JP2003249114A - 照明器具およびトンネル照明器具 - Google Patents

照明器具およびトンネル照明器具

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JP2003249114A
JP2003249114A JP2002048972A JP2002048972A JP2003249114A JP 2003249114 A JP2003249114 A JP 2003249114A JP 2002048972 A JP2002048972 A JP 2002048972A JP 2002048972 A JP2002048972 A JP 2002048972A JP 2003249114 A JP2003249114 A JP 2003249114A
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JP
Japan
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reflector
fixture
luminaire
tunnel
resin
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Application number
JP2002048972A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishida
敏行 石田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トンネルの内壁に取り付けられるような照明器
具において、樹脂製の固定具を用いて反射体を器具本体
に取り付けた場合であっても、固定具の劣化を抑制す
る。 【解決手段】器具本体2内に設けられた反射体3および
光源ランプ4を有する照明器具において、反射体3の端
部よりも器具の底面側で樹脂製の固定具を用いて固定す
る。そうすることによって、樹脂製固定具は光源ランプ
から放射される熱や紫外線を反射体の端板によって遮ら
れているため、樹脂製固定具は熱や紫外線によって劣化
される虞がなく信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルに使用さ
れる照明器具およびトンネル照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル用照明器具においては、
光源としては、例えば、直管形の低圧ナトリウムランプ
や蛍光ランプなどがよく知られており、その長手方向が
道路の通行方向に沿うように配置されている。そして、
比較的少量の照明器具によって、主として路面を効率よ
くかつ、その通行方向に沿ってなるべく連続する一様な
明るさで照明できるように、器具本体および反射体など
が設計されている。
【0003】特開平11−306834号公報には、反
射板を器具本体の長手方向の両端に設けたLS金具に反
射板を取り付ける構造の照明器具において、反射板は曲
面状を有しており、反射板の頂部に取り付けねじによっ
て器具本体のLS金具と反射板を取り付けている照明器
具(従来例1)が開示されている。
【0004】また、特開平11−3615号公報には、
反射体は器具本体の開口部にて固定ねじによって固定さ
れている照明器具(従来例2)が開示されている。
【0005】また、従来例1および従来例2に記載され
ている取りつけねじに替わって、樹脂製の固定具を用い
ることが検討されている。これは、例えばナイラッチ
(商品名)のような樹脂製の固定具を用いることによっ
て、従来の取りつけねじのように、ドライバーのような
工具を必要とせず、ワンタッチで反射体と器具本体を固
定できることから、道路・トンネル用の照明器具のよう
な施工などを短時間で行う必要性の高い照明器具に用い
られ始めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1のように、反射板の頂部で反射体と器具本体を取り付
けるような場合、反射体内部に配置されている光源ラン
プから放射される熱および紫外線などによって、固定具
がさらされてしまう。また、従来例2のように反射体を
固定した場合でも、器具本体の開口部付近には、光源ラ
ンプからの可視光とともに熱および紫外線が集中する部
分であるため、固定具が熱および紫外線にさらされる可
能性が高い。このため、樹脂製の固定具を用いた場合、
この熱や紫外線によって樹脂が劣化してしまう虞があ
る。このため、樹脂を用いた固定具の劣化によって反射
