JP2003259428A - 無線基地装置、伝送チャネル割当方法、および伝送チャネル割当プログラム - Google Patents

無線基地装置、伝送チャネル割当方法、および伝送チャネル割当プログラム

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JP2003259428A
JP2003259428A JP2002051194A JP2002051194A JP2003259428A JP 2003259428 A JP2003259428 A JP 2003259428A JP 2002051194 A JP2002051194 A JP 2002051194A JP 2002051194 A JP2002051194 A JP 2002051194A JP 2003259428 A JP2003259428 A JP 2003259428A
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康一 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TCH切替の場合でも、切替先での多重可否
の判定を高信頼性で行うことができる無線基地装置、伝
送チャネル割当方法および伝送チャネル割当プログラム
を提供する。 【解決手段】 TCH切替の多重可否判定に用いる受信
信号相関値のしきい値を可変値にする。TCH切替前後
の周波数差を測定し、周波数差が大きくなるほど相関値
のしきい値が厳しくなるようにしきい値を調整する。こ
れに関連してDD比のしきい値も可変とし、周波数差が
大きくなるほど厳しくなるようにする。この処理は、P
DMA基地局1000のDSPにより実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線基地装置、
伝送チャネル割当方法、および伝送チャネル割当プログ
ラムに関し、特に、複数の移動端末装置が周波数多重お
よび空間多重により接続することができる無線基地装
置、およびそのような無線基地装置における伝送チャネ
ル割当方法および伝送チャネル割当プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、急速に発達しつつある移動体通信
システム(たとえば、Personal Handyphone System:以
下、PHS)では、電波の周波数利用効率を高めるため
に、1つのタイムスロットを周波数分割するとともに、
同一タイムスロットの同一周波数をさらに空間的に分割
することにより複数ユーザの移動無線端末装置(端末)
を無線基地局(基地局)に空間多重接続させることがで
きるPDMA(Path Division Multiple Access)方式
が提案されている。
【0003】このPDMA方式では、現在のところアダ
プティブアレイ技術が採用されている。アダプティブア
レイ処理とは、端末からの受信信号に基づいて、基地局
のアンテナごとの受信係数(ウェイト)からなるウェイ
トベクトルを計算して適応制御することによって、所望
の端末からの信号を正確に抽出する処理である。
【0004】このようなアダプティブアレイ処理によ
り、各ユーザ端末のアンテナからの上り信号は、基地局
のアレイアンテナによって受信され、受信指向性を伴っ
て分離抽出されるとともに、基地局から当該端末への下
り信号は、端末のアンテナに対する送信指向性を伴って
アレイアンテナから送信される。
【0005】このようなアダプティブアレイ処理は周知
の技術であり、たとえば菊間信良著の「アレーアンテナ
による適応信号処理」(科学技術出版)の第35頁〜第
49頁の「第3章 MMSEアダプティブアレー」に詳
細に説明されているので、ここではその動作原理につい
ての説明を省略する。
【0006】このようなアダプティブアレイ技術を用い
た空間多重接続では、同一周波数のスロットに空間多重
接続している複数のユーザ端末の電波同士が互いに干渉
波として影響する傾向がある。
【0007】一般に、空間多重接続を行なう場合、ユー
ザ端末同士の相関値が高い場合にはアダプティブアレイ
処理による干渉除去能力は低く、相関値が低い場合には
干渉除去能力は高い。
【0008】このため、安定した空間多重接続を維持す
るためには、空間多重しているユーザ同士の信号の相関
値を監視し、相関値が一定の大きさを超えるような場合
には、同一周波数のスロットへの空間多重接続を許可し
ない方法が取られている。
【0009】また、このような空間多重接続を許容する
PDMA基地局では、多重接続している複数のユーザ端
