JP2003260772A - 三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体

Info

Publication number
JP2003260772A
JP2003260772A JP2002064749A JP2002064749A JP2003260772A JP 2003260772 A JP2003260772 A JP 2003260772A JP 2002064749 A JP2002064749 A JP 2002064749A JP 2002064749 A JP2002064749 A JP 2002064749A JP 2003260772 A JP2003260772 A JP 2003260772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid
grid pattern
intersection
printing
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002064749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4338933B2 (ja
Inventor
Noriaki Ota
則明 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa KK
Original Assignee
Kyowa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa KK filed Critical Kyowa KK
Priority to JP2002064749A priority Critical patent/JP4338933B2/ja
Publication of JP2003260772A publication Critical patent/JP2003260772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4338933B2 publication Critical patent/JP4338933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】三次元形状物に印刷されたものに歪みが生じな
いよう、基準格子パターンと歪み格子パターンとの交点
の座標の対応関係に基づいて、平面体の表面に作成した
原画を版下用のイメージに画像変換した補正版下をつく
るときに、歪み格子パターンをデジタルカメラ等で撮影
して入力すると、交点に膨らみが生じるため交点を正確
に検出できず、結果として正確な補正版下を作成するこ
とができなかった。 【解決手段】デジタルカメラ等で撮影して入力した歪み
格子パターンのデジタルデータの格子を横線と縦線毎に
分割抽出し、各線を一定の範囲の線幅に補正した後に合
成して格子として再表示し、再表示した格子に基づいて
交点を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷面が球形、
円筒形等の非平面である三次元形状物に印刷するため
の、三次元形状物の印刷用版下イメージの作成方法、並
びに作成プログラム及び作成プログラムが記憶された記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷された三次元形状物を得るために
は、版下を用いて、プラスチックや金属等で構成される
フィルム、シート、シール等の平面の被印刷物に印刷し
た後に、被印刷物がフィルムやシートの場合には、その
被印刷物をインサート成形、真空成形、圧縮成形、塑性
変形等により所望の三次元形状物を形成し、被印刷物が
シールの場合には、シールを三次元形状物に貼る。或い
は、予め成形された三次元形状物に、版下を用いて、パ
ット印刷、シルク印刷、オフセット印刷等の印刷方法に
より印刷する。上記のいずれの方法を利用しても、版下
が平面であることから、版下に所望の正確なデザイン
(図形や文字)が形成されていても、三次元形状物に印
刷されたデザインには、その三次元形状物の形状に追従
した形で歪みが生ずる。従来は、三次元形状物に印刷さ
れたものに歪みが生じないよう、熟練工の感と経験によ
り、印刷トライ及び版下修正、更に場合によっては三次
元形状物の変形度合いの修正を繰り返して、所望のデザ
インが三次元形状物に印刷されるように努力がなされて
いた。従って、版下のデザインや三次元形状物の形状を
考えてから、それを完成させるまでにはかなりの時間が
かかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、最近では、複
数の基準点をもった基準格子パターンと、これを成形品
に合わせて三次元に成形することにより形成された歪み
格子パターンにおける座標の位置関係を利用して、平面
体の表面に作成した原画を画像変換することにより版下
用のイメージを作成することが提案されている。しかし
ながら、歪み格子パターンをデジカメ等で撮影した場合
には交点部に膨らみが生じたデジタルデータとなり、線
の認識が困難となり、その結果交点の正確な探索も困難
となる。それ故、本発明は、上記課題を解決する、歪み
格子パターンのデジタルデータの格子を簡単な方法で補
正した上で交点を探索することを特徴とするコンピュー
タを利用した三次元形状物の印刷用版下イメージの作成
方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムが記憶
された記憶媒体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、基準格子パターンが描画された
