JP2003248444A - 電気光学装置用基板、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置用基板、電気光学装置及び電子機器

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JP2003248444A
JP2003248444A JP2002333830A JP2002333830A JP2003248444A JP 2003248444 A JP2003248444 A JP 2003248444A JP 2002333830 A JP2002333830 A JP 2002333830A JP 2002333830 A JP2002333830 A JP 2002333830A JP 2003248444 A JP2003248444 A JP 2003248444A
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JP
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electro
light
optical device
display
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JP2002333830A
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English (en)
Inventor
Keiji Takizawa
圭二 瀧澤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の表示態様を実現できるとともに鏡面状
の視認態様を実現できる電気光学装置を提供する。 【解決手段】 基板121上には反射層122が形成さ
れ、この反射層122の基板121側の表面は鏡面とな
っている。光透過領域120Tから光が放出されると、
液晶130への電圧印加状態に応じて所望の表示態様が
実現される表示モードとなり、また、液晶130への電
圧が閾値以下になったり、バックライト140が消灯さ
れたりするなど、全ての光透過領域120Tを透過する
光が実質的に遮断されると、反射層122の鏡面によっ
て全体が鏡面状に視認される鏡面モードとなる。これに
よって、電気光学装置100の表示面を鏡として用いる
ことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学装置用基
板、電気光学装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話等に装備されている液
晶表示パネルは、ガラスやプラスチック等の透明材で構
成された2枚の基板の間に液晶を封入したパネル構造を
有している。パネル構造の背後には、パネル構造を照明
するためのバックライトが配置される。上記のパネル構
造には、上記液晶とその両側に対向配置された電極(或
いは電極部分)とによって構成される画素が縦横にマト
リクス状に配列されて、所望の表示態様を実現する駆動
領域が設けられている。この駆動領域内の各画素の間や
駆動領域の周囲部分には、通常、黒色樹脂や金属等で構
成された遮光層が形成され、画素以外の部分にて上記バ
ックライトの光が漏れないようにしている。
【0003】多くの場合、上記の遮光層は黒色樹脂等で
形成され、この遮光層による遮光領域からの光漏れによ
ってコントラストや彩度が低下しないようにしている。
【0004】ただし、パネル構造内にTFD(薄膜ダイ
オード)やTFT(薄膜トランジスタ)等のような金属
膜を構成要素とする素子が形成される場合には、工程数
を低減するとともに製造コストを低減するために、金属
膜を有する遮光層を形成する場合がある。この場合、単
なる金属膜ではその光反射によって視認性が悪化するの
で、金属膜と酸化膜とを積層することなどによって構成
された多層構造を設けて黒色化し、反射光を低減するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の携帯
電話においては、上記従来の液晶表示パネルによって大
量の情報(文字情報や画像情報)を表示しなければなら
ないため、液晶表示パネルの表示面積が大きくなりつつ
ある。しかし、携帯電話において常に液晶表示パネルの
表示が必要であるわけではなく、メール通信時や通話開
始時等以外においては、比較的大きな表示面を有する液
晶表示パネルは特に機能しておらず、その表示面がただ
無駄な表面積を占めているだけである。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、その表示面が本来の表示機能以外
