JP3184057B2 - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JP3184057B2 JP3184057B2 JP27156994A JP27156994A JP3184057B2 JP 3184057 B2 JP3184057 B2 JP 3184057B2 JP 27156994 A JP27156994 A JP 27156994A JP 27156994 A JP27156994 A JP 27156994A JP 3184057 B2 JP3184057 B2 JP 3184057B2
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Description
して、特に、複数枚のディスクの中から所定のディスク
を選択して再生することが可能なディスクチェンジャ機
能を有するディスク再生装置に関するものである。
機能を有するディスク再生装置としては、例えば、特開
平4−10274号に円盤状のディスクテーブル上に複
数のディスクを環状に載置し、このディスクテーブルを
回転させることにより、任意のディスクをディスク再生
部に移動させて、再生を行う方式(以下ルーレット方式
という)が開示されている。また、特開昭60−529
51号には、ディスク再生部の両側に複数のディスクト
レイを引出し式に収納するディスク収納部を設け、任意
のディスクが載置されたディスクトレイを引出して、デ
ィスク再生部に移動させて再生を行う方式(以下ストッ
カー方式という)のディスクチェンジャ機能を有するデ
ィスク再生装置などが考えられている。
ルーレット方式においては、ディスクを二次元的に並べ
ているので、ディスクの装填枚数を増やすために、ディ
スクテーブルの面積をディスクの増加する枚数に比例し
て大きくする必要があり、装填枚数が制限されてしま
う。
ィスクを積み重ねることにより、ディスクの収納を行っ
ているため、装填枚数を増加させても、厚さ方向に増
え、装填可能枚数の増加は容易に行えるが、上記ピッカ
ーが上下に移動するための空間及びピッカーを移動させ
る装置の設置場所を確保しなければならないため、装置
が大型化してしまう。
再生装置を可搬型オーディオ装置、いわゆるCDラジカ
セ等に組み込もうとしても、ルーレット方式では平面的
に大きな領域を必要とするため、実質的には不可能であ
る。また、ストッカー方式では、無駄な空間や装置自体
が大型となり、可搬性を損なってしまうので、採用は困
難である。
を組み込む場合、通常のオーディオ装置と比べて振動や
衝撃等の外乱が加えられることが多く、上記のように、
ディスクテーブルやディスクトレイに載置されている
と、所定の位置よりディスクがはみ出し、ディスクの表
面に傷を付けたり、最悪の場合には装置内からディスク
を取り出すことができなくなることも考えられる。従っ
て、何らかの手段によって、ディスクテーブルやディス
クトレイ上にディスクを保持しておくことが必要とな
る。
スクのチェンジャ機能を備えるディスク再生装置をコン
パクトにするとともに、運搬時にうける振動や衝撃から
ディスクを保護する目的でなされたものである。
めに、請求項1記載の発明のディスク再生装置は、ディ
スクを再生するためのディスク再生部及びこの両側に位
置するトレイ収納部を設けたディスク再生装置におい
て、凹部状のディスク載置部が設けられるディスクトレ
イ同士を相対的に回転かつ摺動可能となるように順次直
列的に連結するディスクトレイ群と、上記ディスクトレ
イ群をディスクトレイの連結方向に移動させるためのデ
ィスクトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆動手段
によるディスクトレイ群の移動時、各ディスクトレイの
移動を案内して一つのディスクトレイを上記ディスク再
生部に選択的に位置させるとともに残りのディスクトレ
イを上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動案内手
段とを備えるとともに、トレイ移動案内手段が、ディス
ク再生部に位置する水平案内路とトレイ収納部に位置す
る傾斜案内溝及び水平案内路とから形成される一方、ト
レイ収納部の上方には、ディスク方向に押圧すべく下向
きに付勢される押圧手段が設けられていることを特徴と
している。
は、ディスクを再生するためのディスク再生部及びこの
両側に位置するトレイ収納部を設けたディスク再生装置
において、凹部状のディスク載置部が設けられるディス
クトレイ同士を相対的に回転かつ摺動可能となるように
順次直列的に連結するディスクトレイ群と、上記ディス
クトレイ群をディスクトレイの連結方向に移動させるた
めのディスクトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆
動手段によるディスクトレイ群の移動時、各ディスクト
レイの移動を案内して一つのディスクトレイを上記ディ
スク再生部に選択的に位置させるとともに残りのディス
クトレイを上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動
案内手段とを備えるとともに、トレイ移動案内手段が、
ディスク再生部に位置する水平案内路とトレイ収納部に
位置する傾斜案内溝及び水平案内路からなり、ディスク
再生部に位置するディスクトレイと、トレイ収納部の最
上段に位置するディスクトレイのディスク載置部の上面
が一部重なるように、上記ディスク再生部に位置する水
平案内路がディスクトレイの移動方向の幅よりも短く形
成されていることを特徴としている。
は、請求項1又は2記載のディスク再生装置において、
ディスク再生部に、ディスクを回転させるためのターン
テーブルと、ディスクをターンテーブル側に押圧するス
タビライザとが設けられており、ディスク再生部の所定
の位置にディスクトレイが停止しているときには、常に
このディスクトレイに載置されたディスクをターンテー
ブルとスタビライザとの間に挟み込み再生待機状態とす
ることを特徴としている。
は、ディスクを再生するためのディスク再生部及びこの
