JP2003254421A - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

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JP2003254421A
JP2003254421A JP2002053109A JP2002053109A JP2003254421A JP 2003254421 A JP2003254421 A JP 2003254421A JP 2002053109 A JP2002053109 A JP 2002053109A JP 2002053109 A JP2002053109 A JP 2002053109A JP 2003254421 A JP2003254421 A JP 2003254421A
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Japan
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acceleration
shift
control device
continuously variable
variable transmission
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Application number
JP2002053109A
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English (en)
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Atsushi Nakayama
淳 中山
Sukeyuki Nishida
祐之 西田
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
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    • F16H2061/6604Special control features generally applicable to continuously variable gearings
    • F16H2061/6615Imitating a stepped transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2300/00Determining of new ratio
    • F16H2300/14Selecting a state of operation, e.g. depending on two wheel or four wheel drive mode

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が急加速されたときにおける走行感を向
上する。 【解決手段】 無段変速機はプライマリ軸に設けられる
プライマリプーリと、セカンダリ軸に設けられるセカン
ダリプーリとを有し、これらのプーリには動力伝達要素
としてのベルトが掛け渡されている。運転者のアクセル
ペダルの踏み込み量に応じて急加速が要求されているか
否かを判定し、急加速が要求されていると判定したとき
には、基本変速マップを参照した基本変速モードから加
速時変速マップを参照した加速時変速モードに切り換え
られる。加速時変速モードにあっては、エンジン回転数
の増加に車速が追従して増加する。急加速の要求がなく
なったときや加速が終了したときには、加速時変速モー
ドから基本変速モードに切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両に搭載される無
段変速機の変速比を運転状態に応じて制御する無段変速
機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に用いられる無段変速
機には、ベルト式やトロイダル式がある。ベルト式無段
変速機は、入力軸に設けられる入力側のプライマリプー
リと、出力軸に設けられる出力側のセカンダリプーリ
と、これらのプーリに掛け渡されるベルトやチェーンな
どの動力伝達要素とを有している。それぞれのプーリの
溝幅を変化させて動力伝達要素の巻き付け径を変化させ
ることによって変速比が無段階に変化し、入力軸の回転
を出力軸に所定の回転数に制御して伝達することができ
る。
【0003】このような無段変速機の変速制御装置とし
ては、基本変速特性マップが格納されたメモリーを有し
ており、スロットル開度、車速およびエンジン回転数な
どの運転状態を示すパラメータに基づいて基本変速特性
マップを参照してプライマリプーリの目標回転数を設定
し、この目標回転数に実際のプライマリプーリ回転数が
収束するように追従制御が行われる。これにより、変速
比はローからオーバードライブまで連続的に制御される
