JP2003259505A - 電気自動車の回生制御装置 - Google Patents

電気自動車の回生制御装置

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JP2003259505A
JP2003259505A JP2002058286A JP2002058286A JP2003259505A JP 2003259505 A JP2003259505 A JP 2003259505A JP 2002058286 A JP2002058286 A JP 2002058286A JP 2002058286 A JP2002058286 A JP 2002058286A JP 2003259505 A JP2003259505 A JP 2003259505A
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regenerative
electric energy
electric
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JP2002058286A
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Takahito Okubo
孝仁 大久保
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリの充電状態が高いときでも回生エネル
ギーの吸収が可能であり、かつ低コストな電気自動車の
回生制御装置を提供する。 【解決手段】車両駆動用の電動機109の回生運転時に
発生した回生電気エネルギーをバッテリ装置120に蓄
積し、その際、回生電気エネルギーをバッテリ装置が吸
収できない充電状態(つまり満充電かそれに近い充電状
態)の場合は、所望の回生トルクを発生するために必要
な回生電気エネルギー量に相当する大きさのd軸電流を
付加した電流を電動機に供給する。具体的には△id補
正演算器103で回生トルク電流iqに等しい大きさの
電流△id(つまり△id=1q*)をd軸電流指令値
id*に付加した値を、補正後の電流指令値id*’とし
て出力する。これによって電動機による発電電流と還流
電流とを釣合わせることにより、回生電気エネルギーを
電動機自体で吸収する電気自動車の回生制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車の回生制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の回生制動制御に関する従来
技術として、回生動作時にバッテリが満充電状態であっ
た場合には、回生制動で生じた電力をバッテリで吸収で
きないため、モータの回生トルクを弱めて、その分を機
械式ブレーキを制御して補うことで、一定の制動トルク
を得るようにした技術が特開平10−271605号公
報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術においては、バッテリが満充電状態の場合に、モータ
による回生トルクを機械式ブレーキを制御して補うよう
にしているので、迅速に応答するためには応答性の良い
ブレーキアクチュエータが必要になり、高価になってし
まうという問題があった。
【0004】本発明は上記のごとき問題を解決するため
になされたものであり、バッテリ等の電気エネルギー供
給手段の充電状態が高いときでも回生エネルギーの吸収
が可能であり、かつ、より低コストな電気自動車の回生
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、車両駆動用の電動機の回生運
転動作時に発生した回生電気エネルギーを充放電可能な
電気エネルギー供給手段(バッテリや大容量のコンデン
サ等)に蓄積し、その際、回生電気エネルギーを電気エ
ネルギー供給手段が吸収できない充電状態(つまり満充
電かそれに近い充電状態)である場合は、所望の回生ト
ルクを発生するために必要な回生電気エネルギー量に相
当する大きさのd軸電流を付加した電流を電動機に供給
する。これによって電動機による発電電流と還流電流と
を釣合わせることにより、回生電気エネルギーを電動機
自体で吸収するように構成している。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、電気エネルギー供給手
段(以下、バッテリと略記)の充電状態が高い(つまり
満充電かそれに近い充電状態)ときには、バッテリが吸
収しきれない電動機の回生電気エネルギー(以下、単に
「回生エネルギー」と略記する)を、回生トルクに等し
い大きさに相当するd軸電流を流すことで消費すること
により、回生トルクを確保したまま電動機自体で回生エ
ネルギーの吸収が可能となる。この構成によれば、回生
エネルギー量の連続的な制御において、機械的アクチュ
エータの制御等によって機械的な損失として消費するこ
