JP2003252048A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2003252048A JP2002057075A JP2002057075A JP2003252048A JP 2003252048 A JP2003252048 A JP 2003252048A JP 2002057075 A JP2002057075 A JP 2002057075A JP 2002057075 A JP2002057075 A JP 2002057075A JP 2003252048 A JP2003252048 A JP 2003252048A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面にヒケや凹部のない外観見栄えの良いサ
ンバイザを簡素な構造で実現する。 【解決手段】 第1半体9の内面周縁部に間隔を有して
一対の第1支軸部13を立設する。第2半体11の内面
周縁部に第1支軸部13に対応するよう間隔を有して一
対の第2支軸部15を立設する。第1支軸部13及び第
2支軸部15に第1半体9と第2半体11とを重合させ
た状態で同心状となる支軸孔13a,15aを形成す
る。両支軸孔13a,15aにサンバイザ本体1を前部
天井面に固定するステー3をサンバイザ本体1が回動可
能なように挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の運転席や
助手席への直射光を避けるために運転室の前部天井面に
取り付けられるサンバイザの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平9−20139号公報には、表面
部を構成する第1半体と裏面部を構成する第2半体とに
厚み方向に分割して該第1半体と第2半体とを薄肉ヒン
ジにより一体的に結合したサンバイザ本体を形成し、該
サンバイザ本体をステーにより運転室の前部天井面に回
動可能に取り付けたサンバイザが開示されている。この
サンバイザでは、上記第1半体及び第2半体の側壁部に
係合爪を形成し、これら係合爪を互いに係合させること
により、第1半体と第2半体とを重合させて偏平状に組
み合わせている。
【0003】特開平7−9850号公報には、第1半体
と第2半体とをそれぞれ別々に形成し、一方の第1半体
の内面に突設した係合突起を他方の第2半体に凹陥形成
した係合凹部底面の係合孔に挿入係合させることによ
り、第1半体と第2半体とを重合させて偏平状に組み合
わせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の前者の
従来例では、第1半体と第2半体との組合手段として各
々の側壁部に係合爪を形成しているため、当該側壁部が
他の部分に比べて厚肉になり(特開平9−20139号
公報の図4及び図5参照)、成形後の熱収縮差で側壁部
表面にヒケが発生して外観見栄えを損なうことになる。
【0005】一方、後者の従来例では、第1半体側の係
合突起を係合させる第2反対側の係合凹部が第2半体の
表面に凹陥しているため外観見栄えを損なう。なお、こ
の公報例では、サンバイザ本体(第1半体及び第2半
体)の表面に表皮を被着して上記係合凹部を覆い隠して
いるが、どうしても係合凹部の輪郭が外部に現れるため
十分な解決策ではない。
【0006】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、表面にヒケや凹部の
ない外観見栄えの良いサンバイザを簡素な構造で実現す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、従来例の係合爪同士の係合や係合突起
と係合凹部との係合の代わりに、サンバイザ本体を車体
に固定したり支持するステーや支持ピンを利用して第1
半体と第2半体とを組み合わせるようにしたことを特徴
とする。
【0008】具体的には、この発明は、薄肉ヒンジによ
り一体的に結合された第1半体と第2半体とを上記薄肉
ヒンジを中心に折り曲げて互いに重合させて内部に中空
部が形成された略矩形状のサンバイザ本体を備えた車両
用サンバイザを前提とし、次のような解決手段を講じ
た。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記
第1半体の内面周縁部に間隔を有して一対の第1支軸部