末からの受信信号の電力比(Desired user's power: De
sired user's power、以下DD比)が互いに揃っている
ことが望ましい。
【0010】というのは、もしも複数のユーザ端末から
の受信電力に大きな差があれば、アダプティブアレイ処
理の干渉除去能力が及ばなくなり、受信電力の低い方の
受信信号は、受信エラーとみなされてしまう可能性があ
るからである。
【0011】たとえば、2人のユーザが多重しようとす
る場合、ユーザ1およびユーザ2の受信電力が同じで差
が無い場合にはDD比は0であり、ユーザ1からの受信
電力が30dB、ユーザ2からの受信電力が10dBの
場合にはDD比は20dBとなる。
【0012】このように、DD比の絶対値が小さいほど
空間多重接続に適し、大きいほど適していないことにな
る。
【0013】このため、安定した空間多重接続を維持す
るためには、空間多重しているユーザ同士の信号のDD
比を監視し、DD比の絶対値が一定の大きさを超える場
合には、同一周波数のスロットへの空間多重接続を許可
しない方法が取られている。
【0014】このような受信信号の相関値またはDD比
に基づく空間多重接続の可否判定には、適宜設定された
固定のしきい値が用いられる。
【0015】この他に、空間多重接続の可否判定に用い
られる要素としては、受信タイミング、フェージング速
度、受信エラーなど様々な要素があるが、受信信号の相
関値およびDD比が特に重要な要素である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】空間多重接続の可否が
判定される場合としては、現在既接続のユーザ端末があ
るスロットに、別のユーザ端末が新規接続しようとする
場合と、当該基地局の周波数の異なる別のスロットに接
続して通話チャネル(Traffic Channel:TCH)で通
話中のユーザ端末が、通話中に何らかの原因により、上
記既接続ユーザのあるスロットの通話チャネルTCHに
接続を切替えられる場合がある。このような切替をTC
H切替と称する。
【0017】すなわち、通話チャネルを切替えるという
ことは、切替先のスロットから見れば、新規ユーザに対
して通話チャネルを割当てる処理を行なうことに等し
い。
【0018】しかしながら、TCH切替の場合は、切替
先のスロットに対する接続の可否判定に関し、下記のよ
うな問題が生じる。
【0019】図4は、このような問題点を説明するため
の概念図で、空間多重により、複数のユーザ端末が1つ
の基地局に多重接続している態様を模式的に示してい
る。なお、図4および以下の説明において、太字のr
は、添え字の番号によって特定されるユーザ端末から
の、添え字の周波数における上り受信信号ベクトルを表
わすものとする。
【0020】図4を参照して、ユーザ1からユーザ3の
端末1,2および3は、周波数f1の同一スロットを空
間分割することにより、基地局10に接続しており、一
方、ユーザ4,5からXの端末4,5,・・・,Xはそ
れぞれ、当該スロットの周波数f2,f3,・・・,f
xのチャネルを介して、基地局10に接続している。
【0021】図5および図6は、図4に示すような多重
状態において、TCH切替が行なわれる様子を模式的に
示す図である。
【0022】図5は、周波数多重および空間多重に加え
て時分割多重も行なうPDMA−TDMA(Time Divis
ion Multiple Access)方式で多重されている場合にお
けるTCH切替の一態様を示している。
【0023】図5の(A)は、TCH切替前の状態を示
しており、タイムスロット0の周波数f1をユーザ1〜
3で空間分割して多重接続している。タイムスロット1
の周波数f2にはユーザ4のみが接続されており、タイ
ムスロット2の周波数f3は制御チャネル(Control Ch
annel:CCH)が割当られている。タイムスロット3の
周波数fxにはユーザXのみが接続されている。
【0024】ここで、図5(B)に示すように、タイム
スロット0の周波数f1で通話していたユーザ1を、何
らかの原因で、タイムスロット3の周波数fxにTCH
切替することになった場合、当該周波数で既接続のユー
ザXとの間で、前述の相関値やDD比に基づいて、多重
の可否、すなわちTCH切替しようとするユーザ1をユ
ーザXが既接続の周波数fxに空間多重接続させるか否
かの判定を行なう。
【0025】図6は、周波数多重および空間多重のみ行
ない、時分割多重は行なわないPDMA−OFDM(Or
thogonal Frequency Division Multiplex)方式で多重
