JP2006012423A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明器具において、透光性ガラス2に穴をあけることなくまたなるべく配光の妨げにならないように透光性ガラス3と固定金具3,4を固定する。
【解決手段】透光性ガラス2に穴をあけることなくヒンジ3やクランプ4などのような固定金具3、4を透光性ガラス2に接着剤8を用いて接着する。そうすることによって、固定金具3、4をパッキン1cよりも外側で固定することができるため、固定金具が配光に影響を与える事が無く、器具効率が良好に保たれる。
【選択図】 図2
【解決手段】透光性ガラス2に穴をあけることなくヒンジ3やクランプ4などのような固定金具3、4を透光性ガラス2に接着剤8を用いて接着する。そうすることによって、固定金具3、4をパッキン1cよりも外側で固定することができるため、固定金具が配光に影響を与える事が無く、器具効率が良好に保たれる。
【選択図】 図2
Description
本発明は投光開口部を透光性ガラスで密閉した照明器具に関する。
従来から、照明器具に配設されているカバーは、耐熱性、機密性などの特性を有したガラス材料が用いられることが多く、透光性ガラスと器具本体を固定する場合、特許文献1に開示されているように、透光性ガラスをカバー枠と接着しこのカバー枠をヒンジやラッチを用いて器具本体に固定している。
また、特許文献2の照明器具は、透光性ガラスが灯体の前面開口をパッキングと協働して液密に覆い外部に対して液密な器具空間を形成しているものである。また、透光性ガラスは、平坦な透明ガラスから構成され、ヒンジによって透光性ガラスの上縁を灯体の前面開口の上部近傍に枢着し、クランプによって透光性ガラスの下縁を灯体の前面開口の下部近傍に開閉自在に固定している。このように、透光性ガラスは、灯体に対して前面開口の上部を中心に回動して、前面開口を覆うように構成されている。
特開平10−144114号公報
特開平11−213716号公報
しかしながら、特許文献1のように、カバー枠を用いて透光性ガラスを固定する方法では、カバー枠部品点数が多く、また照明器具を軽量・安価にすることができない。
また、特許文献2のように透明ガラスにヒンジやクランプなどの金具を取り付けようとした場合、従来の技術では、ガラスに貫通穴をあけネジなどを通してヒンジやクランプなどの金具とガラスとを固定していた。
このようにガラスに穴をあけてしまうことは、ガラスの強度低下を引き起こす虞がある。また、穴をあけてもガラスの強度の変化が極力少なくなるように穴のあける位置はガラスの端部ではなく、ガラス端部より内側に穴をあける必要があった。このため、ヒンジやクランプの取付けがガラスの内部まで大きく張り出してしまって、ヒンジやクランプの影が生じてしまい器具としての効率低下を招く虞があった。
また、ガラスと器具本体との気密性を保つためガラスと器具本体との間であってガラスの周縁部にパッキンを配置しているものが多くある。このようなものは、ヒンジやクランプを固定するためのネジ穴をパッキンが介在しているガラスの周縁部よりも内側にあける必要があり、そうするとますますヒンジやクランプがガラスの内側に張り出してしまうため影も大きくなり、器具効率の低下を招く虞がある。
このため、本発明は、ガラスに穴をあけることなく、ヒンジやクランプのような取付金具をガラスに接着して固定し、ヒンジやクランプが配光の妨げになることを抑制することのできる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明の照明器具は、光源と;光源を収納し、開口部を有する器具本体と;開口部に配設され透光性ガラスと;器具本体と透光性ガラスを連結し、少なくとも透光性ガラスと接着して固定されている固定金具と;を具備している。
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次による。
器具本体は、開口部を有していればよく、例えば、鋼板を溶接することにより製作され、表面に塗装が施された偏平形状に形成してもよいし、無塗装のステンレス鋼板をプレス加工したものでもよい。
光源は、所望により、既知の各種光源ランプから任意に選択して用いることができる。たとえば、放電ランプおよび白熱電球などを用いることができる。
放電ランプとしては、低圧放電ランプおよび高圧放電ランプなどを用いることができる。低圧放電ランプとしては、蛍光ランプおよび低圧ナトリウムランプなどを用いることができる。高圧放電ランプとしては、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプ、セラミックメタルハライドランプ、無電極放電ランプおよび水銀ランプなどを用いることができる。白熱電球としては、一般照明用電球、ハロゲン電球およびクリプトン電球などを用いることができる。さらに、光源ランプは、器具本体および透光性ガラスのいずれの側に装着してもよい。
