JP2852598B2 - オーバーヘッドプロジェクター - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクター

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JP2852598B2
JP2852598B2 JP34452993A JP34452993A JP2852598B2 JP 2852598 B2 JP2852598 B2 JP 2852598B2 JP 34452993 A JP34452993 A JP 34452993A JP 34452993 A JP34452993 A JP 34452993A JP 2852598 B2 JP2852598 B2 JP 2852598B2
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JP
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light
mirror
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弘則 内田
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーバーヘッドプロジェ
クターに関し、特に不透明な原稿をそのまま拡大投影す
ることができるオーバーヘッドプロジェクターに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より透明のフィルムに例えば下方か
ら光を当てて投射用のレンズ及びミラーによってスクリ
ーン等に投影するオーバーヘッドプロジェクター(以
下、OHPとする)がある。このようなOHPでは原稿
をいったんOHP用の透明フィルムにコピーし、この透
明フィルムにランプからの光を当てることによって原稿
を拡大投影している。また、反射型と称するものもあ
り、これは原稿に強い光を当ててその反射光をレンズに
て投影するものである。
【0003】これらのOHPで原稿台上にセットされた
原稿を正しく投影するには、原稿の縦書き又は横書きに
応じて原稿の向きを変える必要がある。しかし、例えば
A4サイズの用紙の長手方向を左右とする記載の原稿
(以下、横書きとする)が標準であるOHPでは、A4
サイズの長手方向を上下とする記載の原稿(以下、縦書
きとする)を投影しようとすると、原稿の1部が原稿台
からはみ出してトリミングされてしまうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のOHPは以上の
ようにして原稿を投影していたので、普通紙等の不透明
な原稿を透明なフィルムにコピーしなければならず、ま
た不透明な原稿をそのまま使用する反射型のOHPでは
原稿からの反射光によって投影しているため光量が十分
でなく明るい場所では見にくいという問題点があった。
また、どちらのOHPでも原稿の縦書き又は横書きに応
じて原稿の向きを変える必要があるが、縦書き又は横書
きのいずれかにおいて原稿が原稿台からはみ出してしま
い原稿の全てを投影できないという問題点があった。本
発明は、上記課題を解決するために、原稿を透明フィル
ムにコピーする必要がなく原稿が縦書き又は横書きのい
ずれであっても正しく投影することができるオーバーヘ
ッドプロジェクターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の上面に
水平に配置された矩形の原稿用ガラスと、原稿用ガラス
下面を照らすように設けられた原稿用照明と、原稿用ガ
ラス下面に対向傾斜させて配置され該原稿用ガラス面か
らの入射光を水平方吋に反射する全反射ミラーと、全反
射ミラーからの反射光を画像信号に変換する撮像素子
と、原稿を読み取る撮像素子と、この撮像素子から出力
された画像信号を第1の投射モードのときはそのまま液
晶駆動信号に変換し、第2の投射モードのときは原稿の
左右が反転した液晶駆動信号に変換する信号処理部と、
光源であるランプと、ランプからの光が入射するように
配置され液晶駆動信号に基づく表示を行う液晶パネル
と、第1の投射モードのときは液晶パネルの透過光をス
クリーン方向に反射させ、第2の投射モードのときは透
過光が入射する光軸を中心として回転しこの透過光を反
射させる第1のミラーと、この第1のミラーからの光が
入射するように配置され、第1の投射モードのときは第
1のミラーからの光をスクリーンに投射し、第2の投射
モードのときは第1のミラーの回転に伴い光軸を中心と
して回転する投射レンズと、第2の投射モードのときに
投射レンズからの光を反射させてスクリーンに投射する