されている場合におけるTCH切替の一態様を示してい
る。
【0026】図6の(A)は、TCH切替前の状態を示
しており、時刻0からTに至る期間において、周波数f
1をユーザ1〜3で空間分割して多重接続している。同
じ期間の周波数f2にはユーザ4のみが接続されてお
り、周波数fxにはユーザXのみが接続されている。
【0027】ここで、図6(B)に示すように、周波数
f1で通話していたユーザ1を、何らかの原因で、周波
数fxにTCH切替することになった場合、時刻Tから
2Tに至る次の期間において、当該周波数で既接続のユ
ーザXとの間で、前述の相関値やDD比に基づいて、多
重の可否、すなわちTCH切替しようとするユーザ1を
ユーザXが既接続の周波数fxに空間多重接続させるか
否かの判定を行なう。
【0028】上述の図5および図6のいずれの場合にお
いても、周波数f1で通信中のユーザ1がTCH切替に
より周波数fxで通信中のユーザXと多重接続しようと
するとき、前述の受信信号の相関値、受信信号のDD比
など、ユーザ端末同士の空間多重の可否を判定する要素
を計算し、一定のしきい値との対比により、多重を許可
するか否か判定する。このような要素のうち、周波数依
存性を有する受信信号相関値について、従来の問題点を
以下に説明する。
【0029】本来、同一タイムスロットの同一周波数に
接続させるユーザ1およびユーザXの相関値を計算する
には、次式に示すように、接続先の周波数であるfxに
おける両者の受信信号の相関値を計算すべきである。た
とえば、TCH切替ではなく、ユーザ1が当該基地局に
全く新規に接続する場合には、fxにおける新規ユーザ
の受信信号と既接続ユーザとの相関値が計算される。
【0030】
【数1】
【0031】しかしながら、TCH切替の場合は、TC
H切替前は、ユーザ1は、図5(A)または図6(A)
に示すように、周波数f1で通信しているので、上記の
(1)式のように同一周波数fxにおける受信信号の相
関値を計算することはできない。すなわち、TCH切替
の場合は、次式に示すように、周波数f1におけるユー
ザ1の受信信号と、周波数fxにおけるユーザXの受信
信号との相関値しか計算することができない。
【0032】
【数2】
【0033】ユーザ1とユーザXとに関し、上記の
(1)式で得られる相関値と、(2)式で得られる相関
値とは、周波数が異なるため、互いに異なった値とな
る。すなわち、次式で示すような関係となる。
【0034】
【数3】
【0035】このように、TCH切替の前後で周波数が
異なれば相関値も異なり、その周波数差が大きくなるほ
ど、相関値の差も大きくなる。
【0036】このように、周波数が異なれば相関値も異
なる理由について、図7を参照して、以下に説明する。
【0037】図7は、ユーザ1およびユーザXが地局1
0に接続している状態を模式的に示す図である。TCH
切替前に、ユーザ1は、周波数f1で基地局10と通信
しているものとする。
【0038】この場合の波長をλ1とし、ユーザ1と基
地局10との距離をd1とし、光速をCとすれば、ユー
ザ1の位相は、次式で表される。
【0039】
【数4】
【0040】一方、仮に、ユーザ1が周波数fxで基地
局10と通信しているものとすると、そのときのユーザ
1の位相は、次式で表わされる。ただし、この場合の波
長をλxとする。
【0041】
【数5】
【0042】上記の(4)式および(5)式より、周波
数が異なれば、次式のように位相も異なることとなる。
【0043】
【数6】
【0044】ユーザからの受信信号はこのような位相成
分を含むため、次式に示すように、周波数f1における
ユーザ1の受信信号と、周波数fxにおけるユーザ1の
受信信号とは、互いに異なることになる。
【0045】
【数7】
【0046】この結果、先に示した(3)式のように、
周波数が異なる場合のユーザ1およびユーザXの相関値
と、周波数が同じ場合のユーザ1およびユーザXの相関
値とは、異なることになる。
【0047】一方、前述のように、受信信号の相関値に
基づいて、TCH切替の可否を判定するためのしきい値
としては、固定値が用いられている。
【0048】しかしながら、上述のように、TCH切替
の前後で周波数差がある場合には、相関値は異なった値
となり、周波数差が大きいほど(たとえば図5および図
6に示すように最小周波数f1から最大周波数fxに切
替わる場合)、変化も大きくなり、不正確なものになっ
ていく。
【0049】このような不正確な相関値に基づいて、多
重接続の可否を判定するときに、しきい値が固定では、
正確な判定を行うことができず、安定した空間多重接続
を実現することができないという問題があった。
