JP4283866B2 - ディスク装置 - Google Patents

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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスク装置に関し、さらに詳しくは、ディスクをトレイにより、ディスク装置に搬出入するディスク装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ディスク装置には、ディスク載置位置に位置するトレイにディスクを載置し、このディスクが載置されたトレイを載置位置からディスク再生位置まで移動させることで、ディスクをディスク装置に搬入するものがある。このような、トレイによりディスクを搬入するディスク装置では、トレイが載置位置からディスク再生位置まで移動する際に、ディスク装置の幅方向に傾くあるいはずれることを抑制する必要がある。そこで、従来のディスク装置では、突起とこの突起が入り込む溝が、トレイとディスク装置との間に設けられている。
【0003】
例えば、特許文献1に示すように、トレイの両側面にこのトレイの移動方向に延在してそれぞれ形成された溝と、ディスク装置、ここではトレイと対向するフレームに、この溝と対向する位置にそれぞれ形成された複数の第1のガイド片、ガイド突部とを備えるディスク装置がある。この特許文献1に示すディスク装置では、トレイがディスク載置位置に位置した時、各溝には、ガイド突部が入り込んだ状態となる。そして、トレイがディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する際に、複数の第1のガイド片が順次に各溝に入り込むものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−296995号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、トレイによりディスクを搬入するディスク装置には、カートリッジに格納されていないディスク(以下、いずれのディスクも単に「ディスク」と称する)のみならず、カートリッジに格納されているディスクに記録された情報の再生あるいは当該ディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行うものがある。このようなカートリッジ対応型のディスク装置では、ディスク載置位置に位置するトレイにカートリッジを載置し、このトレイをディスク載置位置からディスク再生位置まで移動することで、カートリッジをディスク装置に搬入する。
【0006】
このようなカートリッジ対応型のディスク装置では、カートリッジが載置されたトレイがディスク再生位置に位置する際に、このカートリッジのシャッターをトレイに摺動自在に支持されたスライド部材により開け、カートリッジに収納されているディスクを外部に露出させる必要がある。このシャッターは、スプリングによりこのシャッターを閉じる方向に付勢力が作用している。従って、スライド部材は、この付勢力に対向してシャッターを開けることとなる。
【0007】
このスライド部材は、トレイの移動に連動して、例えば、このスライド部材と、スライド部材に対向するディスク装置の内壁面との間に配置されたカム機構により摺動するものである。従って、スライド部材によりシャッターが開かれる際には、このシャッターに作用する付勢力により、移動中のトレイが傾く虞がある。これにより、従来のディスク装置では、上記複数の第1のガイド片が順次に各溝に入り込み難くなり、各溝が各第1のガイド片に入り込む際の衝撃がトレイに伝達され、移動中のトレイが揺れるという問題があった。また、トレイが移動中に傾くことで、複数の第1のガイド片が各溝に入り込むまでに、この複数の第1のガイド片の周辺に設けられた部品と衝突し、移動中のトレイが揺れるという問題があった。
【0008】
また、従来のディスク装置では、ガイド片やガイド突部など、各溝に入り込む複数の突起が必要である。従って、ディスク装置内にこの複数の突起を形成するためのスペースを形成する必要があり、ディスク装置の小型化を図ることができないという問題もあった。
【0009】
この発明は、上述した課題をその一例として解決するものであって、移動中のトレイの揺れの抑制する、あるいは小型化を図ることの少なくともいずれか一方を達成することができるディスク装置を提供することを目標とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の請求項1に記載のディスク装置は、ディスクに記録された情報の再生あるいは当該ディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行うディスク装置において、前記ディスクを載置するディスク載置位置から当該載置されたディスクの再生記録を行うディスク再生位置までを移動するトレイに形成される相対移動側突起と、前記ディスク装置のうち、前記相対移動側突起が入り込み、少なくとも当該相対移動側突起の当該ディスク装置に対する移動範囲に形成される相対移動側溝と、前記ディスク装置のうち前記トレイと対向する位置に形成される固定側突起と、前記トレイのうち、前記固定側突起が入り込み、少なくとも当該トレイの当該固定側突起に対する移動範囲に形成される固定側溝と、を備え、前記相対移動側突起および前記固定側溝は、前記トレイの対向する面にそれぞれ形成され、前記固定側溝は、前記相対移動側突起の前記ディスク装置に対する移動範囲と、前記ディスク装置の厚さ方向において重なる位置に形成されることを特徴とする。
