JP2003255847A - 両面粘着シート及びカバーウインドウ - Google Patents

両面粘着シート及びカバーウインドウ

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JP2003255847A
JP2003255847A JP2002058070A JP2002058070A JP2003255847A JP 2003255847 A JP2003255847 A JP 2003255847A JP 2002058070 A JP2002058070 A JP 2002058070A JP 2002058070 A JP2002058070 A JP 2002058070A JP 2003255847 A JP2003255847 A JP 2003255847A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーウインドウの装飾部の生産性を良好に
できると共に、装飾部形成過程でカバーウインドウ基材
の廃棄を招くことのない技術を提供する。 【解決手段】 従来はカバーウインドウ基材3a、3b
に直接設けていた装飾部24が設けられ、装飾部24を
カバーウインドウ基材に設ける部品と、カバーウインド
ウ1a、1bを携帯機器200の筐体210に貼り付け
るための粘着剤層27を設ける部品との2つの機能を兼
用する両面粘着シート2a、2bとする。このような両
面粘着シート2a、2bを貼り付けたカバーウインドウ
1a、1bとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器の表示装
置の表示面の保護に用いられるカバーウインドウの技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の液晶表示装置を備えた携帯
機器では、液晶表示装置の表示面は薄い無機ガラスで構
成されているため、携帯機器の外面に液晶表示装置が露
出していると、使用中の外力や衝撃により液晶が割れて
しまうおそれがある。そのため、液晶表示装置を筐体内
のやや奥まった位置に収納し、筐体に表示面を視認でき
る窓部を設け、この窓部を閉塞するように透明なカバー
ウインドウを固定し、カバーウインドウで液晶表示装置
の表示面を保護する構成が採用される。
【0003】図5に示すように、携帯電話200の筐体
の前面にカバーウインドウ100が配置され、表示装置
はカバーウインドウ100で覆われた内部に配置され、
表示装置の表示面220はカバーウインドウ100を通
して視認する。通常、カバーウインドウ100の外周部
の内面には、表示装置の表示面220の周囲を覆って額
縁状に遮光する装飾部103が設けられている。
【0004】図6に、従来のカバーウインドウの製造工
程と携帯機器への組み付け工程とを示す。
【0005】カバーウインドウを構成するカバーウイン
ドウ基材には、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂な
どの透明樹脂が用いられる。カバーウインドウの製造方
法には、予め射出成形等でカバーウインドウの形状に成
形した個々のカバーウインドウ基材に所定の処理を施す
方法と、大判のカバーウインドウ基材に所定の処理を施
した後、切断等で個々のカバーウインドウの形状に形成
する方法とがある。
【0006】図6は、前者の方法を示すもので、まず、
図6(a)に示すように、カバーウインドウ基材101
の外面側又は内外両面に耐擦傷性を付与するハードコー
ト膜102を設ける。次に、図6(b)に示すように、
カバーウインドウ基材101の内面側に装飾部103を
設ける。装飾部103は、例えば遮光性を考慮して厚手
の印刷ができるスクリーン印刷で形成される。多色刷り
の装飾部ではスクリーン印刷は数回行われる。次に、図
6(c)に示すように、カバーウインドウ基材101の
内外両面に真空蒸着等で反射防止膜104を形成する。
最後に、図6(d)に示すように、両面粘着テープ10
5をカバーウインドウ基材101の内面の外周部に貼り
付ける。図示していないが、両面粘着テープ105を覆
って剥離紙が貼り付けられている。これらの工程によっ
て製造されたカバーウインドウ100が、携帯電話20
0の筐体210の液晶パネル220の表示面を視認でき
る開口部に両面粘着テープ105を介して貼り付けら
れ、固定される。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかしながら、上述した
カバーウインドウの製造工程によれば、多色刷りの装飾
部103を形成する場合は、スクリーン印刷を複数回行
うので、スクリーン印刷、その後の乾燥の工程が複数回