【0050】それゆえに、この発明の目的は、TCH切
替の前後で、周波数差がある場合であっても、TCH切
替に伴う多重可否の判定を高信頼性で行なうことができ
る無線基地装置、伝送チャネル割当方法、および伝送チ
ャネル割当プログラムを提供することである。
【0051】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面に
よれば、複数の移動端末装置が周波数多重および空間多
重により接続することができる無線基地装置は、相関値
算出手段と、接続判定手段と、周波数差算出手段と、し
きい値調整手段とを備える。相関値算出手段は、同一周
波数のスロットに空間多重接続しようとする移動端末装
置同士の受信信号の相関値を算出する。接続判定手段
は、算出された相関値を所定のしきい値と対比すること
によって同一周波数のスロットに対する空間多重の可否
を判定する。周波数差算出手段は、異なる周波数のスロ
ットに接続している移動端末装置が、同一周波数のスロ
ットに空間多重接続しようとするときに、スロット間の
周波数差を算出する。しきい値調整手段は、算出された
周波数差に基づいて、しきい値を調整する。
【0052】好ましくは、しきい値調整手段は、周波数
差に応じてステップ状にしきい値を変化させる。
【0053】好ましくは、しきい値調整手段は、周波数
差に応じて連続的にしきい値を変化させる。
【0054】好ましくは、無線基地装置は、同一周波数
のスロットに空間多重接続しようとする移動端末装置同
士の受信電力比を算出する電力比算出手段と、算出され
た電力比を第2の所定のしきい値と対比することによっ
て同一周波数のスロットに対する空間多重の可否を判定
する第2の接続判定手段と、算出された周波数差に基づ
いて、電力比の第2のしきい値を調整する第2のしきい
値調整手段とをさらに備える。
【0055】この発明の他の局面によれば、複数の移動
端末装置が周波数多重および空間多重により接続するこ
とができる無線基地装置における伝送チャネル割当方法
は、同一周波数のスロットに空間多重接続しようとする
移動端末装置同士の受信信号の相関値を算出するステッ
プと、算出された相関値を所定のしきい値と対比するこ
とによって同一周波数のスロットに対する空間多重の可
否を判定するステップと、異なる周波数のスロットに接
続している移動端末装置が、同一周波数のスロットに空
間多重接続しようとするときに、スロット間の周波数差
を算出するステップと、算出された周波数差に基づい
て、しきい値を調整するステップとを備える。
【0056】好ましくは、しきい値を調整するステップ
は、周波数差に応じてステップ状にしきい値を変化させ
る。
【0057】好ましくは、しきい値を調整するステップ
は、周波数差に応じて連続的にしきい値を変化させる。
【0058】好ましくは、伝送チャネル割当方法は、同
一周波数のスロットに空間多重接続しようとする移動端
末装置同士の受信電力比を算出するステップと、算出さ
れた電力比を第2の所定のしきい値と対比することによ
って同一周波数のスロットに対する空間多重の可否を判
定するステップと、算出された周波数差に基づいて、電
力比の第2のしきい値を調整するステップとをさらに備
える。
【0059】この発明のさらに他の局面によれば、複数
の移動端末装置が周波数多重および空間多重により接続
することができる無線基地装置における伝送チャネル割
当プログラムは、コンピュータに、同一周波数のスロッ
トに空間多重接続しようとする移動端末装置同士の受信
信号の相関値を算出するステップと、算出された相関値
を所定のしきい値と対比することによって同一周波数の
スロットに対する空間多重の可否を判定するステップ
と、異なる周波数のスロットに接続している移動端末装
置が、同一周波数のスロットに空間多重接続しようとす
るときに、スロット間の周波数差を算出するステップ
と、算出された周波数差に基づいて、しきい値を調整す
るステップとを実行させる。
【0060】好ましくは、しきい値を調整するステップ
は、周波数差に応じてステップ状にしきい値を変化させ
る。
【0061】好ましくは、しきい値を調整するステップ
は、周波数差に応じて連続的にしきい値を変化させる。
【0062】好ましくは、伝送チャネル割当プログラム
は、同一周波数のスロットに空間多重接続しようとする
移動端末装置同士の受信電力比を算出するステップと、
算出された電力比を第2の所定のしきい値と対比するこ
とによって同一周波数のスロットに対する空間多重の可
否を判定するステップと、算出された周波数差に基づい
て、電力比の第2のしきい値を調整するステップとをさ
