JP2003233924A - 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

光学ピックアップ及びディスクドライブ装置

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JP2003233924A
JP2003233924A JP2002029435A JP2002029435A JP2003233924A JP 2003233924 A JP2003233924 A JP 2003233924A JP 2002029435 A JP2002029435 A JP 2002029435A JP 2002029435 A JP2002029435 A JP 2002029435A JP 2003233924 A JP2003233924 A JP 2003233924A
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Japan
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light emitting
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JP2002029435A
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Takeshi Ono
毅 大野
Tadashi Taniguchi
正 谷口
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化及び製造コストの低減等を図る。 【解決手段】 発光素子11と、発光素子から発光され
たレーザー光をディスク状記録媒体100の記録面に集
光する対物レンズ9aと、発光素子から発光されたレー
ザー光の光束Pの中央部以外の部分の少なくとも一部を
受光する受光面16と当該レーザー光の光束の中央部の
少なくとも一部を透過して対物レンズに導く導光部17
とを有すると共に受光面で受光したレーザー光の出力を
検出し当該検出結果に基づいて発光素子の出力を制御す
る出力制御素子12と、ディスク状記録媒体で反射され
たレーザー光を受光する受光素子15とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ピックアップ及
びディスクドライブ装置についての技術分野に関する。
詳しくは、ディスクテーブルに装着されるディスク状記
録媒体に対して情報信号の記録や再生を行う光学ピック
アップ及びこれを備えたディスクドライブ装置について
の技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体に対する情報信号の
記録や再生を行うディスクドライブ装置があり、このよ
うなディスクドライブ装置は、ディスクテーブルに装着
されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動し該ディス
ク状記録媒体に対してレーザー光を照射する光学ピック
アップを備えている。
【0003】光学ピックアップは、ディスク状記録媒体
の半径方向へ移動する移動ベースに所定の光学要素(光
学素子及び光学部品)等が配置されている。光学ピック
アップには、発光素子から発光されるレーザー光の光量
が一定となるように制御するAPC(Automatic Power
Control)機能を有する出力制御素子が設けられている
ものがある。
【0004】以下に、APC機能を有する従来の光学ピ
ックアップにおける、移動ベースに配置された各光学要
素とレーザー光の光路とについて説明する(図8参
照)。
【0005】図示しない移動ベースに配置された図示し
ない搭載用基板には、例えば、面発光型の発光素子aが
搭載されている。
【0006】発光素子aから発光されたレーザー光はコ
リメーターレンズbに入射される。コリメーターレンズ
bに入射されたレーザー光は平行光束とされてビームス
プリッターcに入射される。
【0007】ビームスプリッターcに入射されたレーザ
ー光は、そのスプリット面dを透過する光とスプリット
面dで反射される光とに分離される。
【0008】スプリット面dを透過されたレーザー光は
対物レンズeへ向かい、該対物レンズeによってディス
ク状記録媒体fの記録面に集光される。
【0009】ディスク状記録媒体fの記録面に集光され
たレーザー光は、当該記録面で反射されて戻り光として
対物レンズeを介して再びビームスプリッターcに入射
される。ビームスプリッターcに入射された戻り光は、
スプリット面dで光路が90°折り曲げられて受光素子
gに入射される。戻り光が受光素子gに入射されると、
光電変換されて電気信号として出力され、例えば、ディ
スク状記録媒体fに記録された情報信号の再生が行われ
る。
【0010】一方、コリメーターレンズbからビームス
プリッターcに入射されスプリット面dで反射されたレ
ーザー光は、該スプリット面dによって光路が90°折
り曲げられ、レーザー光の出力を制御する出力制御素子
hに入射される。出力制御素子hに入射されたレーザー
光は、その光量が検出され、当該検出量に基づいて発光
素子aから発光されるレーザー光の光量が一定となるよ
うに発光素子aの出力が制御される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のディスクドライブ装置にあっては、出力制御素子h
