JP2003246110A - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
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- JP2003246110A JP2003246110A JP2002047610A JP2002047610A JP2003246110A JP 2003246110 A JP2003246110 A JP 2003246110A JP 2002047610 A JP2002047610 A JP 2002047610A JP 2002047610 A JP2002047610 A JP 2002047610A JP 2003246110 A JP2003246110 A JP 2003246110A
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- JP
- Japan
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- roller
- ink ribbon
- ribbon
- core
- pinch rollers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクリボンの搬送路途上に配置されたピン
チローラ、プーリなど、搬送を補助する部材を移動可能
にして、インクリボンの搬送を安定させた。 【解決手段】 回転可能な送出し及び巻取りコア8、9
を設け、送出しコア8に巻回され、一部が巻取りコア9
に巻回可能なインクリボン16を設け、インクリボン1
6のインクを溶融するサーマルヘッド12と、ヘッド1
2の圧接によって溶融したインクを印字記録媒体に印字
記録するためのプラテンローラ14と、を備え、送出し
又は巻取りコア8,9の少なくとも一方とサーマルヘッ
ド12及びプラテンローラ14間にローラ部材32,4
2を有する案内部30,40を設けて、ローラ部材3
2,42の外周面に当接するインクリボン16の巻き付
け角を大きくする方へ該インクリボン16に対して相対
的に該ローラ部材30,40を移動可能にして、該イン
クリボン16へ所定のテンションを付与するようにし
た。
チローラ、プーリなど、搬送を補助する部材を移動可能
にして、インクリボンの搬送を安定させた。 【解決手段】 回転可能な送出し及び巻取りコア8、9
を設け、送出しコア8に巻回され、一部が巻取りコア9
に巻回可能なインクリボン16を設け、インクリボン1
6のインクを溶融するサーマルヘッド12と、ヘッド1
2の圧接によって溶融したインクを印字記録媒体に印字
記録するためのプラテンローラ14と、を備え、送出し
又は巻取りコア8,9の少なくとも一方とサーマルヘッ
ド12及びプラテンローラ14間にローラ部材32,4
2を有する案内部30,40を設けて、ローラ部材3
2,42の外周面に当接するインクリボン16の巻き付
け角を大きくする方へ該インクリボン16に対して相対
的に該ローラ部材30,40を移動可能にして、該イン
クリボン16へ所定のテンションを付与するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドに
よりインクリボンのインクを中間転写体に転写して1次
転写記録を形成し、この1次転写記録をさらに被転写体
に再転写して印字記録を行なう中間転写式の熱転写プリ
ンタに関し、インクリボンに付与するテンションを一定
にして安定したリボン送りを可能にした熱転写プリンタ
に関する。
よりインクリボンのインクを中間転写体に転写して1次
転写記録を形成し、この1次転写記録をさらに被転写体
に再転写して印字記録を行なう中間転写式の熱転写プリ
ンタに関し、インクリボンに付与するテンションを一定
にして安定したリボン送りを可能にした熱転写プリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基材シートの一面に、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)
の色材からなるインク層を面送り方向に塗布形成した、
いわゆるダンダラタイプのインクリボン(ダンダラリボ
ン)と、印字記録層が設けられた樹脂フィルムからなる
中間転写体とを、サーマルヘッドと中間転写ローラとの
間に圧接し、印字記録情報に応じてサーマルヘッドの発
熱体を選択的に加熱した後、さらにインクリボン上のイ
ンク層に含まれる色材を中間転写体を介してICカード
などの被転写体に移行させて印字記録する中間転写式の
熱転写プリンタが知られている。
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)
の色材からなるインク層を面送り方向に塗布形成した、
いわゆるダンダラタイプのインクリボン(ダンダラリボ
ン)と、印字記録層が設けられた樹脂フィルムからなる
中間転写体とを、サーマルヘッドと中間転写ローラとの
間に圧接し、印字記録情報に応じてサーマルヘッドの発
熱体を選択的に加熱した後、さらにインクリボン上のイ
ンク層に含まれる色材を中間転写体を介してICカード
などの被転写体に移行させて印字記録する中間転写式の
熱転写プリンタが知られている。
【0003】図20に示すように、従来の熱転写プリン
タは、サーマルヘッド12が中間転写ローラ(プラテン
ローラ)14と対向して配設されている。中間転写ロー
ラ14は、図示しないステッピングモータにより直接ま
たはベルト等を介して駆動され所定の速度で回転するよ
うになっている。送出しコア8から送り出された幅広の
インクリボン16は、回転可能なピンチローラ86に当
接し、サーマルヘッド12と中間転写ローラ14間を通
過し、さらにピンチローラ87に当接してから巻取りコ
ア9に巻き取られるようになっている。
タは、サーマルヘッド12が中間転写ローラ(プラテン
ローラ)14と対向して配設されている。中間転写ロー
ラ14は、図示しないステッピングモータにより直接ま
たはベルト等を介して駆動され所定の速度で回転するよ
うになっている。送出しコア8から送り出された幅広の
インクリボン16は、回転可能なピンチローラ86に当
接し、サーマルヘッド12と中間転写ローラ14間を通
過し、さらにピンチローラ87に当接してから巻取りコ
ア9に巻き取られるようになっている。
【0004】次に、供給ローラ20から送り出された中
