JP2003246872A - 積層板用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグ - Google Patents

積層板用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグ

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 硬化触媒を分散したジアリルフタレート
プレポリマーの粉末状配合物をプリプレグ基材の裏面に
プリプレグ基材の5〜200wt%に相当する量を散布
した後、オーブン中で加熱してプリプレグ基材に粉末状
配合物を融着させた後、ジアリルフタレートプレポリマ
ーと、硬化触媒によりジアリルフタレートプレポリマー
と共重合する成分、硬化触媒としての有機過酸化物、お
よびこれらの合計重量に対して25〜200wt%の低
沸点溶媒よりなる液状配合物を、前記ジアリルフタレー
トプレポリマーの粉末状配合物を散布した面とは反対側
の表面に、プリプレグ基材の5〜200wt%に相当す
る量を塗布しオーブンの中で加熱して溶媒を揮発させた
積層板用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレ
グ。 【効果】 ジアリルフタレート系樹脂を使用したプリプ
レグ及び積層板を使用する有機溶剤の量を従来の工程と
比較して大幅に抑えて作ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジアリルフタレート系樹
脂を使用した積層板用プリプレグに関し、特に住宅、車
両、船舶、航空機等の内装用あるいは家具調度類に使用
される化粧板用として好適なジアリルフタレートプレポ
リマーを使用したプリプレグ及び該プリプレグ積層板基
材に熱圧積層した化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平11−140203号、特開平1
1−140777号等に例示されているが、ジアリルフ
タレート樹脂硬化物の透明性の良好さ、高い表面硬度と
光沢の良さ、耐熱性と耐薬品性、寸法安定性などの優秀
な性質を利用して、これまで住宅、車両、船舶、航空機
等の屋内用内装材化粧板としてテーブル、こたつの天
板、システムキッチンなどに広く利用されてきた。この
ジアリルフタレート樹脂製化粧板はジアリルフタレート
プレポリマー、ジアリルフタレートモノマー、不飽和ポ
リエステル、硬化剤、離型剤、重合調整剤、充填剤、紫
外線吸収剤、その他の添加剤からなる組成物を含浸させ
たプリプレグと、基板であるパーチクルボードやベニヤ
板、厚紙やアルミ等の金属板などをプレス等で加熱加圧
して張り合わせて製造されている。
【0003】ジアリルフタレートプレポリマーのプリプ
レグの製造方法は、基材として植物繊維、ガラス繊維や
ポリエステル等の合成繊維からなる不織布や織布などの
シート状基材を用い、ジアリルフタレートプレポリマー
とその他の配合剤を有機溶剤に溶解して作成した樹脂液
を含浸した後、溶媒を加熱除去するというものである。
この方法は現在でも広く実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年環境問題による省
資源、省エネルギーが要求されるようになり、多くの溶
媒とエネルギーを使用するプリプレグ製造方法の改善が
求められている。その対策として溶剤を使用することな
くあるいは使用する溶剤の量を少量に抑えプリプレグを
製造する方法がいろいろ検討されているが、ジアリルフ
タレートプレポリマーを使用したプリプレグについて
は、大量の溶媒に溶かした樹脂液の中にプリプレグ基材
を通すことにより含浸する方法以外には安価に製造する
適当な方法がなかった。
【0005】ジアリルフタレート樹脂の市販品のポリス
チレン換算重量平均分子量は約3万から5万であり、フ
ェノール樹脂や不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
のそれに比較して高く、たとえジアリルフタレート樹脂
以外の樹脂で溶媒を使用することなくプリプレグ基材中
に樹脂を含浸できる方法(例えば特開平11−2269
50号)があっても、同じ方法、同じ工程ではプリプレ
グ基材隅々までジアリルフタレートプレポリマー組成物
を含浸できず、ボイドが発生して商品価値の低いものし
かできなかった。
