JP3195819U - 電子装置の表示スクリーンを保護するスクリーン保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子装置の表示スクリーンを保護するスクリーン保護装置を提供する。【解決手段】強化ガラスシート210と、マスク層220と、光学粘着層230と、貼付層240とを含む。マスク層220は、強化ガラスシート210に設けられ、スクリーン保護装置100における透明領域101を定義する。光学粘着層230は、強化ガラスシート210に設けられ、透明領域101を覆い、マスク層220を覆わない。貼付層240は、マスク層220と光学粘着層230とに設けられ、取り外し可能な方式で電子装置200の表示スクリーン202に貼り付けられている。光学粘着層230の厚みは、少なくともマスク層220の厚みの80%である。【選択図】図2

Description

本考案はスクリーン保護装置に関し、特に、電子装置の表示スクリーンにニュートン環現象の発生を回避するスクリーン保護装置に関する。
電子装置のタッチパネルへの傷や油の付着を防止するため、多くの人はタッチパネルの表面にスクリーン保護シートを貼り付けて、タッチパネルを保護する。
米国特許US8,044,942には、スクリーン保護器とタッチパネルの表面との間における気泡の発生を回避するスクリーン保護器が開示されている。上記特許US8,044,942に記載のスクリーン保護器は、当該スクリーン保護器と当該タッチパネルとの間に、空気密閉層が設けられ、当該スクリーン保護器と当該タッチパネルとの間における気泡の発生を回避する。
しかしながら、上記特許US8,044,942に記載のスクリーン保護器は、複数回使用されると、空気密閉層にある空気量が減少し、よって、スクリーン保護器の透明窓が変形し凹んでしまうという課題がある。スクリーン保護器が変形し凹んでしまうと、スクリーン保護器およびタッチパネルを光が通過する時、スクリーン保護器が反射する光とタッチパネルが反射する光とが干渉し縞模様が現れる。そして、タッチパネルに、同心円状に並べられている複数の環状縞模様が、ユーザに見えるようになる。上記現象は、ニュートン環とも言う。ニュートン環がタッチパネルの画面表示を妨害するので、ユーザがスクリーン保護器から見た画面の視覚効果が劣化し、さらに目に不快を感じる場合もある。
以上のことから、電子装置の表示スクリーンに対して、スクリーン保護装置による上記ニュートン環現象の発生をどのようにして防ぐかは、当分野において解決しようとする課題である。
本明細書には、電子装置のスクリーン保護装置の実施例が記載されている。上記スクリーン保護装置は、第1表面と第2表面とを有する強化ガラスシートと、上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記スクリーン保護装置における透明領域を定義するマスク層と、上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記透明領域を覆い、上記マスク層を覆わない光学粘着層と、上記マスク層と上記光学粘着層とに設けられ、取り外し可能な方式で上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられている貼付層と、を含み、上記透明領域の形状は、上記表示スクリーンと対応し、上記光学粘着層の厚みは、少なくとも上記マスク層の厚みの80%であることを特徴としている。
本明細書には、電子装置のスクリーン保護装置の他の実施例が記載されている。上記スクリーン保護装置は、第1表面と第2表面とを有し、厚みが0.35mm〜0.7mmである強化ガラスシートと、上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記スクリーン保護装置における透明領域を定義するマスク層と、上記強化ガラスシートの上記第2表面に設けられ、上記強化ガラスシートの上記第2表面を保護する硬化層と、上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記透明領域を覆い、上記マスク層を覆わない光学粘着層と、上記マスク層と上記光学粘着層とに設けられ、取り外し可能な方式で上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられている貼付層と、上記マスク層に設けられ、上記貼付層を囲んでいる環状突起構造と、を含み、上記透明領域の形状は、上記表示スクリーンと対応し、上記光学粘着層の一対角線の長さが5インチよりも長く、かつ、上記光学粘着層の厚みが少なくとも上記マスク層の厚みの80%であり、上記貼付層の厚みは、上記マスク層の厚みよりも小さく、かつ、上記貼付層の表面面積は、上記マスク層および上記光学粘着層の両方の表面面積の合計よりも小さく、上記環状突起構造の高さは、上記マスク層の厚みよりも高く、かつ、上記貼付層が取り外し可能な方式で上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられたとき、上記環状突起構造の外表面は上記表示スクリーンの周辺領域に貼り付けられていることを特徴としている。
