JP2003259082A - フィルム画像読取装置 - Google Patents

フィルム画像読取装置

Info

Publication number
JP2003259082A
JP2003259082A JP2002050312A JP2002050312A JP2003259082A JP 2003259082 A JP2003259082 A JP 2003259082A JP 2002050312 A JP2002050312 A JP 2002050312A JP 2002050312 A JP2002050312 A JP 2002050312A JP 2003259082 A JP2003259082 A JP 2003259082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
film
light
image
sensor chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002050312A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Imai
正 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2002050312A priority Critical patent/JP2003259082A/ja
Publication of JP2003259082A publication Critical patent/JP2003259082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージセンサチップ内の感光部以外のデバ
イス部の少なくとも一部に直接強い光が入射されること
がなく、読み出し部が誤動作しないフィルム画像読取装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 フィルムを照射する光源と、フィルム透
過光を読み取るイメージセンサと、イメージセンサを駆
動する駆動クロック及びシフトパルスを発生するタイミ
ング発生手段と、シフトパルスを制御してイメージセン
サの蓄積時間を制御する露光量制御手段と、イメージセ
ンサチップ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一
部を遮光する遮光手段とを設けたフィルム画像読取装置
が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサを
用いてフィルム画像の読み取りを行う画像読取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムに照明光をあて、その
透過イメージをスクリーンに投影する機能(リーダー機
能)と、その透過イメージをイメージセンサに入力し、
ディジタル画像データに変換する機能(スキャン機能)を
持つマイクロフィルムリーダースキャナやマイクロフィ
ルムリーダープリンタでは、通常、リーダー用とスキャ
ン用に共通の光源を用いる。そのため、マイクロフィル
ムの透過イメージをスクリーンにくっきり投影できるよ
うハロゲンランプのように大きな光量が得られる照明光
源が用いられている。リーダー時には光量を大きくして
使用するが、スキャン時に大きい光量のまま使用すると
イメージセンサの出力が飽和してしまう場合がある。更
に、イメージセンサチップ内の感光部以外の部分、例え
ば、読み出し部(アンプ回路)等に大きい光量が当てら
れると、この部分の動作が不安定になり、出力値が本来
の値と異なる値になる場合がある。
【0003】この現象の具体例を図7を用いて説明す
る。図7(A)のように下地がグレーで斜めに白いライン
が入ったフィルムをイメージセンサ4を走査しながら読
み取る場合を例に上げる。イメージセンサチップはチッ
プを駆動するドライバ部4(a)、光を電気信号に変換
する感光部4(b)、感光部で発生した信号を読み出し
部に順次送り出すシフトレジスタ4(c)、信号を外部
に出力する読み出し部4(d)から構成され、これらは
同一チップ内に配置される。イメージセンサは通常LED
や蛍光燈のように光量がそれほど大きくない光源を用い
ることが前提とされている。そのため、これらの光源を
用いた場合は図7(B)のようにイメージセンサチップの
読み出し部(アンプ回路)4(d)等が誤動作せず正常
な画像が得られる。しかし、マイクロフィルムリーダー
スキャナやマイクロフィルムリーダープリンタで使用さ
れているハロゲンランプのように大きな光量が得られる
照明光源を大きな光量のまま使用すると、図7(A)のよ
うなフィルムの場合、下地部分の透過光量は少ないが、
白いラインの部分の透過光量は相当大きくなる。そし
て、イメージセンサ4を走査し、イメージセンサチップ
内の感光部以外の読み出し部(アンプ回路)4(d)等
にフィルムの白いラインの部分の透過光が入射されるラ
イン区間(D)では、読み出し部(アンプ回路)4(d)
等の動作が不安定になり、グレー部分が暗くなるような
現象が起きることがある。
【0004】このような不具合を避けるため、ハロゲン
ランプのように大きな光量が得られる照明光源が用いら
れる場合、従来はイメージセンサチップ内の感光部以外
の部分が誤動作しない程度に光量を落して、イメージセ
ンサの出力が安定した状態で使用していた。更に、特開