両側に位置するトレイ収納部を設けたディスク再生装置
において、凹部状のディスク載置部が設けられるディス
クトレイ同士を相対的に回転かつ摺動可能となるように
順次直列的に連結するディスクトレイ群と、上記ディス
クトレイ群をディスクトレイの連結方向に移動させるた
めのディスクトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆
動手段によるディスクトレイ群の移動時、各ディスクト
レイの移動を案内して一つのディスクトレイを上記ディ
スク再生部に選択的に位置させるとともに残りのディス
クトレイを上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動
案内手段とを備えるとともに、トレイ収納部におけるト
レイ移動案内手段が傾斜案内溝及び水平案内路から形成
される一方、ディスクトレイからのディスクのはみ出し
を防止すべく、傾斜案内溝と平行なディスク規制部材が
トレイ収納部の左右端のディスクの外周のごく接近した
位置に設けられていることを特徴としている。
にあるディスクトレイのうち、最上段にあるディスクト
レイを除く全てのディスクトレイの上面は隣接するディ
スクトレイによって、上面が覆われる一方、最上段にあ
るディスクトレイはトレイ収納部の上方に設けられたデ
ィスク押圧手段によりディスク載置部に保持されること
となる。
ィスクトレイがディスク再生部に移動すると、次段に位
置するディスクトレイが新たに最上段のディスクトレイ
となるが、このとき、上記ディスク押圧手段は、元次段
にあったディスクトレイ上のディスクを押圧するように
なる。
トレイに載置された全てのディスクは、常にディスク載
置部内に保持されているので、振動や衝撃等によってデ
ィスクトレイからディスクがはみ出してしまうようなこ
とがなくなる。その結果、ディスクトレイの枚数を増加
させても、押圧手段等を増加させる必要がなく、コスト
の増加を最小限に抑えることができる。
部にある最上段のディスクトレイに載置されたディスク
は、ディスク再生部にあるディスクトレイによって、デ
ィスク載置部上面の一部が覆われているため、ディスク
トレイからのディスクのはみ出しが防止されている。ま
た、トレイ収納部のその他のディスクトレイに載置され
たディスクもその上側に隣接するディスクトレイが重ね
られているので、ディスクトレイよりはみ出すことが防
止されている。
置で停止している間は、トレイ収納部のディスクトレイ
に載置されたディスクは全て振動や衝撃等によって、デ
ィスクトレイからはみ出すことはなくなる。
ても特別に保持機構を設ける必要がなく、再生部にある
ディスクトレイと収納部にあるディスクトレイを重ねて
いるために、メカニズムの厚さ方向や左右方向の幅をコ
ンパクトにすることができ、ディスク再生装置を備え
た、例えば、CDラジカセ等の装置を小型化することが
できる。
ある、すなわち、再生部にあるディスクは演奏状態に関
係なく保持されているので、装置全体に振動や衝撃が加
わってもディスクが所定位置から移動することはない。
上記構成は、同時に、再生を行うための構成でもあるた
め、上記の保持を行うために、特別な部材を設けてはお
らず、コストが低減できる。
蓋体を開けて行うが、ディスクがターンテーブルによっ
てディスクトレイから上方に持ち上げられている。その
ため、ディスクトレイが邪魔にならず、容易にディスク
が取り出せる。
部にある最上段のディスクトレイのディスクはディスク
の外周のごく接近した位置にあるディスク規制部材によ
って載置部からのはみ出しが防止されている。また、収
納部のその他のディスクトレイのディスクもその上側に
位置するディスクトレイによって覆われているためにデ
ィスクトレイよりはみ出すことがない。よって、トレイ
収納部の全てのディスクトレイに載置されたディスク
は、振動や衝撃等によってディスク載置部からはみ出す
ことはなくなる。そして、最上段のトレイが収納部を移
動するときにおいても、トレイの移動方向にディスク規
制部材が位置しているため、ディスクとディスク規制部
材の位置関係は変わらず、ディスクがディスク載置部か
らはみ出すことはない。また、振動や衝撃等が加わって
も、大径ディスクがディスク規制部材に触れるのはディ
スク外周縁のみであり、ディスク規制部材によってディ
スクの面に傷が付く事はなく情報が欠如するようなこと
はない。また、レバー等の可動部品が不要であるため、
コストが安価で、騒音の発生もない。
づいて説明すれば、以下の通りである。
2と、ラジオ及びカセットテープレコーダーとが組み込
まれた、いわゆるCDラジカセ1と呼ばれる可搬型オー
ディオ装置を示している。このCDラジカセ1の上部に
上記ディスク再生装置2が組み込まれている。
スク再生部αが位置し、その上面の開口部には、開閉可
能な蓋体3が設けられている。この蓋体3は通常使用に
おいては閉じられており、ディスクを入れ換える時の
み、この蓋体3を開けて、ターンテーブル5上のディス
クを新しいディスクと取り替えれば良い。
装着するための上記ターンテーブル5とディスクから情
報を読み取るための光学ピックアップ6等を含む再生ユ
ニット4が配設されている。この再生ユニット4は、デ
ィスクトレイが移動する際には退避位置に降下移動し、
演奏させようとするディスクを載置したディスクトレイ
がディスク再生部αの所定の位置に停止すると再び演奏
位置に上昇移動する。
る際に、ターンテーブル5がディスクトレイから上記デ
ィスクを持ち上げ、蓋体3に回転自在に取り付けられた
スタビライザ3aとの間に挟み込むことによって、上記
ディスクを安定した状態で保持している。
再生装置2は、上記ディスク再生部αの両側に、ディス
クトレイを収納するトレイ収納部β・γを設ける構成で
ある。
上で、ディスク再生部αに対しトレイ収納部βの方向を
L方向、トレイ収納部γの方向をR方向とし、矢印L−
R方向を左右方向、これに直行する矢印F−B方向を前
後方向と呼ぶことにする。
生部αを間に挟んで両トレイ収納部β・γ間を移動自在
とされた5枚のディスクトレイ7〜11を、順次直列に