を立設し、上記第2半体の内面周縁部に上記第1支軸部
に対応するよう間隔を有して一対の第2支軸部を立設
し、上記第1支軸部及び第2支軸部に上記第1半体と第
2半体とを重合させた状態で同心状となる支軸孔を形成
し、該各支軸孔に上記サンバイザ本体を車体に固定する
ステーをサンバイザ本体が回動可能なように挿入したこ
とを特徴とする。
【0010】上記の構成により、請求項1に記載の発明
では、第1半体側の第1支軸部の支軸孔と第2半体側の
第2支軸部の支軸孔にステーが挿入され、第1半体と第
2半体とが分離しないように組み合わされる。上記ステ
ーはサンバイザ本体を車体に回動可能に固定するために
従来から設けられているサンバイザ構成部材であり、こ
のステーを組合手段として有効利用することで余分な部
材がいらず、簡素な構造のサンバイザとなる。
【0011】また、上述の如き組合構造であるため、厚
肉となる係合爪や凹陥した係合凹部を上記支軸部近傍に
形成する必要がなく、これらに起因するヒケや凹部がサ
ンバイザ本体表面に発生せず、外観見栄えが向上する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、間隔を有した一対の支軸部間に板バネ
を配置し、該板バネのバネ力でステーを押圧してサンバ
イザ本体の回動位置を設定するようにしたことを特徴と
する。
【0013】上記の構成により、請求項2に記載の発明
では、板ばねの押圧力でサンバイザ本体が所定の角度に
保持される。また、板バネによりサンバイザ本体がステ
ーから抜け落ちない。
【0014】請求項3に記載の発明は、上述の如き前提
において、上記第1半体の内面周縁部に間隔を有して一
対の第1支持部を立設し、上記第2半体の内面周縁部に
上記第1支持部に対応するよう間隔を有して一対の第2
支持部を立設し、上記第1支持部及び第2支持部に上記
第1半体と第2半体とを重合させた状態で同心状となる
支持孔を形成し、該各支持孔に上記サンバイザ本体を車
体に揺動可能に支持する支持ピンを挿入したことを特徴
とする。
【0015】上記の構成により、請求項3に記載の発明
では、第1半体側の第1支持部の支持孔と第2半体側の
第2支持部の支持孔に支持ピンが挿入され、第1半体と
第2半体とが分離しないように組み合わされる。上記支
持ピンはサンバイザ本体を車体に揺動可能に支持するた
めに従来から設けられているサンバイザ構成部材であ
り、この支持ピンを組合手段として有効利用することで
余分な部材がいらず、簡素な構造のサンバイザとなる。
【0016】また、上述の如き組合構造であるため、厚
肉となる係合爪や凹陥した係合凹部を上記支持部近傍に
形成する必要がなく、これらに起因するヒケや凹部がサ
ンバイザ本体表面に発生せず、外観見栄えが向上するこ
とは請求項1と同様である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
【0018】図5はこの発明の実施の形態に係るサンバ
イザSを示す。このサンバイザSは、車幅方向に延び所
定の遮光面積を有する偏平な長尺の樹脂製板状体からな
る略矩形状のサンバイザ本体1を備え、該サンバイザ本
体1は、図1に示すように、L字形の円柱状ステー3の
鉛直軸部3a回りにほぼ水平方向へ揺動するとともに、
水平軸部3b回りに上下方向へ回動して車両の車体とし
ての運転室前部天井面5に沿うように位置する格納位置
(図5実線の状態)と、車両のフロントウインド(図示
せず)内面に沿うように位置する遮光位置(図5仮想線
の状態)とに切り替え可能に前部天井面5にステー3に
より固定されている。
【0019】上記サンバイザ本体1は、図1〜図3に示
すように、サンバイザ本体1の図5姿勢において車幅方
向(サンバイザ本体1の長手方向)に延びる中央の断面
V字形の薄肉ヒンジ7を境に格納位置において運転室側
に面して表面部を構成する第1半体9と、前部天井面5
側に面して裏面部を構成する第2半体11とに厚み方向
に対称に2分割されて半割形状に形成されている。上記
第1半体9は、平面部9aと該平面部9a外周縁部に一
体に立設された側壁部9bとで構成され、上記第2半体
11も同様に、平面部11aと該平面部11a外周縁部
に立設された側壁部11bとで構成され、これら第1半
体9及び第2半体11は共に深さの浅い皿状に形成され
ている。第1半体9及び第2半体11は、上記薄肉ヒン
ジ7を中心に折り曲げられて上記側壁部9b,11bを