の他の機能をも実現することの可能な新たな電気光学装
置及びこれを備えた電子機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電気光学装置用基板は、透明基板と、視認側
とは反対側の前記透明基板上に配置され、前記透明基板
側の表面が鏡面である反射層と、該反射層の開口によっ
て光を透過可能に構成され、複数配列された光透過領域
とを有することを特徴とする。
【0008】この発明によれば、電気光学装置用基板の
視認側とは反対側から視認側へ制御された光を照射する
ことにより、光透過領域を透過した光によって適宜の表
示態様を実現することができるとともに、上記の制御さ
れた光を遮断することによって、視認側から鏡面として
見えるように構成することが可能になる。
【0009】本発明において、前記光透過領域を覆うカ
ラーフィルタ層を有することが好ましい。
【0010】この発明によれば、光透過領域を覆うカラ
ーフィルタ層を有することにより、制御された光がカラ
ーフィルタ層及び光透過領域を透過するように構成すれ
ば、カラー表示を実現することが可能になる。
【0011】本発明において、前記光透過領域を透過す
る光を実質的に遮断した状態で前記透明基板の視認側か
ら見た場合に鏡面状に視認されるように、前記反射層及
び前記光透過領域が形成されていることが好ましい。
【0012】この発明によれば、光透過領域を透過する
光を実質的に遮断した状態で透明基板の視認側から見た
場合に鏡面状に視認されるように構成されているので、
鏡として用いることが可能になる。
【0013】ここで、反射層と光透過領域とを平面上に
おいて規則的に配列させることによって、表示内容や反
射像が全体的に均一な状態で視認されるように構成でき
る。この場合に、光透過領域の形成周期は、手鏡等のよ
うに比較的近くで視認される場合(携帯電話など)に
は、0.5mm以下であることが好ましい。また、光透
過領域の数を或る程度抑制するとともに製造上の困難性
も回避するためには、形成周期が0.05〜0.5mm
の範囲内であることが望ましい。ただし、自動車のバッ
クミラーやサイドミラーなどのように反射像の対象物が
比較的遠方にある場合には、上記の形成周期よりも大き
くても構わない。一方、光透過領域の開口率は35〜7
5%の範囲内であることが好ましい。この範囲の下限未
満では光透過領域を透過する光による表示が視認しにく
くなり、この範囲の上限を越えると反射像が視認しにく
くなるからである。
【0014】次に、本発明の電気光学装置は、電気光学
物質と、該電気光学物質に対して画素毎に電界を印加す
る電界印加手段とを有し、前記画素によって表示面に複
数の表示態様を実現可能な表示モードと、前記表示面が
鏡面状に視認される鏡面モードとが切換可能に構成され
ていることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、電界印加手段による電
界の印加により表示モードにおいて任意の表示態様を実
現することができるとともに、鏡面モードによって表示
面が鏡面状に視認されるように構成できるので、鏡とし
ても用いることが可能になる。
【0016】本発明において、前記画素にカラーフィル
タ層を有することが好ましい。
【0017】この発明によれば、画素にカラーフィルタ
層を有することにより、カラー表示が可能になる。
【0018】本発明において、前記画素の間及び周囲に
は視認側に鏡面を備えた遮光層を有し、該遮光層の前記
鏡面によって前記鏡面モードが実現されるように構成さ
れていることが好ましい。
【0019】この発明によれば、表示モードにおいては
遮光層により画素以外の領域の光漏れを防止してコント
ラストや彩度の低下を抑制できるとともに、鏡面モード
においては遮光層により鏡面状の視認態様を実現するこ
とが可能になるので、比較的簡単な構造であっても遮光
層を有効に利用することにより表示モードと鏡面モード
の双方を実現することが可能になる。
【0020】本発明において、前記画素から放出される
光を実質的に遮断することによって前記鏡面モードを実
現するように構成されていることが好ましい。
【0021】この発明によれば、画素から放出される光
を実質的に遮断することによって、遮光層の反射光の視
認を妨げる光を排除して、表示面の鏡面化を視覚的効果
として実現することが可能になるため、複雑な構造を設
けることなく鏡面モードを実現することが可能になる。
【0022】次に、本発明の別の電気光学装置は、透明
基板と、前記透明基板の背後に配置され、前記透明基板
側の表面が鏡面である反射層と、前記反射層の背後に配
置された電気光学物質とを有し、前記反射層の形成され
ていない複数の光透過領域が構成され、前記電気光学物
質内から前記光透過領域及び前記透明基板を通して制御
