JP2004259669A - トンネル照明器具 - Google Patents

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Toshiyuki Ishida
敏行 石田
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Abstract

【課題】トンネルの内壁に取り付けられるような照明器具において、雰囲気温度によらず、光源ランプの照度を維持し、照明効率を向上させる。
【解決手段】器具本体2内に収納した放電ランプ4の最冷部4cの近傍にパネルヒータ5を設ける。パネルヒータ5は放電ランプ4が調光点灯のときのみ動作させる。また、器具2の内部や外部に温度センサを設けて、ランプが調光点灯であり温度が低温のときのみパネルヒータを動作させるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルに使用される照明器具およびトンネル照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル用照明器具においては、光源としては、例えば低圧ナトリウムランプや蛍光ランプなどがよく知られており、その長手方向が道路の通行方向に沿うように配置されている。そして、比較的少数の照明器具によって、主として路面を効率よくかつ、その通行方向に沿ってなるべく連続する一様な明るさで照明できるように設計されている。そうして、近年では長手方向により効率よく照明するために光源に比較的長い蛍光ランプを用いる照明器具が用いられる。
【0003】
しかしながら、蛍光ランプは周囲温度によって効率が異なることが知られている。例えば、周囲温度が20〜25℃において最高光束が出るが、周囲温度が高いときや低い時ではランプ光束が非常に低下する。特に、トンネル照明器具のように屋外で用いられる器具においては、周囲温度の影響を受けやすく、ランプ効率が変化しやすいという問題があった。
【0004】
特に、トンネル照明器具は、内部が気密に密閉されているため、内部に収納しているランプや安定器からの発熱によって内部が高温となりやすく、ランプの温度も上昇してランプの効率が低下することがあった。このため、あらかじめ周囲温度が40〜50℃のときに効率がもっとも高くなるように調整した蛍光ランプを使用したり(特開平10−308109号公報)、ランプに入力する電力を調整してランプの温度が上昇し過ぎないように調整し、気密に密閉した状態でランプの定格の光束が出力されるような電力(RB比)をランプに供給する専用安定器を設置するなどのことが考えられている。
【0005】
また、トンネル照明は室外で用いられさらに環境の厳しい場所に設置するため寒冷地のように周囲温度の低い場所に設置され、ランプの効率が低下することもある。このため、実公昭63−33321号公報には、蛍光ランプの温度が維持できるように温度維持手段を備えた蛍光灯器具として、図6のように周囲温度が低いときには反射板の裏側に設けられたヒータによって蛍光灯を加熱する蛍光灯器具(従来例)が開示されている。
【0006】
【特許文献1】特開平10−308109号公報
【0007】
【特許文献2】実公昭63−33321号公報 図6
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例のような蛍光灯器具では、器具が開放されているので、ヒータによってランプを過熱しても加熱しすぎることは少なく、又制御しやすいものであるが、トンネル照明器具のように、密閉型の器具であると、ランプが点灯するとすぐに器具内部の温度が上昇しやすい。このため、低温時に点灯する場合にヒータを通電させたものであってもすぐに内部の温度が上昇して、逆に高温となりランプ光束が低減してしまう問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、周囲温度によらずに照明効率を維持することのできる照明装置およびトンネル照明装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の照明器具は、開口端を有するシャーシ、このシャーシに装着される投光開口を有する蓋体およびこの蓋体の投光開口に配設される透光性カバーを備えた器具本体と;器具本体内に配設され、最冷部を備えた放電ランプと;器具本体内に配設され、放電ランプを調光点灯可能な点灯装置と;この器具本体内の光源ランプに最冷部近傍に配設され、点灯装置が調光時に入力されるヒータとを具備したことを特徴とする。
【0011】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次による。
