JP4602211B2 - 基地局装置及び通信開始方法 - Google Patents

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Description

本発明は基地局装置及び通信開始方法に関する。
移動体通信システムには、空間分割多重通信を行うものがある。この空間分割多重通信では、電波の指向性制御により、互いの位置する方向に、互いの通信に係る電波のヌル点の方向を向けるようにすることで、複数の移動局装置が1つの周波数を使用して同時に1つの基地局装置と通信を行う。
空間分割多重通信について、より詳細に説明する。空間分割多重通信を行う基地局装置は、複数のアンテナから構成されるアダプティブアレイアンテナを備えており、各アンテナで受信される移動局装置からの電波の位相差、周波数差、受信電力差などに基づいて、移動局装置の位置を把握する。この位置把握が終了した後、基地局装置は、位置を把握した移動局装置と他の移動局装置との空間分割多重通信を開始する。つまり、空間分割多重通信を行うためには、実際に通信(以下、暫定通信という。)を行ってみることが必要になる。
ところで、空間分割多重通信における電波伝播の特性は、周波数によって大きく異なる場合がある。例えば、周波数選択性フェージングが発生する環境では、ある周波数では大幅に電波の受信レベルが変動する一方、他の周波数では変動は発生しない、といった場合である。
この点、上記従来の技術では、暫定通信と空間分割多重通信の周波数は必ずしも同じではなかったので、暫定通信の結果に基づいて電波の指向性制御を行ったとしても、その後の空間分割多重通信において、多重される複数の移動局装置について、互いの位置する方向に、互いの通信に係る電波のヌル点の方向が向かないことがあった。
従って、本発明の課題の一つは、暫定通信の結果に基づいて電波の指向性制御を行うことにより、その後の空間分割多重通信において、多重される複数の移動局装置について、互いの位置する方向に、互いの通信に係る電波のヌル点の方向が向くようにすることを可能にする移動局装置との通信を開始することができる基地局装置及び通信開始方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る基地局装置は、複数の移動局装置と通信する基地局装置であって、通信に使用される周波数およびタイムスロットを前記複数の移動局装置のそれぞれに割り当て、かつ、前記複数の移動局装置のそれぞれとの通信を空間分割多重する通信処理部、を備え、前記通信処理部は、前記複数の移動局装置に含まれる接続要求移動局装置から接続要求があったときに、空きタイムスロットがない場合、既定の通信レートに満たない通信に使用されるタイムスロットで、他の移動局装置の少なくとも1つによる通信と同一の周波数を使用した、前記接続要求移動局装置の位置を把握するための暫定通信を前記接続要求移動局装置との間で実行し、前記暫定通信において、該暫定通信と同一の周波数を使用して当該基地局装置と通信中の移動局装置において、前記接続要求移動局装置の位置する方向に送信電波のヌル点を向けることのできる移動局装置の検索を行い、前記検索の結果に基づいて、前記複数の移動局装置のうち、前記接続要求移動局装置と空間多重される多重相手移動局装置を決定し、前記基地局装置から前記多重相手移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記接続要求移動局装置からの受信信号に対して向け、かつ、前記基地局装置から前記接続要求移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記多重相手移動局装置からの受信信号に対して向ける制御を行い、前記制御によって、前記接続要求移動局装置との、前記暫定通信と同一の周波数を使用した通信処理を、前記多重相手移動局装置に割り当てられたタイムスロットにおいて実行する、ことを特徴とする。
これによれば、通信開始手段により開始した通信の結果に基づいて電波の指向性制御を行うことにより、基地局装置は、その後の空間分割多重通信において、接続要求を受けた移動局装置と、通信開始手段により開始した通信に係る周波数と同じ周波数で既に通信中の移動局装置とについて、互いの位置する方向に、互いの通信に係る電波のヌル点の方向が向くようにすることができる。換言すれば、当該基地局装置と既に通信中の移動局装置との通信接続に用いている空間ベクトル(空間分割多重の重み係数)をそのまま利用することができるので、通信を効率よく確立させることができる。
また、上記基地局装置において、前記既定の通信レートに満たない通信に使用されるタイムスロットは、通信を制御するための制御用のタイムスロットである、こととしてもよい。