間転写体18は、同じくサーマルヘッド12と中間転写
ローラ14との間を通過した後、ピンチローラ87に当
接し、さらに後述するプラテンローラ62と図示しない
ヒータを備えた再転写ローラ64との間を通過し、巻取
りローラ22に巻き取られるようになっている。
間転写体18は、同じくサーマルヘッド12と中間転写
ローラ14との間を通過した後、ピンチローラ87に当
接し、さらに後述するプラテンローラ62と図示しない
ヒータを備えた再転写ローラ64との間を通過し、巻取
りローラ22に巻き取られるようになっている。
【0005】中間転写体18の搬送路途中には、上記ピ
ンチローラ87の他に、位置が固定された回転可能なプ
ーリ88と、図示しないバネ部材によって図示矢印方向
に揺動可能にした回転可能なプーリ89とがそれぞれ配
設されている。この中間転写体18はピンチローラ87
及びプーリ88,89に掛け回され迂回した状態にて配
設されている。これらピンチローラ87、プーリ88,
89によりバッファ機構部90を構成し、このバッファ
機構部90には、サーマルヘッド12と中間転写ローラ
14によって1次転写記録された中間転写体18のバッ
ファ量が確保されるようになっている。
ンチローラ87の他に、位置が固定された回転可能なプ
ーリ88と、図示しないバネ部材によって図示矢印方向
に揺動可能にした回転可能なプーリ89とがそれぞれ配
設されている。この中間転写体18はピンチローラ87
及びプーリ88,89に掛け回され迂回した状態にて配
設されている。これらピンチローラ87、プーリ88,
89によりバッファ機構部90を構成し、このバッファ
機構部90には、サーマルヘッド12と中間転写ローラ
14によって1次転写記録された中間転写体18のバッ
ファ量が確保されるようになっている。
【0006】次に、従来の熱転写プリンタの印字記録の
動作を説明すると、中間転写ローラ14の図示時計回り
方向の回転によって、中間転写体18はインクリボン1
6とともに搬送下流側(図示右方向)に搬送される。中
間転写体18に選択的に加熱されたサーマルヘッド12
の発熱体を圧接して、インクリボン16のインクが1次
印字記録される。このとき、この1次転写記録に用いら
れるインクリボン16には、巻取りローラ9による巻取
りトルクや、ピンチローラ86、プーリ87によって所
定のテンションが付与されて、中間転写体18には印字
記録データに応じた色のインクが転写されるようになっ
ている。
動作を説明すると、中間転写ローラ14の図示時計回り
方向の回転によって、中間転写体18はインクリボン1
6とともに搬送下流側(図示右方向)に搬送される。中
間転写体18に選択的に加熱されたサーマルヘッド12
の発熱体を圧接して、インクリボン16のインクが1次
印字記録される。このとき、この1次転写記録に用いら
れるインクリボン16には、巻取りローラ9による巻取
りトルクや、ピンチローラ86、プーリ87によって所
定のテンションが付与されて、中間転写体18には印字
記録データに応じた色のインクが転写されるようになっ
ている。
【0007】なお、カラー印刷の場合には、1色目(例
えば、イエロー)の印字記録が完了すると、中間転写ロ
ーラ14からサーマルヘッド12が離間して、中間転写
ローラ14が一旦逆方向に回転して、中間転写体18及
びインクリボン16の位置出しが行なわれる。次に、第
2色(例えば、マゼンタ)の印字記録が所定の印字記録
を形成すべく1色目(イエロー)を印字記録した中間転
写体18上に重ねて印字記録される。このような印字記
録動作が繰り返し行われ、順次C(シアン)やK(ブラ
ック)のインクを中間転写体18にそれぞれ1次転写し
て1次印字記録が完了する。
えば、イエロー)の印字記録が完了すると、中間転写ロ
ーラ14からサーマルヘッド12が離間して、中間転写
ローラ14が一旦逆方向に回転して、中間転写体18及
びインクリボン16の位置出しが行なわれる。次に、第
2色(例えば、マゼンタ)の印字記録が所定の印字記録
を形成すべく1色目(イエロー)を印字記録した中間転
写体18上に重ねて印字記録される。このような印字記
録動作が繰り返し行われ、順次C(シアン)やK(ブラ
ック)のインクを中間転写体18にそれぞれ1次転写し
て1次印字記録が完了する。
【0008】次に、1次転写記録された中間転写体18
は、バッファ機構部90に搬送される。続いて、再転写
ローラ64とプラテンローラ62間では、中間転写体1
8がICカードなどの被転写体70と重ね合わされた状
態にされる。そして、ヒータで加熱された再転写ローラ
64をプラテンローラ62に圧接することにより、中間
転写体18の1次転写記録が被転写体70に再転写記録
される。
は、バッファ機構部90に搬送される。続いて、再転写
ローラ64とプラテンローラ62間では、中間転写体1
8がICカードなどの被転写体70と重ね合わされた状
態にされる。そして、ヒータで加熱された再転写ローラ
64をプラテンローラ62に圧接することにより、中間
転写体18の1次転写記録が被転写体70に再転写記録
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICカード
など厚みがあって、しかも幅寸法の比較的大きな被転写
体70へ再転写記録するためには、中間転写体18へ1
次転写記録するためのインクリボン16をそれに合わせ
た所定の大きさの幅寸法を必要とする。そして、ピンチ
ローラ86においては、搬送されるインクリボン16の
斜行やスリップを防止するために、固定した位置に配さ
れたピンチローラ86に幅広のインクリボン16を十分
に巻き付ける必要がある。
など厚みがあって、しかも幅寸法の比較的大きな被転写
体70へ再転写記録するためには、中間転写体18へ1
次転写記録するためのインクリボン16をそれに合わせ
た所定の大きさの幅寸法を必要とする。そして、ピンチ
ローラ86においては、搬送されるインクリボン16の
斜行やスリップを防止するために、固定した位置に配さ
れたピンチローラ86に幅広のインクリボン16を十分
に巻き付ける必要がある。
【0010】しかしながら、このピンチローラ86、さ
らにサーマルヘッド12と中間転写ローラ14間、及び
プーリ87にインクリボン16を十分に巻き付けるに
も、インクリボン16の交換時に使用者がこれらピンチ
ローラ86等にインクリボン16をスムーズに掛け回し
て迂回させる装着作業に手間がかかり、交換時の負担が
