JP2003248960A - 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

光学ピックアップ及びディスクドライブ装置

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JP2003248960A
JP2003248960A JP2002048011A JP2002048011A JP2003248960A JP 2003248960 A JP2003248960 A JP 2003248960A JP 2002048011 A JP2002048011 A JP 2002048011A JP 2002048011 A JP2002048011 A JP 2002048011A JP 2003248960 A JP2003248960 A JP 2003248960A
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light
emitting element
laser light
laser
beam splitter
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Takashi Kobayashi
高志 小林
Tadashi Taniguchi
正 谷口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化や湿度変化によるレーザー光の収差
の発生を防止しレーザー光の良好な特性を確保する。 【解決手段】 レーザー光をディスク状記録媒体100
に集光する対物レンズ9aと、レーザー光を透過すると
共に光路を変更するビームスプリッター15と、ビーム
スプリッターで光路が変更されたレーザー光を受光する
受光素子13と、発光素子11からビームスプリッター
に入射されるレーザー光の光路上及びビームスプリッタ
ーから受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置
されると共に、レーザー光を回折する光回折部23とレ
ーザー光に対して所定の機能を発揮するレンズ部24と
を有し、光回折部及びレンズ部等の各部が一体に形成さ
れて成る複合レンズ14と、該複合レンズに発光素子か
らビームスプリッターに入射されるレーザー光が通過さ
れる通過孔14cを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ピックアップ及
びディスクドライブ装置についての技術分野に関する。
詳しくは、ディスクテーブルに装着されるディスク状記
録媒体に対して情報信号の記録や再生を行う光学ピック
アップ及びこれを備えたディスクドライブ装置について
の技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体に対する情報信号の
記録や再生を行うディスクドライブ装置があり、このよ
うなディスクドライブ装置は、ディスクテーブルに装着
されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動し該ディス
ク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光学ピック
アップを備えている。
【0003】光学ピックアップは、ディスク状記録媒体
の半径方向へ移動する移動ベースに所定の光学要素(光
学素子及び光学部品)等が配置されている。光学ピック
アップには、発光素子から発光されるレーザー光に対し
て複数の機能を発揮する複合レンズが設けられているも
のがある。
【0004】以下に、複合レンズを有する従来の光学ピ
ックアップにおける、移動ベースに配置された各光学要
素とレーザー光の光路とについて説明する(図6参
照)。
【0005】光学ピックアップの図示しない移動ベース
には、搭載部aが配置されている。搭載部aは、一方に
開口された扁平な箱状に形成され、外部との電気的な接
続を行うための図示しない金属製のリードフレームを有
している。
【0006】搭載部aには発光素子bがサブマウントと
称されるマウント部cを介して搭載されている。発光素
子bは側方へレーザー光を発光する所謂側面発光型の素
子である。
【0007】搭載部aには、発光素子bの側方に折り曲
げミラーdが搭載されている。折り曲げミラーdには、
反射面eが形成されている。
【0008】搭載部aには、折り曲げミラーdを挟んで
発光素子bの反対側の位置に、受光素子fが搭載されて
いる。
【0009】搭載部aには、発光素子b、折り曲げミラ
ーd及び受光素子fを覆う複合レンズgが取り付けられ
ている。複合レンズgは透明な樹脂材料、例えば、ポリ
メタアクリル酸メチル樹脂(PMMA)によって形成さ
れている。
【0010】複合レンズgの上面には、変換レンズ部h
と光回折部iとが離間して形成され、変換レンズ部hが
折り曲げミラーdの反射面eの上方に位置され、光回折
部iが受光素子fの上方に位置されている。
【0011】複合レンズgの下面には、回折素子jと焦
点距離変更レンズ部kとが離間して形成され、回折素子
jが変換レンズ部hの下方に位置され、焦点距離変更レ
ンズ部kが光回折部iの下方に位置されている。
【0012】複合レンズgを挟んで搭載部aの反対側に
は、ビームスプリッターlが配置され、該ビームスプリ
ッターlはスプリット面mを有している。
【0013】ビームスプリッターlの側方には、反射プ
リズムnが配置されている。
【0014】ビームスプリッターlを挟んで複合レンズ
gの反対側の位置には、順にコリメーターレンズo、波
長板p及び対物レンズqが配置されている。
【0015】発光素子bから直線偏光のレーザー光が発
光されると、発光されたレーザー光は折り曲げミラーd
の反射面eで反射され複合レンズgに入射される。
【0016】複合レンズgに入射されたレーザー光は、
回折素子jによって回折され3つの光ビームに分割され
る。分割されたレーザー光は、複合レンズgの変換レン
ズ部hによって発散角を変更する所謂NA(Numerical
Aperture)変換が行われてビームスプリッターlに入射
される。
【0017】ビームスプリッターlに入射されたレーザ
ー光は、透過されてスプリット面mからコリメーターレ
ンズoに入射される。
【0018】コリメーターレンズoに入射されたレーザ
ー光は平行光束とされて波長板pに入射され、該波長板
pによって円偏光とされる。
【0019】波長板pによって円偏光とされたレーザー
光は対物レンズqに入射され、該対物レンズqによって