制御チャネルは、フレーム20回に1回の割合でタイムスロットを使用する。このため、既定の通信レートを全フレームの当該タイムスロットを使用した場合の通信レートとすると、このタイムスロットを使用して通信チャネルの通信を行った場合、その通信レートは既定通信レートの19/20になってしまうので、通常は使用されない。しかし、暫定通信用としては十分であるので、接続要求を受けた移動局装置に対してこのタイムスロットを開放することにより、該移動局装置との暫定的な通信を開始することができる。
また、上記基地局装置において、前記既にチャネルに割り当てられているタイムスロットとは、前記通信中の移動局装置の通信チャネルが割り当てられているタイムスロットをいう、こととしてもよい。
これによれば、既定の通信レートに満たないタイムスロットを確保するために他の移動局装置の通信レートを下げ、接続要求を受けた移動局装置に対して確保したタイムスロットを開放しているので、基地局装置は、通信前の移動局装置との暫定通信を開始することができる。
また、本発明に係る通信開始方法は、複数の移動局装置と通信する基地局装置における通信開始方法において、通信に使用される周波数およびタイムスロットを前記複数の移動局装置のそれぞれに割り当て、かつ、前記複数の移動局装置のそれぞれとの通信を空間分割多重するものであって、前記複数の移動局装置に含まれる接続要求移動局装置から接続要求があったときに、空きタイムスロットがない場合、既定の通信レートに満たない通信に使用されるタイムスロットで、他の移動局装置の少なくとも1つによる通信と同一の周波数を使用した、前記接続要求移動局装置の位置を把握するための暫定通信を前記接続要求移動局装置との間で実行するステップと、前記暫定通信において、該暫定通信と同一の周波数を使用して前記基地局装置と通信中の移動局装置において、前記接続要求移動局装置の位置する方向に送信電波のヌル点を向けることのできる移動局装置の検索を行うステップと、前記検索の結果に基づいて、前記複数の移動局装置のうち、前記接続要求移動局装置と空間多重される多重相手移動局装置を決定するステップと、前記基地局装置から前記多重相手移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記接続要求移動局装置からの受信信号に対して向け、かつ、前記基地局装置から前記接続要求移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記多重相手移動局装置からの受信信号に対して向ける制御を行うステップと、前記制御によって、前記接続要求移動局装置との、前記暫定通信と同一の周波数を使用した通信処理を、前記多重相手移動局装置に割り当てられた無線リソースにおいて実行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る移動体通信システム1のシステム構成を示す図である。同図に示すように、移動体通信システム1は基地局装置10と複数の移動局装置20とを含んで構成される。基地局装置10及び移動局装置20は、ともにCPUとメモリを備えた通信装置である。基地局装置10と各移動局装置20とは無線通信を行う。
基地局装置10と各移動局装置20との間の無線通信は、周波数分割多重かつ時分割多重により行われる。すなわち、基地局装置10及び移動局装置20は、複数の周波数チャネルを用いて通信することができるように構成されており、さらに各周波数チャネルは複数のタイムスロットに分割される。
このタイムスロットについて、図2に示すタイムスロットの模式図を参照しながら、詳細に説明する。図2は、1つの周波数チャネルで送受信されるタイムスロットを示している。また、図2では、上段が基地局装置10から送信されるタイムスロット(Txタイムスロット)、下段が基地局装置10で受信されるタイムスロット(Rxタイムスロット)をそれぞれ示している。
図2に示すように、TxタイムスロットとRxタイムスロットは、所定数(図2では4)ずつ連続して送受信される。連続するTxタイムスロットは下りフレームを構成し、連続するRxタイムスロットは上りフレームを構成する。ある移動局装置20と基地局装置10とが通信を行う場合、通常は、各フレーム内で所定の順番に含まれるタイムスロットを使用する。例えば、移動局装置20と基地局装置10とが各フレーム内で2番目のタイムスロット(TxTS2、RxTS2)を選択して通信を開始した場合、この通信では、通信の終了まで各フレーム内で2番目のタイムスロット(TxTS2、RxTS2)が使用される。ただし、通信の途中で使用するタイムスロットを切り替えることもあり、これを一般にチャネル切替と呼んでいる。