となく、電気エネルギーとして直接消費させるため過渡
応答特性に優れ、バッテリの充電状態が高いときであっ
ても回生トルクの立ち上りを瞬時に制御可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1〜図5は本
発明の第1の実施例を示す図であり、図1は構成を示す
ブロック図、図2は電流位相を示すベクトル図、図3は
電動機のトルク−回転数曲線上の動作点の一例を示す
図、図4は回生制御を行った場合の限界点を示すベクト
ル図、図5は△id補償演算器の演算例を示すフローチ
ャートである。
【0008】まず、図1を用いて第1の実施例の構成を
説明する。図1において、102〜106および11
1、112で構成される部分はモータ制御装置を形成し
ている。電動機の回生制御を行う際には、上記モータ制
御装置に外部の制御系から回生トルク指令101が与え
られる。トルク電流Map102では、指令されたトル
クに見合ったd軸電流指令値id*115およびq軸電
流指令値iq*116を出力する。それらの電流指令値
は後述する△id補正演算器103によって補正後の電
流指令値id*’117およびiq*’118に変換され
た後、電流制御器104に入力される。
【0009】電流制御器104は、d軸電流指令値id
*’l17とd軸現在電流値id113との偏差に基づ
いてd軸電圧指令値vd*を出力し、同様にq軸電流指
令値iq*’118とq軸現在電流値iq114との偏
差に基づいてq軸電圧指令値vq*を出力する。
【0010】上記のd軸電圧指令値vd*とq軸電圧指
令値vq*は、必要に応じて非干渉制御器105により
非干渉演算処理を施し、2相→3相変換器106により
3相電圧指令値に変換された後、インバータ等の電力変
換装置107へ指令信号として与えられる。
【0011】上記の指令信号に応じて電力変換装置10
7から出力された電力により電動機109に電流が流れ
る。この際に流れる相電流を電流センサ108で検出
し、3相→2相変換器111によりd軸現在電流値11
3およびq軸現在電流値114に変換し、前記電流制御
器104にフィードバックする。
【0012】回転角検出器110は、電動機109の現
在回転角を検出する。この回転角は、前記2相→3相変
換器106および3相→2相変換器111における座標
変換演算に用いられる。
【0013】また、バッテリ装置120は、前記電力変
換装置107に対して直流電流を供給し、かつ、回生動
作時には回収する。バッテリ状態検出手段121は、バ
ッテリ装置120の充電状態を検出して、充電状態情報
122を前記△id補正演算器103に入力している。
【0014】以下、△id補正演算器103について説
明する。バッテリ状態検出手段121で検出したバッテ
リ装置120の充電状態情報122により、満充電ある
いは満充電に近い状態にあるときには、△id補正演算
器103は回生トルク電流iqに等しい大きさの電流△
id △id=1q* …(数1) をd軸電流指令値id*115に付加した値を、補正後
の電流指令値id*’117として出力する。すなわ
ち、△id補正演算器103の出力指令値は、 id*’=id*+△id …(数2) iq*’=iq* …(数3) となり、2相電流の大きさiaは、 ia=√(2・iq+2・id・iq+id) …(数4) となる。
【0015】上記の動作における2相電流の状態を図2
のベクトル図を用いて説明する。図2は、△id補正を
行う前の電流ベクトル205と補正を行った後の電流ベ
クトル208を示すベクトル図である。補正前の電流ベ
クトル205は、トルク指令101からトルク−電流M
ap102により変換されたd軸電流指令値206*と
q軸電流指令値207*を合成したベクトルである。
【0016】補正後の電流ベクトル208は、上記q軸
電流指令値iq*207と同じ大きさのd軸電流ベクト
ル△id209を上記d軸電流指令値id*206に足
し合わせたベクトル(d軸上)と、上記q軸電流指令値
iq*207とを合成したベクトルである。そして動作
点204で電流が流れることを示している。
【0017】これにより、回生トルクに寄与するq軸電
流値を保持したまま、回生量に等しいd軸電流を流すた
め、電動機からバッテリに対するエネルギーの出入りが
なく、かつ、回生トルクを保持することが可能となる。
つまりバッテリに吸収出来ない回生エネルギーを電動機
自体で吸収することが出来る。
【0018】図3は、トルク−回転数曲線上での電動機
の動作点を示す説明図であり、図2のベクトル図上の動
作点204で電流が流れたときは、トルク−回転数曲線
上の動作点301に固定される。
【0019】この実施例による回生制御は、図4に示す
様に、電力変換装置107などの能力により制限される
電流リミット円403内で制御されなければならない。
すなわち、同一の回生トルク指示においても、回転数の
上昇等によりd軸電流指令値id*115が増えると、
id*’l17も増加し、合成ベクトルia408が電