大きくなっていた。そのために、ピンチローラ86への
インクリボン16の巻き付け角にある一定の限界が生じ
ていた。
らにサーマルヘッド12と中間転写ローラ14間、及び
プーリ87にインクリボン16を十分に巻き付けるに
も、インクリボン16の交換時に使用者がこれらピンチ
ローラ86等にインクリボン16をスムーズに掛け回し
て迂回させる装着作業に手間がかかり、交換時の負担が
大きくなっていた。そのために、ピンチローラ86への
インクリボン16の巻き付け角にある一定の限界が生じ
ていた。
【0011】また、プーリ87において、カラー印刷時
に中間転写ローラ14とサーマルヘッド12との間に配
置されたインクリボン16のY,M、C,K各インクの
位置出しをするため、中間転写ローラ14が反転などす
るため、巻取りコア9に巻き取られたインクリボン16
に必要以上のテンションがかかり、巻き乱れなどが生じ
てしまうという問題があった。
に中間転写ローラ14とサーマルヘッド12との間に配
置されたインクリボン16のY,M、C,K各インクの
位置出しをするため、中間転写ローラ14が反転などす
るため、巻取りコア9に巻き取られたインクリボン16
に必要以上のテンションがかかり、巻き乱れなどが生じ
てしまうという問題があった。
【0012】本発明の目的は、インクリボンの搬送路途
上に配置されたピンチローラやプーリなど、インクリボ
ンの搬送を案内する部材を移動可能にして、インクリボ
ンの搬送を安定化させた熱転写プリンタを提供すること
にある。
上に配置されたピンチローラやプーリなど、インクリボ
ンの搬送を案内する部材を移動可能にして、インクリボ
ンの搬送を安定化させた熱転写プリンタを提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1
つを解決するための第1の解決手段として、回転可能な
送出しコア及び巻取りコアを設け、送出しコアに巻回さ
れて一部が巻取りコアに巻取り可能なインクリボンを設
けて、印字記録データに応じてインクリボンのインクを
部分的に溶融可能なサーマルヘッドと、該サーマルヘッ
ドの圧接によって介在する印字記録媒体に印字記録する
ためのプラテンローラと、を備えた印字記録手段を設け
て、インクリボンの搬送方向であって、送出しコア及び
/又は巻取りコアと印字記録手段との間にリボン案内部
を設けて、該リボン案内部に複数のローラ部材を有し、
該ローラ部材の外周面に巻き付けするインクリボンの巻
き付け角を大きくする方へ該ローラ部材のいずれかを移
動可能にしたものである。
つを解決するための第1の解決手段として、回転可能な
送出しコア及び巻取りコアを設け、送出しコアに巻回さ
れて一部が巻取りコアに巻取り可能なインクリボンを設
けて、印字記録データに応じてインクリボンのインクを
部分的に溶融可能なサーマルヘッドと、該サーマルヘッ
ドの圧接によって介在する印字記録媒体に印字記録する
ためのプラテンローラと、を備えた印字記録手段を設け
て、インクリボンの搬送方向であって、送出しコア及び
/又は巻取りコアと印字記録手段との間にリボン案内部
を設けて、該リボン案内部に複数のローラ部材を有し、
該ローラ部材の外周面に巻き付けするインクリボンの巻
き付け角を大きくする方へ該ローラ部材のいずれかを移
動可能にしたものである。
【0014】また、第2の解決手段として、送出しコア
と印字記録手段との間に設けたリボン案内部は、ローラ
部材が、一対の第1ピンチローラと、これら第1ピンチ
ローラ間に移動可能に配されたテンションローラとから
なり、該テンションローラが第1ピンチローラ間を結ぶ
線と直交する方向に移動するようにしたものである。
と印字記録手段との間に設けたリボン案内部は、ローラ
部材が、一対の第1ピンチローラと、これら第1ピンチ
ローラ間に移動可能に配されたテンションローラとから
なり、該テンションローラが第1ピンチローラ間を結ぶ
線と直交する方向に移動するようにしたものである。
【0015】また、第3の解決手段として、一対の第1
ピンチローラは、弾性部材を介してテンションローラに
対して弾接移動可能にそれぞれ設けられ、テンションロ
ーラは、該テンションローラの外周面に弾接する第1ピ
ンチローラが弾性部材の弾性付勢力に抗しながら互いに
押し広げられるようにそれぞれ移動可能にしたものであ
る。
ピンチローラは、弾性部材を介してテンションローラに
対して弾接移動可能にそれぞれ設けられ、テンションロ
ーラは、該テンションローラの外周面に弾接する第1ピ
ンチローラが弾性部材の弾性付勢力に抗しながら互いに
押し広げられるようにそれぞれ移動可能にしたものであ
る。
【0016】また、第4の解決手段として、巻取りコア
と前記印字記録手段との間に設けたリボン案内部は、移
動可能な凹状の基台部を設けるとともに、ローラ部材
が、該基台部の先端にそれぞれ軸支された一対の第2ピ
ンチローラと、該第2ピンチローラ間を結ぶ線と直交す
る線上に配設されたキャプスタンローラとからなり、基
台部を第2ピンチローラ間を結ぶ線と直交する方向に移
動することにより、第2ピンチローラに対するキャプス
タンローラの前記インクリボンの前記巻き付け角が大き
くなるようにしたものである。
と前記印字記録手段との間に設けたリボン案内部は、移
動可能な凹状の基台部を設けるとともに、ローラ部材
が、該基台部の先端にそれぞれ軸支された一対の第2ピ
ンチローラと、該第2ピンチローラ間を結ぶ線と直交す
る線上に配設されたキャプスタンローラとからなり、基
台部を第2ピンチローラ間を結ぶ線と直交する方向に移
動することにより、第2ピンチローラに対するキャプス
タンローラの前記インクリボンの前記巻き付け角が大き
くなるようにしたものである。
【0017】また、第5の解決手段として、第2ピンチ
ローラは、基台部に弾性部材を介してキャプスタンロー
ラに対して弾接移動可能にそれぞれ設けられ、キャプス
タンローラの外周面に弾接する第2ピンチローラが弾性
部材の弾性付勢力に抗しながら互いに押し広げられるよ
うに移動可能にしたものである。
ローラは、基台部に弾性部材を介してキャプスタンロー
ラに対して弾接移動可能にそれぞれ設けられ、キャプス
タンローラの外周面に弾接する第2ピンチローラが弾性
部材の弾性付勢力に抗しながら互いに押し広げられるよ
うに移動可能にしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態である中間
転写方式の熱転写プリンタを図1乃至図5に基づいて以