各タイムスロットは、通信チャネルと制御チャネルのいずれかに分類される。図2では、通信チャネルをT、制御チャネルをCと表記している。通信チャネルは、移動局装置20と基地局装置10との間でユーザデータを送受信するためのチャネルである。また、制御チャネルは、基地局装置10と移動局装置20の間での通信プロトコル制御のために使用されるチャネルである。
制御チャネルは、各フレーム内で1番目のタイムスロット(TxTS1,RxTS1)に所定の割合(例えば20フレーム中1フレーム)で含まれる。このため、移動局装置20と基地局装置10とがTxTS1及びRxTS1を選択して通信を開始した場合、該所定の割合に応じた割合(上記例では20フレーム中19フレーム)しかユーザデータの送受信に使用することができず、各フレーム内で他の順番に含まれるタイムスロットを使用して通信を行う場合に比べ、通信レートが低下することになる(上記例では19/20に低下することになる)。
これに対応し、各タイムスロットには優先順位が割り当てられており、通信開始時におけるタイムスロットの選択では、優先順位の高いものから順に使用される。図2では、この優先順位を( )内の数字で示している。図2に示すように、制御チャネルの割り当てられる1番目のタイムスロットの優先順位は4番目であり、最も低くなっている。
次に、基地局装置10は、複数のアンテナからなるアダプティブアレイアンテナを備えており、複数の移動局装置20との通信を空間分割により多重する。以下、この空間分割多重について説明する。
空間分割多重では、基地局装置10は、アダプティブアレイアンテナを構成する各アンテナから送信する信号の送信電力や位相を制御することにより、通信中の移動局装置20に対して送信する電波の指向性を制御する。より具体的には、基地局装置10は、アダプティブアレイアンテナを構成する各アンテナで受信された信号の受信電力や位相に基づいてアンテナごとの重み係数を算出し、この重み係数を各アンテナから送信する信号に乗算することにより、その送信電力や位相を制御する。基地局装置10は、この指向性制御において、空間分割多重される移動局装置20にそれぞれ送信する電波のヌル点が互いの位置する方向に向くよう、電波の指向性を制御する。このようにすることにより、基地局装置10は、複数の移動局装置20と、同一周波数チャネル同一タイムスロットで通信することができるようにしている。
以上のような通信を行う移動体通信システム1において、本実施の形態では、基地局装置10と移動局装置20が通信を開始する際、どのタイムスロットも空いていなかったとしても、空間分割多重通信により通信を開始することができるようにしている。以下、このための構成について、詳細に説明する。
図3は、基地局装置10の機能ブロックを示す図である。同図に示すように、基地局装置10は、アンテナ11−i(i=1乃至n)と、送受信切替スイッチ部12−i(i=1乃至n)と、乗算器13−i(i=1乃至n)と、乗算器14−i(i=1乃至n)と、分配部15と、合成部16と、重み付け制御部17と、通信処理部18と、を含んで構成される。
各アンテナ11−iは、到来する電波を受信し、対応する送受信切替スイッチ部12−iに出力する。また、各アンテナ11−iは、対応する送受信切替スイッチ部12−iから入力された信号を、無線区間に送出する。
各送受信切替スイッチ部12−iは、下りフレームの送信時には、対応する乗算器13−iから出力される信号を、対応するアンテナ11−iに出力する。一方、各送受信切替スイッチ部12−iは、上りフレームの受信時には、対応するアンテナ11−iから出力される信号を、対応する乗算器14−iに出力する。
まず、上りフレームについて説明する。各乗算器14−iは、対応する送受信切替スイッチ部12−iから入力された信号に後述する重み付け制御部17で算出された重み係数を乗算する。この重み係数は以前に受信された信号の受信電力や位相に基づいて算出されたものであり、これを乗算することにより、アンテナ11−i間における受信電力や位相のずれが低減される。各乗算器14−iは、重み係数を乗算した信号を合成部16に出力する。
合成部16は、各乗算器14−iから入力された信号を合成し、通信処理部18に出力する。通信処理部18は、このようにして入力された信号をデジタル信号に変換し、情報符号として取り扱う。通信処理部18の処理の詳細については後述する。
重み付け制御部17は、各アンテナ11−iで受信した信号の受信電力や位相に基づいて重み係数を算出する。重み付け制御部17は、算出した重み係数を各乗算器13−i及び各乗算器14−iに出力する。
次に、下りフレームについて説明する。通信処理部18は、後述するタイムスロット割当部28において生成されたタイムスロットを送信信号として分配部15に出力する。分配部15は、通信処理部18から出力された送信信号を各乗算器13−iに分配出力する。