上記実施例において、強化ガラスシートと表示スクリーンとの間に設けられている光学粘着層は、スクリーン保護装置の重量を支えることができるので、スクリーン保護装置が凹んで変形することによるニュートン環現象を回避することができるという効果を奏する。
また、上記実施例において、スクリーン保護装置の構造が簡易であるので、スクリーン保護装置の製造良品率を向上することができるという効果を奏する。
本考案のその他の効果は、以下の説明および図に基づいて詳しく説明する。
本考案の一実施例に係るスクリーン保護装置の正面を簡素化して示す図である。 図1におけるスクリーン保護装置のA−A’線断面図である。 図1におけるスクリーン保護装置のB−B’線断面図である。 図1におけるスクリーン保護装置のC−C’線断面図である。 本考案の他の実施例に係るスクリーン保護装置の正面を簡素化して示す図である。 図5におけるスクリーン保護装置のD−D’線断面図である。 図5におけるスクリーン保護装置のD−D’線断面図である。 図5におけるスクリーン保護装置のE−E’線断面図である。 図5におけるスクリーン保護装置のF−F’線断面図である。
以下、図面を用いて、本考案の実施例について説明する。図面において、同じ部材番号は、同じまたは類似の部材またはステップを示す。
図1〜図4を参照する。図1は、本考案の一実施例に係るスクリーン保護装置100の正面を簡素化して示す図である。図2は、図1におけるスクリーン保護装置100のA−A’線断面図である。図3は、図1におけるスクリーン保護装置100のB−B’線断面図である。図4は、スクリーン保護装置100のC−C’線断面図である。スクリーン保護装置100は、電子装置200の表示スクリーン202の表面に傷が付くことを防ぐため、電子装置200の表面に貼り付けられる。上記電子装置200は、表示スクリーンを備える各種の電子装置であり、例えば、携帯電話、タブレット、ノートパソコンなど様々な手持ち型モバイル通信装置であってもよいし、テレビ、パソコンディスプレイなど様々な表示装置であってもよい。
電子装置200に設けられた各装置に応じて、スクリーン保護装置100に一または複数の開口を設けることができる。例えば、図1の実施例において、スクリーン保護装置100の一方の端に隣接する箇所に開口103および開口105が設けられ、他方の端に隣接する箇所に開口107が設けられている。開口103、開口105および開口107の位置は、それぞれ電子装置200の前置カメラ、イヤホンおよびコントロールボタンに対応する。ユーザは、スクリーン保護装置100を電子装置200に貼り付ける際、スクリーン保護装置100を電子装置200に正確に貼り付けるために、開口103、開口105および開口107を基準とすることができる。
図2〜図4に示すように、本実施例におけるスクリーン保護装置100は、強化ガラスシート(tempered glass sheet)210、マスク層(mask layer)220、光学粘着層(optical clear adhesive layer, OCA layer)230、貼付層(adhesive layer)240、硬化層(harden layer)250、および、抗菌層260を含む。
強化ガラスシート210は、スクリーン保護装置100の本体であり、厚さが0.2mm〜0.4mmで、例えば、0.3mmである。強化ガラスシート210は、電子装置200の正面に向ける第1表面212と、電子装置200の正面に背を向ける第2表面214とを備える。
マスク層220は、強化ガラスシート210の第1表面212上に設けられ、これによって、スクリーン保護装置100における透明領域101が定義されている。透明領域101は、形状が電子装置200の表示スクリーン202と同じであり、マスク層220によって囲まれている。実際には、マスク層220は、貼付層240を覆うために、まったく不透明(opaque)なまたは半透明(translucent)な材質から形成されることができる。例えば、所定の色(例えば、黒色、灰色、または白色)の塗料を強化ガラスシート210の第1表面212に印刷することで、マスク層220を形成する。
光学粘着層230は、強化ガラスシート210の第1表面212上に設置され、透明領域101を覆う。スクリーン保護装置100を製作する際、強化ガラスシート210の第1表面212のマスク層220によって囲まれている領域(すなわち、上記透明領域101上)に、光学粘着剤(optical clear adhesive, OCA)をむらなく塗布し、光学粘着剤が固体化した後、支える力を有する光学粘着層230が形成される。上記光学粘着剤は無色透明で、光透過率が90%以上であり、室温または中温下で固体化することができ、固体化の際の収縮が少ないという特性を有する接着剤である。