ディスク状記録媒体rの記録面に集光される。
【0020】ディスク状記録媒体rの記録面に集光され
たレーザー光は、当該記録面で反射されて戻り光として
対物レンズqを介して波長板pに入射され、該波長板p
によって再び直線偏光とされる。
【0021】直線偏光とされたレーザー光はコリメータ
ーレンズoを介してビームスプリッターlに入射され、
スプリット面mで光路が90°折り曲げられて反射プリ
ズムnに導かれる。
【0022】反射プリズムnに導かれたレーザー光は、
光路が90°折り曲げられて複合レンズgに入射され
る。
【0023】複合レンズgに入射されたレーザー光は光
回折部iによって回折されて3つの光ビームに分割さ
れ、焦点距離変更レンズ部kによって焦点距離が変更さ
れる。
【0024】レーザー光は複合レンズgから受光素子f
に入射され、光電変換されて電気信号として出力され、
例えば、ディスク状記録媒体rに記録された情報信号の
再生が行われる。このとき、回折素子jによって分割さ
れた3つの光ビームは、トラッキングエラー信号の検出
に用いられ、光回折部iによって分割された3つの光ビ
ームは、フォーカシングエラー信号の検出に用いられ
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した複
合レンズgはレーザー光に対して発揮される複数の機能
を1つの部品に集約することができ、また、樹脂材料に
よって複雑な形状を容易に一体成形することができるた
め、複合レンズgを用いることによりディスクドライブ
装置の部品点数の削減及び製造コストの低減を図ること
ができる。
【0026】ところが、複合レンズgは樹脂材料によっ
て形成されているために、温度変化や湿度変化による体
積や屈折率の変化によって特性変化を発生し、特に、発
光素子bからディスク状記録媒体rまでのレーザー光の
往路における特性変化は、収差の発生を引き起こすこと
によりディスク状記録媒体rから得られる情報信号を劣
化させてしまう。
【0027】例えば、複合レンズgを上記PMMAによ
って形成した場合には、乾燥状態と飽和吸水状態とにお
いて屈折率が最大0.05%変化し、厚みが最大0.0
4%変化する。この厚みの変化により発光素子bから対
物レンズqまでの光学距離は最大0.35%変化し、例
えば、複合レンズgの光軸方向における厚みが2mmで
あるときには、光学距離が最大7μm変化してしまう。
【0028】そこで、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、温度変
化や湿度変化によるレーザー光の収差の発生を防止しレ
ーザー光の良好な特性を確保することを課題とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明光学ピックアップ
及びディスクドライブ装置は、上記した課題を解決する
ために、レーザー光を発光する発光素子と、該発光素子
から発光されたレーザー光をディスク状記録媒体の記録
面に集光する対物レンズと、上記発光素子から発光され
たレーザー光を透過して対物レンズへ導くと共にディス
ク状記録媒体で反射され対物レンズを介して導かれたレ
ーザー光の光路を変更するビームスプリッターと、該ビ
ームスプリッターで光路が変更されたレーザー光を受光
する受光素子と、上記発光素子からビームスプリッター
に入射されるレーザー光の光路上及びビームスプリッタ
ーで光路が変更され受光素子に入射されるレーザー光の
光路上に配置されると共に、レーザー光を回折する光回
折部とレーザー光に対して所定の機能を発揮するレンズ
部とを有し、光回折部及びレンズ部等の各部が一体に形
成されて成る複合レンズと、該複合レンズに発光素子か
らビームスプリッターに入射されるレーザー光が通過さ
れる通過孔を形成したものである。
【0030】従って、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置にあっては、発光素子から発光されビ
ームスプリッターに向かうレーザー光が、樹脂で形成さ
れた部分を透過されない。
【0031】別の本発明光学ピックアップ及びディスク
ドライブ装置は、上記した課題を解決するために、レー
ザー光を発光する発光素子と、該発光素子から発光され
たレーザー光をディスク状記録媒体の記録面に集光する
対物レンズと、上記発光素子から発光されたレーザー光
を透過して対物レンズへ導くと共にディスク状記録媒体
で反射され対物レンズを介して導かれたレーザー光の光
路を変更するビームスプリッターと、該ビームスプリッ
ターで光路が変更されたレーザー光を受光する受光素子
と、上記発光素子からビームスプリッターに入射される
レーザー光の光路上及びビームスプリッターで光路が変
更され受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置
されると共に、レーザー光を回折する光回折部とレーザ
ー光に対して所定の機能を発揮するレンズ部とを有し、
光回折部及びレンズ部等の各部が一体に形成されて成る
複合レンズと、該複合レンズに発光素子からビームスプ
リッターに入射されるレーザー光が透過される透過部を
一体に形成し、該透過部の光軸方向における厚みを複合
レンズの他の部分の光軸方向における厚みより薄く形成
したものである。
【0032】従って、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置にあっては、発光素子から発光されビ
ームスプリッターに向かうレーザー光が、樹脂で形成さ
れた厚みの薄い部分を透過される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明光学ピックアップ
及びディスクドライブ装置の実施の形態を添付図面を参
照して説明する。
【0034】先ず、第1の実施の形態について説明する
(図1及び図2参照)。
【0035】ディスクドライブ装置1は、外筐2内に所
要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、
外筐2には横長の図示しないディスク挿入口が形成され
ている。
【0036】外筐2内には図示しないシャーシが配置さ
れ、該シャーシにスピンドルモーター3が取り付けられ
ている。スピンドルモーター3のモーター軸にはディス
クテーブル4が固定されている。
【0037】シャーシには、平行なガイド軸5、6が取
り付けられると共に図示しない送りモーターによって回
転される図示しないリードスクリューが支持されてい
る。
【0038】光学ピックアップ7は移動ベース8と該移
動ベース8に設けられた所要の各光学要素(光学素子及