繰り返されることから、生産性が悪く、生産コストが高
いという問題がある。また、スクリーン印刷不良が発生
すると、カバーウインドウ基材101を廃棄しなければ
ならず、生産コストの上昇を招くという問題がある。
【0008】その上、ハードコート膜102は印刷適性
に劣り、スクリーン印刷が困難な場合もあるという問題
がある。
【0009】また、従来のカバーウインドウ100の装
飾部103は、スクリーン印刷で形成されているため、
印刷の色がそれほど美しくなく、意匠的に劣る場合があ
るという問題がある。
【0010】更に、従来のカバーウインドウ100は、
曲げ剛性、耐衝撃性、耐荷重性が不十分な場合があり、
大きな力を受けると割れてしまう場合があるという問題
がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、カバーウインドウの装飾部の生産性を良好にできる
と共に、装飾部形成過程で生産コストの上昇を招くこと
のない技術を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、上記の目的に加えて装飾
部を容易に形成できる技術を提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、上記の目的に加えて美し
い装飾部を形成できる技術を提供することを目的とす
る。
【0014】また、本発明は、カバーウインドウの曲げ
剛性、耐衝撃性、耐荷重性を高めることができる技術を
提供することを目的とする。
【0015】更に、本発明は、これらの技術を用いたカ
バーウインドウを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため、鋭意検討を重ねた結果、カバーウインド
ウに貼り付けられる固定用の両面粘着テープに着目し、
この両面粘着テープに装飾部を形成した両面粘着シート
とすることが有効であることを知見した。
【0017】即ち、両面粘着テープは、基材シートの両
面に粘着剤層が設けられている構造を有し、この基材シ
ートに装飾部を形成することにより、両面粘着テープが
装飾部を取り付ける部品として機能し、装飾部の形成方
法としてグラビア印刷等の生産性の良い印刷方法を採用
できること、直接カバーウインドウ基材に印刷しないの
で、印刷不良が発生してもカバーウインドウ基材を廃棄
せずに済み、生産コストを低減できること、基材シート
に対する印刷は、ハードコート膜に対するスクリーン印
刷よりも容易であることを見い出した。
【0018】また、カバーウインドウの装飾部と両面テ
ープは表示装置の表示面の周囲に配置されており、表示
装置の表示面に対応する部分がくり抜かれていれば、両
面粘着シートの基材シートとして金属箔や白色フィルム
のような光不透過性のものを用いることができ、このよ
うな基材シートを装飾部の下地として用いることによっ
て、これまでにない美しい装飾部を形成できることを見
い出した。
【0019】また、両面粘着シートの基材シートと粘着
剤層に透明性の高いものを用いてカバーウインドウ基材
全面に貼り付けることによって、カバーウインドウの曲
げ剛性、耐衝撃性、耐荷重性を高めることができ、割れ
を防止することができることを見いだした。
【0020】従って、請求項1記載の発明は、表示装置
の表示面の保護に用いられ、前記表示面の周囲の一部又
は全部を遮光する装飾部を有するカバーウインドウに貼
り付けられる両面粘着シートであって、基材シートと、
前記基材シートの一面側に設けられた前記装飾部と、前
記装飾部上に設けられた光透過性の第1粘着剤層と、前
記基材シートの他面側に設けられた第2粘着剤層とを有
することを特徴とする両面粘着シートを提供する。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の両
面粘着シートにおいて、前記基材シートが、光不透過性
であり、かつ、前記表示装置の表示面に対応する部分が
くり抜き部となっていることを特徴とする両面粘着シー
トを提供する。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項2記載の両
面粘着シートにおいて、前記基材シートが、金属箔又は
着色剤を配合した合成樹脂で構成されていることを特徴
とする両面粘着シートを提供する。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項1記載の両
面粘着シートにおいて、前記基材シートが光透過性であ
り、かつ、前記第1粘着剤層が前記基材シートの前記一
面側全面に設けられていることを特徴とする両面粘着シ
ートを提供する。
【0024】請求項5記載の発明は、請求項4記載の両
面粘着シートにおいて、前記基材シートの前記他面側の
