JP2003253402A - 高クロムフェライト耐熱鋼 - Google Patents
高クロムフェライト耐熱鋼Info
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Abstract
下での長期間使用においても強度の劣化が抑制できる高
クロムフェライト耐熱鋼を提供する。 【解決手段】 Crを13重量%以上含有し、フェライ
ト相が70体積%以上を占め、金属間化合物や炭化物お
よび窒化物の1種以上による析出強化がなされているフ
ェライト鋼とする。
Description
いても機械的強度の劣化が少ない、いわゆる、高温構造
部材として有用なフェライト耐熱鋼に関するものであ
る。さらに詳しくは、フェライト耐熱鋼の高温安定性を
向上するためにフェライト相を70体積%以上含有させ
ると共に、耐酸化性を改良するためにCrを13重量%
以上含有した高クロムフェライト耐熱鋼に関するもので
ある。
も機械的強度が比較的大きいため、これまで、種々の装
置用材料として採用されてきた。しかしながら、既存の
フェライト耐熱鋼は、高温下で長時間使用すると機械的
強度が劣化していた。そのため、高温高圧下で長時間使
用しても機械的および化学的に劣化しないフェライト耐
熱鋼の開発が待たれていた。特に、大型で化学反応を伴
う様な化学工業装置や発電プラントにおいては、耐熱
性、耐圧性、耐酸化性に優れた部材の出現が強く要望さ
れてきた。また、化学工業に使用する装置は一般に高温
高圧下で反応させる方がエネルギー効率が良いとされて
いる。このため、エネルギー効率が良好な装置を製造す
ることは、反応生成物である二酸化炭素の排出量を削減
することになり、地球環境問題にも大きく寄与するもの
と考えられている。この様な様々な理由によって、耐熱
性や耐酸化性に優れ、しかも、高温高圧下で機械的強度
が劣化しないフェライト耐熱鋼を得るための研究が盛ん
に続けられている。しかしながら、既存のフェライト系
耐熱鋼は焼き戻しマルテンサイト組織を有するため、耐
酸化性の向上に必要なCrを多量に使用することができ
ず、Crの使用量は12重量%以下に制限されていた。
また、既存のフェライト系耐熱鋼に含まれている、焼き
戻しマルテンサイト組織は高温下では不安定なため、高
温下で長時間使用すると、クリープ強度が著しく低下す
る欠点を有していた。
の従来技術の問題点を解消し、ボイラー、火力発電装
置、原子力発電装置、化学工業装置等々の高温構造部材
として好適な、フェライト耐熱鋼を提供することを課題
としている。具体的には、この出願の発明は、600℃
を超える高温下でも既存のフェライト系耐熱鋼よりも優
れた強度や耐酸化性および靭性を有するフェライト耐熱
鋼を提供するものである。
の課題を解決するものとして、第1には、Crを13重
量%以上含有し、フェライト相が70体積%以上を占め
ると共に、金属間化合物や炭化物および窒化物の1種以
上の析出によって強化されていることを特徴とする高ク
ロムフェライト耐熱鋼を提供するものである。また、こ
の出願の発明は、第2には、第1の発明の高クロムフェ
ライト耐熱鋼について、MoおよびWを0.5重量%以
上含有し、Mo+0.5W≧3.0重量%以上含有する
ことを特徴とする高クロムフェライト耐熱鋼を提供す
る。さらに、この出願の発明は、第3にはNi、C、N
について、CあるいはNの添加量が0.01重量%以上
の場合には、靱性確保のため、Ni>10(C+N)の
範囲で含有することを特徴とする上記の高クロムフェラ
イト耐熱鋼を提供するものである。
C:0.001〜0.1重量%、Cr:13.5〜3
0.0重量%、Mo:0.5〜5.0重量%、W:0.
