JP2003248869A - セルフサービス飲食店用サービスシステム - Google Patents

セルフサービス飲食店用サービスシステム

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JP2003248869A
JP2003248869A JP2002048872A JP2002048872A JP2003248869A JP 2003248869 A JP2003248869 A JP 2003248869A JP 2002048872 A JP2002048872 A JP 2002048872A JP 2002048872 A JP2002048872 A JP 2002048872A JP 2003248869 A JP2003248869 A JP 2003248869A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メニューボタンを押して所定のメニューを購入
してから料理が提供されるまでの顧客の待ち時間を短く
できるとともに、料理の提供間違えなどのトラブルが発
生するのを防ぐことができ、さらに厨房モニタにおいて
厨房側で、また配膳モニタにおいてカウンタ側で必要な
情報を画面表示することができるセルフサービス飲食店
用サービスシステムを得ることを目的とする。 【解決手段】整理番号等を記憶可能な記憶カードを、メ
ニューボタンを押すことにより発行する券売機、調理場
およびホール内に設置され、上記券売機のメニューボタ
ン操作により注文されたメニューおよび整理番号を所定
位置に表示する厨房モニタおよび配膳モニタ、調理完了
入力ないし配膳完了入力により上記厨房モニタおよび配
膳モニタに表示された該当メニューを消し、整理番号を
介して顧客に調理済みを知らせる手段を設けるととも
に、顧客から前記記憶カードを受け取って端末機で読み
取らせることにより、厨房モニタおよび配膳モニタから
上記整理番号を消すようにしたことを特徴とするセルフ
サービス飲食店用サービスシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、料金先払い方式
のセルフサービス飲食店で使用される、券売機を用いた
セルフサービス飲食店用サービスシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の料金先払い方式におけるセルフサ
ービス飲食店用サービスシステムとしては、飲食店の入
口やホール内に1以上の券売機を設置し、券売機におい
て発行された食券を顧客が厨房のカウンタに持参して、
厨房で調理したものを顧客が受け取り、所定のテーブル
へ運んで飲食するものが極めて一般的であった。
【0003】他方、料金先払い方式における飲食店用サ
ービスシステムとして、飲食店の入口やホール内に1以
上の券売機を設置し、券売機において購入した食券を顧
客が飲食店内のテーブルに持参した上で、それを給仕人
が厨房へ伝達し、厨房で調理したものを給仕人が上記テ
ーブルへ運び、顧客がこれを飲食するものも知られてい
る。このような料金先払い方式における飲食店用サービ
スシステムにおいては、食券を購入してから料理が配膳
されるまでの待ち時間を短くするため、券売機において
所定メニューの食券が購入された時点で厨房に調理の指
示が伝達され、顧客がテーブルに着席した時点でテーブ
ル番号が厨房に伝達されて上記メニューと連結されるよ
うにしたものも用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の料金先払い方式
におけるセルフサービス飲食店用サービスシステムは、
上述のように券売機において発行された食券を顧客が厨
房のカウンタに持参して、厨房で調理したものを顧客が
受け取り、所定のテーブルへ運んで飲食していた。すな
わち、食券を券売機で発行するために専用ロ一ル紙が必
要となり、その取替えに手間がかかるため、その間券売
機が使えなくなってしまうという問題があった。
【0005】また、食券のみによって調理メニューを確
認しなければならないため、顧客は直接目で確認するこ
とができず、調理完了後の呼び出しが必要であった。し
たがって、呼び出しのタイミングや自分のメニューかど
うかがわかりにくいため、顧客にとっても厨房側にとっ
ても不便である。
【0006】さらに、券売機のメニュー表示部分の面積
には限りがあり、ボタン配置に応じて表示可能な口座数
が最大で約60口座に限定されるので調理メニュー数が
少なく、顧客の多様な要望に対応できないという問題点
があった。そのため、券売機を複数台並べてその要望に
沿うよう配慮しているが、逆に設置に大きなスペースを