互いに突き合わせることにより重合されて偏平板状に組
み合わされ、内部に中空部(図示せず)が形成されてい
る。
【0020】上記第1半体9の薄肉ヒンジ7と反対側の
側壁部9b内面周縁部の車幅方向一端側には、一対の第
1支軸部13が間隔を有して立設され、一方、上記第2
半体11の薄肉ヒンジ7と反対側の側壁部11b内面周
縁部の車幅方向一端側には、一対の第2支軸部15が上
記第1支軸部13に対応するよう間隔を有して立設され
ている。上記第1支軸部13及び第2支軸部15には、
上記第1半体9と第2半体11とを重合させた状態で同
心状となる支軸孔13a,15aが形成されている。上
記一対の第2支軸部15間は一対の第1支軸部13間よ
りも間隔が広く形成されて、第1半体9及び第2半体1
1を薄肉ヒンジ7を中心に折り曲げて組み合わせた状態
で、一対の第2支軸部15間に一対の第1支軸部13が
配置され、かつ一対の第1支軸部13の一方と一対の第
2支軸部15の一方とが互いに重なり、また、一対の第
1支軸部13の他方と一対の第2支軸部15の他方とが
互いに重なり、各々の支軸孔13a,15aがステー3
を挿入可能なように連通している。
【0021】上記第1半体9の平面部9aの第1支軸部
13寄りには、ビス孔17aを有する取付座17が一体
に形成され、該取付座17に板バネ19がビス21で取
り付けられている。上記板バネ19は、図4に示すよう
に、略楕円形状の板バネ本体19aと、該板バネ本体1
9aから延びる一対の取付片19bとからなり、該取付
片19bには各々を重ねた状態で同心状となる挿入孔1
9cが形成され、この挿入孔19cにビス21を挿入し
て上記取付座17のビス孔17aに螺合させることによ
り、板バネ本体19aが上記一対の第1支軸部13間に
配置されて板バネ19が取付座17に取り付けられてい
る。上記板バネ本体19aには偏平面部19dが上下に
形成され、一方、上記ステー3の水平軸部3b先端側に
は偏平な面取部3cが形成され(図1参照)、互いに重
ね合わされた第1支軸部13及び第2支軸部15の両支
軸孔13a,15aに上記水平軸部3bを上下方向に回
動可能に挿入して上記面取部3cを一対の第1支軸部1
3間に配置することにより、サンバイザ本体1をステー
3により前部天井面5に固定するようになっている。こ
の状態で、上記ステー3は板バネ19のバネ力で押圧さ
れてサンバイザ本体1が不意に垂れ下がらないように該
サンバイザ本体1の回動位置を設定するようになってい
る。また、上記面取部3cと板バネ19の偏平面部19
dとが重合することにより回動時に節度感が得られ、か
つ板バネ19のステー3の水平軸部3b先端側端部が該
水平軸部3bに形成された面取部3cの水平軸部3b先
端側段差部3dと当接するため、サンバイザ本体1が上
記水平軸部3bから抜け落ちることがなく、サンバイザ
本体1を格納位置に安定保持するようになっている。
【0022】このように、第1半体9側の第1支軸部1
3の支軸孔13aと第2半体11側の第2支軸部15の
支軸孔15aにステー3を挿入して上記第1半体9と第
2半体11とを分離しないように組み合わせていること
から、上記ステー3がその本来の固定機能以外に組合機
能をも備えたものとなり、別途に組合部材を採用せずに
済んでその分だけサンバイザSを簡素な構造にすること
ができる。
【0023】また、上述の如き組合構造であるため、厚
肉となる係合爪や凹陥した係合凹部が上記第1支軸部1
3及び第2支軸部15の近傍には不要でこれらに起因す
るヒケや凹部をサンバイザ本体1表面に発生しないよう
にすることができて外観見栄えを向上させることができ
る。
【0024】さらに、一対の第1支軸部13間に板バネ
19を配置して該板バネ19のバネ力でステー3を押圧
してサンバイザ本体1の回動位置を設定していることか
ら、サンバイザ本体1を所定の角度に保持することがで
きる。
【0025】また、上記ステー3の水平軸部3bに形成
した面取部3cと、板バネ19の偏平面部19dとでサ
ンバイザ本体1の回動時の節度感を得てサンバイザ本体
1を格納位置に安定保持することができる。
【0026】上記第1半体9の薄肉ヒンジ7と反対側の
側壁部9b内面周縁部のサンバイザ本体1長手方向他端
側には、一対の第1支持部23が間隔を有して立設さ
れ、一方、上記第2半体11の薄肉ヒンジ7と反対側の
側壁部11b内面周縁部のサンバイザ本体1長手方向他