下に説明する。図1は、この熱転写プリンタの全体概略
構成図である。図2、図3はリボンセット時の熱転写プ
リンタの送出し側リボン案内部の拡大平面図、側面図で
ある。図4、図5は印刷開始時の送出し側リボン案内部
の拡大平面図、側面図である。
転写方式の熱転写プリンタを図1乃至図5に基づいて以
下に説明する。図1は、この熱転写プリンタの全体概略
構成図である。図2、図3はリボンセット時の熱転写プ
リンタの送出し側リボン案内部の拡大平面図、側面図で
ある。図4、図5は印刷開始時の送出し側リボン案内部
の拡大平面図、側面図である。
【0019】図1に示すように、熱転写プリンタ10
は、プリンタ本体11の中央にサーマルヘッド12が設
けられ、このサーマルヘッド12が矢印A方向に圧接、
または離間する位置に正転または反転可能な中間転写ロ
ーラ(プラテンローラ)14が対向して設けられ、これ
らサーマルヘッド12及び中間転写ローラ14により第
1転写記録手段15を構成している。サーマルヘッド1
2と中間転写ローラ14との間にはインクリボン16と
中間転写体18とが挿通され、サーマルヘッド12が中
間転写ローラ14に圧接する際にこれらインクリボン1
6と中間転写体18が中間転写ローラ14の回転に応じ
て搬送されるようになっている。
は、プリンタ本体11の中央にサーマルヘッド12が設
けられ、このサーマルヘッド12が矢印A方向に圧接、
または離間する位置に正転または反転可能な中間転写ロ
ーラ(プラテンローラ)14が対向して設けられ、これ
らサーマルヘッド12及び中間転写ローラ14により第
1転写記録手段15を構成している。サーマルヘッド1
2と中間転写ローラ14との間にはインクリボン16と
中間転写体18とが挿通され、サーマルヘッド12が中
間転写ローラ14に圧接する際にこれらインクリボン1
6と中間転写体18が中間転写ローラ14の回転に応じ
て搬送されるようになっている。
【0020】上記中間転写体18は、樹脂製の強度及び
耐熱性が適度に備わった耐伸縮性のフィルムシートであ
って、被転写体70のほぼ同じ幅寸法を有する基材シー
トの一方の面に1次転写記録可能な1次転写記録層を剥
離可能に形成したものである。また、上記インクリボン
16は、その長手方向に所定の長さ寸法をもったY(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラッ
ク)の順に配置されたインク層を有する、いわゆるダン
ダラリボンである。
耐熱性が適度に備わった耐伸縮性のフィルムシートであ
って、被転写体70のほぼ同じ幅寸法を有する基材シー
トの一方の面に1次転写記録可能な1次転写記録層を剥
離可能に形成したものである。また、上記インクリボン
16は、その長手方向に所定の長さ寸法をもったY(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラッ
ク)の順に配置されたインク層を有する、いわゆるダン
ダラリボンである。
【0021】中間転写ローラ14は、図示しないステッ
ピングモータにより駆動されて所定の速度で回転するよ
うになっていて、サーマルヘッド12が中間転写ローラ
14から離間した状態で、中間転写体18とインクリボ
ン16の位置出しが行われるようになっている。
ピングモータにより駆動されて所定の速度で回転するよ
うになっていて、サーマルヘッド12が中間転写ローラ
14から離間した状態で、中間転写体18とインクリボ
ン16の位置出しが行われるようになっている。
【0022】このプリンタ本体11の図示上方側左右に
は、インクリボン走行機構として円筒状の送出しコア8
及び巻取りコア9がそれぞれ回転可能に配設されてい
る。また、送出しコア8と第1転写記録手段(印字記録
手段)15との間には、送出し側リボン案内部30が配
設されている。さらに、第1転写記録手段15と巻取り
コア9との間には、巻取り側リボン案内部40がそれぞ
れ配設されている。インクリボン16は送出しコア8に
巻回され、この送出しコア8から導出されたインクリボ
ン16の一部が、送出し側リボン案内部30を通って、
中間転写ローラ14及びサーマルヘッド12間にて中間
転写体18とともに挟持可能となり、その後巻取り側リ
ボン案内部40を通って巻取りコア9によって巻き取ら
れるようになっている。
は、インクリボン走行機構として円筒状の送出しコア8
及び巻取りコア9がそれぞれ回転可能に配設されてい
る。また、送出しコア8と第1転写記録手段(印字記録
手段)15との間には、送出し側リボン案内部30が配
設されている。さらに、第1転写記録手段15と巻取り
コア9との間には、巻取り側リボン案内部40がそれぞ
れ配設されている。インクリボン16は送出しコア8に
巻回され、この送出しコア8から導出されたインクリボ
ン16の一部が、送出し側リボン案内部30を通って、
中間転写ローラ14及びサーマルヘッド12間にて中間
転写体18とともに挟持可能となり、その後巻取り側リ
ボン案内部40を通って巻取りコア9によって巻き取ら
れるようになっている。
【0023】このプリンタ本体11の図示中央の左側に
は、供給ローラ20及び巻取りローラ22が配設されて
いて、これら供給ローラ20、巻取りローラ22に中間
転写体18の両端側がそれぞれ巻回されている。供給ロ
ーラ20は、中間転写ローラ14の正転方向(図示の時
計回り方向)の回転に応じて中間転写体18を搬送下流
側に送出しするとともに、中間転写ローラ14の反転に
応じて中間転写体18を一旦巻き戻すようになってい
る。巻取りローラ22は、後述する被転写体70に再転
写記録した後の中間転写体18を一定の速度で巻き取る
ようになっている。
は、供給ローラ20及び巻取りローラ22が配設されて
いて、これら供給ローラ20、巻取りローラ22に中間
転写体18の両端側がそれぞれ巻回されている。供給ロ
ーラ20は、中間転写ローラ14の正転方向(図示の時
計回り方向)の回転に応じて中間転写体18を搬送下流
側に送出しするとともに、中間転写ローラ14の反転に
応じて中間転写体18を一旦巻き戻すようになってい
る。巻取りローラ22は、後述する被転写体70に再転
写記録した後の中間転写体18を一定の速度で巻き取る
ようになっている。
【0024】次に、プリンタ本体11の図示中央の右側
には、バッファ機構部24が配設されている。このバッ
ファ機構部24は、一対の固定ローラ26と、これら固
定ローラ26間に配置され、図示の右方向(矢印B1方
