JP2003261802A - インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵 - Google Patents

インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵

Info

Publication number
JP2003261802A
JP2003261802A JP2002065019A JP2002065019A JP2003261802A JP 2003261802 A JP2003261802 A JP 2003261802A JP 2002065019 A JP2002065019 A JP 2002065019A JP 2002065019 A JP2002065019 A JP 2002065019A JP 2003261802 A JP2003261802 A JP 2003261802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
parts
sodium
membrane
purified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002065019A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakamura
浩之 中村
Nobuyuki Kitaoka
伸之 北岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Ink Co Ltd filed Critical Pilot Ink Co Ltd
Priority to JP2002065019A priority Critical patent/JP2003261802A/ja
Publication of JP2003261802A publication Critical patent/JP2003261802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間使用しても、初期の印字性能を保持す
ることができ、安全且つ明瞭な像を食品や卵、医薬品等
に形成できるインクジェット用インキを提供する。 【解決手段】 精密濾過により精製された鉄クロロフィ
ンナトリウム及び/又は銅クロロフィンナトリウムから
選ばれる食用色素と、水とから少なくともなるインクジ
ェット用インキにおいて、前記精密濾過として、セラミ
ック膜又はポリプロピレン膜を用いたクロスフロー方式
を採用したインクジェット用インキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット用イ
ンキに関する。更に詳細には、食品や卵の殻、医薬品、
医薬部外品、化粧品、飼料、或いは、これらの包装体等
への印刷に適した可食性のインクジェット用インキに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット方式による印
刷は高速印刷が可能であり、製版工程を省略できるため
急速に普及している。また、物品に非接触状態で印刷が
可能なため、凹凸を有したり、表面が柔軟性を示した
り、或いは不定形の物品にも印刷が可能であり、特に食
品、医薬品、医薬部外品、化粧品、飼料等への適用が注
目されつつある。なかでも、卵の殻表面に賞味期限等を
印字して消費者に安全衛生に関わる情報を提供して、食
中毒の発生を未然に防止する要望が高まっている。前記
した要件を満たすインキとしては、着色剤として食用色
素を用いたインクジェット用インキが開示されている
(特公昭60−31871号公報、特開平11−130
996号公報)。前記インキに用いられる食用色素とし
て用いられる色素のうち、鉄クロロフィリンナトリウム
や銅クロロフィリンナトリウムは天然物由来の食用色素
で安全性に優れ、しかも緑色を呈することから、食品、
医薬品、医薬部外品、化粧品、飼料等に印字しても嫌悪
感を与えない像を形成できる利点を有する反面、色素中
に繊維質、脂質等の不純物が多く含まれているため、安
定性に乏しく、長期にわたり初期と同等の印字性能を維
持し難い。そのため、特開2000−297239号公
報には、アセトン、n−ヘキサン、エタノール、石油エ
ーテル等の溶剤による洗浄精製、または限外濾過及び逆
浸透膜による濾過精製を行なった色素を用いる方法が開
示されている。しかしながら、溶剤による洗浄を行なっ
た場合、食品添加物に認可されていない溶剤が混入して
しまうため食品衛生上好ましくない。また、限外濾過及
び逆浸透膜による精製を行なった場合、濾過膜の目が細
かすぎるためにすぐに目詰まりを起こしてしまい頻繁に
濾過膜を交換する必要があるため、生産効率が悪いと共
にコスト的にも問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来のインクジェット用インキの問題点を解消するもので
あって、即ち、食用色素の精製時に有機溶剤を使用せ
ず、更に濾過膜の目詰まりを生じることもない精製方法
を用いることで、長時間連続印字を行なっても、インク
ジェットプリンターの目詰まりを生じることなく、安定
した印字性能を保持できると共に、食品衛生的にも優れ
たインクジェット用インキを提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記問題点
を解消すべく鋭意研究した結果、前記不純物を効率良く
除去する手段として、特定の精密濾過を行なうことを見
出した。即ち、精密濾過により精製された鉄クロロフィ
リンナトリウム及び/又は銅クロロフィリンナトリウム