び光学部品)と移動ベース8上に支持された2軸アクチ
ュエーター9とを有し、移動ベース8の両端部に設けら
れた軸受部8a、8bがそれぞれガイド軸5、6に摺動
自在に支持されている。移動ベース8に設けられた図示
しないナット部材がリードスクリューに螺合され、送り
モーターによってリードスクリューが回転されるとナッ
ト部材がリードスクリューの回転方向に応じた方向へ送
られ、光学ピックアップ7がディスクテーブル4に装着
されるディスク状記録媒体100の半径方向へ移動され
る。
【0039】移動ベース8にはフレキシブルプリント配
線板10の一端部が接続され、該フレキシブルプリント
配線板10の他端部が外筐2内に設けられた図示しない
駆動制御回路基板に接続されている。従って、光学ピッ
クアップ7の2軸アクチュエーター9や各光学素子等へ
の電源の供給、各種の信号の授受等がフレキシブルプリ
ント配線板10を介して行われる。
【0040】移動ベース8には、所要の各光学要素が配
置されている(図2参照)。
【0041】光学要素として、発光素子11、折り曲げ
ミラー12、受光素子13、複合レンズ14、ビームス
プリッター15、反射プリズム16、コリメーターレン
ズ17、波長板18、2軸アクチュエーター9の対物レ
ンズ9a等が所定の各位置に配置されている。
【0042】発光素子11、折り曲げミラー12及び受
光素子13は、搭載部19に搭載されている。搭載部1
9は上方に開口された扁平な箱状を為し、平板状を為す
素子配置部20と該素子配置部20の外周縁から立設さ
れた周面部21とが一体に形成されて成る。素子配置部
20は、その内面が搭載面20aとして形成されてお
り、該搭載面20aには図示しない金属製のリードフレ
ームが配置されている。
【0043】発光素子11は搭載部19の搭載面20a
にサブマウントと称されるマウント部22を介して搭載
されている。発光素子11としては、例えば、レーザー
光を側方へ向けて発光する側面発光型のレーザーダイオ
ードが用いられている。マウント部22は、発光素子1
1から発光されるレーザー光が搭載面20aで反射され
て雑音となるのを防止するために、発光素子11を搭載
面20aから離間した位置に配置すること等を目的とし
て設けられている。
【0044】折り曲げミラー12と受光素子13は、発
光素子11とともに搭載部19の搭載面20aに搭載さ
れ、発光素子11と受光素子13とが折り曲げミラー1
2を挟んで互いに反対側に位置されている。
【0045】折り曲げミラー12には傾斜面が形成さ
れ、該傾斜面は反射面12aとして形成されている。反
射面12aは、例えば、反射膜をコーティングすること
により形成されている。反射面12aは、発光素子11
から発光されるレーザー光の光路に対して、例えば、4
5°傾斜されている。
【0046】複合レンズ14は透明な樹脂材料、例え
ば、ポリメタアクリル酸メチル樹脂(PMMA)によっ
て各部が一体に形成されて成り、一方向に長い矩形状に
形成されている。複合レンズ14は搭載部19の周面部
21の上面に取り付けられ、複合レンズ14によって発
光素子11、折り曲げミラー12及び受光素子13が覆
われている。
【0047】複合レンズ14の上面14aには、例え
ば、回折格子から成る光回折部23が形成され、該光回
折部23は受光素子13の上方に位置されている。複合
レンズ14の下面14bには焦点距離変更レンズ部24
が形成され、該焦点距離変更レンズ部24は光回折部2
3の下方に位置されている。
【0048】複合レンズ14には、折り曲げミラー12
の反射面12aの上方に位置する部分に、上下に貫通さ
れた通過孔14cが形成されている。
【0049】ビームスプリッター15は、複合レンズ1
4を挟んで搭載部19の反対側に配置され、下面15a
が複合レンズ14の上面14aに対向した状態で複合レ
ンズ14に固定されている。ビームスプリッター15は
スプリット面15bを有し、該スプリット面15bは複
合レンズ14の通過孔14cの上方に位置されている。
【0050】反射プリズム16は、ビームスプリッター
15の側方において複合レンズ14の上側に配置されて
いる。反射プリズム16は反射面16aを有している。
【0051】コリメーターレンズ17、波長板18及び
2軸アクチュエーター9の対物レンズ9aは、ビームス
プリッター15を挟んで複合レンズ14の反対側の位置
に配置されている。
【0052】上記折り曲げミラー12の反射面12aに
は、例えば、回折格子から成る回折素子25が形成され
ている。
【0053】発光素子11から直線偏光のレーザー光が
発光されると、発光されたレーザー光は折り曲げミラー
12の反射面12aで反射され複合レンズ14に導かれ
る。このときレーザー光は、折り曲げミラー12の反射
面12aに形成された回折素子25によって回折され、
3つの光ビームに分割される。
【0054】分割されたレーザー光は、複合レンズ14
の通過孔14cを通過され、ビームスプリッター15に
入射される。ビームスプリッター15に入射されたレー
ザー光は、透過されてスプリット面15bからコリメー
ターレンズ17に入射される。
【0055】コリメーターレンズ17に入射されたレー
ザー光は平行光束とされて波長板18に入射され、該波
長板18によって円偏光とされる。
【0056】波長板18によって円偏光とされたレーザ
ー光は対物レンズ9aに入射され、該対物レンズ9aに
よってディスク状記録媒体100の記録面に集光され
る。
【0057】ディスク状記録媒体100の記録面に集光
されたレーザー光は、当該記録面で反射されて戻り光と
して対物レンズ9aを介して波長板18に入射され、該
波長板18によって再び直線偏光とされる。
【0058】直線偏光とされたレーザー光はコリメータ
ーレンズ17を介してビームスプリッター15に入射さ
れ、スプリット面15bで光路が90°折り曲げられて
反射プリズム16に導かれる。
【0059】反射プリズム16に導かれたレーザー光
は、反射面16aで光路が90°折り曲げられて複合レ
ンズ14に入射される。
【0060】複合レンズ14に入射されたレーザー光は
光回折部23によって回折されて3つの光ビームに分割
され、焦点距離変更レンズ部24によって焦点距離が変
更される。
【0061】レーザー光は複合レンズ14から受光素子
13に入射され、光電変換されて電気信号として出力さ
れ、例えば、ディスク状記録媒体100に記録された情
報信号の再生が行われる。このとき、回折素子25によ
って分割された3つの光ビームは、トラッキングエラー
信号の検出に用いられ、光回折部23によって分割され