【0006】本発明者は、使用する溶剤の量を従来の含
浸工程で使用する量より大幅に抑えてプリプレグ、ある
いは積層板を得ようとして研究した結果、プリプレグ基
材にジアリルフタレートプレポリマーと硬化触媒の粉末
状配合物を散布後、少量の低沸点溶媒にジアリルフタレ
ートプレポリマーと硬化触媒を溶解し、該硬化触媒によ
りジアリルフタレートと共重合する液体成分を溶解した
液状配合物をプリプレグ基材に塗布することで、基材へ
のジアリルフタレートプレポリマー組成物の含浸性が従
来の大量に溶剤を使用したものと同等になるとの知見を
得、さらに研究を重ねて本発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決したもので、硬化触媒を分散したジアリルフタ
レートプレポリマーの粉末状配合物をプリプレグ基材の
裏面(裏面とは、積層基板と重ねて熱圧プレス時に基板
側にきて、プレス後は隠れてしまう面をいう)にプリプ
レグ基材の重量の5〜200wt%に相当する量を散布
した後、50〜180℃のオーブン中で1〜60分加熱
してプリプレグ基材に粉末状配合物を融着させた後、ジ
アリルフタレートプレポリマーと、硬化触媒によりジア
リルフタレートプレポリマーと共重合する成分、硬化触
媒としてジアリルフタレートプレポリマーおよびジアリ
ルフタレートプレポリマーと共重合する成分の合計重量
に対して0.1〜10wt%の有機過酸化物、およびこ
れらのジアリルフタレートプレポリマー、硬化触媒によ
りジアリルフタレートプレポリマーと共重合する成分、
硬化触媒の合計重量に対して25〜200wt%の低沸
点溶媒よりなる液状配合物を、前記ジアリルフタレート
プレポリマーの粉末状配合物を散布した面とは反対側の
表面に、プリプレグ基材の重量の5〜200wt%に相
当する量を塗布し50〜180℃のオーブン中で1〜6
0分加熱して溶媒を揮発させたことを特徴とする積層板
用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグであ
る。
【0008】本発明に用いられる低沸点溶媒とは、ジア
リルフタレートプレポリマー、ジアリルフタレートプレ
ポリマーと共重合する成分および使用する硬化触媒が溶
解可能な沸点が150℃以下の溶媒でアセトン、トルエ
ン、酢酸エチル、THF、メチルエチルケトンなどを例
示することができる。また、低沸点溶媒の添加量として
は使用する樹脂や添加剤等の種類や配合量などによって
異なるが、液状配合物の散布工程で使用する器具によっ
て均一に散布できる粘度になればよい。
【0009】本発明に用いられるジアリルフタレートプ
レポリマーとは、ジアリルオルソフタレートプレポリマ
ー、ジアリルイソフタレートプレポリマー、ジアリルテ
レフタレートプレポリマーの単独あるいはそれらの共重
合体又はそれらの混合物で、粒径が1000μm以下、
好ましくは700μm以下で平均粒子径がメジアン径で
50μm以下のものをいう。
【0010】本発明に用いられる粉末状配合物には粉末
状の、液状配合物には使用する低沸点溶媒に可溶な、硬
化触媒によりジアリルフタレートプレポリマーと共重合
する成分を添加することができる。これらの例として
は、分子内に少なくともアリル基、アクリル基、チオー
ル基を単独、あるいは二種類以上を一つ以上六つまでを
含む物質あるいは、分子内に不飽和基を持つ物質をい
い、これらを単独、あるいは混合して使用することがで
きる。例えばアリルベンゾエート、ジアリルオルソフタ
レートモノマー、ジアリルイソフタレートモノマー、ジ
アリルテレフタレートモノマー、トリアリルイソシアネ
ート、トリアリルシアネート、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコ
レート、不飽和ポリエステルなどを例示することができ
る。
【0011】不飽和ポリエステルとしては、通常の液体
状もしくは固体状の不飽和ポリエステル樹脂、例えばマ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸、フタル酸、アジピン
酸等の多塩基性の不飽和酸あるいは飽和酸との混合物と
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、水素化ビスフェノールA等の多価アルコ
ールとの反応生成物、あるいは空気硬化型不飽和ポリエ
ステル樹脂があげられる。さらに上記成分の他に、テト
