JP2003249071A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2003249071A JP2003249071A JP2002048092A JP2002048092A JP2003249071A JP 2003249071 A JP2003249071 A JP 2003249071A JP 2002048092 A JP2002048092 A JP 2002048092A JP 2002048092 A JP2002048092 A JP 2002048092A JP 2003249071 A JP2003249071 A JP 2003249071A
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Abstract
体を貼り付けることなく、内部の密封性を確保する。 【解決手段】 記録媒体を保持するトレイ3と、トレイ
3を移動させて記録媒体をローディングするローディン
グ機構と、トレイ3、ローディング機構および光ピック
アップ装置等を収納する筐体と、この筐体に取り付けら
れ、かつ記録媒体を挿入する開口部9aを有するフロン
トパネル9と、トレイ3に取り付けられ、かつ開口部9
aを開閉させるトレイパネル10とを備え、トレイパネ
ル10にばね部10aを一体成型によって形成し、ばね
部10aをトレイ3の切り欠き部3aに嵌合させ、アン
ロード時にはトレイパネル10がトレイ3に押し付けら
れ、ロード完了時にはトレイパネル10がフロントパネ
ル9に押し付けられる。この際、ばね部10aによって
トレイパネル10が押し出されることにより、二部品間
のガタを吸収し、密封性を確保する。
Description
DVD−R/RWのような情報の書き込みが可能な光デ
ィスクを駆動させる光ディスク装置に関し、特にその防
塵機構に関する。
能という性質上、外乱に対して弱く、デリケートな環境
を確保することが必要である。そのひとつとして、塵埃
の侵入から遮蔽された環境を確保することがあげられ
る。これは、ドライブ内部に侵入した塵埃が、レーザ、
レンズおよび精密駆動部などに付着すると、書き込み性
能およびアクチュエータの駆動性能が劣化し、書き込み
の失敗といった製品上、致命的な欠陥につながってしま
うためである。
込み、および読み込み速度は、近年、高速化しており、
それに伴って、ドライブ内部に発生する空気流はますま
す増大している。そのため、塵埃をドライブ内部に引き
込み易い環境になっており、塵埃による製品の性能を劣
化させないためには、一層の塵埃侵入に対する遮蔽性が
要求される。
き、組立上のばらつき、および部品間のガタなどの理由
により、開口部に生じる隙間を遮蔽して密封性を保つに
は限界がある。
しては、例えば、特開平05−012846号公報記載
の「光ディスク駆動装置」がある。この公報には、開口
部に開閉する回転可能なシャッターを設け、外部からの
塵埃の侵入を防ぐ構成が記載されている。また、特開平
10−40671号公報には、トレイとトレイパネル間
を別部品のばねにより結合し、ばね力にて常に密封され
る方向にトレイパネルを付勢することにより密封性を保
つ方法が記載されている。
図であり、図13(a)はフロントパネルの正面図、図
13(b)は図13(a)のAA線断面図、図14
(a)はトレイ搬送中の状態を示す断面図、図14
(b)はトレイ搬送完了時を示す断面図であり、50は
フロントパネル、51はディスク状記録媒体を載置する
トレイ、52はトレイ51の前面に取り付けられたトレ
イパネル、53は、フロントパネル50の前面に形成さ
れ、トレイパネル52が適合する凹部、54は、凹部5
3内に形成され、トレイ51が遊嵌する開口部、55は
開口部54の周縁部に設けられた弾性体を示す。
嵌合するフロントパネル50の凹部53に、スポンジ等
の弾性にすぐれた材料を貼り付け、トレイパネル52を
弾性体55に押し付けることにより、密封性が確保され
る。その結果、フロントパネル50の開口部54と、こ
の開口部54を塞ぐ役目を持つトレイパネル52との間
に生じる隙間が、図14(b)に示すように弾性体55
によって埋められ、塵埃の侵入を防ぐことが可能にな
る。
は、部品のばらつき、組み立て上のばらつき、部品間の
ガタによって生じる開口部の隙間(塵埃の侵入経路)を
新たな部品を追加することにより遮蔽する構造となって
いる。このような方法によれば、ばらつきを気にするこ