た3つの光ビームは、フォーカシングエラー信号の検出
に用いられる。
【0062】尚、発光素子11から発光されたレーザー
光は、通常、発散角を変更するために所謂NA変換が行
われるが、光学ピックアップ7にあっては、NA変換す
るための変換レンズ部は設けられておらず、対物レンズ
9aの焦点距離の変更や受光素子13の位置の変更によ
り対処されている。
【0063】以上に記載した通り、ディスクドライブ装
置1にあっては、複合レンズ14にレーザー光が通過さ
れる通過孔14cが形成されているため、発光素子11
からディスク状記録媒体100に向けて発光されたレー
ザー光に温度変化や湿度変化に基づく収差が発生し難
く、ディスク状記録媒体100から得られる情報信号の
劣化を防止することができる。
【0064】尚、複合レンズ14に透過孔14cの開口
面積は、ビームスプリッター15の下面15aの面積よ
り小さくされているため、ビームスプリッター15を複
合レンズ14の上面14aに固定することができ、透過
孔14cの形成によりビームスプリッター15の複合レ
ンズ14への固定に支障を来たすことはない。
【0065】また、回折素子25を折り曲げミラー12
に形成しているため、回折素子25を形成するための専
用の光学部品を必要とせず、部品点数の増加を来たさず
製造コストの増大を抑制することができる。
【0066】次に、第1の実施の形態における変形例つ
いて説明する(図3参照)。
【0067】尚、この変形例における光学ピックアップ
7Aは、上記した光学ピックアップ7と比較して回折素
子を折り曲げミラー又はビームスプリッターに形成する
ことに代えて、回折素子を形成した回折部材を設けたこ
とのみが相違するため、光学ピックアップ7と比較して
異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分
については光学ピックアップ7における同様の部分に付
した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0068】光学ピックアップ7Aにおける複合レンズ
14の上面14aには、通過孔14cを閉塞するように
して回折部材26が取り付けられている。回折部材26
は、例えば、透明なガラス材料によって平板状に形成さ
れ、その上面又は下面に回折素子27が形成されてい
る。
【0069】回折部材26上にはビームスプリッター1
5が配置されている。
【0070】発光素子11から直線偏光のレーザー光が
発光されると、発光されたレーザー光は折り曲げミラー
12の反射面12aで反射されて複合レンズ14に導か
れ、該複合レンズ14の通過孔14cを通過されて回折
部材26に入射される。
【0071】回折部材26に入射されたレーザー光は、
回折素子27によって回折され、3つの光ビームに分割
されてビームスプリッター15に入射される。
【0072】以上に記載した通り、光学ピックアップ7
Aにあっても、複合レンズ14にレーザー光が通過され
る通過孔14cが形成されているため、発光素子11か
らディスク状記録媒体100へ向けて発光されたレーザ
ー光に温度変化や湿度変化に基づく収差が発生し難く、
ディスク状記録媒体100から得られる情報信号の劣化
を防止することができる。
【0073】また、回折部材26を配置することによ
り、レーザー光の良好な光学特性を確保することができ
る。
【0074】次に、第1の実施の形態における別の変形
例ついて説明する(図4参照)。
【0075】尚、この別の変形例における光学ピックア
ップ7Bは、上記した光学ピックアップ7と比較して回
折素子を折り曲げミラー又はビームスプリッターに形成
することに代えて、回折素子を形成した透過部材を設け
たことのみが相違するため、光学ピックアップ7と比較
して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の
部分については光学ピックアップ7における同様の部分
に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0076】光学ピックアップ7Bにおける複合レンズ
14の通過孔14cには、透過部材28が挿入されて配
置されている。透過部材28は透明なガラス材料から成
り、光軸方向における厚みが複合レンズ14のそれと略
同じにされている。透過部材28には、その上面28a
に変換レンズ部29が形成され、下面28bに回折素子
30が形成されている。
【0077】発光素子11から直線偏光のレーザー光が
発光されると、発光されたレーザー光は折り曲げミラー
12の反射面12aで反射されて透過部材28に入射さ
れる。
【0078】透過部材28に入射されたレーザー光は、
回折素子30によって回折され、3つの光ビームに分割
される。分割されたレーザー光は、透過部材28の変換
レンズ部29によって発散角を変更するNA変換が行わ
れてビームスプリッター15に入射される。
【0079】以上に記載した通り、光学ピックアップ7
Bにあっては、折り曲げミラー12で光路が折り曲げら
れたレーザー光がガラス材料から成る透過部材28を透
過されるため、発光素子11からディスク状記録媒体1
00へ向けて発光されたレーザー光に温度変化や湿度変
化に基づく収差が発生し難く、ディスク状記録媒体10
0から得られる情報信号の劣化を防止することができ
る。
【0080】また、光学ピックアップ7Bにあっては、
透過部材28が複合レンズ14の通過孔14cに挿入さ
れているため、その分、小型化を図ることができる。
【0081】さらに、透過部材28に回折素子30を形
成しているため、回折素子30を形成するための専用の
光学部品を必要とせず、部品点数の増加を来たさず製造
コストの増大を抑制することができる。
【0082】次に、第2の実施の形態について説明する
(図5参照)。
【0083】尚、この第2の実施の形態における光学ピ
ックアップ7Cは、上記した光学ピックアップ7と比較
して、通過孔に代えて、複合レンズのレーザー光の光路
(往路)となる部分に透過部を一体に形成したことのみ
が相違するため、光学ピックアップ7と比較して異なる
部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分につい
ては光学ピックアップ7における同様の部分に付した符
号と同じ符号を付して説明は省略する。
【0084】光学ピックアップ7Cにおける複合レンズ
14Cは透明な樹脂材料、例えば、ポリメタアクリル酸
メチル樹脂(PMMA)によって各部が一体に形成され
て成り、一方向に長い矩形状に形成されている。複合レ
ンズ14Cは搭載部19の周面部21の上面に取り付け