端側には、一対の第2支持部25が上記第1支持部23
に対応するよう間隔を有して立設されている。上記第1
支持部23及び第2支持部25には、上記第1半体9と
第2半体11とを重合させた状態で同心状となる支持孔
23a,25aが形成されている。上記一対の第2支持
部25間は一対の第1支持部23間よりも間隔が広く形
成されて、第1半体9及び第2半体11を薄肉ヒンジ7
を中心に折り曲げて組み合わせた状態で、一対の第2支
持部25間に一対の第1支持部23が配置され、かつ一
対の第1支持部23の一方と一対の第2支持部25の一
方とが互いに重なり、また、一対の第1支持部23の他
方と一対の第2支持部25の他方とが互いに重なり、各
々の支持孔23a,25aが支持ピン27を挿入可能な
ように連通している。
【0027】上記一対の第1支持部23間にはコの字形
状の切欠部29aが形成され、上記一対の第2支持部2
5間にも同様のコの字形状の切欠部29bが形成され、
両切欠部29a,29bは第1半体9と第2半体11と
を薄肉ヒンジ7を中心に折り畳んで組み合わせた状態で
互いに重なり、この切欠部29a,29b間に前部天井
面5に設けられた係止片31(図5参照)が臨むように
なっている。
【0028】また、上記切欠部29aには、両端が一対
の第1支持部23と連結する立設壁9cが第1半体9の
平面部9aに一体的に形成されて一対の第1支持部23
の補強をするとともに、第1半体9と第2半体11の重
合状態で、切欠部29aから両半体9,11間の中空部
が見えないようになっている。また、上記切欠部29b
には、両端が一対の第2支持部25と連結する立設壁1
1cが第2半体11の平面部11aに一体的に形成され
て一対の第2支持部25の補強をするとともに、第1半
体9と第2半体11の重合状態で、切欠部29bから両
半体9,11間の中空部が見えないようになっている。
【0029】さらに、上記第1半体9の第1支持部23
側の側壁部9bには半円形状の溝33aが形成され、上
記第2半体11の第2支持部25側の側壁部11bにも
半円形状の溝33bが形成され、これら溝33a,33
bは上記第1半体9と第2半体11とを薄肉ヒンジ7を
中心に折り曲げて組み合わせた状態で、上記支持ピン2
7を挿入する真円のピン孔33を形成している。そし
て、支持ピン27をピン孔33から第1支持部23及び
第2支持部25の各々の支持孔23a,25aに図示し
ない押込具を用いて圧入して第1支持部23(第2支持
部25)間に取り付けるようになっている。この係止ピ
ン27は、前部天井面5に設けられた係止片31と係脱
可能にかつ水平面内で揺動可能に係合してサンバイザ本
体1をバタ付かないように保持するようになっている。
【0030】このように、第1半体9側の第1支持部2
3の支持孔23aと第2半体11側の第2支持部25の
支持孔25aに支持ピン27を挿入して上記第1半体9
と第2半体11とを分離しないように組み合わせている
ことから、上記支持ピン27がその本来の支持機能以外
に組合機能をも備えたものとなり、別途に組合部材を採
用せずに済んでその分だけサンバイザSを簡素な構造に
することができる。
【0031】また、上述の如き組合構造であるため、厚
肉となる係合爪や凹陥した係合凹部が第1支持部23及
び第2支持部25の近傍には不要でこれらに起因するヒ
ケや凹部をサンバイザ本体1表面に発生しないようにす
ることができて外観見栄えを向上させることができる。
【0032】なお、上記の実施の形態では、第1半体9
側の一対の第1支軸部13間に板バネ19を配置した
が、第2半体11側の一対の第2支軸部15間に板バネ
19を配置してもよい。この場合、板バネ19の端部と
第2支軸部15との間に第1支軸部13が挿入されるよ
うな構造とする。また、一対の第2支軸部15間を一対
の第1支軸部13間よりも広くして、第2支軸部15で
第1支軸部13を外側から挟むようにしたが、これとは
逆に一対の第1支軸部13間を一対の第2支軸部15間
よりも広くして、第1支軸部13で第2支軸部15を外
側から挟むようにしてもよく、さらには、一対の第1支
軸部13の上記ステー3の鉛直軸部3a側に一対の第2
支軸部15をそれぞれ隣接するように形成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、第1半体側の一対の第1支軸部の支軸孔と
第2半体側の一対の第2支軸部の支軸孔にサンバイザ構