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、車両が一
定速度で走行中に運転者によって急加速操作つまりキッ
クダウン操作されると、従来では、スロットル開度、車
速およびエンジン回転数などにより予め設定される変速
特性により、プライマリプーリの目標回転数までエンジ
ン回転数を急激に上昇するとともに変速比をロー側に増
加し、その後変速比を徐々に減少させるように制御され
る。このため、急加速時にはエンジン回転数が車速に先
行して上昇し、その後遅れて車速が上昇することにな
り、運転者に違和感を与えることがある。特に、通常の
無段変速機では一定速走行時などでは極力エンジン回転
数を低くして燃費を高める変速特性にする場合が多く、
急加速によって低回転から高回転という状態になると違
和感を増大させることになる。
【0005】これに対して、エンジン回転上昇に併せて
車速を上昇させるようにプライマリプーリの目標回転数
を設定するように変速制御を行うと、加速時の違和感を
なくすことはできるが、一定速走行時などでは必要以上
にエンジン高回転を使用することになり、燃費の良い回
転域を使用することが難しくなる。一方、特開平5−332
426号公報は、急加速時にはエンジン回転数の漸増と急
減とを繰り返しつつ車速を増大させるようにした変速制
御装置を開示している。
【0006】本発明の目的は、運転者の意思により車両
が急加速されたときにおける走行感を向上することにあ
る。
【0007】また本発明の他の目的は、運転者の意思に
より加速状態が終了したときにはエンジン回転数を低く
設定できるようにして燃費を向上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の無段変速機の変速制御装置は、エンジンによ
り駆動される入力側回転体の回転を動力伝達要素を介し
て無段階に変化させて出力側回転体に伝達する無段変速
機の変速制御装置であって、アクセルペダルの踏み込み
量に応じて急加速の要求状態にあるか否かを判定する急
加速判定手段と、スロットル開度、車速およびエンジン
回転数などの運転状態に応じて前記入力側回転体の回転
数を基本変速モードに基づいて設定する基本変速モード
設定手段と、エンジン回転数の上昇に対応させて車速を
加速時変速モードに基づいて上昇させる加速時変速モー
ド設定手段と、前記急加速判定手段が急加速の要求状態
にあると判定したときに、前記基本変速モードから前記
加速時変速モードに切り換える制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】本発明の無段変速機の変速制御装置は、前
記加速時変速モードで走行時に前記急加速判定手段によ
り急加速の要求が解除されたと判定したときに前記加速
時変速モードから前記基本変速モードに切り換えること
を特徴とする。
【0010】本発明にあっては、車両を急加速する際に
無段変速機の変速比が一定もしくはほぼ一定に保持され
るので、エンジン回転数の増加に追従して車速が増加す
ることになり、加速フィーリングを向上させることがで
きる。また、加速状態が終了したときには、円滑に基本
加速モードに切り換えて通常走行状態に戻すことができ
るので、燃費を向上させることができる。
【0011】また、この時の変速比を一定もしくはほぼ
一定に保持されることにより適度なエンジンブレーキ力
を得ることができる。
【0012】本発明の無段変速機の変速制御装置は、前
記基本変速モードから前記加速時変速モードに切り換え
る際に、車両の走行状態に応じて前記入力側回転体の回
転数を所定値まで上昇させた後に、回転数の上昇度を制
限して緩やかに回転数を上昇させる過渡制御を行うこと
を特徴とする。また、本発明の無段変速機の変速制御装
置は、前記加速時変速モードから前記基本変速モードに
切り換える際に、車両の走行状態に応じて前記入力側回
転体の回転数を所定値まで減少させた後に、回転数の減
少度を制限して緩やかに回転数を低下させる過渡制御を
行うことを特徴とする。
【0013】本発明にあっては、基本変速モードから加
速時変速モードによる制御に切り換えるとき、および加
速時変速モードから基本変速モードによる制御に切り換
えるときには、過渡制御を行うことにより、円滑にそれ
ぞれの走行モードに切り換えられることになり、変速フ
ィーリングを向上させることができる。
【0014】本発明の無段変速機の変速制御装置におい
ては、スロットル開度および車速などの走行条件によっ
て前記過渡制御を行うか行わないかを設定しても良く、
入力側回転体の回転数と車速との少なくともいずれか一
方が所定値以上となったときに前記過渡制御を行い、低
回転、低車速では過渡制御を行わないようにしても良
い。
【0015】さらに、本発明の無段変速機の変速制御装
置においては、前記加速時変速モードにおいて最終的に
目標とされる変速比は基本変速モード時のスロットル開
度に対応した変速比よりも大きい変速比であり、基本変
速モード時のスロットル開度特性線を越えてエンジン回
