ディテントプレートの配置位置の変更などにより、パーキングロック装置全体が大型化(重量増加)するおそれがある。また、従来のパーキングロック装置では、トランスミッションケースが大型化(重量増加)するおそれある。さらに、従来のパーキングロック装置では、各部の組み付け性が悪化するおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、自動変速機の小型化を図ることができ、組み立て性がよく、しかもトランスミッションケースへの組み付け性を向上したパーキングロック装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の態様は、車輪とともに回転する駆動軸に固定されたパーキングギヤと、トランスミッションケースに揺動自在に設けられ、上記パーキングギヤの歯と噛み合う爪部を有するパーキングロックポールと、上記トランスミッションケースに上記駆動軸と直交して配置され、かつシフト位置に連動して回転するマニュアルシャフトと、このマニュアルシャフトに設けられ、このマニュアルシャフトの回転方向の位置決めをするディテントプレートと、このマニュアルシャフトに設けられ、ロッド取り付け孔が形成されたパーキングロッドプレートと、上記ロッド取り付け孔に挿入される短軸部とパーキングロックポールを揺動させるウェッジが配置される長軸部とを有し、かつパーキングロックポールをパーキングギヤに対して、上記ウェッジの動作により噛み合い状態と非噛み合い状態とに切り替えるパーキングロッドと、を備える自動変速機のパーキングロック装置において、上記ディテントプレートは、マニュアルシャフトを中心とした半径方向に延びる外縁部にマニュアルシャフトの周方向に向けて凹む凹部が形成され、マニュアルシャフトの軸方向から見たときに、上記ロッド取り付け孔と上記凹部とが重なる位置に配置され、マニュアルシャフトの軸方向に直角をなす方向から見たときに、パーキングロックポールとパーキングロッドとの当接部が、ディテントプレートとパーキングロッドプレートとの間に配置されることを特徴とする。
本発明の他の態様は、トランスミッションケースを駆動軸の軸方向から見たときに、駆動軸の斜め下方にカウンタ軸が配置され、駆動軸とカウンタ軸とに互いに噛み合うギヤが設けられ、上記マニュアルシャフトが、互いに噛み合う上記ギヤと上記トランスミッションケースの内壁とに囲まれる空間の底部に配置され、上記パーキングロッドプレートと上記ディテントプレートとが上記マニュアルシャフトから上記空間の上方に延びるように配置されることを特徴とする。
本発明の他の態様は、上記ディテントプレートの上記外縁部は、上記マニュアルシャフトの半径方向で上記パーキングロッドプレートの外縁部よりも外側に延び、上記ディテントプレートは上記パーキングロッドプレートに対して上記マニュアルシャフトの軸方向で上記駆動軸の軸心から離れた位置に配置されていることを特徴とする。
本発明の上記の態様によれば、ディテントプレートと、パーキングロックポールとパーキングロッドとの係合部と、を近接配置することができ、ディテントプレートの形状を小型化できる。また、上記の態様によれば、ディテントプレートとパーキングロッドプレートとの配置間隔が狭い場合でもパーキングロッドの組み付け性を確保できる。さらに、本発明の上記の態様によれば、パーキングロック装置全体を小型化することができ、自動変速機の小型化も達成できる。また、本発明の上記の態様によれば、パーキングロック装置の自動変速機に対する組み付け性を向上できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置が自動変速機に組み付けられた状態を示し、パーキングロック装置を挿入する開口部が露呈した状態の側面図である。 図2は、図1のII−II断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置が自動変速機に組み付けられた状態を示す背面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置の斜視図である。 図5は、図2のV−V断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置の正面図であり、パーキングロックポールの爪部がパーキングギヤに噛んでいる状態を示す。 図7は、部分的に図6のVII−VII線に沿って部分的に切断した部分を含む側面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置の正面図であり、パーキングロックポールの爪部がパーキングギヤに噛んでいない状態を示す。 図9は、部分的に図8のIX−IX線に沿って部分的に切断した部分を含む側面図である。 図10は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置におけるパーキングロッドの組み付け方法を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態に係る自動変速機のパーキングロック装置の詳細を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態では、説明の便宜を図るために、車両に着座した運転手から見た車両の前後方向、左右方向、ならびに上下方向と一致するように図中で前後、左右、上下の方向を矢印で示している。