ラヒドロフタル酸、3,6−エンドメチレンテトラフタ
ル酸、メチル−3,6−エンドメチレンテトラフタル酸
等の脂肪族環状不飽和酸を含む酸、またはアルコール成
分として上記の他、アリルグリシジルエーテルより製造
された不飽和ポリエステル樹脂が適当である。
【0012】本発明におけるジアリルフタレートプレポ
リマーはジアリルフタレートプレポリマー単独でなくて
もよく、上記ジアリルフタレートプレポリマー100〜
20wt%と、粒径が700μm以下で平均粒子径がメ
ジアン径50μm以下であれば融点50℃以上の不飽和
ポリエステル0〜80wt%との混合物であってもよ
い。
【0013】不飽和ポリエステルを加える理由として
は、プリプレグ基材の厚みが大きい時などに流動性向上
の目的で加える。しかし、80wt%を超えるとジアリ
ルフタレート樹脂の特徴である熱変形温度が高いなどの
耐熱性や耐水性が低下するので好ましくない。
【0014】本発明に用いられる硬化触媒は、ベンゾイ
ルパーオキサイド、ターシャリブチルパーベンゾエイ
ト、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド等、従来からジアリルフタレート系樹脂プリ
プレグや成形材料で使用されてきた過酸化物系硬化剤を
あげることができる。
【0015】プリプレグ基材としては、植物繊維、ガラ
ス繊維やポリエステル等の合成繊維からなる不織布や織
布、紙、ダンボール、金属繊維やカーボン繊維からなる
織布やマット類等があげられ、これらの基材の原料は単
独または混合して使用してもよい。
【0016】本発明のプリプレグは、化粧板の基板であ
る合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF基
板)、その他無機質板、金属板基板、厚紙、ダンボール
紙などに1枚、あるいは複数枚とって積層し熱圧成形し
て積層板となる。成形は、温度130〜200℃、圧力
0.1〜10MPa、時間20秒〜10分で実施する。
【0017】次に本発明の実施の態様について述べる。
まず、プリプレグ基材であるシート状繊維基材をポリエ
ステル製フィルムを敷いて平らな台の上に広げ、硬化触
媒を分散したジアリルフタレートプレポリマーの粉末状
配合物を該プリプレグ基材の裏面に散布する。この時ジ
アリルフタレートプレポリマーの硬化触媒として、有機
過酸化物の粉末で平均粒径100μm以下、好ましくは
30μm以下のもの、あるいは有機過酸化物が平均粒径
10μm以下の炭酸カルシウムやタルク等の充填材に分
散されたものを樹脂に対して0.1〜10wt%配合す
ることも必須とする。このほか、各種充填剤、離型剤、
紫外線吸収剤、色素や顔料等の着色剤など必要に応じ
て、50wt%まで添加できる。その際には散布前にあ
らかじめそれらの材料を各種ブレンダーやミキサーで撹
拌混合しておく。
【0018】この散布量は、プリプレグ基材の性質、性
状、重量(単位面積当たり)により異なるが、通常、プ
リプレグ基材の重量の5〜200wt%とする。この量
が少ないときは基板との密着が不良となったり、成形後
充分な艶が得られなくて化粧性が悪いものに仕上がる。
また、散布量が多すぎても艶はある程度以上には上がら
ずコスト増になる。
【0019】散布方法としては、プリプレグ基材上面か
ら振りかける方法、各種コーターによる塗布方法、静電
塗装、スプレーによる吹き付け法等、樹脂粉末が良好に
散布付着できる方法であれば特に限定されない。散布し
た後、これを50〜180℃のオーブン中に1〜60分
加熱して粉末状配合物を溶融しプリプレグ基材に固着さ
せる。
【0020】次に、該プリプレグ基材の粉末状配合物を
散布した反対側の表面に液状配合物を散布ないし付着さ
せる。この液状配合物はジアリルフタレートプレポリマ
ーと、硬化触媒によりジアリルフタレートプレポリマー
と共重合する成分、硬化触媒としてジアリルフタレート
プレポリマーおよびジアリルフタレートプレポリマーと
共重合する成分の合計重量に対して0.1〜10wt%
の有機過酸化物、およびこれらのジアリルフタレートプ
レポリマーと硬化触媒によりジアリルフタレートプレポ
リマーと共重合する成分および硬化触媒の合計重量に対
して25〜200wt%の低沸点溶媒に混合溶解してつ
くる。この時必要により重合抑制剤としてヒドロキノン
やヒドロキノンモノメチルエーテル、ターシャリーブチ
