JP2003252320A - 下貼システム、ラベル貼付システムおよび包装貼付システム - Google Patents

下貼システム、ラベル貼付システムおよび包装貼付システム

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JP2003252320A JP2002055437A JP2002055437A JP2003252320A JP 2003252320 A JP2003252320 A JP 2003252320A JP 2002055437 A JP2002055437 A JP 2002055437A JP 2002055437 A JP2002055437 A JP 2002055437A JP 2003252320 A JP2003252320 A JP 2003252320A
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進 木本
Koji Araki
晃治 荒木
Norifumi Hirobe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下貼システム等において、ラベルの下貼を高
速で行い得ると共に、商品の下面の凹凸等があっても、
ラベルの下貼りを確実に行い得るシステムを提供する。 【解決手段】 コンベヤ15で商品Mが搬送されている
間に貼付機30が前記商品の下面にラベルL2を貼付す
る自動貼モードと、発行口10aから発行されたラベル
L2をオペレータが商品Mに貼付する手貼モードとを備
え、前記2つのモードのうちのいずれか一方を選択でき
るようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の下面にラベ
ルを貼付する下貼システム、ならびに、該下貼システム
を備えたラベル貼付システムおよび包装貼付システムに
関する。
【0002】
【従来の技術およびその欠点】近年、スーパーのレジな
どでは、商品の上面および下面にラベルを貼付し、上の
ラベルで消費者に商品の内容や価格などを視認させ、下
のラベルで商品のデータを読取機に読ませることがなさ
れている。かかるラベルは自動機で貼付する場合が多い
が、商品の下面の凹凸等があるために、ラベルの下貼を
自動で行うと、ラベルを商品に確実に貼付できないこと
がある。
【0003】したがって、本発明の目的は、下貼システ
ム等において、ラベルの下貼を高速で行い得ると共に、
商品の下面に凹凸等があっても、ラベルの下貼りを確実
に行い得るシステムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の下貼システムは、コンベヤで商品が搬送さ
れている搬送中に下貼機が前記商品の下面にラベルを貼
付する自動貼モードと、発行機から発行されたラベルを
下貼機が貼付せずにオペレータが商品に貼付する手貼モ
ードとを備え、前記2つのモードのうちのいずれか一方
を所定の選択手段により選択できるようにしたことを特
徴とする。
【0005】本下貼システムにおいては、自動貼りが可
能な商品の処理については自動貼モードに設定し、下貼
機によりラベルを商品の下面に自動的に貼付させる。一
方、自動では下貼しにくい商品の処理については、手貼
モードに設定し、機器に保持させたラベルをオペレータ
が商品に貼付する。
【0006】一方、本発明のラベル貼付システムは、上
貼システムおよび下貼システムが、各々、第1および第
2ラベルを貼付する全自動貼モードと、前記上貼システ
ムが発行した第1ラベルを貼付せずに保持し、前記下貼
システムが発行した第2ラベルを貼付せずに保持し、オ
ペレータが前記第1および第2ラベルを貼付する全手貼
モードとを少なくとも備え、前記2つのモードのうちい
ずれか一方を所定の選択手段により選択できるようにし
たことを特徴とする。
【0007】本ラベル貼付システムにおいては、上下共
に自動貼りが可能な商品の処理については全自動貼モー
ドに設定し、2つの貼付機によりラベルを商品の上下面
に自動的に貼付させる。一方、自動ではラベルを貼付し
にくい商品を処理する場合などについては、全手貼モー
ドに設定し、機器に保持させた上下のラベルをオペレー
タが商品に貼付する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。なお、以下の説明において、図
1の商品MはトレーT上に載って搬送されていくが、
「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内
容物およびトレーTがフィルムで包まれた状態を指す場
合とがある。また、商品は必ずしもトレー上に載ってい