二次元フィルムを成形品に合わせて三次元に成形するこ
とにより形成された歪み格子パターンを第1の二次元座
標系に入力してデジタルデータの格子を作成する段階
と、前記デジタルデータの格子を補正してから交点部の
膨らみを除く段階と、補正されたデジタルデータの格子
に基づいて各交点の座標を求める段階と、第2の二次元
座標系で基準格子パターンの各交点の座標を求める段階
と、前記基準格子パターンと前記歪み格子パターンにお
ける各交点の座標の対応関係に基づいて、前記歪み格子
パターンの3つの点を頂点とする三角形領域内の点に適
用される歪みの逆計算補正式を導出する補正式導出段階
と、所望の版下原画を前記歪み格子パターンに重ねる段
階と、前記所望の版下原画を画定する各点に対して、そ
れらを包囲する三角形領域に対応する前記歪みの逆計算
補正式を適用することにより、第2の二次元座標系で定
義される印刷用補正版下イメージを求める段階とを備え
ることを特徴とする三次元形状物の印刷用補正版下イメ
ージの作成方法である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載の三次元
形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法において、
デジタルデータの格子を補正する段階では、デジタルデ
ータの格子の交点部における横線の線幅をその横線全体
の最多線幅と一致させ、且つ縦線の線幅をその縦線全体
の最多線幅と一致させることを特徴とする作成方法であ
る。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
三次元形状物の印刷用版下イメージの作成方法におい
て、所望の版下原画をベクトルデータとして入力した場
合には、三角形領域内に少なくとも1つのベクトルが存
在するように分割することにより、原画を構成する点を
増やすことを特徴とする作成方法である。
【0007】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか記載の三次元形状物の印刷用版下イメージの作成方
法において、補正式を導出する段階で、基準格子パター
ンのある格子領域内に任意に1点を設定し、前記1点に
対応する歪み格子パターン内での指定点をそれを包囲す
る格子領域の交点部との位置関係に基づいて、歪み格子
パターンの各格子領域が基準格子パターンのどの格子領
域に対応するのかを示すアドレスを設定し、このアドレ
スに基づいて、所望の版下原画を構成する各点に適応す
る補正式を決めることを特徴とする作成方法である。
【0008】請求項5の発明は、コンピュータに請求項
1から4のいずれか記載の三次元形状物の印刷用版下イ
メージの作成方法を実行させるための作成プログラムで
ある。
【0009】請求項6の発明は、コンピュータに請求項
1から4のいずれか記載の三次元形状物の印刷用版下イ
メージの作成方法を実行させるための作成プログラムが
記憶されたコンピュータ読取り可能な記憶媒体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1に示すフローチャートに従って、図面を用いながら説
明する。この実施の形態では、プラスチック製平面フィ
ルムに印刷した後に半球状(上方が凸)に三次元成形す
る。図2に示すように、フィルムには、多数の横線と縦
線で構成された、基準格子パターンが描かれている。縦
線と横線の線幅及び間隔は同じである。図3は、フィル
ムを半球状(上方が凸)に三次元成形した後の成形済み
フィルムの歪み格子パターンを示す。この歪み格子パタ
ーンでは、縦線と横線が歪んでいる。基準格子パターン
と歪み格子パターンを、フィルムの中心点と、左右上下
方向が一致するよう重ね合わせた状態を表示すると、図
4のようになる。
【0011】歪み格子パターンから、デジタルデータの
格子を作成する段階では、先ず、フィルム上に形成され
た歪み格子パターンをイメージとして二次元直交座標系
(1mm単位)に入力する。イメージ入力手段は、実際
のイメージを読み込んで二次元のデジタルデータを出力
できるものであればよく、デジタルカメラ、スキャナ等
でもよいし、また、外部のデジタルカメラ、スキャナ等
と接続するための入力端子でもよい。なお、歪み格子パ
ターンの入力イメージは階調をもっているので濃度の平
均値を境に二値化処理される。図5(A)は、二値化処
理後のデジタルデータの格子を表示したものであり、座
標上に定義される単位座標としての単位正方形(1mm
×1mm)が黒になっている部分で構成されている。
【0012】先ず、以下の手順で、デジタルデータの格
子の交点部の膨らみを除く。図5(B)は図5(A)の
左上の交点部の拡大図である。図5(B)に示すよう
に、交点部には、膨らみが出ている。従って、横線(格
子線)と縦線(格子線)をそれぞれ線毎に補正し、補正
した線を重ねることで交点部の膨らみを除く。横線に関
して説明すると、先ず、横線の輪郭を探索する。
【0013】図6及び図7に示すように、各単位正方形
について調査する。以下、横方向の単位正方形の並びを
行とし、縦方向の単位正方形の並びを列とする。列毎に
調査し、自身は黒で、その左右の単位正方形が黒で、そ
の上方の単位正方形が白で、その下方の単位正方形が黒
のときは、上の輪郭である。例えば、a、b、cの符号
が付された単位正方形はいずれも黒であるが、aは左の
単位正方形が白なので輪郭ではなく、bは左右の単位正
方形が両方とも黒で、上方の単位正方形が白で下方の単
位正方形が黒なので輪郭ではなく、cは左の単位正方形
が白なので輪郭ではない。また、自身は黒で、その左右
の単位正方形が黒で、その上方の単位正方形が黒で、そ
の下方の単位正方形が白のときは、下の輪郭である。例
えば、d、e、fの符号が付された単位正方形はいずれ