ルカテコールなどを1000ppm以下の量で添加でき
る。またこの液状配合物には、各種カップリング剤や離
型剤、充填剤、紫体線吸収剤、色素や顔料等の着色剤な
ど必要に応じて添加できる。
【0021】この付着量は、プリプレグ基材の性質、性
状、重量(単位面積当たり)により異なるが、通常、プ
リプレグ基材の重量の5〜200wt%とする。この量
が少ないときは後に基板と共に加熱加圧したとき低沸点
溶媒に溶解した成分がプリプレグ基材の隅々まで均一に
浸透できなくなり、なおかつプリプレグと基板とが一体
化しないため好ましくない。また、この量が多すぎても
低沸点溶媒の揮散に時間がかかるためべたつきが残り後
の工程での取り扱いが困難になり、また基板と共に加熱
加圧した時ジアリルフタレート樹脂の流れが多いため樹
脂が裏回りし、表面の樹脂が欠落したり、あるいは揮散
せずに残ってしまった溶媒のためフクレが発生しやすく
なるなど外観上好ましくない。
【0022】この液状配合物をプリプレグ基材に均一に
散布ないしは付着させる方法としては、スプレーによる
吹き付け、各種コーターによる塗布など特に限定されな
い。
【0023】その後、通常はこのプリプレグ基材を50
〜180℃のオーブン中に1〜60分加熱して低沸点溶
媒を揮散させることでプリプレグができる。また必要に
応じてこのオーブン加熱前、あるいは加熱後、液状配合
物を散布した上からプリプレグ基材の重量の5〜200
wt%の硬化触媒を分散したジアリルフタレートプレポ
リマーの粉末状配合物を散布してもよい。
【0024】この結果、ジアリルフタレートプレポリマ
ーと硬化触媒を少量の低沸点溶媒に溶かした液状配合物
によってプリプレグ基材が隅々まで濡れた状態になり、
さらにはすでに散布した粉末状配合物も液状配合物によ
って一部は溶解され、プリプレグ基材の隅々まで含浸す
ることができ、プリプレグ全面を樹脂で覆うことができ
て樹脂の抜け落ちのない、表面が平滑で、艶の良好な積
層板が得られる。
【0025】一方、液状配合物から見れば、低沸点溶媒
はオーブン加熱時に揮散するが、液状の不飽和ポリエス
テルや高沸点の反応性モノマー等の添加剤を使用した場
合は先にプリプレグ基材に固着したジアリルフタレート
プレポリマーに吸着されることになって、タックがほと
んどなくなってそれ以降の積層板基材との重ね合わせ
や、熱圧プレス工程での取り扱いが溶媒を大量使用した
ときのプリプレグと同じ状況で操作可能になるのであ
る。
【0026】
【実施例、比較例】次に本発明の実施例を比較例と共に
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。実施例、比較例で示される部及び%は
全て重量部及び重量%である。
【0027】実施例1 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ、メジアン径注1
2μm)100部にジクミルパーオキサイド(日本油脂
(株)製、パークミルD−40、粉体状、含量40wt
%、残り60wt%は平均粒径10μm以下の炭酸カル
シウム)5部及びステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、
SZ−2000)1部をポリ袋中で3分間振り混ぜた粉
末状配合物を、80g/mのパターン印刷紙の裏面に
40g/mの割合で目開き701μmのフルイを使用
して均一に散布し、これを130℃の乾燥機で5分間加
熱した。冷えた後裏返し、パターン印刷紙の表面にジア
リルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー(株)
製、ダイソーダップAタイプ)60部、オルソフタル酸
系不飽和ポリエステル(武田薬品工業(株)製、RZZ
−1376、含量65%、残りはトルエン、酸価15、
25℃での粘度800mPa・s)60部及びジクミル
パーオキサイド(日本油脂(株)製、パークミルD、フ
レーク状、純品)3部をアセトン40部に撹拌溶解させ
た液状配合物を家庭用スプレーを使って50g/m
割合で散布し、130℃の乾燥機で5分間加熱しプリプ
レグを得た。
【0028】このプリプレグを用い、15mm厚のパー
ティクルボードに150℃、1.5MPaの圧力で2分
間熱圧積層した。注1 メジアン径はマイクロトラック
HRA粒度分析計(日機装)で測定した。以下同じ。