平05-145760のようにフィルムの濃度に応じて、ランプ
の光量を制御することにより、所望の画像濃度を得てい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合リーダー時とスキャン時で光量を切り替えたり、フィ
ルムの濃度に応じて光量を調整する調光手段を設けなく
てはならず、製品のコストアップに繋がるという課題が
残されていた。
【0006】本発明の目的はリーダー時とスキャン時
で、光量を切り替えたり、光量を調整する調光手段を設
けなくとも、リーダー時の大きい光量のままスキャン可
能となり、更に、イメージセンサチップ内の感光部以外
のデバイス部の少なくとも一部に直接強い光が入射され
ることがなく、読み出し部が誤動作しないフィルム画像
読取装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、フィルムを照射する光源と、フィルム透過光を読み
取るイメージセンサと、前記イメージセンサを駆動する
駆動クロック及びシフトパルスを発生するタイミング発
生手段と、前記シフトパルスを制御して前記イメージセ
ンサの蓄積時間を制御する露光量制御手段と、イメージ
センサチップ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも
一部を遮光する遮光手段とを設けたことを特徴とするフ
ィルム画像読取装置が提供される。
【0008】本発明によれば、イメージセンサの感光部
以外のデバイス部の少なくとも一部に直接強い光が入射
されることがないので、大きな光が入力されてもイメー
ジセンサの感光部以外のデバイス部が誤動作しないフィ
ルム画像読取装置を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態によ
るフィルム画像読取装置の特徴を最もよく表わす図面で
あり、マイクロフィルムリーダープリンタ又はマイクロ
フィルムリーダースキャナのフィルム画像読取装置に関
連した構成のブロック図である。同図において1は読み
取るマイクロフィルム、2はマイクロフィルム1を投影
するためのフィルムを照射する光源、3はマイクロフィ
ルム1を照射する光源2の光を集光するレンズ、4は電
子シャッタ動作が可能なイメージセンサであり、以下の
4(a)から4(e)のブロックより構成される。4(a)はイメー
ジセンサチップ内のクロックドライバ、4(b)はイメージ
センサチップ内の感光部、4(c)はイメージセンサチップ
内のシフトレジスタ、4(d)はイメージセンサチップ内の
読み出し部、4(e)はイメージセンサチップ内の感光部以
外のデバイス部の少なくとも一部を遮光する遮光部であ
る。5はマイクロフィルム1の画像を投影するためのス
クリーン、6はマイクロフィルム透過光をイメージセン
サ4又はスクリーン5に集光するためのレンズ、7はマ
イクロフィルム透過光をイメージセンサ4又はスクリー
ン5に反射させる可動式の反射ミラーであり、7(a)の
状態がマイクロフィルム透過光をスクリーン5に反射さ
せる場合、7(b) の状態がマイクロフィルム透過光をイ
メージセンサ4に反射させる場合である。8はマイクロ
フィルム透過光をスクリーン5に反射させる反射ミラ
ー、9はマイクロフィルム透過光をイメージセンサ4に
反射させる反射ミラー、10はイメージセンサ4を駆動
する駆動クロック及びシフトパルスのタイミング発生
部、11は画像信号をディジタル信号に変換するA/D
コンバータ、12はA/Dコンバータ11でディジタル
データに変換された画像データに各種画像処理をする画
像処理部、13はタイミング発生手段10が発生するシ
フトパルスのタイミングを制御して、イメージセンサ4
に電子シャッタ動作をさせて露光量の調整を行なう露光
量制御部である。14は画像処理部12で画像処理され
たデータをパソコン又はプリンタに出力するデータ出力
部である。
【0010】同図において、フィルム1を照射する光源
2の光量はベース濃度の濃いフィルムでも十分投影でき
る程度の大きいものを使用する。この状態において、反
射ミラー7を7(a)の状態にすると、フィルム画像がスク
リーン5に投影されるリーダ状態になる。一方、画像デ
ータをスキャンする場合、フィルム1を照射する光源2
の光量はリーダ時と類似の大きさとし、反射ミラー7を
7(b)の状態にする。そして、フィルム1を照射する光源
2の光は集光レンズ3を通してフィルム1を透過し、透
過した光は集光レンズ6を通して、反射ミラー7及び9
を通して、イメージセンサ4に結像する。イメージセン
サ4は、図2に示すように、1ラインごとに露光量制御
部13の制御により駆動信号のタイミングを制御するタ
イミング発生部10から発生された駆動クロック及びシ
フトパルスにより駆動され、1ラインずつ画像信号を出
力する。但し、上述したように光源2の光量はベース濃
度の濃いフィルムでも十分投影できる程度の大きいもの
を使用しているので、通常の駆動方法ではイメージセン
サチップ内の感光部4(b)がオーバーフォローし、データ
出力が飽和してしまう。そこで、イメージセンサチップ
内の感光部4(b)の露光量を制御するため、露光量制御部
13の制御によりタイミング発生部10のシフトパルス
を制御し、イメージセンサ4を電子シャッタ動作させ
る。具体的には、図2に示すように、n-1ライン目のデ
ータの処理期間T中のシフトパルスの周期をT-T1:T1の
割合で2つに分割する。但し、T-T1は最低でも1ライン
分の全画素数Nが出力される時間を確保する。するとn