も黒であり、左右の単位正方形が両方とも黒で、上の単
位正方形が黒で下の単位正方形が白なのでいずれも輪郭
となる。図7で○の付いたものが上の輪郭であり、◎の
付いたものが下の輪郭である。上記の処理により輪郭を
検出する。
【0014】横線の線幅(W)を算出する。単位正方形
を列毎に探索し、黒を検出したら、白を検出するまで黒
の数を数える。この黒の数を横線の線幅(W)とする。
例えば、単位正方形bとeとにより挟まれる部分の線幅
は5個である。列毎に上記の手法により線幅(W)を算
出し、その結果に基づいて、各線幅(W)の合計個数を
算出する。図8は、各線幅(W)の合計個数を算出した
結果を示す表である。そして、一番個数が多い最多線幅
(W)を横線の「修正線幅」とする。図8の表によれ
ば、線幅(W)が5個のものが75と最も多いことか
ら、修正線幅は5個である。
【0015】横線の線幅を修正する。単位正方形を列毎
に探索し、上下方向に、上の輪郭と下の輪郭を対で検出
した場合には上下輪郭とそれらに挟まれた単位正方形を
黒にする。上の輪郭のみ検出した場合には上の輪郭とそ
の下方の単位正方形を修正線幅になる分だけ黒にする。
下の輪郭のみ検出された場合には下の輪郭とその上方の
単位正方形を修正線幅になる分だけ黒にする。なお、上
の輪郭も下の輪郭マークも検出しない場合にはその列全
体が白になる。
【0016】その結果、図9(図7の一部分に対応)に
示すように、aを含む列は、aが黒から白に変わる。b
とeを含む列は変わらない。図示しないが、cを含む線
幅部分は全て白に変わる。図10は、上記手法で修正し
た横線の内の一本を抽出して表示したものである。ここ
では、理解の便宜のために、黒と指定した単位正方形
中、輪郭となるものは黒色で示し、それ以外は灰色で示
している。上記手法で横線の線幅を修正すると、図10
で示されるように、横線は幾つかの部分で分断されてい
る。即ち、短横線の集合体となっているのでこれを一本
の横線にする。
【0017】先ず、孤立部を削除する。短横線毎にその
長さ(L)として行方向の単位正方形の数を算出する。
線の長さ(L)が1個又は2個の場合にはその短横線を
孤立部として検出して、これを削除する。図11は、孤
立部を削除した後の横線である。
【0018】次に、各短横線を繋ぐ。左の短横線と右の
短横線を単位正方形1個以上の線幅を有する連結線で結
べる場合には、その連結線で結ぶ。図12(A)では連
結線を灰色で示す。そして、連結線の線幅が修正線幅
(W)より2個以上少ない場合には、その直上と直下の
単位正方形の列をそれぞれ1列ずつ増やして、修正線幅
又は修正線幅より1個少ない線幅までもっていく。図1
2(B)では、増やした線幅分を補正線幅として斜線で
示す。
【0019】図12(C)に示すように、左右の短横線
を結べない場合には、即ち、連結線の線幅を増やして、
連結線の最上行が右又は左の短横線中上方に位置する短
横線の最下行と一致し、連結部の最下行が下方に位置す
る短横線の最上行と一致するようにして左右の短横線を
結ぶ。即ち、最短の経路で結ぶ。そして、連結線の線幅
が修正線幅(W)より2個以上少ない場合には、その直
上と直下の単位正方形の列をそれぞれ1列ずつ増やし
て、修正線幅又は修正線幅より1個少ない線幅までもっ
ていく。
【0020】更に、必要であれば、デジタルデータの格
子から、ノイズを除去する平滑化処理を行う。例えば自
身は黒の単位正方形でそれが8個の白の単位正方形で包
囲されている場合には、ノイズとして検出して、白に代
える。上記の各段階により格子のデジタルデータを補正
した後に、そのデータに基づいて各交点の座標を求め
る。
【0021】交点は、種々の手法により求められるが、
代表的な手法では、交点部補正イメージの格子パターン
を線幅が1画素になるように細線化処理をして、画素を
追跡することにより交点を探索して座標を求める。細線
化処理は、例えば「画像処理サブルーチン・パッケージ
SPIDER USER’S MANUAL」(昭和
57年、協同システム開発株式会社)の491頁からに
詳述されているので公知の方法である。
【0022】図13は細線化されたパターンの拡大図で
ある。ここで○で記載されているのが1つの画素であ
る。このように互いに連結した多数の画素の中でどの画
素が交点であるかを決定するのが交点検出処理である
が、例えば特許第2761900号に記載されているよ
うに、ある画素についてその周囲に別な画素がいくつ存
在するかを示す数である連結数に着目して、4の場合に
は「交点」として検出し、3の場合には分岐点として一
端検出し、これと対になる分岐点を捜し、両分岐点の平
均座標を交点とする。図13では、kは交点として検出
し、j1、j2は一対の分岐点であり、j3、j4は一
対の分岐点である。
【0023】次に、基準格子パターンを二次元座標系で
定義して各交点の座標を求める。基準格子パターンは、
CAD等で作成した場合にはそのデジタルデータをその
まま入力して、同様に細線化処理をした後、各交点の座
標を求める。
【0024】次に、格子パターンの移送関係を、図14
及び図15に従って、指定点探索により求める。具体的
には、基準格子パターンのある格子領域(四角形領域)
内に任意に指定点(1つの黒の単位正方形)を設定し、
この点の歪み格子パターンでの移送先の指定点Pとす
る。(A)に示すように、指定点Pを中心に螺旋状に探
索し、最も近い位置にある黒の単位正方形(座標)を検
出する。検出した単位正方形は(B)の矢印の右側にあ
る単位正方形(縦線を構成する一部の単位正方形)が該
当する。
【0025】その単位正方形に到達したら、(C)に示
すように、右左方向に移動し、その行における黒の単位
正方形の中心となる単位正方形(以下、「中心」)を探
し出す。その後、(D)に示すように、その行における
中心から上方向及び下方向に進み、同様に中心を求めて