転数に追従させて車速を増加させるようにしても良い。
また、前記基本変速モードは車速に対する入力側回転体
の目標回転数をスロットル開度毎に設定した変速特性を
有し、前記基本変速モードで走行時にはエンジン回転数
を低く設定し得る。これにより、燃費を向上させること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は無段変速機の一例と
してのベルト式無段変速機を備えた車両の駆動系を示す
概略図であり、この無段変速機10はエンジン11によ
り駆動されるクランク軸12の回転がトルクコンバータ
などからなる発進装置13と前後進切換装置14を介し
て伝達される駆動側のプライマリ軸15と、これと平行
となった被駆動側のセカンダリ軸16とを有している。
【0017】プライマリ軸15には入力側回転体として
のプライマリプーリ17が設けられており、このプライ
マリプーリ17はプライマリ軸15に一体となった固定
プーリ17aと、これに対向してプライマリ軸15にボ
ールスプラインなどにより軸方向に摺動自在に装着され
る可動プーリ17bとを有し、プーリのコーン面間隔つ
まりプーリ溝幅が可変となっている。セカンダリ軸16
には出力側回転体としてのセカンダリプーリ18が設け
られており、このセカンダリプーリ18はセカンダリ軸
16に一体となった固定プーリ18aと、これに対向し
てセカンダリ軸16に可動プーリ17bと同様にして軸
方向に摺動自在に装着される可動プーリ18bとを有
し、プーリ溝幅が可変となっている。
【0018】プライマリプーリ17とセカンダリプーリ
18との間には動力伝達要素としてのベルト19が掛け
渡されており、両方のプーリ17,18の溝幅を変化さ
せてそれぞれのプーリに対するベルト19の巻き付け径
の比率を変化させることにより、プライマリ軸15の回
転がセカンダリ軸16に無段階に変速されて伝達される
ことになる。駆動ベルト19のプライマリプーリ17に
対する巻き付け径をRpとし、セカンダリプーリ18に
対する巻き付け径をRsとすると、変速比つまりプーリ
比iはi=Rs/Rpとなる。セカンダリ軸16の回転は
減速歯車およびディファレンシャル装置21を有する歯
車列を介して駆動輪22に伝達されるようになってお
り、前輪駆動の場合には駆動輪22は前輪となる。
【0019】プライマリプーリ17の溝幅を変化させる
ために、プライマリ軸15にはプライマリシリンダ23
が設けられ、この中には油圧室24が形成されている。
一方、セカンダリプーリ18の溝幅を変化させるため
に、セカンダリ軸16にはセカンダリシリンダ25が設
けられ、この中には油圧室26が形成されている。それ
ぞれの溝幅は、プライマリ側の油圧室24に導入される
プライマリ圧Ppと、セカンダリ側の油圧室26に導入
されるセカンダリ圧Psとを調整することにより設定さ
れる。
【0020】図2は無段変速機10を作動制御するため
の制御システムを示す概略図である。図2に示すよう
に、それぞれの油圧室24,26には、エンジンあるい
は電動モータにより駆動されるオイルポンプ27からの
作動油が供給されるようになっており、オイルポンプ2
7の吐出口に接続されたセカンダリ圧路28は、油圧室
26に連通されるとともにセカンダリ圧調整弁29のセ
カンダリ圧ポートに連通されている。このセカンダリ圧
調整弁29によって油圧室26に供給されるセカンダリ
圧Psは、ベルト19に対してトルク伝達に必要な締結
力を付与する圧力に調整される。
【0021】セカンダリ圧路28はプライマリ圧調整弁
31のセカンダリ圧ポートに連通油路32を介して接続
され、このプライマリ圧調整弁31のプライマリ圧ポー
トはプライマリ圧路33を介してプライマリ側の油圧室
24に連通されている。このプライマリ圧調整弁31に
よってプライマリ圧Ppは、目標変速比、車速などに応
じた値に調整され、プライマリプーリ17の溝幅が変化
して変速比が制御される。セカンダリ圧調整弁29およ
びプライマリ圧調整弁31は、それぞれ比例ソレノイド
弁であり、CVT制御ユニット34からそれぞれのソレ
ノイドコイル29a,31aに供給される電流値を制御
することによってセカンダリ圧Psとプライマリ圧Ppが
調整される。
【0022】このCVT制御ユニット34にはプライマ
リプーリ17の回転数を検出するプライマリプーリ回転
数センサ35と、セカンダリプーリ18の回転数を検出
するセカンダリプーリ回転数センサ36からの信号が入
力される。さらにCVT制御ユニット34には、アクセ
ルペダル下部に装着されアクセルペダルの高開度域でオ
ンするキックダウンスイッチ37と、ブレーキペダルの
踏み込みによりオンするブレーキスイッチ38と、スロ
ットル弁の開度を検出するスロットル開度センサ39と
が接続されている。
【0023】CVT制御ユニット34にはエンジン制御
ユニット41が接続されており、この制御ユニット41
にはクランク角センサ42からの信号や他の各種センサ
43からの信号が送られるようになっている。クランク
角センサ42からの信号に基づいて演算されたエンジン