から選ばれる食用色素と、水とから少なくともなるイン
クジェット用インキにおいて、前記精密濾過がセラミッ
ク膜又はポリプロピレン膜を用いたクロスフロー方式の
精密濾過であることを要件とする。更には、卵殻表面に
前記インクジェット用インキにより像を形成した卵を要
件とする。
【0005】食用色素として本発明に用いられる鉄クロ
ロフィリンナトリウム及び銅クロロフィリンナトリウム
は、天然物から調製されるため安全性に優れており、食
品、医薬品、医薬部外品、化粧品、飼料等に印字される
インキに広く用いられている。しかし、色素中に繊維
質、脂質等の不純物を多く含んでいるため、安定性に乏
しいとともに、インクジェットに用いられる場合にはノ
ズルの目詰まりを起こすことがある。本発明者らは、膜
材としてセラミック膜又はポリプロピレン膜を用いたク
ロスフロー方式の精密濾過で精製した鉄クロロフィリン
ナトリウム及び/又は銅クロロフィリンナトリウムを着
色剤として配合したインクジェット用インキが、安定性
が著しく向上し、又、インクジェットプリンターに長期
間適用した場合もノズルの目詰まりが発生しにくいこと
を見いだし、本発明を完成した。更に、前記セラミック
膜に用いられるセラミック材料としては、αアルミナを
主原料として合成されたものが好ましい。
【0006】前記セラミック、又はポリプロピレンを用
いた膜材は、0.05〜10μmの膜孔径を有し、キャ
ピラリー(中空糸)状、もしくは管状に形成されてい
る。前記精密濾過は、膜材を多数本束ねたフィルターを
用いて、内圧型のクロスフロー方式で行われる。膜孔径
が0.05μm以下の膜材は、微細な不純物を除去する
ことはできるが、目詰まりを起こしやすく生産効率が悪
くなる。また、膜孔径が10μm以上を有するものであ
れば、目詰まりを起すことなく、効率良く濾過できる
が、色素中に含まれる不純物を充分に除去することがで
き難い。
【0007】前記食用色素は、インキ組成中0.1〜1
0重量%の範囲で使用できる。含有量が、0.1重量%
より少ないと、印字濃度が不充分であり、10重量%を
越えると溶解性を損なうこともある。
【0008】また、必要に応じてインキの印字の密着性
を強めるために水溶性樹脂を用いることもできる。前記
樹脂としては、セラック、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸
プロピレングリコールエステル、デンプングリコール酸
ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム、ポリ
アクリル酸ナトリウム、プルラン、アラビアガム、エス
テルガム、ペクチン、ジュランガム、キサンタンガム、
カラギーナン等が挙げられる。特に、前記インキを用い
て卵殻表面に像を形成する場合、ペクチン、ジュランガ
ム、カラギーナンから選ばれるゲルを形成する水溶性樹
脂を用いることにより、卵殻のカルシウムイオンと三次
元ゲル構造を形成して卵殻表面に形成した像が滲むこと
なく、しかも、インキは卵内部まで浸透することがな
い。更に、印字した像は耐水性に優れ、水に濡れても色
素が溶出せず、茹でた場合も熱湯に色素が溶出して茹で
汁が着色することのない安全性に優れた卵殻用インクジ
ェットインキが得られる。
【0009】また、インクジェットの先端のノズルが乾
燥により目詰まりを起こさないような適正量の湿潤剤を
配合することができる。具体的にはグリセリン、プロピ
レングルコール、ソルビトール、その他の可食性溶媒が
挙げられ、一種または、二種以上を組み合わせて使用で
きる。
【0010】その他、必要に応じて保存剤を添加するこ
とができる。前記保存剤としては、安息香酸、安息香酸
ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒド
ロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パ
ラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸エ
チル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸
プロピル、プロピオン酸、プロピオン酸カルシウム、プ
ロピオン酸ナトリウム等が挙げられる。また、炭酸ナト
リウムなどのpH調整剤、ショ糖エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の界
面活性剤、シリコーン系の消泡剤も必要に応じて使用で
きる。
【0011】本発明のインクジェット用インキの物理的
特性としては、インクジェットプリンターの種類にもよ
るが、20℃における粘度を1〜10mPa・sの範囲
に、表面張力を25mN/m以上に、電導度を0.1〜
20mS/cmの範囲に調整することが好ましい。
【0012】前記インクジェット用インキは、食品、医
薬品、医薬部外品、化粧品、飼料、或いは、これらの包
装体に好適に像を形成できる。前記食品としては、クッ
キー、ビスケット、パイ、チョコレート、キャンデー、
キャラメル、チューイングガム、ゼリー、煎餅、おこ
し、ポテトチップス等のお菓子類、バナナ、ミカン、り
んご、レモン等の果物類、チーズ、バター等の乳製品、
卵、ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ等を例示で
き、包装体としては、前記食品、乳酸飲料、果汁飲料、
清涼飲料水、ワイン、豆乳等の飲料品、ジャム、シロッ
プ漬け等のペースト類、各種レトルト食品、冷凍食品等
の包装(容器)が挙げられる。医薬品としては、錠剤や
カプセル剤、医薬部外品としては、ガーゼ、マスクを例