体と器具本体の固着性が減少し、反射鏡ががたつく、悪
くすると脱落するなどの虞があった。
【0007】本発明は、照明器具の施工を短時間で行う
ことのできる樹脂製の固定具を用いても、光源ランプか
ら生じる熱や紫外線の影響を受けずに長期にわたって、
器具本体を反射体に強固に固定することのできる照明器
具およびトンネル用照明器具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の照明器
具は、開口端を有するシャーシ、このシャーシに装着さ
れる投光開口を有する蓋体およびこの蓋体の投光開口に
配設される透光性カバーを備えた器具本体と;この器具
本体内に配設され投光開口に対して開口している反射体
と;反射体に光学的に対向して配設される光源ランプ
と;反射体の開口端よりも器具本体の内部にて反射体と
器具本体を固定する樹脂製の固定具と;を具備してい
る。
【0009】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次に
よる。
【0010】光源ランプは、蛍光ランプ、メタルハライ
ドランプおよび高圧ナトリウムランプなどの高圧放電ラ
ンプ、無電極放電ランプのような放電ランプを許容す
る。
【0011】反射体は、アルミまたはステンレスなどの
金属によって形成され反射面は鏡面または梨地に形成さ
れ、所望の配光をえるように構成される。また、反射体
は基部本体の投光開口に対向して開口しており、光源ラ
ンプを囲って構成されている。
【0012】固定具は、ナイロン、ポリカーボネイトな
どの樹脂からなり、反射体と器具本体を固定する。固定
する場所は、反射体の開口端よりも器具内部に位置した
ところで固定する。つまり、光源ランプからの熱や紫外
線が反射体によって遮られた位置にこの樹脂製の固定具
を配設しているものである。
【0013】本発明によれば、反射体と器具本体とを固
定する固定具は、光源ランプから放射される紫外線およ
び熱を受けることのない場所に配設されるため、固定具
に樹脂製のものを用いても、固定具が紫外線や熱などの
影響によって劣化することを低減させることができる。
このため、反射体と器具本体の固定が寿命を通じて強固
な照明器具を得ることができる。
【0014】また、固定具として樹脂製のものを用いる
ことができるため、器具本体と反射体とをワンタッチで
固定が可能なナイラッチ(商品名)のような固定具を用
いることも可能であり、器具の取付作業を簡略化するこ
とができる。
【0015】請求項2の発明のトンネル用照明器具は、
トンネル内に設けられた取付部と;前記取付部に設けら
れた請求項1または2記載の照明器具と;を具備してい
る。
【0016】本発明によれば、請求項1の効果を奏する
トンネル用照明器具を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のトンネル用照明器具の実
施形態を図を参照して説明する。なお、これらの図中、
同一または相当部分には同一符号を付して、重複した説
明の記載は省略または簡略化している。
【0018】図1は本発明の実施形態に係る例えばトン
ネル用の照明器具1の正面図である。また、図2は同じ
く照明器具の一部側面断面図である。この図1および図
2に示すように照明器具1は、例えばステンレス製等の
密閉形の器具本体2内に、その投光開口に対向するよう
に反射体3を配設し、この反射体3に光学的に対向する
ように蛍光ランプ4を配設している。
【0019】上記器具本体2は、例えばJIS C81
40で規定する防噴流用器具本体等の密閉形に構成され
ており、如何なる方向からの水の直接噴流を受けても有
害な影響が出ないように構成されており、複数の取付耳
2a,2a,…を備えたシャーシ2bの投光開口端に、
パッキン2cを介してほぼ長方形の投光開口を有する蓋
体2dを装着し、この蓋体2dの投光開口に透光性カバ
ー2eを水密かつ気密に嵌合させ、シリコン系等の接着
剤(図示しない)により固着している。
【0020】蓋体2cは、ヒンジ2gによりシャーシ2
bに開閉可能に取り付けられ、ヒンジ2gの反対側にシ
ャーシ2bに設けられたラッチ2hによって閉塞された
状態が保持される。このとき、蓋体2cによる閉塞縁は
パッキンにより水気や粉塵が浸入しないような処理が施
されている。また、透光性カバー2eには、透明なガラ
ス板が使用されている。
【0021】シャーシ2bの各取付耳2aには、ネジ穴
2e1が形成されており、このネジ穴2e1を利用して
トンネル内壁などに設けられたステー等の取り付け装置
にネジ止めによって固定される。また、シャーシ2b内
底面にはユニット板2fが固定されており、ソケット