る必要はない。
【0009】本包装貼付システムは、自動貼モードと手
貼モードとを備えている。自動貼モードとは、商品に自
動的にラベルを貼付するモードである。一方、手貼モー
ドとは、ラベルの貼付を行わず、オペレータが商品にラ
ベルを貼るモードである。
【0010】全体構成:まず、本包装貼付システムの基
本的な構造および完全自動貼モード(自動貼モードの一
例)における動作について説明する。図1に示すよう
に、本包装貼付システムは、正面に供給装置20を備え
ている。図2に示すように、本システムは、商品Mを正
面側2aの供給装置20から搬入して正面側2aに排出
する前方排出型の包装貼付システムである。
【0011】図2において、供給装置20上に商品Mが
載置されると、供給装置20は、商品Mの載ったトレー
Tをリフタ201上に供給する。リフタ201の各ポス
ト210は、包装機構(包装装置)200の包装ステー
ションSの直下に配置されていると共に、昇降手段20
8により上下昇降自在とされている。このリフタ201
は、供給装置20から商品Mが供給されると、上昇して
商品Mを包装ステーションSまで持ち上げる。
【0012】前記包装動作に先立ち、前記包装ステーシ
ョンSには、張設状態のフィルムFが移送機構202,
202によって供給されている。このフィルムFは、商
品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着する。こ
の状態で、フィルム折込み機構203は、図3の一対の
左右折込板204,204と、後折込板205と、丸棒
状の前折込部材206と、プッシャー207(図2)に
よって、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレーT
の底面側に折り込んで商品Mを包装すると共に、図2の
熱溶着コンベヤ211上に包装済の商品を排出する。熱
溶着コンベヤ211は、底面に折り込まれたフィルムF
同士を互いに溶着し、その後、包装された商品Mが第1
搬送コンベヤ14上に排出される。
【0013】一方、前記包装ステーションSの上方の前
方(排出方向)Xには、上貼システム1Sが設けられて
いる。前記上貼システム1Sは、前記包装された商品M
が移動される移動面よりも上方に設けられている。上貼
システム1Sは、商品の内容に応じた第1ラベルL1を
発行する上プリンタ(ラベルプリンタ)12と、当該第
1ラベルL1の貼付を行う上貼機(ラベル貼付機)13
を備えている。前記上プリンタ12は、第1ラベルL1
を保持部12a上に発行する。前記上貼機13は、前記
保持部12a上の第1ラベルL1を吸着し、商品Mが第
1搬送コンベヤ14上に排出されるまでの間に、所定の
タイミングで下降して当該第1ラベルL1を商品Mの上
面に貼付する。前記上貼システム1Sについては、たと
えば、特開2000−104867号公報の貼付システ
ムを用いることができる。
【0014】図4は本システムの前部の概略平面図であ
る。図4に示すように、前記第1搬送コンベヤ14上の
商品Mは、当該第1搬送コンベヤ14によって右方向Y
に搬送され、下流の第2搬送コンベヤ15を通り、スト
ックコンベヤ16にストックされる。
【0015】ここで、図1に示す前記第2搬送コンベヤ
15の搬送面の下方には、下貼システム2Sが設けられ
ている。前記下貼システム2Sは、商品の内容に応じた
第2ラベルL2を発行する下プリンタ(ラベル発行機の
一例)17と、当該第2ラベルL2の貼付を行う下貼機
(ラベル貼付機)30を備えている。前記下貼機30
は、商品Mが前記第2搬送コンベヤ15で搬送されてい
る間に、下プリンタ17から発行された第2ラベルL2
を当該商品Mの下面に貼付する。
【0016】つぎに、本発明の要部について説明する。 下貼システム2S:前記下プリンタ17には、ラベルロ
ールRがセットされている。前記ラベルロールRは、多
数の第2ラベルL2が貼着された帯状の台紙Lbが巻回
されてなる。前記下プリンタ17は、サーマルヘッドや
プラテンローラ等からなる印字部18、剥離棒19およ
び巻取ロール17rを備えている。前記第2ラベルL2
に印字部18によって商品に応じたバーコード等が印字
されたのち、前記剥離棒(保持部の一例)19によって
台紙Lbから第2ラベルL2が剥離され、台紙Lbが巻
取ロール17rに巻き取られる。
【0017】前記下プリンタ17は、プリンタケース1
0に収納されている。前記ケース10は、前記第2搬送
コンベヤ15およびストックコンベヤ16の下方に設け
られている。図5に示すように、ケース10の上部に
は、発行口10aが設けられている。前記剥離棒19に
より台紙Lbから剥離された第2ラベルL2は、前記発