となく、侵入経路を遮蔽することができるが、部品追加
により部品費および組み立て費がかかるためコストアッ
プにつながってしまう。また、部品点数の増加による信
頼性の低下といった観点から考えると、安易に実施する
ことができない。
箇所にスポンジなどの弾性体を配置し、二部品間に生じ
る機構上のガタを、弾性体により吸収し、ドライブ内部
の密封性を確保している。この方法は、追加部品点数も
少なく、簡易な方法と思われる。
ジ状の弾性体は、貼り付け面積が少ないといった理由に
より、作業性が悪い場合が多い。また、その弾性体は、
ユーザから見える位置に貼られることになり、外観上も
好ましくない。また、両面テープなどで貼り付けるた
め、動作時に剥がれる可能性もある。
加部品を抑え、かつスポンジなどの弾性体を貼り付ける
ことなく、内部の密封性を確保する構成を実現した光デ
ィスク装置を提供することを目的とする。
め、請求項1に係る発明は、記録媒体を保持するトレイ
と、このトレイを移動させて記録媒体をロードあるいは
アンロードするローディング機構と、記録媒体に対して
記録/再生を行う光ピックアップ装置と、前記トレイ、
前記ローディング機構および前記光ピックアップ装置を
収納する筐体と、この筐体に取り付けられ、かつ記録媒
体の挿入口を有するフロントパネルと、前記トレイに取
り付けられ、前記トレイを移動させることによって前記
挿入口を開閉させるトレイパネルとを備えた光ディスク
装置において、前記トレイパネルにばね性を有する係合
部を一体成型によって形成し、前記係合部を前記トレイ
の一部に、前記トレイパネルを前記トレイに対して密着
/離間可能に挟持させたことを特徴とする。このように
構成したことにより、アンロード時にはトレイパネルが
トレイに押し付けられ、ロード完了時にはトレイパネル
がフロントパネルに押し付けられる。この際、係合部の
ばね性によってトレイパネルが押し出されることによ
り、二部品間のガタを吸収し、密封性を確保することが
可能になる。
るトレイと、このトレイを移動させて記録媒体をロード
あるいはアンロードするローディング機構と、記録媒体
に対して記録/再生を行う光ピックアップ装置と、前記
トレイ、前記ローディング機構および前記光ピックアッ
プ装置を収納する筐体と、この筐体に取り付けられ、か
つ記録媒体の挿入口を有するフロントパネルと、前記ト
レイに取り付けられ、前記トレイを移動させることによ
って前記挿入口を開閉させるトレイパネルとを備えた光
ディスク装置において、前記トレイにばね性を有する係
合部を一体成型によって形成し、前記トレイパネルに前
記係合部に係合する被係合部を設け、前記係合部を前記
被係合部に、前記トレイパネルを前記トレイに対して密
着/離間可能に取り付けたことを特徴とする。このよう
に構成したことにより、アンロード時にはトレイパネル
がトレイに押し付けられ、ロード完了時にはトレイパネ
ルがフロントパネルに押し付けられる。この際、係合部
のばね性によってトレイパネルが押し出されることによ
り、二部品間のガタを吸収し、密封性を確保することが
可能になる。
に係る発明において、前記トレイパネルにおける前記パ
ネルとの対向面にボスを立設させ、かつ前記トレイに前
記ボスをガイドする溝部を設けたことを特徴とする。こ
のように構成したことにより、トレイ搬送と直交する方
向に対して規制する構造を持たせたため、トレイとトレ
イパネルの相対的な位置ずれを防止することができる。
に係る発明において、前記トレイにおける前記トレイパ
ネルとの対向面にボスを立設させ、かつ前記トレイパネ
ルに前記ボスをガイドする溝部を設けたことを特徴とす
る。このように構成したことにより、トレイ搬送と直交
する方向に対して規制する構造を持たせたため、トレイ
とトレイパネルの相対的な位置ずれを防止することがで
きる。
に係る発明において、前記トレイにおける前記トレイパ
ネルと対向する面の一部を傾斜面としたことを特徴とす
る。このように構成したことにより、組み立て工程にお
いて、その傾斜面に沿ってトレイパネルをトレイに組み
付けることにより、組み立てやすく、かつ、組み付け完
了後は、ロード完了時にトレイパネルとフロントパネル
を密着させる方向に付勢させることができる。
に係る発明において、前記トレイパネルにおける前記ト
レイと対向する面の一部を傾斜面としたことを特徴とす
る。このように構成したことにより、組み立て工程にお
いて、その傾斜面に沿ってトレイパネルをトレイに組み
付けることにより、組み立てやすく、かつ、組み付け完