が発光素子aから離れた位置に配置されるため、その
分、光学ピックアップが大型となってしまう。
【0012】また、発光素子aから発光されたレーザー
光をビームスプリッターcで分離してディスク状記録媒
体fと出力制御素子hとにそれぞれ導くようにしている
ため、ディスク状記録媒体fに導かれる光量が減少して
しまう。従って、高出力の発光素子を用いる必要がある
が、高出力の発光素子は高価であるため、製造コストの
増大を来たしてしまう。
【0013】そこで、これらの問題を解決するために、
図9に示すように、サブマウントと称されるマウント部
i上に発光素子jと出力制御素子kとをそれぞれ搭載し
てAPC機能を発揮させる光学ピックアップがある。
【0014】マウント部iは搭載用基板lに搭載され、
該搭載用基板lにはマウント部iの側方に折り曲げミラ
ーmが搭載されている。発光素子jから発光されたレー
ザー光が、折り曲げミラーmの反射面nで反射されて対
物レンズを介してディスク状記録媒体に導かれる。
【0015】このような光学ピックアップにあっては、
レーザー光が折り曲げミラーmと反対方向へも僅かに発
光されることを利用して、出力制御素子kで当該僅かな
レーザー光を検出し当該検出量に基づいて発光素子jか
ら発光されるレーザー光の光量が一定となるように発光
素子jの出力を制御するようにしている。
【0016】ところが、このように僅かなレーザー光を
利用して発光素子jの出力を制御した場合には、光強度
が低いためS/N比(Signal-Noise ratio)が低くな
り、発光素子jに対する制御の正確性に劣るという問題
がある。
【0017】また、レーザー光の出射方向と出力制御素
子kの受光面とが略平行となるため、受光面上での多重
干渉が生じ易く信号が不安定になり易いという問題もあ
る。
【0018】光学ピックアップには、図10に示すよう
に、搭載用基板o上に出力制御素子pを搭載し、該出力
制御素子p上にマウント部qを介して発光素子rを搭載
すると共に出力制御素子p上に折り曲げミラーsを搭載
し、小型化及び十分な光強度を得て発光素子rに対する
制御の正確性の向上を図るようにしたものがある。この
折り曲げミラーsにあっては、発光素子rから発光され
たレーザー光が反射面tで反射されると共に当該レーザ
ー光の一部が透過され、透過されたレーザー光が出力制
御素子pに入射されて発光素子rの出力が制御される。
【0019】しかしながら、このように出力制御素子p
上に発光素子r及び折り曲げミラーsを配置した場合に
は、搭載用基板上に発光素子や折り曲げミラーを配置す
る場合に比し、放熱性が悪くなるという問題がある。
【0020】また、搭載用基板oを基準として発光素子
rを搭載したときに、出力制御素子pの厚み方向におけ
るバラツキに加え発光素子rの厚み方向におけるバラツ
キが加算されるため、発光素子rの発光点の位置精度が
悪化するという問題もある。さらに、発光素子rから発
光されたレーザー光を折り曲げミラーsで分離してディ
スク状記録媒体と出力制御素子pとにそれぞれ導くよう
にしているため、ディスク状記録媒体に導かれる光量が
減少してしまう。従って、高出力の発光素子を用いる必
要があり、図8に示した光学ピックアップと同様に、製
造コストの増大を来たしてしまうという問題もある。
【0021】そこで、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置は、上記した問題点を克服し、小型化
及び製造コストの低減等を図ることを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明光学ピックアップ
及びディスクドライブ装置は、上記した課題を解決する
ために、レーザー光を発光する発光素子と、該発光素子
から発光されたレーザー光をディスク状記録媒体の記録
面に集光する対物レンズと、上記発光素子から発光され
たレーザー光の光束の中央部以外の部分の少なくとも一
部を受光する受光面と当該レーザー光の光束の中央部の
少なくとも一部を透過して対物レンズに導く導光部とを
有すると共に受光面で受光したレーザー光の出力を検出
し当該検出結果に基づいて上記発光素子の出力を制御す
る出力制御素子と、ディスク状記録媒体に導かれ該ディ
スク状記録媒体で反射されたレーザー光を受光する受光
素子とを設けたものである。
【0023】従って、本発明光学ピックアップ及びディ
スクドライブ装置にあっては、発光素子と出力制御素子
とが近付いた位置に配置されると共にレーザー光の異な
る光束の部分がそれぞれ出力制御素子と受光素子とに入
射される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明光学ピックアップ
及びディスクドライブ装置の実施の形態を添付図面を参
照して説明する。
【0025】先ず、第1の実施の形態について説明する
(図1乃至図6参照)。
【0026】ディスクドライブ装置1は、外筐2内に所
要の各部材及び各機構が配置されて成り(図1参照)、
外筐2には横長の図示しないディスク挿入口が形成され
ている。
【0027】外筐2内には図示しないシャーシが配置さ
れ、該シャーシにスピンドルモーター3が取り付けられ
ている。スピンドルモーター3のモーター軸にはディス
クテーブル4が固定されている。
【0028】シャーシには、平行なガイド軸5、6が取
り付けられると共に図示しない送りモーターによって回
転される図示しないリードスクリューが支持されてい