図1に示すように、本実施の形態に係るパーキングロック装置1は、車両100に配置された自動変速機2に備えられている。この自動変速機2は、図示しないエンジンに固定された状態で縦置きに設置されている。すなわち、本実施の形態の車両100は、後輪駆動車両である。
[自動変速機の概略構成]
ここで、自動変速機2の概略構成を説明する。本実施の形態の自動変速機2は、手動変速機(MT:Manual Transmission)に、変速操作とクラッチ操作を自動で行う自動変速装置を追加することで自動変速を可能にしたAMT(Automated Manual Transmission)と称される自動変速機である。この手動変速機には、平行軸歯車式変速機構が用いられている。なお、本実施の形態では、自動変速機としてAMTを適用して説明するが、本発明は、他の構成の自動変速機に対しても適用可能である。
図1に示すように、自動変速機2は、筐体であるトランスミッションケース2Aを備えている。このトランスミッションケース2Aは、図示しないエンジンに取り付けられたフロントケース3と、フロントケース3に取り付けられた本発明のトランスミッションケースとしてのリヤケース4と、リヤケース4に取り付けられたエクステンションケース5と、を備えている。
フロントケース3の車両前後方向前部には、図示しないクラッチが設けられている。このクラッチは、図示しないエンジンのクランクシャフトの軸線方向端部に設けられた図示しないフライホイールに対向している。上記クラッチの動作により、図示しないエンジンから自動変速機2への動力伝達が断続される。トランスミッションケース2Aには、図示しない平行軸歯車式変速機構が収納されている。
上記クラッチには、入力軸6が取り付けられている。入力軸6は、トランスミッションケース2A内で回転自在に支持されている。図1に示すように、入力軸6は、同軸的に配置された駆動軸としての出力軸7に、回転可能に連結されている。図1に示すように、出力軸7は、車輪Wとともに回転する。フロントケース3およびリヤケース4には、カウンタ軸8が回転自在に設けられており、入力軸6の軸線と平行をなす方向に延びている。図2に示すように、出力軸7は、ギヤ7Aが設けられ、カウンタ軸8にはこのギヤ7Aに噛み合うギヤ8Aが設けられている。
図2および図3に示すように、カウンタ軸8は、トランスミッションケース2A(リヤケース4)を出力軸7の軸方向から見たときに、出力軸7の斜め下方に配置されている。入力軸6の回転は、カウンタ軸8を介して出力軸7に伝達される場合と、カウンタ軸8を介さずに出力軸7に伝達される場合がある。
図1に示すように、リヤケース4は、図示しない平行軸歯車式変速機構を外周側から囲む筒状の外周壁9と、第1隔壁10と、第2隔壁11と、を有している。第1隔壁10は、フロントケース3のリヤケース4側の端部に形成されており、フロントケース3の内部とリヤケース4の内部とを仕切っている。図1〜図3に示すように、第2隔壁11は、リヤケース4のエクステンションケース5側の端部に形成されており、リヤケース4の内部とエクステンションケース5の内部とを仕切っている。
なお、図示しないが、トランスミッションケース2Aには、自動変速ユニットが設けられており、この自動変速ユニットで、共に図示しないシフトアンドセレクト軸およびクラッチをそれぞれ操作することにより変速段の変速を行う。
図1に示すように、リヤケース4の外周壁9の後寄りの側面下部には、本実施の形態に係るパーキングロック装置1の組み付けを行う際に、パーキングロック装置1を構成する部品を搬入するための開口部12が形成されている。この開口部12は、後述するパーキングロックポール16、パーキングロッドプレート19、およびパーキングロッド18などをリヤケース4内に搬入可能な最小限の大きさに設定されている。この開口部12の縁部には、開口縁に沿って肉厚に設定されたフランジ部13が形成されている。リヤケース4における開口部12が形成された部分の外周壁9の内壁内側には、パーキングロック装置1を収納するための空間14を備える。
[パーキングロック装置の構成]