[0011]
発明の効果
[0012]
本発明にかかるディスク装置は、移動中のトレイの揺れの抑制する、あるいは小型化を図ることの少なくともいずれか一方を達成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
[0013]
[図1−1]図1−1は、この実施例1にかかるディスク装置の要部断面図である。
[図1−2]図1−2は、図1−1のA部分拡大図である。
[図2−1]図2−1は、シャーシの構成例を示す図(平面図)である。
[図2−2]図2−2は、シャーシの構成例を示す図(正面図)である。
[図3−1]図3−1は、トレイの構成例(平面図)を示す図である。
[図3−2]図3−2は、図3−1のB−B断面図である。
[図4−1]図4−1は、アッパーケースの構成例(裏面図)を示す図である。
[図4−2]図4−2は、図4−1のC−C断面図である。
[図5]図5は、ディスク載置位置時におけるディスク装置の構成例を示す図である。
[図6]図6は、ディスク再生位置時におけるディスク装置の構成例を示す図である。
[図7−1]図7−1は、シャーシの構成例を示す図(平面図)である。
[図7−2]図7−2は、シャーシの構成例を示す図(正面図)である。
[図7−3]図7−3は、相対移動側溝の断面図を示す図である。
[図8−1]図8−1は、トレイの構成例(平面図)を示す図である。
[図8−2]図8−2は、1図8−1のD−D断面図である。
[図9−1]図9−1は、この参考例にかかるディスク装置の要部断面図である。
[図9−2]図9−2は、図9−1のE部分拡大図である。
[図10−1]図10−1は、シャーシの構成例を示す図(平面図)である。
[図10−2]図10−2は、シャーシの構成例を示す図(正面図)である。
[図11−1]図11−1は、トレイの構成例(平面図)を示す図である。
[図11−2]図11−2は、図11−1のF−F断面図である。
[図12−1]図12−1は、アッパーケースの構成例(裏面図)を示す図である。
[図12−2]図12−2は、図12−1の−G断面図である。
符号の説明
[0014]
1−1,1−2 ディスク装置
2 シャーシ
21 搭載空間部
22a〜d 位置決めピン
23a〜d 固定穴
24 底部
25 固定側突起
26 相対移動側溝
27a,b 固定側ガイド突起
3 トレイ
3a 裏面
3b 表面
31 載置部
31a,31b 載置用凹部
31c 位置決めピン
32 固定側溝
33 相対移動側突起
34 スライド部材
35 相対移動側突起
36 固定側リブ
37a,b 相対移動側ガイド突起
4 アッパーケース
41 天井部
42a〜d 位置決め孔
43a〜d 固定穴
44 相対移動側溝
45 相対移動側リブ
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施の形態および実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態および実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。なお、下記の実施例では、カートリッジに収納されたディスクおよびカートリッジに収納されていないディスクのいずれかに記録された情報の再生あるいはいずれかのディスクへの情報の記録を行うことができるディスク装置について説明するが、これに限定されるものではない。例えば、カートリッジに収納されていないディスクのみに記録された情報の再生あるいはこのディスクへの情報の記録を行うことができるディスク装置であっても良い。
【0016】
〔実施の形態1〕
この実施の形態1に係るディスク装置は、ディスクに記録された情報の再生あるいは当該ディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行い、相対移動側突起と、相対移動側溝と、固定側突起と、固定側溝とを備える。ここで、相対移動側突起および相対移動側溝、固定側突起および固定側溝は、それぞれ突起と溝とからなるスライド機構を構成する。相対移動側突起は、ディスクを載置するディスク載置位置からこの載置されたディスクの再生記録を行うディスク再生位置までを移動するトレイに形成される。相対移動側溝は、ディスク装置のうち、相対移動側突起に入り込み、少なくともこの相対移動側突起のこのディスク装置に対する移動範囲に形成される。固定側突起は、ディスク装置のうちトレイと対向する位置に形成される。固定側溝は、トレイのうち、固定側突起が入り込み、少なくともこのトレイのうちこの固定側突起に対向する移動範囲に形成される。
【0017】