る。
【0029】光学ピックアップ7は移動ベース8と該移
動ベース8に設けられた所要の各光学要素(光学素子及
び光学部品)と移動ベース8上に支持された2軸アクチ
ュエーター9とを有し、移動ベース8の両端部に設けら
れた軸受部8a、8bがそれぞれガイド軸5、6に摺動
自在に支持されている。移動ベース8に設けられた図示
しないナット部材がリードスクリューに螺合され、送り
モーターによってリードスクリューが回転されるとナッ
ト部材がリードスクリューの回転方向に応じた方向へ送
られ、光学ピックアップ7がディスクテーブル4に装着
されるディスク状記録媒体100の半径方向へ移動され
る。
【0030】移動ベース8にはフレキシブルプリント配
線板10の一端部が接続され、該フレキシブルプリント
配線板10の他端部が外筐2内に設けられた図示しない
駆動制御回路基板に接続されている。従って、光学ピッ
クアップ7の2軸アクチュエーター9や各光学素子等へ
の電源の供給、各種の信号の授受等がフレキシブルプリ
ント配線板10を介して行われる。
【0031】移動ベース8には、所要の各光学要素が配
置されている(図2及び図3参照)。
【0032】光学要素として、発光素子11、出力制御
素子12、コリメーターレンズ13、ビームスプリッタ
ー14、2軸アクチュエーター9の対物レンズ9a、受
光素子15等が所定の各位置に配置されている。
【0033】発光素子11としては、例えば、面発光型
のレーザーダイオードが用いられている。
【0034】出力制御素子12は平板状に形成され、例
えば、フォトダイオードが用いられている。出力制御素
子12の発光素子11に対向する素子側対向面12aに
は、その周縁部を除いた部分に矩形状の受光面16が形
成されている。
【0035】出力制御素子12には、素子側対向面12
aの中央部と素子側対向面12aの反対側の面の中央部
とを貫通する円形状の透過孔17が、例えば、エッチン
グによって形成されている。従って、透過孔17は受光
面16の中央部に形成されている。透過孔17はレーザ
ー光をディスク状記録媒体100へ導く導光部として機
能する。
【0036】尚、出力制御素子12の受光面16は、透
過性を有する樹脂材料やガラス材料等によって封止され
ていてもよい。
【0037】コリメーターレンズ13及びビームスプリ
ッター14は、出力制御素子12を挟んで発光素子11
の反対側に出力制御素子12側から順に配置されてい
る。
【0038】受光素子15はビームスプリッター14の
側方に配置されている。
【0039】上記出力制御素子12の光軸と直交する方
向における位置調整は、発光素子11の発光点又はコリ
メーターレンズ13の光軸を基準として行われる。
【0040】発光素子11からレーザー光が発光される
と、発光されたレーザー光は、その光束P(図3参照)
の中央部が出力制御素子12の透過孔17を透過されて
コリメーターレンズ13に入射される。このとき発光素
子11から発光されたレーザー光の光束Pの中央部以外
の部分は、出力制御素子12の受光面16に入射され
る。
【0041】出力制御素子12の受光面16にレーザー
光が入射されると、その光量が検出され、当該検出量に
基づいて発光素子11から発光されるレーザー光の光量
が一定となるように発光素子11の出力が制御される。
【0042】一方、コリメーターレンズ13に入射され
たレーザー光は平行光束とされてビームスプリッター1
4に入射される。ビームスプリッター14に入射された
レーザー光は、スプリット面14aを透過して2軸アク
チュエーター9の対物レンズ9aへ向かい、該対物レン
ズ9aによりディスクテーブル4に装着された回転中の
ディスク状記録媒体100の記録面に集光される。
【0043】ディスク状記録媒体100の記録面に集光
されたレーザー光は、当該記録面で反射されて戻り光と
して対物レンズ9aを介してビームスプリッター14に
再び入射される。ビームスプリッター14に入射された
戻り光は、スプリット面14aで光路が90°折り曲げ
られて受光素子15に入射される。戻り光が受光素子1
5に入射されると、光電変換されて電気信号として出力
され、例えば、ディスク状記録媒体100に記録された
情報信号の再生が行われる。
【0044】以上に記載した通り、ディスクドライブ装
置1にあっては、出力制御素子12に透過孔17を形成
し、レーザー光の光束Pの中央部をディスク状記録媒体
100へ導くと共に光束Pの中央部以外の部分を受光面
16で受光して発光素子11の出力を制御するようにし
ているため、ビームスプリッター14でレーザー光を分
離させてディスク状記録媒体100と出力制御素子12
とにそれぞれ導く必要がなく、出力制御素子12を発光
素子11に近付けて配置することができ、光学ピックア
ップ7及びディスクドライブ装置1の小型化を図ること
ができる。
【0045】また、通常、レーザー光は、その光束の中
央部がディスク状記録媒体100に記録された情報信号
の読取等に使用され、光束の中央部以外の部分は当該情
報信号の読取等に使用されないが、ディスクドライブ装
置1にあっては、レーザー光の光束Pの中央部をディス
ク状記録媒体100へ導くと共に光束Pの中央部以外の
部分を発光素子11の出力を制御するために使用してい
るため、レーザー光の効率的な使用によりディスク状記
録媒体100に導かれる光量を減少させることなく発光
素子11の出力を制御することができる。
【0046】従って、高価な高出力の発光素子を用いる
必要がないため、ディスクドライブ装置1及び光学ピッ