前記表示装置の表示面に対応する部分に反射防止膜が設
けられていることを特徴とする両面粘着シートを提供す
る。
【0025】請求項6記載の発明は、表示装置の表示面
の保護に用いられ、前記表示面の周囲の一部又は全部を
遮光する装飾部を有するカバーウインドウであって、光
透過性のカバーウインドウ基材に、基材シートと前記基
材シートの一面側に設けられた前記装飾部と前記装飾部
上に設けられた光透過性の第1粘着剤層と前記基材シー
トの他面側に設けられた第2粘着剤層とを有する両面粘
着シートが、前記第1粘着剤層を介して貼着されている
ことを特徴とするカバーウインドウを提供する。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項6記載のカ
バーウインドウにおいて、前記基材シートが光不透過性
であり、かつ、前記表示装置の表示面に対応する部分が
くり抜き部となっていることを特徴とするカバーウイン
ドウを提供する。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項7記載のカ
バーウインドウにおいて、前記基材シートが、金属箔又
は着色剤を配合した合成樹脂で構成されていることを特
徴とするカバーウインドウを提供する。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項6記載のカ
バーウインドウにおいて、前記基材シートが光透過性で
あり、かつ、前記第1粘着剤層が前記基材シートの前記
一面側全面に設けられていることを特徴とするカバーウ
インドウを提供する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の両面粘着シート及
びカバーウインドウの実施の形態について説明するが、
本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0030】本発明のカバーウインドウは、携帯機器の
筐体の窓部に固定されて筐体の内部を透視する用途に用
いられるもので、携帯機器の表示装置の表示面に直接物
が当たらないように、筐体内部に収納した液晶表示装置
の表示面を被覆して表示面を保護し、表示面を視認する
ために用いられる用途が代表的である。
【0031】携帯機器としては、携帯電話、携帯ゲーム
機、デジタルカメラ、携帯無線通信機、携帯ラジオ、腕
時計、携帯音響機器等の表示装置の表示面の保護に用い
ることができる。表示装置としては、液晶表示装置が代
表的である。
【0032】本発明の両面粘着シートは、このようなカ
バーウインドウに貼着されてカバーウインドウの装飾部
を構成する部品としての機能と、携帯機器の筐体に貼着
して固定するための固定用部品としての機能とを有する
ものである。
【0033】まず、第1実施形態のカバーウインドウに
ついて図1及び図2を参照して説明する。図1は、第1
実施形態のカバーウインドウを構成する両面粘着シート
とカバーウインドウ基材とに分離したそれぞれの断面構
造を示す。図2(a)は、大判の基材シートから複数個
の両面粘着シートを形成する状態を説明する平面図、図
2(b)は(a)矢印の断面図である。
【0034】図1に示すカバーウインドウ1aは、第1
実施形態の両面粘着シート2aを第1実施形態のカバー
ウインドウ基材3aに貼着した構造を有する。
【0035】第1実施形態の両面粘着シート2aは、形
状はカバーウインドウ1aの装飾部の形状と同一形状
で、外形がカバーウインドウ基材3aの外形と同じに形
成され、中央の表示装置の表示面に対応する矩形部分が
くり抜き部20となったリング状となっている。
【0036】両面粘着シート2aは、基材シート21a
上に各種の層が設けられている構造となっている。基材
シート21aのカバーウインドウ基材3aに貼着される
側の面を上面、携帯機器の筐体に貼着される側の面を下
面とする。基材シート21aの上面には、基材シート2
1aの印刷適性を良好にする処理層22を介して装飾部
24が設けられている。また、装飾部24の上には、透
明保護層25を介して透明な第1粘着剤層26が設けら
れている。基材シート21aの下面には第2粘着剤層2
7が設けられている。
【0037】基材シート21aは、くり抜き部20を通
して表示装置の表示面を視認できるため、光透過性であ
っても光不透過性であっても良い。とりわけ、光不透過
性とすることによって遮光性が良好になり、装飾部24
の下地として装飾部24の色を美しくすることができ
る。基材シート21aとしては、例えば、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、アクリ
ル、ポリカーボネート、ポリスチレン、トリアセテー