この実施の形態1に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、相対移動側突起は、トレイの移動中に、相対移動側溝に入り込んだ状態を維持し、この相対移動側溝に対してトレイの移動方向に移動する。また、固定側突起は、トレイの移動中に、固定側溝に入り込んだ状態を維持し、この固定側溝がこの固定側突起に対してトレイの移動方向に移動する。つまり、トレイがディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する間に、相対移動側突起は、固定側突起に対して相対移動し離れる。従って、トレイの移動中にトレイは、常に、2点でディスク装置の幅方向への移動が規制される。これにより、トレイの移動中に、突起が溝に入り込むことがない。また、トレイが移動中に傾くことが抑制され、トレイの相対移動側突起および固定側溝がディスク装置内に設けられた部品と衝突することが抑制される。これらにより、移動中のトレイの揺れを抑制することができる。
【0018】
また、この実施の形態1に係るディスク装置では、相対移動側突起と相対移動側溝、固定側突起と固定側溝の2つのスライド機構により、ディスク装置の幅方向への移動を規制することができる。従って、従来のディスク装置のように、溝に入り込む複数の突起を必要としないので、ディスク装置の小型化を図ることができる。
【0019】
〔実施の形態2〕
この実施の形態2に係るディスク装置は、上記実施の形態1に係るディスク装置において、相対移動側突起および固定側溝は、トレイの対向する面にそれぞれ形成される。この固定側溝は、相対移動側突起のディスク装置に対する移動範囲と、ディスク装置の厚み方向において重なる位置に形成される。
[0020]
この実施の形態2に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、トレイがディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する間に、固定側突起が、常に相対移動側突起のディスク装置に対する移動範囲上位置することとなる。従って、トレイがディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する間に、相対移動側突起と固定側突起とが同一直線上にない場合と比較して、このトレイがディスク装置の幅方向に傾くことを抑制することができる。これにより、移動中のトレイの揺れをさらに抑制することができる。
[0021]
〔実施の形態3〕
この実施の形態3に係るディスク装置は、上記実施の形態1または2に係るディスク装置において、相対移動側突起が、トレイのディスク載置位置時に、固定側突起よりも、ディスク再生位置側に位置する。
[0022]
この実施の形態3に係るディスク装置では、上記構成を特徴とすることで、トレイの移動中に、相対移動側突起が固定側突起とディスク装置の厚さ方向において重なり合うことがない。従って、トレイの移動中に相対移動側突起が固定側突起とディスク装置の厚さ方向において重なり合うことで、このトレイがディスク装置の幅方向に大きく傾くことを抑制することができる。これにより、移動中のトレイの揺れをさらに抑制することができる。
[0023]
[0024]
[0025]
実施例1
[0026]
図1−1および図1−2は、この実施例1にかかるディスク装置の要部断面図である。図2−1および図2−2は、シャーシの構成例を示す図である。図3−1および図3−2は、トレイの構成例を示す図である。図4−1および図4−2は、アッパーケースの構成例を示す図である。図5は、ディスク載置位置時におけるディスク装置の構成例を示す図である。図6は、ディスク再生位置時におけるディスク装置の構成例を示す図である。この実施例1では、カートリッジに格納されているディスクおよびカートリッジに格納されていないディスクのいずれをも搬入することができるトレイを備え、搬入されたカートリッジに格納されているディスクおよびカートリッジに格納されていないディスクのいずれかに記録された情報の再生および当該ディスクへの情報の記録を行うことができるディスク装置について説明する。なお、この発明はこれに限定されるものではなく、ディスクを搬入することができるトレイを備え、搬入されたカートリッジに格納されているディスクに記録された情報の再生あるいは当該ディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行うことができるディスク装置であれば良い。なお、ここでいうディスクは、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、BD(Blue-ray Disk)、HDDVD(High Definition Digital Versatile Disk)などの光ディスクを含むものである。
【0027】
図1−1および図1−2に示すように、このディスク装置1−1は、シャーシ2と、トレイ3と、アッパーケース4とを備えるものである。このトレイ3は、シャーシ2とアッパーケース4との間に、図示しないディスクを載置するディスク載置位置からこの載置されたディスクの再生記録を行うディスク再生位置までを移動可能に収納されている。
【0028】