られ、複合レンズ14Cによって発光素子11、折り曲
げミラー12及び受光素子13が覆われている。
【0085】複合レンズ14Cには、複合レンズ14と
同様に、光回折部23と焦点距離変更レンズ部24が形
成されている。
【0086】複合レンズ14Cには、折り曲げミラー1
2の反射面12aの上方に位置する部分に、上方に開口
された通過凹部14dが形成されている。複合レンズ1
4Cの通過凹部14dの下側の部分は、透過部31とし
て他の部分と一体に形成されている。
【0087】透過部31は、複合レンズ14Cの他の部
分と比較して、光軸方向における厚みが薄くされてい
る。透過部31の上面31aには変換レンズ部32が形
成され、下面31bには回折素子33が形成されてい
る。
【0088】発光素子11から直線偏光のレーザー光が
発光されると、発光されたレーザー光は折り曲げミラー
12の反射面12aで反射されて複合レンズ14Cの透
過部31に入射される。
【0089】透過部材30に入射されたレーザー光は、
回折素子33によって回折され、3つの光ビームに分割
される。分割されたレーザー光は、変換レンズ部32に
よって発散角を変更するNA変換が行われてビームスプ
リッター15に入射される。
【0090】以上に記載した通り、光学ピックアップ7
Cにあっては、折り曲げミラー12で光路が折り曲げら
れたレーザー光が、光軸方向における厚みの薄い透過部
31を透過されるため、発光素子11からディスク状記
録媒体100へ向けて発光されたレーザー光に温度変化
や湿度変化に基づいて発生する収差が極めて小さく、デ
ィスク状記録媒体100から得られる情報信号の劣化を
防止することができる。
【0091】また、光軸方向における全体の厚みが薄く
なるように複合レンズを形成した場合には、成形時に生
じる樹脂材料の流れにより複屈折が生じ易くなるが、光
学ピックアップ7Cにあっては、複合レンズ14Cは透
過部31のみが光軸方向における厚みが薄く形成されて
いるため、複屈折を防止することができ、レーザー光の
収差の発生を防止することができる。
【0092】さらに、複合レンズ14Cの透過部31に
回折素子33を形成しているため、回折素子33を形成
するための専用の光学部品を必要とせず、部品点数の増
加を来たさず製造コストの増大を抑制することができ
る。
【0093】尚、上記には、発光素子11として側面発
光型の素子を用いた例を示したが、発光素子11として
レーザー光が上方へ向けて発光される所謂面発光型の素
子を用いてもよく、この場合には、折り曲げミラーを必
要としない。
【0094】また、上記した光学ピックアップ7、7
A、7B、7Cにあっては、ディスク状記録媒体100
からの戻り光の光路、即ち、復路において、レーザー光
は樹脂材料によって形成された複合レンズ14、14C
を透過されるため、復路においてレーザー光に収差が発
生し易いが、受光素子13に入射されるレーザー光は集
光される必要がないため、収差が発生したとしてもディ
スク状記録媒体100から得られる情報信号が劣化する
ことはない。
【0095】上記した各実施の形態において示した各部
の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際
の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることが
あってはならないものである。
【0096】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ピックアップは、ディスクテーブルに装
着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動する移動
ベースと該移動ベースに配置された所定の光学素子及び
光学部品とを備えた光学ピックアップであって、レーザ
ー光を発光する発光素子と、該発光素子から発光された
レーザー光をディスク状記録媒体の記録面に集光する対
物レンズと、上記発光素子から発光されたレーザー光を
透過して対物レンズへ導くと共にディスク状記録媒体で
反射され対物レンズを介して導かれたレーザー光の光路
を変更するビームスプリッターと、該ビームスプリッタ
ーで光路が変更されたレーザー光を受光する受光素子
と、上記発光素子からビームスプリッターに入射される
レーザー光の光路上及びビームスプリッターで光路が変
更され受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置
されると共に、レーザー光を回折する光回折部とレーザ
ー光に対して所定の機能を発揮するレンズ部とを有し、
光回折部及びレンズ部等の各部が一体に形成されて成る
複合レンズと、該複合レンズに発光素子からビームスプ
リッターに入射されるレーザー光が通過される通過孔を
形成したことを特徴とする。
【0097】従って、発光素子から発光されビームスプ
リッターに向かうレーザー光が、樹脂で形成された部分
を透過されないため、発光素子からディスク状記録媒体
に向けて発光されたレーザー光に温度変化や湿度変化に
基づく収差が発生し難く、ディスク状記録媒体から得ら
れる情報信号の劣化を防止することができる。
【0098】請求項2に記載した発明にあっては、上記
発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回折
する回折素子を設け、上記発光素子から発光されたレー
ザー光を反射して光路を折り曲げる反射面を有する折り
曲げミラーを設け、上記回折素子を折り曲げミラーの反
射面に形成したので、回折素子を形成するための専用の
光学部品を必要とせず、光学ピックアップの部品点数の
増加を来たさず製造コストの増大を抑制することができ
る。
【0099】請求項3に記載した発明にあっては、上記
発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回折
する回折素子を設け、該回折素子をビームスプリッター
に形成したので、回折素子を形成するための専用の光学
部品を必要とせず、光学ピックアップの部品点数の増加
を来たさず製造コストの増大を抑制することができる。
【0100】請求項4に記載した発明にあっては、上記
発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回折
する回折素子を設け、上記発光素子からビームスプリッ
ターまでのレーザー光の光路上に、上記回折素子が形成
された回折部材を配置したので、レーザー光の良好な光
学特性を確保することができる。
【0101】請求項5に記載した発明にあっては、上記