回転数データや他の各種センサ43からの信号に基づい
て演算される各種演算データは、CVT制御ユニット3
4に入力され、この制御ユニット34からそれぞれのソ
レノイドコイル29a,31aに送られる制御信号によ
ってそれぞれの油圧室24,26に供給される油圧が調
整される。CVT制御ユニット34およびエンジン制御
ユニット41は、それぞれ制御信号を演算処理するマイ
クロプロセッサCPUと、制御プログラム、演算式、およ
びマップデータなどが格納されるROMと、一時的にデー
タを格納するRAMとを有している。
【0024】図3は、図1および図2に示す無段変速機
におけるプライマリプーリ17の目標回転数Npと車速
Vとの関係を示す変速制御特性線図であり、たとえば、
アクセルペダルを全開として加速したときには、プライ
マリプーリ17の目標回転数Npは変速比が最大変速比
であるローRLのままA点まで達し、その後は、変速比
が最小変速比であるオーバードライブRO側に変速され
るとともに若干回転を上昇させながら車速Vを増加させ
て最高速点Bに達する。この状態からアクセルペダルを
戻したり、ブレーキングを行った場合には変速比がオー
バードライブ側R Oに固定されたままC,Dを経て減速
し、さらに最低変速ラインに沿って変速比がオーバード
ライブからロー側に変速されてE点に達し、ブレーキン
グによってローのまま車両が停止する。実際の走行で
は、車両の走行状態に応じて、ロー側の変速比RLとオ
ーバードライブ側の変速比ROとの間であって、符号A
からEで示される範囲内で自由に変速比が設定される。
【0025】図3において点AB間の最高変速ライン
と、点DE間の最低変速ラインとの間に破線で示される
複数の変速ラインTV1〜TV6は、基本変速モードに対
応する変速特性線図であり、それぞれ所定のスロットル
開度TVOに対応した車速Vとプライマリプーリ17の
目標回転数Npとの関係を示す。この基本変速モードに
対応するマップデータは、CVT制御ユニット34内の
RAMなどのメモリーに格納されており、基本変速モード
設定手段を構成している。
【0026】したがって、破線で示す基本変速モードに
よって急加速時の変速制御を行った場合、たとえば、ス
ロットル開度TVOが開度の状態で車両が走行してい
たときに、運転者がスロットル開度に対応する位置ま
でアクセルペダルを大きく踏み込んだ場合には、エンジ
ン回転数Neが上昇して一点鎖線で示すように、プライ
マリプーリ17の回転が高まって変速比がロー側に増加
し、その後に破線で示す変速特性に沿うように徐々に変
速比が減少するように変速制御が行われる。
【0027】これに対して、図3においてEA間のロー
側の変速比RLとCD間のオーバードライブ側の変速比
Oとの間に細線で示された複数の変速ラインR1〜R8
は、加速時変速モードに対応する変速特性図であり、プ
ライマリプーリ17の目標回転数Npと車速Vとの関係
を示す。このように、本発明の無段変速機は図3におい
て破線で示す基本変速モードに加えて細線で示す加速時
変速モードを有している。この加速時変速モードに対応
するマップデータはCVT制御ユニット34内のRAMな
どのメモリーに格納され、加速時変速モード設定手段を
構成しており、加速時変速モード時にはエンジン回転数
の上昇に追従させて車速Vを上昇させるように、変速比
が設定される。
【0028】したがって、たとえば、スロットルバルブ
の開度が開度の状態で車両が走行していたときに、運
転者がスロットル開度に対応する位置までアクセルペ
ダルを大きく踏み込んだ場合には、太線で示すように、
まず、エンジン回転数が上昇してプライマリプーリ17
の目標回転数Npを高めるとともに、開度に対応する
変速比よりも大きい変速比が設定される。符号Fで示す
所定の回転数まで目標回転数Npが上昇したら、回転数
変化を緩やかにしてエンジン回転数を高めつつ、加速時
変速モードの目標回転数に収束するように変速制御が行
われる。
【0029】このように、加速が行われるときには、図
3において破線で示すようにスロットル開度ラインを超
えるように車速が増加することになり、細線R1〜R8で
示した特性線はスロットル開度毎に設定されている。そ
して、符号Gで示すように、車速Vの上昇が停止した時
点でスロットル開度に対応する基本変速モードの変速
特性に切り換えるように、エンジン回転数が低下され変
速比が小さく設定される。
【0030】このように、本発明の無段変速機は基本変
速モードと加速時変速モードとを有し、アクセルペダル
の踏み込み量が少ないときや運転者に加速の意思がない
と判定されたときには基本変速モードに対応したマップ
データに基づいてエンジン回転数と変速比の制御が行わ
れ、アクセルペダルの踏み込み量などによって急加速が
要求されたと判定されたときには、エンジン回転数が高
められるとともに変速比が大きく設定され、エンジン回
転の上昇に追従させて車速を上昇させる。これにより、
車両の加速フィーリングを向上させることができる。
【0031】上述した場合には、図3に示すように、た