シャーシ2は、図2−1および図2−2に示すように、内部に形成された搭載空間部21にディスク装置1−1を構成する種々の部品を搭載するものである。なお、この搭載空間部21には、上記部品のみならず、ディスク再生位置に位置した時のトレイ3が収納される。このシャーシ2に搭載される種々の部品としては、例えば、トレイ3をディスク載置位置からディスク再生位置までを移動させるトレイ移動手段、例えば図示しない駆動モータや、トレイ3の移動に連動して、昇降する図示しないトラバースメカがある。
【0029】
なお、このトラバースメカには、例えばターンテーブルなどの図示しないカートリッジに格納されたディスクあるいはカートリッジに収納されていないディスクをクランプするディスククランプ手段や、例えばディスク回転用モータなどのターンテーブルにクランプされたこれらのディスクを回転させるディスク回転手段や、例えばピックアップなどのこれらのディスクに記録された情報の読み込みおよびこれらのディスクへの情報の書き込みを行う再生記録手段などが搭載されている。なお、図示しないトレイ移動手段、ディスク回転手段、再生記録手段などの制御は、図示しない制御装置により行われる。
【0030】
また、シャーシ2は、アッパーケース4の位置決めを行う4つの位置決めピン22a〜dが形成されている。また、シャーシ2は、このシャーシ2をアッパーケース4とともに、ディスク装置1−1を搭載する電子機器に固定するための固定穴23a〜dが形成されている。
【0031】
また、シャーシ2には、このシャーシ2の底部24から搭載空間部21に向かって固定側突起25が突出して形成されている。つまり、この固定側突起25は、ディスク装置1−1のうちトレイ3と対向する位置に形成されている。また、固定側突起25は、そのディスク装置1−1の幅方向における幅が、トレイ3の後述する固定側溝32のディスク装置1−1の幅方向における幅よりも若干短くなるように設定されている。また、固定側突起25は、シャーシ2の底部24のうち、ディスク再生位置からディスク載置位置に向かう方向、すなわち搬出方向の端部近傍に形成されている。また、固定側突起25は、シャーシ2の底部24のうち、シャーシ2の両側面のうち一方の側面側(図2−1および図2−2では、右側)に形成されている。
【0032】
トレイ3は、ディスク載置位置(図6参照)からディスク再生位置(図5参照)までを移動するものである。このトレイ3は、シャーシ2に形成された図示しない複数のガイド部材により、ディスク載置位置からディスク再生位置までを移動可能に支持されている。なお、このトレイ3の移動は、上記図示しないトレイ移動手段により行われる。つまり、図示しないトレイ移動手段は、トレイ3をディスク装置1−1に搬入する際に、このトレイ3をディスク載置位置からディスク再生位置まで移動させ、トレイ3をディスク装置1−1から搬出する際に、このトレイ3をディスク再生位置からディスク載置位置まで移動するものである。
【0033】
トレイ3は、図3−1および図3−2に示すように、ほぼ中央部に、載置部31が形成されている。この載置部31は、ディスクが収納された図示しないカートリッジを載置することができる面積を有している。また、この載置部31には、カートリッジに収納されていないディスクを載置するための載置用凹部31a,31bが形成されている。なお、載置用凹部31aには、直径が大きいディスク(12cmのディスク)を載置することができ、載置用凹部31bには、直径が小さいディスク(例えば、8cmのディスク)を載置することができる。なお、31cは、載置部31に図示しないカートリッジが載置された際に、この図示しないカートリッジの位置決め穴に挿入される位置決めピンである。
【0034】
このトレイ3の一方の面、ここではシャーシ2の底部24と対向する裏面3aに、この裏面3aに開口する固定側溝32が形成されている。この固定側溝32は、上記シャーシ2に形成された固定側突起25と対向するようにトレイ3に形成されている。この固定側溝32は、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置までを移動しても、固定側突起25と対向するように、トレイ3の搬送方向(搬入方向および搬出方向の両方向)に延在して形成されている。つまり、この固定側溝32は、少なくともトレイ3の固定側突起25に対する移動範囲に形成されている。
【0035】
このトレイ3の他方の面、ここではアッパーケース4の後述する天井部41と対向する表面3bに、この表面3bからアッパーケース4に向かって相対移動側突起33が突出して形成されている。つまり、この相対移動側突起33は、ディスク装置1−1、ここではアッパーケース4と対向する位置に形成されている。この相対移動側突起33は、直径がアッパーケース4の後述する相対移動側溝44のディスク装置1−1の幅方向における幅の長さよりも若干小さくなるように設定されている。また、相対移動側突起33は、トレイ3の表面3bのうち、ディスク載置位置からディスク再生位置に向かう方向、すなわち搬入方向の端部近傍に形成されている。また、相対移動側突起33は、トレイ3の表面3bのうち、トレイ3の両側面のうち一方の側面側(図3−1および図3−2では、右側)に形成されている。つまり、相対移動側突起33と固定側溝32とは、トレイ3の対向する面、すなわち表面3bと裏面3aとにそれぞれ形成されている。なお、34は、図示しないカートリッジのシャッターを開き、カートリッジに収納されたディスクをカートリッジの外部に露出させるスライド部材である。このスライド部材34は、トレイ3の動作に連動して、トレイ3の移動方向と直行する方向、ここでは、ディスク装置1の幅方向(図3−1および図3−2の左右方向)に摺動するものである。