各乗算器13−iは、分配部15から入力された送信信号に、重み付け制御部17から入力されている重み係数を乗算する。ここで重み係数を乗算することにより、送信信号の指向性が制御される。すなわち、重み係数の乗算により各アンテナから送信される信号の送信電力や位相が制御されるので、送信信号の指向性が変化する。各乗算器13−iは、重み係数を乗算した送信信号を、対応する送受信切替スイッチ部12−iに出力する。
以下、通信処理部18の構成及び機能について、詳細に説明する。
通信処理部18は、機能的にタイムスロット割当部28、接続要求取得部21、暫定タイムスロット決定部22、多重相手候補検索部23、多重可能性判断部24、タイムスロット決定部25、重み係数制御部26、組み合わせ記憶部27を含んで構成される。
タイムスロット割当部28は、個々の移動局装置20との通信に使用するタイムスロットを決定し、各移動局装置20に割り当てる。各移動局装置20は、ここで割り当てられたタイムスロットを使用して信号を送信する。また、タイムスロット割当部28は、図示しない送信信号取得部から、各移動局装置20に対して送信すべき送信信号を取得し、当該移動局装置20に割り当てたタイムスロットに含める。タイムスロット割当部28は、このようにして送信信号をその内容とするタイムスロットを生成し、分配部15に出力する。
接続要求取得部21は、各移動局装置20から送信された信号から、接続要求を取得する。接続要求は、移動局装置20が、当該基地局装置10との通信開始を要求することを示す情報であり、各移動局装置20から制御チャネルを用いて送信される。接続要求取得部21により接続要求が取得されると、通信処理部18は、タイムスロット割当部28に、接続要求を送信した移動局装置20(以下、接続要求移動局装置20と称する)に対し空きタイムスロット(他の移動局装置20に割り当てていないタイムスロット)を割り当てさせる。ここで、空きタイムスロットがない場合、通信処理部18は暫定タイムスロット決定部22に暫定的に使用可能なタイムスロット(暫定タイムスロット)を確保させる。
ここで、暫定タイムスロット決定部22による暫定タイムスロットの確保について、詳細に説明する。接続要求移動局装置20が当該基地局装置10と通信を行うには、通信中の他の移動局装置20の行っている通信に干渉しないタイムスロットが必要である。すなわち、通信中の他の移動局装置20が使用しているタイムスロットとは異なるタイムスロットが必要である。そこで、暫定タイムスロット決定部22はこのようなタイムスロットを、暫定タイムスロットとして確保する。具体的には、暫定タイムスロット決定部22は、まず制御チャネルの割り当てられるタイムスロットの確保を試みる。このタイムスロットは上述のように通信レートが低いので、使用しないようにしている場合があるからである。制御チャネルの割り当てられるタイムスロットが他の移動局装置20によって使用されていなければ、暫定タイムスロット決定部22は、該タイムスロットを暫定タイムスロットとして確保する。
次に、暫定タイムスロット決定部22は、複数の通信中の移動局装置20のうちの少なくとも1つについて、その通信レートを下げることにより空きタイムスロットを確保する。より具体的には、暫定タイムスロット決定部22は、複数の通信中の移動局装置20から、1つの移動局装置20を選択する。この選択では、例えば通信量の少ない移動局装置20を選択することが好適である。選択した移動局装置20には、通常、連続するフレームに含まれるタイムスロットが割り当てられている(この場合の通信レートをフルレートと称する。)が、暫定タイムスロット決定部22はこれを変更し、選択した移動局装置20に、1フレームおきに含まれるタイムスロットを割り当てることを決定する。すると、1フレームおきにいずれの移動局装置20にも割り当てられていないタイムスロットが発生するので、該タイムスロットを暫定タイムスロットとして確保することを決定する。このようにすると、選択した移動局装置20と接続要求移動局装置20のいずれの通信レートも、フルレートの半分(ハーフレート)となる。
タイムスロット割当部28は、暫定タイムスロット決定部22の決定に従い、既にチャネルに割り当てられているタイムスロットの一部を開放する。すなわち、タイムスロット割当部28は、各移動局装置20に対するタイムスロットの割り当てを変更するとともに、暫定タイムスロットを接続要求移動局装置20に開放する。すなわち、接続要求移動局装置20に割り当てる。そして、基地局装置10は、開放したタイムスロットで、かつ、通信中の移動局装置10が通信を行っている周波数と同じ周波数で、接続要求移動局装置20との通信を開始する。このようにして、接続要求移動局装置20と基地局装置10との間で、暫定タイムスロットを使用した通信(以下、暫定通信と称する。)が開始される。