複合レンズの通過孔に、ガラス材料から成りレーザー光
が透過される透過部材を配置したので、透過部材の通過
孔への挿入により、光学ピックアップの小型化を図るこ
とができる。
【0102】請求項6に記載した発明にあっては、上記
発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回折
する回折素子を設け、該回折素子を透過部材に形成した
ので、回折素子を形成するための専用の光学部品を必要
とせず、光学ピックアップの部品点数の増加を来たさず
製造コストの増大を抑制することができる。
【0103】別の本発明光学ピックアップは、ディスク
テーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方向へ
移動する移動ベースと該移動ベースに配置された所定の
光学素子及び光学部品とを備えた光学ピックアップであ
って、レーザー光を発光する発光素子と、該発光素子か
ら発光されたレーザー光をディスク状記録媒体の記録面
に集光する対物レンズと、上記発光素子から発光された
レーザー光を透過して対物レンズへ導くと共にディスク
状記録媒体で反射され対物レンズを介して導かれたレー
ザー光の光路を変更するビームスプリッターと、該ビー
ムスプリッターで光路が変更されたレーザー光を受光す
る受光素子と、上記発光素子からビームスプリッターに
入射されるレーザー光の光路上及びビームスプリッター
で光路が変更され受光素子に入射されるレーザー光の光
路上に配置されると共に、レーザー光を回折する光回折
部とレーザー光に対して所定の機能を発揮するレンズ部
とを有し、光回折部及びレンズ部等の各部が一体に形成
されて成る複合レンズと、該複合レンズに発光素子から
ビームスプリッターに入射されるレーザー光が透過され
る透過部を一体に形成し、該透過部の光軸方向における
厚みを複合レンズの他の部分の光軸方向における厚みよ
り薄く形成したことを特徴とする。
【0104】従って、発光素子から発光されビームスプ
リッターに向かうレーザー光が、樹脂で形成された厚み
の薄い部分を透過されるため、発光素子からディスク状
記録媒体へ向けて発光されたレーザー光に温度変化や湿
度変化に基づいて発生する収差が極めて小さく、ディス
ク状記録媒体から得られる情報信号の劣化を防止するこ
とができる。
【0105】請求項8に記載した発明にあっては、上記
発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回折
する回折素子を設け、該回折素子を複合レンズの透過部
に形成したので、回折素子を形成するための専用の光学
部品を必要とせず、光学ピックアップの部品点数の増加
を来たさず製造コストの増大を抑制することができる。
【0106】本発明ディスクドライブ装置は、ディスク
状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブル
と、該ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒
体の半径方向へ移動する移動ベースと該移動ベースに配
置された所定の光学素子及び光学部品とを有する光学ピ
ックアップとを備えたディスクドライブ装置であって、
上記光学ピックアップは、レーザー光を発光する発光素
子と、該発光素子から発光されたレーザー光をディスク
状記録媒体の記録面に集光する対物レンズと、上記発光
素子から発光されたレーザー光を透過して対物レンズへ
導くと共にディスク状記録媒体で反射され対物レンズを
介して導かれたレーザー光の光路を変更するビームスプ
リッターと、該ビームスプリッターで光路が変更された
レーザー光を受光する受光素子と、上記発光素子からビ
ームスプリッターに入射されるレーザー光の光路上及び
ビームスプリッターで光路が変更され受光素子に入射さ
れるレーザー光の光路上に配置されると共に、レーザー
光を回折する光回折部とレーザー光に対して所定の機能
を発揮するレンズ部とを有し、光回折部及びレンズ部等
の各部が一体に形成されて成る複合レンズと、該複合レ
ンズに発光素子からビームスプリッターに入射されるレ
ーザー光が通過される通過孔を形成したことを特徴とす
る。
【0107】従って、発光素子から発光されビームスプ
リッターに向かうレーザー光が、樹脂で形成された部分
を透過されないため、発光素子からディスク状記録媒体
に向けて発光されたレーザー光に温度変化や湿度変化に
基づく収差が発生し難く、ディスク状記録媒体から得ら
れる情報信号の劣化を防止することができる。
【0108】請求項10に記載した発明にあっては、上
記発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回
折する回折素子を設け、上記発光素子から発光されたレ
ーザー光を反射して光路を折り曲げる反射面を有する折
り曲げミラーを設け、上記回折素子を折り曲げミラーの
反射面に形成したので、回折素子を形成するための専用
の光学部品を必要とせず、ディスクドライブ装置の部品
点数の増加を来たさず製造コストの増大を抑制すること
ができる。
【0109】請求項11に記載した発明にあっては、上
記発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回
折する回折素子を設け、該回折素子をビームスプリッタ
ーに形成したので、回折素子を形成するための専用の光
学部品を必要とせず、ディスクドライブ装置の部品点数
の増加を来たさず製造コストの増大を抑制することがで
きる。
【0110】請求項12に記載した発明にあっては、上
記発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回
折する回折素子を設け、上記発光素子からビームスプリ
ッターまでのレーザー光の光路上に、上記回折素子が形
成された回折部材を配置したので、レーザー光の良好な
光学特性を確保することができる。
【0111】請求項13に記載した発明にあっては、上
記複合レンズの通過孔に、ガラス材料から成りレーザー
光が透過される透過部材を配置したので、透過部材の通
過孔への挿入により、ディスクドライブ装置の小型化を
図ることができる。
【0112】請求項14に記載した発明にあっては、上
記発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回
折する回折素子を設け、該回折素子を透過部材に形成し
たので、回折素子を形成するための専用の光学部品を必
要とせず、ディスクドライブ装置の部品点数の増加を来