ライン目の処理データは図2でいうと蓄積時間T1のデー
タとなる。また、nライン目のデータの処理期間T中の
シフトパルスの周期をT-T2:T2の割合で2つに分割す
る。但し、T-T2は最低でも1ライン分の全画素数Nが出力
される時間を確保する。するとn+1ライン目の処理デ
ータは図2でいうと蓄積時間T2のデータとなる。以下、
ラインごとに蓄積時間を制御する。
【0011】ラインごとに制御される蓄積時間T1、T2、
…をイメージセンサチップ内の感光部4(b)がオーバーフ
ォローしない程度の大きさに選ぶことにより、光源2の
光量が大きいものを使用してもイメージセンサチップ内
の感光部4(b)がオーバーフォローせず、データ出力も飽
和しない。しかしながら、イメージセンサチップ内の感
光部以外の読み出し部4(d)等に直接、大きな光があたる
と前述したような誤動作が起る場合がある。そこで、図
1に示すようにイメージセンサチップ内の感光部以外の
デバイス部の少なくとも一部を覆うような遮光部4(e)を
イメージセンサチップ内に設けることにより感光部以外
のデバイス部の少なくとも一部に直接、大きな光が当た
らず前述したような誤動作が起ることを防止する。イメ
ージセンサ4から出力された画像信号はA/Dコンバー
タ11に入力される。A/Dコンバータ11でディジタ
ル化された画像データは画像処理部12で、画像処理さ
れ、データ出力部14へ送られ、パソコンあるいはプリ
ンタに出力される。
【0012】(第2の実施形態)図3は本発明の第2の
実施形態を説明する図であり、イメージセンサチップ内
の感光部以外のデバイス部の少なくとも一部を遮光する
遮光部4(e)の具体的な例を説明するものである。イメー
ジセンサチップ内のクロックドライバ4(a)、感光部4
(b)、シフトレジスタ4(c)、読み出し部4(d)はデバイス
層4(f)に形成され、遮光部4(e)は、センサチップのアル
ミ配線層4(g)のアルミ配線を用いて形成する。
【0013】(第3の実施形態)図4は第3の実施形態
を説明する図面であり、第1の実施形態を説明する図1
の構成中、イメージセンサチップ内の感光部以外のデバ
イス部の少なくとも一部を遮光する遮光部4(e)をイメー
ジセンサ内ではなく、イメージセンサ外に設けた場合で
ある。15がイメージセンサ外に設けたイメージセンサ
チップ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一部を
遮光するための遮光部である。図5はイメージセンサチ
ップ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一部を遮
光するための遮光部15の具体例として、イメージセン
サチップ内の感光部4(b)のみに光りが通るようなスリッ
ト16を用いた場合である。
【0014】(第4の実施形態)図6は本発明の第4の
実施形態を説明する図であり、図4の遮光部15の別の
具体例として、フィルタ17を用いた場合である。読み
出し部4(d)の部分は光の透過率が低いフィルタ17(a)と
し、それ以外の部分は光の透過率が高いフィルタ17(b)
を使用したものである。
【0015】(第5の実施形態)本発明の第5の実施形
態によれば、図6のフィルタ17としては、読み出し部
4(d)の部分のみに光の透過率が低いフィルタ17(a)のみ
を使用しても構わない。
【0016】以上のように、第1〜第5の実施形態によ
るフィルム画像読取装置では、フィルムを照射する光源
と、フィルム透過光を読み取るイメージセンサと、イメ
ージセンサを駆動する駆動クロック及びシフトパルスを
発生するタイミング発生手段と、シフトパルスを制御し
てイメージセンサの蓄積時間を制御する露光量制御手段
と、イメージセンサチップ内の感光部以外のデバイス部
の少なくとも一部を遮光する遮光手段を有することを特
徴とする。
【0017】上記構成において、フィルム画像をスキャ
ンする場合は、フィルムを照射する光源の光量はスクリ
ーンに投影する場合と類似の大きいものとし、フィルム
に光を当て、その透過光をイメージセンサに結像する。
イメージセンサは1ラインごとに露光量制御手段の制御
により駆動信号のタイミングを制御するタイミング発生
手段から発生された駆動クロック及びシフトパルスによ
り駆動され、1ラインずつ画像信号を出力する。但し、
上述したように光源の光量は大きいものを使用している
ので、通常の駆動方法ではイメージセンサチップ内の感
光部がオーバーフォローし、データ出力が飽和してしま
う。そこで、イメージセンサチップ内の感光部の露光量
を制御するため、露光量制御手段の制御によりタイミン
グ発生手段のシフトパルスを制御し、イメージセンサを
電子シャッタ動作させる。これにより光源の光量が大き
いものを使用してもイメージセンサチップ内の感光部が
オーバーフォローせず、データ出力も飽和しない。しか
しながら、イメージセンサーは半導体であり、アンプ部
等の高ゲイン回路では、外光による励起により、誤動作
することがある。通常の光では問題ないが、大光量の場
合は顕著である。ここではイメージセンサチップ内の感
光部以外のデバイス部の少なくとも一部に遮光手段を設
けており、読み出し部に直接大きな光が当たらず誤動作
が起ることを防止する。
【0018】本発明の実施形態をまとめると、以下のよ
うになる。 (1)フィルム画像読取装置は、フィルムを照射する光
源と、フィルム透過光を読み取るイメージセンサと、イ