らにコンピュータに実行させる。
【0063】したがって、この発明によれば、TCH切
替の前後の周波数差を算出し、その大きさに応じて、T
CH切替しようとするユーザの切替先への多重接続の可
否を判定する相関値のしきい値を調整するように構成し
たので、たとえTCH切替の前後で周波数差が大きく、
多重ユーザ同士の相関値が不正確な場合でも、しきい値
を厳しく調整すれば、多重接続の可否に関する信頼性の
高い判定を行なうことができ、安定した空間多重接続を
実現することができる。
【0064】また、周波数差に応じた相関値のしきい値
調整に関連して、受信電力比のしきい値も調整している
ので、さらに安定した空間多重接続を実現することがで
きる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0066】図1は、この発明の実施の形態によるPD
MA基地局1000の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0067】図1を参照して、PDMA基地局1000
は、複数本のアンテナ、たとえばアンテナ11,12か
らなるアレイアンテナを備えている。
【0068】アンテナ11,12は、それぞれ、無線部
21,22に接続される。無線部21および22は全く
同じ構成を有しており、無線部21の構成のみ図示し説
明することとする。
【0069】無線部21は、スイッチ110と、送信部
111と、受信部112と、D/A変換機113と、A
/D変換機114とを備えている。
【0070】受信時には、アンテナ11で受信した信号
が受信部112に与えられるようにスイッチ110は切
換わる。受信部112に与えられた受信信号は、そこ
で、増幅、周波数変換などの各種のアナログ信号処理が
施され、A/D変換機114によりデジタル信号に変換
されて、ユーザ信号処理部50に与えられる。
【0071】ユーザ信号処理部50は、前述したように
周知のアダプティブアレイ処理により、各ユーザの信号
を分離抽出する。
【0072】ユーザ信号処理部50はさらに、相関値計
算部50aと、受信電力計算部50bと、周波数差計算
部50cとを備えている。相関値計算部50aは、TC
H切替しようとするユーザの受信信号と、切替先に既接
続のユーザの受信信号との相関値を算出する。受信電力
計算部50bは、TCH切替しようとするユーザの受信
電力と、切替先に既接続のユーザの受信電力とのDD比
を求める。周波数差計算部50cは、TCH切替前後の
周波数差を算出する。
【0073】分離抽出された各ユーザの受信信号は、通
常のモデム部60およびベースバンド処理およびTDM
A/TDD処理部70に与えられて必要な復調処理およ
び時分割処理が施され、元の信号に復元されて公衆回線
網90に供給される。
【0074】一方、送信時には、公衆回線網90から与
えられた送信信号は、ベースバンド処理およびTDMA
/TDD処理部70およびモデム部60に与えられて必
要な時分割処理および変調処理が施され、ユーザ信号処
理部50に与えられる。
【0075】ユーザ信号処理部50においては、アダプ
ティブアレイ処理により下り送信指向性が制御され、無
線部21のD/A変換機113でアナログ信号に変換さ
れる。
【0076】アナログ信号に変換された送信信号は、送
信部111で、増幅、周波数変換など、無線送信に必要
な各種のアナログ信号処理が施される。
【0077】送信時には、スイッチ110は、送信部1
11とアンテナ11とを接続するように切換わり、送信
部111で無線処理された送信信号は、アンテナ11か
ら送信される。
【0078】無線部22を介しても同様の処理が実行さ
れる。図1のPDMA基地局1000はさらに、制御部
80および多重可否判定部100を備えている。多重可
否判定部100は、相関値計算部50aと受信電力計算
部50bと周波数差計算部50cとから情報を受けて、
この発明による多重可否判定を行なう部分であり、しき
い値計算部100aを含む。この発明による多重可否判
定については、後で詳述する。
【0079】制御部80は、多重可否判定部100、ユ
ーザ信号処理部50、モデム部60、ベースバンド処理
およびTDMA/TDD処理部70からの情報に基づい
て、チャネル割当を含む各ユーザに対する制御を実行す
るため、ユーザ信号処理部50を制御する。
【0080】図1に示したユーザ信号処理部50、制御
部80、および多重可否判定部100の処理は、実際に
は、基地局のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を