たさず製造コストの増大を抑制することができる。
【0113】別の本発明ディスクドライブ装置は、ディ
スクテーブルに装着されるディスク状記録媒体の半径方
向へ移動する移動ベースと該移動ベースに配置された所
定の光学素子及び光学部品とを備えた光学ピックアップ
であって、レーザー光を発光する発光素子と、該発光素
子から発光されたレーザー光をディスク状記録媒体の記
録面に集光する対物レンズと、上記発光素子から発光さ
れたレーザー光を透過して対物レンズへ導くと共にディ
スク状記録媒体で反射され対物レンズを介して導かれた
レーザー光の光路を変更するビームスプリッターと、該
ビームスプリッターで光路が変更されたレーザー光を受
光する受光素子と、上記発光素子からビームスプリッタ
ーに入射されるレーザー光の光路上及びビームスプリッ
ターで光路が変更され受光素子に入射されるレーザー光
の光路上に配置されると共に、レーザー光を回折する光
回折部とレーザー光に対して所定の機能を発揮するレン
ズ部とを有し、光回折部及びレンズ部等の各部が一体に
形成されて成る複合レンズと、該複合レンズに発光素子
からビームスプリッターに入射されるレーザー光が透過
される透過部を一体に形成し、該透過部の光軸方向にお
ける厚みを複合レンズの他の部分の光軸方向における厚
みより薄く形成したことを特徴とする。
【0114】従って、発光素子から発光されビームスプ
リッターに向かうレーザー光が、樹脂で形成された厚み
の薄い部分を透過されるため、発光素子からディスク状
記録媒体へ向けて発光されたレーザー光に温度変化や湿
度変化に基づいて発生する収差が極めて小さく、ディス
ク状記録媒体から得られる情報信号の劣化を防止するこ
とができる。
【0115】請求項16に記載した発明にあっては、上
記発光素子から対物レンズに入射されるレーザー光を回
折する回折素子を設け、該回折素子を複合レンズの透過
部に形成したので、回折素子を形成するための専用の光
学部品を必要とせず、ディスクドライブ装置の部品点数
の増加を来たさず製造コストの増大を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明の第1の実施の形態
を示すものであり、本図はディスクドライブ装置の概略
斜視図である。
【図2】ディスクドライブ装置に設けられた各光学要素
を示す概念図である。
【図3】第1の実施の形態における変形例を示すもので
あり、ディスクドライブ装置に設けられた各光学要素を
示す概念図である。
【図4】第1の実施の形態における別の変形例を示すも
のであり、ディスクドライブ装置に設けられた各光学要
素を示す概念図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すものであり、
ディスクドライブ装置に設けられた各光学要素を示す概
念図である。
【図6】従来のディスクドライブ装置に設けられた各光
学要素を示す概念図である。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ装置、4…ディスクテーブル、7
…光学ピックアップ、8…移動ベース、9a…対物レン
ズ、11…発光素子、12…折り曲げミラー、12a…
反射面、13…受光素子、14…複合レンズ、14c…
通過孔、15…ビームスプリッター、23…光回折部、
24…焦点距離変更レンズ部(レンズ部)、25…回折
素子、7A…光学ピックアップ、26…回折部材、27
…回折素子、7B…光学ピックアップ、28…透過部
材、30…回折素子、7C…光学ピックアップ、14C
…複合レンズ、31…透過部、100…ディスク状記録
媒体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクテーブルに装着されるディスク
    状記録媒体の半径方向へ移動する移動ベースと該移動ベ
    ースに配置された所定の光学素子及び光学部品とを備え
    た光学ピックアップであって、 レーザー光を発光する発光素子と、 該発光素子から発光されたレーザー光をディスク状記録
    媒体の記録面に集光する対物レンズと、 上記発光素子から発光されたレーザー光を透過して対物
    レンズへ導くと共にディスク状記録媒体で反射され対物
    レンズを介して導かれたレーザー光の光路を変更するビ
    ームスプリッターと、 該ビームスプリッターで光路が変更されたレーザー光を
    受光する受光素子と、 上記発光素子からビームスプリッターに入射されるレー
    ザー光の光路上及びビームスプリッターで光路が変更さ
    れ受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置され
    ると共に、レーザー光を回折する光回折部とレーザー光
    に対して所定の機能を発揮するレンズ部とを有し、光回
    折部及びレンズ部等の各部が一体に形成されて成る複合
    レンズと、 該複合レンズに発光素子からビームスプリッターに入射
    されるレーザー光が通過される通過孔を形成したことを
    特徴とする光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 上記発光素子から対物レンズに入射され
    るレーザー光を回折する回折素子を設け、 上記発光素子から発光されたレーザー光を反射して光路
    を折り曲げる反射面を有する折り曲げミラーを設け、 上記回折素子を折り曲げミラーの反射面に形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ。
  3. 【請求項3】 上記発光素子から対物レンズに入射され
    るレーザー光を回折する回折素子を設け、 該回折素子をビームスプリッターに形成したことを特徴
    とする請求項1に記載の光学ピックアップ。
  4. 【請求項4】 上記発光素子から対物レンズに入射され
    るレーザー光を回折する回折素子を設け、 上記発光素子からビームスプリッターまでのレーザー光
    の光路上に、上記回折素子が形成された回折部材を配置
    したことを特徴とする請求項1に記載の光学ピックアッ
    プ。
  5. 【請求項5】 上記複合レンズの通過孔に、ガラス材料
    から成りレーザー光が透過される透過部材を配置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ。
  6. 【請求項6】 上記発光素子から対物レンズに入射され
    るレーザー光を回折する回折素子を設け、 該回折素子を透過部材に形成したことを特徴とする請求