行口10aから上方に向かって発行される。
【0018】前記下プリンタ17の上方には、前記下貼
機30が設けられている。下貼機30は、負圧による吸
引機構(図示せず)を備えた吸着プレート25および搬
送ベルト34を備えている。図4に示すように、搬送ベ
ルト34は、商品Mの搬送方向Yに直交する方向Xに複
数本設けられており、常に回転している。図5の前記発
行口10aから発行された第2ラベルL2は、その印字
面(貼付面Lcとは反対の面)側が前記吸着プレート2
5に吸着される。第2ラベルL2を吸着した吸着プレー
ト25が、後述する所定のスタートタイミングで時計回
りに回動すると、二点鎖線で示すように、第2ラベルL
2が各搬送ベルト34に粘着し、第2ラベルL2が斜め
上方に搬送される。なお、各搬送ベルト34を停止させ
た状態で吸着プレート25を回動させて、第2ラベルL
2を各搬送ベルト34に粘着させた後、後述する所定の
スタートタイミングで搬送ベルト34の回転を開始させ
てもよい。
【0019】前記第2搬送コンベヤ15は、商品Mの搬
送方向Yに並設された複数の搬送ローラ15aを有して
おり、前記第2ラベルL2の貼付面Lcを上方に向けた
状態で、前記搬送ローラ15aの隙間(搬送面の切レ
間)Dから当該第2ラベルL2が飛び出し、第2搬送コ
ンベヤ15で搬送されてくる商品Mの下面Mbに第2ラ
ベルL2が貼着される。
【0020】モード切換:本システムは、前記各機器の
制御を行うマイコン(図示せず)を備えている。前記マ
イコンは、前述の各ラベルL1,L2の自動貼付を行う
完全自動貼モードの他に、手貼の種々のモードを備えて
いる。前記手貼の主なモードとしては、商品Mの包装を
行った後、第1および第2ラベルL1,L2を発行する
が貼付しない包装手貼モード(全手貼モードの一例)
や、商品Mの包装を行わず、第1および第2ラベルL
1,L2を発行するが貼付しない非包装手貼モード(全
手貼モードの一例)などを備えている。
【0021】ここで、図1の前記プリンタケース10
は、ローラなどがレール面上を転がることにより、ケー
ス10および前記下プリンタ17が、システム本体1に
対して左右方向(水平方向)Yにスライド移動可能に設
けられている。一方、前記ケース10とストックコンベ
ヤ16とは互いに固定されている。前記ケース10およ
びストックコンベヤ16は、図5に示す発行口10aか
ら発行された第2ラベルL2を下貼機30が搬送できる
自動貼位置(第1の相対位置)P1から、図6に示す発
行口10aが上方に露出した手貼位置(第2の相対位
置)P2に移動可能である。なお、前記ストックコンベ
ヤ16は、そのストック部分が折り畳み可能であり、ケ
ース10およびストックコンベヤ16を移動する際に
は、ストックコンベヤ16を折り畳んで行う。
【0022】一方、前記システム本体1には、たとえ
ば、前記図1の自動貼付位置P1においてケース10に
接触する切換スイッチ(選択手段の一例)35が設けら
れている。該スイッチ35は、前記マイコンにインター
フェイスを介して接続されており、前記自動貼付位置P
1においては、スイッチ35がONになることにより、
前記マイコンが完全自動貼モードに設定される。一方、
ケース10を移動させてスイッチ35がOFFになる
と、前記マイコンが全手貼モードに設定される。
【0023】つぎに、本システムにおける手貼モードの
主な動作について説明する。完全自動貼モード:まず、
オペレータがオペレーションパネルの所定の操作を行っ
て、商品の包装を行う包装モードに設定した後、ケース
10およびストックコンベヤ16を、図1に示す前記自
動貼付位置P1に移動させると、前記スイッチ35がO
Nになり、マイコンが完全自動貼モードに設定される。
オペレータが、図2の前記供給装置20に商品Mを載置
すると、当該商品Mの包装が行われた後、前記プッシャ
ー207によって、包装された商品Mが前記第1搬送コ
ンベヤ14上に排出される。一方、前記上貼付機13
は、上プリンタ12から発行された第1ラベルL1を、
前記商品Mが第1搬送コンベヤ14上に排出されるまで
の間に、当該商品Mの上面に貼付する。
【0024】図1に示す前記第1搬送コンベヤ14上の
商品Mは、該第1搬送コンベヤ14によって右方向Yに
搬送され、前記第2搬送コンベヤ15上を通り、ストッ
クコンベヤ16にストックされる。一方、前記下貼機3
0は、前記下プリンタ17から発行された第2ラベルL
2を、前記商品Mが第2搬送コンベヤ15で搬送されて
いる間に、当該商品Mの下面に貼付する。
【0025】包装手貼モード:オペレータがオペレーシ
ョンパネルの所定の操作を行って、商品の包装を行う包
装モードに設定した後、ストックコンベヤ16を折り畳