本実施の形態に係るパーキングロック装置1について説明する。図4に示すように、パーキングロック装置1は、パーキングギヤ15と、パーキングロックポール16と、ウェッジ17と、パーキングロッド18と、パーキングロッドプレート19と、マニュアルシャフト20と、ディテントプレート21と、ディテントスプリング22と、を備えている。
パーキングロック装置1は、図示しない運転席のシフトレバーの操作力により回転する上記マニュアルシャフト20を備えている。図2に示すように、マニュアルシャフト20は、出力軸7とカウンタ軸8に設けられた互いに噛み合うギヤ7A,8Aと、リヤケース4の内壁4aとに囲まれる空間14の底部に配置されている。なお、マニュアルシャフト20の左半分はリヤケース4の外側へ突出するように設定されている。
パーキングロッドプレート19は、基端側がマニュアルシャフト20に固定されている。このパーキングロッドプレート19の自由端側には、ロッド取り付け孔19aが形成されている。パーキングロッド18は、パーキングロッドプレート19に回転可能に支持されている。ウェッジ17は、パーキングロッドプレート19の揺動に連動可能に設けられ進動および退動する。図4に示すように、パーキングギヤ15は、最大径部から軸心方向に向かって凹形状である溝部15aと、最大径部と同径である外周部15bと、が周方向に交互に形成されている(いわゆる、歯車形状を成す。)。
パーキングロックポール16は、ウェッジ17の進動および退動により、パーキングギヤ15に対して、噛み合い状態と非噛み合い状態とに切り替えられる。このため、パーキングロックポール16は、出力軸7の回転を規制する位置と出力軸7の回転を許容する位置とに揺動する。また、マニュアルシャフト20には、ディテントプレート21が一体に設けられている。
図4に示すように、パーキングロッドプレート19は、マニュアルシャフト20にディテントプレート21と対向するように配置されている。これらパーキングロッドプレート19とディテントプレート21は、マニュアルシャフト20から空間14(図2参照)の上方に延びるように配置される。図5に示すように、ディテントプレート21の外縁部21aは、マニュアルシャフト20の半径方向でパーキングロッドプレート19の外縁部19bよりも外側に延びて形成されている。図2に示すように、ディテントプレート21は、このパーキングロッドプレート19に対してマニュアルシャフト20の軸方向で出力軸7の軸心から離れた位置(図2においてパーキングロックポール16より車両方向左側)に配置されている。
パーキングロッド18は、略L字状に屈曲された棒状体である。すなわち、パーキングロッド18は、パーキングロッドプレート19のロッド取り付け孔19aに支持するための短軸部18aと、この短軸部18aに直角をなし、ウェッジ17が配置される長軸部18bと、を備える。図10に示すように、短軸部18aには、抜け止め用突起18c,18dが軸方向に沿って所定寸法離れた位置に形成されている。これら抜け止め用突起18c,18dの間隔は、パーキングロッドプレート19の板厚寸法よりも長く設定されている。長軸部18bには、所定位置に一対のスプリング用抜け止め突起18eが形成されている。なお、長軸部18bの先端部には、ウェッジ17が軸方向に沿って移動自在に設けられている。長軸部18bには、ウェッジ17とスプリング用抜け止め突起18eとの間にコイルスプリング23が配置されている。ウェッジ17は、筒状の形状であり、中心の空洞部分に長軸部18bを通すことにより、長軸部18bに対して摺動自在に配置されているとともに、コイルスプリング23により長軸部18bの先端側へ付勢されている。
次に、図4〜図8に示すように、パーキングギヤ15は、出力軸7に一体回転可能に設けられている。パーキングロックポール16は、このパーキングギヤ15に係合、離脱可能となるように設けられている。このパーキングロックポール16は、リヤケース4側に揺動自在に設けられ、パーキングギヤ15の歯と噛み合う爪部16aを有する。
マニュアルシャフト20は、駆動軸である出力軸7と直交して配置され、かつシフト位置に連動して回転するように設定されている。このマニュアルシャフト20には、このマニュアルシャフト20の回転方向の位置決めを行うディテントプレート21が設けられている。ディテントプレート21は、マニュアルシャフト20を中心とした半径方向に延びる外縁部21aにマニュアルシャフト20の周方向に向けて凹む凹部21bが形成されている。
図7および図9に示すように、マニュアルシャフト20の軸方向から見たときに、ロッド取り付け孔19aと凹部21bとが重なる位置に配置されている。すなわち、マニュアルシャフト20の軸方向から見たときに、ロッド取り付け孔19aは、凹部21bの領域(輪郭)内に入るように設定されている。図6に示すように、マニュアルシャフト20の軸方向に直角をなす方向(車両前後方向)から見たときに、パーキングロックポール16とパーキングロッド18との当接部Aが、ディテントプレート21とパーキングロッドプレート19との間に配置される。
