JP2003248343A - 二成分現像剤及びその二成分現像剤を用いた現像方法 - Google Patents

二成分現像剤及びその二成分現像剤を用いた現像方法

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JP2003248343A
JP2003248343A JP2002047673A JP2002047673A JP2003248343A JP 2003248343 A JP2003248343 A JP 2003248343A JP 2002047673 A JP2002047673 A JP 2002047673A JP 2002047673 A JP2002047673 A JP 2002047673A JP 2003248343 A JP2003248343 A JP 2003248343A
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toner
carrier
particles
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developer
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JP2002047673A
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Tomoharu Nishikawa
智晴 西川
Yuji Shintani
雄二 新谷
Junichi Tamaoki
順一 玉置
Masayuki Haki
雅之 葉木
Hiroaki Kato
博秋 加藤
Megumi Aoki
めぐみ 青木
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿式造粒法により製造されたフルカラー用ト
ナーとキャリアから成る二成分現像剤及びこれを用いた
現像方法において、画質、低コスト、環境安定性に優
れ、長期の帯電量の変化が少ない二成分現像剤及びその
二成分現像剤を用いた現像方法を提供すること。 【解決手段】 湿式造粒法によるフルカラー用トナーと
キャリアから成る二成分現像剤及びこれを用いた現像方
法において、該キャリアとして鉄粉に対するブローオフ
帯電量が+80〜+120μc/gであるアクリル系樹
脂をコア粒子にコートしたキャリアを用いた二成分現像
剤及びその二成分現像剤を用いた現像方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機やプリンタ等に用いるためのキャリアとトナーを含
む二成分現像剤及びこれを用いた現像方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機あるいはプリンタ
等における感光体等の静電潜像担持体上に形成された静
電潜像の現像において、トナーと磁性キャリアからなる
二成分現像剤を用いた現像方法が実用化されている。
【0003】二成分現像方式では、トナーとキャリアを
接触させ機械的に攪拌することにより帯電させるが、使
用するにつれトナー自身やトナーの帯電制御剤、後処理
剤がキャリア表面にスペントし、これによってキャリア
の帯電性能が劣化するためにトナーを十分に帯電させる
ことができず、トナー飛散の発生や、シート上に形成さ
れた画像にカブリなどの画像ノイズが発生するという問
題が生じていた。またトナー帯電速度が遅くなるため、
トナーを急速に補給した時などカブリや画像濃度ムラが
発生したりする問題があった。
【0004】近年、低コストや環境対応を目的として、
あるいはフルカラー画像形成に伴う高画質化への要望か
ら、懸濁重合法、分散重合法、樹脂粒子会合法、乳化分
散法等の湿式造粒法により製造されたトナーが利用され
ている。このような湿式造粒法は従来の混練粉砕法のよ
うに粉砕工程を必要としないのでトナー中にワックスを
高添加できオイルレス定着にも対応できるという利点も
ある。
【0005】現像・転写工程の後、感光体上に残存する
トナー粒子を取り除く方法として、クリーニングブレー
ドを用いる方法が多く採用されている。湿式造粒トナー
は小粒径であり、また球形に近いことから高画質画像の
形成が可能である一方、クリーニングブレードで完全に
取り除くことができずに静電潜像担持体上に残存し、画
像上にノイズを生じさせやすい問題がある。
【0006】そこで、重合トナーの形状を不定形にする
ための製法として、重合粒子を会合させる重合会合法で
製造されたトナーが提供されている。しかし、重合会合
法で製造されたトナーはトナー成分以外の特に親水性不
純物が残存しやすく、環境安定性が悪く、特に高温高湿
下において帯電性が低下しやすいという課題がある。
【0007】キャリアとして、芯材となるコア粒子の表
面に樹脂コート層を設けた樹脂コートキャリアが多く用
いられている。このようなコートキャリアにおいて、耐
スペント性の観点から離型性の高いシリコーン樹脂やフ
ッ素系樹脂をコート用樹脂として使用したものが多く用
いられている。しかし、これらの樹脂は負荷電性である
ため、負帯電トナーと組み合わせて二成分現像剤とした
場合にはトナーの帯電量が低下する。さらに、トナーに
荷電を与えている荷電制御剤は、低コストや環境対応の
面から添加しないことが望ましいため、その場合にはさ
らに帯電性が低下することになる。その結果、環境安定
性が悪く、また耐刷時における帯電量の低下量が大きく
なり、形成した画像にカブリや噴煙等のノイズが生じる
という問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
事情に鑑みてなされたもので、画質、低コスト、環境安
定性に優れ、長期の帯電量の変化が少ない二成分現像剤
及びその二成分現像剤を用いた現像方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、湿式造粒法で
製造されたトナーと、アクリル系樹脂をコア粒子にコー
トしたキャリアとを含む二成分現像剤及びその二成分現
像剤を用いた現像方法に関する。
【0010】本発明の発明者等は、湿式造粒法で製造さ
れたフルカラー用トナーに対し、鉄粉に対するブローオ
フ帯電量が+80〜+120μc/gであるアクリル系
樹脂をコア粒子にコートしたキャリアを組み合わせるこ
とによって、環境安定性に優れ、長期にわたって帯電量
の変化が少ない二成分現像剤が得られることを見出し
た。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明におけるキャリアは、磁性
を有するコア粒子の周囲を樹脂でコートしたキャリアで
ある。また、トナーは湿式造粒法で製造されており、上
記のように低コストや環境対応の観点から荷電制御剤を
含有しないことが望ましい。このような湿式造粒トナー
を使いこなすためには、キャリアが適切な帯電能を有し
ている必要がある。そのためには、ブローオフ法での鉄
粉に対する帯電量が+80〜+120μc/gの樹脂を
