JP3170760B2 - オーバーヘッドプロジェクター - Google Patents
オーバーヘッドプロジェクターInfo
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Description
クターに関し、特に不透明な原稿をそのまま拡大投影す
ることができるオーバーヘッドプロジェクターに関する
ものである。
ら光を当てて投射用のレンズ及びミラーによってスクリ
ーン等に投影するオーバーヘッドプロジェクター(以
下、OHPとする)がある。このようなOHPでは原稿
をいったんOHP用の透明フィルムにコピーし、この透
明フィルムにランプからの光を当てることによって原稿
を拡大投影している。また、反射型と称するものもあ
り、これは原稿に強い光を当ててその反射光をレンズに
て投影するものである。
ようにして原稿を投影していたので、普通紙の原稿では
これを透明なフィルムにコピーしなければならないとい
う問題点があった。また、反射型のOHPではフィルム
にコピーする必要はなくなるが、原稿からの反射光によ
って投影しているため例えばわら半紙に書かれたような
中間色の原稿では濃淡が不鮮明で見にくくなり、原稿に
当たる光量にむらがあるため投影された原稿の明瞭度が
原稿内で異なるという問題点があった。本発明は、上記
課題を解決するために、原稿を透明フィルムにコピーす
る必要がなく中間色の原稿であっても高い明瞭度で拡大
投影することができるオーバーヘッドプロジェクターを
提供することを目的とする。
照明と、原稿を読み取る撮像素子と、撮像素子から出力
された画像信号をA/D変換するA/D変換器、原稿の
紙質に応じて選択された基準しきい値信号を発生する可
変基準しきい値発生器、原稿の照明状態に応じた補正パ
ターンを記憶し基準しきい値信号をこの補正パターンに
基づき補正しきい値信号に変換する補正パターン記憶
器、A/D変換器の出力信号と補正しきい値信号を比較
して出力信号の2値化を行う比較器、この比較器の出力
をD/A変換するD/A変換器からなる中間色補正回路
と、この中間色補正回路のD/A変換器の出力信号を液
晶駆動信号に変換する信号処理回路と、光源であるラン
プと、ランプからの光が入射するように配置され液晶駆
動信号に基づいて表示を行う液晶パネルと、液晶パネル
を通過した光をスクリーンに投射する投射レンズとを有
するものである。
れて画像信号に変換され、この画像信号が中間色補正回
路内のA/D変換器によってA/D変換され、比較器に
よってA/D変換器の出力信号と補正しきい値信号が比
較されて出力信号の2値化が行われる。このとき、補正
しきい値信号は基準しきい値発生器より出力された基準
しきい値信号から原稿の照明状態に応じた補正パターン
に基づき補正パターン記憶器で生成される。次いで、比
較器の出力がD/A変換器によってD/A変換され、D
/A変換器の出力信号が信号処理回路によって液晶駆動
信号に変換されて液晶パネルに出力される。そして、ラ
ンプより発せられた光が液晶パネルに入射し、液晶パネ
ルを通過した光を投射レンズがスクリーンに投射する。
のブロック図、図1(b)はこのOHPの中間色補正回
路のブロック図である。図1(a)において、1は原
稿、2は原稿1をセットするための原稿用ガラス、3は
原稿1を照らす蛍光灯などの原稿用照明、4は原稿1か
らの光を可視全域にわたって反射させる全反射ミラー、
5は全反射ミラー4からの入射光を画像信号に変換する
撮像素子、6は中間色の原稿1を鮮明に投影するために
撮像素子5から出力された画像信号に2値化を行う中間
色補正回路、7は中間色補正回路6の出力信号を液晶駆
動信号に変換する信号処理回路である。
はランプ8から発せられた光のうち可視光を反射し赤外
線を透過させるコールドミラー、10は液晶パネル、1
1は液晶パネル10を通過した光を反射する全反射ミラ
ー、12は全反射ミラー11からの光を図示しないスク
リーン等に投射するための投射レンズ、13はきょう体
である。
ら出力された画像信号をA/D変換した信号Siを出力
するA/D変換器、6bはこのA/D変換器6aの出力
信号Siと補正しきい値信号Sh2を比較して出力信号
Siの2値化を行う比較器、6cは一定レベルの値を有
する基準しきい値信号Sh1を発生する基準しきい値発
生器、6dは原稿1の照明状態に応じた補正パターンを
記憶し基準しきい値信号Sh1をこの補正パターンに基
づき補正しきい値信号Sh2に変換する補正パターン記
憶器、6eは比較器6bの出力信号SoをD/A変換し
て信号処理回路7に出力するD/A変換器である。
明する。まず、きょう体13に配置された原稿用ガラス
2上に原稿1を裏向きにセットする。セットされた原稿
1の原稿面は原稿用照明3によって照らされる。そし
て、全反射ミラー4は原稿1からの光を反射させ撮像素
子5に入射させるようになっている。
信号に変換し、中間色補正回路6に出力する。次に、中
間色補正回路6は、中間色の原稿1の場合、例えばわら
半紙に書かれた濃淡の不鮮明な原稿1の場合でもその内
容を明瞭に投影するために、撮像素子5から出力された
画像信号を以下のように2値化する。
ための原稿1の原稿面を示す図、図3はこの中間色補正
回路6の各部の信号を示す図である。図2(a)は図1
(a)のOHPにおいて裏向きにセットされ原稿用照明
3に照らされた白紙の原稿1の原稿面を示しており、原
稿用照明3からの光が一様でないため原稿1上に若干の
明暗の差が生じている。原稿1上の斜線部が暗い部分で
ある。また、図2(b)は文字「A」が書かれた原稿1
の場合を図2(a)と同様に示したものである。
走査区間における中間色補正回路6の各信号を示してい
る。なお、これらはA/D変換器6aによってA/D変
換された後の信号なので、本来離散的な信号であるが、
ここでは連続的な信号として表すことにする。
撮像素子5から出力された画像信号を例えば256諧調
のディジタル信号Siに変換する。ここで、撮像素子5
の水平走査が図2の左から右に行われているとすると、
図2(a)の白紙の原稿1が撮像された結果A/D変換
器6aから出力された信号Siには、原稿用照明3によ
る明暗の差によって図3(a)のようなレベル変動が生
じ、本来あるべき一定のレベルにはならない。
たときの信号Siは図2(b)のHの位置の水平走査区
間で図3(b)のようになる。つまり、信号Siには文
字「A」による信号レベルの低い部分に加えて図3
(a)と同様なレベル変動が生じてしまう。
する補正しきい値信号Sh2を比較して2値化を行い2
値化信号Soを出力する。通常、2値化は一定レベルの