み、ケース10およびストックコンベヤ16を、図6に
示す手貼位置P2に移動させると、前記スイッチ35が
OFFになり、マイコンが包装手貼モードに設定され
る。オペレータが前記供給装置20に商品Mを載置する
と、当該商品Mの包装が行われた後、前記プッシャー2
07によって前記第1搬送コンベヤ14上に包装された
商品Mが排出される。
【0026】図2に示す前記上貼システムの上プリンタ
12から該上プリンタ12の前記保持部12a上に第1
ラベルL1が発行されるが、前記上貼機13は停止して
おり、商品Mへの自動貼付は行われない。オペレータ
は、前記保持部12aから第1ラベルL1を摘まみ取
り、商品Mの上面に貼付する。一方、図6に示す前記下
プリンタ17から第2ラベルL2が発行され、該第2ラ
ベルL2が所定の位置で停止されて、該第2ラベルL2
の後端部が台紙Lbを介して剥離棒(保持部)19によ
って保持される。オペレータは、前記剥離棒19から当
該第2ラベルL2を摘まみ取り、商品Mの下面Mbに貼
付する。なお、この包装手貼モードにおいては、第1搬
送コンベヤ14および第2搬送コンベヤ15は停止して
いる状態であり、商品Mの右方向(下流)Yへの搬送は
行われない。
【0027】このように、完全自動貼モードにおいてラ
ベルL1,L2の貼付を自動で行うことにより高速処理
を可能とする一方で、全手貼モードを備えていることに
より、自動では貼りにくい商品Mにも2枚のラベルL
1,L2を確実に貼付することができる。
【0028】また、手貼時には、前記剥離棒19で保持
されることにより、第2ラベルL2が飛散しないので、
第2ラベルL2をオペレータが確実に摘まみ取ることが
できる。さらに、手貼時に第1搬送コンベヤ14および
第2搬送コンベヤ15が停止しているので、第2ラベル
L2の貼付が容易になる。
【0029】また、ケース10を移動させることによ
り、発行口10aが上方に露出するので、手貼時に第2
搬送コンベヤ15や下貼機30が邪魔にならず、第2ラ
ベルL2を摘まみ取り易いので、手貼をスピーディーに
行うことができる。また、ストックコンベヤ16および
ケース10を一体的にスライド移動可能としたので、手
貼モードに移行する操作が容易になる。また、ケース1
0とシステム本体1との相対位置を変化させることによ
り、自動貼モードと手貼モードとの切り替えを行うの
で、モードの切り替えがスピーディーになる上、オペレ
ーションも分かり易くなる。
【0030】非包装手貼モード:オペレータがオペレー
ションパネルの所定の操作を行って、商品の包装を行な
わない非包装モードに設定した後、ストックコンベヤ1
6を折り畳み、ケース10を図6の前記手貼位置P2に
移動させると、前記スイッチ35がOFFになり、マイ
コンが非包装手貼モードに設定される。オペレータが前
記供給装置20に商品Mを載置すると、前記上プリンタ
12から第1ラベルL1が発行されると共に、前記発行
口10aから第2ラベルL2が発行される。商品Mは供
給装置20上に載置されたままで、包装が行われない。
オペレータは、第1および第2ラベルL1,L2を、そ
れぞれ、保持部12aおよび剥離棒19から摘まみ取
り、商品Mの上下に貼付する。
【0031】このように、1台の包装貼付システムが3
つのモードを持つことにより、システムの汎用性が高ま
ると共に、種々のユーザの要望に応えることができる。
【0032】なお、前述の実施形態では、主な3種のモ
ードについて説明したが、たとえば本システムは、包装
を行わずラベルの自動貼付を行うモードや、上貼のみを
自動で行い下貼を手動で行う半自動貼モードなど他のモ
ードを備えていてもよい。
【0033】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、前記実施形態では、ケース10
を移動させることにより、下貼機30と発行口10aと
の相対位置を変更するようにしたが、下貼機30および
第2搬送コンベヤ15を移動させることにより、下貼機
30と発行口10aとの相対位置を変更するようにして
もよい。また、前記実施形態では、選択手段の一例とし
て、接触スイッチ35を設けたが、下プリンタ17と下
貼機30との相対位置関係を検出できるものであればよ
く、その位置や検出方法は問わない。
【0034】さらに、台紙を用いない台紙レスのラベル
を用いてもよい。また、各貼付機は、ラベルの表面を吸
着して搬送する吸着搬送式や、エアでラベルを吹き付け
て商品の面に貼付するエア吹付式を採用してもよい。ま
た、手貼時において、上貼機が上プリンタから発行され
た第1ラベルをオペレータの手前に運ぶようにしてもよ
い。
【0035】また、手貼時における下貼機のラベルの保
