JP2003260130A - 粉体自動溶解装置 - Google Patents

粉体自動溶解装置

Info

Publication number
JP2003260130A
JP2003260130A JP2002065024A JP2002065024A JP2003260130A JP 2003260130 A JP2003260130 A JP 2003260130A JP 2002065024 A JP2002065024 A JP 2002065024A JP 2002065024 A JP2002065024 A JP 2002065024A JP 2003260130 A JP2003260130 A JP 2003260130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
packaging bag
tray
trays
automatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002065024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4100009B2 (ja
Inventor
Shusuke Takahashi
秀典 高橋
Tadashi Ukai
忠 鵜飼
Hidetoshi Saibi
英俊 斎尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nipro Corp filed Critical Nipro Corp
Priority to JP2002065024A priority Critical patent/JP4100009B2/ja
Publication of JP2003260130A publication Critical patent/JP2003260130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4100009B2 publication Critical patent/JP4100009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包袋内に充填された粉末製剤に異物が混入す
るおそれがなく、また搬送中に該包袋の落下の危険性が
なく、かつ、医療従事者の負担が軽減された、自動化さ
れた粉体溶解装置を提供する。 【解決手段】 所定量の粉体が充填された包袋3を収容
しうる複数のトレー2と、該トレー2を搬送する搬送手
段1と、該包袋3の上部を切断開封する開封手段4と、
前記トレー2内に配置された包袋3内の粉体を排出する
ために該トレー2を回動させる回動手段5と、該粉体を
液体に溶解させる溶解槽61を含む溶解手段6と、これ
らの手段を連動させるように制御しうる制御手段とを有
してなる粉体自動溶解装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定量の粉体が充
填された包袋を自動開封し、該粉体を溶解槽に供給して
所定濃度の溶液を自動的に調製する粉体溶解装置に関す
る。より詳細には、所定量の透析液調製用粉末製剤が充
填された包袋を開封し、所定濃度の透析液を調製しうる
粉体自動溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの腎不全患者に血液透析療法
が施行されており、血液透析療法に用いられる重炭酸透
析液は、重炭酸塩以外の電解質を含むA原液、重炭酸塩
を含むB原液および希釈水を規定の比率に混合して調製
されている。前記A原液およびB原液は、溶液製剤から
調製する場合と、粉末製剤を医療現場で希釈水に溶解さ
せて調製する場合があるが、近年、溶液製剤が充填され
ているポリ容器のゴミ問題や、運搬コスト、保管スペー
ス、搬送、充填等の作業負担などの理由から、軟質の包
袋に充填された粉末製剤が多く使用されるようになって
きている。前記粉末薬剤は、安定性を保持するために反
応性の高い成分同士が別包装されている。該粉末製剤を
使用する際には、それら1セット分を医療現場で希釈水
中に溶解し、まず実際に使用される透析液よりも濃度の
高い濃厚液を調製する。前記溶解過程において、多くの
場合粉体溶解装置が使用される。したがって、前記溶解
装置には調製された濃厚液の濃度安定性や清浄度、調製
に要する作業負担の軽減が必要とされる。
【0003】一般に、溶解装置は包袋に充填された粉末
製剤の数十セット分をまとめて溶解する簡易溶解タイプ
と、粉末製剤1セット分あるいは粉末製剤を連続的に溶
解する自動溶解タイプに大別される。簡易溶解タイプの
溶解装置とは、例えば規定量の希釈水が導入された溶解
槽に数十セット分の粉末製剤を手作業で投入し、該溶解
槽内の希釈水および粉末製剤をポンプで循環溶解して1
00〜200Lの濃厚液を調製するものである。大量の
濃厚液を調製するために前記タイプの溶解装置は大型化
しており、設置スペースが限られる施設では設置が困難
である、手作業で投入するため投入数量の間違いが生じ
る、溶解装置を洗浄する際に多量の洗浄液が必要とな
る、包袋の開封や粉末製剤の投入作業の負担が大きい、
粉末製剤投入時に該製剤は外気に晒されるため菌が混入
する可能性がある等の問題が生じるおそれがある。この
ため、濃度や清浄度における安全性の確保ができ、各種
作業を装置側に負担させる後者の自動溶解タイプが望ま
れている。
【0004】自動溶解タイプの溶解装置には、定容量混
合方式、濃度制御方式、重量制御方式および飽和濃度方
式によるものがあり、いずれも簡易溶解タイプの溶解装
置に比べて、濃度や清浄度における安全性が高く、医療
従事者の作業負担が小さい。定容量混合方式による溶解
装置は、所定量の粉末製剤を充填した包袋1セット分
と、容量式で計量した規定量の希釈水とを混合溶解する
方式であり、粉末製剤の計量を行う必要がないのが特徴