光学粘着層230は強い粘着性を有することから、表示スクリーン202に直接貼り付けることはふさわしくない。それは、ユーザがスクリーン保護装置100を電子装置200の表面から取り除く際に、過大な力によって、強化ガラスシート210が破損されるおそれがあるからである。上記の破損を防止するため、マスク層220および光学粘着層230に貼付層240を設ける。よって、貼付層240の表面面積は、マスク層220および光学粘着層230の表面面積の合計である。貼付層240は、取り外し可能(detachably)なように電子装置200の表示スクリーン202上に貼り付ける貼付面242を有する。貼付層240の厚みを、マスク層220の厚みよりも小さくすることができる。貼付層240は、静電式吸着方式またはその他の付着方式によって、電子装置200の表示スクリーン202に貼り付けられることができる。スクリーン保護装置100は、貼付層240を介して、容易にかつ速やかに電子装置200の表面に貼り付けられることができる。また、スクリーン保護装置100は、電子装置200の表面に粘着剤を残さないように、電子装置200の表面から取り除かれることができ、強化ガラスシート210の破損の可能性を低減することができる。
実際に、マスク層220と、光学粘着層230とにAB粘着剤を塗布することにより、貼付層240を形成することができる。すなわち、貼付層240は、AB粘着剤によって実現されることができる。
硬化層250は、強化ガラスシート210の第2表面214を保護するため、第2表面214上に設けられている。実際に、強化ガラスシート210の第2表面214に、硬化剤を塗布し、硬化層250を形成することができる。よって、スクリーン保護装置100の強度が増加される。
抗菌層260は、細菌の繁殖を低減または回避するため、硬化層250上に設けられている。実際に、硬化層250に防霧(anti-fog, AF)液または防汚(anti-smudge, AS)液を塗布することができる。防霧液または防汚液は、乾燥後に、抗菌層260を形成し、抗油垢機能およびナノ抗菌機能を果たし、よって、細菌の繁殖を低減または回避することができる。
図2に示すように、スクリーン保護装置100の貼付層240が、電子装置200の表示スクリーン202に貼り付けられたとき、光学粘着層230は、強化ガラスシート210と表示スクリーン202との間のパッド層(pad layer)として、強化ガラスシート210と貼付層240との間に設けられている。しかしながら、光学粘着層230は、表示スクリーン202と直接接触しない。よって、光学粘着層230は、サポート部品として機能し、強化ガラスシート210を支え、よって、強化ガラスシート210の透明領域101が重力作用またはその他の過度使用の原因により変形され、表示スクリーン202側に凹んでしまうことを回避する。したがって、光学粘着層230の支えによって、電子装置200におけるニュートン環現象を有効に回避することができる。
スクリーン保護装置100の光学粘着層230は、マスク層220の側端と接触することができるが、マスク層220の上表面の一部または全部の領域を覆ってはいけないという点に注意すべきである。そうでないと、貼付層240が凸凹になるおそれがあり、スクリーン保護装置100と表示スクリーン202との間の密着性にも影響を及ぼすことがある。さらに、光学粘着層230がマスク層220の上表面の一部または全部を覆ってしまうと、スクリーン保護装置100の本体の厚みおよび重量が増え、ユーザのニーズを満たすことが難しくなる。
上記開口103、開口105および開口107は、いずれもスクリーン保護装置100の透明領域101以外の領域に設けられ、よって、光学粘着層230の位置を通ることはない。しかしながら、開口103、開口105および開口107の位置に対応する前置カメラ、イヤホンおよびコントロールボタンが強化ガラスシート210、マスク層220、または貼付層240に覆われないように、開口103、開口105および開口107は、いずれも強化ガラスシート210、マスク層220、および貼付層240を貫いている。例えば、図3に示すように、スクリーン保護装置100が電子装置200の表面に貼り付けられたとき、スクリーン保護装置100の開口103は、電子装置200の前置カメラ302と位置を合わせられ、よって、電子装置200の前置カメラ302は、開口103を介してスムーズに撮影することができる。
実際に、光学粘着層230のサイズを、表示スクリーン202のサイズと実質的に同じように設計することができる。例えば、表示スクリーン202の対角線長さが4インチの場合、光学粘着層230の対角線長さを、4インチと等しく、または、4インチよりもすこし長くすることができる。表示スクリーン202の対角線長さが5インチの場合、光学粘着層230の対角線長さを、5インチと等しく、または、5インチよりもすこし長くすることができる。表示スクリーン202の対角線長さが7インチの場合、光学粘着層230の対角線長さを、7インチと等しく、または、7インチよりもすこし長くすることができる。表示スクリーン202の対角線長さが11インチの場合、光学粘着層230の対角線長さを、11インチと等しく、または、11インチよりもすこし長くすることができる。表示スクリーン202の対角線長さが15インチの場合、光学粘着層230の対角線長さを、15インチと等しく、または、15インチよりもすこし長くすることができる。他は類推する。