【0012】
放電ランプが蛍光ランプの場合、その最冷部は屈曲形蛍光ランプの場合は、発光管の屈曲した部分に形成され、直管形蛍光ランプの場合は、発光管部分の中央部分に形成されやすい。また、無電極放電ランプたとえば、環形無電極放電ランプである場合は発光管端部に形成されるチップ部に形成される。そうして、ヒータは放電ランプの最冷部近傍を加熱可能に配置されればよく、反射板や器具本体などと一体に形成することも許容する。
【0013】
本発明によれば、周囲が低温であり、ランプが調光点灯を行っていて器具内部の温度が上昇しないときには、最冷部近傍に配置したヒータを動作させているため、ランプの効率が低下させることなく点灯することができる。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1の照明器具であって、器具本体内に温度スイッチを設け、器具内部が所定温度より低下し、かつ放電ランプを調光点灯しているときに動作するヒータを具備している。
【0015】
温度スイッチは、例えばバイメタルなどの熱応動素子のようなもの、または温度センサとスイッチを組合わせたものを許容する。
【0016】
本発明によれば、温度スイッチによって雰囲気温度が検出できるため、放電ランプの点灯やヒータの過熱によって器具内部の温度が上昇し過ぎたときには、ヒータを止める、点灯中であっても雰囲気温度が低下したときにはヒータ動作させるなどすることができ、放電ランプの最冷部温度を最適に保つことができるため、さらに光効率が向上し、器具効率も向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のトンネル用照明器具の実施形態を図を参照して説明する。なお、これらの図中、同一または相当部分には同一符号を付して、重複した説明の記載は省略または簡略化している。
【0018】
図1は本発明の実施形態に係る例えばトンネル用の照明器具1の正面図、図2は同じく照明器具の断面図、図3は、器具本体2内部の配線図である。この図1および図2に示すように照明器具1は、例えばステンレス製等の密閉形の器具本体2内に、その投光開口に対向するように反射体3を配設し、この反射体3に光学的に対向するように屈曲形蛍光ランプ4を配設している。
【0019】
上記器具本体2は、例えばJIS C8140で規定する防噴流用器具本体等の密閉形に構成されており、如何なる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響が出ないように構成されており、複数の取付脚2a,2a,…を備えたシャーシ2bの投光開口端に、パッキン2cを介してほぼ長方形の投光開口を有する蓋体2dを装着し、この蓋体2dの投光開口に透光性カバー2eを水密かつ気密に嵌合させ、シリコン系等の接着剤2fにより固着している。
【0020】
蓋体2cは、ヒンジ2gによりシャーシ2bに開閉可能に取り付けられ、ヒンジ2fの反対側にシャーシ2bに設けられたラッチ2hによって閉塞された状態が保持される。このとき、蓋体2cによる閉塞縁はパッキンにより水気や粉塵が浸入しないような処理が施されている。また、透光性カバー2eには、透明なガラス板が使用されている。
シャーシ2bの各取付脚2aには、ネジ穴2e1が形成されており、このネジ穴2e1を利用してトンネル内壁6などに設けられたステー等の取り付け装置6aにネジ止めによって固定される。
【0021】
そして、このように構成された器具本体2内部には、主反射体3を配設している。主反射体3は長手方向横断面が凹弧面をなす内面を細長い反射面に形成している。なお、主反射面の長手方向横断面の形状は、凹状であればよく、曲面状、平面の組合せまたは曲面と平面の組合せ等どのような形状であってもよい。但し、長手方向に亘ってその主たる部分が同じ断面形状になっていることが好ましい。また、反射面は鏡面または梨地などに仕上げられており設置場所などに応じて所望の配光が得られるような形状をなしている。
【0022】
さらに、主反射体3の内側には、屈曲形蛍光ランプ4を配設している。屈曲形蛍光ランプ4は、その軸方向一端側に設けられた片口金4aをランプソケットに嵌め込むことで固定されている。
【0023】
屈曲形蛍光ランプ4は、ガラス製等の放電容器、蛍光体層、一対の電極、片口金4a等により構成されている。放電容器は、ソーダライムガラス、鉛ガラス等の軟質ガラスや硬質ガラス、石英ガラス等の例えば1本のガラス製円管を一平面上でU字状に折曲して1本のU字状放電路を形成しており、一対の管状部4b,4bおよび連結部4cを有し、1つの連続放電路の両端をフレアステムによって封止して軸方向一端部に片口金4aを形成している。したがって、これら管状部4b,4bと連結部4cは一平面上に形成されている。このように形成された屈曲形蛍光ランプ4においては、その最冷部は屈曲された連結部4cの下面に形成されやすい。