[パーキングロック装置の取り付け構造]
以下、本実施の形態に係るパーキングロック装置1の取り付け構造について説明する。図2に示すように、リヤケース4の底部の内壁4aには、上方、すなわち内側に向かって突出するシャフト支持部4bが形成されている。シャフト支持部4bは、出力軸7の軸線方向に延びるように形成されている。シャフト支持部4bの前側の端部は、マニュアルシャフト20を回転自在に支持しており、シャフト支持部4bにおける後側の端部は、第2隔壁11に一体に連結している。
図1に示すように、フランジ部13には、リヤケース4の外側から図示しないカバー部材が図示しないボルトで固定される。フランジ部13には、図示しないボルトを締結するための複数のボルト孔23が形成されている。したがって、開口部12は、図示しないカバー部材で閉塞される。マニュアルシャフト20は、リヤケース4のシャフト支持部4b(図2参照)と図示しないカバー部材とにより回転自在に支持された状態で、リヤケース4の左側面を貫通している。
リヤケース4の外部には、マニュアルシャフト20に対して一体回転可能な図示しないレバーが設けられている。このレバーには、パーキングケーブルが接続され、図示しない運転席のシフトレバーに接続されている。運転席のシフトレバーは、運転者に操作されることで、P(パーキング)レンジ、R(リバース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、D(ドライブ)レンジの何れかの位置に移動する。パーキングケーブルの一端部は、シフトレバーが操作された位置に応じて、レバーを介してマニュアルシャフト20を軸線周りに回転させる。
リヤケース4の外部において、マニュアルシャフト20近傍には、図示しないポジションセンサが設けられている。このポジションセンサは、マニュアルシャフト20の回転位置を検出し、検出信号を図示しない制御ユニットに出力する。
図10に示すように、パーキングロッドプレート19の上部(先端部)には円形のロッド取り付け孔19aが形成されている。このロッド取り付け孔19aの車両前後方向前側の縁部には、挿入用切り欠き19cが形成されている。このロッド取り付け孔19aには、パーキングロッド18の短軸部18aが、マニュアルシャフト20と平行をなすように挿入されて、抜け止め支持されている。長軸部18bは、出力軸7と平行に延びるように配置される。
パーキングギヤ15とパーキングロックポール16との位置関係は、以下の説明の通りである。図4および図6に示すように、パーキングギヤ15の下方にはパーキングロックポール16が設けられている。このパーキングロックポール16は、パーキングロックポール支持軸16bにより揺動可能に支持されている。パーキングロックポール16の揺動先端部におけるパーキングギヤ15に対向する側には爪部16aが形成されている。爪部16aは、パーキングロックポール16のパーキングギヤ15側への揺動により、パーキングギヤ15の溝部15aに噛み合う。
図5に示すように、パーキングロックポール16の後方にはリテーナ24が設けられている。図4に示すように、リテーナ24には、パーキングロックポール支持軸16b、リターンスプリング支持軸25などが設けられている。図1に示すように、リテーナ24は、第2隔壁11に取り付けられている。
パーキングロックポール支持軸16bは、第2隔壁11とリテーナ24とに支持され、かつパーキングロックポール16を揺動可能に支持している。図4に示すように、リターンスプリング支持軸25は、捩りばねからなるリターンスプリング26を支持している。リターンスプリング26の一端部はパーキングロックポール16の上部に掛かり合って止められている。リターンスプリング26の他端部はリテーナ24に止められている。また、リテーナ24は、ウェッジサポート部材27を支持している。このため、リターンスプリング26は、その一端部によりパーキングロックポール16を下方、すなわち爪部16aをパーキングギヤ15から離隔する方向(解除方向:図8の矢印P方向)に付勢している。
図5に示すように、リテーナ24の第2隔壁11側には、ディテントスプリング22の基端部22aがボルト28で固定されている。ディテントスプリング22は、弾性体としての板ばねからなる。
図4に示すように、リテーナ24は、パーキングロックポール16、リターンスプリング26、ウェッジサポート部材27およびディテントスプリング22が組み付けられた状態で、図5に示すようにボルト29で第2隔壁11の下部および一側部に固定されている。