である。濃度制御方式による溶解装置は、溶解槽内の溶
液濃度を濃度センサーで測定しながら、透析液を一定濃
度に調製するもので、調製した透析液の濃度は濃度セン
サーの精度に影響される。また、重量制御方式による溶
解装置は、投入する粉末製剤の量を重量センサーで計測
し、所定量の希釈水と混合溶解するもので、調製した液
の濃度は重量センサーの精度に影響される。さらに、飽
和濃度方式による溶解装置は、まず粉末製剤を飽和濃度
領域まで溶解した溶液を調製し、該溶液の濃度を濃度セ
ンサーで測定しながら調製するものであり、濃度制御方
式による溶解装置と同様、調製した液の濃度は濃度セン
サーの精度に影響される。
【0005】このように、濃度制御方式、重量制御方式
および飽和濃度方式による溶解装置は、濃度センサーや
重量センサー等のセンサーを利用するもので、調製した
液の濃度はセンサーの精度に影響を受け、センサーの故
障やノイズにより濃度調製ができなくなるおそれがあ
る。これに対し定容量混合方式による溶解装置は、製造
工程において厳密な工程管理下で計量された製剤を容量
式で計量した規定量の希釈水に混合するものであるの
で、調製された液の濃度精度は非常に高く、センサーの
故障やノイズの影響をうける心配もない。
【0006】前記定容量混合方式による溶解方法を利用
した溶解装置として、粉末製剤を定量封入した容器を溶
解ライン内に組み込み、該容器内に希釈水を供給して粉
末製剤を混合溶解し、溶液を調製するもの(特開平4−
84967号公報、特開平5−146487号公報等)
や、希釈液が導入された溶解容器の上に粉末製剤を定量
封入した容器を倒立させて、該粉末製剤を封入した容器
の下方口部を開封して粉末製剤を溶解容器内に投入し、
溶液を調製するもの(特開平5−146485号公報、
特開平5−168678号公報等)が公知である。これ
らの方法に用いられる粉末製剤を封入した容器は、装置
の構成上、ブローボトル等の硬質容器や硬質口部を有す
る包袋を使用する必要がある。これらの容器は製造コス
トが高く、また使用後の容器を廃棄する際に嵩張ること
が問題となっている。また、粉末製剤収容容器の下部を
開封して製剤を自然落下により排出しようとする上記装
置においては、粉末製剤が飛散しやすく、また切断刃や
切断機構と製剤が接触するため、製剤に異物が混入する
可能性もある。
【0007】また、ホッパーに粉末製剤1袋分を予め手
作業で投入しておき、溶液調製時にホッパーを回転させ
て該製剤を溶解槽に投入し、希釈水と混合溶解して溶液
を調製する装置も公知である(特開平10−232号公
報)。ところが、該装置は粉末製剤投入作業の負担が大
きいばかりでなく、投入作業時に製剤内に菌が混入する
可能性が高い。また、ホッパーに製剤を収容している時
間が長くなると、製剤の吸湿や、吸湿した製剤のホッパ
ーへの固着等の問題が生じるおそれがある。
【0008】一方、軟質の包袋に充填された粉末製剤の
自動溶解装置も開発されている(実開平4−83250
号公報、特開平7−265393号公報、特開平8−2
07915号公報)。これらの装置は、粉末製剤を充填
した包袋の上端部をクリップで保持しながら、あるいは
包袋側面を真空吸着によって吸着しながら、該包袋を無
端状の搬送帯により溶解槽上部まで搬送し、前記溶解槽
上部に配置された包袋の下部を切断開封して該包袋内の
製剤を溶解槽に投入して、希釈水と混合溶解して透析液
を調製する装置である(実開平4−83250号公報、
特開平8−207915号公報)。また、前記装置と同
様に粉末製剤を充填した包袋を溶解槽上部まで搬送した
後、いったん該包袋をトレーに挿入し、該包袋上部を切
断開封した後、該トレーを転倒傾斜させることにより包
袋内部の粉末製剤を溶解槽に投入して、希釈水と混合溶
解して透析液を調製する装置もある(特開平7−265
393号公報)。しかし、上記した粉末製剤の収容され
た包袋を直接懸吊して搬送する手段を用いた装置は、複
数の包袋の両端を個別に取付部に取り付ける作業は作業
者への負担が大きく、準備に多大な時間を要する。ま
た、このような装置においては、懸吊手段に包袋の全重
量がかかるため、包袋が搬送中に落下する可能性があ
る。さらに、包袋の下部を切断開封して内部の粉末製剤
を排出する機構を有する装置は、該粉末製剤が飛散しや
すく、また切断開封時に用いられる切断機構と製剤が接
触することにより、製剤内に異物が混入するおそれもあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑み、本発
明は、包袋内に充填された粉末製剤に異物が混入するお
それがなく、また搬送中に該包袋の落下の危険性がな
く、かつ、医療従事者の負担が軽減された、自動化され
た粉体溶解装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために種々鋭意検討した結果、包袋をトレー
内に収容した状態で溶解槽上部まで搬送することによ
り、搬送中の包袋落下の危険性を回避し、さらに該トレ
ーを搬送手段上に複数個設けたことにより医療従事者の
負担が大幅に軽減されることを見出し、本発明に到達し
た。
【0011】すなわち、本発明は所定量の粉体が充填さ
れた包袋を収容しうる複数のトレーと、該トレーを搬送
する搬送手段と、該包袋の上部を切断開封する開封手段
と、前記トレー内に配置された包袋内の粉体を排出する
ために該トレーを回動させる回動手段と、該粉体を液体
に溶解させる溶解槽を含む溶解手段と、これらの手段を
連動させるように制御しうる制御手段とを有してなる粉
体自動溶解装置である。
【0012】
【作用】本発明の粉体自動溶解装置においては、所定量
の粉体が充填された包袋をトレー内に予め収容し、該ト
レーを搬送手段により溶解槽上部へと搬送し、該包袋上
部を切断開封した後、該トレーを回動させて包袋内部の
粉体を溶解槽内へ投入する。溶解槽内に投入された粉体
は、希釈液の導入により溶解されて、所定濃度を有する