向)に移動可能なテンションローラ28とから構成され
ている。
には、バッファ機構部24が配設されている。このバッ
ファ機構部24は、一対の固定ローラ26と、これら固
定ローラ26間に配置され、図示の右方向(矢印B1方
向)に移動可能なテンションローラ28とから構成され
ている。
【0025】テンションローラ28の外周には中間転写
体18が巻き付くようになっていて、図示しないコイル
ばねにより、中間転写体18に付与するテンションのバ
ランスが保たれている。また、中間転写体のバランスが
不均衡になった際には、バッファ機構部24内のテンシ
ョンローラ28の移動により中間転写体18へ付与され
るテンションが切り換わるようになっている。
体18が巻き付くようになっていて、図示しないコイル
ばねにより、中間転写体18に付与するテンションのバ
ランスが保たれている。また、中間転写体のバランスが
不均衡になった際には、バッファ機構部24内のテンシ
ョンローラ28の移動により中間転写体18へ付与され
るテンションが切り換わるようになっている。
【0026】次に、バッファ機構部24内に位置する中
間転写体18の搬送方向の下流側(図示の下側)には再
転写手段60が設けられている。この再転写手段は、回
転可能なプラテンローラ62と、このプラテンローラ6
2に対して矢印C方向へ圧接、または離間移動可能な再
転写ローラ64とを備えている。そして、再転写手段6
0へ1次転写記録を形成した中間転写体18が搬送さ
れ、この1次転写記録をICカードや厚みのある用紙な
どの被転写体70に2次転写(再転写)するようになっ
ている。
間転写体18の搬送方向の下流側(図示の下側)には再
転写手段60が設けられている。この再転写手段は、回
転可能なプラテンローラ62と、このプラテンローラ6
2に対して矢印C方向へ圧接、または離間移動可能な再
転写ローラ64とを備えている。そして、再転写手段6
0へ1次転写記録を形成した中間転写体18が搬送さ
れ、この1次転写記録をICカードや厚みのある用紙な
どの被転写体70に2次転写(再転写)するようになっ
ている。
【0027】プラテンローラ62は図示しないステッピ
ングモータにより駆動されて所定の速度で回転するよう
になっている。プラテンローラ62と再転写ローラ64
との間に被転写体70を矢印D方向へ搬送するための一
対の搬送ローラ66,66がこれらプラテンローラ62
と再転写ローラ64との挟持部分両側のプリンタ本体1
1に配設されている。
ングモータにより駆動されて所定の速度で回転するよう
になっている。プラテンローラ62と再転写ローラ64
との間に被転写体70を矢印D方向へ搬送するための一
対の搬送ローラ66,66がこれらプラテンローラ62
と再転写ローラ64との挟持部分両側のプリンタ本体1
1に配設されている。
【0028】次に、送出し側リボン案内部30を図2乃
至図5に基づいて詳述する。送出し側リボン案内部30
は、所定の間隔を持たせて配された一対の第1ピンチロ
ーラ31と、これら第1ピンチローラ31間に移動可能
に配されたテンションローラ32とからなる複数のロー
ラ部材を備えている。テンションローラ32は、回転軸
32aが基台部33に軸支して立設されていて、基台部
33の図示左右方向のスライド移動によってともに移動
可能となっている。また、一般にテンションローラ32
の外径寸法は第1ピンチローラ31の外径寸法よりも大
きくなっている。基台部33には、互いに対向する側面
部間を貫通する係合孔33aが形成されている。係合孔
33aの内壁面には螺旋状の凹状溝(図示せず)が形成
され、この凹状溝に沿ってスパイラルギア34が係合し
ている。スパイラルギア34の回転軸34aの両端が2
個の取付金具37を介してプリンタ本体11に軸支され
ている。
至図5に基づいて詳述する。送出し側リボン案内部30
は、所定の間隔を持たせて配された一対の第1ピンチロ
ーラ31と、これら第1ピンチローラ31間に移動可能
に配されたテンションローラ32とからなる複数のロー
ラ部材を備えている。テンションローラ32は、回転軸
32aが基台部33に軸支して立設されていて、基台部
33の図示左右方向のスライド移動によってともに移動
可能となっている。また、一般にテンションローラ32
の外径寸法は第1ピンチローラ31の外径寸法よりも大
きくなっている。基台部33には、互いに対向する側面
部間を貫通する係合孔33aが形成されている。係合孔
33aの内壁面には螺旋状の凹状溝(図示せず)が形成
され、この凹状溝に沿ってスパイラルギア34が係合し
ている。スパイラルギア34の回転軸34aの両端が2
個の取付金具37を介してプリンタ本体11に軸支され
ている。
【0029】スパイラルギア34の一端にはやや径寸法
の大きな第2ギア34bが一体形成されている。プリン
タ本体11には星型ギア35を介して第2ギア34bに
噛み合う駆動モータ36が取り付けられている。インク
リボン16の一部は、通常、一対の第1ピンチローラ3
1とテンションローラ32との間に配されている。印字
記録する際には、スパイラルギア34に係合する基台部
33が図2及び図3の左右方向にスライド移動すること
により、テンションローラ32と一対の第1ピンチロー
ラ31に掛け回しされ迂回されたインクリボン16が所
定の巻き付け角θで巻き付くようになっている。ここ
で、巻き付け角θは、テンションローラ32の外周面と
インクリボン16との巻き付け部分の両端側間の中心角
をいう。
の大きな第2ギア34bが一体形成されている。プリン
タ本体11には星型ギア35を介して第2ギア34bに
噛み合う駆動モータ36が取り付けられている。インク
リボン16の一部は、通常、一対の第1ピンチローラ3
1とテンションローラ32との間に配されている。印字
記録する際には、スパイラルギア34に係合する基台部
33が図2及び図3の左右方向にスライド移動すること
により、テンションローラ32と一対の第1ピンチロー
ラ31に掛け回しされ迂回されたインクリボン16が所
定の巻き付け角θで巻き付くようになっている。ここ
で、巻き付け角θは、テンションローラ32の外周面と
インクリボン16との巻き付け部分の両端側間の中心角
をいう。
【0030】次に、この熱転写プリンタ10の印字記録
の動作を図1乃至図5に基づいて説明する。先ず、印字
記録前の状態(初期状態)では、サーマルヘッド12は
中間転写ローラ14から離間している。図1乃至図3に
示すように、送出しコア8から導出されたインクリボン