圧リミット円に達したときが制御限界となる。このとき
の動作点を図3における動作点302とすると、本制御
を用いることにより、バッテリが満充電状態であって
も、最大回転数304までの回生トルクー定制御が可能
となる。通常は、システムの最高回転数を当該制御限界
内に設定すれば、システムの全動作回転数領域におい
て、本発明による回生制御が可能となる。
【0020】次に、本実施例の△id補償演算の手順を
図5のフローチャートを用いて説明する。まず、ステッ
プ501では、△id補償器103において、トルク電
流Map102が出力するd軸電流指令値id*、q軸
電流指令値iq*を読み込む。また、ステップ502で
は、バッテリが満充電状態であるか否かの情報を読み込
む。この充電状態の情報は、バッテリ制御を行う処のバ
ッテリ制御器内で、当該バッテリの電圧や充電電流等の
情報により判定され、出力される。
【0021】ステップ503では、充電レベルの判定を
行う。バッテリ状態信号が満充電状態でなければ、△i
d補償器103の演算結果id*’、iq*’をトルク−
電流Mapが出力した値に一致させる。また、満充電状
態であった場合は、△id補償器103の演算結果id
*’、iq*’を、トルク−電流Mapが出力した値のう
ち、id*にiq*を加えた値をid*’として出力す
る。
【0022】ステップ506では、前記のように、電力
変換装置107などの能力により制限される電流リミッ
ト円403内で制御されなければならないことから、合
成ベクトルiaを算出する。ステップ507では、ia
が電流リミット円の内側かどうかを判定し、リミット円
を越えた場合は、ステップ509で回生限界フラグをセ
ットする。リミット円を越えない場合は、ステップ50
8で回生限界フラグをクリアする。上記の回生限界フラ
グは、上位の制御器が回生可能か否かを判断するために
用いることができる。なお、前述の如く、一般的にはシ
ステムの最高動作回転数を制御限界内に設定することに
より、ステップ506〜ステップ509の演算は省略可
能である。最後に、ステップ510では、演算結果id
*’、iq*’を出力する。
【0023】本第1の実施例のように、バッテリの充電
状態が満充電かそれに近い状態であって、電動機の回生
エネルギーをバッテリが吸収できない場合は、バッテリ
が吸収しきれない電動機の回生エネルギーを、回生トル
クに等しい大きさに相当するd軸電流を流すことで消費
することにより、回生トルクを確保したまま電動機自体
で回生エネルギーの吸収が可能となる。この構成によれ
ば、回生エネルギー量の連続的な制御において、機械的
アクチュエータの制御等によって機械的な損失として消
費することなく、電気エネルギーとして直接消費させる
ため過渡応答特性に優れ、バッテリの充電状態が高いと
きであっても回生トルクの立ち上りを瞬時に制御可能と
なる。さらに電動機の回生トルク電流に相当するd軸電
流によりバッテリへのエネルギー入出力がなくなるた
め、バッテリの充電状態が高いときに連続的かつ高精度
に回生エネルギー量を制御する場合でも、回生しきれな
いエネルギーを特別なブレーキアクチュエータ等により
高精度に吸収する必要がなく、より低コストでのシステ
ム構成が可能となる、という効果が得られる。
【0024】なお、本実施例においては、電気エネルギ
ー供給手段としてバッテリ装置120のみを示している
が、その他に、例えば燃料電池や発電機(内燃機関で駆
動)のような発電装置を備えている場合でも、充放電が
可能で回生電気エネルギーを吸収可能なバッテリや大容
量のコンデンサ等を備えていれば、本発明を適用するこ
とが出来る。以下の実施例でも同様である。
【0025】(第2の実施例)本発明の第2の実施例
を、図6、図7を用いて説明する。図6は第2の実施例
における電動機の電流位相を示すベクトル図、図7は第
2の実施例の構成を示すブロック図である。まず、図7
を用いて本実施例の構成を説明する。702〜706お
よび711、712で構成される部分はモータ制御装置
を形成している。電動機の回生制御を行う際には、上記
モータ制御装置に外部の制御系から回生トルク指令70
1が与えられる。トルク電流Map702は、指令され
たトルクに見合ったd軸電流指令値id*715および
q軸電流指令値iq*716を出力する。それらの電流
指令値は後述する△id補正演算器703によって補正
後の電流指令値id*’717およびiq*’718に変
換された後、電流制御器704に入力される。電流制御
器704は、d軸電流指令値id*’717とd軸現在
電流値id713との偏差に基づきd軸電圧指令値vd
*を出力し、同様にq軸電流指令値iq*’718とq軸
現在電流値iq714との偏差に基づきq軸電圧指令値
vq*を出力する。
【0026】上記のd軸電圧指令値vd*とq軸電圧指
令値vq*は、必要に応じて非干渉制御器705により
非干渉演算処理を施し、2相→3相変換器706により
3相電圧指令値に変換される。これらの3相電圧指令値