クアップ7の製造コストの低減を図ることができる。
【0047】さらに、発光素子11からディスク状記録
媒体100へ向けて発光されたレーザー光の一部を用い
て発光素子11の出力を制御しているため、出力制御素
子12による発光素子11の出力の制御の正確性を向上
させることができる。
【0048】加えて、出力制御素子12上に発光素子1
1を搭載する必要がないため、良好な放熱性を確保する
ことができると共に発光素子11が出力制御素子12の
位置精度のバラツキの影響を受けることがなく発光素子
11の発光点の位置精度の向上を図ることができる。
【0049】尚、レーザー光は出力制御素子12に近付
くに従って光軸に垂直な断面積が大きくなるため、出力
制御素子12を発光素子11に近付けて配置することに
より透過孔17の開口面積を小さくすることができる。
従って、開口面積が小さな透過孔17を出力制御素子1
2に形成し、該出力制御素子12を発光素子11に近付
けて配置することにより、ディスクドライブ装置1及び
光学ピックアップ7の一層の小型化を図ることができ
る。また、出力制御素子12を発光素子11に近付けて
配置し透過孔17の開口面積を小さくすることにより出
力制御素子12自体を小型化することができる。
【0050】また、出力制御素子12に導光部を形成す
るためにとして出力制御素子12にレーザー光を透過す
る透過孔17を形成するだけでレーザー光を透過して対
物レンズ9aに導く導光部を形成することができるた
め、出力制御素子12の構成が簡素であると共に加工が
容易であり、光学ピックアップ7の製造コストの増大を
抑制することができる。
【0051】次に、出力制御素子の第1の変形例につい
て説明する(図4参照)。
【0052】この第1の変形例における出力制御素子1
8は平板状に形成され、例えば、フォトダイオードが用
いられている。出力制御素子18の発光素子11に対向
する素子側対向面18aには、発光素子11側から見て
右側の側縁に寄って受光面19が形成されている。
【0053】出力制御素子18には右方に開口され素子
側対向面18aとその反対側の面とを貫通する半円形状
の透過切欠20が形成されている。透過切欠20は、レ
ーザー光をディスク状記録媒体100へ導く導光部とし
て機能する。
【0054】尚、出力制御素子18の受光面19は、透
過性を有する樹脂材料やガラス材料等によって封止され
ていてもよい。
【0055】出力制御素子18を用いた場合において
は、発光素子11からレーザー光が発光されると、発光
されたレーザー光は、その光束Qの一部が出力制御素子
18の透過切欠20を透過され又は出力制御素子18の
右側を過ぎってコリメーターレンズ13に入射される。
このとき発光素子11から発光されたレーザー光の光束
Qの受光面19に照射された部分は、該受光面19に入
射される。
【0056】出力制御素子18の受光面19にレーザー
光が入射されると、その光量が検出され、当該検出量に
基づいて発光素子11から発光されるレーザー光の光量
が一定となるように発光素子11の出力が制御される。
【0057】尚、図5に示すように、出力制御素子18
と左右対象な形状を有する出力制御素子21を配置し、
該出力制御素子21を出力制御素子18に隣接又は近接
させた状態で組み合わせて使用するようにしてもよい。
出力制御素子21は、素子側対向面21aに、発光素子
11側から見て左側の側縁に寄って受光面22が形成さ
れ、左方に開口された半円形状の透過切欠23が形成さ
れている。
【0058】出力制御素子18と出力制御素子21とを
組み合わせて使用することにより、出力制御素子18の
受光面19及び出力制御素子21の受光面22の双方で
レーザー光が受光されるため、受光量が増え制御の正確
性を向上させることができる。
【0059】また、図4には、右方に開口された透過切
欠20を有する出力制御素子18を使用した例を示した
が、出力制御素子18に代えて、左方に開口された透過
切欠23を有する出力制御素子21を使用してもよい。
【0060】出力制御素子12に代えて出力制御素子1
8、出力制御素子21又は出力制御素子18と出力制御
素子21とを用いた場合には、出力制御素子12を使用
した場合と同様の効果が得られる他、出力制御素子18
及び出力制御素子21にあっては、透過孔17を形成す
るよりも加工が簡単な透過切欠20又は透過切欠23を
形成すればよいため、加工作業における作業性の向上を
図ることができる。
【0061】次に、出力制御素子の第2の変形例につい
て説明する(図6参照)。
【0062】この第2の変形例における出力制御素子2
4は平板状に形成され、例えば、フォトダイオードが用
いられている。出力制御素子24の発光素子11に対向
する素子側対向面24aには、その周縁を除いた部分に
受光面25が形成されている。
【0063】出力制御素子24には、素子側対向面24
aの中央部と素子側対向面24aの反対側の面の中央部
とを貫通する楕円形状の透過孔26が、例えば、エッチ
ングによって形成されている。
【0064】透過孔26の開口面は、発光素子11から
発光されたレーザー光の光束Rの受光面25に照射され
る部分よりも一回り小さくされ、透過孔26の中心軸と
レーザー光の光軸とが一致されている。発光素子11か
ら発光されたレーザー光は、光軸に垂直な断面が楕円形
状とされており、楕円形状を為す透過孔26の長軸と短
軸の方向は、それぞれレーザー光の長軸と短軸の方向に
一致されている。透過孔26は受光面25の中央部に形