メージセンサを駆動する駆動クロック及びシフトパルス
を発生するタイミング発生手段と、シフトパルスを制御
してイメージセンサの蓄積時間を制御する露光量制御手
段と、イメージセンサチップ内の感光部以外のデバイス
部の少なくとも一部を遮光する遮光手段とを設けてい
る。 (2)上記の(1)において、遮光手段は、イメージセ
ンサチップ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一
部を遮光しながら、イメージセンサがフィルム透過光を
読み取る。 (3)上記の(2)において、フィルム透過光をスクリ
ーンに投影表示したり、フィルム透過光をイメージセン
サに入力し、その画像信号をディジタル変換し、画像処
理を行い、出力機器にデータを出力する。 (4)上記の(3)において、フィルム透過光をスクリ
ーンに投影する場合、光源の光量は大きいものとし、フ
ィルム透過光をイメージセンサに入力する場合も、光源
の光量はスクリーンに投影する場合と類似のままとす
る。 (5)上記の(1)〜(4)において、イメージセンサ
チップ内の感光部の露光量を制御するため、イメージセ
ンサは露光量制御手段の制御により、駆動信号のタイミ
ングを制御するタイミング発生手段から発生された駆動
クロックにより駆動され、更にシフトパルスの制御によ
り電子シャッタ動作する。 (6)上記の(5)において、フィルムの濃度に応じ
て、電子シャッタ時間を制御する。 (7)上記の(2)〜(6)において、上記イメージセ
ンサチップ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一
部を遮光する遮光手段が、イメージセンサチップの配線
層の一部により形成される。
【0019】上記の(1)、(2)、(7)によれば、
イメージセンサの感光部以外のデバイス部の少なくとも
一部に直接強い光が入射されることがないので、大きな
光が入力されてもイメージセンサの感光部以外のデバイ
ス部が誤動作しないフィルム画像読取装置を提供でき
る。上記の(3)、(4)によれば、リーダー時とスキ
ャン時で、光量を切り替える手段が必要ないフィルム画
像読取装置を提供できる。上記の(5)によれば、ラン
プ光量を調整する調光手段を設ける手段が必要ないフィ
ルム画像読取装置を提供できる。上記の(6)によれ
ば、フィルム濃度に応じてランプ光量を調整する調光手
段を設ける手段が必要ないフィルム画像読取装置を提供
できる。
【0020】なお、上記実施形態は、何れも本発明を実
施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、
これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈され
てはならないものである。すなわち、本発明はその技術
思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々
な形で実施することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イメージセンサの感光部以外のデバイス部の少なくとも
一部に直接強い光が入射されることがないので、大きな
光が入力されてもイメージセンサの感光部以外のデバイ
ス部が誤動作しないフィルム画像読取装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるフィルム画像読
取装置の構成を説明するための図である。
【図2】1ラインずつ処理されるデータとイメージセン
サに供給される駆動クロックとシフトパルスと画素デー
タ出力の関係を説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施形態のイメージセンサチッ
プ内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一部を遮光
する遮光部の具体的な例を説明するための図である。
【図4】本発明の第3の実施形態によるフィルム画像読
取装置の構成を説明するための図である。
【図5】イメージセンサチップ内の読み出し部を遮光す
るための遮光部の具体例として、スリットを用いた場合
を説明するための図である。
【図6】イメージセンサチップ内の読み出し部を遮光す
るための遮光部の具体例として、フィルタを用いた場合
を説明するための図である。
【図7】イメージセンサチップ内の読み出し部に大きい
光量が当てられた場合、この部分の動作が不安定にな
り、出力値が本来の値と異なる値になる現象を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1…読み取るマイクロフィルム 2…マイクロフィルム1を投影するためのフィルムを照
射する光源 3…マイクロフィルム1にフィルムを照射する光源2の
光を集光するレンズ 4…電子シャッタ動作が可能なイメージセンサ 4(a) …イメージセンサチップ内のクロックドライバ 4(b) …イメージセンサチップ内の感光部 4(c) …イメージセンサチップ内のシフトレジスタ 4(d) …イメージセンサチップ内の読み出し部 4(e) …イメージセンサチップ内の感光部以外のデバイ
ス部の少なくとも一部を遮光する遮光部 4(f) …センサチップのデバイス層 4(g) …センサチップのアルミ配線層 5…マイクロフィルム1の画像を投影するためのスクリ
ーン 6…マイクロフィルム透過光をイメージセンサ4又はス