とえば、車速Vおよび目標回転数Npが符号で示す状
態のもとで走行していたときに、F点まで目標回転数N
pを上昇させるようにし、加速が終了したときには、G
点からまで目標回転数Npを低下させるようにしてい
るが、スロットル開度TVO、車速Vなどによって求め
られる走行状態に応じて、加速開始時及び加速終了時の
それぞれにおいて、以下のように、過渡的に目標回転数
を変化させるようにしても良い。
【0032】図4(A)はアクセルペダルが大きく踏み
込まれて急加速が要求された場合に基本変速モードから
加速時変速モードに切り換える際における加速開始時の
過渡制御を示すタイムチャートであり、図4(B)は加
速が終了して加速時変速モードから基本変速モードに切
り換える際における加速終了時の過渡制御を示すタイム
チャートである。
【0033】図4(A)に示すように、基本加速モード
で走行していた状態のもとで急加速が要求された場合に
は、符号(a)で示すように、目標回転数Npが所定値とな
るまで、一気にエンジン回転数を上昇させる。次いで、
所定の目標回転数となったときには加速時変速マップに
より求められる目標回転数に収束するまで符号(b)で示
すように、緩やかに目標回転数Npを増加させる。緩や
かに増加させるためには、単位時間当たりの回転増加量
や変速比当たりの回転増加量、つまり上昇度ないし増加
度を制限してエンジン回転数を制御する。このようにし
て、加速時変速マップにより求められる目標回転数に収
束した後には、加速時変速マップにより設定される変速
比を追従し、エンジン回転数の増加に追従して車速が増
速される。
【0034】一方、図4(B)に示すように、加速時変
速モードで走行していた状態のもとで加速が終了したと
きには、符号(c)で示すように、目標回転数Npが所定値
となるまで、一気にエンジン回転数を減少させる。次い
で、所定の目標回転数Npとなったときには、基本変速
マップにより求められる目標回転数に収束するまで符号
(d)で示すように、緩やかに目標回転数Npを減少させ
る。緩やかに減少させるためには、単位時間当たりの回
転減少量や変速比当たりの回転減少量つまり減少度ない
し低減度を制限して適度なエンジンブレーキを得られる
ようにエンジン回転数を制御する。このようにして、加
速が終了した後には、加速時変速マップに基づく変速制
御から基本変速マップに基づく変速制御に切り換えられ
る。図4において符号(a)〜(d)で示すような過渡制御を
行うためのパラメータは、それぞれメモリーにマップデ
ータとして格納されており、過渡制御手段を構成してい
る。
【0035】図4に示す過渡制御は、加速開始時におけ
るエンジン回転数と車速との少なくともいずれか一方が
所定以上のとき、つまりエンジン回転数が低回転のとき
や、車速が低車速のときには行わないようにしても良
い。
【0036】図5は本発明の無段変速機の変速制御ルー
チンを示すフローチャートであり、ステップS1におい
て車両の走行状態を検出するためにエンジン回転数N
e、現在の車速Vおよびスロットル開度TVOなどの値
を読み込む。ステップS2においてフラグが立っていな
いと判定されたときには、ステップS3において運転者
が急加速つまりキックダウンを要求しているか否かを判
定する。この判定は、キックダウンスイッチ37のオン
によって行われる。ただし、スロットル開度センサ39
やアクセル開度センサなどからの信号を取り込んでアク
セルペダルの踏み込み量が所定値以上か否かで判定する
ようにしても良く、その場合には単位時間あたりの踏み
込み量が所定位置以上となったときなども加味して急加
速が要求されたと判定する(dL/dt≧所定値)。
【0037】急加速が要求されていないと判定されたと
きには、ステップS4が実行されて基本変速モードが選
択されてルーチンを抜ける。これにより、基本変速マッ
プに基づいた変速制御が行われる。一方、ステップS3
において急加速が要求されていると判定されたときに
は、ステップS5において加速開始時の過渡制御を実行
するか否かを判定する。この過渡制御を実行すると判定
されたときには、ステップS6においてプライマリプー
リ17の目標回転数Npの上昇量を決定し、ステップS
7において目標回転数Npの単位時間当たりの変化量つ
まり上昇度を決定する。目標回転数Npの上昇量を決定
するには、車速Vとスロットル開度TVOに基づく目標
回転数Npの上昇量マップを参照し、目標回転数Npの上
昇度を決定するには、車速Vと目標回転数Npの変化量
上昇制限マップを参照する。目標回転数Npの上昇度と
しては、変速比あるいは単位時間当たりの回転数の変化
量を、たとえば、+200rpm/s程度に設定する。
【0038】次いで、ステップS8においては、加速時
変速マップを参照して最適な変速ラインを決定し、車速
を増加させる。これにより、図3において符号FからG
に示すように、車両はエンジン回転に追従して車速が増
加するように加速されることになる。この追従加速が実
行されると、ステップS9においてフラグがセットさ