取るという欠点があった。以下に、セルフサービス飲食
店用サービスシステムに使用される券売機におけるその
他の問題点を列挙する。 (券売機本体) ・メニューボタンの選択に時間がかかるので、券売機の
回転率が悪い。 ・札やコイン等の現金が投入しづらい。 ・新商品の登録や変更が難しいので、有償でその都度メ
ーカーに依頼せざるをえない。 ・券売機において、精算時における現金回収の手間がか
り過ぎる。 (システム全体) ・券売機でメニューボタンを押してメニューを購入後、
厨房において実際に所定のメニューが調理されているか
どうかが分からない。
【0007】そこでこの発明は、上記のような課題を解
決するためになされたものであり、メニューボタンを押
して所定のメニューを購入してから料理が提供されるま
での顧客の待ち時間を短くできるとともに、料理の提供
間違えなどのトラブルが発生するのを防ぐことができ、
さらに厨房モニタにおいて厨房側で、また配膳モニタに
おいてカウンタ側で必要な情報を画面表示することがで
きるセルフサービス飲食店用サービスシステムを得るこ
とを目的とする。
【0008】以下に、セルフサービス飲食店用サービス
システムに使用される券売機におけるその他の目的を列
挙する。 (システム) ・現行の券売機より薄型の筐体を使用し、メニューの選
択は見易いタッチ画面にする。 ・音声ガイダンスに基づいてメニューを選択し、現金投
入(バリアフリー型)後、記憶カードを発行する(購入
はETCカードでも可能)。 ・ポイントカード等の機能も搭載可能とする。 ・メニューを選択して購入後、メニューを厨房モニタに
表示し、同時に配膳モニタ(客席側表示)にも整理番号
を表示するとともに、調理完了後は消し込みと同時に整
理番号を点滅させ、発行された記憶カードを顧客からカ
ウンターで受取り、端末機で認識させることにより配膳
モニタ(客席側表示)から整理番号を消し、同時に配膳
表をプリントアウトして商品を渡す。 (券売機本体の機能) ・サイズは例えば、それぞれ(高)1600 ×(奥)
200 ×(横)600程度とする。 ・表示面は4画面のタッチモニタ(3画面はメニュー選
択、1画面は選択した明細を表示)とする。 ・ネットワークに無線式(電源のみで配線をなくす)を
採用する。 ・ボイス機能(調理時間等を音声で案内する)を採用す
る。 ・キヤスターを付けて筐体を移動式にする。 ・上部に監視カメラ(マイクロタイプ)を付ける。 ・記憶カード発行機能(ロ一ル紙を使用しない)があ
る。 ・領収書の発行機能がある。 ・ETCカードも使用可能とする。 ・ポイントカード機能を有する。 ・メニュー変更は営業管理側(ホストコンピュータ)か
らデータを配信して行なう。 ・オプションで上部モニタを取付け、メニューの紹介や
売店商品の宣伝効果を高める。 ・券売機本体の色は白を基調としたベージュまたはその
他の目立つ色にする。 ・1画面に掲載するメニュー数は9種類にする。 ・現金回収方法は防犯上および回収の手間を考慮し、券
売機本体からカセット方式で取り出しやすくする。 ・調理終了後、配膳モニタ(客席側表示)において番号
が点滅するだけでなく、音声案内の機能も加える(売店
選択可能)。 ・音声でメニューをオーダーできるよう、ボイス機能を
つける。 ・画面の色(4画面)は、カスタマイズできるようにす
る。 ・券売機のサイズは、顧客が現金投入するテーブル部分
までを90cmとしてバリアフリー化する。 ・記憶カードはリライトカードとし、残数表示機能(厨
房の人のみ確認可能)を付ける。 ・リライトカードの補充口は、自販機のお札補充口のよ
うに取り出しやすくする。 ・釣銭の取出口は小銭・お札を近接させる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るセルフサ
ービス飲食店用サービスシステムは、整理番号等を記憶
可能な記憶カードを、メニューボタンを押すことにより
発行する券売機、調理場およびホール内に設置され、上
記券売機のメニューボタン操作により注文されたメニュ
ーおよび整理番号を所定位置に表示する厨房モニタおよ
び配膳モニタ、調理完了入力ないし配膳完了入力により
上記厨房モニタおよび配膳モニタに表示された該当メニ
ューを消し、整理番号を介して顧客に調理済みを知らせ
る手段を設けるとともに、顧客から前記記憶カードを受
け取って端末機で読み取らせることにより、厨房モニタ
および配膳モニタから上記整理番号を消すようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0010】この発明に係るセルフサービス飲食店用サ
ービスシステムは、整理番号等を記憶可能な記憶カード
を、メニューボタンを押すことにより発行する券売機、