5〜10.0重量%、V:0.05〜0.40重量%、
Nb:0.01〜0.10重量%、Co:0.1〜1
0.0重量%、N:0.001〜0.1重量%、Ni:
0.1〜2.5重量%、B:0.002〜0.004重
量%の組成比からなることを特徴とする上記いずれかの
高クロムフェライト耐熱鋼を提供するものである。
以上で焼きなまし熱処理した後、空冷以上の速度で冷却
することを特徴とする上記いずれかの高クロムフェライ
ト耐熱鋼の製造方法を提供するものである。さらに、こ
の出願の発明は、第6には、冷却を水冷で行なうことを
特徴とする方法を提供するものである。以上のとおりの
この出願の発明は、発明者によって得られた次のような
知見に基づいて完成されている。すなわち、この出願の
発明者は、ボイラー、火力発電装置、原子力発電装置、
化学工業装置等々の高温構造部材として好適な耐熱性,
耐酸化性および靭性を有するフェライト耐熱鋼を得るた
めに、組成や成形後の冷却速度を種々変化させ、各種フ
ェライト耐熱鋼を製造した。製造したフェライト耐熱鋼
の物性を測定した結果、フェライト耐熱鋼の耐熱性、耐
酸化性および靭性の向上にとって次の(イ)(ロ)
(ハ)の点が重要であるとの知見を見出したのである。 (イ)Crを13重量%以上含有させることで耐酸化性
を向上させるとともに、MoおよびWを0.5重量%以
上含有させることが、クリープ強度の増大に特に効果的
である。しかも、MoとWの配合比をMo+0.5W≧
3.0重量%の範囲にすることによって、その効果は更
に増大する。これは、MoおよびWを0.5重量%以上
含有することによって、クリープ強度に必要な金属間化
合物や炭化物および窒化物の1種以上の析出量が確保さ
れるためであると考えられる。 (ロ)靭性を向上させるためにはNi、C、Nを含有さ
せることが有効であり、それらの元素は、CあるいはN
の添加量が0.01重量%以上の場合には、Ni>10
(C+N)とすることが特に好ましい。 (ハ)靱性を向上させるためには、1000℃以上で焼
きなまし熱処理を行った後の冷却は、空冷以上の冷却速
度にすることが好ましい。空冷以上の冷却速度にするこ
とによってフェライト相が70体積%以上のフェライト
耐熱鋼を効果的に製造し、靱性を飛躍的に向上させるこ
とが可能になる。
特徴をもつものであるが、以下に、その実施の形態につ
いて説明する。
テンサイト組織を有しているのに対し、この出願の発明
が提供するフェライト耐熱鋼は、Crを13重量%以上
含有し、フェライト組織を有する高クロムフェライト耐
熱鋼である。この発明の高クロムフェライト耐熱鋼はフ
ェライト相を70体積%以上占めている点で既存のフェ
ライト系耐熱鋼と大きく異なっている。すなわち、既存
のフェライト系耐熱鋼は焼き戻しマルテンサイト組織を
有しているために、耐酸化性に有効なCrを12重量%
以下に制限され、しかも、焼き戻しマルテンサイト組織
は、高温で不安定である。これに対し、この出願の発明
の高クロムフェライト耐熱鋼は、フェライト相が70体
積%以上含有されているため高温に対して安定である。
特にこの出願の発明によって、1000℃以上で焼きな
まし熱処理したものを、空冷以上の速度で冷却すること
で、フェライト相が70体積%以上含有し、高温に対し
て安定な高クロムフェライト耐熱鋼を効果的に、つまり
均一、高生産性で、簡便に製造することができる。焼き
戻しマルテンサイト組織を有していないため、Crを1
3重量%以上含有させることが可能になり、耐酸化性も
優れている。
イト耐熱鋼においては、金属間化合物や炭化物および窒
化物の1種以上の析出によるクリープ強度の向上が図ら
れている。特に、MoとWを0.5重量%以上含有させ
ているため、大きなクリープ強度を有している。
以上、さらにはMoとWをそれぞれ0.5重量%以上と
して、Mo+0.5W≧3.0重量%とすることで、ク
リープ強度に必要な金属間化合物の析出量が確保される
ためであると考えられる。析出された金属間化合物とし
ては、後述の実施例にも例示したとおり、たとえば、L
ave(ラーベス)相、χ(カイ)相、並びにミュー