【0029】実施例2 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)100部にジクミ
ルパーオキサイド(日本油脂(株)製、パークミルD−
40)5部及びステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、S
Z−2000)1部をポリ袋中で3分間振り混ぜた粉末
状配合物を80g/mのパターン印刷紙の裏面に40
g/mの割合で散布した。実施例1と同様にして加
熱、冷えた後裏返し、パターン印刷紙の表面にジアリル
オルソフタレートプレポリマー(ダイソー(株)製、ダ
イソーダップAタイプ)60部、オルソフタル酸系不飽
和ポリエステル(武田薬品工業(株)製、RZZ−13
76)60部及びジクミルパーオキサイド(日本油脂
(株)製、パークミルD)3部をアセトン40部に撹拌
溶解させた液状配合物を家庭用スプレーを使って20g
/mの割合で散布し、この上に前記ジアリルフタレー
トプレポリマー、ジクミルパーオキサイド、およびステ
アリン酸亜鉛の粉末状配合物を45g/mの割合で散
布し、実施例1と同様にして加熱しプリプレグを得た。
【0030】実施例3 ジアリルイソフタレートプレポリマー(ダイソー(株)
製、ダイソーイソダップ、メジアン径25μm)100
部にジクミルパーオキサイド(日本油脂(株)製、パー
クミルD−40)5部及びステアリン酸亜鉛(堺化学
(株)製、SZ−2000)1部を混合した粉末状配合
物を90g/mのガラス不織布の裏面に45g/m
の割合で散布し、実施例1と同様にして加熱、冷却後表
面にジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)60部、イソフタ
ル酸系不飽和ポリエステル(日本ユピカ(株)製、ユピ
カ8542、100%品、酸価28、軟化点103℃)
40部及びジクミルパーオキサイド(日本油脂(株)
製、パークミルD)3部をアセトン40部に撹拌溶解さ
せた液状配合物を50g/mの割合で散布し、実施例
1と同様に加熱してプリプレグを作った。このプリプレ
グを用い、15mm厚のMDF基板に実施例1と同一条
件で積層した。
【0031】実施例4 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)50部、テレフタ
ル酸系不飽和ポリエステル(日本ユピカ(株)製、ユピ
カ8524、100%品、酸価18、150℃粘度93
ポアズ、軟化点96℃)50部にジクミルパーオキサイ
ド(日本油脂(株)製、パークミルD−40)5部及び
ステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、SZ−2000)
1部、酸化チタン(石原産業(株)製、R820)1部
を混合した粉末状配合物を140g/mのクラフト紙
の裏面上に70g/mの割合で散布し、実施例1と同
様にして加熱、冷却後表面にジアリルオルソフタレート
プレポリマー(ダイソー(株)製、ダイソーダップAタ
イプ)60部、テレフタル酸系不飽和ポリエステル(日
本ユピカ(株)製、ユピカ8524)40部及びジクミ
ルパーオキサイド(日本油脂(株)製、パークミルD)
3部をアセトン40部に撹拌溶解させた液状配合物を7
0g/mの割合で散布し、実施例1と同様に加熱して
プリプレグを作った。このプリプレグを用い、4mm厚
のダンボール紙に180℃、0.8MPaの圧力、2分
間の熱圧条件で積層した。
【0032】実施例5 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)50部、テレフタ
ル酸系不飽和ポリエステル(日本ユピカ(株)製、ユピ
カ8524)50部にジクミルパーオキサイド(日本油
脂(株)製、パークミルD−40)5部及びステアリン
酸亜鉛1部、シリカ粉(塩野義製薬(株)製、CS−
5)1部を混合した粉末状配合物を80g/mのパタ
ーン紙の裏面上に40g/mの割合で散布し、実施例
1と同様にして加熱、冷却後表面にジアリルオルソフタ
レートプレポリマー90部、ジアリルオルソフタレート
モノマー(ダイソー(株)製、ダイソーダップモノマ
ー)10部及びジクミルパーオキサイド(日本油脂
(株)製、パークミルD)3部、ヒドロキノン(和光純
薬(株)製)0.01部をアセトン40部に撹拌溶解さ
せた液状配合物を40g/mの割合で散布し、実施例
1と同様に加熱してプリプレグを作った。このプリプレ