調理場およびホール内に設置され、上記券売機のメニュ
ーボタン操作により注文されたメニューおよび整理番号
を所定位置に表示する厨房モニタおよび配膳モニタ、調
理完了入力ないし配膳完了入力により上記厨房モニタお
よび配膳モニタに表示された該当メニューを消し、整理
番号を介して顧客に調理済みを知らせる手段を設けると
ともに、顧客から前記記憶カードを受け取って端末機で
読み取らせることにより、厨房モニタおよび配膳モニタ
から上記整理番号を消し、かつ該調理ないし配膳済みメ
ニュー内容と整理番号とをプリントした配膳票を出力す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】この発明に係るセルフサービス飲食店用サ
ービスシステムは、整理番号を介して顧客に調理済みを
知らせる手段が、整理番号の点滅、報知ランプの点灯も
しくは点滅、整理番号の調理済みポジションへの移行等
からなることをも特徴とするものである。
【0012】この発明におけるセルフサービス飲食店用
サービスシステムによれば、券売機から記憶カードが発
行されるとすぐに選択メニュー情報を受けて厨房モニタ
に注文されたメニューが表示され、調理完了入力がある
まで消えない。また、記憶カードの記憶情報には整理番
号が含まれており、調理完了入力により配膳モニタに表
示された該調理済みメニュー内容と整理番号とが調理完
了を報知するので顧客は安心して調理の完了を待つこと
ができ、また両者をプリントした配膳指示票がプリンタ
から出力されるので、料理の提供ミスを解消することが
できるようになった。
【0013】またこの発明に係るセルフサービス飲食店
用サービスシステムは、ホール内に設置した配膳モニタ
と厨房モニタとが別々に消し込み可能とされているの
で、記憶カードの端末機への投入に応じて選択メニュー
情報および整理番号を配膳モニタ側で消すことができ、
顧客により近い立場でサービスを提供することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るセルフサー
ビス飲食店用サービスシステムの実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係るセルフサ
ービス飲食店用サービスシステムの1実施例を示す全体
構成図、図2は上記全体構成をホール側と厨房側とに分
割配置した状態を示す概略図、図3はこの発明のセルフ
サービス飲食店用サービスシステムに使用する券売機本
体の概略図である。
【0015】図1および図2において、1は整理番号等
を記憶可能な記憶カードを、メニューボタンを押すこと
により発行する自動券売機である。この券売機1はネッ
トワーク対応型であり、したがって、整理番号が複数の
自動券売機で同一のものが発生しないようになってい
る。もちろん、無線通信等でデータのやり取りが行なえ
るものであることが望ましい。また2は調理場に設置さ
れた厨房モニタであり、タッチパネル式のコンピュータ
ターミナルからなっている。この厨房モニタ2は、自動
券売機1のメニューボタン操作によって顧客が注文した
調理すべきメニューを表示するためのものであり、調理
人はそのメニュー表示を確認しながら所定メニューの料
理を行うことができる。3は厨房モニタ2にメニュー表
示等が表示された位置に付されたタッチスイッチで、調
理の完了したことを入力するためのものである。上述の
ような厨房モニタ2は、調理場の広さや料理の種類が多
岐にわたるかどうか等を勘案して複数台設置することが
可能である。
【0016】このタッチパネル式のコンピュータターミ
ナルからなる厨房モニタ2には、通常の注文状況を表示
する画面において、メニューの表示や注文の順序を示す
優先順位の表示、仕掛かり時間の表示のみならず、上記
記憶カードに対応する整理番号等の情報をも表示するこ
とができるようになっている。この整理番号等の情報
は、顧客の持参した記憶カードとできあがった料理とを
照合するためのものであり、具体的な確認は配膳票を用
いて行うことができる。もちろん、タッチスイッチで調
理終了後の消し込み処理を行うことができる。またこの
ような機能のみならず、売上管理、売上速報、出退勤管
理等の機能を備えさせることもできる。
【0017】図1および図2に示す4は、タッチパネル
式のコンピュータターミナルからなるホール内に設置し
た配膳モニタである。このホール内に設置した配膳モニ
タ4にも自動券売機1のメニューボタン操作によって顧
客が注文した調理すべきメニューが表示される。すなわ
ち、この配膳モニタ4においても、通常の注文状況を表
示する画面において、メニューの表示や注文の順序を示