でインバータ等の電力変換装置707が制御され、電力
変換装置707の出力により電動機709に電流が流れ
て駆動される。
【0027】この際、流れる相電流を電流センサ708
で検出し、3相→2相変換器711によりd軸現在電流
値713およびq軸現在電流値714に変換し、前記電
流制御器704にフィードバックする。また、回転角検
出器710は、電動機の現在回転角を検出する。この回
転角は、前記2相→3相変換器706および3相→2相
変換器711における座標変換演算に用いられる。
【0028】また、バッテリ装置720は、電力変換装
置707に対して直流電流を供給し、あるいは回収す
る。バッテリ制御器721は、バッテリ装置720の電
圧、充電電流の状態などの情報から、現在回生可能な電
流値を決定し、回生可能電流722として△id補正演
算器703に入力する。
【0029】△id補正演算器703は、入力された回
生可能電流722をもとに、電力変換装置707の効率
等を考慮して回生電流値idcxを算出し、全動作領域
において、回生トルク電流iqに等しい大きさの電流△
id △id=iq* …(数5) をd軸電流指令値id*715に付加した上で上記回生
電流値idcxを差し引き、補正後の電流指令値id
*’717として出力する。この際、△id補正演算器
703の出力指令値は、 id*’=id*+△id−idcx …(数6) ただし idcx<△id iq*’=iq* …(数7) となり、2相電流の大きさiaは、 ia=√{2・(iq+id・iq−id・idcx−iq・idcx) +id+idcx} …(数8) となる。
【0030】上記の動作における2相電流の状態を図6
のベクトル図を用いて説明する。図6は、△id補正を
行う前の電流ベクトル605と補正を行った後の電流ベ
クトル608を示すベクトル図である。補正前の電流ベ
クトル605は、トルク指令701からトルク−電流M
ap702により変換されたd軸電流指令値606*と
q軸電流指令値607*を合成したベクトルである。補
正後の電流ベクトル608は、上記q軸電流指令値iq
*607と同じ大きさのd軸電流ベクトル△id609
を上記d軸電流指令値id*606に足し合わせた値か
ら回生電流値idcx610を差引いたベクトル(d軸
上)と、上記q軸電流指令値iq*607とを合成した
ベクトルである。そして動作点604で電流が流れるこ
とを示している。
【0031】上記のように、回生トルクに寄与するq軸
電流値を保持したままで、q軸電流の回生を相殺するd
軸電流△idからバッテリ制御器721の許可する回生
可能電流722の分だけを差引いているので、回生可能
電流722に等しい電流は常に回生可能となる。
【0032】本第2の実施例の制御限界は、合成電流ベ
クトルia608が電流リミット円603に達した点で
ある。通常は、システムの最高回転数を当該制御限界内
に設定することにより、システムの全動作回転数領域に
おいて、本発明による回生制御が可能となる。
【0033】本第2の実施例においては、前記第1の実
施例の効果に加えて、所望の回生トルクを保持しつつバ
ッテリに充電可能な充電電流を流すため、回生動作時に
は常に設定した理想的充電状態が実現可能となる。ま
た、バッテリの充電状態の情報が過渡的に変化しても吸
収できない分の充電エネルギーはd軸電流指示による電
気エネルギー損失分によって保たれるため、回生トルク
に変化がなく過渡的なトルク安定性が増すという効果を
有する。
【0034】(第3の実施例)本発明の第3の実施例と
して、バッテリ装置に蓄積された電気エネルギーや燃料
電池等により生成された電気エネルギーなどの電気エネ
ルギー源を用いて電動機を駆動して車両制御を行う場合
について説明する。図8は、第3の実施例の構成を示す
ブロック図である。図8において、破線で囲んだ部分8
41〜846の部分は車両制御装置840を構成し、ま
た、破線で囲んだ部分801〜806および811〜8
18の部分はモータ制御装置800を構成している。ま
た、830は車両の駆動輪、831は減速機+差動ギ
ア、832は車輪速検出器、841はアクセル信号、8
46は切替器、847はトルク指令値、849は回生限
界信号である。
【0035】まず、車両制御装置840が協調回生制御
による減速を行う場合について説明する。図示しない協
調回生制御器から回生制動トルク指令841が与えられ
ると、それに応じて指令トルク演算器844はモータ制
御装置800に対してトルク指令847を指令する。
【0036】モータ制御装置800では、与えられたト
ルク指令に対して、トルクフィルタ801(例えば1次
遅れフィルタ等)でトルクフィルタ処理を施し、トルク
−電流Map802により電流指示値id*815、i
q*816に変換する。
【0037】モータ制御装置800は、先に述べた△i
d補正演算器803を有していることから、制動時に付
加する電動機の回生トルクをバッテリ装置820の充電
状態によらず、任意に制御可能となるため、常に要求値