【0036】
アッパーケース4は、図4−1および図4−2に示すように、シャーシ2に被されるものであり、搭載空間部21を覆うものである。アッパーケース4は、トレイ3と対向する天井部41にシャーシ2の4つの位置決めピン22a〜dにそれぞれ対向する位置決め孔42a〜dが形成されている。また、このアッパーケース4は、このアッパーケース4をシャーシ2とともに、ディスク装置1−1を搭載する電子機器に固定するための固定穴43a〜dが形成されている。
【0037】
また、アッパーケース4は、この天井部41に開口する相対移動側溝44が形成されている。この相対移動側溝44は、上記トレイ3に形成された相対移動側突起33と対向するようにアッパーケース4に形成されている。この相対移動側溝44は、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置までを移動しても、相対移動側突起33と対向するように、トレイ3の搬送方向(搬入方向および搬出方向の両方向)に延在して形成されている。つまり、この相対移動側溝44は、少なくとも相対移動側突起33のディスク装置1−1、ここではアッパーケース4に対する移動範囲に形成されている。
【0038】
次に、ディスク装置1−1を組み立てについて説明する。まず、シャーシ2に例えば図示しないトレイ移動手段やトラバースメカを搭載する。次に、トレイ3をシャーシ2の図示しない複数のガイド部材により搬送方向に移動自在に支持する。次に、このトレイ3がシャーシ2に支持された状態で、シャーシ2の位置決めピン22a〜dにアッパーケース4の位置決め孔42a〜dをそれぞれ挿入し、シャーシ2に対するアッパーケース4の位置決めを行う。このとき、アッパーケース4の図示しない係止突起がシャーシ2の図示しない係止溝に挿入され、アッパーケース4がシャーシ2に対して係止され、この状態でディスク装置1−1の組立は完了する。なお、この組み立てられたディスク装置1−1は、シャーシ2の固定穴23a〜dおよびアッパーケース4の固定穴43a〜dを介して、図示しないネジなどの固定手段により電子機器に対して固定される。
【0039】
ディスク装置1−1が組み立てられた状態では、図1−1および図1−2に示すように、トレイ3の固定側溝32にシャーシ2の固定側突起25が入り込み、アッパーケース4の相対移動側溝44にトレイ3の相対移動側突起33が入り込む。つまり、相対移動側突起33および相対移動側溝44、固定側突起25および固定側溝32は、それぞれ突起と溝とからなるスライド機構を構成し、ディスク装置1−1には2つのスライド機構が形成される。
【0040】
次に、トレイ3のディスク載置位置時およびディスク再生位置時におけるディスク装置1−1の状態について説明する。まず、図5に示すように、トレイ3がディスク載置位置に位置する時、トレイ3は、その大部分がディスク装置1−1の外部に位置することとなる。このとき、固定側突起25および相対移動側突起33がそれぞれ固定側溝32および相対移動側溝44に入り込んだ状態が維持される。ここで、相対移動側突起33がトレイ3の搬入方向の端部近傍に形成され、固定側突起25がシャーシの搬出方向の端部近傍に形成されている。つまり、このトレイ3がディスク載置位置に位置する時には、相対移動側突起33が固定側突起25よりもディスク再生位置側に位置する。従って、トレイ3の移動中、すなわちディスク載置位置からディスク再生位置までを移動する際に、相対移動側突起33が固定側突起25とディスク装置1−1の厚さ方向(図1−1参照)において重なり合うことがない。これにより、トレイ3の移動中に相対移動側突起33が固定側突起25とディスク装置1−1の厚さ方向において重なり合うことで、このトレイ3がディスク装置1−1の幅方向に大きく傾くことを抑制することができる。これにより、移動中のトレイ3の揺れを抑制することができる。
【0041】
次に、トレイ3がディスク載置位置から移動ディスク再生位置に向かって移動時、すなわちトレイ3の移動中は、固定側突起25に対して固定側溝32がこの固定側突起25が入り込んだ状態のままトレイ3の搬入方向に移動する。また、相対移動側溝44に対して相対移動側突起33がこの相対移動側溝44に入り込んだ状態のままトレイ3の搬入方向に移動する。つまり、トレイ3の移動中においても、固定側突起25および相対移動側突起33がそれぞれ固定側溝32および相対移動側溝44に入り込んだ状態が維持される。このとき、相対移動側突起33は、トレイ3の移動に伴って固定側突起25に対して相対移動する。トレイ3が搬入方向への移動する際には、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する間に、相対移動側突起33がトレイ3の移動に伴って固定側突起25に対して離れる。また、トレイ3が搬出方向への移動する際には、トレイ3がディスク再生位置からディスク載置位置まで移動する間に、相対移動側突起33がトレイ3の移動に伴って固定側突起25に対して近づく。
【0042】