ト、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、セロファン等の
透明樹脂又はこれらの樹脂に着色剤を配合した着色樹
脂、アルミニウム、錫、銅などの展延性に優れた金属箔
を例示することができる。基材シート21aの厚さは、
5μm〜200μm、好ましくは10〜150μmの範
囲が通常である。着色剤としては、樹脂に練り込むこと
ができる各種の顔料、染料を選択することができ、例え
ば白色顔料であるチタンホワイト、黒色顔料であるカー
ボンブラックを例示することができる。樹脂基材シート
には光安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを配合す
ることができる。
【0038】基材シート21aと装飾部24との間に介
在する処理層22は、基材シート21aの印刷適性が良
好であれば不要である。処理層22としては、コロナ放
電、粗面化処理、無機質充填材を配合した接着剤、プラ
ズマ処理、各種の有機樹脂で構成されるバインダを例示
することができる。
【0039】装飾部24は、カバーウインドウの装飾部
を構成するもので、印刷、メタライジング、塗装、ホッ
トスタンピングなどの表面加飾方法で形成することがで
きる。印刷としては、インクジェットによる印刷、スク
リーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、パッド印刷
などを例示することができる。メタライジングには、メ
ッキ法、真空蒸着法などがある。装飾部24は基材シー
ト21a上の必要な部分に形成される。装飾部24は、
基材シート21aが例えばアルミニウム箔や白色の樹脂
シート等で構成され、基材シート21aだけで十分な加
飾性が得られれば、設けずに済む場合がある。
【0040】装飾部24の上に設けられている透明保護
層25は、第1粘着剤層26を形成する際の溶剤などで
装飾部24が侵されないように装飾部24を保護する機
能を有する。装飾部24の保護が必要ないときには、透
明保護層25は省略可能である。透明保護層25として
は、透明性が良好であると共に、耐溶剤性に優れた材質
のフィルムやコーティングが選択される。フィルムとし
ては、上記透明樹脂が例示され、透明粘着剤又は透明接
着剤を用いて装飾部24に接着される。
【0041】第1粘着剤層26は、これを透過して装飾
部24を視認するため、光透過性である必要がある。粘
着剤層26としては、ゴム系、アクリル系、ビニルエー
テル系、ウレタン系、シリコーン系等があり、形態とし
ては、溶剤型、エマルジョン型などがある。特に透明
性、耐候性等からアクリル系、シリコーン系の粘着剤が
好ましい。粘着剤層26の厚さは、通常25〜250μ
m程度である。
【0042】粘着剤層26の形成方法としては、例えば
スクリーン印刷、リバースロールコータ、ナイフコータ
ー、バーコーター、スロットダイコーター、グラビアコ
ーター等が用いられる。
【0043】基材シート21の下面に設けられている第
2粘着剤層27は、光透過性である必要はない。第2粘
着剤層27は、第1粘着剤層26と同様のものを用いて
同様に形成することができる。
【0044】このような両面粘着シート2aの製造方法
は、例えば、アルミニウム箔、白色顔料を含有した白色
のポリエステルフィルム等を基材シート21aとして用
いる。大判の基材シート21aの上面の全面に処理層2
2を形成し、次に、装飾部24を処理層22の装飾部を
必要とする部分にグラビア印刷等で形成する。その後、
透明保護層25を全面に形成する。第1粘着剤層26を
基材シートの上面の全面に設ける。次に、図2(b)に
示すように、第1剥離紙41を第1粘着剤層26の上に
貼り付け、次に、第2粘着剤層27を基材シート21a
の下面に設け、第2粘着剤層27の上に第2剥離紙42
を貼り付ける。そして、図2(b)に示すように、第2
剥離紙側42から第1剥離紙41を残して両面粘着シー
ト2aをカバーウインドウの外形の形状とその内側の表
示装置の表示面の矩形状にそれぞれ金型で打ち抜き50
を形成することにより、図2(a)に示すように、大判
の両面粘着シートから複数の個々の両面粘着シート2a
を製造することができる。
【0045】このような第1実施形態の両面粘着シート
2aが貼り付けられるカバーウインドウ基材3aについ
て説明する。カバーウインドウ基材3aの両面粘着シー
ト2aが貼り付けられる側の面を内面、その反対側の面
を外面とする。図1に示すように、このカバーウインド
ウ基材3aは、透明樹脂基板30の外面と内面の両面に
ハードコート膜31が設けられ、更に、ハードコート膜
31の上に反射防止膜32が外面と内面の両方に設けら
れている構造を有する。これらのハードコート膜31、