連結することにより構成されるディスクトレイ群が設け
られている。
しているが、この数は任意に設定することができる。
明する。
方向)における両端部は円弧面状に形成されており、説
明の便宜上、L方向の円弧面を左円弧面7a〜11a、
R方向の円弧面を右円弧面7b〜11bと呼ぶことにす
る。また、ディスクトレイ7〜11の前後方向の両側面
には連結方向に延びる溝7c〜11cが形成されてい
る。上記溝7c〜11cの両端部は、それぞれ上記円弧
面7a〜11a・7b〜11bと中心を同じくする円弧
面となっている。また、ディスクトレイ7〜11の前後
方向の両側面の上縁部には、所定の間隔をおいて二対の
案内用突起7d〜11d・7e〜11eが設けられてい
る。
スクトレイ同士の上記の溝7c〜11cに対し、それぞ
れジョイント14に設けられた一対の円柱突起14a・
14aを嵌合させることにより連結され、ディスクトレ
イ群を構成しているが、上記の円柱突起14aの直径が
溝7c〜11cの幅より僅かに小さいものとされている
ので、円柱突起14aは溝7c〜11c内をスムースに
移動することができ、隣接するディスクトレイ同士の相
対的な回転や摺動を可能にしている。
大径ディスク載置部7f〜11fと小径ディスク載置部
7g〜11gが同心上に形成されている。
て示すように、大径ディスク載置部7fは、通常コンパ
クトディスク(CD)と呼ばれる直径12cmの大径デ
ィスク50が載置されたときに、これをほぼ中央位置に
位置決めして保持するため、大径ディスク50の外径よ
りも僅かに大きな円形の周縁で囲われた凹部状とするも
のであり、また、小径ディスク載置部7gは、直径8c
mの小径ディスク51を載置できるように、上記ディス
ク載置部7fの中央側をさらに凹部状とするものであ
る。
スク再生装置2の構成について説明する。
イ群の前後方向にトレイガイド13・13が配設されて
おり、トレイ収納部β・γにおけるトレイガイド13の
上部がそれぞれ天板15・16により固定される一方、
ディスク再生部αにおけるトレイガイド13の下部がメ
インシャーシ20により固定されている。
ない再生ユニット昇降装置により上下動可能とされた再
生ユニット4が設けられている。
支軸20aには、駆動ギア21が回転自在に取り付けら
れており、図示されないモーター及び回転伝達機構によ
り両方向に回転する。この駆動ギア21は、図4に示す
ディスクトレイ7の下面に設けられたラックギア7hに
係合しているので、上記の駆動ギア21の回転に応じ
て、ディスク再生部αに位置するディスクトレイ7は左
右に移動する。その他のディスクトレイ8〜11につい
ても同様である。その他、解除部20b・20bが設け
られているが、これについては後述する前後方向に配設
されるトレイガイド13には、まず、水平方向の移動を
案内する構成として、ディスク再生部αの左右方向の幅
にわたって位置し、ディスクトレイ7〜11の下面を受
けて、ディスク再生部αにおけるディスクトレイ7〜1
1の水平移動に寄与する水平案内路13aが、その左右
方向の幅をディスクトレイ7〜11の左右方向の幅より
も小さく形成されるとともに、トレイ収納部βの幅にわ
たって位置する水平案内路13bと、トレイ収納部γの
幅にわたって位置する水平案内路13cとが、上記の案
内用突起7d〜11d・7e〜11eを受けてディスク
トレイ7〜11の水平移動に寄与すべく、水平案内路1
3aに対し、ほぼディスクトレイの厚みから案内用突起
の厚みを引いた高さ分だけ上方に設けられている。
ィスクトレイの浮き上がりを阻止するため、水平案内路
13aの上方には、ディスク再生部αの幅にわたって位
置するフランジ13dが設けられている。
て、L方向に傾斜ガイド溝13f・13g・13hが設
けられ、R方向に傾斜ガイド溝13i・13j・13k
が設けられている。
13b・13cを移動するディスクトレイの浮き上がり
を防止するとともに、天板15・16には、回転自在の
ローラー18を先端に取り付けたディスク押さえレバー
17・17が回動自在に設けられ、ディスク押さえレバ
ー17はスプリング19により下向きの付勢力を受けて
いる。
ラー18がトレイ収納部β・γの最上段のディスクトレ
イの大径ディスク外周付近を押圧できる位置に配されて
いる。
図6を用いて、ディスク再生部α以外に位置するディス
クトレイ上に載置された大径ディスク50の大径ディス
ク保持機構について説明する。
クトレイ群を上方から見た図が図5で、前方から見た図
が図6(a)である。。
トレイ8が位置し、トレイ収納部βには最上段から順に
ディスクトレイ9・10・11が位置し、トレイ収納部
γの最上段にディスクトレイ7が位置している。
β・γにおいて同じ構成を有しているので、ここではト
レイ収納部γ側についてのみ説明する。
ディスクトレイ7が位置しているが、トレイガイド13
の水平案内路13aはディスクトレイ8の連結方向(移
動方向)の幅より狭くなっているため、図6(a)に示
すように、ディスクトレイ8の下面と、ディスクトレイ
7の上面の一部が重なった状態となっている。しかも、
図5から分かるように、この重なり部分には大径ディス
ク載置部7fの領域が含まれている。
ク50が載置されている場合を考える。
ディスク50は、ディスク再生装置2全体に何らかの振
動や衝撃が与えられると、大径ディスク載置部7fより
浮き上がろうとすることになる。
大径ディスク50のディスクトレイ8連結側に位置する
外周縁は、上記のように、ディスクトレイ8との重なり
部分によってディスクトレイ8の下面に当接し、ほとん
ど浮き上がることができない。
きに付勢力ををうけるディスク押さえレバー17・17
は、その先端部に設けられたローラー18・18によ
り、大径ディスク50の外周付近を押圧している。
(b)はそれぞれ図5におけるA−A断面図、B−B断
面図を示している。
載置面7kは大径ディスク載置部7fよりも若干位置が
高くなっている。その高さの差をtとする。高さの差t
をディスクの厚みよりも薄くした場合、ディスク押さえ
レバー17のローラー18は、スプリング19の付勢力
によって大径ディスク50に当接、押圧するようになる
