JP2005166628A - 密閉型照明器具 - Google Patents

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Hiroyuki Kojima
浩之 小島
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Abstract

【課題】密閉型の照明器具において、器具の重量を変化させずまた、透光性カバーが飛散することを抑制する照明装置を提供する。
【解決手段】器具本体2の強化ガラス2e1の内側には、接着剤2e2によって保護膜2e3が接着されて構成されているおり、器具本体2の蓋体2dの開口周辺で接着剤2fにより固着している。器具本体と保護膜とを接着させることなく器具本体と透光性カバーと固定するため防水性を保持することができる。さらに、保護膜を器具の内面に形成できるので、砂塵や風雨によって保護膜を傷つける虞が低減される。また、保護膜を接着剤で透光性カバーに固定している構成のため、従来の保護膜のように保護膜とガラスの密着性などを考慮する必要がなく、保護膜の選択の幅が広がる。
【選択図】 図1

Description

本発明は密閉型の照明器具に関する。
従来から、照明器具の配設されている透光性カバーは、耐熱性、機密性などの特性を有したガラス材料が用いられることが多い。しかしながら、ガラスである場合には外部からの衝撃や振動などによりガラスが破損してしまう虞があった。
このためこのような透光性カバーに用いられるガラス材には、硬質ガラス、強化ガラスなどを用いて、割れにくいガラス材料を使用している。
しかし、強化ガラスは割れにくいものの割れた場合には周囲に飛散する。トンネル内や車道のように車両通行が日夜行われて清掃を行いにくい路面にガラスが飛散することは、飛散したガラスによる二次災害の原因ともなり、好ましくない。
このような点から、トンネル用照明装置の透光性カバーとして、合わせガラスを使用することが考えられる。合わせガラスとは、2枚のガラスを接着層で接着したものであり、合わせガラスが割れた場合でも割れたガラスが接着層に接着した状態に維持されるため、割れたガラスが飛散しないという特徴がある。(特許文献1)
特開2000―48612号公報
しかしながら、透光性カバーに合わせガラスを用いるとガラスが少なくとも2枚必要となるため透光性カバーの重量が重くなってしまう。そうすると器具全体の重量も増加し、器具の取り付けや運搬が煩雑になるまたは、器具の取り付け構造の強化などが必要となる虞もある。
このため、本願発明は、重量を増加させる事なく透光性カバーが割れてしまった場合であっても、周囲に破片が飛散するのを防止できる密閉型の照明装置を提供する事を目的とする。
請求項1の発明の密閉型照明器具は、光源と;光源を収納し、開口部を有する器具本体と;開口部に配設され、開口部と接着剤で固定され、少なくとも器具本体の内側に接着された保護膜が形成されたた透光性カバーと;を具備している。
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次による。
透光性カバーは、強化ガラスおよびポリカーボネイト等の乳白色または透光性プラスチックによって形成される。また、透光性カバーは外面および内面のいずれか一方または両方に、光制御用の手段たとえばプリズム、レンズまたは光拡散用の多数の凸部または凹部などを形成してもよい。また、透光性カバーの外表面に光触媒機能を有する酸化チタンなどの薄膜を塗布することもできる。
透光性カバーは、外側となる面の周辺が器具本体の開口部にシリコンシーラントなどの接着剤によって接着され器具の内部と外部の防水性を保持して密閉している。そして、透光性カバーの内面には、耐熱性接着剤などを介してフッ素系樹脂フィルからなる保護膜を接着して配設している。また、透光性カバーに塗布される接着剤は、透光性カバーの全面に塗布しても部分的に塗布してもよい。光源の熱などによって接着剤が劣化する虞のある場合には、熱の影響の少ない個所のみ接着剤を塗布するようにしても構わない。また、接着テープを透光性カバーの外面および内面の縁部に付着させて保護膜を透光性カバーの縁部で折り返しても構わない。このとき保護膜の接着部の防水性を保持するためフッ素樹脂やアクリル樹脂からなり端面保護テープにて透光性カバーの外面に露出する保護膜や接着剤を覆うように取り付けることも許容する。
光源ランプは、蛍光ランプ、メタルハライドランプまたは高圧ナトリウムランプなどの高圧放電ランプおよび無電極放電ランプのような放電ランプおよびハロゲン電球などの電球等、光源すべてを許容する。光源ランプは、器具本体内に収納され、要すれば光源ランプの光を効果的に反射する反射体を器具本体内に備えることも許容する。