反射防止膜32は必ずしも必要ではなく、全く設けなく
てもよい。また、ハードコート膜31は外面のみに、反
射防止膜32も外面のみ又は内面のみに設けることがで
きる。
【0046】透明樹脂基板30としては、例えば、ポリ
(メチル)メタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン樹脂等が用いられる。透明樹脂基板30の成形方法は
一般的には射出成形であるが、薄板からカバーウインド
ウ形状に切り出してもよい。
【0047】ハードコート膜31は、透明樹脂基板30
に耐擦傷性を付与すると共に、一般的に透明樹脂基板3
0に対する反射防止膜32の密着性が良くないため、カ
バーウインドウ基材と反射防止膜の間に介在させて反射
防止膜32の密着性を良好にして剥離を防止する働きを
有する。内面側の反射防止膜32では、それほど密着性
を要求されないため、ハードコート膜31を設けなくて
もよい。
【0048】ハードコート膜31の形成方法としては、
ハードコート膜を形成できる硬化性組成物をカバーウイ
ンドウ基材2の表面に塗布し、塗膜を硬化させる方法が
一般的である。カバーウインドウ基材2が熱可塑性樹脂
である場合は、熱硬化型よりも紫外線等の電磁波や電子
ビーム等の電離放射線で硬化するものが好ましく用いら
れる。例えば、紫外線の照射によりシラノール基を生成
するシリコーン化合物とシラノール基と縮合反応するハ
ロゲン原子やアミノ基等の反応基を有するオルガノポリ
シロキサンとを主成分とする光硬化性シリコーン組成
物、三菱レイヨン(株)製のUK−6074等のアクリ
ル系紫外線硬化型モノマー組成物を例示することができ
る。また、熱硬化型の硬化性組成物も使用可能であり、
一分子中にビニル基、アリル基、アクリル基、メタクリ
ル基等の重合可能な重合性基とアルコキシ基等の加水分
解性基とを有するシラン化合物やシランカップリング剤
を主成分とする熱硬化性組成物を例示することができ
る。
【0049】ハードコート塗膜の形成方法としては、デ
ィッピング法、スピンコート法、スプレー法、フロー
法、ドクターブレード法などを採用できる。
【0050】形成した塗膜を熱、紫外線、電子ビームな
どで硬化させてハードコート膜31を得ることができ
る。
【0051】なお、塗膜を形成する前に、密着性を向上
させるため、透明樹脂基板30表面を、コロナ放電やマ
イクロ波などの高電圧放電などで表面処理をすることが
好ましい。
【0052】また、ハードコート膜31の形成方法とし
て、透明樹脂基板30を成形する射出成形の金型内に、
予め加飾材が印刷されたロール状の転写箔を成形サイク
ルに合わせて間欠的に通し、射出と同時に加飾材を射出
成形の圧力と熱を利用して成形した透明樹脂基板30に
転写するインモールド成形方法も好適に採用される。イ
ンモールド成形によって転写されたフィルムを紫外線等
で硬化させてハードコート膜31を形成することができ
る。
【0053】反射防止膜32は、無機被膜、有機被膜の
単層または多層で構成される。無機被膜と有機被膜との
多層構造であってもよい。外面側の反射防止膜32と内
面側の反射防止膜32は、同じ構成であっても別の構成
であっても良い。例えば、外面側の反射防止膜32を多
層構造とし、内面側の反射防止膜32を簡略化して単層
構造とすることも可能である。
【0054】無機被膜の材質としては、SiO2、Si
O、ZrO2、TiO2、TiO、Ti23、Ti25
Al23、Ta25、CeO2、MgO、Y23、Sn
2、MgF2、WO3等の無機物が挙げられ、これらを
単独でまたは2種以上を併用して用いることができる。
これらの中では、低温で真空蒸着が可能なSiO2、Z
rO2、TiO2、Ta25が好ましい。また、多層膜構
成とした場合は、最外層はSiO2とすることが好まし
い。
【0055】無機被膜の多層膜としては、透明樹脂基板
30側からZrO2層とSiO2層の合計光学膜厚がλ/
4,ZrO2層の光学的膜厚がλ/4、最上層のSiO2
層の光学的膜厚がλ/4の4層構造を例示することがで
きる。ここで、λは設計波長であり、通常520nmが
用いられる。
【0056】無機被膜の成膜方法は、例えば真空蒸着
法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、CV
D法、飽和溶液中での化学反応により析出させる方法等
を採用することができる。
【0057】有機被膜の材質は、例えばFFP(テトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ET
FE(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)等
を挙げることができ、カバーウインドウ基材やハードコ