暫定通信が行われている間に、多重相手候補検索部23、多重可能性判断部24、タイムスロット決定部25、重み係数制御部26、組み合わせ記憶部27による処理が行われる。以下、これら各部の構成及び処理について説明する。
多重相手候補検索部23及び多重可能性判断部24は、通信中の複数の移動局装置20のうち、その位置する方向と、接続要求移動局装置20からの受信信号により示される該接続要求移動局装置20の位置する方向と、に基づき、各移動局装置20に対して送信する電波のヌル点を互いの位置する方向に向けることができる通信中の移動局装置20を選択する。以下、具体的に説明する。
多重相手候補検索部23は、接続要求移動局装置20と空間分割多重させることのできる移動局装置20の候補を検索する。すなわち、多重相手候補検索部23は、まず接続要求移動局装置20から受信している信号に対し、ヌル点を向けることのできる移動局装置20を検索する。より具体的には、多重相手候補検索部23は、接続要求移動局装置20から受信している信号に基づき、該接続要求移動局装置20の位置を把握する。多重相手候補検索部23は、このようにして把握した位置にヌル点を向けることのできる移動局装置20を検索する。
この検索のために、多重相手候補検索部23は重み係数制御部26に対し、暫定通信が行われている周波数チャネルと同じ周波数チャネルで通信を行っている各移動局装置20に対し送信している信号のヌル点の方向を確認するよう、指示する。
ここで、組み合わせ記憶部27は、空間分割多重される移動局装置20の組み合わせを記憶している記憶部である。重み係数制御部26は、通常の空間分割多重処理により、空間分割多重される各移動局装置20の重み係数を制御している。すなわち、重み係数制御部26は、組み合わせ記憶部27に記憶される組み合わせにより示される移動局装置20のそれぞれに送信する信号について、互いの位置する方向にヌル点が向くよう、重み係数を制御している。
重み係数制御部26は、多重相手候補検索部23の指示を受けて、重み付け制御部17が算出している重み係数を取得することにより、上記各移動局装置20に対し送信している信号のヌル点の方向を確認する。この確認の結果、接続要求移動局装置20から受信している信号に対し、ヌル点が向いている移動局装置20があれば、重み係数制御部26は多重相手候補検索部23に対し、その移動局装置20を示す第1多重相手候補情報を出力する。複数の移動局装置20がある場合には、重み係数制御部26は、それら複数の移動局装置20を示す第1多重相手候補情報を出力する。
また、重み係数制御部26は、上記各移動局装置20に対し送信している信号のヌル点の方向の制御を試みる。具体的には、接続要求移動局装置20から受信している信号に対しヌル点が向くよう、重み付け制御部17が算出している重み係数を変更する。重み係数制御部26は、この制御の結果、接続要求移動局装置20から受信している信号に対しヌル点を向けることができた移動局装置20についても、上記第1多重相手候補情報に含めて出力する。
多重相手候補検索部23は、重み係数制御部26から入力された第1多重相手候補情報を多重可能性判断部24に出力する。
多重可能性判断部24は、第1多重相手候補情報により示される各移動局装置20から受信している信号に対し、接続要求移動局装置20に対して送信している信号のヌル点を向けることができるか否かを判断する。より具体的には、多重可能性判断部24は、各移動局装置20から受信している信号に基づき、該各移動局装置20の位置を把握する。多重可能性判断部24は、このようにして把握した各位置に、接続要求移動局装置20に対して送信している信号のヌル点を向けることができるか否かを判断する。
この判断のために、多重可能性判断部24は重み係数制御部26に対し、接続要求移動局装置20に対し送信している信号のヌル点の方向を確認するよう、指示する。
重み係数制御部26は、多重可能性判断部24の指示を受けて、重み付け制御部17が算出している重み係数を取得することにより、接続要求移動局装置20に対し送信している信号のヌル点の方向を確認する。この確認の結果、第1多重相手候補情報により示される移動局装置20のうち、接続要求移動局装置20に対し送信している信号のヌル点が、その受信している信号に対して向いている移動局装置20があれば、重み係数制御部26は多重可能性判断部24に対し、その移動局装置20を示す第2多重相手候補情報を出力する。複数の移動局装置20がある場合には、重み係数制御部26は、それら複数の移動局装置20を示す第2多重相手候補情報を出力する。
また、重み係数制御部26は、接続要求移動局装置20に対し送信している信号のヌル点の方向の制御を試みる。具体的には、第1多重相手候補情報により示される各移動局装置20から受信している信号に対しヌル点が向くよう、重み付け制御部17が算出している重み係数を変更する。重み係数制御部26は、この制御の結果、接続要求移動局装置20に対して送信している信号のヌル点を向けることができた移動局装置20についても、上記第2多重相手候補情報に含めて出力する。