示でき、包装体としては、前記医薬品、医薬部外品、ド
リンク剤、うがい薬、歯磨き、口中清涼剤等の包装(容
器)が挙げられる。化粧品の包装体としては、スキンロ
ーション、クリーム類、口紅、マニキュア等の包装(容
器)が挙げられる。飼料としては、ドッグフード、キャ
ットフード、観賞魚の餌、家畜飼料、養殖魚の餌等が挙
げられ、包装体としては、前記飼料包装(容器)が挙げ
られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット用インキ
は、予めセラミック膜又はポリプロピレン膜を用いたク
ロスフロー方式の精密濾過により精製された鉄クロロフ
ィリンナトリウム又は銅クロロフィリンナトリウム、
水、必要により湿潤剤、水溶性樹脂、その他各種添加剤
を加えて混合、攪拌し、更に必要に応じて加温すること
で得られる。前記方法で得られたインクジェット用イン
キは、連続方式やドロップ・オン・デマンド方式のイン
クジェットプリンターに充填され使用される。
【0014】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明は、これらの
実施例によって何ら限定されるものでない。尚、実施例
中の部は重量部を示す。
【0015】実施例1 鉄クロロフィリンナトリウムの精製 ポリプロピレンから成り、0.2μmの膜孔径を有する
キャピラリー状及び管状の膜を多数本束ねた濾過膜を使
用した内圧型のクロスフロー精密濾過モジュールで、鉄
クロロフィリンナトリウム水溶液を濾過することにより
精製した。
【0016】 インキの調製 精製済鉄クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 アルギン酸ナトリウム 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、撹拌して均一に溶解した後、1μ
mのメンブランフィルターにより濾過することでインク
ジェット用インキを調製した。
【0017】実施例2 銅クロロフィリンナトリウムの精製 αアルミナを主原料としたセラミック製の膜で、0.2
μmの膜孔径を有するキャピラリー状及び管状であるも
のを多数本束ねた濾過膜を使用した内圧型のクロスフロ
ー精密濾過モジュールで、銅クロロフィリンナトリウム
水溶液を濾過することにより精製した。
【0018】 インキの調製 精製済銅クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 アルギン酸ナトリウム 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、加熱撹拌して均一に溶解した後、
1μmのメンブランフィルターにより濾過することでイ
ンクジェット用インキを調製した。
【0019】実施例3 鉄クロロフィリンナトリウムの精製 αアルミナを主原料としたセラミック製の膜で、1μm
の膜孔径を有するキャピラリー状及び管状であるものを
多数本束ねた濾過膜を使用した内圧型のクロスフロー精
密濾過モジュールで、鉄クロロフィリンナトリウム水溶
液を濾過することにより精製した。
【0020】 インキの調製 精製済鉄クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 カラギーナン 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、加熱撹拌して均一に溶解した後、
2μmのメンブランフィルターにより濾過することでイ
ンクジェット用インキを調製した。
【0021】実施例4 銅クロロフィリンナトリウムの精製 ポリプロピレンから成り、5μmの膜孔径を有するキャ
ピラリー状及び管状の膜を多数本束ねた濾過膜を使用し
た内圧型のクロスフロー精密濾過モジュールで、銅クロ
ロフィリンナトリウム水溶液を濾過することにより精製
した。
【0022】 インキの調製 精製済銅クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 ジュランガム 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、撹拌して均一に溶解した後、5μ
mのメンブランフィルターにより濾過することでインク
用ジェットインキを調製した。
【0023】 比較例1 未精製鉄クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 アルギン酸ナトリウム 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、実施例1と同様の方法にてインキ
を調製した。
【0024】 比較例2 未精製銅クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 アルギン酸ナトリウム 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、実施例2と同様の方法にてインキ
を調製した。
【0025】 比較例3 未精製鉄クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 カラギーナン 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、実施例3と同様の方法にてインキ
を調製した。
【0026】 比較例4 未精製銅クロロフィリンナトリウム(10%水溶液) 15.0部 プロピレングリコ−ル 10.0部 ジュランガム 0.1部 ソルビン酸カリウム 0.1部 炭酸ナトリウム 0.1部 イオン交換水 74.7部部 合計 100.0部 前記配合物を混合し、実施例4と同様の方法にてインキ