いく。そして、(E)に示すように、横方向が修正線幅
(W)を越えた場合には、横方向の修正線幅(W)内に
収まる場所まで移動して、横方向が修正線幅(W)を越
えた上下の中心の平均座標の単位正方形(×)を縦方向
の中心とする。
【0026】更に、指定点Pを中心に時計回りに螺旋状
に探索し、次は横線の一部を構成する単位正方形を探
す。そして、同じように処理して、横方向の中心を求め
る。そして、交点部にある縦方向の中心と横方向の中心
との平均座標の単位正方形をその交点部の中心とする。
この結果により、基準格子パターンにおける指定点を含
むある格子領域(四角形領域)が、歪み格子パターンで
はどの格子領域に対応しているのか、即ち、基準格子パ
ターンの各交点が歪み格子パターンのどの交点に移送さ
れたのが判明する。従って、格子領域毎にアドレスを設
定する。
【0027】次に補正式を導出する。図16(A)は基
準格子パターンのあるアドレスの格子領域の交点を基に
描画された四角形を示し、図16(B)は歪み格子パタ
ーンの交点を基に描画された、図16(A)に対応する
アドレスの格子領域のデジタルデータの交点を基に描画
された四角形を示す。尚、四角形は交点の座標に基づい
て直線近似されたものである。
【0028】そして、対応するそれぞれの四角形に対し
て2本の対角線を引くことにより、それぞれ三角形領域
を求める。図16(A)に示す成形前の三角形領域を画
定する頂点(交点)は(x1、y1)、(x2、y
2)、(x3、y3)であり、これらを基準点とする。
なお、成形後の対応する三角形領域を画定するそれぞれ
の頂点(交点)は(u1、v1)、(u2、v2)、
(u3、v3)である。即ち、成形により、三角形の3
つの頂点が、(x1、y1)、(x2、y2)、(x
3、y3)から(u1、v1)、(u2、v2)、(u
3、v3)に移動している。
【0029】成形前の三角形領域内の点(x0、y0)
と、成形後の三角形領域内の点(u0、v0)は、それ
ぞれの三角形領域内で同じ割合で存在していることを前
提とすると、以下の計算が成立する。
【数1】
【0030】式(2)をそれぞれの式に分けると以下の
ようになる。
【数2】 上記の式(3)、(4)より、k、lを求めて、式
(1)に代入すれば、(x1、y1)、(x2、y
2)、(x3、y3)と(u1、v1)、(u2、v
2)(u3、v3)と(u0、v0)から、(x0、y
0)を求める計算式、即ち補正式が導出される。導出さ
れた計算式を参考のために以下に示す。
【0031】
【数3】
【0032】そして、成形前の各三角形の頂点(交
点)、即ち各三角形領域の画定する座標のデータと対応
付けて、上記補正式に代入すべき係数(a、b、c、
d、e、f、π)のデータがメモリに記憶される。
【0033】図17は所望の版下原画である。これを入
力して原画を画定する各点の座標を求める。原画はCA
D等で作成した場合にはそのまま入力する。なお、上下
左右の端側に付された印はフィルムの位置合わせ用のも
のである。この版下原画は太文字Aで構成されている。
なお、ベクトルデータとして入力した場合には、オブジ
ェクトを例えば0.01mm程度に分割して細分化す
る。例えば、図17のAの輪郭線は、図18に示すよう
に分割して原画を構成する点を増やす。そして、版下原
画を歪み格子パターンに重ねて、所望の版下原画を構成
する各点に対して、それらを包囲する前記三角形領域に
対応する前記歪みの逆計算補正式を適用することによ
り、基準格子パターンが定義された二次元座標系で定義
される印刷用補正版下イメージを構成する各点の集合か
らなるデジタルデータを求める。
【0034】図19は印刷用補正版下イメージである。
これを印刷したフィルムを図3に示す半球状の形状に成
形後の印刷イメージは図17に示すものとなる。印刷用
補正版下イメージはディスプレイやプリンタ等の出力手
段により出力される。なお、出力手段には、ディスプレ
イやプリンタ等と接続するための出力端子も含まれる。
印刷用補正版下イメージのデジタルデータは、磁気テー
プ、フロッピー(登録商標)ディスク等の記憶媒体に保
管し、必要なときに出力することもできる。また、成形
品毎に補正式のデータを保管しておけば、同じ形状の成
形品用に色々な種類の版下を容易に作成することができ
る。
【0035】本発明の方法は、各段階を実行するための
ソフトウエアのプログラムを記憶した記憶媒体をシステ
ムや装置で用い、そのシステムや装置のCPUが上記記
憶媒体に記憶されたプログラムを読み出し、実行するこ
とにより、本発明の目的を達成することができる。な
お、記憶媒体には、本発明の作成方法を実行させるため
のソフトウエアのプログラムを記憶するROMメモリの
他に、実行するのに必要なデータを記憶するためのRA
Mメモリやハードディスク等も含まれる。記憶媒体とし
ては、ROM、RAM等の半導体メモリ、光ディスク、
光磁気ディスク、磁気媒体等を用いることができる。
【0036】なお、コンピュータ上で稼動しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、又は、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入され
た拡張機能ボートやコンピュータに接続された拡張機能
ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログ
ラムに従って拡張機能ボートや拡張機能ユニットのCP
Uが処理の一部又は全部を行う場合にも、本発明の目的
を達成することができる。
【0037】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施
の形態で用いた二次元直交座標系は1mm単位である
が、単位はこれらより大きくしても小さくしてもよい。