(μ)相がある。
Nを特定の割合、すなわち、CあるいはNの添加量が
0.01重量%以上の場合には、Ni>10(C+N)
の割合に溶製し、含有させることによって、靭性も大幅
に改良されることになる。この様に、この発明の高クロ
ムフェライト耐熱鋼は既存のフェライト系耐熱鋼に比較
して格段の効果を有するものである。
鋼においては、以上の特徴に沿って高クロムフェライト
耐熱鋼を構成するものであれば、各種の組成を有するも
のが考慮されてよい。なかでも、好ましい組成として
は、以下のものが例示される。 Cr:Crは13重量%以上であることが欠かせない
が、実際的にはフェライト相を70体積%以上確保する
とともに、耐酸化性向上のために13.5重量%以上が
好ましい。また、30重量%以上では靱性の低下が著し
いため、上限を30重量%とする。 Mo;クリープ強度を高めるために必要な金属化合物を
析出させるために、0.5重量%以上含有するのが好ま
しく、Mo+0.5W≧3.0重量%以上が必要であ
る。また、過剰添加は靱性を低下させるため、上限は5
重量%とする。 W:クリープ強度を高めるために必要な金属間化合物を
析出させるために、0.5重量%以上含有するのが好ま
しく、Mo+0.5W≧3.0重量%以上が必要であ
る。また、過剰添加は靱性を低下させるため、上限は1
0重量%とする。 Ni:靱性向上のために0.1重量%以上の添加が好ま
しい。とくに、CあるいはNの添加量が0.01重量%
以上の場合は、靱性確保のため、Ni>10(C+N)
の添加が必要である。また、過剰添加はフェライト相の
体積率を低下させるため、上限は2.5重量%とする C:クリープ強度向上のために、0.001重量%以上
の添加が必要である。また、過剰添加は靱性を低下させ
るため、上限は0.1重量%とするとともに、0.01
重量%以上添加する場合は、Ni>10(C+N)を満
足する必要がある。 N:クリープ強度向上のために、0.001重量%以上
の添加が必要である。また、過剰添加は靱性を低下させ
るため、上限は0.1重量%とするとともに、0.01
重量%以上添加する場合は、Ni>10(C+N)を満
足する必要がある。 V:クリープ強度向上に有効な炭化物、窒化物を形成さ
せるために、0.05〜0.40重量%の添加が必要で
ある。 Nb:クリープ強度向上に有効な炭化物、窒化物を形成
させるために、0.01〜0.10重量%の添加が必要
である。 Co:炭化物、窒化物及び金属間化合物などの析出物を
微細化し、クリープ強度向上に有効なため、0.1重量
%以上の添加が必要であるが、過剰添加はフェライト相
の体積率を低下させるため、上限は10.0重量%とす
る。 B:析出物を微細化かつ安定化させるとともに、粒界強
化に有効な範囲として0.002〜0.004重量%と
する Mn:脱酸材として有効であるが、過剰添加は強度及び
靱性に有害なため、添加量は0.05〜0.8重量%と
する。 Si:脱酸材として有効であるが、過剰添加は析出物の
粗大化を促進し、強度を低下させるため、添加量は0.
05〜0.5重量%とする 以上例示のような組成のこの発明の高クロムフェライト
耐熱鋼は、たとえば、各元素原料物質の溶製によって製
造することができ、鍛造、熱処理等を適宜な方法によっ
て施すことができる。そして、より好ましくは前記のと
おり、1000℃以上の温度で焼きなまし熱処理し、空
冷以上の速度で冷却することが好ましい。
には、焼きなまし温度から400℃以下の温度まで、1
00℃/min(毎分100℃)以上の速度で冷却する
ことが好ましい例として示される。
説明する。もちろん、以下の例によって説明に限定され
ることはない。
り、10kg鋼塊熱間鍛造により、直径15mmの丸棒
に成形して、1,200℃で焼きなまし熱処理後、それ
ぞれを、炉冷および水冷で冷却した。
℃でシャルピー衝撃試験を行った。その結果を示したも
のが表2である。この発明で成形した高クロムフェライ
ト耐熱鋼と比較鋼の物性の差は明確に現れている。すな
わち、No.5〜No.7は、焼きなまし熱処理後の冷
却速度の大小に係らず衝撃値は小さいのに対し、No.