す優先順位の表示、仕掛かり時間の表示のみならず、上
記記憶カードに対応する整理番号等の情報をも表示する
ことができるようになっている。もちろん、タッチスイ
ッチで調理終了後の消し込み処理を行うことができる。
なお、調理終了後の消し込み処理が厨房モニタ2側で行
なわれると、配膳モニタ4側の整理番号が点滅して、顧
客に調理済みを知らせるようになっている。音声案内の
機能も加えておけば、よりサービスの向上につながる。
なお顧客に調理済みを知らせる手段としては、上記整理
番号の点滅のみならず、報知ランプの点灯もしくは点
滅、整理番号の調理済みポジションへの移行等であって
もよい。顧客の所持している記憶カードには整理番号が
記入されているので、顧客は調理済みの報知に応じて配
膳モニタ4のあるカウンタに記憶カードを持参する。そ
こで係員が顧客から前記記憶カードを受け取って、カー
ド情報読取り用端末機8で記憶カードの情報を読み取ら
せることにより、配膳モニタから上記整理番号を消す。
かつ該調理ないし配膳済みメニュー内容と整理番号とを
プリントした配膳票を出力して、メニュー通りの料理で
あることを確認して顧客に配膳することにより、一連の
サービス提供が終了する。
【0018】5は、管理センターや中央レジ等に設置し
たタッチパネル式のコンピュータターミナルからなるP
OSターミナルである。このPOSターミナル5は、自
動券売機1のメニューボタン操作によって顧客が注文し
た調理すべきメニューを表示するPOSレジ用モニタ6
を備えており、操作は上記と同様にタッチスイッチを使
用して行なうようになっている。7は集計データ等をプ
リント出力するプリンタである。上記POSターミナル
4は、通常のPOSレジ機能を備えており、管理センタ
ーや中央レジ等において、レストラン・売店の会計処理
のため、また自動券売機の返金処理(売上登録・掛売・
品券・クレジット・領収書発行等)のみならず、メニュ
ー変更、出退勤管理等の機能を備えさせることもでき
る。
【0019】なお、上記各モニタにおいて少なくとも厨
房モニタ2には、その画面内のメニューの表示や注文の
順序を示す優先順位の表示、仕掛かり時間の表示等を色
の変化、点滅等を用いて完了していないメニュー等の表
示との差別化を図ることが望ましい。また、厨房モニタ
2とホール内に設置した配膳モニタ4とは、それぞれ別
々に運用できるようにすることが望ましく、例えば厨房
モニタ2は消し込み操作をすると白黒反転した後に消え
るようにし、ホール内に設置した配膳モニタ4において
は消し込み操作をすると直ちに消え、同時に厨房モニタ
2は白黒反転し、その後に消えるようにすることが可能
であって、調理完了メニューの確認を確実に行なうよう
にすることができる。もちろん、厨房モニタ2とホール
内に設置した配膳モニタ4とをそれぞれ別々に運用でき
るようにしたので、厨房モニタ2で表示画面を変えるこ
とにより、例えば今現在の注文の全体数量を把握した
り、上述のように売上管理、売上速報、出退勤管理等を
行なわせることができる。
【0020】次に図3は自動券売機1の概要を示すもの
である。この自動券売機1は、キヤスターを付けて筐体
が移動式となっており、そのサイズは例えば、それぞれ
(高)1600 ×(奥)200 ×(横)600程度
が望ましい。このようなサイズであれば、省スペースで
ありながら充分なメニュー表示を行なうことができる。
自動券売機1の内部には、投入された現金のストッカが
収納されているが、このストッカをカセット式とするこ
とにより、自動券売機1本体から現金を迅速に回収する
ことができるようになり、防犯上および回収の手間が改
善される。自動券売機1の表示面は、図に示すように4
画面のタッチモニタ(3画面はメニュー選択画面、1画
面は選択したメニュー明細の表示画面)となっている。
すなわち、前者の3画面では洋食、和食、中華というよ
うにその分野で色分けしてそれぞれ配列し、なおかつ個
々にそのメニュー画面を選択することができるようにし
てある。したがって、初期画面では少ないメニュー数
(例えば9種類)であっても、メニュー画面の切換えに
より数多くのメニューを表示することが可能である。さ
らに自動券売機1の上部にモニタや監視カメラ(マイク
ロタイプ)を取付け、メニューの紹介や売店商品を紹介
して宣伝効果を高めたり、防犯効果を持たせたりするこ
ともできる。次に後者の1画面では、前者の3画面から
メニュー選択したメニュー内容が表示されるので、顧客
は自分の選択したメニューを確認することができる。そ
して確認ボタン等を押して注文すれば、整理番号の付さ
れた記憶カードが発行されるのである。21はお札およ
びコインの投入口で、両者を同時に投入して面倒をなく
したバリアフリー型となっている。22,23は取扱い