コート用樹脂材料として用いればよい。コート用樹脂材
料とする樹脂の帯電量が+80μc/g以下だと、トナ
ーを充分に帯電させることができずに画像品質が低下す
る。逆に、+120μc/g以上であれば必要な画像濃
度を得ることができない。
【0012】なお、コート用樹脂微粒子のブローオフ帯
電量の測定は、鉄粉キャリアを用い、ブローオフ帯電量
測定装置(TB−200:東芝ケミカル社製)を用いて
測定した。
【0013】コア粒子に対し樹脂をコートする方法とし
ては、コート用樹脂微粒子をコア粒子表面に付着させた
後に熱や機械的衝撃力を付与することでコートする乾式
樹脂コート方式(乾式コート法)を用いることができ
る。本発明では、コア粒子表面にコート用樹脂微粒子を
静電的に付着させ、その後機械的衝撃力を繰返し付与す
ることでコートする方法が望ましい。本製造方法では溶
媒を使用しないため、湿式コート法のように樹脂内に残
留する溶媒が帯電性能や画質に影響することが無く、環
境安定性が高いという利点がある。
【0014】コート処理方法としては物理的な衝撃を加
えることができる方法であれば特に制限されず、従来の
攪拌混合機を用いて処理することができる。攪拌混合機
として例えば、容器内でブレードを高速回転させて攪拌
混合するヘンシェルミキサーを用いることができる。
【0015】キャリアに使用される樹脂コート量は、キ
ャリア100重量部のうち樹脂コート量が1〜5重量
部、好ましくは3〜4重量部となるように調製する。樹
脂コート量が多すぎると製造工程で凝集物が多く発生す
るという問題がある。また、樹脂コート量が少ない場合
は、コート用樹脂材料の帯電性が発揮されず、充分な帯
電量が得られない。
【0016】以上のようにして得られるキャリア粒子の
体積平均粒径の好適範囲は25〜45μmである。これ
により色濁りなどのノイズが無く、高画質を達成するこ
とができる。
【0017】本発明におけるコア粒子の材料としては、
電子写真用二成分現像剤のキャリアに用いられる磁性材
料として公知のもの、例えばフェライト、マグネタイ
ト、鉄、ニッケル、コバルト等の金属、これらの金属と
亜鉛、アンチモン、アルミニウム、鉛、スズ、ビスマ
ス、ベリリウム、マンガン、セレン、タングステン、ジ
ルコニウム、バナジウム等の金属との合金あるいは混合
物、酸化鉄、酸化チタン、酸化マグネシウム等の金属酸
化物、窒化クロム、窒化バナジウム等の窒化物、炭化ケ
イ素、炭化タングステン等の炭化物との混合物および強
磁性フェライト、ならびにこれらの混合物等を適用する
ことができる。
【0018】コート用樹脂微粒子としては、懸濁重合、
乳化重合、無乳化重合法等で調製された樹脂微粒子を使
用することができ、特に乳化重合されたアクリル系樹脂
が好ましく使用される。これは、粒径分布の狭い微粒子
を作製することが可能であり、コア粒子への均一なコー
トができるためである。また、負荷電性トナーを用いる
場合には、正荷電性となるアクリル系樹脂を用いること
が特に有効となる。
【0019】コート用樹脂微粒子の数平均一次粒子径の
好適範囲は30〜200nmであり、好ましくは50〜
150nmである。
【0020】コート用樹脂材料として用いるアクリル系
樹脂は、アクリル酸あるいはメタクリル酸及びそれらの
エステルから重合されたものであり、単一種の単量体の
重合物または複数種類の単量体から成る共重合体であ
る。
【0021】上記アクリル系単量体の具体例としては、
アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プ
ロピル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、ア
クリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、ア
クリル酸フェニル、α―クロルアクリル酸メチル等のア
クリル酸もしくはそのエステル類;メタクリル酸、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ステア
リル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルア
ミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等のメ
タクリル酸もしくはそのエステル類;その他を挙げるこ
とができる。
【0022】二成分現像剤を用いて画像形成を行う場
合、初期においてトナーの添化剤がキャリアにスペント
して帯電量低下が起こることがある。特にフルカラー用
トナーの場合、粒状性を確保するためにモノクロトナー
よりも多くの後処理剤が添加されているため帯電量低下
の程度が大きくなる。
【0023】しかし、キャリアとして、前記コートされ
たキャリア粒子に対して平均一次粒径5〜50nmの無
機微粒子を外添したキャリアを用いることによって、ト
ナーの添加剤によるスペントの影響を抑制し、帯電量を
安定に保つことができる。この無機微粒子としては、疎
水性シリカまたは疎水性酸化チタンを用いることができ
る。また、キャリア粒子100重量部に対するこの無機
微粒子の添加量は、0.01〜1重量部が好ましい。混
合添加方法としては、V型ブレンダーなどの市販の混合
機を用いることができる。
【0024】本発明のトナーは湿式造粒法で得られたト
ナー粒子とこのトナー粒子に外添された外添剤とからな
る。本明細書中、「外添剤」とは予め湿式造粒法で得た
トナー粒子の外部(表面)に存在させるべく添加された
微粒子のことをいう。
【0025】トナー粒子としては、懸濁重合法、分散重
合法、樹脂粒子会合法、乳化分散法等の湿式造粒法によ
って製造されたトナー粒子を使用する。このような方法
でトナー粒子を製造することにより粉砕法に比べて小粒
径で粒径分布がシャープなトナー粒子を低コストで提供
することが可能となる。湿式造粒法の中でも懸濁重合法
および樹脂粒子会合法が好ましく、特に樹脂粒子会合法
がトナー粒子の形状制御の自由度等の観点から好まし
い。
【0026】樹脂粒子会合法は、少なくとも樹脂粒子を
含む粒子を分散させた粒子分散液中の粒子を凝集(塩
析)させ、得られた凝集粒子を加熱して融着させてトナ
ー粒子を製造する方法である。凝集の際にトナー構成成
分である着色剤、必要に応じてワックス、荷電制御剤等
の分散液と混合して凝集させる方法や、樹脂粒子を構成
する単量体中に着色剤あるいはワックス等のトナー構成
成分を分散した上で乳化重合する方法等が挙げられる。
好ましくはワックスを含有させた樹脂粒子および着色剤
粒子を水系媒体中で凝集させ融着させる。樹脂粒子は、
重量平均粒径が50〜2000nmのものを使用するこ
とが好ましい。このため、樹脂粒子は微小粒子が得られ
る乳化重合法で調製されることが好ましい。
【0027】少なくとも樹脂粒子を含む粒子の凝集(塩
析)、融着は、凝集一次粒子を形成した後に融着させる
方法、凝集(塩析)を進行させると同時に融着を行う方
法の何れでもよい。後者の場合、例えば、少なくとも樹