そして、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置に位置する時、トレイ3は、ディスク装置1−1に収納される。このとき、固定側突起25および相対移動側突起33がそれぞれ固定側溝32および相対移動側溝44に入り込んだ状態は維持される。従って、トレイ3の移動中にトレイ3は、常に、2点でディスク装置1−1の幅方向への移動が規制される。これにより、トレイ3の移動中に、突起が溝に入り込むことがない。また、トレイ3が移動中に傾くことが抑制され、このトレイ3の相対移動側突起33および固定側溝32がディスク装置1−1内に設けられた部品と衝突することが抑制される。これらにより、移動中のトレイ3の揺れを抑制することができる。
【0043】
また、このディスク装置1−1では、相対移動側突起33と相対移動側溝44、固定側突起25と固定側溝32の2つのスライド機構により、幅方向への移動を規制することができる。従って、従来のディスク装置のように、溝に入り込む複数の突起を必要としないので、ディスク装置1−1の小型化を図ることができる。
【0044】
また、上記実施例1にかかるディスク装置1−1では、トレイ3の相対移動側突起33と固定側溝32とがディスク装置1−1の両側面うち同一側面側に形成されているが、この発明はこれに限定されるものではない。例えば、相対移動側突起33がトレイ3の両側面のうち一方の側面側に形成され、固定側溝32が他方の側面側に形成されていても良い。つまり、相対移動側突起33と固定側突起25とがディスク装置1−1の両側面にそれぞれ形成されていても良い。
【0045】
また、上記実施例1にかかるディスク装置1−1では、相対移動側突起33と固定側溝32とがディスク装置1−1の両側面うち同一側面側に形成されているが、さらに好ましくは、固定側溝32は、相対移動側突起33のディスク装置1−1に対する移動範囲と、ディスク装置1−1の厚さ方向において重なる位置に形成されることが好ましい(図1−1、図5および図6参照)。これにより、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する間に、固定側突起25が、常に相対移動側突起33のディスク装置1−1に対する移動範囲上位置することとなる。従って、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置まで移動する間に、相対移動側突起33と固定側突起25とが同一直線上にない場合と比較して、このトレイ3がディスク装置1−1の幅方向に傾くことを抑制することができる。これにより、移動中のトレイ3の揺れをさらに抑制することができる。
【0046】
また、上記実施例1にかかるディスク装置1−1では、相対移動側突起33と固定側溝32とがトレイ3の対向する面、すなわち表面3bと裏面3aとにそれぞれ形成されているが、この発明はこれに限定されるものではない。図7−1〜図7−3は、シャーシの構成例を示す図である。図8−1および図8−2は、トレイの構成例を示す図である。
[0047]
図8−1および図8−2に示すように、トレイ3の一方の面、ここでは裏面3aに固定側溝32と相対移動側突起35とを形成しても良い。この場合、シャーシ2には、図7−1〜図7−3に示すように、この相対移動側突起35が入り込む相対移動側溝26を形成する。
[0048]
以上のように、この実施例1にかかるディスク装置1−1は、ディスクに記録された情報の再生およびこのディスクへの情報の記録を行うディスク装置1−1において、ディスクを載置するディスク載置位置からこの載置されたディスクの再生記録を行うディスク再生位置までを移動するトレイ3に形成される相対移動側突起33と、相対移動側突起33が入り込み、ディスク装置1−1のうちアッパーケース4の相対移動側突起33のこのディスク装置1−1に対する移動範囲に形成される相対移動側溝44と、ディスク装置1−1のうちシャーシ2のトレイ3と対向する位置に形成される固定側突起25と、固定側突起25が入り込み、トレイ3のうち、このトレイ3の固定側突起25に対する移動範囲に形成される固定側溝32とを備えることで、移動中のトレイ3の揺れを抑制することができ、小型化を図ることができる。
[0049]
次に、参考例にかかるディスク装置1−2について説明する。図9−1および図9−2は、この参考例にかかるディスク装置の要部断面図である。図10−1および図10−2は、シャーシの構成例を示す図である。図11−1および図11−2は、トレイの構成例を示す図である。図12−1および図12−2は、アッパーケースの構成例を示す図である。図9−1〜図12−2に示す参考例にかかるディスク装置1−2が図1−1〜図6に示す実施例1にかかるディスク装置1−1と異なる点は、突起が溝に入り込む構成であるスライド機構の代わりに、リブが一対のガイド突起の間に挟み込まれる固定であるスライド機構を用いた点である。なお、この参考例にかかるディスク装置1−2の基本的構成のうち、実施例1にかかるディスク装置1−1の基本的構成と同一部分(図1−1〜図6と図9−1〜図12−2において同一符号部分)は、簡略化あるいは省略して説明する。
【0050】