16の一部は、リボン送り方向上流側の第1ピンチロー
ラ31を通った後、ほぼ直線状に配されていて、巻取り
側リボン案内部40を通過して後、巻取りコア9に向け
て折り曲げられている。バッファ機構部24では、一対
の固定ローラ26間のほぼ直線上にテンションローラ2
8が位置している。再転写ローラ64はプラテンローラ
62から離間している(図1の点線部分)。
の動作を図1乃至図5に基づいて説明する。先ず、印字
記録前の状態(初期状態)では、サーマルヘッド12は
中間転写ローラ14から離間している。図1乃至図3に
示すように、送出しコア8から導出されたインクリボン
16の一部は、リボン送り方向上流側の第1ピンチロー
ラ31を通った後、ほぼ直線状に配されていて、巻取り
側リボン案内部40を通過して後、巻取りコア9に向け
て折り曲げられている。バッファ機構部24では、一対
の固定ローラ26間のほぼ直線上にテンションローラ2
8が位置している。再転写ローラ64はプラテンローラ
62から離間している(図1の点線部分)。
【0031】次に、印字記録を開始するために、印字記
録データに応じて、サーマルヘッド12の図示しない発
熱体を選択的に発熱させ、インクリボン16と中間転写
体18とを介してサーマルヘッド12を中間転写ローラ
14に圧接させる。このとき、送出し側リボン機構部3
0では、図2及び図3に示す初期状態から、駆動モータ
36の駆動力によって星型ギア35、第2ギア34bを
介して、スパイラルギア34を回転させる。これによ
り、スパイラルギア34の外周面に係合する基台部33
がスパイラルギア34の回転軸34aの軸方向に沿って
図2及び図3の右方向に移動する。
録データに応じて、サーマルヘッド12の図示しない発
熱体を選択的に発熱させ、インクリボン16と中間転写
体18とを介してサーマルヘッド12を中間転写ローラ
14に圧接させる。このとき、送出し側リボン機構部3
0では、図2及び図3に示す初期状態から、駆動モータ
36の駆動力によって星型ギア35、第2ギア34bを
介して、スパイラルギア34を回転させる。これによ
り、スパイラルギア34の外周面に係合する基台部33
がスパイラルギア34の回転軸34aの軸方向に沿って
図2及び図3の右方向に移動する。
【0032】すると、初期状態では、一対の第1ピンチ
ローラ31間を結ぶ線とテンションローラ32間に配さ
れていたインクリボン16の一部は、図4及び図5に示
すように、テンションローラ32が図示右方向へ移動す
ることにより、一対の第1ピンチローラ31の外周面及
びテンションローラ32の外周面に巻き付くとととも
に、テンションローラ32へのインクリボン16の巻き
付け角θが生じる。この巻き付け角θがある一定以上
(約180度以上)となることにより、インクリボン1
6に所定のテンションが付与され、基台部33の一対の
第1ピンチローラ31間を結ぶ線と直交する方向への移
動が駆動モータ36の停止に合わせて止まる。
ローラ31間を結ぶ線とテンションローラ32間に配さ
れていたインクリボン16の一部は、図4及び図5に示
すように、テンションローラ32が図示右方向へ移動す
ることにより、一対の第1ピンチローラ31の外周面及
びテンションローラ32の外周面に巻き付くとととも
に、テンションローラ32へのインクリボン16の巻き
付け角θが生じる。この巻き付け角θがある一定以上
(約180度以上)となることにより、インクリボン1
6に所定のテンションが付与され、基台部33の一対の
第1ピンチローラ31間を結ぶ線と直交する方向への移
動が駆動モータ36の停止に合わせて止まる。
【0033】続いて、加熱された発熱体を有するサーマ
ルヘッド12が図示矢印A方向へ移動すると、位置出し
されたインクリボン16のインク、例えばY(イエロ
ー)が溶融して中間転写体18に1次転写記録される。
その後、インクリボン16が巻取りコア9の回転によっ
て巻き取られる。そして、1次転写記録された中間転写
体18は、図1に示す中間転写ローラ14が正転してバ
ッファ機構部24側へ搬送される。
ルヘッド12が図示矢印A方向へ移動すると、位置出し
されたインクリボン16のインク、例えばY(イエロ
ー)が溶融して中間転写体18に1次転写記録される。
その後、インクリボン16が巻取りコア9の回転によっ
て巻き取られる。そして、1次転写記録された中間転写
体18は、図1に示す中間転写ローラ14が正転してバ
ッファ機構部24側へ搬送される。
【0034】次に、巻取りコア9等の巻取りによって、
インクリボン16の所定幅のY(イエロー)インク層を
送り、次のM(マゼンタ)インクを既にY(イエロー)
で印字記録した中間転写体18に重ねるために、インク
リボン16の位置出しを行なうとともに、中間転写ロー
ラ14を一旦逆回転(図1の反時計回り方向)させ、バ
ッファ機構部24側へ送られた上記中間転写体18を巻
き戻す。
インクリボン16の所定幅のY(イエロー)インク層を
送り、次のM(マゼンタ)インクを既にY(イエロー)
で印字記録した中間転写体18に重ねるために、インク
リボン16の位置出しを行なうとともに、中間転写ロー
ラ14を一旦逆回転(図1の反時計回り方向)させ、バ
ッファ機構部24側へ送られた上記中間転写体18を巻
き戻す。
【0035】次に、位置出しされたM(マゼンタ)のイ
ンクを既にY(イエロー)で印刷記録した中間転写体1
8に重ねるようにして、サーマルヘッド12をこの中間
転写体18とM(マゼンタ)のインク層のインクリボン
16を挟んで中間転写ローラ14へ圧接し、このM(マ
ゼンタ)のインクを上述したY(イエロー)の1次印字
記録と同様に印字記録を行なう。このような動作手順
で、C(シアン)、K(ブラック)を順次印字記録して
中間転写体18の同一箇所にカラー印刷による1次印字
記録が完了する。
ンクを既にY(イエロー)で印刷記録した中間転写体1
8に重ねるようにして、サーマルヘッド12をこの中間
転写体18とM(マゼンタ)のインク層のインクリボン
16を挟んで中間転写ローラ14へ圧接し、このM(マ
ゼンタ)のインクを上述したY(イエロー)の1次印字
記録と同様に印字記録を行なう。このような動作手順
で、C(シアン)、K(ブラック)を順次印字記録して
中間転写体18の同一箇所にカラー印刷による1次印字
記録が完了する。
【0036】このバッファ機構部24内に中間転写体1
8が所定量確保されると、再転写手段60が再転写記録
の動作を開始する。先ず、ICカードなどの被転写体7