脂粒子、着色剤粒子及びワックス粒子が分散された水中
にアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩等を有する塩析
剤を臨界凝集濃度以上添加し、ついで樹脂粒子のガラス
転移点以上に加熱することで塩析を進行させると同時に
融着を行う。この際に、水に無限溶解する有機溶媒を添
加し、樹脂粒子のガラス転移温度を実質的に下げること
で融着を効果的に行う手法を使用しても良い。
【0028】塩析剤であるアルカリ金属塩及びアルカリ
土類金属塩のアルカリ金属原子としては、リチウム、カ
リウム、ナトリウム等の金属原子が挙げられ、アルカリ
土類金属原子としてはマグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウム等の金属原子が挙げられる。中で
も好ましくはカリウム、ナトリウム、マグネシウム、カ
ルシウム、バリウム等の金属原子である。また、アルカ
リ金属塩及びアルカリ土類金属塩の塩を構成するものと
しては、塩素塩、臭素塩、沃素塩、炭酸塩、硫酸塩等が
挙げられる。
【0029】水に無限溶解する有機溶媒としては、例え
ばメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プ
ロパノール、エチレングリコール、グリセリン、アセト
ン等が挙げられるが、好ましくは炭素数3以下のメタノ
ール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノー
ルのアルコールが、さらに好ましくは2−プロパノール
が挙げられる。
【0030】塩析剤を添加する温度としては少なくとも
樹脂粒子のガラス転移温度以下であることが必要であ
る。この理由としては、塩析剤を添加する温度が樹脂粒
子のガラス転移温度以上であると樹脂粒子の塩析/融着
は速やかに進行するものの、粒径の制御を行うことが困
難となり、大粒径の粒子が発生したりする問題が発生す
る。この添加温度の範囲としては、樹脂粒子のガラス転
移温度以下であれば良いが、一般的には5〜55℃、好
ましくは10〜45℃である。また、塩析剤を樹脂粒子
のガラス転移温度以下で加え、その後出来るだけ速やか
に昇温し、樹脂粒子のガラス転移温度以上に加熱する方
法が好ましい。
【0031】樹脂粒子は乳化重合により調製されたもの
であることが好ましい。この樹脂粒子を調製するための
重合性単量体としては、ラジカル重合性単量体を必須の
構成成分とし、必要に応じて架橋剤を使用することがで
きる。また、以下の酸性基を有するラジカル重合性単量
体または塩基性基を有するラジカル重合性単量体を含有
させてもよい。
【0032】ラジカル重合性単量体としては、特に限定
されるものではなく従来公知のラジカル重合性単量体を
用いることができる。例えば、芳香族系ビニル単量体、
(メタ)アクリル酸エステル系単量体、ビニルエステル
系単量体、ビニルエーテル系単量体、モノオレフィン系
単量体、ジオレフィン系単量体、ハロゲン化オレフィン
系単量体等を用いることができる。
【0033】芳香族系ビニル単量体としては、例えば、
スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェ
ニルスチレン、p−クロロスチレン、p−エチルスチレ
ン、p−n−ブチルスチレン、p−tert−ブチルス
チレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチル
スチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルス
チレン、p−n−ドデシルスチレン、2,4−ジメチル
スチレン、3,4−ジクロロスチレン等のスチレン系単
量体及びその誘導体が挙げられる。
【0034】(メタ)アクリル酸エステル系単量体とし
ては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸シクロヘキシ
ル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキ
シル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、β−ヒドロ
キシアクリル酸エチル、γ−アミノアクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ジメチルア
ミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等が挙
げられる。
【0035】ビニルエステル系単量体としては、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等が、ビ
ニルエーテル系単量体としては、例えば、ビニルメチル
エーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエ
ーテル、ビニルフェニルエーテル等が、モノオレフィン
系単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、イ
ソブチレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−
1−ペンテン等が、ジオレフィン系単量体としては、例
えば、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が、ま
た、ハロゲン化オレフィン系単量体としては、例えば、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル等がそれぞれ
挙げられる。
【0036】また、樹脂粒子の特性を改良するためにラ
ジカル重合性架橋剤を架橋剤として使用しても良い。ラ
ジカル重合性架橋剤としては、例えば、ジビニルベンゼ
ン、ジビニルナフタレン、ジビニルエーテル、ジエチレ
ングリコールメタクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレー
ト、フタル酸ジアリール等の不飽和結合を2個以上有す
るものが挙げられる。ラジカル重合性架橋剤は、全ラジ
カル重合性単量体100重量部に対して、0.1〜10
重量部の範囲で使用するのが好ましい。
【0037】酸性基を有するラジカル重合性単量体とし
ては、例えば、カルボキシル基、スルホン基含有単量体
を用いることができる。
【0038】カルボキシル酸基含有単量体としては、例
えば、アクリル酸、メタクリル酸、フマール酸、マレイ
ン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、マレイン酸モノブチルエ
ステル、マレイン酸モノオクチルエステル等が、スルホ
ン酸含有単量体としては、例えば、スチレンスルホン
酸、アリールスルホコハク酸、アリールスルホコハク酸
オクチル等が挙げられる。これらは、ナトリウムやカリ
ウム等のアルカリ金属塩、あるいはカルシウム等のアル
カリ土類金属塩の構造であっても良い。