された光が放出されるように構成されていることを特徴
とする。
【0023】この発明によれば、電気光学物質内から光
透過領域及び透明基板を通して制御された光が放出され
ることにより適宜の表示態様を実現することができると
ともに、上記の制御された光を遮断することによって反
射層の鏡面を視認できるように構成することにより、電
気光学装置を鏡としても用いることが可能になる。
【0024】本発明において、前記反射層は、前記光透
過領域の間及び周囲に形成された遮光層であることが好
ましい。
【0025】この発明によれば、反射層は、光透過領域
を通過する制御された光による表示態様においてコント
ラストや彩度の低下を防止する遮光層として機能し、ま
た、遮光時等においては鏡面を構成する要素としても機
能するので、構造を複雑化することなく表示体としての
機能と鏡としての機能の双方を実現できる。
【0026】本発明において、前記光透過領域を覆うカ
ラーフィルタ層を有することが好ましい。
【0027】この発明によれば、光透過領域を覆うカラ
ーフィルタ層を有することにより、制御された光がカラ
ーフィルタ層及び光透過領域を透過するので、カラー表
示を実現することが可能になる。
【0028】本発明において、前記光透過領域を透過す
る光を実質的に遮断した状態で前記透明基板の外部から
見た場合に鏡面状に視認されるように、前記反射層及び
前記光透過領域が形成されていることが好ましい。
【0029】この発明によれば、光透過領域を透過する
光を実質的に遮断した状態で透明基板の視認側から見た
場合に全体が鏡面状に視認されるように構成されている
ことにより、反射層による反射光の視認を妨げる光を排
除して、表示面の鏡面化を視覚的効果として実現するこ
とが可能になるため、複雑な構造を設けることなく鏡と
しての機能を実現できる。
【0030】ここで、反射層と光透過領域とを平面上に
おいて規則的に配列させることによって、表示内容や反
射像が全体的に均一な状態で視認されるように構成でき
る。この場合に、光透過領域の形成周期は、光透過領域
の形成周期は、手鏡等のように比較的近くで視認される
場合(携帯電話など)には、0.5mm以下であること
が好ましい。また、光透過領域の数を或る程度抑制する
とともに製造上の困難性も回避するためには、形成周期
が0.05〜0.5mmの範囲内であることが望まし
い。ただし、自動車のバックミラーやサイドミラーなど
のように反射像の対象物が比較的遠方にある場合には、
上記の形成周期よりも大きくても構わない。一方、光透
過領域の開口率は35〜75%の範囲内であることが好
ましい。この範囲の下限未満では光透過領域を透過する
光による表示が視認しにくくなり、この範囲の上限を越
えると反射像が視認しにくくなるからである。
【0031】本発明において、前記電気光学物質は液晶
であり、その背後に前記液晶を照明する照明手段が配置
されている場合がある。
【0032】本発明において、前記電気光学物質はエレ
クトロルミネッセンス発光体である場合もある。
【0033】次に、本発明の電子機器は、上記いずれか
に記載の電気光学装置と、該電気光学装置を制御する制
御手段とを有することを特徴とする。
【0034】この発明によれば、電子機器に搭載された
電気光学装置を通常の表示体として用いることができる
だけでなく、光透過領域から放出される光を実質的に遮
断することによって、鏡として用いることができるた
め、表示機能を備えた電子機器(例えば、携帯電話、携
帯型情報端末、電子腕時計等の携帯型電子機器、或い
は、表示モニタ、テレビジョン受像機、電子置時計な
ど)に鏡としての機能を付加することができる。また逆
に、本来的には鏡として用いられる物(自動車・バイク
・自転車のバックミラーやサイドミラー、道路に沿って
設置されるカーブミラー、鏡台、姿見など)を電子機器
として構成し、表示機器としての機能を付加することも
できる。
【0035】なお、本発明の電気光学装置は、液晶素子
構造やEL素子構造を有するものに限定されることな
く、例えば、FED(フィールドエミッションディスプ
レイ)やPDP(プラズマディスプレイパネル)等の他
の電気光学効果を利用したものであってもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電気光学装置用基板、電気光学装置及び電子機器
の実施形態について詳細に説明する。
【0037】[第1実施形態]図1は、本発明に係る第
1実施形態の電気光学装置(液晶表示装置)100の概
略構成を模式的に示す概略断面図である。この実施形態
の電気光学装置100は、ガラスやプラスチック等の透
明材で構成された基板111と121とを図示しないシ
ール材で貼り合わせて成り、その間に液晶130を封入