液体が調製される。前記トレーの回動時には、包袋保持
手段により包袋が保持されるため、包袋が落下すること
なく内部の粉体だけが溶解槽へと排出される。前記動作
は全て制御手段により自動化されているため、医療従事
者の手作業を必要としない。また、トレーへの包袋の配
置、および粉体排出後の包袋のトレーからの回収も自動
化することにより、溶液の調製が完全に自動化されう
る。さらに、前記溶解装置を清浄化カバーで多い、該カ
バー内に空気清浄化機構を設けることにより、溶液調製
を無菌状態で行うことができる。また、前記溶解装置内
に、粉体の種類を識別する識別手段を設けることによ
り、複数種類包袋を一つのトレーに収容して、同時に溶
解させて溶液を調製することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の粉体自動溶解装
置の好ましい実施の形態を図面を用いて説明する。図1
は本発明の粉体自動溶解装置の一実施例を示す側面図で
あり、図2は図1に示す粉体自動溶解装置を上から見た
場合を示す説明図である。また、図3および図4は図1
に示す粉体自動溶解装置による、粉体供給手段の動作を
示す説明図である。図5は本発明の粉体自動溶解装置の
他の実施例を示す模式図である。本発明の粉体自動溶解
装置は、複数のトレー2を搬送する搬送手段1、該トレ
ー2内に収容される包袋3の上部を切断開封する開封手
段4、該包袋3内の粉体を排出するために前記トレー2
を回動させる回動手段5、該粉体を液体に溶解させる溶
解手段6、およびこれらの手段を連動させる制御手段
(図示せず)を有してなる。
【0014】本発明における搬送手段1は、後述する複
数個のトレー2を搬送し、必要に応じて一つずつ順に溶
解槽61上部まで移動させるためのものであり、例えば
図1に示す上部に複数のトレー2を設置しうる、中央部
が開口したターンテーブル11や、図5に示す複数のト
レー2をトレー2と同数のトレー保持具121を用いて
懸吊しうる、略円形の無端搬送帯12などがあげられ
る。前記ターンテーブル11および無端搬送帯12の形
状は特に限定されないが、装置全体の構成上好ましく
は、複数のトレー2を同心円上または楕円上に配置しう
る形状で、所望の個数のトレーを配置しうる大きさであ
る。
【0015】まず、図1〜図4に示される、搬送手段1
がターンテーブル11である場合の粉体自動溶解装置に
ついて説明する。前記ターンテーブル11上には複数の
トレー2が同心円上に配置される。該トレー2はそれぞ
れ、所定量の粉体が充填された包袋3を収容しうるもの
であり、前記ターンテーブル11の回転により、順次粉
体排出位置に移動せしめられる。前記ターンテーブル1
1は、溶液調製が不要のときは回転せず、溶液調製が必
要となった時にターンテーブル用モーター111などに
よりトレー2が好適な位置に配置されるように回転す
る。前記トレー2は上部が開口した箱形容器であり、そ
の大きさは内部に収容ようされる包袋3の大きさに依存
するが、該包袋3がトレー2内に倒立しうる大きさであ
ることが好ましい。なお、包袋3内の粉体が透析液調製
用製剤である場合など、包袋3は複数個を1セットとし
て用いられることがあり、その場合のトレー2の形状と
しては、内部が包袋の形状に合わせて複数室に区分され
てなるものや、各包袋の形状に合わせた複数のトレーが
併設されてなるものなどがあげられる。
【0016】前記トレー2内に収容される包袋3は、内
部に粉体、例えば従来の透析液調製時に用いられている
透析液調製用製剤などが充填されてなる。本発明の包袋
3は粉体自動溶解装置が透析液調製に用いられる場合、
上記したように複数個の包袋が1セットとして用いられ
ることがある。例えば、該包袋3は具体的には、重炭酸
塩以外の電解質を含むA−1剤、ブドウ糖を含むA−2
剤の2つの包袋を1セットとして用いる場合である。し
かし、本発明の粉体自動溶解装置は透析液調製用製剤に
限らず、包袋内に充填されたあらゆる粉体の溶解に使用
することが可能である。ここで粉体とは、具体的には粉
末状または顆粒状の製剤をさす。本発明の粉体自動溶解
装置に用いることができる包袋3の材質は、後述する開
封手段4により容易に切断開封され、同じく後述する包
袋保持手段54により落下防止のために保持されうるも
のであればよく、従来の透析液調製用製剤を封入する、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レートあるいはこれらの複合フィルムや、これらのフィ
ルムにさらにガスバリヤ性が付与されたフィルムなどの
軟質フィルムにより成形される包袋であれば、問題なく
用いることができる。
【0017】前記トレー2内に収容された包袋3は、使
用直前に上部が切断され、開封される必要がある。した
がって、本発明の粉体自動溶解装置には、包袋3の開封
手段4が設けられている。該開封手段4としては、前記
ターンテーブル11の停止中に包袋3を開封する手段
と、ターンテーブル11の回転中に包袋3を開封する手
段がある。前者の例としては、図1に示されるモーター
41により包袋3の上部の一端から他端にかけて水平に
移動する回転刃42によるものや、該回転刃2枚を対向
するように配置したものがあげられる。また、後者の例
としては、カッター状固定刃やV字型固定刃により、タ
ーンテーブル11の回転で移動する包袋3の上部を切断
開封するものがあげられる。前記開封手段4は、ターン
テーブル11上の好ましい位置に配置されるものである
が、包袋3内の粉体が溶解される直前に包袋3が開封さ
れることが好ましいため、包袋3が溶解槽61上部付近
に配置されたときに、包袋3上部が切断開封されるよう
に開封手段4が配置されることがより好ましい。また、
包袋3が複数個を1セットとして用いられる場合、前記
開封手段4は包袋3の数だけ用意され、各包袋3の上部
を切断開封しうる位置に配置されれば、開封にかかる時
間が短縮でき好ましい。