より小さい単位に設定すればより精度の高い印刷用版下
が作成できることから、三次元形状物の形状や版下イメ
ージを考慮して単位は当業者が適宜設定すればよい。上
記実施の形態では、三次元形状物に成形前のものに印刷
する場合を想定しているが、転写パット等を用いて三次
元形状物に印刷する場合にも本発明の方法、並びに記憶
媒体が利用できる。
【0038】座標系としては、直交座標系に限定点され
ず、極座標系でもよい。実施の形態では、直交座標系を
用いているが、直交座標系では直線近似を行っているこ
とから、三次元形状物が同心円上に広がりの変化がある
場合、例えば三次元形状物が円型のメーター等の場合に
は、極座標系を用いた方が精度の高い印刷用版下を作成
できるであろう。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な三次元形状物に
対しても、その正確な印刷用補正版下イメージを、原画
を基に容易に作成することができるので、トライアンド
エラーを繰り返すことなく、量産化を早期に立ち上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る方法のフローチャー
トを示す。
【図2】本発明の実施の形態に係る格子イメージを示
す。
【図3】三次元形状物への成形後の、図1の格子イメー
ジの印刷イメージを示す。
【図4】図1と図2のイメージを重ね合わせた状態を示
す。
【図5】歪み格子パターンのデジタルデータの格子であ
る。
【図6】デジタルデータの格子の補正方法を説明する図
である。
【図7】デジタルデータの格子の補正方法を説明する図
である。
【図8】デジタルデータの横線の線幅のデータを示す表
である。
【図9】デジタルデータの横線の線幅の修正後を示す図
である。
【図10】図9の横線の拡大図である。
【図11】図10から孤立部を除いた図である。
【図12】横線の結び方を説明する図である。
【図13】交点の検出方法を説明する図である。
【図14】アドレス設定方法を説明する図である。
【図15】アドレス設定方法を説明する図である。
【図16】補正式導出段階を説明する図である。
【図17】フィルムに描かれた所望の版下原画を示す図
である。
【図18】ベクトルデータの分割図である。
【図19】印刷用補正版下イメージを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H084 AE01 AE06 2H095 AA10 AB15 AC03 2H113 AA04 5B057 AA11 CA12 CA16 CA17 CB12 CB16 CD11 CE09 CE20 DB02 DC05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準格子パターンが描画された二次元フィ
    ルムを成形品に合わせて三次元に成形することにより形
    成された歪み格子パターンを第1の二次元座標系に入力
    してデジタルデータの格子を作成する段階と、前記デジ
    タルデータの格子を補正してから交点部の膨らみを除く
    段階と、補正されたデジタルデータの格子に基づいて各
    交点の座標を求める段階と、第2の二次元座標系で基準
    格子パターンの各交点の座標を求める段階と、前記基準
    格子パターンと前記歪み格子パターンにおける各交点の
    座標の対応関係に基づいて、前記歪み格子パターンの3
    つの点を頂点とする三角形領域内の点に適用される歪み
    の逆計算補正式を導出する補正式導出段階と、所望の版
    下原画を前記歪み格子パターンに重ねる段階と、前記所
    望の版下原画を画定する各点に対して、それらを包囲す
    る三角形領域に対応する前記歪みの逆計算補正式を適用
    することにより、第2の二次元座標系で定義される印刷
    用補正版下イメージを求める段階とを備えることを特徴
    とする三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の三次元形状物の印刷用補正
    版下イメージの作成方法において、デジタルデータの格
    子を補正する段階では、デジタルデータの格子の交点部
    における横線の線幅をその横線全体の最多線幅と一致さ
    せ、且つ縦線の線幅をその縦線全体の最多線幅と一致さ
    せることを特徴とする作成方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の三次元形状物の印刷
    用版下イメージの作成方法において、所望の版下原画を
    ベクトルデータとして入力した場合には、三角形領域内
    に少なくとも1つのベクトルが存在するように分割する
    ことにより、原画を構成する点を増やすことを特徴とす
    る作成方法。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか記載の三次元形
    状物の印刷用版下イメージの作成方法において、補正式
    を導出する段階で、基準格子パターンのある格子領域内
    に任意に1点を設定し、前記1点に対応する歪み格子パ
    ターン内での指定点をそれを包囲する格子領域の交点部
    との位置関係に基づいて、歪み格子パターンの各格子領
    域が基準格子パターンのどの格子領域に対応するのかを
    示すアドレスを設定し、このアドレスに基づいて、所望
    の版下原画を構成する各点に適応する補正式を決めるこ
    とを特徴とする作成方法。
  5. 【請求項5】コンピュータに請求項1から4のいずれか
    記載の三次元形状物の印刷用版下イメージの作成方法を
    実行させるための作成プログラム。