ウェッジサポート部材27は、パーキングロッド18の長軸部18bの先端をウェッジ17を介して下方から支持する。また、ウェッジサポート部材27は、パーキングロックポール16がリターンスプリング26(図3参照)によりパーキングギヤ15から離隔する方向に押し付けられているときのパーキングロックポール16の位置を規定している。
以下、パーキングロック装置1の動作について簡単に説明する。本実施の形態に係るパーキングロック装置1は、運転者により操作される図示しないシフトレバーに連動している。このシフトレバーがPレンジに操作されると、図5に示すように、マニュアルシャフト20およびパーキングロッドプレート19が矢印R1方向に回転し、パーキングロッド18が矢印A1方向に移動(進動)し、コイルスプリング23が圧縮される。このとき、コイルスプリング23の復元力は、ウェッジ17とパーキングロックポール16との摩擦力およびリターンスプリング26の復元力を上回る。このため、ウェッジ17は、ウェッジサポート部材27とパーキングロックポール16の間に入り込み、ウェッジサポート部材27に下方から支持されながらパーキングロックポール16をパーキングロックポール支持軸16bを軸にして、爪部16aがパーキングギヤ15に接近する方向(噛合方向)に揺動させる。
このとき、パーキングロックポール16の爪部16aがパーキングギヤ15の外周部15bに対向していない場合、パーキングロックポール16の爪部16aが溝部15aに噛み合う。一方、パーキングロックポール16の爪部16aがパーキングギヤ15の外周部15bに対向している場合、パーキングロックポール16はその爪部16aが外周部15bに接触して停止する。このとき、パーキングロッド18はウェッジ17と摺動自在であるため、パーキングロッド18のみが矢印A1方向に移動(進動)する。ウェッジ17はパーキングロックポール16を噛合方向に揺動させる位置まで移動できずにその直前で停止した待機状態となる。待機状態のとき、ウェッジ17が停止するためコイルスプリング23は圧縮される。ウェッジ17は圧縮されたコイルスプリング23によって長軸部18bの先端方向へと付勢される。待機状態で車両100の移動により出力軸7が僅かに回転したとき、溝部15aがパーキングロックポール16の爪部16aに対向している状態になると、待機状態のウェッジ17はコイルスプリング23の付勢力によって、パーキングロックポール16を噛合方向に揺動させる位置に移動するため、パーキングロックポール16の爪部16aが溝部15aに噛み合う。このように出力軸7に設けられたパーキングギヤ15の回転を阻止することによって車輪の回転防止を行う。
一方、図示しないシフトレバーがRレンジ、Nレンジ、Dレンジの何れかに操作されると、図5に示すように、マニュアルシャフト20およびパーキングロッドプレート19が矢印R2方向に回転し、パーキングロッド18およびウェッジ17が矢印A2方向に移動(退動)する。ウェッジ17が退動すると、パーキングロックポール16は、リターンスプリング26の復元力により、ウェッジサポート部材27に規定された位置に戻る。
(ディテント機構)
次に、本実施の形態のパーキングロック装置1に付随するディテント機構について説明する。図5に示すように、ディテント機構は、マニュアルシャフト20に固定されたディテントプレート21と、このディテントプレート21の外周部に弾性的に係合してマニュアルシャフト20を回転方向に位置決めするディテントスプリング22とを有している。このディテントプレート21は、マニュアルシャフト20に一体に固定されている。上述のように、ディテントプレート21は、マニュアルシャフト20の軸線方向に直交する平板形状に形成されており、マニュアルシャフト20から上方に延び、上記パーキングロッドプレート19と平行をなすように設けられている。
図2、図6および図8に示すように、ディテントプレート21の揺動先端の外縁部21cは、マニュアルシャフト20の半径方向において、パーキングロッドプレート19の揺動先端の外縁部19dより外側へ延びている。また、ディテントプレート21は、マニュアルシャフト20の軸線方向においてパーキングロッドプレート19よりも入力軸6および出力軸7の軸心から離れる側に配置される。換言すると、ディテントプレート21は、パーキングロッドプレート19よりもリヤケース4の外周壁9の側面部に近接する側に配置されている。
図5に示すように、ディテントプレート21の外縁部21cには、フロントケース3側(前側)からウェッジ17側に向かって順に、4つの係合溝21p、21r、21n、21dが形成されている。ディテントプレート21の上方には上記ディテントスプリング22が配置されている。ディテントスプリング22の先端部22bは、4つの係合溝21p,21r,21n,21dの何れかに弾性的に係合する。