0が搬送ローラ66,66等によって、再転写ローラ6
4とプラテンローラ62との間に移動される。続いて、
プラテンローラ62に対して再転写ローラ64が移動
し、中間転写体18と被転写体70とを介して圧接す
る。そして、ヒータなどによって加熱された再転写ロー
ラ64によって被転写体70に1次転写記録が再転写さ
れる。
8が所定量確保されると、再転写手段60が再転写記録
の動作を開始する。先ず、ICカードなどの被転写体7
0が搬送ローラ66,66等によって、再転写ローラ6
4とプラテンローラ62との間に移動される。続いて、
プラテンローラ62に対して再転写ローラ64が移動
し、中間転写体18と被転写体70とを介して圧接す
る。そして、ヒータなどによって加熱された再転写ロー
ラ64によって被転写体70に1次転写記録が再転写さ
れる。
【0037】このように被転写体70への再転写は、中
間転写体18へY、M、C、Kのインクをそれぞれ重ね
た1次印字記録を再転写ローラ64で一度に再転写す
る。次に、再転写記録された被転写体70は、外部に排
出され、所定の再転写が終了した中間転写体18は巻取
りコーラ22に巻き取られていく。また、必要に応じて
被転写体70の上面及び下面の両面に再転写記録するよ
うにしても良い。
間転写体18へY、M、C、Kのインクをそれぞれ重ね
た1次印字記録を再転写ローラ64で一度に再転写す
る。次に、再転写記録された被転写体70は、外部に排
出され、所定の再転写が終了した中間転写体18は巻取
りコーラ22に巻き取られていく。また、必要に応じて
被転写体70の上面及び下面の両面に再転写記録するよ
うにしても良い。
【0038】次に、印字記録が終了したり、使用するイ
ンクリボン16がなくなってインクリボン16の交換を
行なうときには駆動モータ36が駆動して、スパイラル
ギア34が反転することにより、基台部33が図4及び
図5から図2及び図3に示す左方向にスライド移動し
て、インクリボン16へ付与されていたテンションが解
除される。そして、インクリボン16が初期状態のよう
に送り出しコア側リボン案内部30と巻取り側リボン案
内部40間では、何ら障害となる構成部材が位置しない
ので、インクリボン16の取り外し、取り付け作業が簡
単にし易くすることができる。
ンクリボン16がなくなってインクリボン16の交換を
行なうときには駆動モータ36が駆動して、スパイラル
ギア34が反転することにより、基台部33が図4及び
図5から図2及び図3に示す左方向にスライド移動し
て、インクリボン16へ付与されていたテンションが解
除される。そして、インクリボン16が初期状態のよう
に送り出しコア側リボン案内部30と巻取り側リボン案
内部40間では、何ら障害となる構成部材が位置しない
ので、インクリボン16の取り外し、取り付け作業が簡
単にし易くすることができる。
【0039】次に、図6乃至図12に基づいて、熱転写
プリンタ10の送出し側リボン案内部30の変形例を説
明する。図6に示すように、一対の第1ピンチローラ3
1は、プリンタ本体11に対してコイルばねに介して移
動可能となっていて、ローラ部材の1つであるテンショ
ンローラ32が第1ピンチローラ31に弾接する際に押
分けて移動できるようにしたことを特徴とする。
プリンタ10の送出し側リボン案内部30の変形例を説
明する。図6に示すように、一対の第1ピンチローラ3
1は、プリンタ本体11に対してコイルばねに介して移
動可能となっていて、ローラ部材の1つであるテンショ
ンローラ32が第1ピンチローラ31に弾接する際に押
分けて移動できるようにしたことを特徴とする。
【0040】図7及び図8に示すように、送出し側リボ
ン案内部30は、側面に湾曲面を持った基台部51と、
この湾曲面と反対側に取り付けたシャフト52と、シャ
フト52の外周に挿入可能なコイルばね53と、抜け止
め用のワッシャ54とを備えている。そして、L字状の
取り付け金具56に形成した孔部(図示せず)にシャフ
ト52を挿通して、シャフト52の先端に形成された切
り溝にワッシャ54を嵌めて、コイルばね53の弾性付
勢力によって図9の矢印S方向へ常に付勢されている。
そして、基台部51が外部から力を受けるときには、コ
イルばね53の弾性付勢力に抗して基台部51及びシャ
フト54が上記矢印S方向とは反対の方向(図10の矢
印T方向)へスライド移動するようになっている。
ン案内部30は、側面に湾曲面を持った基台部51と、
この湾曲面と反対側に取り付けたシャフト52と、シャ
フト52の外周に挿入可能なコイルばね53と、抜け止
め用のワッシャ54とを備えている。そして、L字状の
取り付け金具56に形成した孔部(図示せず)にシャフ
ト52を挿通して、シャフト52の先端に形成された切
り溝にワッシャ54を嵌めて、コイルばね53の弾性付
勢力によって図9の矢印S方向へ常に付勢されている。
そして、基台部51が外部から力を受けるときには、コ
イルばね53の弾性付勢力に抗して基台部51及びシャ
フト54が上記矢印S方向とは反対の方向(図10の矢
印T方向)へスライド移動するようになっている。
【0041】次に、この熱転写プリンタの送出しコア側
リボン案内部30の動作を説明すると、先ず初期状態で
は、図7及び図8に示すように、テンションローラ32
は、一対の第1ピンチローラ31から離れた位置にあ
る。インクリボン16は、一対の第1ピンチローラ31
間を結ぶ線と略平行に、且つ一対の第1ピンチローラ3
1とテンションローラ32との間に配されている。
リボン案内部30の動作を説明すると、先ず初期状態で
は、図7及び図8に示すように、テンションローラ32
は、一対の第1ピンチローラ31から離れた位置にあ
る。インクリボン16は、一対の第1ピンチローラ31
間を結ぶ線と略平行に、且つ一対の第1ピンチローラ3
1とテンションローラ32との間に配されている。
【0042】次に、図11及び図12に示すように、サ
ーマルヘッド12と中間転写ローラ14とによる1次転
写記録の動作を開始すると、駆動モータ36の駆動力に
よりスパイラルギア34が回転し、係合する基台部33
が図示右方向へ押分けて移動する。テンションローラ3
2の外径寸法よりも互いの距離寸法が短い第1ピンチロ
ーラ31間に、スパイラルギア34の回転に合わせて基
台部33が移動すると、テンションローラ32の外周面
に巻き付くインクリボン16が図示右方向へ引っ張られ
る。そして、一対の第1ピンチローラ31の外周面に弾