    項5に記載の光学ピックアップ。
  7. 【請求項7】 ディスクテーブルに装着されるディスク
    状記録媒体の半径方向へ移動する移動ベースと該移動ベ
    ースに配置された所定の光学素子及び光学部品とを備え
    た光学ピックアップであって、 レーザー光を発光する発光素子と、 該発光素子から発光されたレーザー光をディスク状記録
    媒体の記録面に集光する対物レンズと、 上記発光素子から発光されたレーザー光を透過して対物
    レンズへ導くと共にディスク状記録媒体で反射され対物
    レンズを介して導かれたレーザー光の光路を変更するビ
    ームスプリッターと、 該ビームスプリッターで光路が変更されたレーザー光を
    受光する受光素子と、 上記発光素子からビームスプリッターに入射されるレー
    ザー光の光路上及びビームスプリッターで光路が変更さ
    れ受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置され
    ると共に、レーザー光を回折する光回折部とレーザー光
    に対して所定の機能を発揮するレンズ部とを有し、光回
    折部及びレンズ部等の各部が一体に形成されて成る複合
    レンズと、 該複合レンズに発光素子からビームスプリッターに入射
    されるレーザー光が透過される透過部を一体に形成し、 該透過部の光軸方向における厚みを複合レンズの他の部
    分の光軸方向における厚みより薄く形成したことを特徴
    とする光学ピックアップ。
  8. 【請求項8】 上記発光素子から対物レンズに入射され
    るレーザー光を回折する回折素子を設け、 該回折素子を複合レンズの透過部に形成したことを特徴
    とする請求項7に記載の光学ピックアップ。
  9. 【請求項9】 ディスク状記録媒体が装着されて回転さ
    れるディスクテーブルと、該ディスクテーブルに装着さ
    れるディスク状記録媒体の半径方向へ移動する移動ベー
    スと該移動ベースに配置された所定の光学素子及び光学
    部品とを有する光学ピックアップとを備えたディスクド
    ライブ装置であって、 上記光学ピックアップは、 レーザー光を発光する発光素子と、 該発光素子から発光されたレーザー光をディスク状記録
    媒体の記録面に集光する対物レンズと、 上記発光素子から発光されたレーザー光を透過して対物
    レンズへ導くと共にディスク状記録媒体で反射され対物
    レンズを介して導かれたレーザー光の光路を変更するビ
    ームスプリッターと、 該ビームスプリッターで光路が変更されたレーザー光を
    受光する受光素子と、 上記発光素子からビームスプリッターに入射されるレー
    ザー光の光路上及びビームスプリッターで光路が変更さ
    れ受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置され
    ると共に、レーザー光を回折する光回折部とレーザー光
    に対して所定の機能を発揮するレンズ部とを有し、光回
    折部及びレンズ部等の各部が一体に形成されて成る複合
    レンズと、 該複合レンズに発光素子からビームスプリッターに入射
    されるレーザー光が通過される通過孔を形成したことを
    特徴とするディスクドライブ装置。
  10. 【請求項10】 上記発光素子から対物レンズに入射さ
    れるレーザー光を回折する回折素子を設け、 上記発光素子から発光されたレーザー光を反射して光路
    を折り曲げる反射面を有する折り曲げミラーを設け、 上記回折素子を折り曲げミラーの反射面に形成したこと
    を特徴とする請求項9に記載のディスクドライブ装置。
  11. 【請求項11】 上記発光素子から対物レンズに入射さ
    れるレーザー光を回折する回折素子を設け、 該回折素子をビームスプリッターに形成したことを特徴
    とする請求項9に記載のディスクドライブ装置。
  12. 【請求項12】 上記発光素子から対物レンズに入射さ
    れるレーザー光を回折する回折素子を設け、 上記発光素子からビームスプリッターまでのレーザー光
    の光路上に、上記回折素子が形成された回折部材を配置
    したことを特徴とする請求項9に記載のディスクドライ
    ブ装置。
  13. 【請求項13】 上記複合レンズの通過孔に、ガラス材
    料から成りレーザー光が透過される透過部材を配置した
    ことを特徴とする請求項9に記載のディスクドライブ装
    置。
  14. 【請求項14】 上記発光素子から対物レンズに入射さ
    れるレーザー光を回折する回折素子を設け、 該回折素子を透過部材に形成したことを特徴とする請求
    項13に記載のディスクドライブ装置。
  15. 【請求項15】 ディスクテーブルに装着されるディス
    ク状記録媒体の半径方向へ移動する移動ベースと該移動
    ベースに配置された所定の光学素子及び光学部品とを備
    えた光学ピックアップであって、 レーザー光を発光する発光素子と、 該発光素子から発光されたレーザー光をディスク状記録
    媒体の記録面に集光する対物レンズと、 上記発光素子から発光されたレーザー光を透過して対物
    レンズへ導くと共にディスク状記録媒体で反射され対物
    レンズを介して導かれたレーザー光の光路を変更するビ
    ームスプリッターと、 該ビームスプリッターで光路が変更されたレーザー光を
    受光する受光素子と、 上記発光素子からビームスプリッターに入射されるレー
    ザー光の光路上及びビームスプリッターで光路が変更さ
    れ受光素子に入射されるレーザー光の光路上に配置され
    ると共に、レーザー光を回折する光回折部とレーザー光
    に対して所定の機能を発揮するレンズ部とを有し、光回
    折部及びレンズ部等の各部が一体に形成されて成る複合
    レンズと、 該複合レンズに発光素子からビームスプリッターに入射
    されるレーザー光が透過される透過部を一体に形成し、 該透過部の光軸方向における厚みを複合レンズの他の部
    分の光軸方向における厚みより薄く形成したことを特徴
    とするディスクドライブ装置。
  16. 【請求項16】 上記発光素子から対物レンズに入射さ
    れるレーザー光を回折する回折素子を設け、 該回折素子を複合レンズの透過部に形成したことを特徴
    とする請求項15に記載のディスクドライブ装置。
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