ディテントスプリング22は、先端部22bが係合溝21p,21r,21n,21dの何れかに弾性的に係合することで、シフトレバーが操作されていないときにマニュアルシャフト20が回転しないようにマニュアルシャフト20の回転位置を保持している。これにより、ディテント機構は、パーキングロック装置1を作動状態または非作動状態に保持する。なお、ディテントスプリング22は、先端部22bが係合溝21p,21r,21n,21dの何れかに弾性的に係合することで、シフトレバーが操作されるときの節度感を発生させている。
[パーキングロック装置の作用・効果]
本実施の形態では、図6に示すように、マニュアルシャフト20の軸方向に直角をなす方向(車両前後方向)から見たときに、パーキングロックポール16とパーキングロッド18との当接部Aが、ディテントプレート21とパーキングロッドプレート19との間に配置される。このため、本実施の形態に係るパーキングロック装置1では、マニュアルシャフト20の軸方向において、パーキングロッドプレート19をパーキングロッド18の短軸部18aの長さを考慮した位置に配置した後、ディテントプレート21をパーキングロッドプレート19の位置に影響を受けずに当接部Aに近接させることができる。(当接部Aはパーキングロッドプレート19とディテントプレート21との間に配置される。)また、ディテントプレート21にパーキングロッド18のロッド取り付け孔19aを配置する必要が無く、ディテントプレート21の形状を小型化できる。したがって、パーキングロック装置1全体を小型化することができる。
また、図1、図7および図9に示すように、本実施の形態では、マニュアルシャフト20の軸方向から見たときに、ロッド取り付け孔19aと凹部21bとが重なる位置に配置されている。すなわち、マニュアルシャフト20の軸方向から見たときに、ロッド取り付け孔19aは、凹部21bの領域(輪郭)内に入るように設定されている。このため、本実施の形態に係るパーキングロック装置1では、ディテントプレート21とパーキングロッドプレート19との配置間隔が狭い場合でも、図10に示す矢印M1のような方向にパーキングロッド18を移動させることで、パーキングロッド18をパーキングロッドプレート19へ簡単に組み付けることができる。
なお、短軸部18aをロッド取り付け孔19aに挿入する際は、抜け止め用突起18cを挿入用切り欠き19cに挿入する。その後、図10に示す矢印M2の方向に回転させることでパーキングロッド18をセットできる。このように、パーキングロッド18を矢印M2の方向に回転させることで、抜け止め用突起18cが挿入用切り欠き19cと異なる位置に変位するため、短軸部18aの抜けが防止される。
このような取り付け構造であるため、パーキングロッド18の短軸部18aの長さが長くても、パーキングロッド18をパーキングロッドプレート19へ確実に支持することができる。ディテントプレート21とパーキングロッドプレート19との間は、本来デッドスペースとなるが、本実施の形態ではパーキングロッド18を容易に組み付けることができるため、配置間隔を狭くすることも可能となる。したがって、本実施の形態では、パーキングロック装置1全体を小型化することができ、延いては自動変速機2の小型化も期することができる。
本実施の形態では、図2および図3に示すように、カウンタ軸8が、トランスミッションケース2A(リヤケース4)を出力軸7の軸方向から見たときに、出力軸7の斜め下方に配置されている。そして、パーキングロック装置1が、出力軸7とカウンタ軸8とが互いに噛み合うギヤ7A,8Aと、リヤケース4の内壁4aとに囲まれる空間14の底部に配置されている。さらに、パーキングロッドプレート19とディテントプレート21とが空間14の上方へ向けて延びるように、マニュアルシャフト20に配置されている。このため、本実施の形態では、マニュアルシャフト20は出力軸7の下方に上下方向に重なる位置に配置されるため、出力軸7の軸方向から見たときに、リヤケース4からマニュアルシャフト20がマニュアルシャフト20の軸方向に突出する長さを抑えることができる。また、マニュアルシャフト20と出力軸7との間に開けられた空間14にパーキングロッドプレート19とディテントプレート21が配置される。したがって、パーキングロック装置1を空間14内に効率的に配置することができ、延いては、パーキングロック装置1および自動変速機2の小型化を達成できる。