【0018】本発明のトレー2は、溶解槽61上部に配
置されたときに、包袋3内の粉体を溶解槽61へ投入す
るために、回動手段5によりトレー2の上部開口が下方
へ向けられるように、すなわち包袋3の開封された上部
が下方へ向けられるように回動せしめられる。その為、
該トレー2はターンテーブル11上に蝶番51等で回動
可能に保持される。該トレー2の回動は、図4に示すよ
うにターンテーブル11の中心方向に回動するものであ
ってもよいし、図示しないがターンテーブル11の外方
に回動するものであってもよい。トレー2の回動手段5
は、例えばターンテーブル11下部に設けられる回動用
モーター52と、該モーター52の動力を蝶番51に伝
達させるギヤ53とからなるものである。また、回動用
モーター52を各トレー2下部に設置し、ギヤ53を用
いることなくトレー2を直接回動させるものも採用でき
る。回動用モーター52は、加圧エアーや油圧を利用す
るものでも代用できる。前記回動手段5には、トレー2
回動時にトレー2内に収容される包袋3がトレー2内か
ら落下することを防ぐための、包袋保持手段54が設け
られていてもよい。該包袋保持手段54としては、例え
ば図3に示すように、トレー2回動時にトレー内に収容
された包袋3を突き刺して保持する、ターンテーブル1
1下部に固定された爪である。該爪は、トレー2の回動
と共に動かないように固定されていれば、回動手段5の
回動用モーター52や、後述する溶解手段6の一部など
に固定されていてもよい。また、該爪は、図3および図
4に示すように、トレー2の回動軌跡に合わせて円弧状
にカーブしたものであってもよい。前記包袋保持手段5
4が前記爪である場合、トレー2には予め爪が挿通する
部分に孔があけられている必要がある。また、前記包袋
保持手段54の他の例としては、真空パッドによる吸着
や、チャック類による保持、包袋3の縁部に予め設けら
れた孔にピンなどによる固定などがあげられる。さら
に、前記包袋保持手段54は、包袋3のトレー2内収容
時に用いられるものであってもよいし、図3および図4
に示されるように、トレー2回動時にのみ用いられるも
のであってもよい。
【0019】ターンテーブル11の下方には、包袋3内
の粉体を液体に溶解させる溶解手段6が設置される。該
溶解手段6は、粉体を収容した後該粉体を希釈するため
の液体を導入して溶解させる溶解槽61の他、該溶解槽
61に液体を供給するための配管62、該溶解槽61内
の粉体および液体を攪拌させるための配管63、および
該溶解槽61内に収容した粉体が完全に液体に溶解させ
られた後に該溶液を排出するための配管64とを備えて
なる。さらに、前記配管63には攪拌ポンプ631が、
また前記配管64には送液ポンプ641がそれぞれ設け
られる。前記溶解槽61上部には、包袋3内の粉体を確
実に溶解槽61内に投入するように、ロート状のシュー
ト65が設けられてもよい。また、該シュート65の下
端部には、粉体を投入する際にのみ開放される開閉バル
ブが設けられてもよい。該開閉バルブにより、溶解槽6
1内の蒸気が溶解槽61上方へ放出されて粉体が吸湿し
たり、吸湿した粉体がシュート65に付着することを確
実に防止することができる。
【0020】溶解槽61に液体を導入するための配管6
2上には、液体の供給を制御するためのバルブ621が
設けられ、投入される粉体の量により規定された量の液
体が供給される。該液体は、例えば粉体が透析液調製用
製剤の場合、水である。該溶解槽61内に供給される液
体の計量には、フロートセンサー、超音波センサー、静
電容量式センサー、サーミスタ式センサーなどの液面セ
ンサーを用いる方法や、定量ポンプを用いて供給量を制
御する方法、流量計を用いて供給量を積算する方法など
が用いられる。
【0021】配管63は、溶解槽61下部と溶解槽61
上部をバイパスするものであり、該配管63上には攪拌
ポンプ631および濃度センサー632などが設けられ
る。該配管63を設けることにより、溶解槽61内の粉
体および液体は、攪拌ポンプ631によって溶解槽61
下部から排出され、溶解槽61上部から溶解槽61内へ
導入されることにより攪拌され、粉体の液体への溶解を
促進させる。該攪拌ポンプ631としては、マグネット
カップリングによる遠心ポンプが好適に利用される。前
記配管63による溶解槽61内の粉体および液体の攪拌
に代えて、別途攪拌手段を設けることも可能である。該
攪拌手段としては、溶解槽61内に挿入されるスクリュ
ー状羽根付き攪拌棒によるものや、溶解槽61内に導入
されたスターラーチップを溶解槽外部に設置したスター
ラーにより磁気的に攪拌回転させるものなどがあげられ
る。前記濃度センサー632は、溶解槽61内の粉体の
溶解状況を把握するために用いられる。透析液調製用製
剤のように電解質を含む粉体を用いる場合は、導電率計
を利用することもできる。
【0022】溶解槽61内での溶液の調製が終了すれ
ば、該溶解槽61内の溶液は送液ポンプ641により排
出される。該溶液の排出先は、例えば調製された溶液が
濃厚液である場合は希釈装置や該溶液を希釈前に一時貯
留するためのタンクであり、調製された溶液がそのまま
使用できる濃度である場合は該溶液を使用する装置であ
る。該溶液の排出が落差圧により行える場合は、前記送
液ポンプ641に代えてバルブを設けるだけでよい。
【0023】次いで、図5に示される、搬送手段1が無
端搬送帯12である場合の粉体自動溶解装置について説
明する。前記無端搬送帯12には、複数のトレー2を配
置するために、トレー2の個数と同じ数のトレー保持具
121が設けられており、該トレー保持具121を介し
てトレー2は無端搬送帯12に懸吊される。該無端搬送
帯12は、溶液調製が必要となった時のみ、駆動手段1
22により回転し、トレー2を好適な位置に配置させ
る。トレー2は、包袋3内の粉体を溶解槽61へ投入し
うるように、蝶番51等によりトレー保持具121上に
回動可能に保持される。その他、トレー2、包袋3、開