本発明によれば、器具開口部と透光性カバーが接着剤によって接着されて防水性を保持している照明装置において、透光性カバーの内面に保護膜が接着されている構造であるため、器具本体と保護膜とを接着させることなく器具本体と透光性カバーと固定するため防水性を保持することができる。さらに、保護膜を器具の内面に形成できるので、砂塵や風雨によって保護膜を傷つける虞が低減される。また、保護膜を接着剤で透光性カバーに固定している構成のため、従来の保護膜のように保護膜とガラスの密着性などを考慮する必要がなく、保護膜の選択の幅が広がる。
本発明の第一の実施形態であるトンネル用照明器具を図を参照して説明する。なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付して、重複した説明の記載は省略または簡略化している。
図1は本発明の実施形態に係る例えばトンネル用の照明器具1の正面図、図2は同じく照明器具の拡大断面図である。この図1および図2に示すように照明器具1は、例えばステンレス製等の密閉形の器具本体2内に、その投光開口に対向するように反射体3を配設し、この反射体3に光学的に対向するように屈曲形蛍光ランプ4を配設している。
上記器具本体2は、例えばJIS C8140で規定する防噴流用器具本体等の密閉形に構成されており、如何なる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響が出ないように構成されており、複数の取付脚2a,2a,…を備えたシャーシ2bの投光開口端に、パッキン2cを介してほぼ長方形の投光開口を有する蓋体2dを装着し、この蓋体2dの投光開口に透光性カバー2eを水密かつ気密に嵌合させ、シリコン系等の接着剤2fにより固着している。
蓋体2cは、ヒンジ2gによりシャーシ2bに開閉可能に取り付けられ、ヒンジ2fの反対側にシャーシ2bに設けられたラッチ2hによって閉塞された状態が保持される。このとき、蓋体2cによる閉塞縁はパッキンにより水気や粉塵が浸入しないような処理が施されている。また、透光性カバー2eには、透明な強化ガラス2e1が使用されている。
シャーシ2bの各取付脚2aには、ネジ穴2a1が形成されており、このネジ穴2a1を利用してトンネル内壁6などに設けられたステー等の取り付け装置6aにネジ止めによって固定される。2iは、防水コネクタで器具の内部への配線を通しながら気密を保つ構造をしている。
そして、このように構成された器具本体2内部には、主反射体3を配設している。主反射体3は長手方向横断面が凹弧面をなす内面を細長い反射面に形成している。なお、主反射面の長手方向横断面の形状は、凹状であればよく、曲面状、平面の組合せまたは曲面と平面の組合せ等どのような形状であってもよい。但し、長手方向に亘ってその主たる部分が同じ断面形状になっていることが好ましい。また、反射面は鏡面または梨地などに仕上げられており設置場所などに応じて所望の配光が得られるような形状をなしている。
さらに、主反射体3の内側には、屈曲形蛍光ランプ4を配設している。屈曲形蛍光ランプ4は、その軸方向一端側に設けられた片口金4aをランプソケットに嵌め込むことで固定されている。
屈曲形蛍光ランプ4は、ガラス製等の放電容器、蛍光体層、一対の電極、片口金4a等により構成されている。放電容器は、ソーダライムガラス、鉛ガラス等の軟質ガラスや硬質ガラス、石英ガラス等の例えば1本のガラス製円管を一平面上でU字状に折曲して1本のU字状放電路を形成しており、一対の管状部4b,4bおよび連結部4cを有し、1つの連続放電路の両端をフレアステムによって封止して軸方向一端部に片口金4aを形成している。したがって、これら管状部4b,4bと連結部4cは一平面上に形成されている。
透光性カバー2eは、強化ガラス2e1の表面に耐熱性の接着剤2e2が塗布され、その上に150μm以上の厚みとなるフッ素系樹脂フィルム(4−6−2フッ化ポリマー)である保護膜2e3が接着されて構成されている。このとき、保護膜2e3と透光性カバー2eの接着性は、剥離力に換算して25mm幅で20N以上を有するように接着する事によって飛散防止に十分な効果がある。そして透光性カバーは、器具本体2の蓋体2dと透光性カバー2eの縁周の全体にシリコン系等の接着剤2fにより固着している。さらに、透光性カバー2eは器具本体の内側でパッキン2e4を介して押さえ板2jによって支持される。押さえ板2jはボルト2j1とナット2j2を締結する事によって器具本体2の蓋体2dと透光性カバー2eおよび押さえ板を固定する。