シャーシ2には、図10−1および図10−2に示すように、このシャーシ2の底部24から搭載空間部21に向かって一対の固定側ガイド突起27a,bが突出して形成されている。つまり、この一対の固定側ガイド突起27a,bは、ディスク装置1−2のうちトレイ3と対向する位置に形成されている。また、一対の固定側ガイド突起27a,bは、そのディスク装置1−2の幅方向における間隔が、トレイ3の後述する固定側リブ36のディスク装置1−2の幅方向における幅よりも若干長くなるように設定されている。また、一対の固定側ガイド突起27a,bは、シャーシ2の底部24のうち、ディスク再生位置からディスク載置位置に向かう方向、すなわち搬出方向の端部近傍に形成されている。また、一対の固定側ガイド突起27a,bは、シャーシ2の底部24のうち、シャーシ2の両側面のうち一方の側面側(図10−1および図10−2では、右側)に形成されている。
【0051】
トレイ3は、図11−1および図11−2に示すように、その一方の面、ここでは裏面3aに、このトレイ3に向かって固定側リブ36が突出して形成されている。この固定側リブ36は、上記シャーシ2に形成された一対の固定側ガイド突起27a,bと対向するようにトレイ3に形成されている。この固定側リブ36は、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置までを移動しても、固定側ガイド突起27a,bと対向するように、トレイ3の搬送方向(搬入方向および搬出方向の両方向)に延在して形成されている。つまり、この固定側リブ36は、少なくともトレイ3の一対の固定側ガイド突起27a,bに対する移動範囲に形成されている。
【0052】
このトレイ3の他方の面、ここでは表面3bに、この表面3bからアッパーケース4に向かって一対の相対移動側ガイド突起37a,bが突出して形成されている。つまり、この一対の相対移動側ガイド突起37a,bは、ディスク装置1−2、ここではアッパーケース4と対向する位置に形成されている。この一対の相対移動側ガイド突起37a,bは、そのディスク装置1−2の幅方向における間隔がアッパーケース4の後述する相対移動側リブ45のディスク装置1−2の幅方向における幅の長さよりも若干長くなるように設定されている。また、一対の相対移動側ガイド突起37a,bは、トレイ3の表面3bのうち、ディスク載置位置からディスク再生位置に向かう方向、すなわち搬入方向の端部近傍に形成されている。また、一対の相対移動側ガイド突起37a,bは、トレイ3の表面3bのうち、トレイ3の両側面のうち一方の側面側(図11−1および図11−2では、右側)に形成されている。つまり、一対の相対移動側ガイド突起37a,bと固定側リブ36とは、トレイ3の対向する面、すなわち表面3bと裏面3aとにそれぞれ形成されている。
【0053】
アッパーケース4は、図12−1および図12−2に示すように、天井部41にトレイ3に向かって相対移動側リブ45が突出して形成されている。この相対移動側リブ45は、上記トレイ3に形成された一対の相対移動側ガイド突起37a,bと対向するようにアッパーケース4に形成されている。この相対移動側リブ45は、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置までを移動しても、一対の相対移動側ガイド突起37a,bと対向するように、トレイ3の搬送方向(搬入方向および搬出方向の両方向)に延在して形成されている。つまり、この相対移動側リブ45は、少なくとも一対の相対移動側ガイド突起37a,bのディスク装置1−2、ここではアッパーケース4に対する移動範囲に形成されている。
【0054】
そして、ディスク装置1−2が組み立てられた状態では、図9−1および図9−2に示すように、シャーシ2の一対の固定側ガイド突起27a,bとの間にトレイ3の固定側リブ36が挟み込まれ、トレイ3の一対の相対移動側ガイド突起37a,bとの間にアッパーケース4の相対移動側リブ45が挟み込まれる。つまり、一対の相対移動側ガイド突起37a,bおよび相対移動側リブ45、一対の固定側ガイド突起27a,bおよび固定側リブ36は、それぞれ一対のガイド突起とその間に挟み込まれるリブとからなるスライド機構を構成し、ディスク装置1−2には2つのスライド機構が形成される。
【0055】
このディスク装置1−2では、トレイ3がディスク載置位置に位置する時、固定側リブ36および相対移動側リブ45がそれぞれ一対の固定側ガイド突起27a,bとの間および一対の相対移動側ガイド突起37a,bとの間に入り込んだ状態が維持される。ここで、一対の相対移動側ガイド突起37a,bがトレイ3の搬入方向の端部近傍に形成され、一対の固定側ガイド突起27a,bがシャーシ2の搬出方向の端部近傍に形成されている。つまり、このトレイ3がディスク載置位置に位置する時には、一対の相対移動側ガイド突起37a,bが固定側ガイド突起27a,bよりもディスク再生位置側に位置する。従って、トレイ3の移動中、すなわちディスク載置位置からディスク再生位置までを移動する際に、一対の相対移動側ガイド突起37a,bが固定側ガイド突起27a,bとディスク装置1−2の厚さ方向(図9−1参照)において重なり合うことがない。これにより、トレイ3の移動中に一対の相対移動側ガイド突起37a,bが一対の固定側ガイド突起27a,bとディスク装置1−2の厚さ方向において重なり合うことで、このトレイ3がディスク装置1−2の幅方向に大きく傾くことを抑制することができる。これにより、移動中のトレイ3の揺れを抑制することができる。