が、同図に示すように高さの差tをディスクの厚みより
も厚くしているので、ディスク押さえレバー17のロー
ラー18はスプリング19の付勢力によって、先に、ロ
ーラー載置面7kを押圧しローラー18が大径ディスク
50の表面に触れることはない。この結果、ローラー1
8は大径ディスク50のはみ出しを阻止するとともに、
大径ディスク50の表面に触れることが無いのでディス
ク表面に傷を付けることもない。
て、大径ディスク50の外周縁は大径ディスク載置部7
fから飛び出すことができない。
γのR方向端部には、天板16に設けられた規制片16
a・16aが位置しており、上記規制片16aの一辺の
傾きは傾斜ガイド溝13i・13j・13kの傾きと等
しくされている。
・13kの傾きと、規制片16aの傾きとを等しくする
ことで、ディスクトレイ7が傾斜ガイド溝13i・13
j・13kに沿って斜め方向に移動する際においても、
規制片16aとディスクトレイ7との間隔が変わらない
ので、規制片16aによりディスクトレイの移動が妨げ
られることはない。
最上段のディスクトレイ7の大径ディスク50の外周と
僅かな隙間を開けて上側に位置している。そのため大径
ディスク50が大径ディスク載置部7fより浮き上がろ
うとしても、大径ディスク50の外周縁が上記規制片1
6aに当接し、大径ディスク50のR方向側に位置する
外周縁は大径ディスク載置部7fより僅かしか浮き上が
ることができず、大径ディスク50は大径ディスク載置
部7fから飛び出すことができない。
位置するディスクトレイ7に載置された大径ディスク5
0は、大径ディスク載置部7fより飛び出すことができ
ない。
位置するディスクトレイ(図1(a)ではディスクトレ
イ9に相当)に載置された大径ディスク50は、同様に
大径ディスク載置部より飛び出すことができないことが
わかる。
るディスクトレイ(図1(a)ではディスクトレイ10
・11に相当)について考えてみる。
スクトレイ9によって上面を覆われている。その結果、
ディスクトレイ10の大径ディスク載置部10fに載置
された大径ディスク50は、振動や衝撃により大径ディ
スク載置部10fより浮き上がろうとしても、ディスク
トレイ9の下面に当接してしまう。その結果、大径ディ
スク載置部10fより僅かしか浮き上がらず、飛び出す
ことができない。
するディスクトレイ11においても上面をディスクトレ
イ10により覆われているので、大径ディスク50は大
径ディスク載置部11fから飛び出すことができない。
している状態で、かつ、トレイ収納部β・γに位置する
ディスクトレイに載置された大径ディスク50は、大径
ディスク載置部から飛び出さないことがわかる。
径ディスク50の保持機構の詳細を図3、図4及び図9
に基づいて説明する。ディスクトレイ7〜11は同一の
構成とされているので、ここではディスクトレイ7を例
にして説明する。
いて、大径ディスク載置部7fが形成されている面と反
対側の面には、小径ディスククランプレバー22・22
がディスクトレイ7の支軸7i・7jを中心に回動自在
に取り付けられており、小径ディスククランプレバー2
2・22はスプリング23・23により載置部側からみ
て反時計方向に付勢されている。また、小径ディスクク
ランプレバー22・22は小径ディスク載置部7gの中
心に対して点対称に配置されている。
爪形状とされた係合部22aが設けられており、係合部
22a・22aはディスクトレイ7に設けられた穴7l
・7lを通して表側に突出可能とされている。
は、最も開いた状態では小径ディスク51の直径よりも
大きくなり、このとき、小径ディスク載置部7gに対す
る小径ディスク51の載置や取り出しが可能となる。ま
た、最も閉じた状態では小径ディスク51の直径よりも
小さくなる。
載置部7gに載置された後、小径ディスククランプレバ
ー22・22が閉じた場合、スプリング23・23の付
勢力によって小径ディスククランプレバー22・22
は、小径ディスク51の外周を押圧すると同時に、係合
部22a・22aが小径ディスク51の外周縁上面の二
箇所を係止することによって小径ディスク51が小径デ
ィスク載置部7gより飛び出すことはない。
ククランプレバー22の位置が最も高い部分である係合
部22aの上面は、大径ディスク載置部7fよりも下側
に設けられているため、大径ディスク50の下面と係合
部22aの上面には必ず隙間ができる。そのため、大径
ディスク50が載置されているときに、小径ディスクク
ランプレバー22・22が回動しても、係合部22a・
22aは大径ディスク50に触れることがないので、大
径ディスク50に傷を付けることはない。
閉機構について、図9に基づいて説明する。
は円柱形状の解除部22bが設けられる一方、メインシ
ャーシ20の上面側には解除部20b・20bが設けら
れている。そして、図9(a)に示すように、ディスク
トレイ7がディスク再生部αの所定の位置にきたとき
に、解除部20b・20bにより、上記解除部22b・
22bが当接押圧される。その結果、スプリング23・
23の付勢力に抗して係合部22a・22a間の間隔が
開いて、小径ディスク51の取り出しや載置等が可能と
なる。
トレイがディスク再生部αの所定の位置から少しでも移
動すると、係合部22a・22a間の間隔が閉じて、小
径ディスク51が小径ディスク載置部7g内に保持され
る。
いえば、ディスクトレイがディスク再生部αの所定の位
置にあるとき以外は、ディスクトレイの移動時、あるい
は静止時に係わらず小径ディスククランプレバー22・
22の係合部22a・22aにより小径ディスク載置部
7g内に保持され、振動や衝撃等により飛び出すことは
ない。
イ7がディスク再生部αにある場合には、図示しない再
生ユニット昇降手段によって、再生ユニット4を再生可
能位置まで上昇させ、ディスクトレイ7上に載置された
大径ディスク50をターンテーブル5とスタビライザ3
aとの間に挟み込むことにより、大径ディスク50を保
持している。
っても、また、その他のディスクトレイ8〜11におい
ても同様であり、ディスクの演奏状態に関係なく、ディ
スクがディスク再生部αより飛び出すことはない。
径ディスク50の保持機構を図1(a)、図6(a)〜