多重可能性判断部24は、重み係数制御部26から出力された第2多重相手候補情報に含まれる移動局装置20の中から1の移動局装置20(以下、多重相手移動局装置20と称する。)を選出し、該多重相手移動局装置20を示す多重相手移動局装置情報をタイムスロット決定部25に出力する。
タイムスロット決定部25は、入力された多重相手移動局装置情報により示される多重相手移動局装置20に割り当てられているタイムスロットに、接続要求移動局装置20をチャネル切替させるよう、タイムスロット割当部28に指示する。また、タイムスロット決定部25は、接続要求移動局装置20からの受信信号に対し該多重相手移動局装置20に対して送信する信号のヌル点が向くよう、重み係数制御部26に多重相手移動局装置20について算出される重み係数を制御させる。同様に、タイムスロット決定部25は、多重相手移動局装置20からの受信信号に対し該接続要求移動局装置20に対して送信する信号のヌル点が向くよう、重み係数制御部26に接続要求移動局装置20について算出される重み係数を制御させる。
重み係数制御部26は、多重相手移動局装置20と接続要求移動局装置20の組み合わせを、組み合わせ記憶部27に書き込む。これ以後、重み係数制御部26は、上述した通常の空間分割多重処理により、多重相手移動局装置20と接続要求移動局装置20について算出される重み係数を制御する。この結果、重み係数制御部26は、タイムスロット決定部25の制御に従った重み係数の制御を行うことになる。
以上のようにして、通信処理部18は、多重相手移動局装置20に対して送信する電波のヌル点が接続要求移動局装置20からの受信信号に対して向けられ、かつ接続要求移動局装置20に対して送信する電波のヌル点が多重相手移動局装置20からの受信信号に対して向けられた場合に、接続要求移動局装置20と多重相手移動局装置20との空間分割多重通信を開始する。このようにすることにより、移動体通信システム1は、基地局装置10と移動局装置20が通信を開始する時に、どのタイムスロットも空いていなかったとしても、空間分割多重通信により通信を開始することができるようにしている。
以上説明した処理を、移動体通信システム1の処理フローを参照しながら、より詳細に説明する。
図4は、接続要求移動局装置20と、多重相手移動局装置20と、基地局装置10と、の処理フローを示す図である。図4は、特に、暫定タイムスロットとして制御チャネルの割り当てられるタイムスロットを確保する場合の処理フローである。
まず、多重相手移動局装置20は、基地局装置10とタイムスロットTS2を使用し、通信中である(S100)。接続要求移動局装置20は、上述したキャリアセンスを行うことなく、基地局装置10に対し、接続要求を送信する(S101)。接続要求を受信した基地局装置10は、暫定タイムスロットとして、制御チャネルの割り当てられるタイムスロットTS1を確保し、該暫定タイムスロットを接続要求移動局装置20に開放し、割り当てる(S102)。接続要求移動局装置20は、このようにして割り当てられた暫定タイムスロットにて基地局装置10との通信を開始する(S103)。
次に、基地局装置10は、上述の処理により、接続要求移動局装置20との空間分割多重相手となる移動局装置20を決定する(S104)。そして、基地局装置10は、多重相手移動局装置20に対して送信する電波のヌル点を、接続要求移動局装置20の位置する方向に向ける(S105)。なお、基地局装置10は、接続要求移動局装置20の位置する方向を暫定通信にて受信される信号により取得する。
また基地局装置10は、多重相手移動局装置20に割り当てられているタイムスロットTS2に、接続要求移動局装置20をチャネル切替させる。具体的には、基地局装置10は、チャネル切替を指示することを示す切替通知を接続要求移動局装置20に対して送信する(S106)。すると、接続要求移動局装置20はキャリアセンスを行う(S107)。このとき、タイムスロットTS2で送信される信号のヌル点は、接続要求移動局装置20の位置する方向に向いているので、空きタイムスロットとして検出される。結局、接続要求移動局装置20は、タイムスロットTS2への切り替えを決定することとなる。そこで、接続要求移動局装置20は、基地局装置10に対し、タイムスロットTS2への切り替えを要求する(S108)。この切替要求を受けた基地局装置10は、接続要求移動局装置20に対して送信する電波のヌル点を、多重相手移動局装置20の位置する方向に向ける(S109)。その後、基地局装置10は、タイムスロットTS2を接続要求移動局装置20に割り当て、接続要求移動局装置20と基地局装置10との間でタイムスロットTS2を利用した通信が開始される(S110)。