このように、構成することによって、器具本体2の蓋体2dと保護膜2e3とを直接接着させることなく器具本体と透光性カバーと固定するため、保護膜2e3の接着性にかかわらず、防水性を保持することができる。例えば透光性カバー2eに接着された保護膜2e3を蓋体2dに接着すると蓋体2dと透光性カバー2eの強化ガラス2e1が直接接着されないので、万が一強化ガラス2e1に接着された保護膜2e3が剥がれてしまう、と器具本体2の防水性が保たれなくなる。特に振動の多い場所に取り付けられる場合は、接着材2e2が振動され保護膜2e3が剥がれてしまう虞が生じる危険があるためトンネルのような場所に設置される照明器具1に適している。さらに、保護膜2e3を器具1の内面に形成できるので、砂塵や風雨によって保護膜2e3を傷つける虞が低減される。また、保護膜2e3を接着剤2e2で強化ガラス2e1に固定している構成のため、従来のように保護膜2e3とガラス2e1の密着性などを考慮する必要がなく、保護膜2e3の選択の幅が広がる利点がある。また、保護膜2e3に保護膜の耐熱性および難燃性を有している4−6−2フッ化ポリマーを使用することによって、内部温度が100℃以上に上昇するような密閉型の照明器具においても良好な保護特性を維持できる。さらに、保護膜2e3に4−6−2フッ化ポリマーを使用することにより、照明器具1内部の事故により発熱や発火が生じた場合でも、保護膜2e3が発火することなく自己消火作用により被害を拡大することを抑制することができる。
図3の透光性カバー2eは、図3と同様に強化ガラス2e1の縁の部分は接着剤2e2を介して保護膜2e3が強化ガラス2e1の縁を覆うように折り返して形成しており、折り返している部分に例えばフッ素樹脂からなる端面保護テープ2e5を保護膜2e3の端部を覆うように重ねている。このように形成することによって、保護膜2e3の端部が透光性カバー2eの外面に露出する、または、保護膜2e3が器具本体2の蓋体2dに塗布されるシリコン系等の接着剤2fと直接接着されることを抑制することができ、保護膜2e3と強化ガラス2e1の接着面および保護膜2e3と蓋体2dに塗布されたシリコン系等の接着剤2fとの密閉性をさらに向上させることができる。また、このように折り返した場合透光性カバー2eの外表面の縁部の接着剤2fは省略することもできる。
次に、本発明の第二の実施形態である道路灯になどに用いられる照明器具について、図を参照して説明する。図4は本実施形態に係る道路灯になどに用いられる照明器具10を下から見た斜視図である。
10は直線形ポール用の道路灯であり、道路灯1は、開口カバー101と、シャーシ102から器具本体100が構成される。開口カバー101は、アルミダイキャストで形成された開口カバー部103および透光性カバー104を備えて、直線形ポール30の上側に取付けられている。透光性カバー104の縁部と開口カバー部103の照射開口縁部の間には第1の実施形態と同様接着剤(図示しない)にて接着されている。そうして、シャーシ102の下側開口面と開口カバー101の上側開口面がパッキン(図示しない)を介して接合され、内部を密閉している。透光性カバー104の内側には保護膜(図示しない)が接着されている。
器具本体10内部には、光源ランプ20として水銀ランプがソケット(図示しない)を介して配設されている。
本実施形態も第1の実施形態と同様の作用を有する道路灯を提供することができる。
本発明の第1の実施形態のトンネル用照明器具の正面図。 同じく断面図。 他の形態の同じく断面図。 発明の第二の実施形態道路灯になどに用いられる照明器具を下から見た斜視図。
符号の説明
1…トンネル照明装置、 2…器具本体 3…主反射体 4…光源ランプ(屈曲形蛍光ランプ)
2e・・・透光性カバー 2e1・・・強化ガラス 2e2・・・接着剤 2e3・・・保護膜

Claims (1)

  1. 光源と;
    光源を収納し、開口部を有する器具本体と;
    開口部に配設され、開口部と接着剤で固定され、少なくとも器具本体の内側に接着された保護膜が形成されたた透光性カバーと;
    を具備したことを特徴とする密閉型照明器具。
JP2004132296A 2003-11-13 2004-04-28 密閉型照明器具 Pending JP2005166628A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007122956A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Tatsumura Bijutsu Orimono Hanbai:Kk 灯部カバー

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