了後は、ロード完了時にトレイパネルとフロントパネル
を密着させる方向に付勢させることができる。
は5に係る発明において、前記トレイにおける前記係合
部の当接部位に、前記係合部の一部が嵌合する溝を設け
たことを特徴とする。このように構成したことにより、
組み付け後においては、取り付け方向に対してトレイパ
ネルがトレイから外れにくい構造とすることができる。
は6に係る発明において、前記トレイパネルにおける前
記係合部の当接部位に、前記係合部の一部が嵌合する溝
を設けたことを特徴とする。このように構成したことに
より、組み付け後においては、取り付け方向に対してト
レイパネルがトレイから外れにくい構造とすることがで
きる。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
ィスク装置の概略構成を示す分解斜視図であり、1は光
ディスク装置、2はディスク状の記録媒体、3は記録媒
体2を載置するトレイ、4は、トレイ3を光ディスク装
置1本体の内外に移動させるとともに、記録媒体2をロ
ードあるいはアンロードさせるローディング機構、5は
記録媒体2に対して情報を読み書きする光ピックアップ
装置、6は各種制御回路を有するプリント回路基板、7
は光ディスク装置1の下部の外装カバーとなるボトムカ
バー、8は光ディスク装置1の上部および側部の外装カ
バーとなるトップカバー、9はトレイ3に載置された記
録媒体2が出入りする開口部9aを有するフロントパネ
ル、10は、トレイ3に設けられ、ローディング完了時
に開口部9aを閉じるトレイパネルを示す。なお、説明
の便宜上、光ディスク装置1本体の外側にトレイ3を移
動させる方向を前あるいは前側、光ディスク装置1本体
の内側にトレイ3を移動させる方向を後あるいは後側と
称することにする。
6,光ピックアップ装置5,トレイ3およびローディン
グ機構4を装着し、トップカバー8を取り付け、ボトム
カバー7およびトップカバー8の前側にフロントパネル
9を取り付け、フロントパネル9の外側からトレイ3の
前面部にトレイパネル10を取り付けることにより、光
ディスク装置1が構成される。
トレイパネルの取り付け構造を示す平面図であり、図2
(a)はトレイ搬送中の状態、図2(b)はトレイ搬送
完了時の状態を示すものである。
aが形成されており、トレイパネル10の後面の両端部
には切り欠き部3aに係合するばね部10aが形成され
ている。トレイパネル10は樹脂によって構成されてお
り、ばね部10aはトレイパネル10と一体成型によっ
て形成される。また、ばね部10aは略レ字状によって
形成されており、トレイパネル10の両端に対して若干
中央よりに立設している。そして、ばね部10aが切り
欠き部3aに嵌合し、ばね部10aとトレイパネル10
との間にトレイ3の両端部が挟みつけられることによっ
て、トレイパネル10がトレイ3に保持される。また、
フロントパネル9前面における開口部9aの周囲は段状
に形成されており、開口部9aの長手方向の幅は両端部
のばね部10a,10aの間隔より大きく、トレイパネ
ル10の長手方向の幅より小さく設定されている。その
ため、ローディング完了時にトレイパネル10の両端部
がフロントパネル9の前面に当接する。
には、図2(a)に示すように、ばね部10aがトレイ
3をトレイパネル10に引き付ける方向に付勢すること
により、トレイパネル10がトレイ3の前面に密着した
状態で保持される。
外に引き出された状態からトレイ3のローディングを実
行すると、トレイ3は図中矢印方向(右側)に移動を始
め、ロード完了を検出するスイッチ(図示せず)の状態
が変わった時点で、図2(b)に示すように、ロード動
作を完了する。この時、フロントパネル9の前面とトレ
イパネル10の前面とが略同一平面になる。
ばらつき,および組立のばらつきなどがあっても、トレ
イパネル10とフロントパネル9とが密着(干渉)して
からロード完了を検出するように設計しておく。
うに、トレイパネル10の両端部がフロントパネル9に
おける開口部9aの縁部に当接し、トレイパネル10が
トレイ3の前面から離間し、トレイパネル10がフロン
トパネル9に密着した状態で保持される。すなわち、ト
レイパネル10に設けたばね部10aの弾性変形によっ
てトレイパネル10とフロントパネル9との干渉分が吸
収される。
うに弾性体を用いることなくしかも簡単な構成で開口部
9aの密閉性を向上させることが可能になり、塵埃の侵
入を防ぐことができる。