どおりの減速制御が可能となる。そして回生制動を行う
際に、電動機の担う制動力がバッテリの充電状態により
制約を受けないため、従来のようにバッテリの充電状態
に応じてブレーキアクチュエータ等の制動装置を制御し
て総制動力を指令値どおりに保持するような複雑な制御
の必要がなくなる。
【0038】つぎに、車両制御装置840が速度制御を
行う場合について説明する。車両速度制御器845は、
外部から与えられる車両速度設定値843と車輪速検出
器832等の車両速度検出手段からの車速情報848と
の偏差に応じてトルク指令値847を出力し、モータ制
御装置800は該トルク指令値847に従って電流制御
を行う。この際、モータ制御装置800は先に述べた△
id補正演算器803を有していることから、バッテリ
装置820の充電状態が満充電またはそれに近い状態に
あるときでも、バッテリ装置820が吸収できない電動
機の回生する電気エネルギーと等しいか、あるいは回生
電流と充電電流との差分のd軸電流によって消費するこ
とにより、充電状態が高い状態(満充電またはそれに近
い状態)でも回生動作が可能となるので、常に指示どお
りの減速度を得ることが可能となり、精度の高い車両速
度制御が可能となる。
【0039】上記のように第3の実施例においては、バ
ッテリの充電状態が高いときには、バッテリが吸収でき
ない電動機の回生電気エネルギーと等しいか、あるいは
回生電流と充電電流との差分のd軸電流によって消費す
ることにより、充電状態が高いときでも回生動作が可能
となるため、常に指示どおりの減速度を得ることが可能
となり、精度の高い車両速度制御が可能となる。
【0040】また、ブレーキアクチュエータ等の機械的
減速手段を利用することなく車両速度を制御することが
可能であるため、車両速度制御の過渡応答特性にすぐ
れ、特に減速制御時のトルク立ち上り性能が極めて応答
性良く制御可能となる。これにより、車両速度制御の制
御安定性が増すとともに、より目標応答性のよい車両速
度制御が可能となる。
【0041】また、当該減速トルクの過渡応答特性向上
により、バッテリの充電状態が高い場合においても電動
機の加減速トルクを高速で制御可能となる。そのため、
車両駆動軸のねじり振動に起因した車両のガクガク振動
に対して、車両速度制御のみを行なうことにより該振動
を引き起こす捩りトルクを打ち消すための振動抑制トル
クを生じせしめ、車両速度制御を行なうことでガクガク
振動を抑制することが可能となる。
【0042】また、モータ制御装置からの電流指令のみ
で任意に回生トルクを制御可能であるため、連続的に制
動力を制御するための特別なブレーキアクチュエータ等
を必要としないので、制御構造が簡素化するとともに、
システム構成が安価になる。
【0043】また、回生協調制動を行う際にも、制動時
に付加する電動機の回生トルクをバッテリの充電状態に
よらず、任意に制御可能となるため、常に要求値どおり
の減速制御が可能となる。
【0044】また、回生制動を行う際に、電動機の担う
制動力がバッテリの充電状態により制約を受けないた
め、バッテリの充電状態に応じて制動制御装置によりブ
レーキアクチュエータ等の制動装置を制御して総制動力
を指令値どおりに保持するような複雑な制御の必要がな
くなる。
【0045】また、回生協調制動を行う際に、とりわけ
制動時にブレーキ等の制動装置の制動力に加え、常に一
定量の回生制動力を上乗せする制御方式をとる回生制動
装置においては、バッテリの充電状態により制動力が変
化することなく、常に安定したの制動力を得ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図2】第1の実施例における電動機の電流位相を示す
ベクトル図。
【図3】電動機のトルク−回転数曲線上での動作点を示
す図。
【図4】電動機の回転数限界における電流位相を示すベ
クトル図。
【図5】△id補正演算器103における演算処理を示
すフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施例における電動機の電流位
相を示すベクトル図。
【図7】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図。
【図8】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
101、701…トルク指令値 102、702、802…トルク電流Map 103、703、803…△id補正演算器 104、704、804…電流制御器 105、705、805…非干渉制御器 106、706、806…2相→3相変換器 107、707、807…電力変換装置 108、708、808…電流検出器 109、709、809…電動機 110、710、810…回転角検出器 111、711、811…3相→2相変換器 115、715、815…d軸電流指令値 116、716、816…q軸電流指令値 117、717、817…補正後のd軸電流指令値 118、718、818…補正後のq軸電流指令値 120、720、820…バッテリ装置 121、721、821…バッテリ制御器 800…モータ制御装置 801…トル