成され、レーザー光をディスク状記録媒体100へ導く
導光部として機能する。
【0065】尚、出力制御素子24の受光面25は、透
過性を有する樹脂材料やガラス材料等によって封止され
ていてもよい。
【0066】出力制御素子24が用いられた光学ピック
アップには、レーザー光の利用効率を向上させるための
ビーム成形素子、例えば、アナモフィックレンズやアナ
モフィックプリズムが設けられている。アナモフィック
プリズム(アナモフィックレンズ)27は、コリメータ
ーレンズ13とビームスプリッター14との間に配置さ
れている。
【0067】出力制御素子24を用いた場合において
は、発光素子11からレーザー光が発光されると、発光
されたレーザー光は、その光束Rの中央部が出力制御素
子24の透過孔26を透過されてコリメーターレンズ1
3に入射される。このとき発光素子11から発光された
レーザー光の光束Rの中央部以外の部分は、出力制御素
子24の受光面25に入射される。
【0068】出力制御素子24の受光面25にレーザー
光が入射されると、その光量が検出され、当該検出量に
基づいて発光素子11から発光されるレーザー光の光量
が一定となるように発光素子11の出力が制御される。
【0069】一方、コリメーターレンズ13に入射され
たレーザー光は、光軸に垂直な断面が楕円形状のままで
平行光束とされてアナモフィックプリズム27に入射さ
れる。
【0070】アナモフィックプリズム27に入射された
レーザー光は、光軸に垂直な断面が円形状とされてアナ
モフィックプリズム27からビームスプリッター14に
入射される。
【0071】出力制御素子12に代えて出力制御素子2
4を用いた場合には、出力制御素子12を使用した場合
と同様の効果が得られる他、出力制御素子24がレーザ
ー光の光軸に垂直な断面の形状と同じ形状を為す透過孔
26を有するため、透過孔26を透過されディスク状記
録媒体100へ向かうレーザー光の光量を増加すること
ができ、レーザー光の利用効率の向上を図ることができ
る。
【0072】尚、出力制御素子24にあっても、第1の
変形例における出力制御素子18、21と同様に、レー
ザー光が透過される部分を切欠状に形成してもよく、ま
た、切欠状に形成した2つの出力制御素子を組み合わせ
て使用してもよい。
【0073】次に、第2の実施の形態について説明する
(図7参照)。
【0074】尚、この第2の実施の形態における光学ピ
ックアップ7Aは、上記した光学ピックアップ7と比較
して、発光素子や受光素子等が同一の搭載用基板に集積
された集積素子を使用したことのみが相違するため、光
学ピックアップ7と比較して異なる部分についてのみ詳
細に説明をし、その他の部分については光学ピックアッ
プ7における同様の部分に付した符号と同じ符号を付し
て説明は省略する。
【0075】光学ピックアップ7Aは、移動ベース8に
集積素子28が配置されている。集積素子28は搭載用
基板29に発光素子30、折り曲げミラー31、出力制
御素子12及び受光素子32が搭載されて成る。
【0076】搭載用基板29は平板状を為し、その上面
29aと下面29bとを貫通する光通過孔29cを有し
ている。尚、搭載用基板29は透明材料によって形成さ
れていてもよく、この場合には、光通過孔29cは形成
されていない。
【0077】発光素子30はサブマウントと称されるマ
ウント部33を介して搭載用基板29の下面29bに搭
載されている。発光素子30としては、側方にレーザー
光が発光される所謂側面発光型の素子が用いられてい
る。
【0078】折り曲げミラー31は発光素子30の側方
において、搭載用基板29の下面29bに搭載され、反
射面31aを有している。折り曲げミラー31の反射面
31aは、搭載用基板29の光通過孔29cの下方に位
置されている。
【0079】出力制御素子12は搭載用基板29の上面
29aに、光通過孔29cを閉塞した状態で搭載されて
いる。
【0080】受光素子32は出力制御素子12の側方に
おいて、搭載用基板29の上面29aに搭載されてい
る。
【0081】受光素子32の上方の位置には折り曲げプ
リズム34が配置され、該折り曲げプリズム34には反
射面34aが形成されている。
【0082】上記出力制御素子12の光軸と直交する方
向における位置調整は、発光素子11の発光点を基準と
して行う。
【0083】発光素子30からレーザー光が発光される
と、発光されたレーザー光は折り曲げミラー31の反射
面31aで反射され光路が90°折り曲げられて搭載用
基板29の光通過孔29cを通過されて出力制御素子1
2に導かれる。尚、搭載用基板29が透明材料で形成さ
れている場合には、折り曲げミラー31で反射されたレ
ーザー光は搭載用基板29を透過されて出力制御素子1
2に導かれる。
【0084】出力制御素子12に導かれたレーザー光
は、その光束の中央部が出力制御素子12の透過孔17
を透過されてコリメーターレンズ13に入射される。出
力制御素子12に導かれたレーザー光の光束の中央部以
外の部分は、出力制御素子12の受光面16に入射され
る。
【0085】出力制御素子12の受光面16にレーザー
光が入射されると、その光量が検出され、当該検出量に
基づいて発光素子30から発光されるレーザー光の光量
が一定となるように発光素子30の出力が制御される。
【0086】一方、コリメーターレンズ13に入射され
たレーザー光は平行光束とされてビームスプリッター1
4に入射される。ビームスプリッター14に入射された
