JP6303917B2 - 自動変速機のパーキングロック装置 - Google Patents
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Description
ここで、自動変速機2の概略構成を説明する。本実施の形態の自動変速機2は、手動変速機(MT:Manual Transmission)に、変速操作とクラッチ操作を自動で行う自動変速装置を追加することで自動変速を可能にしたAMT(Automated Manual Transmission)と称される自動変速機である。この手動変速機には、平行軸歯車式変速機構が用いられている。なお、本実施の形態では、自動変速機としてAMTを適用して説明するが、本発明は、他の構成の自動変速機に対しても適用可能である。
本実施の形態に係るパーキングロック装置1について説明する。図4に示すように、パーキングロック装置1は、パーキングギヤ15と、パーキングロックポール16と、ウェッジ17と、パーキングロッド18と、パーキングロッドプレート19と、マニュアルシャフト20と、ディテントプレート21と、ディテントスプリング22と、を備えている。
以下、本実施の形態に係るパーキングロック装置1の取り付け構造について説明する。図2に示すように、リヤケース4の底部の内壁4aには、上方、すなわち内側に向かって突出するシャフト支持部4bが形成されている。シャフト支持部4bは、出力軸7の軸線方向に延びるように形成されている。シャフト支持部4bの前側の端部は、マニュアルシャフト20を回転自在に支持しており、シャフト支持部4bにおける後側の端部は、第2隔壁11に一体に連結している。
次に、本実施の形態のパーキングロック装置1に付随するディテント機構について説明する。図5に示すように、ディテント機構は、マニュアルシャフト20に固定されたディテントプレート21と、このディテントプレート21の外周部に弾性的に係合してマニュアルシャフト20を回転方向に位置決めするディテントスプリング22とを有している。このディテントプレート21は、マニュアルシャフト20に一体に固定されている。上述のように、ディテントプレート21は、マニュアルシャフト20の軸線方向に直交する平板形状に形成されており、マニュアルシャフト20から上方に延び、上記パーキングロッドプレート19と平行をなすように設けられている。
本実施の形態では、図6に示すように、マニュアルシャフト20の軸方向に直角をなす方向(車両前後方向)から見たときに、パーキングロックポール16とパーキングロッド18との当接部Aが、ディテントプレート21とパーキングロッドプレート19との間に配置される。このため、本実施の形態に係るパーキングロック装置1では、マニュアルシャフト20の軸方向において、パーキングロッドプレート19をパーキングロッド18の短軸部18aの長さを考慮した位置に配置した後、ディテントプレート21をパーキングロッドプレート19の位置に影響を受けずに当接部Aに近接させることができる。(当接部Aはパーキングロッドプレート19とディテントプレート21との間に配置される。)また、ディテントプレート21にパーキングロッド18のロッド取り付け孔19aを配置する必要が無く、ディテントプレート21の形状を小型化できる。したがって、パーキングロック装置1全体を小型化することができる。
以上、本発明の実施の形態に係る自動変速機のパーキングロック装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨の付随する各種の設計変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、変速機としてAMTを適用して説明したが、本発明は、他の構成の変速機に対しても適用可能である。
W 車輪
1 パーキングロック装置
2 自動変速機
4 リヤケース(トランスミッションケース)
4a 内壁
4b シャフト支持部
7 出力軸(駆動軸)
7A ギヤ
8 カウンタ軸
8A ギヤ
11 第2隔壁
12 開口部
14 空間
15 パーキングギヤ
15a 溝部
15b 外周部
16 パーキングロックポール
16a 爪部
17 ウェッジ
18 パーキングロッド
18a 短軸部
18b 長軸部
19 パーキングロッドプレート
19a ロッド取り付け孔
19b 外縁部
19d 外縁部
20 マニュアルシャフト
21 ディテントプレート
21a 外縁部
21b 凹部
21c 外縁部
Claims (3)
- 車輪とともに回転する駆動軸に固定されたパーキングギヤと、
トランスミッションケースに揺動自在に設けられ、前記パーキングギヤの歯と噛み合う爪部を有するパーキングロックポールと、
前記トランスミッションケースに前記駆動軸と直交して配置され、かつシフト位置に連動して回転するマニュアルシャフトと、
前記マニュアルシャフトに設けられ、当該マニュアルシャフトの回転方向の位置決めをするディテントプレートと、
前記マニュアルシャフトに設けられ、ロッド取り付け孔が形成されたパーキングロッドプレートと、
前記ロッド取り付け孔に挿入される短軸部と前記パーキングロックポールを揺動させるウェッジが配置される長軸部とを有し、前記パーキングロックポールを前記パーキングギヤに対して、前記ウェッジの動作により噛み合い状態と非噛み合い状態とに切り替えるパーキングロッドと、
を備える自動変速機のパーキングロック装置において、
前記ディテントプレートは、前記マニュアルシャフトを中心とした半径方向に延びる外縁部に前記マニュアルシャフトの周方向に向けて凹む凹部が形成され、
前記マニュアルシャフトの軸方向から見たときに、前記ロッド取り付け孔と前記凹部とが重なる位置に配置され、
前記マニュアルシャフトの軸方向に直角をなす方向から見たときに、前記パーキングロックポールと前記パーキングロッドとの当接部が、前記ディテントプレートとパーキングロッドプレートとの間に配置される
ことを特徴とする自動変速機のパーキングロック装置。 - 前記トランスミッションケースを前記駆動軸の軸方向から見たときに、前記駆動軸の斜め下方にカウンタ軸が配置され、
前記駆動軸と前記カウンタ軸とに互いに噛み合うギヤが設けられ、
前記マニュアルシャフトが、互いに噛み合う前記ギヤと前記トランスミッションケースの内壁とに囲まれる空間の底部に配置され、
前記パーキングロッドプレートと前記ディテントプレートとが前記マニュアルシャフトから前記空間の上方に延びるように配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のパーキングロック装置。 - 前記ディテントプレートの前記外縁部は、前記マニュアルシャフトの半径方向で前記パーキングロッドプレートの外縁部よりも外側に延び、
前記ディテントプレートは前記パーキングロッドプレートに対して前記マニュアルシャフトの軸方向で前記駆動軸の軸心から離れた位置に配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載の自動変速機のパーキングロック装置。
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JP2014168337A Active JP6303917B2 (ja) | 2014-08-21 | 2014-08-21 | 自動変速機のパーキングロック装置 |
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2014
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