(e)に基づいて説明する。
ト4は図示されない再生ユニット昇降手段によって、デ
ィスク再生部αに位置するディスクトレイ(ここではデ
ィスクトレイ8)が左右に移動しても干渉しない位置ま
で下降し、ターンテーブル5とスタビライザ3aに挟ま
れて保持されていた大径ディスク50は、大径ディスク
載置部8fに載置される。
は、ディスク再生部αに位置するディスクトレイ8が、
トレイ搬送手段である駆動ギア21によって矢印R方向
及び矢印L方向駆動されることによって行われる。
クを再生するために、ディスク再生部αにディスクトレ
イ8が位置する状態(図6(a))から、ディスク再生
部αにディスクトレイ9が位置する状態(図6(e))
へ移行させる場合を考える。このとき、ディスク再生部
αにあるディスクトレイ8は矢印R方向に駆動力を受け
ることになる。
はその下面が水平案内路13aに案内されて矢印R方向
に移動する。
トレイ9はディスク再生部αに位置していたディスクト
レイ8によって矢印R方向にジョイント14を介して引
っ張られる。これによりディスクトレイ9の案内用突起
9d・9eが右上がりの傾斜ガイド溝13h・13gに
案内されてディスクトレイ9は、水平を保ちながらほぼ
ディスクトレイの厚み分斜め方向に上昇する。このディ
スクトレイ9の移動により、トレイ収納部β側のディス
ク押さえレバー17はスプリング19の付勢力に抗して
上方に持ち上げられる。ただし、ローラー18は大径デ
ィスク50の外周付近を押圧したままである。また、規
制片15aは大径ディスク50の外径との距離を変える
ことなく、僅かの隙間を開けているだけである。
ィスクトレイ9の下に位置していたディスクトレイ10
・11は、それぞれジョイント14・14を介して引っ
張られる。これにより案内用突起10d・10e・11
d・11eは、右上がりの傾斜ガイド溝13h・13g
に案内されて、ディスクトレイ10・11の水平を保ち
ながらほぼディスクトレイの厚み分斜め方向に上昇させ
る(図6(b))。
動が完了後ジョイント14を介してディスクトレイ8の
矢印R方向の移動が伝えられる。そのディスクトレイ9
は水平案内路13bに案内されて矢印R方向に水平移動
する。ディスクトレイ8・9の水平移動時は、すぐ上に
天板15・16が配置されているためディスクトレイ8
・9に載置された大径ディスク50は、大径ディスク載
置部8f・9fより浮き上がろうとしても、天板15・
16の下面に当接し、ディスク載置部より僅かしか浮き
上がることができず、大径ディスク50は載置されたデ
ィスクトレイ8・9の大径ディスク載置部8f・9fか
ら飛び出すことはない。
イ10を連結するジョイント14の円柱突起14aは、
ディスクトレイ9の溝9cを相対的にスライドするのみ
でジョイント14はその位置を変えない。そのためディ
スクトレイ9が矢印R方向に移動してもディスクトレイ
10・11はその位置を変えない。またディスクトレイ
8が矢印R方向に移動しても、ディスクトレイ8とディ
スクトレイ7を連結するジョイント14の円柱突起はデ
ィスクトレイ8の溝8cを相対的にスライドするのみで
ジョイント14はその位置を変えない。そのため、ディ
スクトレイ7はその位置を変えない。
矢印R方向の移動が進み駆動ギア21が駆動する相手は
ディスクトレイ8からディスクトレイ9に変わる。つま
り、今までディスクトレイ8がジョイント14を介して
ディスクトレイ9を引っ張っていたのが、次の瞬間に
は、ディスクトレイ9の右円弧面9bがディスクトレイ
8の左円弧面8aを押すようになる(図6(c))。
板16に設けられたディスク押さえレバー17をスプリ
ング19の付勢力に抗して押圧し上方に回動させる。デ
ィスクトレイ7上のローラー18は大径ディスクの外周
付近を押圧しなくなるが、ディスクトレイ7上にはディ
スクトレイ8が覆っているため、ディスクトレイ7に載
置された大径ディスクは、ディスク載置部より僅かしか
浮き上がることができず、大径ディスク50は載置され
たディスクトレイ7の大径ディスク載置部7fから飛び
出すことはない。
17及びローラー18はスプリング19の付勢力によっ
てディスクトレイ9の大径ディスクの外周付近を押圧し
ていたが、ディスクトレイ9の矢印R方向の移動によ
り、やがてディスクトレイ9のすぐ下側に位置するディ
スクトレイ10の大径ディスクの外周付近を押圧するよ
うになる(図6(d))。
すると、ディスクトレイ8の案内用突起8d・8eが、
左上がりの傾斜ガイド溝13j・13kに案内されて、
ディスクトレイ8は、水平を保ちながらほぼディスクト
レイの厚み分斜め方向に下降する。トレイ収納部γのデ
ィスク押さえレバー17及びローラー18は、ディスク
トレイ8が斜め方向に下降してもスプリング19の付勢
力によってディスクトレイ8の大径ディスク50の外周
付近を押圧し続ける(図6(e))。
移動によりディスク再生部αに到達する。すると、解除
部22bが解除部20bに当接押圧され、係合部22a
は小径ディスク51の直径よりも開く。
ィスク51が載置されていた場合には、小径ディスク5
1のディスクトレイ9に対する係止状態は解除される。
段によって再生ユニット4は上昇し、ディスク再生部α
に位置するディスクトレイ9に載置された大径ディスク
50あるいは小径ディスク51をターンテーブル5とス
タビライザ3aの間に挟み込み保持する。
移動時のいずれにおいても、また、ディスクの位置や大
小、ディスクの演奏状態に関係なく、全てのディスクは
保持されており、ディスクトレイからのはみ出しが防止
されるので、振動や衝撃等を受けても、ディスクが所定
の位置より動いて取り出せなくなるといった問題は生じ
ない。
図2、図11ないし図14に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施例1の図
面に示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の
符号を付記し、その説明を省略する。
Dラジカセ1に組み込まれるディスク再生装置2を示す
ものである。
は、ディスク再生部αの両側に、トレイ収納部β・γを