したパネル構造を有している。
【0038】基板111上にはITO(インジウムスズ
酸化物)等の透明導電体で構成された電極112が形成
されている。この電極112上にはSiOやTiO
等で構成された絶縁膜113が形成されている。絶縁膜
113の上にはポリイミド樹脂等で構成された配向膜1
14が形成されている。
【0039】基板121上には、金属材料等で構成され
た反射層122が形成されている。この反射層122は
後述する光透過領域120Tを避けるように部分的に設
けられている。反射層122は、Al,Ag,Cr,N
i等の金属或いはこれらの金属を主成分とする合金等で
構成することができる。反射層122は、基板121側
の表面が鏡面に形成されている。本実施形態では、反射
層122は、基板121に接した状態で形成されてい
る。例えば、基板121の表面に直接上記金属等の材料
を蒸着法、スパッタリング法、CVD法等の適宜の方法
により被着させることで反射層122を形成すれば、当
該反射層の基板121側の表面(基板121の表面に密
接している表面)は鏡面となる。また、本実施形態で
は、反射層122は、光透過領域120Tの間及び周囲
を全て覆うように形成された遮光層として機能するもの
となっている。
【0040】上記基板121上にはカラーフィルタ層1
23が形成されている。このカラーフィルタ層123
は、例えば、電気光学装置100がカラー表示可能に構
成される場合には、複数の異なる色相のカラーフィルタ
層が周期的に配列される。例えば、レッド・グリーン・
ブルーなどの原色系のフィルタ構成や、マゼンタ・イエ
ロー・シアン、或いは、マゼンタ・イエロー・シアン・
グリーンなどの補色系のフィルタ構成が採用される。ま
た、配列態様としては、ストライプ配列や斜めモザイク
配列等を用いることができる。これらのフィルタ構成や
配列態様は表示体としての表示内容や表示特性を勘案し
て適宜に設定される。
【0041】上記カラーフィルタ層123の上にはアク
リル樹脂等で構成される透明な保護膜124が形成され
る。そして、この保護膜124上には、ITO等の透明
導電体で構成される電極125が形成される。さらに、
電極125上にはポリイミド樹脂等で構成される配向膜
126が形成される。
【0042】上記の基板121には、反射層122が形
成されていない領域が光透過領域120Tとして構成さ
れている。これらの光透過領域120Tでは、基板12
1、カラーフィルタ層123、保護膜124、電極12
5、配向膜126がそれぞれ光透過性を有することによ
って、光が透過するように構成されている。光透過領域
120Tは、本実施形態では縦横にマトリクス状に配列
されている。光透過領域120Tは平面的に規則的に配
列されている。このように配列された光透過領域120
Tの間や光透過領域120Tの周囲には上記反射層12
2が形成され、反射層122は光透過領域120T以外
の領域を遮光するように構成されている。
【0043】この液晶表示パネルでは、電極112と電
極125の相互に平面的に交差する部分と、これらの部
分によって挟まれた液晶130の部分とが一つの画素
(独立して表示状態を制御し得る単位という意味であ
り、カラー表示の最小表示単位とは異なる。)を構成し
ている。本実施形態の画素には、上記画素を構成する液
晶130の領域に対して平面的に重なるカラーフィルタ
層123の部分及び偏光板131,132の部分が含ま
れるものとする。そして、この画素毎に液晶130への
電圧印加状態が制御され、それによって画素毎に光透過
状態を制御し得るように構成されている。
【0044】本実施形態の液晶130は例えばTN型若
しくはSTN型のネマチック液晶であり、基板111と
121の外側にそれぞれ偏光板131,132が配置さ
れることによって、電界印加状態に応じて変化する液晶
層130のリタデーション(=Δn・d;Δnは液晶分
子の光学(屈折率)異方性、dは実質的な液晶層の厚
さ)と、偏光板の光透過軸方向との兼ね合いで、上記画
素毎に表示態様を制御することが可能になっている。
【0045】本実施形態の上記画素は、基板121に設
けられる光透過領域120Tと平面的にほぼ合致するよ
うに構成されている。そして、上記画素の間及び周囲の
領域は、上記反射層122によって遮光されるように構
成されている。
【0046】上記の液晶表示パネルの背後にはバックラ
イト140が配置されている。このバックライト140
は、上記の液晶表示パネルを背後からほぼ均一な照度で
照明する面状光源として機能するものである。バックラ
イト140は、LED(発光ダイオード)や冷陰極管等
で構成される光源141と、この光源141から放出さ
れる光を取り込み、上記の液晶表示パネルへ照射するた
めの導光板142と、導光板142の背後に配置される
