JP2003223809A - 照明器具およびトンネル照明器具 - Google Patents

照明器具およびトンネル照明器具

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JP2003223809A
JP2003223809A JP2002020865A JP2002020865A JP2003223809A JP 2003223809 A JP2003223809 A JP 2003223809A JP 2002020865 A JP2002020865 A JP 2002020865A JP 2002020865 A JP2002020865 A JP 2002020865A JP 2003223809 A JP2003223809 A JP 2003223809A
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JP
Japan
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light source
luminaire
source lamp
heat
tunnel
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JP2002020865A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishida
敏行 石田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トンネルの内壁に取り付けられるような照明器
具において、雰囲気温度によらず、光源ランプの照度を
維持し、照明効率を向上させる。 【解決手段】器具本体2内に設けられた主反射板3およ
び主反射板の内部に配置された最冷部4cを有する光源
ランプ4を有する照明器具において、器具本体2を45
度の角度を持って取り付けた場合に、主反射板内の保温
体5の端部5aと主反射板の最冷部近傍の放熱孔が水平
になるように設けられており、その保温対の端部5aと
放熱孔と主反射板とで形成する保温層の内部に光源ラン
プの最冷部を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルに使用さ
れる照明器具およびトンネル照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル用照明器具においては、
光源としては、例えば、直管形の低圧ナトリウムランプ
や蛍光ランプなどがよく知られており、その長手方向が
道路の通行方向に沿うように配置されている。そして、
比較的少量の照明器具によって、主として路面を効率よ
くかつ、その通行方向に沿ってなるべく連続する一様な
明るさで照明できるように設計されている。
【0003】また、特開2001−283610号公報
には、照明器具の効率を向上させるために温度特性の異
なる蛍光ランプを内蔵したトンネル照明装置(従来例)
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光ラ
ンプのような光源ランプの特性として周囲温度によって
ランプの効率が大きく変化してしまうことがある。特に
低温特性には、効率が大きく低減してしまうため、特
に、屋外に設置されるトンネル用照明器具に用いられる
場合には、問題があった。
【0005】そこで、本発明は、周囲温度によらずに照
明効率を維持することのできる照明装置およびトンネル
照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の照明器
具は、開口端を有するシャーシ、このシャーシに装着さ
れる投光開口を有する蓋体およびこの蓋体の投光開口に
配設される透光性カバーを備えた器具本体と;器具本体
内に配設され、最冷部を備えた光源ランプと;この器具
本体内に配設され前記投光開口に対向して配設され、光
源ランプがその内部に配設され、光源ランプの最冷部近
傍に放熱孔が形成された主反射体と;主反射体の内面に
形成され光源ランプの最冷部を覆うように形成される保
温体と;を具備したことを特徴とする。
【0007】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次に
よる。
【0008】光源ランプは、蛍光ランプ、無電極放電ラ
ンプのような放電ランプを許容する。蛍光ランプの場
合、その最冷部は屈曲形蛍光ランプの場合は、発光管の
屈曲した部分に形成され、直管形蛍光ランプの場合は、
発光間部分の中央部分に形成されやすい。また、無電極
放電ランプたとえば、環形無電極放電ランプである場合
は発光管端部に形成されるチップ部に形成される。
【0009】主反射体は、アルミまたはステンレスなど