に便利なように、近接した位置に設けたつり銭の取出し
口である。なお、顧客が現金投入するテーブル部分まで
を90cmとしておけばバリアフリー化がより一層高ま
る。24は記憶カードの発行口である。なお、これらと
は別に領収書の発行機能を設けておくことが望ましい。
また、以上のお札やコインの投入、メニューの切換えや
選択、確認ボタンの操作、その他の取扱いやサービス内
容について、ボイス機能(例えば調理時間等を音声で案
内する)を採用すればよい。上記記憶カードとしては、
磁気カードやICカードのみならず、非接触IC型の媒
体等が使用できる。もちろんETCカードも使用可能と
したり、ポイントカード機能を持たせることが望まし
い。さらに、記憶カードはリライトカードとし、残数表
示機能(厨房の人のみ確認可能)を付けておけば、その
寿命を確認しながら繰返し使用することができる。そし
て、リライトカードの補充口は、自販機のお札補充口の
ように取り出しやすくしておけばよい。この記憶カード
には、その表面に予め整理番号が表記されており、配膳
モニタ4に表示される整理番号と照合できるようになっ
ている。
【0021】次に動作手順について説明する。まず、顧
客が自動券売機1に金銭を投入し、メニュー選択画面か
らメニューを選択すると、選択したメニュー内容がメニ
ュー明細表示画面に表示される。そこで顧客は自分の選
択したメニューを確認し、確認ボタン等を押して注文す
れば、整理番号の付された記憶カードが発行される(行
程1)と、自動券売機1で発行された記憶カードの例え
ばメニューや整理番号等は全調理場のコンピュータター
ミナルからなる厨房モニタ2のみならず、ホール内に設
置した配膳モニタ4およびPOSターミナル5に送信さ
れる(行程2)。各厨房モニタ2は自調理場で調理する
メニューかどうかを判断し(行程3)、自調理場で調理
するメニューの場合は厨房モニタ2内のメモリ(図示せ
ず)に記憶カードの例えばメニューや整理番号等を記憶
し(行程4)、厨房モニタ2に注文された順にメニュー
の表示を行う。厨房モニタ2には、メニューの表示や注
文の順序を示す優先順位の表示、仕掛かり時間の表示の
みならず、上記記憶カードに付された整理番号等の情報
が画面表示される(行程5)。
【0022】顧客がセルフサービスのサービスカウンタ
につくと、すでに調理が始まっており、短時間で料理が
調理されてサービスカウンタに提供される(行程6)。
もしも一定時間が経過しても料理が完成しない場合は、
厨房モニタ2のメニュー等の色が変化(青→黄→赤)し
て、その督促を行なうようになっている。調理が終了し
た際、調理人は厨房モニタ2のタッチパネルを操作して
消し込みを行なう(行程7)。すると、厨房モニタ2の
画面において該当メニューが白黒反転した後、メニュー
表示が消去されるとともに、配膳モニタ4に表示された
メニューや整理番号等が点滅する。顧客の所持している
記憶カードには整理番号が記入されているので、顧客は
調理済みの報知に応じて配膳モニタ4のあるカウンタで
記憶カードを手渡す。そこで係員が顧客から前記記憶カ
ードを受け取って端末機8で記憶カードの情報を読み取
らせる。その際、配膳モニタから上記整理番号が消され
る。同時に、プリンタ7からメニュー名と整理番号等が
印刷された配膳票が出力される(行程8)。この配膳票
を確認しながら接客係(調理人)は料理を顧客に提供す
る(行程9)。なお、記憶カードに記憶された整理番号
と上記配膳票の整理番号等とを照合すればよい。
【0023】上述の動作説明からも判るように、顧客は
記憶カードの整理番号を見て、配膳モニタ4の整理番号
の表示により自分の注文したメニューの調理の進み具合
を確認することができる。しかも、調理の終了を配膳モ
ニタ4の画面における整理番号の点滅等で確認すること
ができ、確認後ただちに記憶カードを配膳モニタのある
カウンタに持参すればよいので、調理の行なわれている
時間も安心して待つことができる。
【0024】また、記憶カードの発行と同時に厨房モニ
タにメニューが表示され、料理が注文されてから顧客に
提供されるまでの各作業を省力化することができるとと
もに、顧客がサービスカウンタに記憶カードを提示した
時点で、接客係が記憶カードに表示された整理番号と配
膳票にプリントされた整理番号とを照合するだけで、注
文されている料理と提供すべき顧客とを正確に連結させ
ることができ、調理完了後も注文された順序を守りなが
ら円滑な料理の提供を行うことができる。さらに、顧客
が自動券売機1から直接記憶カードを購入するのでレジ
係が不要となる上、自動券売機1から記憶カードが発行
された時点で厨房モニタ2に注文されたメニューが表示