レーザー光は、スプリット面14aを透過されて2軸ア
クチュエーター9の対物レンズ9aへ向かい、該対物レ
ンズ9aによりディスクテーブル4に装着された回転中
のディスク状記録媒体100の記録面に集光される。
【0087】ディスク状記録媒体100の記録面に集光
されたレーザー光は、当該記録面で反射されて戻り光と
して対物レンズ9aを介してビームスプリッター14に
再び入射される。ビームスプリッター14に入射された
戻り光は、スプリット面14aで光路が90°折り曲げ
られて反射プリズム34に導かれる。
【0088】反射プリズム34に導かれたレーザー光
は、反射面34aで光路が90°折り曲げられて受光素
子32に入射される。戻り光が受光素子32に入射され
ると、光電変換されて電気信号として出力され、例え
ば、ディスク状記録媒体100に記録された情報信号の
再生が行われる。
【0089】以上に記載した通り、光学ピックアップ7
に代えて光学ピックアップ7Aを用いた場合にあって
も、出力制御素子12を使用しているため、上記第1の
実施の形態と同様の効果が得られる。
【0090】また、発光素子30、折り曲げミラー3
1、出力制御素子12及び受光素子32を同一の基板で
ある搭載用基板29に搭載しているため、特に小型化を
図ることができる。
【0091】さらに、同一の基板である搭載用基板29
に発光素子30等の各光学要素を搭載しているため、こ
れらの各光学要素の位置調整を容易に行うことができ、
調整作業の容易化による光学ピックアップ7A及びディ
スクドライブ装置1の製造コストの低減を図ることがで
き、また、発光素子30、出力制御素子12及び受光素
子32への電源の供給のための配線を単純化することが
できる。さらに、出力制御素子12と発光素子30とが
近付いた位置に搭載されるため、透過孔17の開口面積
を小さくすることにより出力制御素子12自体を小型化
することができる。
【0092】尚、第2の実施の形態における光学ピック
アップ7Aにあっても、出力制御素子12に代えて、上
記した出力制御素子18、出力制御素子21又は出力制
御素子18と出力制御素子21を組み合わせて使用する
ことができる。
【0093】上記した各実施の形態において示した各部
の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際
の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることが
あってはならないものである。
【0094】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ピックアップは、ディスクテーブルに装
着されるディスク状記録媒体の半径方向へ移動する移動
ベースと該移動ベースに配置された所定の光学素子及び
光学部品とを備えた光学ピックアップであって、レーザ
ー光を発光する発光素子と、該発光素子から発光された
レーザー光をディスク状記録媒体の記録面に集光する対
物レンズと、上記発光素子から発光されたレーザー光の
光束の中央部以外の部分の少なくとも一部を受光する受
光面と当該レーザー光の光束の中央部の少なくとも一部
を透過して対物レンズに導く導光部とを有すると共に受
光面で受光したレーザー光の出力を検出し当該検出結果
に基づいて上記発光素子の出力を制御する出力制御素子
と、ディスク状記録媒体に導かれ該ディスク状記録媒体
で反射されたレーザー光を受光する受光素子とを備えた
ことを特徴とする。
【0095】従って、ビームスプリッター等によってレ
ーザー光を分離させてディスク状記録媒体と出力制御素
子とにそれぞれ導く必要がなく、出力制御素子を発光素
子に近付けて配置することができ、光学ピックアップの
小型化を図ることができる。
【0096】また、通常、レーザー光は、その光束の中
央部がディスク状記録媒体に記録された情報信号の読取
等に使用され、光束の中央部以外の部分は当該情報信号
の読取等に使用されないが、レーザー光の光束の中央部
の少なくとも一部をディスク状記録媒体へ導くと共に光
束の中央部以外の部分の少なくとも一部を発光素子の出
力を制御するために使用することから、レーザー光の効
率的な使用によりディスク状記録媒体に導かれる光量を
減少させることなく発光素子の出力を制御することがで
きるため、高価な高出力の発光素子を用いる必要がな
く、光学ピックアップの製造コストの低減を図ることが
できる。
【0097】さらに、発光素子からディスク状記録媒体
へ向けて発光されたレーザー光の一部を用いて発光素子
の出力を制御しているため、出力制御素子による発光素
子の出力の制御の正確性を向上させることができる。
【0098】加えて、出力制御素子上に発光素子を搭載
する必要がないため、良好な放熱性を確保することがで
きると共に発光素子が出力制御素子の位置精度のバラツ
キの影響を受けることがなく発光素子の発光点の位置精
度の向上を図ることができる。
【0099】請求項2に記載した発明にあっては、上記
出力制御素子の導光部としてレーザー光を透過する透過
孔を形成したので、出力制御素子の構成が簡素であると
共に加工が容易であり、光学ピックアップの製造コスト
の増大を抑制することができる。
【0100】請求項3に記載した発明にあっては、上記
出力制御素子の導光部としてレーザー光を透過する透過
切欠を形成したので、導光部として加工が極めて簡単な
透過切欠を形成することにより、加工作業における作業
性の向上を図ることができる。
【0101】請求項4に記載した発明にあっては、上記