反射シート143と、導光板142と液晶表示パネルと
の間に介挿されるように配置される拡散板144とを有
する。なお、バックライトとしては、上記構成のものに
限定されることはなく、光源の前面に拡散板を配置した
だけのものや、エレクトロルミネッセンス発光体等の他
の面状光源を用いることもできる。
【0047】この実施形態では、表示モードにおいては
バックライト140が点灯される。バックライト140
の点灯状態では、光源141から放出された光が導光板
142内に導入され、導光板142内を伝播して、場合
によっては反射シート143にて反射された後に、導光
板142の前面側から放出され、その後、拡散板144
を透過してから、液晶表示パネルに照射される。そし
て、この光は、液晶130を通過した後に、オン状態に
ある画素において光透過領域120Tを透過して前面側
へ放出され、視認される。この表示モードでは、電極1
12と125への電圧供給状態を制御することにより適
宜の画素をオン状態にしたりオフ状態にしたりし、さら
にまた、必要に応じてオン状態の画素の階調度も適宜に
制御することによって、カラーフィルタ層123を通過
して放出される光によって種々の表示態様を実現するこ
とができる。
【0048】この表示モードにおいては、図3に示すよ
うに、光透過領域を透過し、カラーフィルタ123によ
って着色された光によって構成される表示画像の明るさ
が、外光が反射層122の鏡面で反射されてなる反射光
よりも充分に明るく構成されていれば、反射層122に
よる光反射によって表示が視認しにくくなることを防止
できる。
【0049】一方、本実施形態の電気光学装置100で
は、画素をオフ状態とすることによって、液晶表示パネ
ルがバックライト140の光を実質的に遮断することと
なるので、図4に示すように、カラーフィルタ層123
により着色され、表示に寄与する光を遮断することがで
き、その結果、視認者は反射層122の鏡面によっても
たらされる反射光のみを視認することとなるので、表示
面が鏡面状に視認される鏡面モードが実現される。ここ
で、駆動領域内の全ての画素をオフ状態にすることによ
り、表示面全体を鏡面状に構成することができる。
【0050】この場合、液晶表示パネルのオフ状態の画
素による遮光効果のみを用いるだけでなく、バックライ
ト140自体を消灯することにより、光透過領域を透過
する光量をさらに低減することができ、実質的に画素領
域を黒色の領域とすることができる。この場合にはバッ
クライト140の消費電力をもなくすことができる。ま
た、液晶表示パネルの画素をオフ状態にしなくても、バ
ックライト140のみを消灯状態とすることによって、
光透過領域120Tから放出される光を実質的に遮断す
ることが可能になるので、この場合でも上記と同様に鏡
面モードを実現することが可能である。
【0051】鏡面モードにおいて、光透過領域120T
を規則的に配列させることが、均一な外観を得るために
好ましい。このとき、表示面が鏡面状に視認されるよう
にするためには、光透過領域120Tの形成周期が或る
程度小さいことが望ましい。光透過領域120Tの形成
周期としては、手鏡のように目の比較的近く(例えば2
0〜50cm程度)で用いる場合には、0.5mm以下
であることが好ましい。また、このように近くで用いる
場合でも、0.3mm以下であればほとんど鏡面と同視
できる程度に構成することができる。ただし、自動車・
バイク・自転車等のバックミラーやサイドミラー等のよ
うに、或る程度目から離れた場所で用いる場合(例えば
50cm超)の場合には、上記形成周期より大きな形成
周期であっても鏡面状に視認することができる。さら
に、光透過領域120Tの数を或る程度抑制し、表示態
様を制御しやすくするとともに、製造の困難性を回避す
るためには、上記形成周期を0.05〜0.5mmの範
囲内とすることが望ましい。
【0052】鏡面モードにおいて表示面が鏡面状に視認
されるようにするためには、光透過領域120Tの開口
率(表示面全体の面積に対する光透過領域の総面積の
比)を或る程度低くすることが好ましい。一方、開口率
が小さくなると、表示モードにおける表示の明るさや画
質が低下する。このような理由により、表示モードの視
認性と、鏡面モードの鏡面性とを両立させるためには、
上記開口率を35〜75%の範囲内に設定することが好
ましい。
【0053】[第2実施形態]次に、図2を参照して、
本発明に係る第2実施形態の電気光学装置200の実施
形態について説明する。この実施形態においては、ガラ
スやシリコン等で構成される基板211上にITO、金
属、半導体ドープ層等で構成される複数の電極212が
形成されるとともに、電極212の間にSiO等で構
成される絶縁層213及び有機樹脂等で構成される絶縁