放電ランプとしては、低圧放電ランプおよび高圧放電ランプなどを用いることができる。低圧放電ランプとしては、蛍光ランプおよび低圧ナトリウムランプなどを用いることができる。高圧放電ランプとしては、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプ、セラミックメタルハライドランプ、無電極放電ランプおよび水銀ランプなどを用いることができる。白熱電球としては、一般照明用電球、ハロゲン電球およびクリプトン電球などを用いることができる。さらに、光源ランプは、器具本体および透光性ガラスのいずれの側に装着してもよい。
光源は、器具本体内に収納され、要すれば光源ランプの光を効果的に反射する反射体を器具本体内に備えることも許容する。
透光性ガラスは、強化ガラスや耐熱ガラスによって形成される。また、透光性ガラスは外面および内面のいずれか一方または両方に、光制御用の手段たとえばプリズム、レンズまたは光拡散用の多数の凸部または凹部などを形成してもよい。また、透光性ガラスの外表面に光触媒機能を有する酸化チタンなどの薄膜や反射防止膜などを塗布することもできる。また、透光性ガラスは、器具本体との間に器具空間を形成するのであれば、どのような形状であってもよい。たとえば、器具本体の前面開口を閉鎖する平板状であってもよいし、器具本体の前面開口から前方へ膨出するような形状であってもよい。
固定金具とは、器具本体の開口部に透光性ガラスを取付けるヒンジやクランプのようなものを許容する。この固定金具は、アルミ、ステンレス、チタンなどの金属および合金にて製作されることが、防腐色性、耐候性の点から望ましい。
透光性ガラスと固定金具を接着する方法としては、接着剤にて接着する方法および両面接着テープによって接着する方法を許容する。接着剤は、アクリル樹脂やエポキシ樹脂にシリコーンなどを添加したものを加熱により固着させるものや主成分がアクリルで、エポキシ樹脂を添加した2液型のものが知られている。さらに、エポキシ樹脂やアクリル樹脂をテープ状に加工した接着テープを高周波加熱によって固着させるものも許容する。特にアクリル樹脂にシリコーンなどを添加したものが強度がよいため採用される。
本発明によれば、透光性ガラスを器具本体の開口部に取り付ける固定金具を透光性ガラスに直接接着するため、従来のように透光性ガラスに固定金具を固定するためのネジを通す穴をあける必要が無いため、透光性ガラスの強度が低下することを抑制できる。また、固定金具が透光性ガラスに固定される部分が最小限でよいので、器具の効率を低下させることのない照明器具を提供することができる。
本発明の第一の実施形態であるトンネル用照明器具を図1ないし3を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態であるトンネル用照明器具の正面図、図2は同じく断面図、図3は同じく斜視図を表している。なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付して、重複した説明の記載は省略または簡略化している。
各図において、1は器具本体、2は透光性ガラス、3はヒンジ、4はクランプ、5は光源ランプ、6は反射体、7は点灯制御部品である。
器具本体1は、アルミニウムの浅い箱状をなし、前面開口1aおよび取付部1bを備えている。前面開口1aは、その周囲にパッキン1cを収容する迫り出し段部を形成している。取付部1bは、器具本体1の背面から上下に延在し、取付部1bにて照明器具はトンネルの側壁に固定される。透光性ガラス2は、器具本体1の前面開口1aをパッキン1cと協働して液密に覆うもので、器具本体1および透光性ガラス2により、外部に対して液密な器具空間が形成される。しかし、器具空間内に結露した水を排出する水抜き孔1dを器具本体1の適所に形成することができる。また、本実施形態における透光性ガラス2は、平坦な透明ガラスから構成されている。
器具本体1は、アルミニウムの浅い箱状をなし、前面開口1aおよび取付部1bを備えている。前面開口1aは、その周囲にパッキン1cを収容する迫り出し段部を形成している。取付部1bは、器具本体1の背面から上下に延在し、取付部1bにて照明器具はトンネルの側壁に固定される。透光性ガラス2は、器具本体1の前面開口1aをパッキン1cと協働して液密に覆うもので、器具本体1および透光性ガラス2により、外部に対して液密な器具空間が形成される。しかし、器具空間内に結露した水を排出する水抜き孔1dを器具本体1の適所に形成することができる。また、本実施形態における透光性ガラス2は、平坦な透明ガラスから構成されている。
光源ランプ5は、定格消費電力110Wの高圧ナトリウムランプからなり、透光性ガラス2の背方において、すなわち器具空間内において、器具本体1の前面から見て右側の内側壁に固定されたランプソケット9に装着されて、器具本体1の右側に偏位して配置されている。反射体6は、透光性ガラス2の背方において、すなわち器具空間内において、光源ランプ5がほぼ焦点位置になるように器具本体1内に配置され、器具開口1aにあわせて開口している。また、光源ランプ5を安定に点灯させる安定器7が器具本体1内部の反射体6の背面に配置される。