グを用い、15mm厚のMDF基板に実施例1と同一条
件で積層した。
【0033】実施例6 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)100部に40%
品の1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イソプロ
ピル)−ベンゼン(化薬アクゾ(株)製有機過酸化物、
パーカドックス14−40C、40%品、残り60wt
%は平均粒径10μm以下の炭酸カルシウム)5部及び
ステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、SZ−2000)
1部を混合した粉末状配合物を80g/mのパターン
紙の裏面上に40g/mの割合で散布し、実施例1と
同様にして加熱、冷却後パターン紙の表面にジアリルオ
ルソフタレートプレポリマー(ダイソー(株)製、ダイ
ソーダップAタイプ)90部、トリアリルイソシアネー
ト(日本化成(株)製、TAIC)10部及び純品の
1,3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イソプロピ
ル)−ベンゼン(化薬アクゾ(株)製、パーカドックス
14)3部、ヒドロキノン0.05部、シリカ粉2部を
アセトン40部に撹拌溶解させたものを40g/m
割合で散布し、実施例1と同様に加熱してプリプレグを
作った。このプリプレグを用い、15mm厚のパーティ
クルボード基板にプレス温度を180℃とする以外は実
施例1と同一条件で積層した。
【0034】実施例7 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ、メジアン径注1
2μm)100部にジクミルパーオキサイド(日本油脂
(株)製、パークミルD−40、粉体状、含量40wt
%、残り60wt%は平均粒径10μm以下の炭酸カル
シウム)5部及びステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、
SZ−2000)1部をポリ袋中で3分間振り混ぜた粉
末状配合物を、300g/mのガラスチョップドスト
ランドマット(セントラル硝子(株)製、ECM300
−501)に150g/mの割合で目開き701μm
のフルイを使用して均一に散布し、これを130℃の乾
燥機で5分間加熱してプリプレグを得た。冷えた後裏返
し、ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)60部、オルソフ
タル酸系不飽和ポリエステル(武田薬品工業(株)製、
RZZ−1376、含量65%、残りはトルエン、酸価
15、25℃での粘度800mPa・s)60部及びジ
クミルパーオキサイド(日本油脂(株)製、パークミル
D、フレーク状、純品)3部をアセトン40部に撹拌溶
解させた液状配合物を家庭用スプレーを使って150g
/mの割合で散布し、130℃の乾燥機で5分間加熱
しプリプレグを得た。
【0035】このプリプレグを6枚重ね、平板が成形で
きる押し込み型タイプの160℃に温度調節した圧縮成
形金型に入れ、40kgf/cmの圧力で、3分間プ
レスし、約2mm厚さの成形板を得た。この成形板を幅
15mm、長さ60mmに切断砥石を使ってカットし、
JIS K 7055ガラス繊維強化プラスチックの曲
げ試験方法に準拠し、3点曲げ試験法で曲げ試験を実施
した。その結果、曲げ強度がシートモールディングコン
パウンドとしてはすでに一般的な不飽和ポリエステル樹
脂製のものと同等な強さのものが得られた。
【0036】実施例8 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)50部、テレフタ
ル酸系不飽和ポリエステル(日本ユピカ(株)製、ユピ
カ8524、100%品、酸価18、150℃粘度93
ポアズ、軟化点96℃)50部にジクミルパーオキサイ
ド(日本油脂(株)製、パークミルD−40)5部及び
ステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、SZ−2000)
1部、酸化チタン(石原産業(株)製、R820)1部
を混合した粉末状配合物を、300g/mのガラスチ
ョップドストランドマット(セントラル硝子(株)製、
ECM300−501)に150g/mの割合で目開
き701μmのフルイを使用して均一に散布し、これを