ート膜の屈折率を考慮して選定される。成膜方法は、真
空蒸着法の他、スピンコート法、ディップコート法など
の塗装方法で成膜することができる。
【0058】また、少なくとも外面側に設けた反射防止
膜32の表面を撥水処理することが望ましい。撥水処理
することにより、カバーウインドウ1aの表面に防汚
性、撥水性、撥油性等の性質を付与することができる。
撥水処理方法としては、ポリフルオロアルキル基、ポリ
フルオロエーテル等の疎水性基及びSiOH基と縮合反
応するアルコキシ基、ハロゲン原子、アミノ基等の反応
性基を有する有機化合物などを用いて反射防止膜表面3
2に塗布あるいは真空蒸着等で成膜して処理することに
より行うことができる。撥水処理する場合、反射防止膜
32の最外層は撥水処理効果の高いSiO2とすること
が好ましい。
【0059】第1実施形態のカバーウインドウ1aは、
図1に示すように、上述のようにして得られた大判の両
面粘着シートからリング状の個々の両面粘着シート2a
を第1剥離紙41から剥離し、個々の両面粘着シート2
aを第2粘着シート42が残存したままでカバーウイン
ドウ基材3aの内面に貼り付けることにより、製造され
る。携帯機器に装着するときは、第2粘着剤層27の上
の第2剥離紙42を剥がし、第2粘着剤層27を介して
携帯機器の筐体210に貼り付ける。
【0060】第1実施形態の両面粘着シート2aは、従
来、カバーウインドウ基材にスクリーン印刷等で設けて
いた装飾部24をカバーウインドウ基材に組み付ける部
品として機能すると共に、従来の両面粘着テープとして
も機能する。
【0061】第1実施形態の両面粘着シート2aは、装
飾部24を多色刷りの生産性が良好なグラビア印刷等で
形成できるため、生産性が良く、生産コストを低下させ
ることができる。また、装飾部の印刷不良が発生して
も、その部分の両面粘着シートを破棄すればよいので、
生産に無駄が少なくなり、生産コストを低減することが
できる。
【0062】また、装飾部24は、従来のように印刷適
性が良くないハードコート膜の上ではなく、基材シート
21aの上に形成するので、印刷が容易になり、この点
でも不良発生を抑制することができる。しかも、基材シ
ート21aとして、アルミニウム箔や白色の樹脂フィル
ム等の光不透過性のものを用いることができるため、遮
光性が良好で、その上に形成される装飾部を美しく見せ
ることができ、見栄えがよい装飾部24を形成すること
ができる。
【0063】このような両面粘着シート2aが貼り付け
られたカバーウインドウ1aは、カバーウインドウ基材
3aの内面の外周部に両面粘着シート2aが貼り付けら
れているため、カバーウインドウ1aの曲げ剛性、耐衝
撃性、耐荷重性がやや向上し、割れ難い特性を備える。
【0064】次に、本発明の第2実施形態のカバーウイ
ンドウについて、図3及び図4を参照して説明する。図
3は、第2実施形態のカバーウインドウを構成する両面
粘着シートとカバーウインドウ基材とに分離したそれぞ
れの断面構造を示す。図4は、カバーウインドウ基材に
大判の両面粘着シートを貼着した状態で切断してカバー
ウインドウを形成する場合の断面構造を示す。
【0065】図3に示す第2実施形態のカバーウインド
ウ1bは、第2実施形態の両面粘着シート2bを第2実
施形態のカバーウインドウ基材3bの内面側に貼着した
構造を有する。
【0066】第2実施形態の両面粘着シート2bは、透
明基材シート21bの上面の装飾部を形成すべき領域に
処理層22を介して装飾部24が設けられ、装飾部24
の上に透明保護層25が形成され、透明基材シート21
bの最外面の全面に第1粘着剤層26が設けられてい
る。透明基材シート21bの装飾部24に対応する部分
の下面に第2粘着剤層27が設けられ、第2粘着剤層2
7が設けられていない透明基材シート21bの表示装置
の表示面に対応する矩形部分に反射防止膜28が設けら
れている構造を有する。第1実施形態と同様に、処理層
22と透明保護層25は必要により設けられる。
【0067】第2実施形態の両面粘着シート2bでは、
基材シート21bは光透過性である必要がある。基材シ
ート21bの素材としては、上述した透明樹脂を例示す
ることができる。また、処理層22、装飾部24、透明
保護層25、第1粘着剤層26及び第2粘着剤層27は
上述した第1実施形態と同様である。反射防止膜28
も、カバーウインドウ基材3aに設けられる反射防止膜
32と同様である。反射防止膜28も、それほど反射防
止が要求されない場合は、設けなくてもよい。
【0068】第2実施形態の両面粘着シート2bが貼り
付けられる第2実施形態のカバーウインドウ基材3b
は、透明樹脂基板30の外面にのみハードコート膜31
と反射防止膜32が設けられている。内面は両面粘着シ