第2のミラーとを有するものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、撮像素子により原稿が撮像さ
れて画像信号に変換される。第1の投射モードのときは
信号処理部が画像信号をそのまま液晶駆動信号に変換し
て液晶パネルに出力し、第1のミラーがランプから発せ
られ液晶パネルを透過した光をスクリーン方向に反射さ
せ、この反射光を投射レンズがスクリーンに投射する。
また、第2の投射モードのときは信号処理部が画像信号
を原稿の左右が反転した液晶駆動信号に変換し、第1の
ミラーが液晶パネルの透過光が入射する光軸を中心に回
転してこの透過光を反射させる。そして、第1のミラー
と一緒に回転した投射レンズを通過した第1のミラーの
反射光を第2のミラーが反射させてスクリーンに投射す
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示すOHPのブロ
ック図、図2はこのOHPの外観を示す図である。図1
において、1は原稿、2は原稿1をセットするための原
稿用ガラス、3は原稿1を照らす蛍光灯などの原稿用照
明、4は原稿1からの光を可視全域にわたって反射させ
る全反射ミラー、5は全反射ミラー4からの入射光を画
像信号に変換する撮像素子、6は撮像素子5から出力さ
れた画像信号を第1の投射モードのときはそのまま液晶
駆動信号に変換し、第2の投射モードのときは原稿の左
右が反転した液晶駆動信号に変換する信号処理部であ
る。
【0008】また、7は投射用の光源であるランプ、8
は液晶駆動信号に基づいて表示を行う液晶パネル、9は
液晶パネル8を通過した光を可視全域にわたって反射さ
せる全反射ミラー、10はレンズである。11は第1の
ミラーである全反射ミラーであり、第1の投射モードの
ときは全反射ミラー9で反射しレンズ10を通過した光
をスクリーン方向に反射させ、第2の投射モードのとき
はレンズ10を通過した入射光の光軸を中心に回転して
この光を反射させる。
【0009】また、12は投射レンズであり、全反射ミ
ラー11からの光が入射するように配置され、第1の投
射モードのときは全反射ミラー11からの光をスクリー
ンに投射し、第2の投射モードのときは全反射ミラー1
1の回転に伴い全反射ミラー11と一緒に回転する。1
3は第2の投射モードのときに投射レンズ12からの光
を反射させてスクリーンに投射する第2のミラーである
全反射ミラー、20はスクリーンである。
【0010】図2において、14は全反射ミラー11及
び投射レンズ12をその内部に収納し、全反射ミラー1
1に入射する光軸を中心として回転可能な図示しない回
転機構を有する投射ヘッド、15はこのOHPのきょう
体である。
【0011】図1(a)は標準の投射モードである第1
の投射モードにおける動作、例えば横書きの原稿を標準
とするOHPにおいて横書きの「P」が書かれた原稿1
を投影する動作を示している。また、図1(b)は図1
(a)のOHPにおける投射部のみを示しており、第2
の投射モードにおける動作、例えばこのOHPにおいて
縦書きの「P」が書かれた原稿1を投影する動作を示し
ている。また、図2(a)、(b)はそれぞれ第1、第
2の投射モードにおけるOHPの外観を示している。
【0012】次に、このようなOHPの動作を第1の投
射モードについて説明する。まず、原稿用ガラス2上に
図2(a)のように横書きの「P」が書かれた原稿1を
裏向きにセットする。セットされた原稿1の下面は原稿
用照明3によって照らされる。そして、全反射ミラー4
は原稿1からの光を反射させ撮像素子5に入射させるよ
うになっている。
【0013】次いで、撮像素子5によって原稿1の内容
が撮像され画像信号に変換される。撮像素子5から出力
された画像信号は、信号処理部6によって液晶駆動信号
に変換されて液晶パネル8に出力される。こうして、図
1(a)のように原稿1の内容が液晶パネル8に表示さ
れる。
【0014】一方、光源であるランプ7より発せられた
光が液晶パネル8に入射し、この液晶パネル8を透過し
た光が全反射ミラー9で反射される。全反射ミラー9の
反射光はレンズ10を通過した後に全反射ミラー11に
入射する。このとき、全反射ミラー11に映る像は、ス
クリーン20の方向から見ると図1(a)のように原稿
1の左右が反転した像となっている。
【0015】そして、全反射ミラー11の反射光を投射
レンズ12がスクリーン20に投射することにより、原
稿1の内容「P」がスクリーンに投影される(図1
(a)ではスクリーン20の裏面を示しているので、左
右反転表示となっている)。したがって、原稿1をその
まま拡大投影することができ、透明フィルムにコピーす
る必要がなくなる。
【0016】次に、第1の投射モードにおける原稿1と