ィスク装置の要部構成となるトレイに対するトレイパネ
ルの取り付け構造を示す平面図であり、図3(a)はト
レイ搬送中の状態、図3(b)はトレイ搬送完了時の状
態を示すものである。
形態における切り欠き部3aに図3に示す板ばね部3b
を形成し、図2に示すばね部10aの代わりに鉤状の係
合部10bを形成したものである。なお、係合部10b
は弾性変形するものではない。
ており、係合部10bはトレイパネル10と一体成型に
よって形成される。また、トレイ3は樹脂によって構成
されており、切り欠き部3aおよび板ばね部3bはトレ
イ3と一体成型によって形成される。そして、板ばね部
3bを係合部10bに係合させた際に、板ばね部3bが
開く方向に弾性変形することにより、トレイパネル10
がトレイ3またはフロントパネル9に密着した状態で保
持される。
には、図3(a)に示すように、板ばね部3bがトレイ
パネル10をトレイ3側に引き付ける方向に付勢するこ
とにより、トレイパネル10がトレイ3の前面に密着し
た状態で保持される。
外に引き出された状態からトレイ3のローディングを実
行すると,トレイ3は図中矢印方向(右側)に移動を始
め、ロード完了を検出するスイッチ(図示せず)の状態
が変わった時点で、図3(b)に示すように、ロード動
作を完了する。この時、フロントパネル9の前面とトレ
イパネル10の前面とが略同一平面になる。
うに、トレイパネル10の両端部がフロントパネル9に
おける開口部9aの縁部に当接し、トレイパネル10が
トレイ3の前面から離間し、トレイパネル10がフロン
トパネル9に密着した状態で保持される。すなわち、ト
レイ3に設けた板ばね部3bが閉じるように弾性変形す
ることによってトレイパネル10とフロントパネル9と
の干渉分が吸収される。
形態と同様に、従来のように弾性体を用いることなくし
かも簡単な構成で開口部9aの密閉性を向上させること
が可能になり、塵埃の侵入を防ぐことができる。
ィスク装置の要部構成となるトレイに対するトレイパネ
ルの取り付け構造を示す平面図であり、図4(a)はト
レイ搬送中の状態、図4(b)はトレイ搬送完了時の状
態を示すものであり、20はボスを示す。なお、図2に
示す第1実施形態における部材と同一の部材については
同一の符号を付して詳細な説明は省略した。
20がローディング方向に立設されており、ボス20に
対向するトレイ3の部位には、ボス20が入る溝3cが
設けられている。そのため、ばね部10aによって、ト
レイパネル10がトレイ3に対して搬送方向に移動して
も、ボス20によってトレイパネル10が搬送方向にガ
イドされ、直交する方向への移動が規制される。
に対して直交する方向におけるトレイパネル10とトレ
イ3との相対的な位置ずれが防止されるようになる。そ
の結果、従来のように弾性体を用いることなくしかも簡
単な構成で開口部9aの密閉性を向上させることが可能
になり、塵埃の侵入を防ぐことができるとともに、パネ
ル3に対するトレイパネル10の位置ずれを防止するこ
とが可能になる。
態の構成にボス20および溝3cを設けたものである
が、同様の考え方で、第2実施形態の構成におけるトレ
イパネル10と対向するトレイ3の前面の部位にボスを
設け、トレイパネル10側にはボスをガイドする溝形状
を設けても良く、このように構成したことにより、開口
部9aの密閉性をあげ、塵埃の侵入を防ぐとともに、ト
レイ3に対するトレイパネル10の位置ずれを防止する
ことが可能になる。
ィスク装置の要部構成となるトレイに対するトレイパネ
ルの取り付け構造を示す平面図、図6は図5のAA線お
よびBB線断面図、図7はトレイにトレイパネルを組み
付けたときの構成を示す断面図である。なお、図2に示
す第1実施形態における部材と同一の部材については同
一の符号を付して詳細な説明は省略した。
面部の上側角部には傾斜面3dが形成されている。図6
において、aはトレイ3の傾斜面3dの最上位置から切
り欠き部3aにおける前側の面までの厚さ、bは傾斜面
3dの最下位置(トレイ3の前面)から切り欠き部3a
における前側の面までの厚さ、cはトレイパネル10の
後面とばね部10aの先端部との隙間の大きさを示して
いる。
a<c<bとなっている。そのため、組み付け始めは、
a<cという寸法関係のため、ばね部10aの先端が切
り欠き部3aに嵌入しやすくなり、トレイパネル10の
後面を、トレイ3の前面部に設けられた傾斜面3dに沿
って図中矢印方向に組み付けることにより、トレイパネ
ル10のトレイ3に対する組み付け性を向上させること