ート2bが貼り付けられるため、これらを設ける必要が
ない。なお、外面のハードコート膜31と反射防止膜3
2は場合によっては設けなくてもよい。また、反射防止
膜32には、上述した撥水処理を施すことができる。カ
バーウインドウ基材3bは、大判であっても、カバーウ
インドウの外形に成形されていても、あるいは板状から
切り抜かれていても良い。
【0069】第2実施形態の両面粘着シート2bの製造
方法は、例えば大判の透明樹脂シート21bの上面に選
択的に処理層22、装飾部24及び保護層25を形成
し、透明樹脂シート21bの上面全面に第1粘着剤層2
6を形成し、第1粘着剤層26の上に図示しない第1剥
離紙41を貼り付ける。また、透明樹脂シート21b下
面に選択的に第2粘着剤層27を形成し、第2剥離紙4
2を貼り付ける。その後、表示装置の表示面に対応する
矩形部分の第2剥離紙42を切り抜き、分離し、表示装
置の表示面に対応する矩形部分の透明樹脂シート2bの
内面を露出させる。
【0070】カバーウインドウ基材3bが大判の場合
は、図4に示すように、反射防止膜が未形成の両面粘着
シートの第1剥離紙41を剥がし、第1粘着剤層26を
介して大判の透明樹脂シート21bをカバーウインドウ
基材3bの内面に全面的に貼り付ける。その後、好まし
くはカバーウインドウ基材3bの外面に反射防止膜32
を形成し、更に、両面粘着シート2bの下面の表示装置
の表示面に対応する矩形部分に反射防止膜28を形成す
る。最後に、カバーウインドウ基材3bに両面粘着シー
ト2bを貼り付けた状態でこれらをNCやレーザーで所
定のカバーガラスの外形の形状の切断線51に沿って切
り取ることによって、第2実施形態のカバーウインドウ
1bを得ることができる。
【0071】カバーウインドウ基材3bが個々のカバー
ウインドウの形状に形成されているときは、大判の両面
粘着シートから金型で個々のカバーウインドウの形状に
両面粘着シートを打ち抜き、第1剥離紙41を剥がし、
第1粘着剤層26を介して両面粘着シート2bを全面的
にカバーウインドウ基材に貼り付ける。その後、反射防
止膜を両面粘着シート2bの下面に形成することによっ
て第2実施形態のカバーウインドウ1bを得ることがで
きる。
【0072】第2実施形態のカバーウインドウは、従
来、カバーウインドウ基材にスクリーン印刷等で設けて
いた装飾部24を両面粘着シート2bに設けて別体とし
ている。これにより、多色刷りの生産性が良好なグラビ
ア印刷等で装飾部24を形成できるため、生産性が良
く、生産コストを低下させることができる。また、装飾
部の印刷不良が発生しても、両面粘着シートを破棄すれ
ばよいので、生産に無駄が少なくなり、生産コストを低
減することができる。しかも、装飾部24は、従来のよ
うに印刷適性が良くないハードコート膜の上ではなく、
基材シート21bの上に形成するので、印刷が容易にな
り、印刷不良発生を抑制することができる。
【0073】このような両面粘着シート2bが貼り付け
られたカバーウインドウ1bは、カバーウインドウ基材
3bの内面の全面に両面粘着シート2bが貼り付けられ
ているため、カバーウインドウ1bの曲げ剛性、耐衝撃
性、耐荷重性が向上し、割れ難い特性を備える。
【0074】
【発明の効果】本発明の両面粘着シートは、従来はカバ
ーウインドウ基材に直接設けていた装飾部が設けられ、
装飾部をカバーウインドウ基材に設ける部品と、カバー
ウインドウを携帯機器の筐体に貼り付けるための粘着剤
層を設ける部品との2つの機能を兼用しているため、生
産性良くカバーウインドウを生産することができる。
【0075】また、表示装置の表示面に対応する部分が
くり抜かれている両面粘着シートは、基材シートとして
遮光性の良い金属箔や着色のものを用いることができ、
このような基材シートを装飾部の下地に用いることによ
って、美しい装飾部を形成できる。
【0076】また、カバーウインドウの全面に貼り付け
る両面粘着シートは、カバーウインドウの曲げ剛性、耐
衝撃性、耐荷重性を高め、割れを防止することができ
る。
【0077】また、本発明のカバーウインドウは、かか
る両面粘着シートが貼り付けられているため、生産性が
良く、低コストで生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のカバーウインドウを構成する両
面粘着シートとカバーウインドウ基材とに分離したそれ
ぞれの断面構造を示す断面図である。
【図2】(a)は、大判の基材シートから複数個の両面
粘着シートを形成する状態を説明する平面図、(b)は
(a)矢印の断面図である。
【図3】第2実施形態のカバーウインドウを構成する両
面粘着シートとカバーウインドウ基材とに分離したそれ
ぞれの断面構造を示す断面図である。
【図4】第2実施形態のカバーウインドウを製造すると