クリーン5に集光するためのレンズ 7…マイクロフィルム透過光をイメージセンサ4又はス
クリーン5に反射させる可動式の反射ミラー 7(a) …マイクロフィルム透過光をスクリーン5に反射
させる場合 7(b) …マイクロフィルム透過光をイメージセンサ4に
反射させる場合 8…マイクロフィルム透過光をスクリーン5に反射させ
る反射ミラー 9…マイクロフィルム透過光をイメージセンサ4に反射
させる反射ミラー 10…イメージセンサ4を駆動する駆動クロック及びシ
フトパルスのタイミング発生部 11…画像信号をディジタル信号に変換するA/Dコン
バータ 12…A/Dコンバータ11でディジタルデータに変換
された画像データに各種画像処理をする画像処理部 13…タイミング発生手段が発生するシフトパルスのタ
イミングを制御して、イメージセンサ4に電子シャッタ
動作をさせて露光量の調整を行なう露光量制御部 14…画像処理部12で画像処理されたデータをパソコ
ン又はプリンタに出力するデータ出力部 15…イメージセンサ外に設けたイメージセンサチップ
内の読み出し部を遮光するための遮光部 16…イメージセンサチップ内の感光部4(b)のみに光が
通るようなスリット 17…フィルタ 17(a) …光の透過率が低いフィルタ 17(b) …光の透過率が高いフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 430 G06T 1/00 430D H01L 27/148 H04N 5/335 Q H04N 1/19 1/04 103Z 5/335 H01L 27/14 B Fターム(参考) 4M118 AA09 AB01 BA06 CA01 FA08 GA10 GB11 5B047 AA05 BB02 BC05 BC09 BC11 BC14 CA05 CA23 CB04 CB22 5C024 CX54 EX01 EX41 EX42 GZ36 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB07 DB22 DB24 DB28 DC03 DE05 FA04 5C072 AA01 BA02 CA02 DA02 DA04 EA05 FB19 FB27 UA06 VA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを照射する光源と、 フィルム透過光を読み取るイメージセンサと、 前記イメージセンサを駆動する駆動クロック及びシフト
    パルスを発生するタイミング発生手段と、 前記シフトパルスを制御して前記イメージセンサの蓄積
    時間を制御する露光量制御手段と、 イメージセンサチップ内の感光部以外のデバイス部の少
    なくとも一部を遮光する遮光手段とを設けたことを特徴
    とするフィルム画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光手段が、イメージセンサチップ
    内の感光部以外のデバイス部の少なくとも一部を遮光し
    ながら、前記イメージセンサがフィルム透過光を読み取
    ることを特徴とする請求項1記載のフィルム画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】 フィルム透過光をスクリーンに投影表示
    したり、フィルム透過光を前記イメージセンサに入力
    し、その画像信号をディジタル変換し、画像処理を行
    い、出力機器にデータを出力することを特徴とする請求
    項2記載のフィルム画像読取装置。
  4. 【請求項4】 フィルム透過光をスクリーンに投影する
    場合、前記光源の光量は大きいものとし、フィルム透過
    光を前記イメージセンサに入力する場合も、前記光源の
    光量はスクリーンに投影する場合と類似のままとするこ
    とを特徴とする請求項3記載のフィルム画像読取装置。
  5. 【請求項5】 イメージセンサチップ内の感光部の露光
    量を制御するため、前記イメージセンサは前記露光量制
    御手段の制御により、駆動信号のタイミングを制御する
    前記タイミング発生手段から発生された駆動クロックに
    より駆動され、更にシフトパルスの制御により電子シャ
    ッタ動作することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のフィルム画像読取装置。
  6. 【請求項6】 フィルムの濃度に応じて、電子シャッタ
    時間を制御することを特徴とする請求項5記載のフィル
    ム画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記イメージセンサチップ内の感光部以
    外のデバイス部の少なくとも一部を遮光する遮光手段
    が、イメージセンサチップの配線層の一部により形成さ
    れることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載のフィルム画像読取装置。