封手段4、回動手段5、溶解手段6については、搬送手
段1がターンテーブル11の場合と同じように無端搬送
帯12にも適用される。ただし、回動手段5に設けられ
る包袋保持手段54が上記した爪である場合、該爪は各
トレー保持具121に固定されてもよい。
【0024】本発明の粉体自動溶解装置の動作を、図1
〜図4を参照し、搬送手段1としてターンテーブル11
を用い、透析液を調製する場合について説明する。な
お、搬送手段1が無端搬送帯12の場合も、本発明の装
置は同様の動作で可動しうるものである。なお、本発明
の粉体自動溶解装置は、以下の実施例に限定されるもの
ではなく、また従来の溶解装置に用いられる付属部品を
設けることも可能である。
【0025】まず、ターンテーブル11上に配置された
複数のトレー2のうち、内側のトレー21内に、重炭酸
塩以外の電解質を含むA−1剤を充填した包袋31を収
容し、外側のトレー22内に、ブドウ糖を含むA−2剤
を充填した包袋32を収容する。この操作は医療従事者
が手作業により行ってもよいし、工業用ロボット等を利
用して自動的に収容させてもよい。ここで、ターンテー
ブル11上には、包袋3のトレー2内の収容状況や、収
容された包袋3の種類を識別し、包袋3がトレー2内に
正しく収容されていない場合や、間違った種類の包袋3
が収容されている場合に警報を発するような、包袋識別
手段を設けてもよい。包袋3の設置が終了した後に溶液
調製を行う場合、まずターンテーブル11が回転してト
レー2が開封手段4の位置に移動する(図3)。ここで
該開封手段43および44により包袋31および32の
上部が同時に切断開封される。該包袋3は軟質容器であ
るため、切断開封しやすいように該包袋3の上部を固定
する手段が別途設けられていてもよい。該固定手段とし
ては、包袋3上部を把持するクリップなどがあげられ、
該固定手段は開封手段4が設けられる位置に固定される
か、またはトレー2に固定されていることができる。
【0026】前記包袋3の切断開封後、該包袋31およ
び32を収容したトレー21および22は、ターンテー
ブル11の回転により溶解槽61の上部に設けられたシ
ュート65上まで移送される。その後、回動手段5によ
りトレー2がターンテーブル11内方へと回動すると同
時に、包袋保持手段54であるシュート65上端に固定
された円弧状の爪により包袋31および32がトレー2
内に保持され、包袋31および32の上部開口が完全に
下方を向いた状態になってトレー2の回動は停止され
る。包袋31および32内の透析液調製用製剤はシュー
ト65を通って、シュート65下方に設けられた溶解槽
61内に投入される。包袋31および32内の粉体の排
出が終了すると、該トレー2は再び元の位置に戻るよう
に回動手段5により逆方向に回動される。このとき、ト
レー2をさらにターンテーブル11外方へと回動させ、
ターンテーブル11の軌道外に設けられた包袋回収部へ
トレー2内の包袋3を落下させることもできる。この
他、工業用ロボット等を用いて自動的に空の包袋3を回
収する機構を設けることも可能である。包袋3の回収の
時期は、包袋3内の粉体投入終了後、新しい包袋3の設
置直前、あるいは隣接するトレー2が溶液調製のために
溶解槽上部に移送された後など、装置の構成上、好適な
時期が選ばれる。また、空の包袋3廃棄後、新しい包袋
3の収容も、好適な時期に工業用ロボット等を用いて適
宜行われる。
【0027】前記溶解槽61内には、予め配管62より
所定量の希釈水が導入されている。したがって、前記透
析液調製用製剤の投入後、ただちに配管63を用いた撹
拌が開始される。撹拌は、配管63上に設けられた濃度
センサー632が、所定濃度の透析液が調製されたこと
を検知するまで続けられる。溶解槽61内の透析液が所
定濃度に調製されると、前記撹拌操作は停止され、配管
64から透析液が排出され、さらに希釈装置へと送液さ
れる。
【0028】以上の動作は、図示しない制御手段によ
り、それぞれの手段が連動しうるように制御される。し
たがって、本発明の粉体自動溶解装置によれば、透析液
調製は包袋3の設置から廃棄までを自動的に行いうる。
また、前記包袋3の収容、開封および廃棄動作と、溶解
手段6による透析液調製操作は、同時期に並行して行わ
れることにより、より短時間で透析液の調製が可能とな
る。
【0029】本発明の粉体自動溶解装置は、装置全体が
清浄化カバー7に覆われることにより、無菌状態での溶
液調製が可能となる。この場合、包袋3の収容および廃
棄部分は、エアーカーテンなどを設けることにより、菌
の侵入を防止しながら行うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の粉体自動溶解装置は、粉体が充
填された包袋をトレー内に収容した状態で搬送すること
により、搬送時に包袋が落下するおそれがない。また溶
液調製を行わない間も、包袋に負荷がかかるおそれがな
いため、包袋を破損することなく安全に保存しておくこ
とができる。医療従事者は包袋をトレー内に収容するだ
けで、その設置操作も簡単である。また、前記装置にお
いては、包袋の切断開封が包袋上部で行われるため、粉
体が飛散するおそれはなく、開封手段が粉体と接触する
ことにより粉体内に異物が混入するおそれもない。また
包袋の切断開封は溶液調製直前に行われるため、粉体の
吸湿および吸湿した粉体の装置内部への付着を防止する
ことができる。本発明の粉体自動溶解装置は、包袋の搬
送、開封、包袋内の粉体の投入および粉体の溶解が、制
御手段により制御され、自動的に溶液調製が行われるた
め、医療従事者の作業負担を大幅に軽減することができ
る。該装置において、包袋の収容および廃棄操作を自動
化すれば、溶液調製操作は全自動になり、より容易にか
つ安全に溶液調製を行うことができる。さらに、このよ
うな装置を清浄化カバー内に配置することにより、溶液