成部材であるステーを挿入して第1半体と第2半体とを
分離しないように組み合わせたので、余分な部材を用い
ることなく簡素な構造のサンバイザとすることができる
とともに、上記第1支軸部及び第2支軸部の近傍にヒケ
の原因となる厚肉の係合爪や凹陥した係合凹部等の組合
手段を形成することなく外観見栄えを向上させることが
できる。
【0034】請求項2に係る発明によれば、間隔を有し
た一対の支軸部間に配置した板バネでステーを押圧して
サンバイザ本体の回動位置を設定するようにしたので、
サンバイザ本体を所定の角度に保持することができる。
【0035】請求項3に係る発明によれば、第1半体側
の一対の第1支持部の支軸孔と第2半体側の一対の第2
支持部の支持孔にサンバイザ構成部材である支持ピンを
挿入して第1半体と第2半体とを分離しないように組み
合わせたので、余分な部材を用いることなく簡素な構造
のサンバイザとすることができるとともに、上記第1支
持部及び第2支持部の近傍にヒケの原因となる厚肉の係
合爪や凹陥した係合凹部等の組合手段を形成することな
く外観見栄えを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るサンバイザにおい
てサンバイザ本体にステー及び支持ピンを取り付ける前
の斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態に係るサンバイザにおい
て板バネを取り付ける前のサンバイザ本体の展開図であ
る。
【図3】この発明の実施の形態に係るサンバイザにおい
て板バネを取り付けた状態のサンバイザ本体の展開図で
ある。
【図4】この発明の実施の形態に係るサンバイザに用い
た板バネの断面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係るサンバイザの格納
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 サンバイザ本体 3 ステー 5 前部天井面(車体) 7 薄肉ヒンジ 9 第1半体 11 第2半体 13 第1支軸部 13a,15a 支軸孔 15 第2支軸部 19 板バネ 23 第1支持部 23a,25a 支持孔 25 第2支持部 27 支持ピン S サンバイザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉ヒンジにより一体的に結合された第
    1半体と第2半体とを上記薄肉ヒンジを中心に折り曲げ
    て互いに重合させて内部に中空部が形成された略矩形状
    のサンバイザ本体を備えた車両用サンバイザであって、 上記第1半体の内面周縁部に間隔を有して一対の第1支
    軸部を立設し、 上記第2半体の内面周縁部に上記第1支軸部に対応する
    よう間隔を有して一対の第2支軸部を立設し、 上記第1支軸部及び第2支軸部に上記第1半体と第2半
    体とを重合させた状態で同心状となる支軸孔を形成し、 該各支軸孔に上記サンバイザ本体を車体に固定するステ
    ーをサンバイザ本体が回動可能なように挿入したことを
    特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用サンバイザにおい
    て、 間隔を有した一対の支軸部間に板バネを配置し、該板バ
    ネのバネ力でステーを押圧してサンバイザ本体の回動位
    置を設定するようにしたことを特徴とする車両用サンバ
    イザ。
  3. 【請求項3】 薄肉ヒンジにより一体的に結合された第
    1半体と第2半体とを上記薄肉ヒンジを中心に折り曲げ
    て互いに重合させて内部に中空部が形成された略矩形状
    のサンバイザ本体を備えた車両用サンバイザであって、 上記第1半体の内面周縁部に間隔を有して一対の第1支
    持部を立設し、 上記第2半体の内面周縁部に上記第1支持部に対応する
    よう間隔を有して一対の第2支持部を立設し、 上記第1支持部及び第2支持部に上記第1半体と第2半
    体とを重合させた状態で同心状となる支持孔を形成し、 該各支持孔に上記サンバイザ本体を車体に揺動可能に支
    持する支持ピンを挿入したことを特徴とする車両用サン
    バイザ。
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