図5は、接続要求移動局装置20と、多重相手移動局装置20と、暫定タイムスロット使用移動局装置20と、基地局装置10と、の処理フローを示す図である。図5は、特に、暫定タイムスロットとして暫定タイムスロット使用移動局装置20の通信レートを下げることにより空きタイムスロットを確保する場合の処理フローである。
まず、暫定タイムスロット使用移動局装置20は、基地局装置10とタイムスロットTS2を使用し、フルレートで通信中である(S200)。また、多重相手移動局装置20は、基地局装置10とタイムスロットTS3を使用し、フルレートで通信中である(S201)。
接続要求移動局装置20は、上述したキャリアセンスを行うことなく、基地局装置10に対し、接続要求を送信する(S202)。接続要求を受信した基地局装置10は、暫定タイムスロットとして、暫定タイムスロット使用移動局装置20に割り当てられているタイムスロットTS2を確保する。このために、基地局装置10は、暫定タイムスロット使用移動局装置20に対し、その通信レートをハーフレートに変更するよう指示するためのハーフレート指示を送信する(S203)。すると、タイムスロットTS2が1つおきに空くこととなる(S204)。そこで、基地局装置10は、タイムスロットTS2のうちこの1つおきに空いた部分を暫定タイムスロットとして確保し、該暫定タイムスロットを接続要求移動局装置20に開放し、割り当てる(S205)。接続要求移動局装置20は、このようにして割り当てられた暫定タイムスロットにて基地局装置10との通信を開始する(S206)。この通信の通信レートはハーフレートとなる。
次に、基地局装置10は、上述の処理により、接続要求移動局装置20との空間分割多重相手となる移動局装置20を決定する(S207)。そして、基地局装置10は、多重相手移動局装置20に対して送信する電波のヌル点を、接続要求移動局装置20の位置する方向に向ける(S208)。なお、基地局装置10は、接続要求移動局装置20の位置する方向を暫定通信にて受信される信号により取得する。
また基地局装置10は、多重相手移動局装置20に割り当てられているタイムスロットTS3に、接続要求移動局装置20をチャネル切替させる。具体的には、基地局装置10は、チャネル切替を指示することを示す切替通知を接続要求移動局装置20に対して送信する(S209)。すると、移動局装置20はキャリアセンスを行う(S210)。このとき、タイムスロットTS3で送信される信号のヌル点は、接続要求移動局装置20の位置する方向に向いているので、空きタイムスロットとして検出される。結局、接続要求移動局装置20は、タイムスロットTS3への切り替えを決定することとなる。そこで、接続要求移動局装置20は、基地局装置10に対し、タイムスロットTS3への切り替えを要求する(S211)。この切替要求を受けた基地局装置10は、接続要求移動局装置20に対して送信する電波のヌル点を、多重相手移動局装置20の位置する方向に向ける(S212)。その後、基地局装置10は、タイムスロットTS3を接続要求移動局装置20に割り当て、接続要求移動局装置20と基地局装置10との間でタイムスロットTS3を利用したフルレート通信が開始される(S213)。この通信が開始されると、基地局装置10は、暫定タイムスロット使用移動局装置20に対し、その通信レートをフルレートに変更するよう指示するためのフルレート指示を送信する(S214)。このフルレート指示を受信した暫定タイムスロット使用移動局装置20は、その通信レートをフルレートに戻す(S215)。
以上説明したように、暫定通信の結果に基づいて電波の指向性制御を行うことにより、基地局装置10は、その後の空間分割多重通信において、接続要求移動局装置20と、暫定通信に係る周波数と同じ周波数で既に通信中の移動局装置20とについて、互いの位置する方向に、互いの通信に係る電波のヌル点の方向が向くようにすることができる。
また、基地局装置10は、既定の通信レートに満たないタイムスロットであっても、通信中の移動局装置20の行っている通信に干渉しないタイムスロットをとにかく確保し、該タイムスロットを利用した暫定通信で接続要求移動局装置20の位置を把握することができるので、既定の通信レートを満たす分の空きタイムスロットがない場合にも、空間分割多重通信により接続要求移動局装置20との通信を開始することができる。
さらに、基地局装置10は、他の移動局装置20の通信レートを下げることによって、既定の通信レートに満たないタイムスロットを確保することができる。