【0024】
そうしてヒータ5が主反射体3の裏面のランプの最冷部近傍に配置される。このヒータ5はパネルヒータなどを用いている。また、この他に、反射体3の内部を加熱可能に、反射体全体を覆うように設けても構わない。
【0025】
また、器具本体2内部の主反射体3の配設されていない場所には、安定器6および端子台7が配置される。安定器6は、蛍光ランプ4の始動・点灯維持を行い、外部の電源盤10に配設されているタイマTMによって夜間および深夜に電源10b供給することにより、調光点灯を行う動作をする。端子台7は、電源盤10からの200V電源10aの供給および調光信号10bの入出力がされる。安定器6の電源端子6a、6b電源電圧200Vが供給され、ランプ4を点灯する。調光信号10bが供給されると調光リレーRによって、安定器の調光端子6c、6dが短絡され安定器6は調光動作を行う。また、端子台7を介して調光信号10bは隣の器具に送信される。その送信端子にはパネルヒータ5が接続されている。この様に接続しているため、電源盤10から調光信号10bが入力されたときにパネルヒータ5に電源が入り蛍光ランプ4の最冷部を加熱することができる。
【0026】
このように動作させることによって、ランプ4が調光点灯を行っているときにパネルヒータ5を動作させることができるため、周囲温度が低温であっても、ランプ最冷部温度を適度に保つことができる。また、ランプ4が調光点灯を行っているときにパネルヒータ4の電源を入れるため、ランプ点灯による温度の上昇によって加熱しすぎることがなく、ランプ4の効率を低下させることを抑制する。
【0027】
さらに、器具本体2の内部や外部に温度センサを設けることもできる。例えば器具内部に温度センサを設ける場合は、パネルヒータ5と調光信号端子の間に温度センサを接続して温度が所定温度以下の場合で、調光信号を受けたときにパネルヒータ5が動作するようにし、所定温度以上に器具内の温度が上昇したときにはパネルヒータ5の動作を停止する。
【0028】
また、器具本体の外部に温度センサを取り付けてもよい。器具外部に取り付ける場合は、温度センサは、周辺の複数の器具で1つでも構わない。この場合は、温度センサの信号を器具内部に伝送しその信号によってパネルヒータの動作を制御するようにしなければならない。
【0029】
このような構成によれば、温度センサによってパネルヒータの動作を制御することが加わるためランプの最冷部温度が安定し、さらに効率の向上できるトンネル照明器具を提供することができる。
【発明の効果】請求項1の発明によれば、周囲が低温であり、ランプが調光点灯を行っていて器具内部の温度が上昇しないときには、最冷部近傍に配置したヒータを動作させているため、ランプの効率が低下させることなく点灯することができる。
【0030】
請求項2の発明によれば、温度スイッチによって雰囲気温度が検出できるため、放電ランプの点灯やヒータの過熱によって器具内部の温度が上昇し過ぎたときには、ヒータを止める、点灯中であっても雰囲気温度が低下したときにはヒータ動作させるなどすることができ、放電ランプの最冷部温度を最適に保つことができ、さらに光効率が向上し、器具効率も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態照明器具の正面図。
【図2】同じく断面図。
【図3】同じく照明器具内部の回路配線を示す図。
【符号の説明】
1…トンネル照明装置、 2…器具本体 3…主反射体 4…光源ランプ(屈曲形蛍光ランプ) 5…パネルヒータ 6・・・安定器

Claims (2)

  1. 開口端を有するシャーシ、このシャーシに装着される投光開口を有する蓋体およびこの蓋体の投光開口に配設される透光性カバーを備えた器具本体と;
    器具本体内に配設され、最冷部を備えた放電ランプと;
    器具本体内に配設され、放電ランプを調光点灯可能な点灯装置と;
    この器具本体内の光源ランプに最冷部近傍に配設され、点灯装置が調光時に入力されるヒータと;を具備したことを特徴とするトンネル用照明器具。
  2. 温度スイッチを備え、器具内部が所定温度より低下し、かつ放電ランプを調光点灯しているときに動作するヒータを具備していることを特徴とする請求項1のトンネル用照明器具。
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