クフィルタ 830…駆動輪 831…減速
機+差動ギア 832…車輪速検出器 840…車両
制御装置 841…アクセル信号 842…回生
トルク指令 843…車両速度設定値 844…指令
トルク演算 845…車両速度制御器 846…切替
器 847…トルク指令値 849…回生
限界信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両駆動用の電動機と、前記電動機を制御
    するモータ制御装置と、充放電可能な電気エネルギー供
    給手段と、前記電気エネルギー供給手段の充電状態監視
    手段と、それらの装置を統括して駆動および制動を含む
    制御を行う車両制御手段と、を備えた電気自動車におけ
    る回生制御装置であって、 前記電動機の回生運転動作時に発生した回生電気エネル
    ギーを前記電気エネルギー供給手段に蓄積し、その際、
    前記充電状態監視手段の結果により前記回生電気エネル
    ギーを前記電気エネルギー供給手段が吸収できない充電
    状態である場合は、所望の回生トルクを発生するために
    必要な回生電気エネルギー量に相当する大きさのd軸電
    流を付加した電流を前記電動機に供給し、前記電動機に
    よる発電電流と還流電流とを釣合わせることにより、前
    記回生電気エネルギーを前記電動機で吸収するように構
    成した電気自動車の回生制御装置。
  2. 【請求項2】車両駆動用の電動機と、前記電動機を制御
    するモータ制御装置と、充放電可能な電気エネルギー供
    給手段と、前記電気エネルギー供給手段の充電状態監視
    手段と、それらの装置を統括して駆動および制動を含む
    制御を行う車両制御手段と、を備えた電気自動車におけ
    る回生制御装置であって、 前記電動機の回生運転動作時に発生した回生電気エネル
    ギーを前記電気エネルギー供給手段に蓄積し、その際、
    前記充電状態監視手段の結果により前記電動機の回生電
    気エネルギーの全部を前記電気エネルギー供給手段が吸
    収できない充電状態である場合は、所望の回生トルクを
    発生するために必要な回生電気エネルギー量と前記電気
    エネルギー供給手段に充電可能な電気エネルギー量との
    差分の大きさに相当するd軸電流を付加した電流を前記
    電動機に供給することにより、所望の回生トルクを保持
    しつつ前記電気エネルギー供給手段に吸収可能な分の電
    気エネルギーは前記電気エネルギー供給手段に充電する
    ように構成した電気自動車の回生制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電気自動
    車の回生制御装置において、 車両速度情報に基づいて車両速度のフィードバック制御
    を行う車両速度制御手段を備え、 車両減速指示時に前記電動機の回生トルクを利用して車
    両を減速させ、この際、前記電気エネルギー供給手段で
    吸収可能な回生電気エネルギーが不足して、所望の減速
    度が得られない場合は、前記電気エネルギー供給手段が
    吸収しきれない前記電動機の回生電気エネルギーに相当
    する大きさのd軸電流を前記電動機に流すことにより、
    前記電気エネルギー供給手段が吸収しきれない回生電気
    エネルギーを前記電動機で吸収し、不足する減速度を補
    償して車両速度制御を行うように構成した電気自動車の
    回生制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の電気自動
    車の回生制御装置において、 車両減速指示時に、制動装置を制御して車両を減速させ
    る制動制御と、車両駆動用の電動機の回生トルクを制動
    力として利用する回生制動制御とを併用する回生協調制
    動を行う手段を備え、 車両減速指示時に、前記電気エネルギー供給手段で吸収
    可能な回生電気エネルギーが不足して、所望の減速度が
    得られない場合は、前記電気エネルギー供給手段で吸収
    できない回生電気エネルギーと等しい大きさに相当する
    d軸電流、若しくは回生電気エネルギー量と前記電気エ
    ネルギー供給手段に充電可能な電気エネルギー量との差
    分の大きさに相当するd軸電流を付加した電流を前記電
    動機に供給することにより、前記電気エネルギー供給手
    段で吸収可能な回生電気エネルギーが不足する場合で
    も、回生動作を可能とし、かつ、所望の減速度が得られ
    るように構成した電気自動車の回生制御装置。
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