れ、フラグをセットすることにより加速が終了するまで
加速度変速マップに基づく変速比での加速が実行され
る。
【0039】一方、ステップS10において加速終了が
判定されると、ステップS11において加速終了時の過
渡制御を実行するか否かを判定する。加速終了の判定
は、キックダウンスイッチ37のオフやスロットル開度
が所定値以下になったかどうかなどによって行われる。
ただし、スロットル開度センサ39やアクセル開度セン
サなどからの信号を取り込んでアクセルペダルの戻し速
度が所定値より小さいか否かで判定するようにしても良
く、その場合には単位時間当たりの戻し量を所定値と比
較して判定する(dL/dt<所定値)。
【0040】ステップS11において過渡制御を実行す
ると判定されたときには、ステップS12においてプラ
イマリプーリ17の目標回転数Npの減少量つまり低下
量を決定し、ステップS13において目標回転数Npの
減少度を決定する。目標回転数Npの減少量を決定する
には、車速Vとスロットル開度に基づくNpの減少量マ
ップを参照し、目標回転数Npの減少度を決定するに
は、車速Vと目標回転数Npの変化量減少制限マップを
参照する。目標回転数Npの減少度としては、変速比あ
るいは単位時間当たりの回転数の変化を、たとえば、−
200rpm/s程度に設定する。
【0041】次いで、ステップS14においては、基本
変速マップを参照して最適な変速ラインに収束するよう
にエンジン回転数を減少させる。これにより、図3にお
いて符号Gからに示すように、目標回転数Npは変化
する。このようにして基本変速モードに切り換えられる
と、ステップS15においてフラグが戻される。
【0042】このように、アクセルペダルの踏み込み量
に応じて急加速が要求された場合には、通常の基本変速
マップによる制御から加速時変速マップによる制御に切
り換えられるので、エンジン回転数の上昇に追従して車
速が増加することになり、加速が終了したと判定される
と、加速時変速マップによる制御から基本変速マップに
よる制御に切り換えられることになる。これにより、加
速フィーリングを向上させることができる。
【0043】基本変速マップから加速時変速マップによ
る制御に切り換えるとき、および加速時変速マップから
基本変速マップによる制御に切り換えるときには、過渡
制御を行うことにより、円滑にそれぞれの走行モードに
切り換えられることになり、変速フィーリングを向上さ
せることができる。特に、基本変速マップに加えて加速
時変速マップを備えることによって、基本変速マップに
基づく走行時のエンジン回転数を極力低く設定すること
ができるので、燃費の向上を達成することができる。
【0044】加速時変速モードを設定するための加速特
性は、図3に符号R1〜R8で示されているが、その特性
線図の数は任意にすることができる。同様に、スロット
ル開度に対応させて目標回転数Npを設定するための基
本変速モードについても特性線TV1〜TV6の数を任意
に設定することができる。
【0045】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。たとえば、図1に示す無段変速機はベルト式であ
るが、入力側回転体としての入力側ディスクと出力側回
転体としての出力側ディスクとの間にパワーローラを動
力伝達要素として配置したトロイダル式無段変速機の制
御に本発明を適用しても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、車両を急加速する際に
無段変速機の変速比が一定もしくはほぼ一定に保持され
るので、エンジン回転数の増加に追従して車速が増加す
ることになり、加速フィーリングを向上させることがで
きる。また、加速状態が終了したときには、円滑に基本
加速モードに切り換えて通常走行状態に戻すことができ
る。さらに、基本変速モードから加速時変速モードに切
り換えるとき、および加速時変速モードから基本変速モ
ードに切り換えるときには、過渡制御を行うことによ
り、円滑にそれぞれの走行モードに切り換えられること
になり、変速フィーリングを向上させることができる。
また、基本変速モードで走行時にはエンジン回転数を低
く設定し得るので、燃費を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無段変速機の一例としてのベルト式無段変速機
を備えた車両の駆動系を示す概略図である。
【図2】無段変速機を作動制御するための制御システム
を示す概略図である。
【図3】無段変速機におけるプライマリプーリの目標回
転数Npと車速Vとの関係を示す変速制御特性線図であ
る。
【図4】(A)はアクセルペダルが大きく踏み込まれて
急加速が要求された場合に基本変速モードから加速時変
速モードに切り換える際における加速開始時の過渡制御
を示すタイムチャートであり、(B)は加速が終了して
加速時変速モードから基本変速モードに切り換える際に
おける加速終了時の過渡制御を示すタイムチャートであ
る。