実施例7の条件で加熱してプリプレグを得た。冷えた後
裏返し、冷却後表面にジアリルオルソフタレートプレポ
リマー(ダイソー(株)製、ダイソーダップAタイプ)
60部、テレフタル酸系不飽和ポリエステル(日本ユピ
カ(株)製、ユピカ8524)40部及びジクミルパー
オギサイド(日本油脂(株)製、パークミルD)3部を
アセトン40部に撹拌溶解させた液状配合物を150g
/mの割合で散布し、実施例7と同様に加熱してプリ
プレグを作った。
【0037】このプリプレグを6枚重ね、実施例7と同
様に成形して約2mm厚さの成形板を得た。この成形板
を実施例7と同様にして曲げ試験を実施した。その結
果、曲げ強度がシートモールディングコンパウンドとし
てはすでに一般的な不飽和ポリエステル樹脂製のものと
同等な強さのものが得られた。
【0038】比較例1 液状配合物を全く散布しないで、実施例1と同様にして
プリプレグを作り、同様のパーティクルボードに実施例
1と同一条件で積層した。
【0039】比較例2 表面の液状配合物の散布量を240g/mとし、裏面
の粉状配合物を全く散布しないで、それ以外は実施例1
と同様にしてプリプレグを作り、同様のパーティクルボ
ードに実施例1と同一条件で積層した。
【0040】比較例3 ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソー
(株)製、ダイソーダップAタイプ)100部にジクミ
ルパーオキサイド(日本油脂(株)製、パークミルD−
40)5部及びステアリン酸亜鉛(堺化学(株)製、S
Z−2000)1部を混合した粉末状配合物を80g/
のパターン印刷紙の裏面に40g/mの割合で散
布し、ジアリルオルソフタレートプレポリマー(ダイソ
ー(株)製、ダイソーダップAタイプ)60部、オルソ
フタル酸系不飽和ポリエステル(武田薬品工業(株)
製、RZZ−1376)60部及び純品のジクミルパー
オキサイド(日本油脂(株)製、パークミルD)3部を
アセトン20部に撹拌溶解させた液状配合物を50g/
の割合で散布した。それ以外は実施例1と同様にし
てプリプレグを作った。このプリプレグを用い、15m
m厚のパーティクルボードに実施例1と同一条件で積層
した。
【0041】実施例、比較例で得られた積層化粧板の評
価結果を表1及び表2に示す。評価方法は次の通りであ
る。 作業性 プリプレグを作成する時や積層板に重ねてプレ
スする際のプリプレグのべたつき、プリプレグからの樹
脂の飛散、剥落がどうか観察した。 離型性 積層板のプレス成形時、プレスが終了して開圧
した時に熱板から外れる時間を測定した。 外観 積層板のプレス成形後、プリプレグを積層した表
面に、樹脂の欠落部分や艶落ち部分等の外観異常がない
か観察した。 硬化性 積層板をプレス成形し室温まで冷えた後、プリ
プレグを積層した表面に、クロロホルムを充分に染み込
ませた綿布を置きガラスシャーレで蓋をして、15分経
過後その部分をふき取ってから外観が変化していないか
観察した。 材間強度 試験片の表面に1辺が40mmの正方形状の
アタッチメントを接着剤にて接着し、接着剤の硬化後接
着面と直角方向に引張り、どの層で剥離するか確認し
た。
【0042】
【表1】 注2 プリプレグ取り扱い中の樹脂の崩落があり、積層
板プレス後、その部分が樹脂欠落していた。 注3 べたつきがひどく、ポリエステル製フィルムから
離れにくくなり作業が困難となった。 注4 上記注2の欠陥部分以外でも、艶のないところが
ある。 注5 樹脂の流動が良すぎて、プリプレグ基材の上に乗
っている量が少なく、全体に艶が悪い。 注6 液状配合物が高粘度のため散布のバラツキが発生
し、艶にムラがでた。 注7 基板層(パーティクルボード、MDF、ダンボー
ル紙)の破壊。 注8 基材層(パターン紙)の破壊。 注9 8割以上が基板層の破壊であるが、一部基材層
(パターン紙層)の破壊がみられる。
【0043】
【表2】 曲げ強さ及び曲げ弾性率はJIS K 7055に準拠
した。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、ジアリルフタレート系
樹脂を使用したプリプレグ及び積層板を使用する有機溶
剤の量を従来の工程と比較して大幅に抑えて作ることが
できる。またこのようにして作ったプリプレグ及び積層
板は、従来のように有機溶媒を使用して作ったものと何
ら遜色ないものができる。