用いてソフトウェアで実現される。
【0081】次に、図2を参照して、この発明の原理に
ついて説明する。前述のように、従来は、TCH切替の
場合に、切替の前後で周波数差があるにもかかわらず、
受信信号相関値に基づく多重可否判定の際のしきい値は
固定値であった。それに対し、この発明では、しきい値
を可変とし、TCH切替の前後の周波数差に基づいて、
しきい値をより厳しい値に調整するものである。
【0082】以下に、周波数依存性を有する相関値を用
いてTCH切替による多重可否判定を行なう場合のしき
い値調整について説明する。
【0083】前述のように、空間多重接続を行なう場
合、ユーザ端末同士の相関値が高い場合にはアダプティ
ブアレイ処理による干渉除去能力は低く、相関値が低い
場合には干渉除去能力は高い。したがって、異なるユー
ザを同一周波数に空間多重接続するためには、両者の相
関値は小さいほど互いの干渉が少なく、多重接続に適し
ている。そこで、この発明では、TCH切替前後の周波
数差が大きくなるにつれて相関値の不正確さが増大する
ことに鑑み、周波数差が大きくなるほど、多重接続を許
可するためのしきい値をより厳しく、すなわちより小さ
く設定していくものである。
【0084】このような、TCH切替前後の周波数差と
しきい値との関係については、周波数差Δfが大きいほ
どしきい値F(Δf)が小さくなる(厳しくなる)関係
であれば種々の態様が考えられる。
【0085】たとえば、図2(A)に示すように、しき
い値F(Δf)が周波数差Δfに応じてステップ状に変
化するように設定してもよく、また図2(B)に示すよ
うに、しきい値F(Δf)が周波数差Δfに応じて曲線
状に変化するように設定してもよい。また、図2
(A)、(B)に示すステップ状、曲線状の変化形態を
組合せてもよい。
【0086】ここで、上述の相関値と、先に説明したD
D比との関係を考えると、相関値が低く干渉除去能力が
十分高い場合には、DD比が多少大きくても多重するこ
とができるが、相関値が高く干渉除去能力が低い場合に
は、DD比が大きいのに多重すると安定した空間多重を
行なうことができない。
【0087】ここで、上述のように、TCH切替前後の
周波数差が大きく相関値の不正確さが増大した場合に
は、アダプティブアレイ処理の干渉除去能力も、周波数
差が無い場合に計算された相関値から想定される干渉除
去能力に比べて低下することが予想される。このとき、
DD比のしきい値が固定値であれば、周波数差によって
干渉除去能力が低下しているにもかかわらず、DD比が
固定しきい値をこえなければ空間多重を許可してしまう
ことになり、安定して空間多重通信を行うことができな
い。
【0088】そこで、この発明では、TCH切替前後の
周波数差が大きくなるにつれて相関値の不正確さが増大
することに鑑み、周波数差が大きくなるほど、相関値の
しきい値を厳しくすることに加えて、DD比のしきい値
もより厳しく、すなわちより小さく設定していくように
構成している。その変化形態は、図示省略するが、図2
に示したステップ状、曲線状、その組合せなど種々の形
態が考えられる。
【0089】次に、図3は、図1のPDMA基地局のD
SP(特に、ユーザ信号処理部50、制御部80、およ
び多重可否判定部100)で実行されるこの発明による
チャネル割当の基本的な動作を示すフロー図である。
【0090】まず、ステップS1において、TCH切替
要求が発生すると、ステップS2において、TCH切替
しようとするユーザの切替先のスロットの同一周波数に
既接続のユーザがいて通信中であるか否かが判定され
る。
【0091】ステップS2において既接続のユーザがい
ないと判断されれば、ステップS3に進んで、TCH切
替しようとするユーザを、当該スロットの当該周波数に
割当てる。
【0092】一方、ステップS2において既接続のユー
ザが存在すると判断されれば、ステップS4に進み、T
CH切替しようとするユーザが現在接続しているスロッ
トの周波数と、TCH切替先のスロットの周波数との差
Δfが、図1の周波数差計算部50cにより計算され
る。
【0093】図1の多重可否判定部100のしきい値計
算部100aには、たとえば図2の(A)または(B)
に示したような相関値のしきい値の変化形態が予め保持
されており、この変化形態に基づいて、ステップS5に
おいて、ステップS4で計算された周波数差Δfに対応
する相関値のしきい値F(Δf)が算出される。
【0094】一方、図1の相関値計算部50aでは、T
CH切替前の周波数におけるユーザの受信信号と、切替
先の周波数における既接続ユーザの受信信号との相関値
が算出されて多重可否判定部100に与えられ、ステッ