きの切り抜きの状態を説明する断面図である。
【図5】携帯電話に用いられているカバーウインドウを
示す斜視図である。
【図6】従来のカバーウインドウの製造工程と携帯機器
への組付けを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b カバーウインドウ 2a、2b 両面粘着シート 21a、21b 基材シート 24 装飾部 26 第1粘着剤層 27 第2粘着剤層 3a、3b カバーウインドウ基材 30 透明樹脂基板 31 ハードコート膜 32 反射防止膜 200 携帯電話 210 筐体 220 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA40 JA10 QA03 QA07 QA08 QA12 QA13 TA11 UA09 4J004 AA05 AA08 AA10 AA14 AB01 CA01 CA08 FA04 FA05 4J040 CA001 DD051 DF041 DF051 EF001 EK031 GA01 JB02 JB03 MA11 5G435 AA07 BB12 CC09 EE03 EE06 HH02 LL07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の表示面の保護に用いられ、前
    記表示面の周囲の一部又は全部を遮光する装飾部を有す
    るカバーウインドウに貼り付けられる両面粘着シートで
    あって、 基材シートと、前記基材シートの一面側に設けられた前
    記装飾部と、前記装飾部上に設けられた光透過性の第1
    粘着剤層と、前記基材シートの他面側に設けられた第2
    粘着剤層とを有することを特徴とする両面粘着シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の両面粘着シートにおい
    て、 前記基材シートが、光不透過性であり、かつ、前記表示
    装置の表示面に対応する部分がくり抜き部となっている
    ことを特徴とする両面粘着シート。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の両面粘着シートにおい
    て、 前記基材シートが、金属箔又は着色剤を配合した合成樹
    脂で構成されていることを特徴とする両面粘着シート。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の両面粘着シートにおい
    て、 前記基材シートが光透過性であり、かつ、前記第1粘着
    剤層が前記基材シートの前記一面側全面に設けられてい
    ることを特徴とする両面粘着シート。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の両面粘着シートにおい
    て、 前記基材シートの前記他面側の前記表示装置の表示面に
    対応する部分に反射防止膜が設けられていることを特徴
    とする両面粘着シート。
  6. 【請求項6】 表示装置の表示面の保護に用いられ、前
    記表示面の周囲の一部又は全部を遮光する装飾部を有す
    るカバーウインドウであって、 光透過性のカバーウインドウ基材に、基材シートと前記
    基材シートの一面側に設けられた前記装飾部と前記装飾
    部上に設けられた光透過性の第1粘着剤層と前記基材シ
    ートの他面側に設けられた第2粘着剤層とを有する両面
    粘着シートが、前記第1粘着剤層を介して貼着されてい
    ることを特徴とするカバーウインドウ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のカバーウインドウにおい
    て、 前記基材シートが光不透過性であり、かつ、前記表示装
    置の表示面に対応する部分がくり抜き部となっているこ
    とを特徴とするカバーウインドウ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカバーウインドウにおい
    て、 前記基材シートが、金属箔又は着色剤を配合した合成樹
    脂で構成されていることを特徴とするカバーウインド
    ウ。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のカバーウインドウにおい
    て、 前記基材シートが光透過性であり、かつ、前記第1粘着
    剤層が前記基材シートの前記一面側全面に設けられてい
    ることを特徴とするカバーウインドウ。
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