設ける構成であり、両方のトレイ収納部β・γ間を移動
自在とされた5枚のディスクトレイ40〜44を、順次
直列に連結することにより構成されるディスクトレイ群
が設けられている。
段が、小径ディスク51の保持手段と同様の構成を有し
ている。また、ディスクトレイ群の移動機構は実施例1
と同じであるので説明を省略する。
基づいて説明する。尚、ディスクトレイ40〜44は同
様の構成となっているので、ここでは、ディスクトレイ
40を例にして説明する。
40fの裏面には、ディスククランプレバー31・31
がディスクトレイ40の支軸40i・40jを中心に回
動自在に取り付けられており、ディスククランプレバー
31・31はスプリング23・23により載置面側から
みて反時計方向に付勢されている。また、ディスククラ
ンプレバー31・31は大径ディスク載置部40fの中
心に対して点対称に配置されている。
形状とされた大径ディスク係合部31a及び小径ディス
ク係合部31bが設けられており、その先端はそれぞ
れ、切り欠き40m、穴40lを通して、表側に突出可
能とされている。
a間の間隔は最も開いた状態では大径ディスク50の直
径よりも大きく、大径ディスク50を大径ディスク載置
部40fへの載置や取り出しが可能となり、最も閉じた
状態では大径ディスク50の直径よりも小さくなる。
間の間隔も最も開いた状態では小径ディスク51の直径
よりも大きく、小径ディスク51の小径ディスク載置部
40gへの載置や取り出しが可能となり、最も閉じた状
態では小径ディスク51の直径よりも小さくなる。
載置部40fに載置されるか、または、小径ディスク5
1が小径ディスク載置部40gに載置された後、ディス
ククランプレバー31・31が閉じた場合、スプリング
23・23の付勢力によってディスククランプレバー3
1・31は、ディスク外周を押圧すると同時に、大径デ
ィスク50の場合は大径ディスク係合部31a・31a
が係合し、小径ディスク51の場合は小径ディスク係合
部31b・31bが係合し、いずれの場合でも係合部が
対応するディスク上面の一部を係止することによって、
ディスクがディスク載置部より飛び出すことはない。
大径ディスク載置部40fよりも下側に設けられている
ため、大径ディスク50の下面と小径ディスク係合部3
1b・31bの上面には必ず隙間ができる。そのため、
大径ディスク50が載置されているときに、ディスクク
ランプレバー31・31が回動しても小径ディスク係合
部31b・31bは大径ディスク50に触れることがな
いので、大径ディスク50に傷を付けることはない。
ついて図14に基づいて説明する。
柱形状の解除部31cが設けられる一方、メインシャー
シ20の上面側には解除部20b・20bが設けられて
いる。そして、図14(a)に示すように、ディスクト
レイ40がディスク再生部αの所定の位置にきたとき
に、解除部20b・20bにより、上記解除部31c・
31cが当接押圧される。その結果、スプリング23・
23の付勢力に抗して大径ディスク係合部31a・31
a間及び小径ディスク係合部31b・31b間の間隔が
開き、大径ディスク50あるいは小径ディスク51の取
り出しや載置が可能となる。
クトレイがディスク再生部αの所定の位置から少しでも
移動すると、大径ディスク係合部31a・31a間及び
小径ディスク係合部31b・31b間の間隔が閉じて、
ディスクはディスク載置部7g上に保持される。
スクトレイがディスク再生部αの所定の位置にあるとき
以外は、大径ディスク50の場合、大径ディスク係合部
31aに係止され、小径ディスク51の場合、小径ディ
スク係合部31bに係止されることにより、ディスクが
ディスクトレイ載置面上に固定され、振動や衝撃によっ
て飛び出すことはない。
クトレイに載置されたディスクについては、上記ターン
テーブル5とスラビライザー3aとによって保持されて
いる。
位置にあるディスクトレイに載置されたディスクはター
ンテーブル5とスタビライザ3aとの間に挟まれて保持
される一方、上記の所定の位置以外の位置にあるディス
クトレイは、ディスク径に関係なくディスククランプレ
バー31の係合部に係止されているため、ディスクトレ
イの位置、ディスクの大小、また、ディスクの演奏状態
に関係なく、ディスクのディスクトレイからのはみ出し
が防止されるので、衝撃や振動等によりディスクが所定
の位置より動いて取り出せなくなるといった問題は生じ
ない。
再生装置は、ディスクを再生するためのディスク再生部
及びこの両側に位置するトレイ収納部を設けたディスク
再生装置において、凹部状のディスク載置部が設けられ
るディスクトレイ同士を相対的に回転かつ摺動可能とな
るように順次直列的に連結するディスクトレイ群と、上
記ディスクトレイ群をディスクトレイの連結方向に移動
させるためのディスクトレイ駆動手段と、上記ディスク
トレイ駆動手段によるディスクトレイ群の移動時、各デ
ィスクトレイの移動を案内して一つのディスクトレイを
上記ディスク再生部に選択的に位置させるとともに残り
のディスクトレイを上記トレイ収納部内に位置させるト
レイ移動案内手段とを備えるとともに、トレイ移動案内
手段が、ディスク再生部に位置する水平案内路とトレイ
収納部に位置する傾斜案内溝及び水平案内路とから形成
される一方、トレイ収納部の上方には、ディスク方向に
押圧すべく下向きに付勢される押圧手段が設けられてい
る構成である。
あるディスクトレイのうち、最上段にあるディスクトレ
イを除く全てのディスクトレイの上面は隣接するディス
クトレイによって、上面が覆われる一方、最上段にある
ディスクトレイはトレイ収納部の上方に設けられたディ
スク押圧手段によりディスク載置部に保持されることと
なる。従って、トレイ収納部に位置するディスクトレイ
は全て、ディスク載置部内に保持されることとなり、振
動や衝撃等によってディスクトレイからディスクがはみ
出してしまうようなことがなくなる。その結果、ディス
クトレイの枚数を増加させても、押圧手段を増加させる
必要がなく、コストの増加を最小限に抑えることができ
るという効果を奏する。
スクを再生するためのディスク再生部及びこの両側に位