の金属によって形成され反射面は鏡面または梨地に形成
され、所望の配光をえるように構成される。また、主反
射体の光源ランプ最冷部が配置される近傍には放熱孔が
形成されている。放熱孔の形状は、特に定めない。
【0010】保温体は、主反射体の内面に形成され光源
ランプの最冷部を覆うように形成される。
【0011】本発明によれば、主反射板の最冷部近傍に
設けられた放熱孔および主反射体の内面に設けられた保
温体によって、蛍光ランプの最冷部近傍の温度を保温お
よび放熱させることができるため、周囲温度によらずに
ほぼ一定に温度を保つことができるため、蛍光ランプの
効率を高い状態で維持することができ、器具の効率を向
上させることができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の照明器具で
あって、主反射体の放熱孔と保温体の端部は、照明器具
が45度傾斜されて取り付けられた状態で、平行に形成
されているおり、光源ランプの最冷部は、その平行線よ
りも反射板内部に配設されていることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、照明器具が取り付けられ
た状態において、主反射体の放熱孔と保温版の端部が略
平行に成るように形成され、主反射体と保温体によって
椀状の保温層が形成される。この保温層の内部に光源ラ
ンプの最零部を位置させることによって、光源ランプの
最零部が良好保温される。このため、雰囲気温度が低い
場所に設置される場合に、最冷部がよりよく保温される
ため、光源ランプの効率が向上し、器具効率も向上させ
ることができる。
【0014】請求項3の発明のトンネル用照明器具は、
トンネル内に設けられた取付部と;前記取付部に設けら
れた請求項1または2記載の照明器具と;を具備してい
る。
【0015】本発明によれば、請求項1または2の効果
をそうするトンネル用照明装置を提供することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のトンネル用照明器具の実
施形態を図を参照して説明する。なお、これらの図中、
同一または相当部分には同一符号を付して、重複した説
明の記載は省略または簡略化している。
【0017】図1は本発明の実施形態に係る例えばトン
ネル用の照明器具1の正面図である。また、図2は同じ
く照明器具の断面図である。この図1および図2に示す
ように照明器具1は、例えばステンレス製等の密閉形の
器具本体2内に、その投光開口に対向するように反射体
3を配設し、この反射体3に光学的に対向するように屈
曲形蛍光ランプ4を配設している。
【0018】上記器具本体2は、例えばJIS C81
40で規定する防噴流用器具本体等の密閉形に構成され
ており、如何なる方向からの水の直接噴流を受けても有
害な影響が出ないように構成されており、複数の取付耳
2a,2a,…を備えたシャーシ2bの投光開口端に、
パッキン2cを介してほぼ長方形の投光開口を有する蓋
体2dを装着し、この蓋体2dの投光開口に透光性カバ
ー2eを水密かつ気密に嵌合させ、シリコン系等の接着
剤2fにより固着している。
【0019】蓋体2cは、ヒンジ2gによりシャーシ2
bに開閉可能に取り付けられ、ヒンジ2fの反対側にシ
ャーシ2bに設けられたラッチ2hによって閉塞された
状態が保持される。このとき、蓋体2cによる閉塞縁は
パッキンにより水気や粉塵が浸入しないような処理が施
されている。また、透光性カバー2eには、透明なガラ
ス板が使用されている。シャーシ2bの各取付耳2aに
は、ネジ穴2e1が形成されており、このネジ穴2e1
を利用してトンネル内壁6などに設けられたステー等の
取り付け装置6aにネジ止めによって、器具本体2は、
約45度の角度になるように固定される。
【0020】そして、このように構成された器具本体2
内部には、主反射体3を配設している。主反射体3は長
手方向横断面が凹弧面をなす内面を細長い反射面に形成
している。なお、主反射面の長手方向横断面の形状は、
凹状であればよく、曲面状、平面の組合せまたは曲面と
平面の組合せ等どのような形状であってもよい。但し、
長手方向に亘ってその主たる部分が同じ断面形状になっ
ていることが好ましい。また、反射面は鏡面または梨地
などに仕上げられており設置場所などに応じて所望の配
光が得られるような形状をなしている。
【0021】さらに、主反射体3の内側には、屈曲形蛍
光ランプ4を配設している。屈曲形蛍光ランプ4は、そ
の軸方向一端側に設けられた片口金4aをランプソケッ
トに嵌め込むことで固定されている。
【0022】屈曲形蛍光ランプ4は、ガラス製等の放電
容器、蛍光体層、一対の電極、片口金4a等により構成
されている。放電容器は、ソーダライムガラス、鉛ガラ
ス等の軟質ガラスや硬質ガラス、石英ガラス等の例えば