上記の説明によれば、スクリーン保護装置100の構成を各種サイズの電子装置200に適用することができ、さらに、サイズの大きいスクリーンが搭載されている各種タブレットまたはテレビに適用することができる。
強化ガラス210の透明領域101の凹みを有効に低減するために、光学粘着層230の厚みを、少なくともマスク層220の厚みの80%になるように設計する。例えば、光学粘着層230の厚みを、マスク層220の厚みの85%、90%、95%、または98%になるように設計する。また、光学粘着層230の厚みを、マスク層220の厚みとほぼ同じになるように設計することもできる。
図5〜図9を参照する。図5は、本考案の他の実施例に係るスクリーン保護装置500の正面を簡素化して示す図である。図6と図7は、図5におけるスクリーン保護装置500のD−D’線断面図である。図8は、図5におけるスクリーン保護装置500のE−E’線断面図である。図9は、スクリーン保護装置500のF−F’線断面図である。
スクリーン保護装置500は、上記スクリーン保護装置100と類似している。しかしながら、スクリーン保護装置500は、主に表示スクリーン202の外周領域がアーチ形曲面に設計されている電子装置に適用される。両方の実施例の差の一つとしては、スクリーン保護装置500に、さらに環状突起構造570が設けられている。もう一つの差としては、スクリーン保護装置500の貼付層240の面積がスクリーン保護装置100の貼付層240の面積よりも小さい。
図5に示すように、環状突起構造570は、スクリーン保護装置500の周辺領域に設けられている。実際に、環状突起構造570の幅は、0.2mm〜1mmであることが好ましく、例えば、0.5mmである。
図6〜図9の実施例において、電子装置200の表示スクリーン202の最外周領域は、アーチ形曲面の形状を有する。周知のように、強化ガラスシート210の縁を曲面のように曲げることは、コストが非常に高く、製造良品率もよくない。したがって、従来の製造方法では、スクリーン保護装置500の強化ガラスシート210の最外周領域の形状を、表示スクリーン202の最外周領域のアーチ形曲面の形状と合わせるように製造することは難しい。
図6〜図9に示すように、スクリーン保護装置500の強化ガラスシート210は、同様に平らな状態である。しかしながら、マスク層220の最外周領域が貼付層240によって覆われないように、貼付層240は、スクリーン保護装置100の貼付層240よりも、若干縮小している。よって、スクリーン保護装置500の貼付層240の表面面積は、マスク層220と光学粘着層230の面積合計値よりも若干小さい。したがって、スクリーン保護装置500の貼付層240の面積は、スクリーン保護装置100の貼付層240の面積よりも小さい。
スクリーン保護装置500において、環状突起構造570は、マスク層220の最外周領域に設けられ、貼付層240を囲んでいる。よって、環状突起構造570の側端は、貼付層240の側端と接触する。さらに、環状突起構造570の高さは、貼付層240の厚みよりも、明らかに高く、例えば、環状突起構造570の高さを、貼付層240の厚みの150%〜400%になるように、例えば、250%になるように設計することができる。実際に、環状突起構造570は、弾性および粘着性のある柔らかい粘着剤、例えば、PV粘着剤によって実現することができる。
環状突起構造570は、貼付層240に設けられず、よって、貼付層240の粘着性不足による環状突起構造570が貼付層240から簡単に取り離されることがないという点に注意すべきである。
図7〜図9に示すように、スクリーン保護装置500の貼付層240が電子装置200の表示スクリーン202に貼り付けられたとき、環状突起構造570の外表面672は、表示スクリーン202の最外周領域のアーチ形曲面に貼り付けられるように、多少変形している。よって、スクリーン保護装置500は、電子装置200の表示スクリーン202の表面に、より密接して貼り付けられる。換言すれば、環状突起構造570は、表示スクリーン202の最外周領域のアーチ形曲面とスクリーン保護装置500との間に隙間が出ることを有効に防ぎ、かつスクリーン保護装置500のコストを大幅に増加させることがない。
したがって、スクリーン保護装置500の最外周領域の破損を有効に回避することができ、表示スクリーン202の最外周領域のアーチ形曲面とスクリーン保護装置500との間にほこりが挟み込まれることを回避することができる。一方、環状突起構造570は、スクリーン保護装置500本体が使用されるときの美観に影響を及ぼすことがなく、さらに、スクリーン保護装置500の使用寿命を有効に延長することができる。