層214などで構成される隔壁が設けられている。隔壁
で囲まれる電極212上には、正孔注入/輸送層215
と、発光層216の積層構造が形成されている。
【0054】正孔注入/輸送層215の材料としては、
例えば、ポリチオフェン誘導体やポリアニリン誘導体等
の導電性高分子や、フェニルアミン誘導体等の低分子系
材料などを用いることができる。また、発光層216の
材料としては、ジスチリルベンゼン誘導体等の芳香族環
化合物、金属錯体系の8-ヒドロキシキノリンのアルミニ
ウム錯体(Alq錯体)等の複素環化合物、ヒドロキシキ
ノリンの1つがトリフェニルシリカノール(Si化合物)
に置換されて配位している混合配位子錯体等の特殊元素
含有化合物などが挙げられる。正孔/輸送層215は発
光層216の発光に必ずしも必要なものではないが、発
光効率や耐久性を向上させるためには正孔/輸送層21
5を設けることが好ましい。
【0055】なお、本実施形態では、有機エレクトロル
ミネッセンス素子を構成するために有機物質にて発光層
を構成しているが、ZnS等の無機物質にて発光層を構
成する無機エレクトロルミネッセンス素子を構成しても
よい。
【0056】一方、ガラスやプラスチック等の透明材で
構成される基板221上には、上記第1実施形態と同様
に、基板221側の表面が鏡面として構成された反射層
222が形成されている。また、反射層222の形成さ
れていない光透過領域220Tに重なるように、第1実
施形態と同様のカラーフィルタ層223が形成されてい
る。また、カラーフィルタ層223上には第1実施形態
と同様の保護膜224が形成されている。保護膜224
上には、ITO等の透明導電体で構成される電極225
が形成されている。
【0057】この実施形態では、電極212と電極22
5との間に所定の電圧を印加することによって電極21
2上に形成された正孔/輸送層215から発光層216
に正孔が注入され、電極225から発光層216に電子
が注入されることにより、発光層216において電子と
正孔の再結合が生じ発光する。その光は光透過領域22
0Tにおいてカラーフィルタ層223を通過して着色さ
れ、基板221を透過して放出される。
【0058】この実施形態でも、表示モードにおいて
は、電極212と225とによる電界印加状態に応じて
各画素(電極212と225とが交差する領域内の正孔
/輸送層215、発光層216、カラーフィルタ層22
3を含む。)の発光状態を制御することにより、所望の
表示態様を実現することができる。
【0059】また、鏡面モードにおいては、電極212
と225との間に有効な電圧を印加しないことにより、
各画素を発光させないようにして、光透過領域220T
から実質的に光が放出されないようにし、これによっ
て、反射層222の鏡面によって全体が鏡面状に視認さ
れるように構成することができる。
【0060】なお、本実施形態のようにエレクトロルミ
ネッセンス素子のような自己発光型のフラットパネル表
示体を用いる場合には、バックライト等の照明手段が不
要である。ここで、各発光層から放出される光が既に着
色している場合(青色等の着色光を放出する発光材料を
用いる場合)には、その着色度合に応じた光変換物質を
用いてカラーフィルタ層223を構成することが好まし
い。
【0061】[第3実施形態]次に、上記第1実施形態
の電気光学装置100を内蔵する電子機器の第3実施形
態について図5及び図6を参照して詳細に説明する。な
お、本実施形態と全く同様に、第2実施形態の電気光学
装置200を内蔵する電子機器を構成することも可能で
ある。
【0062】図5は、本実施形態の表示系の構成を示す
概略構成図である。ここに示す電子機器は、上記第1実
施形態の電気光学装置100と、これを駆動するための
駆動回路100Dと、駆動回路100Dを制御する制御
手段300とを有する。電気光学装置100には例えば
半導体IC等で構成される駆動回路100Dが実装され
る場合(COG構造とされる場合)もある。また、制御
手段300は、表示情報出力源301と、表示処理回路
302と、電源回路303と、タイミングジェネレータ
304とを有する。
【0063】表示情報出力源301は、ROM(Read O
nly Memory)やRAM(Random Access Memory)等から
なるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等か
らなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調
出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ3
04によって生成された各種のクロック信号に基づい