1本のガラス製円管を一平面上でU字状に折曲して1本
のU字状放電路を形成しており、一対の管状部4b,4
bおよび連結部4cを有し、1つの連続放電路の両端を
フレアステムによって封止して軸方向一端部に片口金4
aを形成している。したがって、これら管状部4b,4
bと連結部4cは一平面上に形成されている。このよう
に形成された屈曲形蛍光ランプ4においては、その最冷
部は屈曲された連結部4cの下面に形成されやすい。
【0023】屈曲形蛍光ランプ4の最零部4c近傍の主
反射体3には放熱孔3aが形成される。また、この放熱
孔3aと対抗した位置まで、保温体5が主反射体3から
形成されている。
【0024】保温体5は、主反射体3と一体または、溶
接、ねじなどの固定手段によって固定するなどによって
形成される。保温体は、アルミ、ステンレスなどの金属
などによって構成することを許容する。また、保温体は
少なくとも光源ランプの最冷部分の大きさを有していれ
ばよく、本実施形態の場合、蛍光ランプ4の連結部4c
とほぼ同等の幅を有している。
【0025】保温体5は、器具を45度の傾斜に取り付
けたときに、その端部5aと放熱孔3aとを結ぶ線
(A)が水平となるように構成されている。また、蛍光
ランプの連結部4cは保温体の端部5aと放熱孔3aを
結ぶ線(A)と主反射板3の反射面との間に配置される
ように構成されている。
【0026】本実施形態の作用について説明する。照明
器具1はトンネルの内壁に取り付けられた状態で図3に
示したように、45°の角度で設置される。このとき、
保温体の端部5aと主反射体に設けられた放熱孔3aは
平行に位置される(図4の(a)参照)。このため、蛍
光ランプ4が点灯した時には、蛍光ランプから発生した
熱は、対流によって上昇するため、図4(a)の斜線部
において、温度を蓄熱させることができる。このため、
蛍光ランプの最冷部は暖められ、蛍光ランプの効率が向
上する。また、放熱孔3aによって必要以上に最冷部の
温度が上昇することを抑制している。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、周囲温度によ
らずにほぼ一定に温度を保つことができるため、蛍光ラ
ンプの効率を高い状態で維持することができ、器具の効
率を向上させることができる。
【0028】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、器具が取り付けられている状態において、光
源ランプの最冷部の温度が保たれ、周囲温度によらずに
安定した効率の照明器具を得ることができる。
【0029】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の効果を奏するトンネル照明器具を提供することがで
き、特に、寒冷地でのトンネル内の照明照度を安定して
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態照明器具の正面図。
【図2】同じく断面図。
【図3】同じく照明器具がトンネル内に取り付けられた
状態を示すトンネル断面図。
【図4】同じく、照明器具の作用を説明する照明器具の
断面図。
【符号の説明】
1…トンネル照明装置、 2…器具本体 3…主反射体
3a・・・放熱孔 4…光源ランプ(屈曲形蛍光ランプ) 5…保温体 6
・・・トンネル内壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口端を有するシャーシ、このシャーシに
    装着される投光開口を有する蓋体およびこの蓋体の投光
    開口に配設される透光性カバーを備えた器具本体と;器
    具本体内に配設され、最冷部を備えた光源ランプと;こ
    の器具本体内に配設され前記投光開口に対向して配設さ
    れ、光源ランプがその内部に配設され、光源ランプの最
    冷部近傍に放熱孔が形成された主反射体と;主反射体の
    内面に形成され光源ランプの最冷部を覆うように形成さ
    れる保温体と;を具備したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】主反射体の放熱孔と保温体の端部は、照明
    器具が45度傾斜されて取り付けられた状態で、平行に
    形成されているおり、光源ランプの最冷部は、その平行
    線よりも反射板内部に配設されていることを特徴とする
    請求項1の照明器具。
  3. 【請求項3】トンネル内に設けられた取付部と;前記取
    付部に設けられた請求項1または2記載の密閉型照明器
    具と;を具備していることを特徴とするトンネル用照明
    器具。
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