持方法としては、プリンタの剥離棒(発行端部)に保持
させる以外に、下貼機の先端部に保持させてもよい。た
とえば、ストックコンベヤを折り畳むと、コンベヤが停
止すると共に、図7に示すように、搬送ベルト34が第
2ラベルL2の搬送途中の所定の位置で停止するように
してもよい。第2ラベルL2は、その上部が搬送面より
も上方に突出し、かつ、当該ラベルL2の貼付面Lcの
後端部が搬送ベルト34に粘着した状態で、搬送ベルト
34に保持される。
【0036】また、包装装置を備えておらず、コンベヤ
で搬送中の商品にラベルを貼付する貼付システムについ
ても本発明を適用することができる。また、必ずしもラ
ベルの印字部は必要でなく、予め印字されたラベルを貼
付してもよい。したがって、そのような変更および修正
は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈
される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の下貼シス
テムによれば、下貼を自動で行うことにより高速処理を
可能とする一方で、手貼モードを備えていることによ
り、自動では貼付しにくい商品にも確実にラベルの下貼
を行うことができる。
【0038】また、ラベルを保持する保持部を設けれ
ば、該ラベルが空中に飛散しないようにして、手貼を実
現することができる。さらに、前記手貼モード時におい
て、コンベヤを停止させれば、ラベルの貼付がより一層
容易になる。また、ラベルの発行口から発行されたラベ
ルを下貼機が搬送できる第1の相対位置関係と、該第1
の相対位置関係とは異なる第2の相対位置関係とに設定
できるようにすれば、手貼時に下貼機が邪魔にならず、
ラベルを摘まみ取り易いので、手貼をスピーディに行う
ことができる。また、コンベヤおよび下貼機に対し前記
発行機を相対移動可能とし、前記発行機の発行口が露出
するようにすれば、更にラベルが摘まみ出し易くなる。
【0039】また、上貼システムと下貼システムとを備
えたラベル貼付システムにおいて、第1および第2ラベ
ルを貼付する全自動貼モードに加えて、オペレータが前
記両ラベルを貼付する全手貼モードを備えれば、自動で
は貼りにくい商品にも2枚の各ラベルをそれぞれ確実に
貼付することができる。
【0040】さらに、包装装置を備えた包装貼付システ
ムにおいて、商品の包装と両ラベルの貼付を行う完全自
動貼モードと、商品の包装を行うと共に各ラベルを発行
するが貼付しない包装手貼モードと、ラベルの発行のみ
で、包装も貼付も行わない非包装手貼モードとを備えれ
ば、システムの汎用性が高まると共に、種々のユーザの
要望に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す包装貼付システムの
概略正面図である。
【図2】同システムの概略の機構を示す側面図である。
【図3】同システムの包装機構を示す斜視図である。
【図4】同包装貼付システムを示す部分平面図である。
【図5】下貼システムの要部の拡大側面図である。
【図6】手貼モードに設定した包装貼付システムの概略
正面図である。
【図7】変形例を示す下貼システムの要部の拡大側面図
である。
【符号の説明】
10a:発行口 14:第1搬送コンベヤ 15:第2搬送コンベヤ 16:ストックコンベヤ 19:剥離棒(保持部) 30:下貼機(貼付機) 201:リフタ F:フィルム L1:第1ラベル L2:第2ラベル Lc:貼付面 M:商品 S:包装ステーション Y:水平方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 晃治 滋賀県栗東市下鈎959番地1 株式会社イ シダ滋賀事業所内 (72)発明者 廣部 憲史 滋賀県栗東市下鈎959番地1 株式会社イ シダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 3E095 AA19 BA03 CA01 CA02 DA03 DA22 DA36 DA42 DA48 DA62 DA82 DA86 FA02 FA16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を搬送するコンベヤの搬送面の下方
    にラベルの発行機と下貼機とを備え、前記搬送面により
    支持された商品の下面にラベルを貼付する下貼システム
    において、 前記コンベヤで商品が搬送されている間に下貼機が前記
    商品の下面にラベルを貼付する自動貼モードと、 前記発行機から発行されたラベルをオペレータが商品に
    貼付する手貼モードとを備え、 前記2つのモードのうちのいずれか一方を選択できるよ