  6. 【請求項6】コンピュータに請求項1から4のいずれか
    記載の三次元形状物の印刷用版下イメージの作成方法を
    実行させるための作成プログラムが記憶されたコンピュ
    ータ読取り可能な記憶媒体。
JP2002064749A 2002-03-11 2002-03-11 三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体 Expired - Lifetime JP4338933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002064749A JP4338933B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002064749A JP4338933B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003260772A true JP2003260772A (ja) 2003-09-16
JP4338933B2 JP4338933B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=28671093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002064749A Expired - Lifetime JP4338933B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4338933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8643898B2 (en) 2011-01-19 2014-02-04 Seiko Epson Corporation Device, method, system, and computer program product for determining amount of ink to be formed in a region of a medium based on a computed deformation ratio

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0290275A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正方法および装置
JPH0290281A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 規則性パターンの基準点認識方法
JPH02108585A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正装置
JPH02116585A (ja) * 1988-10-25 1990-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルムの絵柄割付領域決定方法
JPH02116586A (ja) * 1988-10-25 1990-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 文字を有する絵柄フィルムの歪補正方法
JPH02122976A (ja) * 1988-11-02 1990-05-10 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルムの歪補正評価方法
JPH02134281A (ja) * 1988-11-15 1990-05-23 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正方法
JPH02136979A (ja) * 1988-11-17 1990-05-25 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正方法
JPH02242481A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正装置
JPH02242480A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正装置
JPH06340054A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Tokyo Process Service Kk スクリーン印刷方法
JPH11119409A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Kyowa:Kk 3次元形状物に施す印刷の版下作成方法及び装置
JP2002264462A (ja) * 2001-03-14 2002-09-18 Kyowa:Kk 三次元形状物の印刷用版下イメージの作成装置及び作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0290275A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正方法および装置
JPH0290281A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 規則性パターンの基準点認識方法
JPH02108585A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正装置
JPH02116585A (ja) * 1988-10-25 1990-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルムの絵柄割付領域決定方法