フロントページの続き (72)発明者 西八條 正二 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 ダイソー株式会社内 (72)発明者 田中丸 真 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 ダイソー株式会社内 (72)発明者 吉信 光敏 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 ダイソー株式会社内 (72)発明者 田中 和也 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目10番8号 ダイソー株式会社内 Fターム(参考) 4F072 AB09 AB31 AD08 AD38 AE02 AF16 AG03 AG07 AH04 AH05 AJ03 AK14 AL01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化触媒を分散したジアリルフタレート
    プレポリマーの粉末状配合物をプリプレグ基材の裏面
    (裏面とは、積層基板と重ねて熱圧プレス時に基板側に
    きて、プレス後は隠れてしまう面をいう)にプリプレグ
    基材の重量の5〜200wt%に相当する量を散布した
    後、50〜180℃のオーブン中で1〜60分加熱して
    プリプレグ基材に粉末状配合物を融着させた後、ジアリ
    ルフタレートプレポリマーと、硬化触媒によりジアリル
    フタレートプレポリマーと共重合する成分、硬化触媒と
    してジアリルフタレートプレポリマーおよびジアリルフ
    タレートプレポリマーと共重合する成分の合計重量に対
    して0.1〜10wt%の有機過酸化物、およびこれら
    のジアリルフタレートプレポリマー、硬化触媒によりジ
    アリルフタレートプレポリマーと共重合する成分、硬化
    触媒の合計重量に対して25〜200wt%の低沸点溶
    媒よりなる液状配合物を、前記ジアリルフタレートプレ
    ポリマーの粉末状配合物を散布した面とは反対側の表面
    に、プリプレグ基材の重量の5〜200wt%に相当す
    る量を塗布し50〜180℃のオーブンの中で1〜60
    分加熱して溶媒を揮発させたことを特徴とする積層板用
    ジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジアリルフタレートプ
    レポリマーの粉末状配合物がジアリルフタレートプレポ
    リマー100〜20wt%と融点50℃以上の不飽和ポ
    リエステル0〜80wt%の混合物の微粉末である請求
    項1記載の積層板用ジアリルフタレートプレポリマーの
    プリプレグ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の液状配合物または粉末状
    配合物に、硬化触媒によりジアリルフタレートプレポリ
    マーと共重合する成分で分子内に少なくともアリル基、
    アクリル基、チオール基を単独、あるいは二種類以上を
    一つ以上六つまでを含む物質あるいは、分子内に不飽和
    基を持つ高分子量物質を含む請求項1又は請求項2に記
    載の積層板用ジアリルフタレートプレポリマーのプリプ
    レグ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の低沸点溶媒がアセトン、
    トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、メチルエ
    チルケトンのいずれかである請求項1〜3のいずれかに
    記載のジアリルフタレートプレポリマーのプリプレグ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のプリプ
    レグを積層板基材に熱圧積層したことを特徴とするジア
    リルフタレート樹脂化粧板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のプリプ
    レグだけを一枚または複数枚重ね合せて熱圧積層したこ
    とを特徴とするジアリルフタレート樹脂積層板。
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