本実施の形態では、図6に示すように、ディテントプレート21の外縁部21cは、マニュアルシャフト20の半径方向でパーキングロッドプレート19の外縁部19dよりも外側へ延びている。また、本実施の形態では、ディテントプレート21は、パーキングロッドプレート19に対してマニュアルシャフト20の軸方向で出力軸7の軸心から離れた位置に配置されている。このため、本実施の形態では、出力軸7に近接する側のパーキングロッドプレート19を小さい形状とし、出力軸7と離隔する側のディテントプレート21を大きい形状としたことにより、パーキングロック装置1を出力軸7側により接近して配置することができる。したがって、パーキングロック装置1および自動変速機2の小型化を達成できる。また、本実施の形態では、パーキングロック装置1をリヤケース4の開口部12から組み付けるときにパーキングロッドプレート19側から開口部12に挿入されるため、パーキングロッドプレート19がディテントプレート21よりも小さい形状であることにより、組み付け性を向上することができる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係る自動変速機のパーキングロック装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨の付随する各種の設計変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、変速機としてAMTを適用して説明したが、本発明は、他の構成の変速機に対しても適用可能である。
A 当接部
W 車輪
1 パーキングロック装置
2 自動変速機
4 リヤケース(トランスミッションケース)
4a 内壁
4b シャフト支持部
7 出力軸(駆動軸)
7A ギヤ
8 カウンタ軸
8A ギヤ
11 第2隔壁
12 開口部
14 空間
15 パーキングギヤ
15a 溝部
15b 外周部
16 パーキングロックポール
16a 爪部
17 ウェッジ
18 パーキングロッド
18a 短軸部
18b 長軸部
19 パーキングロッドプレート
19a ロッド取り付け孔
19b 外縁部
19d 外縁部
20 マニュアルシャフト
21 ディテントプレート
21a 外縁部
21b 凹部
21c 外縁部

Claims (3)

  1. 車輪とともに回転する駆動軸に固定されたパーキングギヤと、
    トランスミッションケースに揺動自在に設けられ、前記パーキングギヤの歯と噛み合う爪部を有するパーキングロックポールと、
    前記トランスミッションケースに前記駆動軸と直交して配置され、かつシフト位置に連動して回転するマニュアルシャフトと、
    前記マニュアルシャフトに設けられ、当該マニュアルシャフトの回転方向の位置決めをするディテントプレートと、
    前記マニュアルシャフトに設けられ、ロッド取り付け孔が形成されたパーキングロッドプレートと、
    前記ロッド取り付け孔に挿入される短軸部と前記パーキングロックポールを揺動させるウェッジが配置される長軸部とを有し、前記パーキングロックポールを前記パーキングギヤに対して、前記ウェッジの動作により噛み合い状態と非噛み合い状態とに切り替えるパーキングロッドと、
    を備える自動変速機のパーキングロック装置において、
    前記ディテントプレートは、前記マニュアルシャフトを中心とした半径方向に延びる外縁部に前記マニュアルシャフトの周方向に向けて凹む凹部が形成され、
    前記マニュアルシャフトの軸方向から見たときに、前記ロッド取り付け孔と前記凹部とが重なる位置に配置され、
    前記マニュアルシャフトの軸方向に直角をなす方向から見たときに、前記パーキングロックポールと前記パーキングロッドとの当接部が、前記ディテントプレートとパーキングロッドプレートとの間に配置される
    ことを特徴とする自動変速機のパーキングロック装置。
  2. 前記トランスミッションケースを前記駆動軸の軸方向から見たときに、前記駆動軸の斜め下方にカウンタ軸が配置され、
    前記駆動軸と前記カウンタ軸とに互いに噛み合うギヤが設けられ、
    前記マニュアルシャフトが、互いに噛み合う前記ギヤと前記トランスミッションケースの内壁とに囲まれる空間の底部に配置され、
    前記パーキングロッドプレートと前記ディテントプレートとが前記マニュアルシャフトから前記空間の上方に延びるように配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のパーキングロック装置。
  3. 前記ディテントプレートの前記外縁部は、前記マニュアルシャフトの半径方向で前記パーキングロッドプレートの外縁部よりも外側に延び、
    前記ディテントプレートは前記パーキングロッドプレートに対して前記マニュアルシャフトの軸方向で前記駆動軸の軸心から離れた位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動変速機のパーキングロック装置。
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