置するトレイ収納部を設けたディスク再生装置におい
て、凹部状のディスク載置部が設けられるディスクトレ
イ同士を相対的に回転かつ摺動可能となるように順次直
列的に連結するディスクトレイ群と、上記ディスクトレ
イ群をディスクトレイの連結方向に移動させるためのデ
ィスクトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆動手段
によるディスクトレイ群の移動時、各ディスクトレイの
移動を案内して一つのディスクトレイを上記ディスク再
生部に選択的に位置させるとともに残りのディスクトレ
イを上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動案内手
段とを備えるとともに、トレイ移動案内手段が、ディス
ク再生部に位置する水平案内路とトレイ収納部に位置す
る傾斜案内溝及び水平案内路からなり、ディスク再生部
に位置するディスクトレイと、トレイ収納部の最上段に
位置するディスクトレイのディスク載置部の上面が一部
重なるように、上記ディスク再生部に位置する水平案内
路がディスクトレイの移動方向の幅よりも短く形成され
ていることを特徴としている。
る最上段のディスクトレイに載置されたディスクは、デ
ィスク再生部にあるディスクトレイによって、ディスク
載置部上面の一部が覆われているため、ディスクトレイ
からのディスクのはみ出しが防止されている。また、ト
レイ収納部のその他のディスクトレイに載置されたディ
スクもその上側に隣接するディスクトレイが重ねられて
いるので、ディスクトレイよりはみ出すことが防止され
ている。
で停止している間は、トレイ収納部のディスクトレイに
載置されたディスクは全て振動や衝撃等によって、ディ
スクトレイからはみ出すことはなくなるという効果を奏
する。
項1又は2記載のディスク再生装置において、ディスク
再生部に、ディスクを回転させるためのターンテーブル
と、ディスクをターンテーブル側に押圧するスタビライ
ザとが設けられており、ディスク再生部の所定の位置に
ディスクトレイが停止しているときには、常にこのディ
スクトレイに載置されたディスクをターンテーブルとス
タビライザとの間に挟み込み再生待機状態とする構成で
ある。
すなわち、再生部にあるディスクは再生状態でなくても
保持されているので、装置全体に振動や衝撃が加わって
もディスクが所定位置から移動することはない。このこ
とは、特別な部材を設けることなくディスク再生部にあ
るディスクを保持することができるため、コストの増加
を防ぐ。
蓋体を開けて行うが、ディスクがターンテーブルによっ
てディスクトレイから上方に持ち上げられている。その
ため、ディスクトレイが邪魔にならず、ディスクが容易
に取り出せるので、非常に使い勝手の良いディスク再生
装置を提供できるという効果を奏する。
スクを再生するためのディスク再生部及びこの両側に位
置するトレイ収納部を設けたディスク再生装置におい
て、凹部状のディスク載置部が設けられるディスクトレ
イ同士を相対的に回転かつ摺動可能となるように順次直
列的に連結するディスクトレイ群と、上記ディスクトレ
イ群をディスクトレイの連結方向に移動させるためのデ
ィスクトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆動手段
によるディスクトレイ群の移動時、各ディスクトレイの
移動を案内して一つのディスクトレイを上記ディスク再
生部に選択的に位置させるとともに残りのディスクトレ
イを上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動案内手
段とを備えるとともに、トレイ収納部におけるトレイ移
動案内手段が傾斜案内溝及び水平案内路から形成される
一方、ディスクトレイからのディスクのはみ出しを防止
すべく、傾斜案内溝と平行なディスク規制部材がトレイ
収納部の左右端のディスクの外周のごく接近した位置に
設けられている構成である。
る最上段のディスクトレイのディスクはディスクの外周
のごく接近した位置にあるディスク規制部材によって載
置部からのはみ出しが防止されている。また、収納部の
その他のディスクトレイのディスクもその上側に位置す
るディスクトレイによって覆われているためにディスク
トレイよりはみ出すことがない。よって、トレイ収納部
の全てのディスクは、振動や衝撃等によってディスク載
置部からはみ出すことはなくなる。そして、最上段のト
レイが収納部を移動するときにおいても、トレイの移動
方向にディスク規制部材が位置しているため、ディスク
とディスク規制部材の位置関係は変わらず、ディスクが
ディスク載置部からはみ出すことはない。また、振動や
衝撃等が加わっても、大径ディスクがディスク規制部材
に触れるのはディスク外周縁のみであり、ディスク規制
部材によってディスクの面に傷が付く事はなく情報が欠
如するようなことはない。また、レバー等の可動部品が
不要であるため、コストが安価で、騒音も発生しないと
いう効果を奏する。
すもので、同図(a)は分解斜視図、同図(b)は再生
部とトレイ収納部を示す図である。
を示す斜視図である。
斜視図である。
図(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)は
下面図、同図(d)は同図(a)におけるA−A断面拡
大図である。
けるディスクトレイの移動過程を示す正面図である。
り、同図(b)は図5におけるB−B断面図である。
ある。
であり、同図(a)は小径ディスククランプレバー解除
時のディスク再生部上面図であり、同図(b)は小径デ
ィスククランプレバー作動時のディスク再生部上面図で
ある。
である。
を示す分解斜視図である。
分解斜視図である。
同図(a)は上面図、同図(b)は側面図、同図(c)
は下面図、同図(d)は同図(a)におけるA−A断面
拡大図である。
あり、同図(a)はディスククランプレバー解除時のデ
ィスク再生部上面図であり、同図(b)はディスククラ
ンプレバー作動時のディスク再生部上面図である。