[0056]
また、トレイ3がディスク載置位置から移動ディスク再生位置に向かって移動時、すなわちトレイ3の移動中においても、固定側リブ36および相対移動側リブ45がそれぞれ一対の固定側ガイド突起27a,bとの間および一対の相対移動側ガイド突起37a,bとの間に入り込んだ状態が維持される。このとき、一対の相対移動側ガイド突起37a,bは、トレイ3の移動に伴って固定側ガイド突起27a,bに対して相対移動する。トレイ3が搬入方向への移動する際に、一対の相対移動側ガイド突起37a,bがトレイ3の移動に伴って固定側ガイド突起27a,bに対して離れ、トレイ3が搬出方向への移動する際に、トレイ3の移動に伴って一対の固定側ガイド突起27a,bに対して近づく。
[0057]
さらに、トレイ3がディスク載置位置からディスク再生位置に位置する時、固定側リブ36および相対移動側リブ45がそれぞれ一対の固定側ガイド突起27a,bとの間および一対の相対移動側ガイド突起37a,bとの間に入り込んだ状態が維持される。従って、トレイ3の移動中にトレイ3は、常に、2点でディスク装置1−2の幅方向への移動が規制される。これにより、トレイ3の移動中に、ガイド突起に挟み込まれていないリブがガイド突起に挟み込まれることがない。また、トレイ3が移動中に傾くことが抑制され、相対移動側リブ45および固定側リブ36がディスク装置1−2内に設けられた部品と衝突することが抑制される。これらにより、移動中のトレイ3の揺れを抑制することができる。
[0058]
また、このディスク装置1−2では、一対の相対移動側ガイド突起37a,bと相対移動側リブ45、一対の固定側ガイド突起27a,bと固定側リブ36の2つのスライド機構により、幅方向への移動を規制することができる。従って、従来のディスク装置のように、リブを挟み込む一対のガイド突起を複数対必要としないので、ディスク装置1−2の小型化を図ることができる。
[0059]
以上のように、この参考例にかかるディスク装置1−2は、ディスクに記録された情報の再生およびこのディスクへの情報の記録を行うディスク装置1−1において、ディスクを載置するディスク載置位置からこの載置されたディスクの再生記録を行うディスク再生位置までを移動するトレイ3に形成される一対の相対移動側ガイド突起37a,bと、この一対の相対移動側ガイド突起37a,bが挟み込み、ディスク装置1−2のうちアッパーケース4の一対の相対移動側ガイド突起37a,bのこのディスク装置1−2に対する移動範囲に形成される相対移動側リブ45と、ディスク装置1−2のうちシャーシ2のトレイ3と対向する位置に形成される一対の固定側ガイド突起27a,bと、この一対の固定側突起27a,bが入り込み、トレイ3のうち、このトレイ3の一対の固定側突起27a,bに対する移動範囲に形成される固定側リブ36とを備えることで、移動中のトレイ3の揺れの抑制することができ、小型化を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0060】
以上のように、この発明にかかるディスク装置は、カートリッジに収納されたディスクおよびカートリッジに収納されていないディスクのいずれにも用いることができるディスク装置に有用であり、特に、移動中のトレイの揺れの抑制する、あるいは小型化を図るのに適している。

Claims (2)

  1. ディスクに記録された情報の再生あるいは当該ディスクへの情報の記録の少なくともいずれか一方を行うディスク装置(1−1)において、
    前記ディスクを載置するディスク載置位置から当該載置されたディスクの再生記録を行うディスク再生位置までを移動するトレイ(3)に形成される相対移動側突起(33、35)と、
    前記ディスク装置(1−1)のうち、前記相対移動側突起(33、35)が入り込み、少なくとも当該相対移動側突起(33、35)の当該ディスク装置(1−1)に対する移動範囲に形成される相対移動側溝(44,26)と、
    前記ディスク装置(1−1)のうち前記トレイ(3)と対向する位置に形成される固定側突起(25)と、
    前記トレイ(3)のうち、前記固定側突起(25)が入り込み、少なくとも当該トレイ(3)の当該固定側突起(25)に対する移動範囲に形成される固定側溝(32)と、
    を備え、
    前記相対移動側突起(33)および前記固定側溝(32)は、前記トレイ(3)の対向する面にそれぞれ形成され、
    前記固定側溝(32)は、前記相対移動側突起(33)の前記ディスク装置(1−1)に対する移動範囲と、前記ディスク装置(1−1)の厚さ方向において重なる位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置(1−1)。
  2. 前記相対移動側突起(33,35)は、前記トレイ(3)のディスク載置位置時に、前記固定側突起(25)よりも、ディスク再生位置側に位置することを特徴とする請求項1に記載のディスク装置(1−1)。
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