上記スクリーン保護装置100に関するその他の構造の実施形態および関連する効果は、スクリーン保護装置500の対応する構造にも適用することができる。説明の簡素化のため、ここでは省略する。
また、一部の実施例において、上記硬化層250および/または抗菌層260を省略することができ、よって、スクリーン保護装置の構造がさらに簡素化される。
また、スクリーン保護装置100を、サイズの大きいテレビやパソコンディスプレイに適用する一部の実施例において、上記開口103、開口105および開口107を省略することができる。
上記の説明によれば、スクリーン保護装置100が電子装置200の表示スクリーン202に貼り付けられたとき、強化ガラスシート210と表示スクリーン202との間に設けられている光学粘着層230は、スクリーン保護装置100の重量を支えることができ、よって、スクリーン保護装置100が凹んで変形することによるニュートン環現象を回避することができる。
また、上記スクリーン保護装置100の構造は簡単であり、スクリーン保護装置100の製造良品率を有効に向上することができる。
明細書および実用新案登録請求の範囲において、特定の部材を指すために、ある語彙が使われている。しかしながら、当業者は、同様の部材を異なる名称で示すことができると理解できるはずである。明細書および実用新案登録請求の範囲では、名称の差異によって部材を区別するのではなく、部材の機能上の差異に基づいて区別する。明細書および実用新案登録請求の範囲に記載の「含む」は開放式の用語であり、「含むが、限定されず」と解釈されるべきである。
ここで記載の「および/または」の表現方式は、列挙されているものの中の1つまたは複数項目の任意の組み合わせが含まれている。また、明細書において特別な説明がない限り、単数の用語はすべて複数という意味を含む。
明細書および実用新案登録請求の範囲に記載の「部材」(element)は、部品(component)、層構造(layer)、または領域(region)の概念を含む。
実施例の内容をより明確に表現するために、図に示す一部の部材のサイズおび相対的な大きさが拡大されたり、一部の部材の形状が簡素化されたりしている。よって、出願人の特別な明記がない限り、図における各部材の形状、サイズ、相対的な大きさおよび相対位置などは、説明の便宜を図るものであり、本実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。また、本考案は、複数の異なる形で実現することができ、本考案を解釈するとき、本明細書に掲載の実施形態に限定するものではない。
説明の便宜上、明細書には、図における部材の機能または当該部材とその他の部材との間の相対空間関係を表現するため、空間における相対位置に関する表現が使われる場合がある。例えば、「。。。上」、「。。。の上方」、「。。。下」、「。。。の下方」、「。。。よりも高い」、「。。。よりも低い」、「上向き」、「下向き」などである。これらの空間における相対位置に関する表現は、表現する部材の図における向き(orientation)を含むだけでなく、表現する部材が使用され、展開され、組み合わされているときの各種の異なる向きも含むことを、当業者が理解することができる。例えば、図を上下転回すれば、そもそも「。。。上」で表現されている要素が、「。。。下」になる。したがって、明細書に使用されている「。。。上」の表現は、「。。。下」と「。。。上」との2種類の異なる向きを含むと解釈されるべきである。同様に、ここで使われている「上向き」は、「上向き」と「下向き」との2種類の異なる向きを含むと解釈されるべきである。
明細書および実用新案登録請求の範囲において、第1部材が第2部材の上にあることを表現しようとする場合、「第2部材の上方にある」、「第2部材に連結、接合、結合される」、または、「第2部材に接する」は、「第1部材が第2部材上に直接設けられる」、「第2部材に直接連結、直接接合、直接結合される」ことを表すことができるし、「第1部材と第2部材との間に他の部材が存在する」ことを表すこともできる。それに対して、「第1部材が第2部材上に直接設けられる」、「第2部材に直接連結、直接接合、直接結合される」と表現される場合、「第1部材と第2部材との間にその他の部材が存在しない」ことを表す。
以上は本考案の好ましい実施例であり、本考案の請求項に基づく均等な変化および修飾を付けても、本実用新案登録請求の範囲に属する。
100 スクリーン保護装置
101 透明領域
103、105、107 開口
200 電子装置
202 表示スクリーン
210 強化ガラスシート
212 第1表面
214 第2表面
220 マスク層
230 光学粘着層
240 貼付層
242 貼付面
250 硬化層
260 抗菌層
302 前置カメラ
570 環状突起構造
672 外表面

Claims (10)

  1. 電子装置の表示スクリーンを保護するスクリーン保護装置であって、
    第1表面と第2表面とを有する強化ガラスシートと、