て、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表
示情報処理回路302に供給するように構成されてい
る。
【0064】表示情報処理回路302は、シリアル−パ
ラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回
路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路
を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像
情報をクロック信号CLKと共に上記駆動回路100D
へ供給する。駆動回路100Dは、走査線駆動回路、デ
ータ線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路3
03は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給
する。
【0065】図6は、本発明に係る電子機器の一実施形
態である携帯電話1000を示す。この携帯電話100
0は、操作部1001と表示部1002とを有するケー
ス体の内部に回路基板が配置され、この回路基板に対し
て上述の電気光学装置100が実装されている。操作部
1001の前面には複数の操作ボタンが配列され、ま
た、マイクロフォンが内蔵された送話部が設けられてい
る。また、電気光学装置100の表示面100Pは、表
示部1002の表面に露出している。また、表示部10
02の一端部からアンテナが出没自在に取り付けられ、
さらに、送話部にはスピーカが内蔵されている。
【0066】上記携帯電話1000は、通常は、表示面
100Pに何らかの表示がなされる表示モードとなるよ
うに構成されているが、例えば、操作部1001に配列
された操作ボタンのうちの一つを押圧するなどのよう
に、所定の操作を行うことにより、電気光学装置100
の全画素がオフ状態となり、バックライトも消灯して、
鏡面モードとなり、表示面100Pが鏡面状に構成され
る。これによって、携帯電話1000を手鏡として用い
ることができる。ここで、表示面100P全体が鏡面状
となるように構成されていることが好ましいが、表示面
100Pの一部のみが鏡面状になるように構成されてい
ても構わない。また、バックライトのみが消灯するよう
に構成してもよい。
【0067】尚、本発明の液晶表示装置は、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。例えば、上記実施形態においては基本的に電気光
学物質を挟んで相互に直交する方向に伸びる帯状の電極
が複数ストライプ状に配列されたパッシブマトリクス型
の電気光学装置を構成しているが、TFD(薄膜ダイオ
ード)素子やTFT(薄膜トランジスタ)等の種々のア
クティブ素子を用いたアクティブマトリクス型の構成を
採用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
所望の表示態様を実現できるとともに鏡面状の視認態様
を実現できる電気光学装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気光学装置の第1実施形態の
構造を模式的に示す概略断面図である。
【図2】 本発明に係る電気光学装置の第2実施形態の
構造を模式的に示す概略断面図である。
【図3】 第1実施形態の電気光学装置における表示モ
ードの表示面の拡大部分平面図である。
【図4】 第1実施形態の電気光学装置における鏡面モ
ードの表示面の拡大部分平面図である。
【図5】 本発明に係る電子機器の第3実施形態におけ
る表示系の概略構成図である。
【図6】 第3実施形態の外観を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
100,200・・・電子光学装置 111,121,211,221・・・基板 112,125,212,225・・・電極 122,222・・・反射層 123,223・・・カラーフィルタ層 120T,220T・・・光透過領域 130・・・液晶 225・・・正孔/輸送層 226・・・発光層 140・・・バックライト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 505 G02F 1/1335 505 520 520 G09F 9/35 G09F 9/35 H05B 33/02 H05B 33/02 33/12 33/12 E 33/14 33/14 A Fターム(参考) 2H048 BA02 BB02 BB08 BB10 BB12 BB42 2H088 HA01 HA02 HA03 HA06 HA07 HA08 HA12 HA14 HA18 HA21 HA28 MA20 2H091 FA07X FA07Z FA14Y FA23Z FA34Y FA41Z FA44Y FC02 GA01 GA02 GA06 GA11 GA12 GA13 GA16 HA07 HA10 KA01 KA02 LA30 3K007 AB00 BA06 BB06 DB03 5C094 AA08 AA60 BA27 BA43 CA19 CA24 ED03 ED11 FA01 FB01 FB20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、視認側とは反対側の前記透