適当なしきい値を境にして入力信号を「0」か「1」に
変換するが、例えば図3(b)の信号Siに一定のしき
い値Bによる2値化を行うと、上記のようなレベル変動
のために文字「A」以外の部分でも値が「0」になって
しまう。
における上記のような不具合を補正するため、基準しき
い値発生器6c及び補正パターン記憶器6dは、以下の
ようにして照明むらを考慮した補正しきい値信号Sh2
を発生する。まず、基準しきい値発生器6cは、A/D
変換器6aが256諧調のA/D変換を行うとすれば0
〜255のある一定の値をとり補正しきい値信号Sh2
の元となる基準しきい値信号Sh1を発生する。
(a)のような照明むらに応じた補正パターンをあらか
じめ記憶しており、基準しきい値発生器6cから出力さ
れた基準しきい値信号Sh1をこの補正パターンに基づ
いて補正しきい値信号Sh2に変換して比較器6bに出
力する。
に照明むらのレベル変動に応じた補正しきい値信号Sh
2が出力されるので、比較器6bにて信号Siと補正し
きい値信号Sh2が比較されることにより、図3(d)
に示すように図2(b)の原稿1の内容に応じた正しい
出力信号Soが得られる。
正パターンをあらかじめ補正パターン記憶器6dに記憶
させ、基準しきい値発生器6cから出力される基準しき
い値信号Sh1の値を例えば外部からの操作により原稿
1の内容に合わせて変えられるようにしてやれば、補正
しきい値信号Sh2のレベルはその基準しきい値信号S
h1に応じて上下に平行に変化するので、照明むらを考
慮した2値化を原稿1に応じて行うことができる。
6bからD/A変換器6eに出力され、D/A変換器6
eによってD/A変換されて信号処理回路7に出力され
る。そして、この中間色補正回路6の出力信号は、信号
処理回路7によって液晶駆動信号に変換されて液晶パネ
ル10に出力される。このようにして、原稿1の内容が
液晶パネル10に表示される。
光は、コールドミラー9によって液晶パネル10に導か
れる。このとき、コールドミラー9は有害な赤外線を透
過させて可視光のみを反射する。よって、全反射ミラー
11が液晶パネル10を通過した光を反射しこの光を投
射レンズ12が投射することにより、原稿1が図示しな
いスクリーン等に投影される。
を透明フィルムにコピーする必要がなく、そのまま高い
明瞭度で拡大投影することができ、照明むらを考慮した
2値化を行うことにより、中間色の不鮮明な原稿であっ
てもむらのない明瞭な拡大投影を行うことができる。
びこのOHPの中間色補正回路のブロック図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿を照らす照明と、 原稿を読み取る撮像素子と、 撮像素子から出力された画像信号をA/D変換するA/
D変換器、原稿の紙質に応じて選択された基準しきい値
信号を発生する可変基準しきい値発生器、原稿の照明状
態に応じた補正パターンを記憶し前記基準しきい値信号
をこの補正パターンに基づき補正しきい値信号に変換す
る補正パターン記憶器、前記A/D変換器の出力信号と
補正しきい値信号を比較して前記出力信号の2値化を行
う比較器、この比較器の出力をD/A変換するD/A変
換器からなる中間色補正回路と、 この中間色補正回路のD/A変換器の出力信号を液晶駆
動信号に変換する信号処理回路と、 光源であるランプと、 ランプからの光が入射するように配置され前記液晶駆動
信号に基づいて表示を行う液晶パネルと、 液晶パネルを通過した光をスクリーンに投射する投射レ
ンズとを有することを特徴とするオーバーヘッドプロジ
ェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26544393A JP3170760B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | オーバーヘッドプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26544393A JP3170760B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | オーバーヘッドプロジェクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07104713A JPH07104713A (ja) | 1995-04-21 |
JP3170760B2 true JP3170760B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=17417227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26544393A Expired - Lifetime JP3170760B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | オーバーヘッドプロジェクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3170760B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8763851B2 (en) | 2010-08-04 | 2014-07-01 | Manitowoc Foodservice Companies, Llc | Door assembly for ice storage bin |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP26544393A patent/JP3170760B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8763851B2 (en) | 2010-08-04 | 2014-07-01 | Manitowoc Foodservice Companies, Llc | Door assembly for ice storage bin |
CN102374716B (zh) * | 2010-08-04 | 2015-04-01 | 曼尼托沃食品服务有限公司 | 用于储冰盒的门组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07104713A (ja) | 1995-04-21 |
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