JP2002050312A 2002-02-26 2002-02-26 フィルム画像読取装置 Pending JP2003259082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050312A JP2003259082A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 フィルム画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002050312A JP2003259082A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 フィルム画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003259082A true JP2003259082A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28662594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002050312A Pending JP2003259082A (ja) 2002-02-26 2002-02-26 フィルム画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003259082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020129437A1 (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 三菱電機株式会社 画像読取装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020129437A1 (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 三菱電機株式会社 画像読取装置
CN113170027A (zh) * 2018-12-18 2021-07-23 三菱电机株式会社 图像读取装置
JPWO2020129437A1 (ja) * 2018-12-18 2021-09-09 三菱電機株式会社 画像読取装置
JP7023383B2 (ja) 2018-12-18 2022-02-21 三菱電機株式会社 画像読取装置
CN113170027B (zh) * 2018-12-18 2023-07-28 三菱电机株式会社 图像读取装置
US11750754B2 (en) 2018-12-18 2023-09-05 Mitsubishi Electric Corporation Image reading device controlling exposure time by multiple opening and closing operations of electronic shutters

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5457547A (en) Original image reading apparatus
JP4083042B2 (ja) 画像読取り装置,画像読取り方法
US20040165233A1 (en) Method of operating a double-sided scanner
US5576848A (en) Image reading apparatus which compares margin width outside image area of original image on sheet with width of separate image for synthesis and printing of images
JP2000253284A (ja) 画像読取装置、画像処理システム、画像読取方法、及び記憶媒体
JP2001169055A (ja) スキャナの照明システムおよびその操作方法
JP4236958B2 (ja) 画像読取り装置,画像読取り方法
JP2003259082A (ja) フィルム画像読取装置
JP2006295307A (ja) 画像読取装置
JPH1098592A (ja) 画像読取り装置及び情報処理装置及び光学装置及び光学システム
US6268905B1 (en) Device for exposing image information
JP2935505B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPH08271980A (ja) 画像読取装置
JPS62105571A (ja) フイルム読取装置
JP2010219965A (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
US5790164A (en) Image scanning and writing apparatus which uses different synchronizing signals for scanning and writing
JP3170760B2 (ja) オーバーヘッドプロジェクター
JPS625764A (ja) フイルム画像読取り装置
JP2002218498A (ja) 背景分離システム
JP2003219106A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP2530359B2 (ja) 写真フィルムプレ―ヤ
JP2001069354A (ja) 画像読取装置
JPH02177665A (ja) 画像読取方法およびその装置
JPH056077A (ja) 画像形成装置
JP2005151031A (ja) 画像読取り装置