JPH02116586A (ja) * 1988-10-25 1990-05-01 Dainippon Printing Co Ltd 文字を有する絵柄フィルムの歪補正方法
JPH02122976A (ja) * 1988-11-02 1990-05-10 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルムの歪補正評価方法
JPH02134281A (ja) * 1988-11-15 1990-05-23 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正方法
JPH02136979A (ja) * 1988-11-17 1990-05-25 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正方法
JPH02242481A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正装置
JPH02242480A (ja) * 1989-03-16 1990-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 絵柄フィルム歪補正装置
JPH06340054A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Tokyo Process Service Kk スクリーン印刷方法
JPH11119409A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Kyowa:Kk 3次元形状物に施す印刷の版下作成方法及び装置
JP2002264462A (ja) * 2001-03-14 2002-09-18 Kyowa:Kk 三次元形状物の印刷用版下イメージの作成装置及び作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8643898B2 (en) 2011-01-19 2014-02-04 Seiko Epson Corporation Device, method, system, and computer program product for determining amount of ink to be formed in a region of a medium based on a computed deformation ratio

Also Published As

Publication number Publication date
JP4338933B2 (ja) 2009-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2017235889B2 (en) Digitizing physical sculptures with a desired control mesh in 3d
CN102833460B (zh) 图像处理方法、图像处理设备及扫描仪
WO2004051575A1 (ja) 特徴領域抽出装置、特徴領域抽出方法および特徴領域抽出プログラム
CN112132907B (zh) 一种相机标定方法、装置、电子设备及存储介质
CN105128539A (zh) 一种光学投影激光打标的方法及激光打标系统
CN113808272B (zh) 三维虚拟人头脸建模中的纹理映射方法
US11288862B2 (en) System and method for transforming graphical images
WO2010109994A1 (ja) 縞模様画像鑑定装置、縞模様画像鑑定方法及びプログラム
JP2016137615A (ja) 三次元形状の印刷原稿データの作成方法、作成プログラム及び三次元形状製品の製造方法
JPH02136979A (ja) 絵柄フィルム歪補正方法
JP2003260772A (ja) 三次元形状物の印刷用補正版下イメージの作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体
JPH0290275A (ja) 絵柄フィルム歪補正方法および装置
JP2000339465A (ja) 3次元形状の対応付け方法
JP2002264462A (ja) 三次元形状物の印刷用版下イメージの作成装置及び作成方法、並びに作成プログラム及び作成プログラムを記憶した記憶媒体
TWI536317B (zh) 立體圖文產生方法
JP4079229B2 (ja) 導管画像処理方法及び装置
JPH11203498A (ja) 法線ベクトルを用いたテクスチャ座標生成方法および装置
JPH02134281A (ja) 絵柄フィルム歪補正方法
JPH02116585A (ja) 絵柄フィルムの絵柄割付領域決定方法
JP2787454B2 (ja) 文字を有する絵柄フィルムの歪補正方法
JP2747721B2 (ja) 絵柄フィルム歪補正装置
CA3089113A1 (en) Improved system and method for transforming graphical images
JP2023173600A (ja) コンピュータプログラム、および、データ処理装置。
JPH10272686A (ja) 精密表示立体ディスプレイの製造方法
JPH04288541A (ja) 画像歪補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4338933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150710

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term