ができる。
様にトレイパネル10とトレイ3とはばね部10aによ
って互いに密着する方向に付勢される構造となる。
ィスク装置の変形例を示す断面図、図9はトレイにトレ
イパネルを組み付けたときの構成を示す断面図である。
なお、図5〜7に示す部材と同一の部材については同一
の符号を付して詳細な説明は省略した。
いて、切り欠き部3aにおける前側の壁面すなわちロー
ディング時においてばね部10aが当接する面に、ばね
部10aが嵌合する溝部3eを設けたものである。
寸法と同様である。eはトレイ3の前面から溝部3eの
底面までの厚さ、gはばね部10aが嵌合する溝部3e
の幅、fはばね部10aの高さを示すものである。
<c<e<bとなっている。その結果、組み付け始めは
a<cという寸法関係のため、図5,図6に示す構成と
同様に、トレイパネル10におけるトレイ3との対向面
を、傾斜面3dに沿って図中矢印方向に組み付けること
により、トレイパネル10をトレイ3に組み付けること
が容易に可能となる。
ばね部10aがトレイ3に設けられた溝3eに嵌合する
ため、図中の上下方向に対してトレイパネル10がトレ
イ3からはずれにくい構造になる。
成におけるトレイ3に傾斜面3dまたは傾斜面3dと溝
部3eを設けたものであるが、同様の考え方で、第2実
施形態の構成におけるトレイ3の前面部の上側角部には
傾斜面を設け、傾斜面の最上位置から板ばね部3bの先
端部までの間隔より、トレイパネル10の後面から係合
部10bの内側壁面までの間隔が大きくなるように設定
することにより、組み立て性を向上させることができ
る。また、係合部10bの内側壁面に溝部を設けること
により、図中の上下方向に対してトレイパネル10がト
レイ3からはずれにくい構造になる。
ディスク装置の要部構成となるトレイに対するトレイパ
ネルの取り付け構造を示す平面図、図11は図10のC
C線およびDD線断面図、図12はトレイにトレイパネ
ルを組み付けたときの構成を示す断面図である。なお、
図2に示す第1実施形態における部材と同一の部材につ
いては同一の符号を付して詳細な説明は省略した。
10の下側角部には傾斜面10cが形成されている。図
11において、bはトレイ3の前面から切り欠き部3a
における前側の壁面までの厚さ、cはトレイパネル10
の後面からばね部10aの先端までの隙間の大きさ、d
はトレイパネル10の後面における傾斜面の最下部から
からばね部10aの先端までの隙間の大きさを示してい
る。
c<b<dとなっている。そのため、組み付け始めは、
b<dという寸法関係のため、ばね部10aの先端が切
り欠き部3aに嵌入しやすくなり、トレイパネル10に
設けられた傾斜面10cをトレイ3の前面に沿って図中
矢印方向に組み付けることにより、トレイパネル10の
トレイ3に対する組み付け性を向上させることができ
る。なお、組み付け後は、図4に示す構成と同様にトレ
イパネル10とトレイ3とはばね部10aによって互い
に密着する方向に付勢される構造となる。
成におけるトレイ3の前面部と対向するトレイパネル1
0の下側角部には傾斜面10cを設けたものであるが、
同様の考え方で、第2実施形態の構成におけるトレイパ
ネル10の下側角部には傾斜面を設け、トレイ3の前面
から板ばね部3bの先端部までの間隔より、トレイパネ
ル10の傾斜面の最下位置から係合部10bの内側壁面
までの間隔が大きくなるように設定することにより、組
み立て性を向上させることができる。
によれば、部品点数を増やすことなく、簡易な構成で記
録媒体の挿入口の密封性を向上させることが可能にな
り、塵埃の侵入を防止し、光ディスク装置の性能を維持
することが可能になる。
の概略構成を示す分解斜視図
ルの取り付け構造を示す平面図
の要部構成となるトレイに対するトレイパネルの取り付
け構造を示す平面図
の要部構成となるトレイに対するトレイパネルの取り付
け構造を示す平面図
の要部構成となるトレイに対するトレイパネルの取り付
け構造を示す平面図
たときの構成を示す断面図
の変形例を示す断面図
たときの構成を示す断面図
置の要部構成となるトレイに対するトレイパネルの取り
付け構造を示す平面図
付けたときの構成を示す断面図
Claims (8)
- 【請求項1】 記録媒体を保持するトレイと、このトレ
イを移動させて記録媒体をロードあるいはアンロードす
るローディング機構と、記録媒体に対して記録/再生を
行う光ピックアップ装置と、前記トレイ、前記ローディ
ング機構および前記光ピックアップ装置を収納する筐体
