JP2012022291A - 表示画面保護用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器画面との間に空気層を膨らみ状に残すことなく取り付けられ、使用時に見栄えが良く表面操作性に優れる表示画面保護用シートを提供する。
【解決手段】表示画面保護用シートは、透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って、再剥離性糊よりなる不連続に形成された多数の貼り付け部により貼り付けられ電子機器画面の表面に位置するように用いる。貼り付け部が不連続であるので、その貼り付けた状態において貼り付け部が存在しない部分が空気流通路を形成する。その空気流通路を介して表示画面保護用シートと電子機器画面の表面との間の空気は外部空間に排出され、その部分に膨らみ状の空気層が残ることがない。これにより、電子機器画面の表面に取り付けられた表示画面保護用シート面の平滑性が保たれる。貼り付け部は例えばドット印刷形成によりなされる。
【選択図】なし
【解決手段】表示画面保護用シートは、透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って、再剥離性糊よりなる不連続に形成された多数の貼り付け部により貼り付けられ電子機器画面の表面に位置するように用いる。貼り付け部が不連続であるので、その貼り付けた状態において貼り付け部が存在しない部分が空気流通路を形成する。その空気流通路を介して表示画面保護用シートと電子機器画面の表面との間の空気は外部空間に排出され、その部分に膨らみ状の空気層が残ることがない。これにより、電子機器画面の表面に取り付けられた表示画面保護用シート面の平滑性が保たれる。貼り付け部は例えばドット印刷形成によりなされる。
【選択図】なし
Description
この発明は、各種電子機器の表示画面を保護するように用いられる表示画面保護用シートの改良に関する。
携帯電話機やコンピュータの表示画面には、その表面が損傷しないように透明プラスチックシートよりなる表示画面保護用シートが取り付けられる。その取り付けは再剥離性糊が付された裏面がその全体において、また周縁において貼り付けられて行われている。一方、最近の電子機器の場合、表示画面を操作面と兼用するものが増えている。
上記のような表示画面を操作面と兼用するものでは、操作上その表面が面一であることが好ましいが、従来のものでは電子機器画面と表示画面保護用シートとの間に空気層が膨らみ状に残ることで操作面が面一とならず、操作性が悪くなる問題があった。
この発明では、電子機器画面との間に空気層を膨らみ状に残すことなく取り付けられ、表面操作性に優れる表示画面保護用シートを提供することを目的とする。
この発明では、透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って、再剥離性糊よりなる多数の貼り付け部が不連続に形成されてなる表示画面保護用シートを提供する。
上記構成の表示画面保護用シートは、透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って、再剥離性糊よりなる不連続に形成された多数の貼り付け部により貼り付けられ電子機器画面の表面に位置するように用いられる。貼り付け部が不連続であるので、その貼り付けた状態において貼り付け部が存在しない部分が空気流通路を形成する。その空気流通路を介して表示画面保護用シートと電子機器画面の表面との間の空気は外部空間に排出され、その部分に膨らみ状の空気層が残ることがない。これにより、電子機器画面の表面に取り付けられた表示画面保護用シート面の平滑性が保たれる。
貼り付け部は例えばドット印刷形成によりなされる。また、貼り付け部が透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って形成されたカラー印刷層上に形成されることで、貼り付け部が表面側から目に触れず意匠性に優れたものとなる。
この発明によれば、電子機器画面との間に空気層を膨らみ状に残すことなく取り付けられ、使用時に見栄えが良いとともに表面操作性に優れる表示画面保護用シートが得られる。
図１はこの発明の表示画面保護用シートの表面側外観斜視図、図２は同裏面側部分拡大平面図である。
表示画面保護用シート１は長方形（１８×２４ｃｍ）で、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）樹脂よりなる透明プラスチックシート基材２の表面の全体に透明のハードコート層４が塗布形成されるとともに、裏面周縁位置に沿って１．５ｃｍ巾において黒色の印刷層６が塗布形成され、その印刷層６上に円形の多数の貼り付け部８が再剥離性糊がドット印刷されることで形成されている。貼り付け部８はその直径が１．５ｍｍ程度で斜め方向に互いが１ｍｍの間隔を保つように多数段並設配置されている。
図３は表示画面保護用シート１が取り付け使用された際の周縁位置の断面構成を示す。表示画面保護用シート１は貼り付け部８のそれぞれが電子機器Ｄの表示操作画面１０の周縁面１２に貼り付けられて取り付けられている。その際、印刷層６の貼り付け部８が存在しない部分が周縁面１２に密着しないことで、貼り付け部８それぞれの周囲には極小隙間形態の空気流通路１４が交差状に形成され、その空気流通路１４を介して表示画面保護用シート１の内面と電子機器Ｄの表示操作画面表面１０との間の空気は外部空間Ｋに排出され、その部分に膨らみ状の空気層が残ることが回避される。その結果、電子機器Ｄの表示操作画面表面１０に取り付けられた表示画面保護用シート１表面の平滑性が保たれ、これにより良好な表面操作性が得られ、また、表面に凹凸が無いことで見栄えも良いものとなる。
貼り付け部８は黒色の印刷層６上に形成されるので、表面側から見た場合にはその印刷層６により覆われて目に触れることがなくて見栄え良くなっている。なお、この表示画面保護用シート１は、製品の提供に際してはその表面、裏面の両面に保護フィルムが貼り付けられた状態で提供され、それらフィルムが取り外されて使用される。
１ 表示画面保護用シート
２ 透明プラスチックシート基材
８ 貼り付け部
２ 透明プラスチックシート基材
８ 貼り付け部
Claims (3)
- 透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って、再剥離性糊よりなる多数の貼り付け部が不連続に形成されてなる表示画面保護用シート。
- 前記貼り付け部が、ドット印刷形成されてなる請求項１記載の表示画面保護用シート。
- 前記貼り付け部が、前記透明プラスチックシート基材の裏面周縁位置に沿って形成されたカラー印刷層上に形成されてなる請求項１記載の表示画面保護用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011020992A JP2012022291A (ja) | 2011-02-02 | 2011-02-02 | 表示画面保護用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2011020992A JP2012022291A (ja) | 2011-02-02 | 2011-02-02 | 表示画面保護用シート |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2010005133U Continuation JP3163239U (ja) | 2010-07-14 | 2010-07-14 | 表示画面保護用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012022291A true JP2012022291A (ja) | 2012-02-02 |
Family
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| JP2011020992A Pending JP2012022291A (ja) | 2011-02-02 | 2011-02-02 | 表示画面保護用シート |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012022291A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003255847A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-10 | Seiko Epson Corp | 両面粘着シート及びカバーウインドウ |
| JP2004117790A (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-15 | Toppan Printing Co Ltd | 表示ディスプレイ用保護フィルム |
| JP2008050423A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Sliontec Corp | 難燃性フィルム粘着テープ又はシート |
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2011
- 2011-02-02 JP JP2011020992A patent/JP2012022291A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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