    うにした下貼システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 発行されたラベルの少なくとも後端部を保持する保持部
    を更に備えた下貼システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記自動貼モードにおいては、発行されたラベルを、前
    記ラベルの貼付面を上方に向けた状態で、前記下貼機が
    前記コンベヤの搬送面の切レ間から飛び出させ、前記コ
    ンベヤで商品が搬送されると当該商品の下面にラベルが
    貼付され、 前記手貼モードにおいては、前記コンベヤが停止してい
    る状態で、前記発行機から発行されたラベルをラベルの
    保持部で保持するようにした下貼システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2もしくは3において、 前記手貼モードにおいては、前記発行機の発行口で前記
    ラベルを停止させた状態で保持するようにした下貼シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記発行機と下貼機とは、前記発行口から発行されたラ
    ベルを前記下貼機が搬送できる第1の相対位置関係と、
    該第1の相対位置関係とは異なる第2の相対位置関係と
    に設定でき、 前記第1の相対位置関係では前記自動貼モードに設定で
    き、 前記第2の相対位置関係では前記手貼モードに設定でき
    るようにした下貼システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記コンベヤ、発行機または下貼機のうちの少なくとも
    1つは移動可能に構成されており、前記コンベヤ、発行
    機または下貼機のうちの少なくとも1つを移動させるこ
    とにより前記手貼モードに設定できるようにした下貼シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記コンベヤおよび下貼機に対し前記発行機を相対移動
    可能とした下貼システム。
  8. 【請求項8】 請求項5もしくは6において、 前記移動は前記発行機が水平方向にスライドして移動す
    る下貼システム。
  9. 【請求項9】 商品の搬送面よりも上方に設けられ商品
    の上面に第1ラベルを貼付する上貼システムと、搬送面
    よりも下方に設けられ商品の下面に第2ラベルを貼付す
    る下貼システムとを備えたラベル貼付システムであっ
    て、 前記上貼システムおよび下貼システムが、各々、第1お
    よび第2ラベルを貼付する全自動貼モードと、 前記上貼システムが発行した第1ラベルを貼付せずに保
    持し、前記下貼システムが発行した第2ラベルを貼付せ
    ずに保持し、オペレータが前記第1および第2ラベルを
    貼付する全手貼モードとを少なくとも備え、 前記2つのモードのうちいずれか一方を選択できるよう
    にしたラベル貼付システム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載の下貼システムに加え包装装置を備えた包装貼付シス
    テム、あるいは、請求項9のラベル貼付システムに加え
    包装装置を備えた包装貼付システムであって、 前記包装装置は、商品を供給装置によってリフタ上に供
    給し、該リフタ上の商品を包装ステーションに押し上
    げ、この押し上げた商品の底面側にフィルムを折り込ん
    で商品を包装する包装貼付システム。
  11. 【請求項11】 請求項9のラベル貼付システムに加
    え、包装ステーションに押し上げた商品を包装し、包装
    済の商品を排出する包装装置を備えた包装貼付システム
    であって、 前記包装装置が商品の包装を行い、前記上貼および下貼
    システムが、各々、第1および第2ラベルを商品に貼付
    する完全自動貼モードと、 前記包装装置が商品の包装を行い、前記上貼および下貼
    システムが、各々、第1および第2ラベルを発行するが
    貼付せずに保持する包装手貼モードと、 前記包装装置が商品の包装を行わず、前記上貼および下
    貼システムが、各々、第1および第2ラベルを発行する
    が貼付せずに保持する非包装手貼モードとを備え、 前記3つのモードのうち、いずれか1つを選択できるよ
    うにした包装貼付システム。
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