発光素子から発光されたレーザー光を反射し光路を折り
曲げて出力制御素子へ導く折り曲げミラーを設け、上記
発光素子と受光素子と出力制御素子と折り曲げミラーと
を搭載用基板に搭載したので、光学ピックアップを特に
小型にすることができる。
【0102】また、同一の基板である搭載用基板に発光
素子等の各光学要素を搭載しているため、これらの各光
学要素の位置調整を容易に行うことができ、調整作業の
容易化による光学ピックアップの製造コストの低減を図
ることができるさらに、発光素子、出力制御素子及び受
光素子への電源の供給のための配線を単純化することが
できる。
【0103】本発明ディスクドライブ装置は、ディスク
状記録媒体が装着されて回転されるディスクテーブル
と、該ディスクテーブルに装着されるディスク状記録媒
体の半径方向へ移動する移動ベースと該移動ベースに配
置された所定の光学素子及び光学部品とを有する光学ピ
ックアップとを備えたディスクドライブ装置であって、
上記光学ピックアップは、レーザー光を発光する発光素
子と、該発光素子から発光されたレーザー光をディスク
状記録媒体の記録面に集光する対物レンズと、上記発光
素子から発光されたレーザー光の光束の中央部以外の部
分の少なくとも一部を受光する受光面と当該レーザー光
の光束の中央部の少なくとも一部を透過して対物レンズ
に導く導光部とを有すると共に受光面で受光したレーザ
ー光の出力を検出し当該検出結果に基づいて上記発光素
子の出力を制御する出力制御素子と、ディスク状記録媒
体に導かれ該ディスク状記録媒体で反射されたレーザー
光を受光する受光素子とを備えたことを特徴とする。
【0104】従って、ビームスプリッター等によってレ
ーザー光を分離させてディスク状記録媒体と出力制御素
子とにそれぞれ導く必要がなく、出力制御素子を発光素
子に近付けて配置することができ、ディスクドライブ装
置の小型化を図ることができる。
【0105】また、通常、レーザー光は、その光束の中
央部がディスク状記録媒体に記録された情報信号の読取
等に使用され、光束の中央部以外の部分は当該情報信号
の読取等に使用されないが、レーザー光の光束の中央部
の少なくとも一部をディスク状記録媒体へ導くと共に光
束の中央部以外の部分の少なくとも一部を発光素子の出
力を制御するために使用することから、レーザー光の効
率的な使用によりディスク状記録媒体に導かれる光量を
減少させることなく発光素子の出力を制御することがで
きるため、高価な高出力の発光素子を用いる必要がな
く、ディスクドライブ装置の製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0106】さらに、発光素子からディスク状記録媒体
へ向けて発光されたレーザー光の一部を用いて発光素子
の出力を制御しているため、出力制御素子による発光素
子の出力の制御の正確性を向上させることができる。
【0107】加えて、出力制御素子上に発光素子を搭載
する必要がないため、良好な放熱性を確保することがで
きると共に発光素子が出力制御素子の位置精度のバラツ
キの影響を受けることがなく発光素子の発光点の位置精
度の向上を図ることができる。
【0108】請求項6に記載した発明にあっては、上記
出力制御素子の導光部としてレーザー光を透過する透過
孔を形成したので、出力制御素子の構成が簡素であると
共に加工が容易であり、ディスクドライブ装置の製造コ
ストの増大を抑制することができる。
【0109】請求項7に記載した発明にあっては、上記
出力制御素子の導光部としてレーザー光を透過する透過
切欠を形成したので、導光部として加工が極めて簡単な
透過切欠を形成することにより、加工作業における作業
性の向上を図ることができる。
【0110】請求項8に記載した発明にあっては、上記
発光素子から発光されたレーザー光を反射し光路を折り
曲げて出力制御素子へ導く折り曲げミラーを設け、上記
発光素子と受光素子と出力制御素子と折り曲げミラーと
を搭載用基板に搭載したので、ディスクドライブ装置を
特に小型にすることができる。
【0111】また、同一の基板である搭載用基板に発光
素子等の各光学要素を搭載しているため、これらの各光
学要素の位置調整を容易に行うことができ、調整作業の
容易化によるディスクドライブ装置の製造コストの低減
を図ることができる。
【0112】さらに、発光素子、出力制御素子及び受光
素子への電源の供給のための配線を単純化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明の第1の実施の形態
を示すものであり、本図はディスクドライブ装置の概略
斜視図である。
【図2】ディスクドライブ装置に設けられた各光学要素
を示す概念図である。
【図3】出力制御素子を発光素子及びコリメータレンズ
とともに示す拡大斜視図である。
【図4】出力制御素子の変形例を発光素子及びコリメー
タレンズとともに示す拡大斜視図である。
【図5】出力制御素子を組み合わせて使用した例を発光
素子及びコリメータレンズとともに示す拡大斜視図であ
る。
【図6】出力制御素子の別の変形例を発光素子、コリメ
ータレンズ及びアナモフィックプリズムとともに示す拡
大斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すものであり、
ディスクドライブ装置に設けられた各光学要素を示す概
念図である。
【図8】従来のディスクドライブ装置に設けられた各光
学要素を示す概念図である。