ヒンジ3は、透光性ガラス2の上縁を器具本体1の前面開口1aの上部近傍に接着され、クランプ4は、透光性ガラス2の下縁を器具本体1の前面開口1aの下部近傍に開閉自在に接着固定している。したがって、透光性ガラス2は、器具本体1に対して前面開口1aの上部を中心に回動して、前面開口1aを覆う。ヒンジ3およびクランプ4と透光性ガラス2との接着は、エポキシ樹脂製の接着剤8を使用して180℃の高周波加熱で1分間加熱して硬化させて固着させている。
このような接着剤8は、テープ状に形成されたものを透光性ガラス2とヒンジ3やクランプ4に仮固定させ高周波加熱によって硬化させて固定している。
従来のように穴をあけて固定金具3、4を固定するときには、透光性ガラス2にあける穴をパッキン1cよりも内側にあけなければ、器具内部の機密を確保する事ができないため、固定金具3、4はパッキン1cの位置よりも内側に張り出すことになっていた。これに対して本実施形態のように構成した照明器具によれば、透光性ガラス2に穴をあけることなくヒンジ3やクランプ4などのような固定金具3、4を透光性ガラス2に接着することができるので、固定金具3、4をパッキン1cよりも外側で固定することができるため、固定金具が配光に影響を与える事が無く、器具効率が良好に保たれる。すなわち図2に示すようにヒンジ3およびクランプ4の先端は反射体6の投光開口縁部に対向する位置まで達していないかわずかに達する程度となっている。
次に、本発明の第二の実施形態である照明器具について、図を参照して説明する。図4は本実施形態に係る照明器具10を下から見た斜視図である。本実施形態の照明器具は体育館や倉庫などに使用される高天井用の照明器具の例である。
照明器具本体11は、内面に反射面を形成しており内部にランプソケット(図示しない)を備え、このランプソケットには放電灯50が装着されている。また、照明器具10が設置される天井面には点灯装置配置している。
器具本体11の開口側には透光性ガラス20がヒンジ3およびクランプ4によって固定されている。これらの固定金具3,4は実施形態1と同様に透光性ガラス2と固定金具の固定には接着剤を塗布して硬化させて固着させている。本実施形態も第1の実施形態と同様の作用を有する照明器具を提供することができる。
1…器具本体、 2…透光性ガラス 3…ヒンジ 4…クランプ 5・・・光源ランプ 6・・反射体 8・・・接着剤
Claims (1)
- 光源と;
光源を収納し、開口部を有する器具本体と;
開口部に配設され透光性ガラスと;
器具本体と透光性ガラスを連結し、少なくとも透光性ガラスと接着して固定されている固定金具と;
を具備したことを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004183320A JP2006012423A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004183320A JP2006012423A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 照明器具 |
Publications (1)
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JP2006012423A true JP2006012423A (ja) | 2006-01-12 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004183320A Pending JP2006012423A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 照明器具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007273437A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-10-18 | Hakko Giken:Kk | 化学発光を伴う演出方法ならびに化学発光を伴う演出物 |
-
2004
- 2004-06-22 JP JP2004183320A patent/JP2006012423A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007273437A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-10-18 | Hakko Giken:Kk | 化学発光を伴う演出方法ならびに化学発光を伴う演出物 |
JP4733579B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2011-07-27 | 株式会社発光技研 | 化学発光を伴う演出方法ならびに化学発光を伴う演出物 |
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