プS6においては、多重可否判定部100は、ステップ
S5で求められたしきい値F(Δf)を用いて、算出さ
れた相関値がしきい値F(Δf)以下かどうかを判定す
る。
【0095】ステップS7において、相関値がしきい値
以下であれば多重許可と判定し、ステップS8に進ん
で、TCH切替ユーザに対し切替先へのチャネル割当を
許可し、しきい値より大きければ、ステップS9に進ん
でTCH切替ユーザに対し切替先へのチャネル割当を禁
止する。
【0096】以上は、受信信号の相関値に基づいて多重
可否の判定を行なう場合であるが、このような相関値の
しきい値の算出に関連して、図1の受信電力計算部50
bで計算されるTCH切替前のユーザの受信電力と切替
先の既接続ユーザの受信電力とのDD比について、しき
い値計算部100aに保持されているDD比のしきい値
の変化形態に関する情報から、TCH切替前後の周波数
差に対応するしきい値を算出し、図3のフロー図にした
がった処理によって、DD比に基づく多重可否の判定を
実行することができる。
【0097】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0098】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、TC
H切替の前後の周波数差を算出し、その大きさに応じ
て、TCH切替先への多重接続の可否を判定する相関値
のしきい値を調整するように構成している。したがっ
て、たとえTCH切替の前後で周波数差が大きく、多重
ユーザ同士の相関値が不正確な場合でも、しきい値を厳
しく調整すれば、多重接続の可否に関する信頼性の高い
判定を行なうことができ、安定した区間多重接続を実現
することができる。
【0099】さらに、周波数差に応じた相関値のしきい
値調整に関連して、受信電力比のしきい値も調整してい
るので、さらに安定した空間多重接続を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態によるPDMA基地局
の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態による相関値のしきい
値の調整例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態によるチャネル割当動
作を示すフロー図である。
【図4】 空間多重の態様を模式的に示す図である。
【図5】 PDMA−TDMA方式におけるTCH切替
の一態様を示す模式図である。
【図6】 PDMA−OFDM方式におけるTCH切替
の一態様を示す模式図である。
【図7】 周波数と相関値との関係を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,・・・,X ユーザ端末、10
PDMA基地局、11,12 アンテナ、21,22
無線部、50 ユーザ信号処理部、50a 相関値計算
部、50b 受信電力計算部、50c 周波数差計算
部、60 モデム部、70 ベースバンド処理およびT
DMA/TDD処理部、80 制御部、90 公衆回線
網、100 多重可否判定部、100a しきい値計算
部、110スイッチ、111 送信部、112 受信
部、113 D/A変換機、114A/D変換機、10
00 PDMA基地局。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動端末装置が周波数多重および
    空間多重により接続することができる無線基地装置であ
    って、 同一周波数のスロットに空間多重接続しようとする移動
    端末装置同士の受信信号の相関値を算出する相関値算出
    手段と、 前記算出された相関値を所定のしきい値と対比すること
    によって前記同一周波数のスロットに対する空間多重の
    可否を判定する接続判定手段と、 異なる周波数のスロットに接続している移動端末装置
    が、前記同一周波数のスロットに空間多重接続しようと
    するときに、スロット間の周波数差を算出する周波数差
    算出手段と、 前記算出された周波数差に基づいて、前記しきい値を調
    整するしきい値調整手段とを備えた、無線基地装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値調整手段は、前記周波数差
    に応じてステップ状に前記しきい値を変化させる、請求
    項1に記載の無線基地装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値調整手段は、前記周波数差