は異なる方向(この例では縦書き)で書かれた原稿1を
投影するための第2の投射モードについて説明する。第
2の投射モードになると、信号処理部6は、撮像素子5
から出力された画像信号を原稿1の左右が反転した液晶
駆動信号に変換する。よって、原稿用ガラス2上に図2
(b)のような縦書きの「P」が書かれた原稿1がセッ
トされると、液晶パネル8に表示される画像は図1
(b)のように「P」が左右に反転した内容となる。
【0017】そして、第1の投射モードのときと同様に
レンズ10を通過した光が全反射ミラー11に入射する
が、このとき全反射ミラー11及び投射レンズ12は、
これらを収納する投射ヘッド14の図示しない回転機構
によって全反射ミラー11に入射する光軸を中心に回転
し、スクリーン20に対して直角方向を向くようにな
る。
【0018】よって、全反射ミラー11に映る像は、全
反射ミラー13の方向から見ると図1(b)のように図
2(b)の原稿1に対して90°回転した像となってい
る。そして、投射レンズ12が全反射ミラー11の反射
光を図示しない支持機構でOHPのきょう体15に取付
けられた全反射ミラー13に投射し、この全反射ミラー
13がこの光をスクリーン20に投射する。こうして、
第2の投射モードでは縦書きの「P」が書かれた原稿1
を正しく投影することができ、原稿1の向きを変える必
要がないので、原稿1が原稿用ガラス2をはみ出すこと
もなく、原稿1の全領域を投影することができる。
【0019】なお、液晶パネル8〜全反射ミラー9〜レ
ンズ10〜全反射ミラー11に至る本実施例の光学系
は、スクリーン20に所望の像が映る構成であれば、例
えば全反射ミラー9がない構成、又はレンズ10が複数
ある構成などの他の構成であっても良い。また、本実施
例では白黒の原稿1を投影しているが、撮像素子5、液
晶パネル9共にカラー用を使用すればカラーの原稿も投
影することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、不透明な普通紙の原稿
を透明フィルムにコピーする必要がなく、そのまま高い
明瞭度で拡大投影することができる。また、第1、第2
の投射モードを備えることにより、原稿が縦書き又は横
書きのいずれであってもそれに応じて正しく投影するこ
とができ、原稿の向きを変える必要がないので、原稿の
全領域を投影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すOHPのブロック図で
ある。
【図2】図1のOHPの外観を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿 5 撮像素子 6 信号処理部 7 ランプ 8 液晶パネル 9 全反射ミラー 10 レンズ 11 第1のミラー 12 投射レンズ 13 第2のミラー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の上面に水平に配置された矩形の原
    稿用ガラスと、 前記原稿用ガラス下面を照らすように設けられた原稿用
    照明と、 前記原稿用ガラス下面に対向傾斜させて配置され該原稿
    用ガラス面からの入射光を水平方向に反射する全反射ミ
    ラーと、 前記全反射ミラーからの反射光を画像信号に変換する
    像素子と、 この撮像素子から出力された画像信号を第1の投射モー
    ドのときはそのまま液晶駆動信号に変換し、第2の投射
    モードのときは原稿の左右が反転した液晶駆動信号に変
    換する信号処理部と、 光源であるランプと、 このランプからの光が入射するように配置され前記液晶
    駆動信号に基づく表示を行う液晶パネルと、 第1の投射モードのときは液晶パネルの透過光をスクリ
    ーン方向に反射させ、第2の投射モードのときは前記透
    過光が入射する光軸を中心として回転しこの透過光を反
    射させる第1のミラーと、 この第1のミラーからの光が入射するように配置され、
    第1の投射モードのときは第1のミラーからの光をスク
    リーンに投射し、第2の投射モードのときは第1のミラ
    ーの回転に伴い前記光軸を中心として回転する投射レン
    ズと、 第2の投射モードのときに投射レンズからの光を反射さ
    せてスクリーンに投射する第2のミラーとを有すること
    を特徴とするオーバーヘッドプロジェクター。
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JPH07175032A JPH07175032A (ja) 1995-07-14
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