調製を無菌状態で行うことができ、より安全な溶液を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粉体自動溶解装置の一実施例を示す
側面図である。
【図2】 図1に示す粉体自動溶解装置を上から見た場
合を示す説明図である。
【図3】 図1に示す粉体自動溶解装置による、粉体供
給手段の動作を示す説明図である。
【図4】 図1に示す粉体自動溶解装置による、粉体供
給手段の動作を示す説明図である。
【図5】 本発明の粉体自動溶解装置の他の実施例を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 搬送手段 11 ターンテーブル 12 無端搬送帯 2 トレイ 3 包袋 4 開封手段 5 回動手段 54 包袋保持手段 6 溶解手段 61 溶解槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C077 AA05 BB01 CC09 DD30 EE10 GG09 HH02 JJ02 KK25 4G035 AA19 AE13 4G037 AA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の粉体が充填された包袋を収容し
    うる複数のトレーと、該トレーを搬送する搬送手段と、
    該包袋の上部を切断開封する開封手段と、前記トレー内
    に配置された包袋内の粉体を排出するために該トレーを
    回動させる回動手段と、該粉体を液体に溶解させる溶解
    槽を含む溶解手段と、これらの手段を連動させるように
    制御しうる制御手段とを有してなる粉体自動溶解装置。
  2. 【請求項2】 前記回動手段は、前記トレー回動時にト
    レー内に収容された包袋がトレー内から落下することを
    防ぐための、包袋保持手段を備えてなる請求項1記載の
    粉体自動溶解装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、複数のトレーを配置し
    たターンテーブルである請求項1または2に記載の粉体
    自動溶解装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、前記トレーを配置しう
    る複数のトレー保持具が懸吊された無端搬送帯である請
    求項1または2に記載の粉体自動溶解装置。
  5. 【請求項5】 前記トレーは、複数の包袋を収容しうる
    ものである請求項1〜4のいずれかに記載の粉体自動溶
    解装置。
  6. 【請求項6】 さらに、粉体排出後の包袋をトレー内か
    ら回収するための包袋回収手段を備えてなる、請求項1
    〜5のいずれかに記載の粉体自動溶解装置。
JP2002065024A 2002-03-11 2002-03-11 粉体自動溶解装置 Expired - Fee Related JP4100009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065024A JP4100009B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 粉体自動溶解装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065024A JP4100009B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 粉体自動溶解装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003260130A true JP2003260130A (ja) 2003-09-16
JP4100009B2 JP4100009B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=28671159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002065024A Expired - Fee Related JP4100009B2 (ja) 2002-03-11 2002-03-11 粉体自動溶解装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4100009B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008018373A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nikkiso Co Ltd 粉末状内容物の投入装置
CN100408377C (zh) * 2004-03-25 2008-08-06 有限公司诸星 化学药品的输送方法
KR100986874B1 (ko) 2010-03-24 2010-10-08 전병욱 방제용 약액탱크
US8146609B2 (en) 2006-10-30 2012-04-03 Reckitt Benckiser N.V. Device status indicator for a multi-dosing detergent delivery device
US8146610B2 (en) * 2006-10-30 2012-04-03 Reckitt Benckiser N.V. Multi-dosing detergent delivery device
US8221696B2 (en) 2004-08-23 2012-07-17 Reckitt Benckiser N.V. Detergent dispensing device
US8329112B2 (en) 2006-10-30 2012-12-11 Reckitt Benckiser N.V. Multi-dosing detergent delivery device