    に応じて連続的に前記しきい値を変化させる、請求項1
    に記載の無線基地装置。
  4. 【請求項4】 同一周波数のスロットに空間多重接続し
    ようとする移動端末装置同士の受信電力比を算出する電
    力比算出手段と、 前記算出された電力比を第2の所定のしきい値と対比す
    ることによって前記同一周波数のスロットに対する空間
    多重の可否を判定する第2の接続判定手段と、 前記算出された周波数差に基づいて、前記電力比の第2
    のしきい値を調整する第2のしきい値調整手段とをさら
    に備えた、請求項1から3のいずれかに記載の無線基地
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の移動端末装置が周波数多重および
    空間多重により接続することができる無線基地装置にお
    ける伝送チャネル割当方法であって、 同一周波数のスロットに空間多重接続しようとする移動
    端末装置同士の受信信号の相関値を算出するステップ
    と、 前記算出された相関値を所定のしきい値と対比すること
    によって前記同一周波数のスロットに対する空間多重の
    可否を判定するステップと、 異なる周波数のスロットに接続している移動端末装置
    が、前記同一周波数のスロットに空間多重接続しようと
    するときに、スロット間の周波数差を算出するステップ
    と、 前記算出された周波数差に基づいて、前記しきい値を調
    整するステップとを備えた、伝送チャネル割当方法。
  6. 【請求項6】 前記しきい値を調整するステップは、前
    記周波数差に応じてステップ状に前記しきい値を変化さ
    せる、請求項5に記載の伝送チャネル割当方法。
  7. 【請求項7】 前記しきい値を調整するステップは、前
    記周波数差に応じて連続的に前記しきい値を変化させ
    る、請求項5に記載の伝送チャネル割当方法。
  8. 【請求項8】 同一周波数のスロットに空間多重接続し
    ようとする移動端末装置同士の受信電力比を算出するス
    テップと、 前記算出された電力比を第2の所定のしきい値と対比す
    ることによって前記同一周波数のスロットに対する空間
    多重の可否を判定するステップと、 前記算出された周波数差に基づいて、前記電力比の第2
    のしきい値を調整するステップとをさらに備えた、請求
    項5から7のいずれかに記載の伝送チャネル割当方法。
  9. 【請求項9】 複数の移動端末装置が周波数多重および
    空間多重により接続することができる無線基地装置にお
    ける伝送チャネル割当プログラムであって、コンピュー
    タに、 同一周波数のスロットに空間多重接続しようとする移動
    端末装置同士の受信信号の相関値を算出するステップ
    と、 前記算出された相関値を所定のしきい値と対比すること
    によって前記同一周波数のスロットに対する空間多重の
    可否を判定するステップと、 異なる周波数のスロットに接続している移動端末装置
    が、前記同一周波数のスロットに空間多重接続しようと
    するときに、スロット間の周波数差を算出するステップ
    と、 前記算出された周波数差に基づいて、前記しきい値を調
    整するステップとを実行させる、伝送チャネル割当プロ
    グラム。
  10. 【請求項10】 前記しきい値を調整するステップは、
    前記周波数差に応じてステップ状に前記しきい値を変化
    させる、請求項9に記載の伝送チャネル割当プログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記しきい値を調整するステップは、
    前記周波数差に応じて連続的に前記しきい値を変化させ
    る、請求項9に記載の伝送チャネル割当プログラム。
  12. 【請求項12】 同一周波数のスロットに空間多重接続
    しようとする移動端末装置同士の受信電力比を算出する
    ステップと、 前記算出された電力比を第2の所定のしきい値と対比す
    ることによって前記同一周波数のスロットに対する空間
    多重の可否を判定するステップと、 前記算出された周波数差に基づいて、前記電力比の第2
    のしきい値を調整するステップとをさらにコンピュータ
    に実行させる、請求項9から11のいずれかに記載の伝
    送チャネル割当プログラム。
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