1〜No.4は冷却速度が小さい炉冷では衝撃値が小さ
いが、冷却速度が大きい水冷では衝撃値が333J/c
m2以上とNo.5〜No.7に比べて桁違いに大きい
ことが示されている。また、図1から明らかな様に、こ
の発明の鋼(1)は比較鋼(5)に比べて約100倍の
クリープ破断時間を示している。また、焼き戻しマルテ
ンサイト組織を有する既存鋼である改良9Cr−1Mo
鋼よりも10倍近く長いクリープ破断寿命を示してい
る。したがって、この出願の発明による高クロムフェラ
イト耐熱鋼は優れたクリープ強度特性を有することが明
らかである。
理を行った本発明鋼−1の二次電子像を示したものであ
り、多量の析出物が存在することがわかる。
後、水冷した本発明鋼−1から、電解抽出により採取し
た析出物のX線回析結果を示したものである。金属間化
合物であるLaves(ラーベス)相、χ(カイ)相及
びμ(ミュー)相の存在が確認される。
理を行った本発明鋼−4の析出物の反射電子像を示した
ものであり、また図5は、各析出物のEDX分析結果を
示したものである。図5の分析ポイント番号は図4の各
析出物に記載した番号と対応する。EDX分析結果か
ら、分析を行った析出物χ(カイ)相であることがわか
る。
率データを記載しているが、このフェライト相の体積率
は、光学顕微鏡写真を用いて、フェライト部分の面積率
を測定することにより、フェライト相の体積率を求めて
いる。この体積率に関連して、図6および図7には、表
2の本発明鋼1および4の光学顕微鏡写真を示した。本
発明鋼4(図7)で認められる白いコントラストの領域
がフェライト相に相当し、本発明鋼1(図6)は前面が
フェライト相(体積率100%)である。
発明によって、耐熱性、耐酸化性、高靭性を有し、高温
高圧下での長期間使用においても強度の劣化が抑制でき
る高クロムフェライト耐熱鋼が提供できる。
示した図である。
発明鋼−1の二次電子像を示した写真図である。
鋼−1から、電界抽出により採取した析出物のX線回析
の結果を示した図である。
発明鋼−4の析出物の反射電子像を示した写真図であ
る。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 Crを13重量%以上含有し、フェライ
ト相が70体積%以上を占めると共に、金属間化合物や
炭化物および窒化物の1種以上の析出によって強化され
ていることを特徴とする高クロムフェライト耐熱鋼。 - 【請求項2】 MoおよびWを0.5重量%以上含有
し、Mo+0.5W≧3.0重量%以上含有することを
特徴とする請求項1に記載の高クロムフェライト耐熱
鋼。 - 【請求項3】 Ni、C、Nについて、CあるいはNの
添加量が0.01重量%以上の場合には、Ni>10
(C+N)の範囲で含有することを特徴とする請求項1
又は2に記載の高クロムフェライト耐熱鋼。 - 【請求項4】 C:0.001〜0.1重量%、Cr:
13.5〜30.0重量%、Mo:0.5〜5.0重量
%、W:0.5〜10.0重量%、V:0.05〜0.
40重量%、Nb:0.01〜0.10重量%、Co:
0.1〜10.0重量%、N:0.001〜0.1重量
%、Ni:0.1〜2.5重量%、B:0.002〜
0.004重量%の組成比からなることを特徴とする請
求項1乃至3に記載の高クロムフェライト耐熱鋼。 - 【請求項5】 1000℃以上で焼きなまし熱処理した
後、空冷以上の速度で冷却することを特徴とする請求項
1乃至4に記載の高クロムフェライト耐熱鋼の製造方
法。 - 【請求項6】冷却を水冷で行なうことを特徴とする請求
項5に記載の方法。
Priority Applications (1)
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JP2002104525A JP3777421B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 高クロムフェライト耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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ID=28672299
Family Applications (1)
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JP2002104525A Expired - Lifetime JP3777421B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 高クロムフェライト耐熱鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2002
- 2002-02-28 JP JP2002104525A patent/JP3777421B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2011006727A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | National Institute For Materials Science | 化学処理装置用の耐熱部品 |
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