US8338357B2 (en) 2006-01-21 2012-12-25 Reckitt Benckiser N.V. Multiple dosing ware washing article
US8375962B2 (en) 2006-01-21 2013-02-19 Reckitt Benckiser N. V. Dosage element and chamber
US8815018B2 (en) 2007-05-30 2014-08-26 Reckitt Benckiser N.V. Detergent dosing device
CN109529142A (zh) * 2018-11-23 2019-03-29 台州黄岩羽山综合门诊部 一种血液透析干粉袋及与其配套的透析液制备装置
CN109550095A (zh) * 2018-11-23 2019-04-02 台州黄岩羽山综合门诊部 一种肾脏内科用血液透析液配制设备
CN109621048A (zh) * 2018-11-26 2019-04-16 台州黄岩羽山综合门诊部 一种干粉袋及肾脏内科用透析辅助设备
CN109621049A (zh) * 2018-11-26 2019-04-16 台州黄岩羽山综合门诊部 肾脏内科用透析辅助设备
JP2020525236A (ja) * 2017-06-28 2020-08-27 フレゼニウス メディカル ケア ドイッチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 腹膜透析システム
JP2020171403A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 日機装株式会社 透析液供給装置及び血液浄化システム
JP2021023860A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 ニプロ株式会社 粉末溶解装置
CN112915824A (zh) * 2021-01-29 2021-06-08 刘彩妮 一种环保型水性油墨制备工艺
CN114316767A (zh) * 2021-12-27 2022-04-12 游晟纺织科技(深圳)有限公司 一种改善涂层水性pu酸碱特殊工艺
JP7346470B2 (ja) 2018-06-26 2023-09-19 フレセニウス・メディカル・ケア・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 透析液消費流量を安定化させるための方法、対応する装置、および中央透析液調製および分配システム

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408377C (zh) * 2004-03-25 2008-08-06 有限公司诸星 化学药品的输送方法
US8221696B2 (en) 2004-08-23 2012-07-17 Reckitt Benckiser N.V. Detergent dispensing device
US8338357B2 (en) 2006-01-21 2012-12-25 Reckitt Benckiser N.V. Multiple dosing ware washing article
US8375962B2 (en) 2006-01-21 2013-02-19 Reckitt Benckiser N. V. Dosage element and chamber
JP2008018373A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nikkiso Co Ltd 粉末状内容物の投入装置
US8146609B2 (en) 2006-10-30 2012-04-03 Reckitt Benckiser N.V. Device status indicator for a multi-dosing detergent delivery device
US8146610B2 (en) * 2006-10-30 2012-04-03 Reckitt Benckiser N.V. Multi-dosing detergent delivery device
US8329112B2 (en) 2006-10-30 2012-12-11 Reckitt Benckiser N.V. Multi-dosing detergent delivery device
US8815018B2 (en) 2007-05-30 2014-08-26 Reckitt Benckiser N.V. Detergent dosing device
KR100986874B1 (ko) 2010-03-24 2010-10-08 전병욱 방제용 약액탱크
JP2020525236A (ja) * 2017-06-28 2020-08-27 フレゼニウス メディカル ケア ドイッチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 腹膜透析システム
JP7245181B2 (ja) 2017-06-28 2023-03-23 フレゼニウス メディカル ケア ドイッチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 腹膜透析システム
US11771809B2 (en) 2018-06-26 2023-10-03 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Method for stabilizing dialysate consumption flow, corresponding apparatus and central dialysate preparation and distribution system