されるので、調理に早く取り掛かることができ、顧客が
料理を待つ時間を短縮できるとともに、店舗の顧客回転
率向上にも結び付く。
【0025】また、上記においては自動券売機1のメニ
ューボタン操作によって顧客が注文した調理すべきメニ
ューを厨房モニタ2や配膳モニタ4等に表示する場合に
ついて説明したが、例えば麺類の自動販売機等を内蔵し
た券売機にも適用できることはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】この発明におけるセルフサービス飲食店
用サービスシステムによれば、券売機から記憶カードが
発行されるとすぐに選択メニュー情報を受けて厨房モニ
タに注文されたメニューが表示され、調理完了入力があ
るまで消えない。また、記憶カードの記憶情報には整理
番号が含まれており、調理完了入力により配膳モニタに
表示された該調理済みメニュー内容と整理番号とが調理
完了を報知するので顧客は安心して調理の完了を待つこ
とができ、また両者をプリントした配膳指示票がプリン
タから出力されるので、料理の提供ミスを解消すること
ができるようになった。
【0027】またこの発明に係るセルフサービス飲食店
用サービスシステムは、ホール内に設置した配膳モニタ
と厨房モニタとが別々に消し込み可能とされているの
で、記憶カードの端末機への投入に応じて選択メニュー
情報および整理番号を配膳モニタ側で消すことができ、
顧客により近い立場でサービスを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るセルフサービス飲食店用サービ
スシステムの1実施例を示す全体構成図である。
【図2】上記全体構成をホール側と厨房側とに分割配置
した状態を示す概略図である。
【図3】この発明のセルフサービス飲食店用サービスシ
ステムに使用する券売機本体の概略図である。
【符号の説明】
1 自動券売機 2 厨房モニタ 3 タッチスイッチ 4 配膳モニタ 5 POSターミナル 6 POSレジ用モニタ 7 プリンタ 8 カード情報読取り用端末機 21 お札およびコインの投入口 22,23 つり銭の取出し口 24 記憶カードの発行口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】整理番号等を記憶可能な記憶カードを、メ
    ニューボタンを押すことにより発行する券売機、調理場
    およびホール内に設置され、上記券売機のメニューボタ
    ン操作により注文されたメニューおよび整理番号を所定
    位置に表示する厨房モニタおよび配膳モニタ、調理完了
    入力ないし配膳完了入力により上記厨房モニタおよび配
    膳モニタに表示された該当メニューを消し、整理番号を
    介して顧客に調理済みを知らせる手段を設けるととも
    に、顧客から前記記憶カードを受け取って端末機で読み
    取らせることにより、厨房モニタおよび配膳モニタから
    上記整理番号を消すようにしたことを特徴とするセルフ
    サービス飲食店用サービスシステム。
  2. 【請求項2】整理番号等を記憶可能な記憶カードを、メ
    ニューボタンを押すことにより発行する券売機、調理場
    およびホール内に設置され、上記券売機のメニューボタ
    ン操作により注文されたメニューおよび整理番号を所定
    位置に表示する厨房モニタおよび配膳モニタ、調理完了
    入力ないし配膳完了入力により上記厨房モニタおよび配
    膳モニタに表示された該当メニューを消し、整理番号を
    介して顧客に調理済みを知らせる手段を設けるととも
    に、顧客から前記記憶カードを受け取って端末機で読み
    取らせることにより、厨房モニタおよび配膳モニタから
    上記整理番号を消し、かつ該調理ないし配膳済みメニュ
    ー内容と整理番号とをプリントした配膳票を出力するよ
    うにしたことを特徴とするセルフサービス飲食店用サー
    ビスシステム。
  3. 【請求項3】整理番号を介して顧客に調理済みを知らせ
    る手段が、整理番号の点滅、報知ランプの点灯もしくは
    点滅、整理番号の調理済みポジションへの移行等からな
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のセルフサ
    ービス飲食店用サービスシステム。
JP2002048872A 2002-02-26 2002-02-26 セルフサービス飲食店用サービスシステム Expired - Lifetime JP4025907B2 (ja)

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