【図5】本発明の無段変速機の変速制御ルーチンを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11 エンジン 15 プライマリ軸 16 セカンダリ軸 17 プライマリプーリ(入力側回転体) 18 セカンダリプーリ(出力側回転体) 19 ベルト(動力伝達要素) 34 CVT制御ユニット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:44 F16H 59:44 63:06 63:06 Fターム(参考) 3J552 MA07 MA09 MA12 NA01 NB01 PA32 PA59 RA02 RA26 RA28 SA32 SB02 SB09 SB10 SB22 SB25 TA01 VA32W VA32Y VA33Z VA37Z VA74W VA74Y VB01W VC01W VC03W VD02W VD08Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動される入力側回転体
    の回転を動力伝達要素を介して無段階に変化させて出力
    側回転体に伝達する無段変速機の変速制御装置であっ
    て、 アクセルペダルの踏み込み量に応じて急加速の要求状態
    にあるか否かを判定する急加速判定手段と、 スロットル開度、車速およびエンジン回転数などの運転
    状態に応じて前記入力側回転体の回転数を基本変速モー
    ドに基づいて設定する基本変速モード設定手段と、 エンジン回転数の上昇に対応させて車速を加速時変速モ
    ードに基づいて上昇させる加速時変速モード設定手段
    と、 前記急加速判定手段が急加速の要求状態にあると判定し
    たときに、前記基本変速モードから前記加速時変速モー
    ドに切り換える制御手段とを有することを特徴とする無
    段変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無段変速機の変速制御装
    置において、前記加速時変速モードで走行時に前記急加
    速判定手段により急加速の要求が解除されたと判定した
    ときに前記加速時変速モードから前記基本変速モードに
    切り換えることを特徴とする無段変速機の変速制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無段変速機の変速制御装
    置において、前記基本変速モードから前記加速時変速モ
    ードに切り換える際に、車両の走行状態に応じて前記入
    力側回転体の回転数を所定値まで上昇させた後に、回転
    数の上昇度を制限して緩やかに回転数を上昇させる過渡
    制御を行うことを特徴とする無段変速機の変速制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の無段変速機の変速制御装
    置において、前記加速時変速モードから前記基本変速モ
    ードに切り換える際に、車両の走行状態に応じて前記入
    力側回転体の回転数を所定値まで減少させた後に、回転
    数の減少度を制限して緩やかに回転数を低下させる過渡
    制御を行うことを特徴とする無段変速機の変速制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の無段変速機の変
    速制御装置において、スロットル開度および車速などの
    走行条件によって前記過渡制御を行うか行わないかを設
    定することを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無段変速機の変速制御装
    置において、入力側回転体の回転数と車速との少なくと
    もいずれか一方が所定値以上となったときに前記過渡制
    御を行い、低回転、低車速では過渡制御を行わないこと
    を特徴とする無段変速機の変速制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の無
    段変速機の変速制御装置において、前記加速時変速モー
    ドにおいて目標とされる変速比は基本変速モード時のス
    ロットル開度に対応した変速比よりも大きい変速比であ
    り、基本変速モード時のスロットル開度特性線を越えて
    エンジン回転数に追従させて車速を増加させることを特
    徴とする無段変速機の変速制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の無
    段変速機の変速制御装置において、前記基本変速モード
    は車速に対する入力側回転体の目標回転数をスロットル
    開度毎に設定した変速特性を有し、前記基本変速モード
    で走行時にはエンジン回転数を低く設定し得ることを特
    徴とする無段変速機の変速制御装置。
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