と、この筐体に取り付けられ、かつ記録媒体の挿入口を
有するフロントパネルと、前記トレイに取り付けられ、
前記トレイを移動させることによって前記挿入口を開閉
させるトレイパネルとを備えた光ディスク装置におい
て、 前記トレイパネルにばね性を有する係合部を一体成型に
よって形成し、前記係合部を前記トレイの一部に、前記
トレイパネルを前記トレイに対して密着/離間可能に挟
持させたことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 記録媒体を保持するトレイと、このトレ
イを移動させて記録媒体をロードあるいはアンロードす
るローディング機構と、記録媒体に対して記録/再生を
行う光ピックアップ装置と、前記トレイ、前記ローディ
ング機構および前記光ピックアップ装置を収納する筐体
と、この筐体に取り付けられ、かつ記録媒体の挿入口を
有するフロントパネルと、前記トレイに取り付けられ、
前記トレイを移動させることによって前記挿入口を開閉
させるトレイパネルとを備えた光ディスク装置におい
て、 前記トレイにばね性を有する係合部を一体成型によって
形成し、前記トレイパネルに前記係合部に係合する被係
合部を設け、前記係合部を前記被係合部に、前記トレイ
パネルを前記トレイに対して密着/離間可能に取り付け
たことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項3】 前記トレイパネルにおける前記パネルと
の対向面にボスを立設させ、かつ前記トレイに前記ボス
をガイドする溝部を設けたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の光ディスク装置。 - 【請求項4】 前記トレイにおける前記トレイパネルと
の対向面にボスを立設させ、かつ前記トレイパネルに前
記ボスをガイドする溝部を設けたことを特徴とする請求
項1または2記載の光ディスク装置。 - 【請求項5】 前記トレイにおける前記トレイパネルと
対向する面の一部を傾斜面としたことを特徴とする請求
項1または2記載の光ディスク装置。 - 【請求項6】 前記トレイパネルにおける前記トレイと
対向する面の一部を傾斜面としたことを特徴とする請求
項1または2記載の光ディスク装置。 - 【請求項7】 前記トレイにおける前記係合部の当接部
位に、前記係合部の一部が嵌合する溝を設けたことを特
徴とする請求項1,3または5記載の光ディスク装置。 - 【請求項8】 前記トレイパネルにおける前記係合部の
当接部位に、前記係合部の一部が嵌合する溝を設けたこ
とを特徴とする請求項2,4または6記載の光ディスク
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048092A JP4058277B2 (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 光ディスク装置 |
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---|---|---|---|
JP2002048092A JP4058277B2 (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003249071A true JP2003249071A (ja) | 2003-09-05 |
JP4058277B2 JP4058277B2 (ja) | 2008-03-05 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103177747A (zh) * | 2011-12-26 | 2013-06-26 | 飞利浦建兴数位科技股份有限公司 | 光盘机的前面板 |
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2002
- 2002-02-25 JP JP2002048092A patent/JP4058277B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103177747A (zh) * | 2011-12-26 | 2013-06-26 | 飞利浦建兴数位科技股份有限公司 | 光盘机的前面板 |
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