材) 22a 係合部(ディスク係合部) 22b 解除部(規制解除手段) 31 ディスククランプレバー(ディスク保持部材) 31a 大径ディスク係合部(ディスク係合部) 31b 小径ディスク係合部(ディスク係合部) 31c 解除部 40〜44 ディスクトレイ 40m〜44m 切り欠き 50 大径ディスク(ディスク) 51 小径ディスク(ディスク) α ディスク再生部 β トレイ収納部 γ トレイ収納部
Claims (4)
- 【請求項1】ディスクを再生するためのディスク再生部
及びこの両側に位置するトレイ収納部を設けたディスク
再生装置において、 凹部状のディスク載置部が設けられるディスクトレイ同
士を相対的に回転かつ摺動可能となるように順次直列的
に連結するディスクトレイ群と、上記ディスクトレイ群
をディスクトレイの連結方向に移動させるためのディス
クトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆動手段によ
るディスクトレイ群の移動時、各ディスクトレイの移動
を案内して一つのディスクトレイを上記ディスク再生部
に選択的に位置させるとともに残りのディスクトレイを
上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動案内手段と
を備えるとともに、 トレイ移動案内手段が、ディスク再生部に位置する水平
案内路とトレイ収納部に位置する傾斜案内溝及び水平案
内路とから形成される一方、トレイ収納部の上方には、
ディスク方向に押圧すべく下向きに付勢される押圧手段
が設けられていることを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項2】ディスクを再生するためのディスク再生部
及びこの両側に位置するトレイ収納部を設けたディスク
再生装置において、 凹部状のディスク載置部が設けられるディスクトレイ同
士を相対的に回転かつ摺動可能となるように順次直列的
に連結するディスクトレイ群と、上記ディスクトレイ群
をディスクトレイの連結方向に移動させるためのディス
クトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆動手段によ
るディスクトレイ群の移動時、各ディスクトレイの移動
を案内して一つのディスクトレイを上記ディスク再生部
に選択的に位置させるとともに残りのディスクトレイを
上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動案内手段と
を備えるとともに、 トレイ移動案内手段が、ディスク再生部に位置する水平
案内路とトレイ収納部に位置する傾斜案内溝及び水平案
内路からなり、ディスク再生部に位置するディスクトレ
イと、トレイ収納部の最上段に位置するディスクトレイ
のディスク載置部の上面が一部重なるように、上記ディ
スク再生部に位置する水平案内路がディスクトレイの移
動方向の幅よりも短く形成されていることを特徴とする
ディスク再生装置。 - 【請求項3】ディスク再生部に、ディスクを回転させる
ためのターンテーブルと、ディスクをターンテーブル側
に押圧するスタビライザとが設けられており、ディスク
再生部の所定の位置にディスクトレイが停止していると
きには、常にこのディスクトレイに載置されたディスク
をターンテーブルとスタビライザとの間に挟み込み再生
待機状態とすることを特徴とする請求項1又は2記載の
ディスク再生装置。 - 【請求項4】ディスクを再生するためのディスク再生部
及びこの両側に位置するトレイ収納部を設けたディスク
再生装置において、 凹部状のディスク載置部が設けられるディスクトレイ同
士を相対的に回転かつ摺動可能となるように順次直列的
に連結するディスクトレイ群と、上記ディスクトレイ群
をディスクトレイの連結方向に移動させるためのディス
クトレイ駆動手段と、上記ディスクトレイ駆動手段によ
るディスクトレイ群の移動時、各ディスクトレイの移動
を案内して一つのディスクトレイを上記ディスク再生部
に選択的に位置させるとともに残りのディスクトレイを
上記トレイ収納部内に位置させるトレイ移動案内手段と
を備えるとともに、 トレイ収納部におけるトレイ移動案内手段が傾斜案内溝
及び水平案内路から形成される一方、ディスクトレイか
らのディスクのはみ出しを防止すべく、傾斜案内溝と平
行なディスク規制部材がトレイ収納部の左右端のディス
クの外周のごく接近した位置に設けられていることを特
徴とするディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27156994A JP3184057B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27156994A JP3184057B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | ディスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08138304A JPH08138304A (ja) | 1996-05-31 |
JP3184057B2 true JP3184057B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=17501914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27156994A Expired - Fee Related JP3184057B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3184057B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27156994A patent/JP3184057B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08138304A (ja) | 1996-05-31 |
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