    明基板上に配置され、前記透明基板側の表面が鏡面であ
    る反射層と、該反射層の開口によって光を透過可能に構
    成され、複数配列された光透過領域とを有することを特
    徴とする電気光学装置用基板。
  2. 【請求項2】 前記光透過領域を覆うカラーフィルタ層
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装
    置用基板。
  3. 【請求項3】 前記光透過領域を透過する光を実質的に
    遮断した状態で前記透明基板の視認側から見た場合に鏡
    面状に視認されるように、前記反射層及び前記光透過領
    域が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の電気光学装置用基板。
  4. 【請求項4】 電気光学物質と、該電気光学物質に対し
    て画素毎に電界を印加する電界印加手段とを有し、前記
    画素によって表示面に複数の表示態様を実現可能な表示
    モードと、前記表示面が鏡面状に視認される鏡面モード
    とが切換可能に構成されていることを特徴とする電気光
    学装置。
  5. 【請求項5】 前記画素にカラーフィルタ層を有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画素の間及び周囲には視認側に鏡面
    を備えた遮光層を有し、該遮光層の前記鏡面によって前
    記鏡面モードが実現されるように構成されていることを
    特徴とする請求項4又は請求項5に記載の電気光学装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画素から放出される光を実質的に遮
    断することによって前記鏡面モードを実現するように構
    成されていることを特徴とする請求項6に記載の電気光
    学装置。
  8. 【請求項8】 透明基板と、前記透明基板の背後に配置
    され、前記透明基板側の表面が鏡面である反射層と、前
    記反射層の背後に配置された電気光学物質とを有し、 前記反射層の形成されていない複数の光透過領域が構成
    され、 前記電気光学物質内から前記光透過領域及び前記透明基
    板を通して制御された光が放出されるように構成されて
    いることを特徴とする電気光学装置。
  9. 【請求項9】 前記反射層は、前記光透過領域の間及び
    周囲に形成された遮光層であることを特徴とする請求項
    8に記載の電気光学装置。
  10. 【請求項10】 前記光透過領域を覆うカラーフィルタ
    層を有することを特徴とする請求項8又は請求項9に記
    載の電気光学装置。
  11. 【請求項11】 前記光透過領域を透過する光を実質的
    に遮断した状態で前記透明基板の外部から見た場合に鏡
    面状に視認されるように、前記反射層及び前記光透過領
    域が形成されていることを特徴とする請求項8乃至請求
    項10のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  12. 【請求項12】 前記電気光学物質は液晶であり、その
    背後に前記液晶を照明する照明手段が配置されているこ
    とを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれか1項
    に記載の電気光学装置。
  13. 【請求項13】 前記電気光学物質はエレクトロルミネ
    ッセンス発光体であることを特徴とする請求項8乃至請
    求項12のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  14. 【請求項14】 請求項4乃至請求項13のいずれか1
    項に記載の電気光学装置と、該電気光学装置を制御する
    制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
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