【0039】塩基性基を有するラジカル重合性単量体と
しては、例えば、第1級アミン、第2級アミン、第3級
アミン、第4級アンモニウム塩等のアミン系の化合物を
用いることができる。
【0040】アミン系化合物としては、例えば、ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメ
タクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジ
エチルアミノエチルメタクリレート、及び上記4化合物
の4級アンモニウム塩、3−ジメチルアミノフェニルア
クリレート、2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプ
ロピルトリメチルアンモニウム塩、アクリルアミド、N
−ブチルアクリルアミド、N,N−ジブチルアクリルア
ミド、ピペリジルアクリルアミド、メタクリルアミド、
N−ブチルメタクリルアミド、N−オクタデシルアクリ
ルアミド、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニル
N−メチルピリジニウムクロリド、ビニルN−エチルピ
リジニウムクロリド、N,N−ジアリールメチルアンモ
ニウムクロリド、N,N−ジアリールエチルアンモニウ
ムクロリド等を挙げることができる。
【0041】乳化重合に用いられるラジカル重合開始剤
は水溶性であれば適宜使用が可能である。例えば、過硫
酸塩の過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等、アゾ系
化合物の4,4′−アゾビス4−シアノ吉草酸及びその
塩、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩
等、パーオキシド化合物等が挙げられる。更に上記ラジ
カル重合開始剤は、必要に応じて還元剤と組合せレドッ
クス系開始剤とすることが可能である。レドックス系開
始剤を用いることで、重合活性が上昇し、重合温度の低
下が図れ、更に重合時間の短縮が期待できる。
【0042】重合温度は、重合開始剤の最低ラジカル生
成温度以上であればどの温度を選択しても良いが、50
〜90℃の範囲が好ましい。但し、常温開始の重合開始
剤、例えば過酸化水素−還元剤(アスコルビン酸等)の
組合せを用いることで室温又はそれ以上の温度で重合す
ることも可能である。
【0043】前述のラジカル重合性単量体の乳化重合に
は、界面活性剤を使用することが好ましい。この際に使
用することのできる界面活性剤としては特に限定される
ものでは無いが、下記のアニオン性又はノニオン性界面
活性剤を好ましいものとして挙げることができる。
【0044】アニオン性界面活性剤としては、例えば、
スルホン酸塩のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、アリールアルキルポリエーテルスルホン酸ナトリウ
ム等、硫酸エステル塩のドデシル硫酸ナトリウム、テト
ラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウ
ム、オクチル硫酸ナトリウム等、脂肪酸塩のオレイン酸
ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリ
ウム、カプリル酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、
ステアリン酸カリウム、オレイン酸カルシウム等が挙げ
られる。
【0045】また、ノニオン性界面活性剤としては、例
えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサ
イド、ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサ
イドの組合せ、アルキルフェノールポリエチレンオキサ
イド、高級脂肪酸とポリエチレングリコールのエステ
ル、高級脂肪酸とポリプロピレンオキサイドのエステ
ル、ソルビタンエステル等が挙げられる。
【0046】着色剤としては無機顔料、有機顔料を用い
ることが好ましい。無機顔料としては、従来公知の黒色
顔料を挙げることができる。黒色顔料としては、例え
ば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチ
レンブラック、サーマルブラック、ランプブラック等の
カーボンブラック、更にマグネタイト、フェライト等の
磁性体顔料も用いることができる。これらの無機顔料は
所望に応じて単独又は複数を選択併用することが可能で
ある。また、無機顔料の添加量はトナー粒子100重量
部に対して2〜20重量部が好ましく、さらに好ましく
は3〜15重量部である。また、黒色トナーの場合、磁
性トナーとして使用することができるが、その際には、
公知の磁性体顔料を添加することができる。磁性トナー
の場合には磁気特性を付与する観点で、トナー粒子10
0重量部に対して20〜60重量部の磁性体顔料を添加
することが好ましい。
【0047】有機顔料としては、従来公知の有機顔料を
用いることができる。どの様な有機顔料でも使用するこ
とができるが、具体的な有機顔料を以下に挙げる。
【0048】マゼンタ又はレッド用の顔料としては、例
えば、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメン
トレッド3、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピ
グメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.
I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド
16、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピ
グメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド5
7:1、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピ
グメントレッド123、C.I.ピグメントレッド13
9、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメ
ントレッド149、C.I.ピグメントレッド166、
C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメント
レッド178、C.I.ピグメントレッド222等が挙
げられる。
【0049】オレンジ又はイエロー用の顔料としては、
例えば、C.I.ピグメントオレンジ31、C.I.ピ
グメントオレンジ43、C.I.ピグメントイエロー1
2、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメ
ントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、
C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメント
イエロー74、C.I.ピグメントイエロー93、C.
I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエ
ロー138、C.I.ピグメントイエロー180等が挙
げられる。
【0050】シアン又はグリーン用の顔料としては、例
えば、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメ
ントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:
3、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメン
トブルー60、C.I.ピグメントグリーン7等が挙げ
られる。
【0051】これらの有機顔料は所望に応じて単独又は
複数を選択併用することが可能である。また、顔料の添
加量はトナー粒子100部に対して2〜20重量部が好
ましく、さらに好ましくは3〜15重量部である。
【0052】着色剤の表面を改質するために着色剤の表
面改質剤を使用することもできる。着色剤の表面改質剤
としては、従来公知の物を使用することができる。具体
的にはシランカップリング剤、チタンカップリング剤、
アルミニウムカップリング剤等が好ましく用いることが
できる。
【0053】ワックスとしては、例えば、ポリエチレン
ワックス、酸変性処理されたポリエチレンワックス(酸
化型ポリエチレンワックス)、ポリプロピレンワック
ス、酸変性処理されたポリプロピレンワックス(酸化型
ポリプロピレンワックス)、パラフィンワックス、マイ
クロクリスタリンワックス、カルナウバワックス、エス
テルワックス等が挙げられる。エステルワックスとして
は下記一般式で示されるものが好ましい。 R−(OCO−R)n 式中、R、Rは置換基を有しても良い炭化水素基を
示す。nは1〜4の整数、好ましくは2〜4、さらに好
ましくは3〜4、特に好ましくは4である。Rは炭素
数1〜40、好ましくは1〜20、さらに好ましくは2
〜5であり、Rは炭素数1〜40、好ましくは16〜
30、さらに好ましくは18〜26である。
【0054】ワックスは、樹脂粒子を乳化重合する段階
で添加する方法、凝集(塩析)工程で樹脂粒子等と同時
に添加する方法、出来上がったトナーに直接添加する方
法等種々の方法で添加することができる。好ましい方法
としては、前記の樹脂粒子を乳化重合する段階でワック
スを添加する方法、及び前記の凝集(塩析)工程で樹脂
粒子等と同時にワックスを添加しトナー中に包含させる
方法が挙げられる。
【0055】上述した着色剤、ワックス以外に種々の機
能を付与することの出来る添加剤をトナー組成物として
加えてもよい。具体的には荷電制御剤等が挙げられる。
【0056】これらの添加剤は、樹脂粒子を乳化重合す
る段階で添加する方法、凝集(塩析)工程で樹脂粒子等
と同時に添加する方法、出来上がったトナーに直接添加
する方法等種々の方法で添加することが出来る。好まし
い方法としては、前記の樹脂粒子を乳化重合する段階で
添加剤を添加する方法、及び前記の凝集(塩析)工程で
樹脂粒子等と同時に添加剤を添加しトナー中に包含させ
る方法が挙げられる。
【0057】添加剤として使用する荷電制御剤は公知の
物で、且つ、水中に分散することが出来る物を使用する
ことが好ましい。具体的にはナフテン酸又は高級脂肪酸
の金属塩、アゾ系金属錯体、サリチル酸金属塩、あるい
はその金属錯体等が挙げられる。荷電制御剤は、分散し
た状態での数平均一次粒子径が10〜500nm程度の
ものが好ましい。
【0058】なお、本発明においては、環境性の観点並
びにトナーの低コスト化の観点から荷電制御剤を含有し
ない荷電制御剤レストナーとすることが好ましい。
【0059】融着工程で得られた水系媒体中のトナー粒
子を濾過し、洗浄水で洗浄を行い、トナー粒子に付着し
ている界面活性剤や塩析剤等の不純物を除去する。この
工程で使用する濾過、洗浄機は特に限定されないが、例
えば遠心分離機、ヌッチェ、フィルタープレス等が使わ
れる。
【0060】濾過、洗浄後のトナー粒子は乾燥される。
この工程に使用する乾燥機は特に限定されないが、例え
ば、スプレードライヤー、減圧乾燥機、真空乾燥機、静
置式棚乾燥機、移動式棚乾燥機、流動層式乾燥機、回転
式乾燥機、撹拌式乾燥機等が使われる。乾燥後のトナー
粒子100重量部中の水分量は5重量部以下が好ましい
が、2重量部以下にすることがさらに好ましい。
【0061】トナー粒子の体積平均粒径の好適範囲は4
〜8μm、好ましくは4〜7μmである。
【0062】上述のように湿式造粒法で得られたトナー
粒子に、外添剤を外添することによりトナーを得る。こ
のような外添剤として、第1の疎水性シリカと、第1疎
水性シリカより4nm以上大きい平均一次粒径を有する
第2の疎水性シリカと、疎水性酸化チタンとを使用す
る。このように特定の3種類の外添剤をトナー粒子に外
添することにより、湿式造粒法で得られたトナー粒子を
使用した場合においても優れた帯電性および環境変動に
対する帯電の安定性を有し、かつ帯電性を阻害すること
なく画像の中抜けの問題を解消したトナーを提供するこ
とが可能となる。
【0063】前記第1疎水性シリカをトナー粒子に外添
することにより所望の流動性を付与すると共に負荷電性
を向上させることができる。また、画質、特にハーフト
ーン画像のきめを向上させることができる。
【0064】第1疎水性シリカの平均一次粒径は5〜2
0nm、好ましくは7〜18nm、より好ましくは10
〜16nmである。第1疎水性シリカの平均一次粒径が
5nmより小さいと現像剤の攪拌ストレスにより第1疎
水性シリカがトナー粒子へ埋まり込んで流動性が著しく
低下する。また、20nmより大きいと流動性付与効果
および画質向上効果が低下する。
【0065】第1疎水性シリカの添加量はトナー粒子1
00重量部に対して0.05〜2重量部、好ましくは
0.08〜1.2重量部、より好ましくは0.1〜1重
量部である。
【0066】前記第2疎水性シリカをトナー粒子に外添
することによりトナーの転写性を向上することができ、
例えば転写ローラによって押圧転写を行う場合でも中抜
けの問題を解消することができる。また、トナーの負荷
電性を向上させることができる。
【0067】第2疎水性シリカの平均一次粒径は18〜
50nm、好ましくは20〜40nm、より好ましくは
20〜35nmである。また、第2疎水性シリカの添加
量はトナー粒子100重量部に対して0.1〜2重量
部、好ましくは0.2〜1.5重量部、より好ましくは
0.3〜1.0重量部である。
【0068】疎水性酸化チタンをトナー粒子に外添する
ことによりトナーの環境安定性を向上させることができ
る。すなわち、低温低湿時でのトナーのチャージアップ
や、高温高湿時におけるトナーのチャージダウンを抑制
することができる。疎水性酸化チタンの平均一次粒径は
10〜40nm、好ましくは15〜35nm、より好ま
しくは15〜30nmである。平均一次粒径が40nm
より大きい場合には、低温低湿時にトナーのチャージア
ップを抑えることができるが、高温高湿時にトナーのチ
ャージダウンが生じてしまう。
【0069】前記疎水性酸化チタンの添加量はトナー粒
子100重量部に対して0.1〜2重量部、好ましくは
0.2〜1.5重量部、より好ましくは0.3〜1.0
重量部である。
【0070】さらに、もう1種の無機微粒子を外添して
もよい。この無機微粒子としてチタン酸ストロンチウム
微粒子を用いることができる。チタン酸ストロンチウム
には研磨効果があり、キャリアへのスペント物を取り除
くことができる。また、トナーを負帯電性とし、二成分
現像剤として用いた場合、弱正帯電性を有するチタン酸
ストロンチウムを用いることによって、トナーとキャリ
アとのスペーサ作用が向上し、また当該成分のキャリア
へのスペントによるキャリア劣化が抑制され、優れた帯
電立ち上がり性が得られる。
【0071】また、チタン酸ストロンチウムによって感
光体とクリーニングブレードとの間隙で当該成分からな
る静止層が形成されると、他の成分の粒子のすり抜けを
防止し、特に前記疎水性シリカの固着による複写画像上
のノイズを抑制することができる。また、当該成分がト
ナー間のスペーサとして機能し、転写性が向上する。ま
た適度な感光体研磨を可能にする。
【0072】チタン酸ストロンチウムの平均一次粒径は
100〜800nmが望ましく、添加量はトナー粒子1
00重量部に対して0.4〜3.5重量部、好ましくは
0.5〜3.0重量部、より好ましくは1.0〜3.0
重量部である。
【0073】前記キャリアと前記トナーとを混合するこ
とによって現像剤を得る。混合方法としては、V型ブレ
ンダーなどの市販の混合機を用いて行うことができる。
【0074】本発明におけるキャリアとトナーを含む二
成分現像剤を用いた現像方法としては、公知の方法を用
いることができる。
【0075】好ましい現像方式として、非接触現像方式
を用いることができる。この方式は、現像剤担持体上に
現像剤層を形成して現像剤を搬送し、現像剤層と静電潜
像担持体とを非接触で対向させ、現像剤担持体と静電潜
像担持体との間に振動電界を作用させてトナーを現像剤
層から飛翔させて静電潜像上に付着させるものである。
【0076】図1は、この発明の実施例にかかわる現像
方法を実施するのに用いる現像装置(10)の一例を示
したものである。
【0077】図1に示す現像装置(10)においては、
その内部にトナーTとキャリアとを含む現像剤(1)を
収容させており、この現像剤(1)を搬送させる現像剤
担持体として、複数の磁極N、S、N、S、N
を有するマグネットローラ(11a)が内周側に設け
られた円筒状の現像スリーブ(11)を用い、この現像
スリーブ(11)を、現像領域において静電潜像担持体
である感光体(2)と適当な間隔(Ds)を介して対向
するようにして回転可能に保持されている。
【0078】そして、この現像スリーブ(11)を感光
体(2)とは逆方向、すなわち現像スリーブ(11)と
感光体(2)とが対向する現像領域では現像スリーブ
(11)と感光体(2)とが同方向に移動するように回
転させ、この現像スリーブ(11)の回転に伴って現像
装置(10)内に収容された現像剤(1)を、上記のマ
グネットローラ(11a)による磁力作用により磁気ブ
ラシの状態で感光体(2)側に搬送させるようにする。
【0079】また、上記の現像スリーブ(11)と感光
体(2)とが対向する現像領域よりも現像剤(1)の搬
送方向上流側で、前記のマグネットローラ(11a)の
磁極Nと対向する位置には、現像スリーブ(11)上
における現像剤(1)の量を規制する規制部材(13)
として、磁性ブレード(13a)を現像スリーブ(1
1)と所要間隔を介するようにして設け、この磁性ブレ
ード(13a)によって現像スリーブ(11)上におけ
る現像剤(1)の量を規制するようにしている。ここで
搬送される現像剤の量としては、3〜15mg/cm
が望ましい。
【0080】また、この現像装置(10)においては、
この上部にトナーTを収容させたトナー収容部(14)
を設けており、現像スリーブ(11)から現像剤(1)
中におけるトナーTを感光体(2)に供給して現像を行
った結果、現像装置(10)内における現像剤(1)中
のトナー濃度が低下した場合には、このトナー収容部
(14)内に収容されたトナーTを現像装置(10)内
の現像剤(1)に補給させるようにしている。
【0081】現像スリーブ(11)上では現像剤による
現像剤層が形成されており、この現像剤層は感光体
(2)とは非接触の状態になっている。現像スリーブ
(11)には現像バイアス電源(12)を接続させてお
り、この現像バイアス電源(12)から交流電圧或いは
交流電圧に直流電圧を重畳させた現像バイアスを印加さ
せて、現像領域に振動電界を作用させるようにしてい
る。この振動電界により現像スリーブ(11)上のトナ
ーTが感光体(2)側へ飛翔し、感光体(2)上の静電
潜像が現像される。
【0082】また、上記現像方法以外にも、現像スリー
ブ(11)上で現像剤によって形成された磁気ブラシが
感光体(2)に接触する状態で現像を行う接触現像方式
を用いることもできる。この場合、現像スリーブ(1
1)に対して現像バイアス電源(12)から直流電圧を
印加し、現像スリーブ(11)と感光体(2)とが対向
する現像領域に、直流電界を作用させて現像を行う。
【0083】本発明を以下の実施例によりさらに詳しく
説明するが、本発明はそれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0084】
【実施例】(トナーの作製) (ワックス含有樹脂粒子の製造)撹拌装置、温度センサ
ー、冷却管、窒素導入装置を付けた5000mlのセパ
ラブルフラスコに予めアニオン系活性剤(ドデシルベン
ゼンスルフォン酸ナトリウム:SDS)7.08gをイ
オン交換水(2760g)に溶解させた溶液を添加す
る。窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しつつ、
内温を80℃に昇温させた。一方で下記化合物;CH
(CH20COOCHC{CHOCO(C
20CH72.0gをスチレン115.1
g、アクリル酸n−ブチル42.0g、メタクリル酸1
0.9gからなるモノマーに加え、80℃に加温し溶解
させ、モノマー溶液を作製した。
【0085】ここで循環経路を有する機械式分散機によ
り上記の加熱溶液を混合分散させ、均一な分散粒子径を
有する乳化粒子を作製した。ついで、重合開始剤(過硫
酸カリウム:KPS)0.90gをイオン交換水200
gに溶解させた溶液を添加し80℃にて3時間加熱、撹
拌することでラテックス粒子を作製した。引き続いて更
に重合開始剤(KPS)8.00gをイオン交換水24
0mlに溶解させた溶液を添加し、15分後、80℃で
スチレン383.6g、アクリル酸n−ブチル140.
0g、メタクリル酸36.4g、t−ドデシルメルカプ
タン13.7gの混合液を120分かけて滴下した。滴
下終了後60分加熱撹拌させた後40℃まで冷却しエス
テルワックスを含有した樹脂粒子を得た。
【0086】(トナー粒子の製造)n−ドデシル硫酸ナ
トリウム10gをイオン交換水160mlに撹拌溶解す
る。この液に、撹拌下、C.I.ピグメントブルー15
−3(シアン顔料)20gを徐々に加え、ついで、クレ
アミックスを用いて分散した。この分散液をシアン着色
剤分散液とする。
【0087】前述のワックス含有樹脂粒子1250gと
イオン交換水2000ml及び着色剤分散液を、温度セ
ンサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を付けた5リ
ットルの四つ口フラスコに入れ撹拌する。30℃に調整
した後、この溶液に5モル/リットルの水酸化ナトリウ
ム水溶液を加え、pHを10.0に調整した。ついで、
塩化マグネシウム6水和物52.6gをイオン交換水7
2mlに溶解した水溶液を撹拌下、30℃にて5分間で
添加した。その後、1分間放置した後に、昇温を開始
し、液温度90℃まで6分で昇温する(昇温速度=10
℃/分)。
【0088】その状態で粒径をコールターカウンターT
A−IIにて測定し、体積平均粒径が5.9μmになった
時点で塩化ナトリウム115gをイオン交換水700m
lに溶解した水溶液を添加し粒子成長を停止させ、さら
に継続して液温度90℃±2℃にて、6時間加熱撹拌
し、塩析/融着させる。その後、6℃/minの条件で
30℃まで冷却し、塩酸を添加し、pHを2.0に調整
し撹拌を停止した。生成した着色粒子を濾過し、イオン
交換水で繰り返し洗浄し、その後、40℃の温風で乾燥
し、体積平均粒径6.0μmのトナー粒子を得た。
【0089】(トナーの後処理)上記製造例のようにし
て得たトナー粒子100重量部に対し、第1疎水性シリ
カ0.2重量部と第2疎水性シリカ0.5重量部と疎水
性酸化チタン0.5重量部をヘンシェルミキサー(三井
金属鉱山社製)を用いて40m/sの速度で3分間表面
処理を行って外添した。ここで用いた第1疎水性シリカ
は、平均一次粒径16nmのシリカ(#130;日本ア
エロジル社製)を疎水化剤であるヘキサメチルジシラザ
ン(HMDS)により表面処理を施したものである。ま
た、第2疎水性シリカは、平均1次粒径20nmのシリ
カ(#90G;日本アエロジル社製)をHMDSにより
表面処理したものである。疎水性酸化チタンは、平均一
次粒径30nmのアナターゼ型酸化チタンを水系湿式中
で疎水化剤であるイソブチルトリメトキシシランにより
表面処理をしたものである。
【0090】上記の外添処理を施されたトナーに、更に
個数平均一次粒径350nmのチタン酸ストロンチウム
2重量部を上記ヘンシェルミキサーを用いて30m/s
の速度で3分間表面処理を行って外添処理をし、トナー
を得た。
【0091】(キャリアの作製) (実施例1) (コート用樹脂)メタクリル酸シクロヘキシル(CHM
A)/メタクリル酸メチル(MMA)=50/50(モ
ノマー重量比)からなる平均粒径100nmのコート用
樹脂微粒子aのブローオフ帯電量の測定は、ブローオフ
法に基づきブローオフ帯電量測定装置(TB−200、
東芝ケミカル社製)を用いて行った。基準鉄粉キャリア
(Z150/250、パウダーテック社製)25gと試
料50mgを25cmのポリ瓶中に入れ、ターブラミ
キサーで1分間混合した後、0.1gのキャリア混合試
料を400メッシュのステンレススクリーンを有する測
定容器に入れ、キャリアガスとして窒素ガスを1.0k
gf/cmの圧力で60秒間流入させた時の上記装置
による指示値により算出した結果、+90μc/gであ
った。
【0092】(キャリア作製)平均粒径35μmのマン
ガン−マグネシウム系フェライトコア粒子:100重量
部と、前記コート用樹脂微粒子a:4重量部とを温度調
整が可能な9Lヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)に
投入し、品温が90℃以下になる様に注意しながらブレ
ード回転数200rpmで20分攪拌する。その後、ジ
ャケットに温調したオイルを流しながらブレードを回転
数200rpmで回転させ、品温を115℃まで上昇さ
せその温度を維持しながら15分さらに攪拌し、コート
用樹脂をコア粒子にコートした。その後、品温が70℃
以下になるまで低速で攪拌した。
【0093】上述のようにして得られたコートされたキ
ャリア粒子100重量部に対して平均一次粒径30nm
の疎水性酸化チタンを0.01重量部添加し、混合装置
(Vブレンダー)で混合し、キャリアAを得た。
【0094】(現像剤作製)前記トナーと前記キャリア
をトナー/キャリア比8%に調製し、混合装置(Vブレ
ンダー)で混合を行って現像剤を作製した。
【0095】(実施例2)キャリアコート用樹脂原料を
CHMA/MMA=70/30(モノマー重量比)とし
た以外は実施例1と同様にして平均粒径150nmのコ
ート用樹脂微粒子bを得た。その後実施例1と同様に乾
式コートと疎水性酸化チタンの外添処理によりキャリア
Bを作製した後、トナーとの混合を行って現像剤を得
た。コート用樹脂微粒子bのブローオフ帯電量を実施例
1と同様に測定した結果、+115μc/gであった。
【0096】(比較例1)キャリアコート用樹脂原料を
CHMA/シリコーン変性メタクリル酸メチル=50/
50(モノマー重量比)とした以外は実施例1と同様に
して平均粒径100nmの樹脂cを得た。その後実施例
1と同様に乾式コートと疎水性酸化チタンの外添処理に
よりキャリアCを作製した後、トナーとの混合を行って
現像剤を作製した。コート用樹脂微粒子cのブローオフ
帯電量を実施例1と同様に測定した結果、+55μc/
gであった。
【0097】(比較例2)キャリアコート用樹脂原料を
CHMA/アミノ変性メタクリル酸メチル=50/50
(モノマー重量比)とした以外は実施例1と同様にして
平均粒径100nmの樹脂dを得た。その後実施例1と
同様に乾式コートと疎水性酸化チタンの外添処理により
キャリアDを作製した後、トナーとの混合を行って現像
剤を作製した。コート用樹脂微粒子dのブローオフ帯電
量を実施例1と同様に測定した結果、+140μc/g
であった。
【0098】
【表1】
【0099】(耐刷条件)耐刷には市販の複写機Di−
350(ミノルタ社製)を用いた。N/N環境下(温度
25℃/湿度45%)、H/H環境下(温度30℃/湿
度85%)およびL/L環境下(温度10℃/湿度15
%)で16万枚複写し、規定枚数複写時においてカブ
リ、トナー飛散量及び画像濃度についての評価を行っ
た。 (カブリ)規定枚数複写時において得られた画像を以下
のランク付けに従って評価した。カブリとは複写画像
上、トナー像が形成されるべきでないところにトナーが
付着し、トナー色の点が点在する現象を言う。
【0100】 ◎;複写画像上にカブリが全く発生していないか、顕微
鏡観察でカブリが若干観察できたが目視では確認できな
い; ○;目視観察でカブリは確認できたが実用上問題はな
い; △;目視観察でカブリは確認でき、画像品質上問題があ
る; ×;画像全体にカブリが多い
【0101】
【表2】
【0102】表2に示されるように、本発明の二成分現
像剤を用いた実施例1および2においてカブリの発生の
影響はほとんど無いが、コート用樹脂のブローオフ帯電
量が低い比較例1の場合には6万枚以降で画像品質上問
題となる程度のカブリが発生した。 このように、本発明における二成分現像剤は、長期にわ
たり充分に安定な帯電性能を有することがわかる。
【0103】(トナー飛散量)トナー飛散量について
は、10000枚の画像形成を行った間に現像器のスリ
−ブ下端に飛散したトナーの重量を求めた。
【0104】 ◎;10mg以下/10000枚 ○;10〜20mg/10000枚 △;20〜40mg/10000枚 ×;40mg以上/10000枚
【0105】
【表3】
【0106】表3に示されるように、本発明の二成分現
像剤を用いた実施例1および2においてトナー飛散はほ
とんど起こっていないのに対し、コート用樹脂のブロー
オフ帯電量が低い比較例1の場合には6万枚以降におい
てトナー飛散が発生した。 このように、本発明における二成分現像剤は、長期にわ
たり充分に安定な帯電性能を有することがわかる。
【0107】(画像濃度)Di350(ミノルタ社製)
による最大濃度のベタ複写画像における任意の10点の
濃度をマクベス濃度計(マクベス社製)により測定し、
これらの平均値を求めて以下に従って評価した。
【0108】 ◎;1.4以上 ○;1.4〜1.2 △;1.2〜1.0 ×;1.0以下
【0109】
【表4】
【0110】表4に示されるように、本発明の二成分現
像剤を用いた実施例1および2において画像濃度は高い
値を維持しているのに対し、コート用樹脂のブローオフ
帯電量が高い比較例2の場合には初期から6万枚まで充
分な濃度が得られなかった。
【0111】このように、本発明における二成分現像剤
は、初期から長期にわたり充分に安定な帯電性能を有す
ることがわかる。
【0112】
【発明の効果】本発明の二成分現像剤を用いると、環境
安定性に優れ、かつ長期にわたって帯電量の変化が少な
い現像剤とすることができ、これを用いた現像方法によ
って長期にわたりカブリなどの画像上のノイズが少ない
画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二成分現像剤を使用する現像装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
1;現像剤 2;感光体 10;現像装置 11;現像スリーブ 11a;マグネットローラ 12;現像バイアス電源 13;規制部材 13a;磁性ブレード 14;トナー収容部 15;補給ローラ 16;アジテータ T:トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 504 G03G 9/08 361 (72)発明者 玉置 順一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 葉木 雅之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 加藤 博秋 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 青木 めぐみ 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA08 AA21 AB03 BA02 BA06 CA02 CB07 CB13 EA01 EA05 FA01 2H077 AD06 AD13 AD18 AD24 AD36 EA03 FA19 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿式造粒法で製造されたフルカラー用トナ
    ーとキャリアからなる二成分現像剤において、該キャリ
    アがコア粒子にアクリル系樹脂を乾式でコートしたキャ
    リアであり、該アクリル系樹脂の鉄粉に対するブローオ
    フ帯電量が+80〜+120μc/gであることを特徴
    とする二成分現像剤。
  2. 【請求項2】前記トナーに、外添剤として平均一次粒径
    が5〜20nmの第1疎水性シリカと、平均一次粒径が
    18〜50nmの第2疎水性シリカと、平均一次粒径が
    10〜40nmの疎水性酸化チタンとが混合添加されて
    いることを特徴とする前記請求項1に記載の二成分現像
    剤。
  3. 【請求項3】前記トナーに、平均一次粒径が100〜8
    00nmの無機微粒子が混合添加されていることを特徴
    とする前記請求項1または2のいずれか1項に記載の二
    成分現像剤。
  4. 【請求項4】前記キャリアに、平均一次粒径が5〜50
    nmの無機微粒子が混合添加されており、該無機微粒子
    の添加量が該キャリア100重量部に対して0.01〜
    1重量部であることを特徴とする前記請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の二成分現像剤。
  5. 【請求項5】前記湿式造粒法により製造されたトナー
    が、少なくとも樹脂粒子を含む粒子を水系媒体中に分散
    させた粒子分散液中の粒子を凝集、融着させて得られた
    トナーであることを特徴とする前記請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の二成分現像剤。
  6. 【請求項6】湿式造粒法で製造されたフルカラー用トナ
    ーとキャリアからなる二成分現像剤を用いて現像剤担持
    体上に現像剤層を形成して静電潜像担持体に対向する位
    置まで搬送し、該静電潜像担持体上の静電潜像に該フル
    カラー用トナーを静電的に付着させて顕像化する工程を
    含む現像方法において、該現像剤層と該静電潜像担持体
    とが非接触であり、該現像剤担持体により搬送される該
    二成分現像剤の搬送量が3〜15mg/cmであり、
    該現像剤担持体と該静電潜像担持体との間に振動電界を
    作用させてトナーを該現像剤層から飛翔させて該静電潜
    像上に付着させることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の二成分現像剤を用いた現像方法。
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