    上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記スクリーン保護装置における透明領域を定義するマスク層と、
    上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記透明領域を覆い、上記マスク層を覆わない光学粘着層と、
    上記マスク層と上記光学粘着層とに設けられ、取り外し可能な方式で上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられている貼付層と、を含み、
    上記透明領域の形状は、上記表示スクリーンと対応し、
    上記光学粘着層の厚みは、少なくとも上記マスク層の厚みの80%であることを
    特徴とするスクリーン保護装置。
  2. 上記貼付層の表面面積は、上記マスク層および上記光学粘着層の両方の表面面積の合計以下であることを
    特徴とする請求項1に記載のスクリーン保護装置。
  3. 上記光学粘着層の一対角線の長さは、4インチ以上であることを
    特徴とする請求項1に記載のスクリーン保護装置。
  4. 少なくとも1つの開口をさらに含み、上記開口は、上記スクリーン保護装置の上記透明領域以外の領域に設けられ、上記強化ガラスシートと、上記マスク層と、上記貼付層とを貫いていることを
    特徴とする請求項1に記載のスクリーン保護装置。
  5. 上記マスク層に設けられ、上記貼付層を囲んでいる環状突起構造をさらに含み、
    上記環状突起構造の高さは、上記貼付層の厚みよりも高く、かつ、上記貼付層が上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられたとき、上記環状突起構造の外表面は上記表示スクリーンの周辺領域に貼り付けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のスクリーン保護装置。
  6. 上記環状突起構造の高さは、上記貼付層の厚みの150%〜400%であることを
    特徴とする請求項5に記載のスクリーン保護装置。
  7. 上記強化ガラスシートの上記第2表面に設けられ、上記強化ガラスシートの上記第2表面を保護する硬化層をさらに含み、
    上記強化ガラスシートの厚みは、0.2mm〜0.4mmであることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスクリーン保護装置。
  8. 上記硬化層に設けられ、細菌の繁殖を抑制または回避する抗菌層をさらに含むことを
    特徴とする請求項7に記載のスクリーン保護装置。
  9. 電子装置の表示スクリーンを保護するスクリーン保護装置であって、
    第1表面と第2表面とを有し、厚みが0.2mm〜0.4mmである強化ガラスシートと、
    上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記スクリーン保護装置における透明領域を定義するマスク層と、
    上記強化ガラスシートの上記第2表面に設けられ、上記強化ガラスシートの上記第2表面を保護する硬化層と、
    上記強化ガラスシートの上記第1表面に設けられ、上記透明領域を覆い、上記マスク層を覆わない光学粘着層と、
    上記マスク層と上記光学粘着層とに設けられ、取り外し可能な方式で上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられている貼付層と、
    上記マスク層に設けられ、上記貼付層を囲んでいる環状突起構造と、を含み、
    上記透明領域の形状は、上記表示スクリーンと対応し、
    上記光学粘着層の一対角線の長さは5インチよりも長く、かつ、上記光学粘着層の厚みは少なくとも上記マスク層の厚みの80%であり、
    上記貼付層の厚みは、上記マスク層の厚みよりも小さく、かつ、上記貼付層の表面面積は、上記マスク層および上記光学粘着層の両方の表面面積の合計以下であり、
    上記環状突起構造の高さは、上記マスク層の厚みよりも高く、かつ、上記貼付層が取り外し可能な方式で上記電子装置の上記表示スクリーンに貼り付けられたとき、上記環状突起構造の外表面は上記表示スクリーンの周辺領域に貼り付けられていることを
    特徴とするスクリーン保護装置。
  10. 上記環状突起構造の高さは、上記貼付層の厚みの150%〜400%であることを
    特徴とする請求項9に記載のスクリーン保護装置。
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JP2018059027A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 積水化学工業株式会社 両面粘着テープ及びウエハの処理方法

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