本発明の実施の形態に係る移動体通信システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るタイムスロットの模式図である。 本発明の実施の形態に係る基地局装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施の形態に係る移動体通信システムの処理フロー図である。 本発明の実施の形態に係る移動体通信システムの処理フロー図である。
符号の説明
1 移動体通信システム、10 基地局装置、11 アンテナ、12 送受信切替スイッチ部、13,14 乗算器、15 分配部、16 合成部、17 重み付け制御部、18 通信処理部、20 移動局装置、21 接続要求取得部、22 暫定タイムスロット決定部、23 多重相手候補検索部、24 多重可能性判断部、25 タイムスロット決定部、26 重み係数制御部、27 組み合わせ記憶部、28 タイムスロット割当部。

Claims (3)

  1. 複数の移動局装置と通信する基地局装置であって、
    通信に使用される周波数およびタイムスロットを前記複数の移動局装置のそれぞれに割り当て、かつ、前記複数の移動局装置のそれぞれとの通信を空間分割多重する通信処理部、を備え、
    前記通信処理部は、
    前記複数の移動局装置に含まれる接続要求移動局装置から接続要求があったときに、空きタイムスロットがない場合、既定の通信レートに満たないタイムスロットで、他の移動局装置の少なくとも1つによる通信と同一の周波数を使用した、前記接続要求移動局装置の位置を把握するための暫定通信を前記接続要求移動局装置との間で実行し、
    前記暫定通信において、該暫定通信と同一の周波数を使用して当該基地局装置と通信中の移動局装置において、前記接続要求移動局装置の位置する方向に送信電波のヌル点を向けることのできる移動局装置の検索を行い、
    前記検索の結果に基づいて、前記複数の移動局装置のうち、前記接続要求移動局装置と空間多重される多重相手移動局装置を決定し、
    前記基地局装置から前記多重相手移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記接続要求移動局装置からの受信信号に対して向け、かつ、前記基地局装置から前記接続要求移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記多重相手移動局装置からの受信信号に対して向ける制御を行い、
    前記制御によって、前記接続要求移動局装置との、前記暫定通信と同一の周波数を使用した通信処理を、前記多重相手移動局装置に割り当てられたタイムスロットにおいて実行する、
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記既定の通信レートに満たないタイムスロットは、通信を制御するための制御用のタイムスロットである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 複数の移動局装置と通信する基地局装置における通信開始方法において、
    通信に使用される周波数およびタイムスロットを前記複数の移動局装置のそれぞれに割り当て、かつ、前記複数の移動局装置のそれぞれとの通信を空間分割多重するものであって、
    前記複数の移動局装置に含まれる接続要求移動局装置から接続要求があったときに、空きタイムスロットがない場合、既定の通信レートに満たないタイムスロットで、他の移動局装置の少なくとも1つによる通信と同一の周波数を使用した、前記接続要求移動局装置の位置を把握するための暫定通信を前記接続要求移動局装置との間で実行するステップと、
    前記暫定通信において、該暫定通信と同一の周波数を使用して前記基地局装置と通信中の移動局装置において、前記接続要求移動局装置の位置する方向に送信電波のヌル点を向けることのできる移動局装置の検索を行うステップと、
    前記検索の結果に基づいて、前記複数の移動局装置のうち、前記接続要求移動局装置と空間多重される多重相手移動局装置を決定するステップと、
    前記基地局装置から前記多重相手移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記接続要求移動局装置からの受信信号に対して向け、かつ、前記基地局装置から前記接続要求移動局装置に対して送信される電波のヌル点を、前記多重相手移動局装置からの受信信号に対して向ける制御を行うステップと、
    前記制御によって、前記接続要求移動局装置との、前記暫定通信と同一の周波数を使用した通信処理を、前記多重相手移動局装置に割り当てられたタイムスロットにおいて実行するステップと、
    を含むことを特徴とする通信開始方法。
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