JP7346470B2 (ja) 2018-06-26 2023-09-19 フレセニウス・メディカル・ケア・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 透析液消費流量を安定化させるための方法、対応する装置、および中央透析液調製および分配システム
CN109550095A (zh) * 2018-11-23 2019-04-02 台州黄岩羽山综合门诊部 一种肾脏内科用血液透析液配制设备
CN112495207A (zh) * 2018-11-23 2021-03-16 台州黄岩羽山综合门诊部 一种血液透析液制备装置
CN109529142B (zh) * 2018-11-23 2021-04-23 温州华际信息科技有限公司 一种与血液透析干粉袋配套的透析液制备装置
CN109529142A (zh) * 2018-11-23 2019-03-29 台州黄岩羽山综合门诊部 一种血液透析干粉袋及与其配套的透析液制备装置
CN112495207B (zh) * 2018-11-23 2022-12-06 宁波天益医疗器械股份有限公司 一种血液透析液制备装置
CN109621049B (zh) * 2018-11-26 2022-02-15 台州黄岩羽山综合门诊部 肾脏内科用透析辅助设备
CN109621048B (zh) * 2018-11-26 2022-02-15 台州黄岩羽山综合门诊部 一种干粉袋及肾脏内科用透析辅助设备
CN109621049A (zh) * 2018-11-26 2019-04-16 台州黄岩羽山综合门诊部 肾脏内科用透析辅助设备
CN109621048A (zh) * 2018-11-26 2019-04-16 台州黄岩羽山综合门诊部 一种干粉袋及肾脏内科用透析辅助设备
JP2020171403A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 日機装株式会社 透析液供給装置及び血液浄化システム
JP7245104B2 (ja) 2019-04-09 2023-03-23 日機装株式会社 透析液供給装置及び血液浄化システム
JP2021023860A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 ニプロ株式会社 粉末溶解装置
JP7342502B2 (ja) 2019-08-01 2023-09-12 ニプロ株式会社 粉末溶解装置
CN112915824A (zh) * 2021-01-29 2021-06-08 刘彩妮 一种环保型水性油墨制备工艺
CN112915824B (zh) * 2021-01-29 2022-11-01 浙江浦江永进工贸有限公司 一种环保型水性油墨制备工艺
CN114316767A (zh) * 2021-12-27 2022-04-12 游晟纺织科技(深圳)有限公司 一种改善涂层水性pu酸碱特殊工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP4100009B2 (ja) 2008-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4100009B2 (ja) 粉体自動溶解装置
JP6311765B2 (ja) 混注装置
US8820365B2 (en) Machine and method for the automatic preparation of intravenous medication
BRPI1105204A2 (pt) instalaÇço màvel de dosagem mistura e embalagem de produtos em pà, granulares ou de outro tipo equivalente e mÉtodo de controle de uma instalaÇço màvel de dosagem, mistura e embalagem de produtos em pà
JP2016529177A (ja) フレキシブル容器と製造システムおよび方法
CN104587862B (zh) 配肥机
JP4766898B2 (ja) 薬剤溶解装置
JP5197168B2 (ja) 内袋を備えた容器からの粉体供給方法、および粉体供給装置
ES2955439T3 (es) Aparato de llenado de mezclas y procedimiento de llenado de mezclas
JP3374512B2 (ja) 粉体自動溶解装置
JP2020089651A (ja) 薬剤供給装置及び薬剤包装装置
CN209366513U (zh) 一种自动称料均化打包封口装置
JPH06335526A (ja) 固形透析薬剤の溶解装置
JP3930336B2 (ja) 溶解装置
JPH08207915A (ja) 自動開袋装置
JPH0811805A (ja) 錠剤包装装置
CN111874501A (zh) 一种城市智能免煎颗粒药房
JP5077912B2 (ja) 袋体開封装置
JPH05146487A (ja) 固形透析薬剤の溶解装置
JPH08266592A (ja) 粉体溶解液調製装置
JP2003235962A (ja) 容器の収容装置及び収容方法
JPH04201831A (ja) 開袋排出方法および装置
CA1239874A (en) Method and apparatus for the preparation of mixtures of pharmaceutical liquids
JP2003237746A (ja) 袋詰内容物処理装置
JP4129882B2 (ja) 溶解装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080310

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees