JP2003247168A - 柔軟剤組成物 - Google Patents
柔軟剤組成物Info
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- JP2003247168A JP2003247168A JP2002044317A JP2002044317A JP2003247168A JP 2003247168 A JP2003247168 A JP 2003247168A JP 2002044317 A JP2002044317 A JP 2002044317A JP 2002044317 A JP2002044317 A JP 2002044317A JP 2003247168 A JP2003247168 A JP 2003247168A
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Abstract
を衣料に付与でき、しかもすすぎ水上澄みに油膜が形成
することを抑制できる柔軟剤組成物の提供。 【解決手段】 (a)一般式(1)又は(2)で表され
る化合物、(b)一般式(3)又は(4)で表される化
合物、及び(c)単糖又は二糖と炭素数8〜24の脂肪
酸とのエステル化合物を特定割合で含有する柔軟剤組成
物。 【化1】 【化2】 [式中、R1、R3、R7、R9、R12及びR17はC14-20
のアルキル基等、R2、R 4、R8、R10、R13、R14、
R18及びR19はC2-4のアルキレン基、R5、R6、
R11、R15、R16及びR20はC1-3のアルキル基等、X
及びYはそれぞれ−COO−、−CONH−等、Wは−
NH2又は−OH、Z-は陰イオン基である。]
Description
る。
柔軟剤には長鎖アルキル基を有する4級アンモニウム塩
や3級アミンの酸塩が用いられている。これら柔軟剤は
少量で各種繊維に対して良好な柔軟効果を有するが、繊
維を油っぽい仕上がりにすることが知られており、衣類
の風合いを改善する柔軟剤が望まれている。また、タオ
ル等はふっくらした仕上がりが望まれているが、従来の
柔軟剤では満足できるふっくら感を得ることができな
い。また、柔軟剤に用いられる柔軟基剤は水不溶性の化
合物が一般に用いられており、洗濯工程におけるすすぎ
時に柔軟剤を添加したとき柔軟基剤の分散性が悪く、す
すぎ水の上澄みに柔軟基剤の油膜が形成されるという現
象がしばしば見られる。この現象は審美的に好ましくな
いため改善が求められている。
いることは知られている。US5656585号には蔗
糖エステルを含有した透明柔軟剤組成物が開示されてい
る。US5726144号にはソルビタンエステルを含
有する柔軟剤組成物が開示されている。しかしながら、
これらの多くは貯蔵安定性を改善するものであり、満足
できるふっくら感を付与することはできない。また、特
開平5−195432号公報には多価アルコールと脂肪
酸のエステルを含有する風合いを改善した柔軟剤組成物
が開示されている。しかしながら該公報に開示されてい
る組成物においても未だ満足できる風合い改善効果を有
するものではない。また、すすぎ水上澄みの油膜の形成
を抑制することもできない。
い、特にふっくら感を衣料に付与でき、しかもすすぎ水
の上澄みに油膜が形成することを抑制できる柔軟剤組成
物を提供することにある。
(b)及び(c)成分を含有し、(a)成分と(b)成
分の質量比が、(a)/(b)=99/1〜50/50
で、且つ(a)成分と(b)成分の合計量に対する
(c)成分の質量比が、(c)/[(a)+(b)]=
1/100〜1/2である柔軟剤組成物を提供する。 (a)一般式(1)又は(2)で表される化合物から選
ばれる少なくとも1種の化合物
炭素数14〜20のアルキル基又はアルケニル基、
R2、R4、R8及びR10はそれぞれ炭素数2〜4のアル
キレン基、R5、R6及びR11はそれぞれ炭素数1〜3の
アルキル基又はヒドロキシアルキル基、X及びYはそれ
ぞれ−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHC
O−から選ばれる基、Z-は陰イオン基である。] (b)一般式(3)又は(4)で表される化合物から選
ばれる少なくとも1種の化合物
4〜20のアルキル基又はアルケニル基、R13、R14、
R18及びR19はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン基、
R15、R16及びR20はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
基又はヒドロキシアルキル基、Wは−NH2又は−OH
であり、X及びZ-は前記と同じ意味を示す。] (c)単糖及び二糖からなる群から選ばれる少なくとも
1種の糖と炭素数8〜24の飽和又は不飽和脂肪酸との
エステル化合物
分は上記一般式(1)又は(2)で表される化合物から
選ばれる少なくとも1種である。一般式(1)及び
(2)において、R1、R3、R7及びR9はそれぞれ炭素
数16〜20、特に16〜18のアルキル基又はアルケ
ニル基が好ましい。R2、R4、R8及びR10はそれぞれ
炭素数2又は3のアルキレン基が好ましい。R5、R6及
びR11はそれぞれメチル基が好ましい。Xは−CONH
−が好ましく、Yは−COO−が好ましい。Z-は、硫
酸イオン、ハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫
酸イオン、有機酸イオンが好ましく、特に硫酸イオン、
クロルイオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、
乳酸イオン、クエン酸イオン、グリコール酸イオンが好
ましい。
物(1)という)の具体例としては、下記式(1−1)
〜(1−3)で表される化合物を挙げることができ、特
に式(1−3)で表される化合物が好適である。
と同じ意味を示し、i及びjはそれぞれ2又は3の数で
ある。] 一般式(2)で表される化合物(以下化合物(2)とい
う)の具体例としては、下記式(2−1)〜(2−3)
の化合物を挙げることができ、特に式(2−3)で表さ
れる化合物が好適である。
と同じ意味を示す。] 本発明の(a)成分は、化合物(1)と化合物(2)を
併用することが好ましく、化合物(1)と化合物(2)
の質量比は、(1)/(2)=99/1〜1/99が好
ましく、更に99/1〜70/30が好ましく、特に9
9/5〜75/25が好ましい。また別の好ましい質量
比としては、(1)/(2)=30/70〜1/99、
より好ましくは25/75〜5/95である。
ば、対応する脂肪酸とメチルジエタノールアミンとの脱
水エステル化反応により、上記式(2−1)において、
i=j=2、R11=メチル基である化合物を得ることが
でき、さらに式(2−1)の化合物をメチルクロリド、
ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等の4級化剤で4級化する
ことで、式(1−1)の化合物を得ることができる。ま
た、対応する脂肪酸とN,N−ジアミノプロピル−N−
メチルアミンとのアミド化反応により、式(2−2)に
おいて、i=j=3、R11=メチル基である化合物を得
ることができ、更に4級化することで、式(1−2)の
化合物を得ることができる。さらに、対応する脂肪酸と
N−ヒドロキシエチル−N−アミノプロピル−N−メチ
ルアミンとの反応により、式(2−3)において、i=
3、j=2、R11=メチル基である化合物が得られ、さ
らに4級化することで式(1−3)の化合物を得ること
が可能である。
には、無機又は有機の酸で中和した塩であってもよい。
また、塩として使用する場合は、柔軟剤組成物に配合す
る前にアミノ基を酸剤により中和したものを用いること
もでき、柔軟剤組成物に(a)成分を配合した後、アミ
ノ基を酸剤で中和してもよい。中和のための酸としては
塩酸、硫酸、リン酸、グリコール酸、ヒドロキシカルボ
ン酸、炭素数1〜12の脂肪酸又は炭素数1〜3のアル
キル硫酸が好ましく、特に塩酸、硫酸、グリコール酸が
好ましい。中和に用いるこれらの酸剤は、単独で用いて
も複数で用いてもよい。
一般式(3)又は(4)で表される化合物から選ばれる
少なくとも1種である。一般式(3)及び(4)におい
て、R12及びR17は炭素数16〜20、特に16〜18
のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。R13、
R14、R18及びR19は炭素数2又は3のアルキレン基が
好ましい。R15、R16及びR20はメチル基が好ましい。
X及びZ-は上記と同様の基が好ましい。Wは−OHが
好ましい。
物(3)という)の具体例としては、下記式(3−1)
〜(3−3)で表される化合物を挙げることができ、特
に式(3−3)で表される化合物が好適である。
-は前記と同じ意味を示す。] 一般式(4)で表される化合物(以下化合物(4)とい
う)の具体例としては、下記式(4−1)〜(4−3)
で表される化合物を挙げることができ、特に式(4−
3)で表される化合物が好適である。
じ意味を示す。] 本発明の(b)成分は化合物(3)と化合物(4)を併
用することが好ましく、化合物(3)と化合物(4)の
質量比は、(3)/(4)=99/1〜1/99が好ま
しく、更に99/1〜70/30が好ましく、特に99
/5〜75/25が好ましい。また別の好ましい質量比
としては、(3)/(4)=30/70〜1/99、よ
り好ましくは25/75〜5/95である。
ば、対応する脂肪酸とメチルジエタノールアミンとの脱
水エステル化反応により、上記式(4−1)において、
i=j=2、R20=メチル基である化合物を得ることが
でき、さらに式(4−1)の化合物をメチルクロリド、
ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等の4級化剤で4級化する
ことで、式(3−1)の化合物を得ることができる。ま
た、対応する脂肪酸とN,N−ジアミノプロピル−N−
メチルアミンとのアミド化反応により、式(4−2)に
おいて、i=j=3、R20=メチル基である化合物を得
ることができ、さらに4級化することで、式(3−2)
の化合物を得ることができる。さらに、対応する脂肪酸
とN−ヒドロキシエチル−N−アミノプロピル−N−メ
チルアミンとの反応により、式(4−3)において、i
=3、j=2、R20=メチル基である化合物が得られ、
さらに4級化することで、式(3−3)の化合物を得る
ことが可能である。
には、無機又は有機の酸で中和した塩であってもよい。
また、塩として使用する場合は、柔軟剤組成物に配合す
る前にアミノ基を酸剤により中和したものを用いること
もでき、柔軟剤組成物に(b)成分を配合した後、アミ
ノ基を酸剤で中和してもよい。中和のための酸としては
塩酸、硫酸、リン酸、グリコール酸、ヒドロキシカルボ
ン酸、炭素数1〜12の脂肪酸又は炭素数1〜3のアル
キル硫酸が好ましく、特に塩酸、硫酸、グリコール酸が
好ましい。中和に用いるこれらの酸剤は、単独で用いて
も複数で用いてもよい。
及び二糖からなる群から選ばれる少なくとも1種の糖
と、炭素数8〜24、好ましくは8〜18、特に好まし
くは8〜16、最も好ましくは12〜16の飽和又は不
飽和脂肪酸とのエステル化合物である。
っても良く、炭素数が3〜6個のトリオース、テトロー
ス、ペントース、ヘキソースを挙げることができる。具
体的には、アルドースとしてアピオース、アラビノー
ス、ガラクトース、グルコース、ソルビトール、リキソ
ース、マンノース、グロース、アロース、イドース、タ
ロース、キシロース等を挙げることができ、ケトースと
してフルクトース等を挙げることができる。本発明では
これらの中でも特に炭素数5又は6のアルドペントース
あるいはアルドヘキソースが好ましく、中でもソルビト
ール及びグルコースが最も好ましい。また、ソルビトー
ルの分子内脱水で得られるソルビタンも本発明の好まし
い糖類である。具体的には1,4−ソルビタン、3,6
−ソルビタン、1,5−ソルビタン及び2分子脱水物で
ある1,4,3,6−ソルビド又はこれらの混合物が好
適である。
ス等のヘミアセタール性水酸基の間で脱水縮合した構造
のトレハロース型二糖類、及びマルトース、セロビオー
ス、ラクトース等のヘミアセタール性水酸基とアルコー
ル性水酸基の間で脱水縮合した構造のマルトース型二糖
類が好適であり、好ましくはマルトース型二糖類が好適
であり、特にマルトースが最も好ましい。
炭素数8〜24の飽和又は不飽和脂肪酸とのエステル化
反応で得られる化合物であり、エステル化触媒として水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基性触媒、及び
亜リン酸、リン酸、硫酸、トルエンスルホン酸等の酸性
触媒を用いることができる。また、亜リン酸ナトリウム
(又はカリウム)、亜リン酸2水素ナトリウム(又はカ
リウム)、亜リン酸水素2ナトリウム(又はカリウ
ム)、リン酸2水素ナトリウム(又はカリウム)、リン
酸水素2ナトリウム(又はカリウム)を用いることも可
能である。塩基性触媒を用いる場合には反応温度は20
0〜250℃、酸性触媒を用いる場合は反応温度は15
0〜200℃で脱水しながら反応を行う。また、亜リン
酸塩類及び/又はリン酸塩類を用いる場合には、反応温
度は200〜250℃が好適である。脂肪酸と糖類の好
適な反応比率は、脂肪酸/糖類(モル比)で1/2〜5
/1、好ましくは1/2〜3/1、さらに好ましくは1
/2〜2/1、特に好ましくは1.5/1〜1/1.5
である。また、得られるエステル化合物は、モノエステ
ル、ジエステル、トリエステル、及びテトラエステル以
上の混合物になる。本発明ではモノエステルが25〜4
5質量%、好ましくは25〜40質量%、ジエステルが
25〜45質量%、好ましくは25〜40質量%、トリ
エステル以上が10〜50質量%、好ましくは20〜5
0質量%の混合物が風合いの点、及び油膜形成抑制効果
の点から好適である。
で残る糖類を含有するが、貯蔵安定性の点からこれら未
反応の糖類の含有量は、(c)成分に対して10質量%
以下が好ましく、1〜8質量%が更に好ましい。
ソルビタン、1,5−ソルビタン及び2分子脱水物であ
る1,4,3,6−ソルビドの混合物と炭素数12〜1
6の飽和又は不飽和脂肪酸とのエステル化物で、モノエ
ステル25〜45質量%、ジエステル25〜40質量
%、トリエステル以上20〜50質量%であり、且つ未
反応の糖類を(c)成分に対して1〜8質量%含有する
化合物が最も好ましい。
が風合いを改善するために(d)成分としてシリコーン
化合物を含有することが好ましい。シリコーン化合物と
しては具体的には、ジメチルポリシロキサンオイル、側
鎖の一部或いは末端に水酸基を有するジメチルポリシロ
キサンオイル又は水酸基含有ジメチルポリシロキサンオ
イルに有機基を導入した変性シリコーンオイルが挙げら
れる。変性シリコーンオイルを得るために導入される有
機基としては、アミノ基、アミド基、ポリエーテル基、
アミドポリエーテル基、エポキシ基、カルボキシ基、ア
ルキル基、カチオン基、ポリ(N−アシルアルキレンイ
ミン)鎖等が挙げられる。
ても使用できる。乳化剤には、非イオン界面活性剤、ア
ニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤のいずれか1種以上を任意に組み合わせて使用するの
が好ましい。
ルにポリエーテル基等の親水性の変性基を導入し自己乳
化させて用いても構わない。
ーン化合物自体、または乳化された態様のシリコーン製
剤として入手可能である。例えば、ジメチルポリシロキ
サンエマルションとしては東レ・ダウコーニング・シリ
コーン(株)からBY22−029等が入手可能であ
り、水酸基含有ジメチルポリシロキサンオイルにアミノ
基が導入されたものとしては東レ・ダウコーニング・シ
リコーン(株)からSM8704Cが入手可能であり、
ジメチルポリシロキサンオイルにアミノ基とポリエーテ
ル基が導入されたものとしては信越化学工業(株)から
X−61−689が入手可能である。
改善する目的及び油膜形成抑制効果の点から分子中にポ
リオキシアルキレン鎖を有する非イオン界面活性剤(以
下(e)成分という)を含有することが好ましい。具体
的には好ましくは炭素数8〜20、より好ましくは10
〜18、特に好ましくは12〜18のアルキル基または
アルケニル基を有するポリオキシエチレンアルキルエー
テルが好ましく、特に一般式(5)で表される非イオン
界面活性剤が好ましい。
8のアルキル基又はアルケニル基であり、R22は炭素数
2又は3のアルキレン基、好ましくはエチレン基であ
り、(m+n)個のR22は同一でも異なっていても良
い。mは2〜100、好ましくは5〜80、特に好まし
くは10〜60、最も好ましくは20〜50の数を示
す。Uは−O−、−CON−又は−N−であり、Uが−
O−の場合はnは1であり、Uが−CON−又は−N−
の場合はnは2である。]。
して以下の式(6)〜(9)で表される化合物を挙げる
ことができる。
ましくは10〜60の数である。] R21−O−(C2H4O)q−(C3H6O)r−H (7) [式中、R21は前記の意味を示す。q及びrはそれぞれ
独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、エチ
レンオキシド(EO)とプロピレンオキシド(PO)は
ランダムあるいはブロック付加体であってもよい。]
t,u及びvはそれぞれ独立に0〜40、好ましくは5
〜40の数であり、s+t+u+vは5〜60、好まし
くは5〜40の数である。EOとPOはランダムあるい
はブロック付加体であってもよい。] 本発明では炭素数12〜36、好ましくは14〜24、
より好ましくは14〜20の飽和又は不飽和の脂肪酸又
はその塩(以下(f)成分という)を含有することが柔
軟効果及び風合い改善の点から好ましい。具体的にはラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、あるいはこれらの混合物であり、特に
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸から選ばれる
1種以上が良好である。また、パーム油や牛脂から誘導
されるアルキル組成を有する脂肪酸も好ましい。塩を用
いる場合は、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム
塩、アルカノールアミン塩が好ましく、特に貯蔵安定性
からナトリウム塩、カリウム塩が良好である。
粘度を好ましい範囲に調節し、且つ油膜の形成を抑制す
る効果を増強する目的から無機塩(以下(g)成分とい
う)及び溶剤(以下(h)成分という)を含有すること
が好ましい。(g)成分としては塩化ナトリウム、塩化
カルシウム、塩化マグネシウムが貯蔵安定性の点から好
ましく、特に塩化カルシウムが最も好適である。(h)
成分としては、エタノール、イソプロパノール、グリセ
リン、エチレングリコール、プロピレングリコールから
選ばれる化合物が好適であり、特にエタノール及び/又
はイソプロパノールが好適である。
匂いを改善するため、通常知られている金属封鎖剤や酸
化防止剤(以下(i)成分という)を配合することが好
ましい。金属封鎖剤としてはエチレンジアミン四酢酸
塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩等に代表されるアミ
ノカルボン酸類、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩に代
表される無機リン化合物、1−ヒドロキシエタン−1,
1−ジホスホン酸塩やポリホスホン酸類、フィチン酸に
代表される有機リン酸類を挙げることができ、酸化防止
剤としては2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチル
フェノール及び2(3)−ブチル−4−オキシアニソー
ルが好適である。これらは酸でも塩として配合してもよ
い。本発明では2,6−ジ−tert−ブチル−4−メ
チルフェノール及び2(3)−ブチル−4−オキシアニ
ソールが貯蔵安定性の点から最も好ましい。
ると貯蔵中に匂いの劣化を生じる場合があり、これを抑
制する目的、及び衣料に好ましい匂いを付与する目的か
ら香料(以下(j)成分という)を含有することが好ま
しい。香料としては下記I群から選ばれる1種以上の香
料と、下記II群から選ばれる1種以上の香料を含有する
調合香料が好適である。
チルアンスラニレート(2−メチル−アミノメチルベン
ゾエート)、オウランチオール(メチル−N−3,7−
ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレー
ト)、アルデヒドC−14ピーチ(γ−ウンデカラクト
ン)、ヘリオナール(α−メチル−3,4−メチレンジ
オキシ−ヒドロシンナミックアルデヒド)、セドリルア
セテート、メチルヨノン−G[5−(2−メチレン−
6,6−ジメチルシクロヘキシル)−4−ペンテン−3
−オン]、メチル−β−ナフチルケトン、サンダルマイ
ソールコア[2−メチル−4−(2,2,3−トリメチ
ル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1
−オール]、ベンジルアセテート、トリシクロデセニル
プロピオネート、トリシクロデセニルアセテート、α−
ヘキシルシンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミ
ックアルデヒド、4−tert−ブチルシクロヘキシル
アセテート、アンブロキサン(3a,6,6,9a−テ
トラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラ
ン)、合成サンダル[メチル−3−(トリメチル−2,
2,3−シクロペンテン−3−イル−1)−5−ペンタ
ノール−2]、パールライド(1,3,4,6,7,8
−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチ
ルシクロペンタ−γ−2−ベンゾピラン)、テンタロー
ム(7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメ
チルテトラヒドロナフタレン)、ムスクケトン(2,6
−ジニトロ−3,5−ジメチル−4−アセチル−ter
t−ブチルベンゼン)、ムスクチベテン(2,6−ジニ
トロ−3,4,5−トリメチル−tert−ブチルベン
ゼン)、イソイースーパー(2−アセチル−1,2,
3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−2,3,8,
8−テトラメチルナフタレン)、フェニルアセトアルデ
ヒド、リリアール(p−tert−ブチル−α−メチル
ヒドロシンナミックアルデヒド)、ローズフェノン(ト
リクロロメチルフェニルカルビニルアセテート)、ネロ
リンヤラヤラ(β−ナフトールメチルエーテル)、アセ
チルセドレンクール(アセチルセドレン)、アニシルア
セトン(p−メトキシフェニルブタノン)、シンナミル
シンナメート、ターピニルアセテート(p−メンタ−1
−エン−8−イルアセテート)、クマリン(1,2−ベ
ンゾピロン)、アルデヒドC−12MNA(2−メチル
ウンデカナール)及びリラール[4−(4−ヒドロキシ
−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カ
ルボキシアルデヒド]からなる群より選ばれる少なくと
も一種。
ルコール及び炭素数7〜15の芳香族アルコールの中か
ら選ばれる少なくとも一種。
ル、アルデヒドC−14ピーチ、メチルヨノンG、サン
ダルマイソールコア、ヘキシルシンナミックアルデヒ
ド、アンブロキサン、パールライド、テンタローム、リ
リアール、アセチルセドレンクール、クマリン、リラー
ル等が好ましい。
ル、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、ターピネ
オール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコー
ル、ムゴール、1−メントール、リナロール、ボルネオ
ール、パチュリアルコール、セドロール、フェニルエチ
ルジメチルカルビノール、スチラリルアルコール、シン
ナミックアルコール、フェニルヘキサノール、ジメチル
ベンジルカルビノール等を例示することができる。
の香料を質量比で1/5〜5/1、好ましくは1/3〜
3/1の割合で調合したものが好適である。
付与する目的で有機色素(以下(k)成分という)を含
有することが好ましい。色素としては、分子内にSO3
基と、アミノ基又はアンモニウム基の両方を有する有機
系の染料が保存安定性上好ましい。本発明の柔軟剤に用
いられる染料としては次のものが好ましい。
ect Blue 2, C.I.Direct Blue 6, C.I.Direct Blue 15,
C.I.Direct Blue 41, C.I.Acid Blue 1, C.I.Acid Blu
e 7, C.I.Acid Blue 9, C.I.Acid Blue 15, C.I.Acid B
lue 22, C.I.Acid Blue 29, C.I.Acid Blue 90, C.I.Ac
id Blue 104, C.I.Acid Blue 117, C.I.Acid Blue 138,
C.I.FoodBlue 1 <緑色染料>C.I.Direct green 1, C.I.Direct green
6, C.I.Direct green 28, C.I.Acidgreen 3, C.I.Acid
green 9, C.I.Acid green 16, C.I.Acid green 20, C.
I.Food green 3 本発明では柔軟剤組成物に抗菌効果を付与する目的から
抗菌剤(以下(l)成分という)を含有することが好ま
しい。ここで本発明の抗菌剤は、木綿金巾#2003に
該化合物1重量%を均一に付着させた布を用い、JIS
L 1902「繊維製品の抗菌性試験法」の方法で抗菌
性試験を行い、阻止帯が見られる化合物である。
品防腐・殺菌剤の科学」吉村孝一、滝川博文著、フレグ
ランスジャーナル社、1990年4月10日発行、50
1頁〜564頁に記載されているものを使用することが
でき、好ましいものとしてはトリクロサン、ビス−(2
−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、2,4,5,6
−テトラクロロイソフタロニトリル、トリクロロカルバ
ニリド、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンズイミ
ダゾール、ポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸塩、グ
ルクロン酸クロルヘキシジン、8−オキシキノリン、ポ
リリジンから選ばれる1種以上であり、特にトリクロサ
ンが臭いの抑制効果の点で好ましい。また、特開平11
−189975に記載されているトリクロサン類自体も
良好であり、具体的にはジクロロヒドロキシジフェニル
エーテル、モノクロロヒドロキシジフェニルエーテルが
好ましい。
(10)〜(12)で表される化合物を用いることも衣
料の消臭効果の点から好適である。
は8〜14のアルキル基又はアルケニル基、好ましくは
アルキル基である。Tは−COO−、OCO−、−CO
NH−、−NHCO−又は
基又は−(O−R32)x−である。ここでR32はエチレン
基もしくはプロピレン基、好ましくはエチレン基であ
り、xは1〜10、好ましくは1〜5の数である。wは
0又は1の数である。R24及びR 25はそれぞれ炭素数1
〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。R
26は炭素数1〜5、好ましくは2又は3のアルキレン基
である。R27は炭素数12〜22、好ましくは14〜1
8のアルキル基又はアルケニル基、好ましくはアルキル
基である。また、R28、R29、R30、R31はこれらの内
2つ以上(好ましくは2つ)が炭素数8〜12のアルキ
ル基であり、残りが炭素数1〜3のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基である。さらにA-は陰イオン基、好
ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸
イオンである。] 本発明の最も好ましい(l)成分としては下記のものを
挙げることができる。
来のアルキル組成を有するアルキル基を示す。]
6〜10のアルキル基、yは1〜5の数を示す。]
示す。] [柔軟剤組成物]本発明の柔軟剤組成物中の(a)成分
の含有量は、好ましくは1〜50質量%、より好ましく
は3〜40質量%、特に好ましくは10〜30質量%で
ある。(b)成分の含有量は、好ましくは0.1〜25
質量%、より好ましくは0.5〜20質量%、特に好ま
しくは0.5〜10質量%である。また、(a)成分と
(b)成分の質量比は、(a)/(b)=99/1〜5
0/50で、好ましくは99/1〜60/40、特に好
ましくは95/5〜70/30である。さらに(c)成
分の含有量は、好ましくは0.1〜20質量%、より好
ましくは0.1〜10質量%、特に好ましくは0.5〜
5質量%である。また、風合いの点、及び油膜形成抑制
効果の点から、(a)成分と(b)成分の合計量に対す
る(c)成分の質量比は、(c)/[(a)+(b)]
=1/100〜1/2で、好ましくは1/50〜1/
4、特に好ましくは1/30〜1/5である。
好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.2
〜5質量%、特に好ましくは0.5〜3質量%含有して
も良い。また、貯蔵安定性及び油膜形成抑制効果の点か
ら、(e)成分を好ましくは0.1〜10質量%、より
好ましくは0.5〜7質量%、特に好ましくは1〜5質
量%含有しても良い。さらに、柔軟効果及び風合いの点
から、(f)成分を好ましくは0.1〜10質量%、よ
り好ましくは0.5〜5質量%、特に好ましくは0.5
〜3質量%含有しても良い。また(a)成分と(b)成
分の合計量に対する(f)成分の質量比、(f)/
[(a)+(b)]は、好ましくは1/100〜1/5、
より好ましくは1/50〜1/10、特に好ましくは1
/30〜1/10である。
しい粘度に調整するために、(g)成分及び(h)成分
を含有することが好ましく、(g)成分の含有量は、組
成物中に好ましくは0〜0.5質量%、より好ましくは
0.01〜0.2質量%、特に好ましくは0.01〜
0.1質量%であり、(h)成分の含有量は、好ましく
は0〜10質量%、より好ましくは0.01〜8質量
%、特に好ましくは0.01〜5質量%である。さらに
(i)成分を、貯蔵中の色や匂いの劣化を抑制する目的
から好ましくは0.001〜5質量%、より好ましくは
0.005〜3質量%、特に好ましくは0.01〜1質
量%含有することが好ましい。
成物を審美的及び官能的に優れた製品に完成させるため
に重要である。本発明では組成物の貯蔵安定性、及び貯
蔵中の匂いの劣化を抑制するためや、衣料に好ましい匂
いを付与するために、(j)成分の含有量は、好ましく
は0.01〜5質量%、より好ましくは0.02〜3質
量%、特に好ましくは0.05〜1質量%である。ま
た、審美的に好ましい色を提供する目的から、(k)成
分の含有量は、好ましくは0.01〜500ppm、よ
り好ましくは0.05〜100ppm、特に好ましくは
0.1〜50ppmである。
めに(l)成分を含有することが好ましく、(l)成分
の含有量は、好ましくは0.1〜10質量%、より好ま
しくは0.2〜5質量%、特に好ましくは0.5〜3質
量%である。
稀釈した水溶液の形態が好ましく、使用する水は蒸留水
又はイオン交換水が好ましい。貯蔵安定性の点で、水は
組成物中に30〜98質量%、好ましくは50〜95質
量%配合される。
点から、組成物の20℃におけるpHを1〜8.5、よ
り好ましくは1〜8、さらに好ましくは2〜5、特に好
ましくは2.5〜4に調整することが好ましい。pH調
整剤としては塩酸や硫酸等の無機酸、クエン酸、グリコ
ール酸等の有機酸から選ばれる酸、水酸化ナトリウムや
水酸化カリウム、アンモニアやその誘導体、モノエタノ
ールアミンやジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等のアミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等から選
ばれるアルカリ剤を、単独もしくは複合して用いること
が好ましい。pH調整剤としては、特に塩酸、硫酸、ク
エン酸、グリコール酸から選ばれる酸と、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムから選ばれるアルカリ剤を用いる
ことが好ましい。
は、水に、必要に応じて(d)成分、(e)成分、及び
(h)、(i)成分を溶解させ、40〜70℃、好まし
くは45℃〜65℃に加熱昇温し、その後(a)成分、
(b)成分及び(c)成分、必要に応じて(f)成分、
(g)成分及び(i)成分を添加して撹拌混合し、酸剤
で所定のpHに調整し、冷却した後にそのほかの成分を
添加する方法が貯蔵安定性の点から好ましい。
%、ラウリン酸50%、ミリスチン酸20%、パルミチ
ン酸10%、ステアリン酸7%)の1/1.1(モル
比)の混合物、及び該混合物に対して0.3%の水酸化
ナトリウムを窒素ガスを吹き込みながら攪拌混合し、さ
らに亜リン酸0.15%を添加して230℃まで昇温し
た。留出する水を除去しながら230〜240℃で6時
間反応させた後、冷却し、エステル化合物(c−1)を
得た。得られた(c−1)はソルビトール、1,4−ソ
ルビタン、3,6−ソルビタン、1,5−ソルビタン及
び2分子脱水物である1,4,3,6−ソルビドの脂肪
酸エステル混合物であり、モノエステルが33%、ジエ
ステルが37%、トリエステル以上が24%であった。
また、未反応のソルビトールもしくは1,4−ソルビタ
ン、3,6−ソルビタン、1,5−ソルビタン及び2分
子脱水物である1,4,3,6−ソルビドの合計は6%
であった。
例1と同様の方法でエステル化合物(c−2)を得た。
得られた(c−2)はモノエステルが30%、ジエステ
ルが35%、トリエステル以上が30%であった。ま
た、未反応のマルトースは5%であった。
の柔軟剤組成物を下記方法で調製した。得られた柔軟剤
組成物について、下記方法で柔軟性及び風合い、並びに
油膜の形成抑制効果を評価した。結果を表2及び表3に
示す。
ピル−N−硬化牛脂組成アルカノイルオキシエチル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロリド (a−2):N,N−ビス(牛脂組成アルカノイルオキ
シエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド (a−3):N−硬化牛脂組成アルカノイルアミノプロ
ピル−N−硬化牛脂組成アルカノイルオキシエチル−N
−メチルアミン (a−4):N,N−ビス(ステアロイルオキシエチ
ル)−N−メチルアミン (b−1):N−硬化牛脂組成アルカノイルアミノプロ
ピル−N−ヒドロキシエチル−N,N−ジメチルアンモ
ニウムクロリド (b−2):N−硬化牛脂組成アルカノイルオキシエチ
ル−N,N−ジヒドロキシエチル−N−メチルアンモニ
ウムクロリド (b−3):N−硬化牛脂組成アルカノイルアミノプロ
ピル−N−ヒドロキシエチル−N−メチルアミン (b−4):N−ステアロイルオキシエチル−N−ヒド
ロキシエチル−N−メチルアミン (c−1):合成例1で製造した化合物 (c−2):合成例2で製造した化合物 (d−1):シリコーン化合物(信越化学工業(株)製
X−61−689) (e−1):炭素数12の飽和アルコールにEOを平均
40モル付加させたもの (f−1):ステアリン酸 (f−2):ラウリン酸 (g−1):塩化カルシウム (g−2):塩化マグネシウム (h−1):エタノール (h−2):エチレングリコール (i−1):2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチ
ルフェノール (j−1):表1の調合香料1〜3 (k−1):C.I. Acid blue 15 (k−2):赤色106号 (l−1):N−アルキル−N−ベンジル−N,N−ジ
メチルアンモニウムクロリド(アルキル基;C12/C14
=60/40)
(h)成分及び(i)成分を水に溶解/分散させ、60
℃まで昇温した。60℃に達した時点でホモミキサーで
攪拌しながら、(a)成分、(b)成分、(c)成分、
(f)成分及び(g)成分を添加し、35%塩酸水溶液
と48%水酸化ナトリウム水溶液で所定のpHに調整し
た後、室温に冷却し、残りの成分を添加した。なお、表
2及び3に示すpH範囲では、(a−3)、(a−
4)、(b−3)、(b−4)はほぼすべて塩酸塩の状
態で組成物中に存在する。
(木綿100%)5枚を市販の弱アルカリ性洗剤(花王
(株)アタック)を用いて洗濯機で洗浄した(東芝製2
槽式洗濯機VH−360S1、洗剤濃度0.0667
%、水道水30L使用、水温20℃、10分間)。その
後、洗浄液を排出し、3分間脱水後、30Lの水道水を
注水して5分間すすぎを行い、排水後3分間脱水を行っ
た。その後再度30Lの水道水を注水後、柔軟剤組成物
を7mL添加し5分間攪拌した。その後脱水し、自然乾
燥させた。
10人のパネラー(30代男性10人)により下記の基
準で判定し、平均点を求めた。平均点が0以上1未満を
○、1以上1.5未満を△、1.5以上を×として判定
した。 (1)柔軟性評価基準 非常に柔らかく仕上がった:0 柔らかく仕上がった:1 やや柔らかく仕上がった:2 柔らかに仕上がらない:3 (2)風合い評価基準 非常にふっくらした風合いである:0 ふっくらした風合いである:1 ややふっくらした風合いである:2 ふっくらしていない:3 <油膜の形成抑制効果評価法>上記柔軟性及び風合い評
価法と同様のバスタオルの柔軟処理において、柔軟剤組
成物を7mL添加し5分間攪拌した後、すすぎ液を排水
せずに10分間静置し、水面の状態を目視で観察して、
下記の基準で判定した。 ○:油膜がほとんど認められない △:水面の一部に油膜が認められる ×:水面のほとんどに油膜が認められる
Claims (2)
- 【請求項1】 下記(a)、(b)及び(c)成分を含
有し、(a)成分と(b)成分の質量比が、(a)/
(b)=99/1〜50/50で、且つ(a)成分と
(b)成分の合計量に対する(c)成分の質量比が、
(c)/[(a)+(b)]=1/100〜1/2であ
る柔軟剤組成物。 (a)一般式(1)又は(2)で表される化合物から選
ばれる少なくとも1種の化合物 【化1】 [式中、R1、R3、R7及びR9はそれぞれ炭素数14〜
20のアルキル基又はアルケニル基、R2、R4、R8及
びR10はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン基、R5、
R6及びR11はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基又は
ヒドロキシアルキル基、X及びYはそれぞれ−COO
−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−から選ば
れる基、Z-は陰イオン基である。] (b)一般式(3)又は(4)で表される化合物から選
ばれる少なくとも1種の化合物 【化2】 [式中、R12及びR17はそれぞれ炭素数14〜20のア
ルキル基又はアルケニル基、R13、R14、R18及びR19
はそれぞれ炭素数2〜4のアルキレン基、R15、R16及
びR20はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロ
キシアルキル基、Wは−NH2又は−OHであり、X及
びZ-は前記と同じ意味を示す。] (c)単糖及び二糖からなる群から選ばれる少なくとも
1種の糖と炭素数8〜24の飽和又は不飽和脂肪酸との
エステル化合物 - 【請求項2】 (c)成分の糖が、ソルビトール、ソル
ビタン、グルコース及びマルトースから選ばれる少なく
とも1種である請求項1記載の柔軟剤組成物。
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JP2002044317A JP3992994B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 柔軟剤組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014118640A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Lion Corp | 液体柔軟剤組成物 |
US10035970B2 (en) | 2016-05-09 | 2018-07-31 | Basf Se | Friction-reducing compound, method of producing same, and lubricant composition |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002044317A patent/JP3992994B2/ja not_active Expired - Lifetime
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