を調製した。
【0027】性能試験 実施例及び比較例で調製した試料インキ100gを室温
で3ヵ月保管し、以下の試験を行った。試験結果を以下
の表に示す。
【0028】
【表1】
【0029】テスト項目については、残渣試験、印字に
よる色調試験を行った。各試験項目の評価を以下に示
す。 残渣試験 経時後の試料インキ100gを5μmのメンブランフィ
ルタ−で濾過し、残渣の有無を確認した。 ○:残渣はみられない。 ×:残渣があり、濾過が出来ない。
【0030】印字による色調試験 経時後の試料インキをインクジェットプリンタ−で印字
し、初期の印字物と比較した。 ○:殆ど色調に変化がみられない。 ×:変色し、濃度低下している。
【0031】
【発明の効果】本発明において、予めセラミック膜又は
ポリプロピレン膜を用いたクロスフロー方式の精密濾過
を行なった鉄クロロフィンナトリウム、銅クロロフィン
ナトリウムを用いることにより、長期間使用しても、初
期の印字性能を保持することができるインクジェット用
インキを提供できる。また、前記インキによって安全且
つ明瞭な像を形成した商品性の高い食品や卵、医薬品等
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA19 FC01 2H086 BA11 BA53 BA55 4B042 AC10 AD40 AE03 AG07 AH09 AP30 4D006 GA07 MA01 MA02 MC03 MC23 PA01 PB34 PC11 PC41 4J039 AB01 AB02 BC59 BE02 BE12 BE22 CA03 EA45 EA46 GA24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精密濾過により精製された鉄クロロフィ
    リンナトリウム及び/又は銅クロロフィリンナトリウム
    から選ばれる食用色素と、水とから少なくともなるイン
    クジェット用インキにおいて、前記精密濾過がセラミッ
    ク膜又はポリプロピレン膜を用いたクロスフロー方式の
    精密濾過であることを特徴とするインクジェット用イン
    キ。
  2. 【請求項2】 卵殻表面に請求項1記載のインクジェッ
    ト用インキにより像を形成した卵。
JP2002065019A 2002-03-11 2002-03-11 インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵 Pending JP2003261802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065019A JP2003261802A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065019A JP2003261802A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003261802A true JP2003261802A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29197529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002065019A Pending JP2003261802A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003261802A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236279A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Union Chemicar Co Ltd 可食性インクジェットインク組成物
CN106366766A (zh) * 2016-08-31 2017-02-01 张文涛 一种用于药品包装的防伪水性油墨及其制备方法
CN108497334A (zh) * 2018-04-25 2018-09-07 河南科技大学 一种以工业鸡蛋壳为钙源的高钙发酵羊肉烤肠及制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225261A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 チバ‐ガイギ アクチエンゲゼルシヤフト 水溶性有機染料製剤の製造方法
JPS6443305A (en) * 1987-08-10 1989-02-15 Fuji Photo Film Co Ltd Cross flow type filtration process
JP2000297239A (ja) * 1999-04-16 2000-10-24 Toyo Ink Mfg Co Ltd インクジェットインキ、それを用いた卵殻へのマーキング方法、ならびにマーキングした卵
JP2001031897A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Pilot Ink Co Ltd 卵殻用インクジェットインキ
JP2001172533A (ja) * 1999-12-21 2001-06-26 Pilot Ink Co Ltd インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵
JP2002011332A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Kuraray Co Ltd 内圧式のクロスフロー濾過方法および濾過装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225261A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 チバ‐ガイギ アクチエンゲゼルシヤフト 水溶性有機染料製剤の製造方法
JPS6443305A (en) * 1987-08-10 1989-02-15 Fuji Photo Film Co Ltd Cross flow type filtration process
JP2000297239A (ja) * 1999-04-16 2000-10-24 Toyo Ink Mfg Co Ltd インクジェットインキ、それを用いた卵殻へのマーキング方法、ならびにマーキングした卵
JP2001031897A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Pilot Ink Co Ltd 卵殻用インクジェットインキ
JP2001172533A (ja) * 1999-12-21 2001-06-26 Pilot Ink Co Ltd インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵
JP2002011332A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Kuraray Co Ltd 内圧式のクロスフロー濾過方法および濾過装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236279A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Union Chemicar Co Ltd 可食性インクジェットインク組成物
CN106366766A (zh) * 2016-08-31 2017-02-01 张文涛 一种用于药品包装的防伪水性油墨及其制备方法
CN108497334A (zh) * 2018-04-25 2018-09-07 河南科技大学 一种以工业鸡蛋壳为钙源的高钙发酵羊肉烤肠及制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4520305B2 (ja) 食用被印刷物にインクジェット印刷するための食用インク
US20100166934A1 (en) Edible inks
RU2343174C2 (ru) Водные чернила для печати на кондитерских изделиях
US20100047415A1 (en) Ink-jettable flavored fluids for printing on edible substrates
AU2014230931B2 (en) Inkjet printing with edible ink
JP2010047625A (ja) 可食性インクジェットインク組成物
US7431956B2 (en) Food grade colored fluids for printing on edible substrates
US20080032011A1 (en) Flavored and Edible Colored Fluids for Printing on Edible Substrates and Precision Deposition Thereof
JP2008285519A (ja) 可食性インクジェット用インク組成物
JPH09302294A (ja) インクジェット印刷用可食性インキ
JP6120910B2 (ja) インクジェットインク、その作製方法及びその印字方法
CN103275547A (zh) 一种在巧克力表面喷墨印刷用的可食用油墨及其制备方法
JP2006169301A (ja) 可食性インクジェットインク組成物
JP2004168880A (ja) インクジェット用インキ
JP2003261802A (ja) インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵
JP3873519B2 (ja) インクジェットインキの製造方法、インクジェットインキ及びその利用
WO1997036503A1 (fr) Aliments contenant des colorants hydrosolubles stabilises
WO2010055949A1 (ja) モルトエキス及びその調製方法
JP2002105369A (ja) インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵
AU2018249530B2 (en) Coating composition and method of making and using the same
CN101016444A (zh) 一种玉米糖浆在制备动物蛋白胶中的应用
JP2001172533A (ja) インクジェット用インキ及びそれを用いて卵殻表面に像を形成した卵
WO2008003069A2 (en) Flavored and edible colored fluids for printing on edible substrate
JP4961089B2 (ja) 赤ダイコン色素液製剤
WO2023219790A1 (en) Edible primer layer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081118