5、反射体3、安定器(図示しない)および端子台(図
示しない)などを配設して固定する。このとき、ソケッ
ト5および反射体3を取り付けるため、ユニット板2f
にコ字取付具2f1をねじによって固定している。
【0022】そして、このように構成された器具本体2
内部には、反射体3を配設している。反射体3は長手方
向横断面が凹弧面をなす内面を細長い反射面に形成し、
その長手方向の端部には、反射体3の強度を得るため耳
部3aが設けられている。なお、主反射面の長手方向横
断面の形状は、凹状であればよく、曲面状、平面の組合
せまたは曲面と平面の組合せ等どのような形状であって
もよい。但し、長手方向に亘ってその主たる部分が同じ
断面形状になっていることが好ましい。また、反射面は
鏡面または梨地などに仕上げられており設置場所などに
応じて所望の配光が得られるような形状をなしている。
また、反射体3の両端部には端板3bが溶接などによっ
て取り付けられている。
【0023】さらに、反射体3の内側には、蛍光ランプ
4を配設している。蛍光ランプ4は、その軸方向一端側
に設けられた片口金4aをランプソケット5に嵌め込む
ことで固定されている。ソケット5は、コ字取付具2f
1に取り付けられたソケット取付具5aによって器具本
体2内部に保持されている。
【0024】蛍光ランプ4は、ガラス製等の放電容器、
蛍光体層、一対の電極、口金4a、4a等により構成さ
れている。放電容器は、ソーダライムガラス、鉛ガラス
等の軟質ガラスや硬質ガラス、石英ガラス等の例えば1
本のガラス製円管の両端部に口金4a、4aを形成して
いる。
【0025】反射体3は端板3bに取り付けられた反射
体取付具3cとコ字取り付け具2f1とを当接させ、そ
れぞれに設けられている穴(図示しない)を勘合させて
穴部分に樹脂製取付具であるナイラッチ(商品名)3e
を押し込むことによって取り付けている。このように、
固定具にナイラッチ(商品名)3eを用いることによっ
て、器具本体2内部に反射体3の取付作業が工具を用い
ることなく、簡単な方法で行うことができる。
【0026】本実施形態によれば、反射体3を器具本体
2内部に取り付ける際に、固定手段としてナイラッチ
(商品名)3eを用いているので、取り付けが容易で作
業効率が向上する。また、樹脂製のナイラッチ(商品
名)3eを用いているが、ナイラッチ(商品名)3eの
位置が反射体3の端部より器具内部に位置しているた
め、光源ランプ4から照射される熱や紫外線を反射体3
の端板3bが遮断する。このため、樹脂製の固定具ナイ
ラッチ(商品名)3eを用いても、熱や紫外線の影響が
少ないため、樹脂製の固定具ナイラッチ(商品名)3e
が劣化する虞が低減されるため、反射体と器具本体を強
固に固定できるものである。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、樹脂製の固定
具を用いて反射体と器具本体を固定しても、光源ランプ
から放射される熱や紫外線にさらされることがないため
樹脂製の固定具の信頼性が向上し、反射体のがたつきや
脱落などを抑制することができる。
【0028】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
を奏するトンネル照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態照明器具の正面図。
【図2】同じく一部側面断面図。
【符号の説明】
1…トンネル照明装置、 2…器具本体、 3…反射
体、3e・・・樹脂製固定具、 4…光源ランプ(屈曲
形蛍光ランプ)、 5・・・ソケット、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口端を有するシャーシ、このシャーシに
    装着される投光開口を有する蓋体およびこの蓋体の投光
    開口に配設される透光性カバーを備えた器具本体と;こ
    の器具本体内に配設され投光開口に対して開口している
    反射体と;反射体に光学的に対向して配設される光源ラ
    ンプと;反射体の開口端よりも器具本体の内部にて反射
    体と器具本体を固定する樹脂製の固定具と;を具備した
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】トンネル内に設けられた取付部と;前記取
    付部に設けられた請求項1の照明器具と;を具備してい
    ることを特徴とするトンネル用照明器具。
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