【図9】従来のディスクドライブ装置に設けられた別の
各光学要素を示す概念図である。
【図10】従来のディスクドライブ装置に設けられたま
た別の各光学要素を示す概念図である。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ装置、4…ディスクテーブル、7
…光学ピックアップ、8…移動ベース、9a…対物レン
ズ、11…発光素子、12…出力制御素子、15…受光
素子、16…受光面、17…透過孔(導光部)、18…
出力制御素子、19…受光面、20…透過切欠(導光
部)、21…出力制御素子、22…受光面、23…透過
切欠(導光部)、7A…光学ピックアップ、29…搭載
用基板、30…発光素子、31…折り曲げミラー、32
…受光素子、100…ディスク状記録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 5D119 AA01 AA43 BA01 CA09 DA01 DA05 FA02 JA57 JA58 KA37 LB04 LB05 LB06 5D789 AA01 AA43 BA01 CA09 DA01 DA05 FA02 JA57 JA58 KA37 LB04 LB05 LB06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクテーブルに装着されるディスク
    状記録媒体の半径方向へ移動する移動ベースと該移動ベ
    ースに配置された所定の光学素子及び光学部品とを備え
    た光学ピックアップであって、 レーザー光を発光する発光素子と、 該発光素子から発光されたレーザー光をディスク状記録
    媒体の記録面に集光する対物レンズと、 上記発光素子から発光されたレーザー光の光束の中央部
    以外の部分の少なくとも一部を受光する受光面と当該レ
    ーザー光の光束の中央部の少なくとも一部を透過して対
    物レンズに導く導光部とを有すると共に受光面で受光し
    たレーザー光の出力を検出し当該検出結果に基づいて上
    記発光素子の出力を制御する出力制御素子と、 ディスク状記録媒体に導かれ該ディスク状記録媒体で反
    射されたレーザー光を受光する受光素子とを備えたこと
    を特徴とする光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 上記出力制御素子の導光部としてレーザ
    ー光を透過する透過孔を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の光学ピックアップ。
  3. 【請求項3】 上記出力制御素子の導光部としてレーザ
    ー光を透過する透過切欠を形成したことを特徴とする請
    求項1に記載の光学ピックアップ。
  4. 【請求項4】 上記発光素子から発光されたレーザー光
    を反射し光路を折り曲げて出力制御素子へ導く折り曲げ
    ミラーを設け、 上記発光素子と受光素子と出力制御素子と折り曲げミラ
    ーとを搭載用基板に搭載したことを特徴とする請求項1
    に記載の光学ピックアップ。
  5. 【請求項5】 ディスク状記録媒体が装着されて回転さ
    れるディスクテーブルと、該ディスクテーブルに装着さ
    れるディスク状記録媒体の半径方向へ移動する移動ベー
    スと該移動ベースに配置された所定の光学素子及び光学
    部品とを有する光学ピックアップとを備えたディスクド
    ライブ装置であって、 上記光学ピックアップは、 レーザー光を発光する発光素子と、 該発光素子から発光されたレーザー光をディスク状記録
    媒体の記録面に集光する対物レンズと、 上記発光素子から発光されたレーザー光の光束の中央部
    以外の部分の少なくとも一部を受光する受光面と当該レ
    ーザー光の光束の中央部の少なくとも一部を透過して対
    物レンズに導く導光部とを有すると共に受光面で受光し
    たレーザー光の出力を検出し当該検出結果に基づいて上
    記発光素子の出力を制御する出力制御素子と、 ディスク状記録媒体に導かれ該ディスク状記録媒体で反
    射されたレーザー光を受光する受光素子とを備えたこと
    を特徴とするディスクドライブ装置。
  6. 【請求項6】 上記出力制御素子の導光部としてレーザ
    ー光を透過する透過孔を形成したことを特徴とする請求
    項5に記載のディスクドライブ装置。
  7. 【請求項7】 上記出力制御素子の導光部としてレーザ
    ー光を透過する透過切欠を形成したことを特徴とする請
    求項5に記載のディスクドライブ装置。
  8. 【請求項8】 上記発光素子から発光されたレーザー光
    を反射し光路を折り曲げて出力制御素子へ導く折り曲げ
    ミラーを設け、 上記発光素子と受光素子と出力制御素子と折り曲げミラ
    ーとを搭載用基板に搭載したことを特徴とする請求項5
    に記載のディスクドライブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7808863B2 (en) 2004-04-26 2010-10-05 Wai-Hon Lee Laser/detector device for optical recording with adjustable detector position

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