接させながら、テンションローラ32が移動すると、コ
イルばね38の弾性付勢力に抗しながら互いに離間する
方向(図11の矢印T方向)へ第1のピンチローラ31
が移動する。
ーマルヘッド12と中間転写ローラ14とによる1次転
写記録の動作を開始すると、駆動モータ36の駆動力に
よりスパイラルギア34が回転し、係合する基台部33
が図示右方向へ押分けて移動する。テンションローラ3
2の外径寸法よりも互いの距離寸法が短い第1ピンチロ
ーラ31間に、スパイラルギア34の回転に合わせて基
台部33が移動すると、テンションローラ32の外周面
に巻き付くインクリボン16が図示右方向へ引っ張られ
る。そして、一対の第1ピンチローラ31の外周面に弾
接させながら、テンションローラ32が移動すると、コ
イルばね38の弾性付勢力に抗しながら互いに離間する
方向(図11の矢印T方向)へ第1のピンチローラ31
が移動する。
【0043】スパイラルギア34が回転を続けると、基
台部33が図示右方向へさらに移動する。テンションロ
ーラ32の最大幅となる外径寸法部分が通過した後、一
対の第1ピンチローラ31は、コイルばね53のの弾性
付勢力によって、図13及び図14の矢印S方向へ移動
し、互いの距離寸法が狭くなり、元の状態に戻る。これ
によって、テンションローラ32の外周面に巻き付くイ
ンクリボン16が一対の第1ピンチローラ31によって
搬送方向が規制され、インクリボン16の巻き付け角θ
が約210度〜220度となる。よって、テンションロ
ーラ32に巻き付くインクリボン16には十分なグリッ
プ力が生じるので、スリップなどによる巻き乱れを防止
することができる。
台部33が図示右方向へさらに移動する。テンションロ
ーラ32の最大幅となる外径寸法部分が通過した後、一
対の第1ピンチローラ31は、コイルばね53のの弾性
付勢力によって、図13及び図14の矢印S方向へ移動
し、互いの距離寸法が狭くなり、元の状態に戻る。これ
によって、テンションローラ32の外周面に巻き付くイ
ンクリボン16が一対の第1ピンチローラ31によって
搬送方向が規制され、インクリボン16の巻き付け角θ
が約210度〜220度となる。よって、テンションロ
ーラ32に巻き付くインクリボン16には十分なグリッ
プ力が生じるので、スリップなどによる巻き乱れを防止
することができる。
【0044】次に、送出しコア8に巻回されたインクリ
ボン16の残量が少なくなる、いわゆるリボンエンドと
なって、インクリボン16を交換する場合には、図13
及び図14に示す、テンションローラ32へのインクリ
ボン16の巻き付け角θが180度以上となった状態か
ら、一対の第1ピンチローラ31間を押し広げるよう
に、テンションローラ32がスパイラルギア34の回転
に応じて元の図示左側の位置(図7及び図8参照)に戻
り、インクリボン16へのテンションローラ32による
巻き付けが解除される。こうして、インクリボン16の
掛け回しや迂回による巻き付けが制限されるので、プリ
ンタ本体11からインクリボン16を簡単に取り外しす
ることができる。なお、インクリボン16の所定の色の
インクを頭出しするときにおいても、上述したリボンエ
ンド時と同じようにテンションローラ32への巻き付け
を解除することができる。
ボン16の残量が少なくなる、いわゆるリボンエンドと
なって、インクリボン16を交換する場合には、図13
及び図14に示す、テンションローラ32へのインクリ
ボン16の巻き付け角θが180度以上となった状態か
ら、一対の第1ピンチローラ31間を押し広げるよう
に、テンションローラ32がスパイラルギア34の回転
に応じて元の図示左側の位置(図7及び図8参照)に戻
り、インクリボン16へのテンションローラ32による
巻き付けが解除される。こうして、インクリボン16の
掛け回しや迂回による巻き付けが制限されるので、プリ
ンタ本体11からインクリボン16を簡単に取り外しす
ることができる。なお、インクリボン16の所定の色の
インクを頭出しするときにおいても、上述したリボンエ
ンド時と同じようにテンションローラ32への巻き付け
を解除することができる。
【0045】次に、本発明の第2実施形態である中間転
写方式の熱転写プリンタを図15乃至図19に基づいて
以下に説明する。図15はこの熱転写プリンタの全体概
略構成図である。図16,図17はリボンセット時の熱
転写プリンタの巻取り側リボン案内部の拡大平面図、側
面図である。図18,図19は印刷開始時の送出し側リ
ボン案内部の拡大平面図、側面図である。なお、上述し
た第1実施形態の熱転写プリンタと同じ構成部材につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。
写方式の熱転写プリンタを図15乃至図19に基づいて
以下に説明する。図15はこの熱転写プリンタの全体概
略構成図である。図16,図17はリボンセット時の熱
転写プリンタの巻取り側リボン案内部の拡大平面図、側
面図である。図18,図19は印刷開始時の送出し側リ
ボン案内部の拡大平面図、側面図である。なお、上述し
た第1実施形態の熱転写プリンタと同じ構成部材につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。
【0046】この熱転写プリンタは、図15に示す巻取
り側リボン案内部40において、複数のローラ部材の1
つであるキャプスタンローラに対し、この両側に位置す
る、上記ローラ部材である一対の第2ピンチローラを移
動させることにより、キャプスタンローラへのインクリ
ボンの巻き付け角θを大きくするようにしたことを特徴
とするものである。
り側リボン案内部40において、複数のローラ部材の1
つであるキャプスタンローラに対し、この両側に位置す
る、上記ローラ部材である一対の第2ピンチローラを移
動させることにより、キャプスタンローラへのインクリ
ボンの巻き付け角θを大きくするようにしたことを特徴
とするものである。
【0047】図16乃至図19に基づいて、巻取り側リ
ボン案内部40を詳述すると、この巻取り側リボン案内
部40は、バー状の支持部材43aと、この支持部材4
3aの両端から一体に延設され、互いに対向配置された
一対のローラ取付部43bとからなる凹状の基台部43
を備えている。ローラ取付部43bの先端側上面には、
円柱状の第2ピンチローラ41がそれぞれ回転可能に軸
支されて設けられている。
ボン案内部40を詳述すると、この巻取り側リボン案内
部40は、バー状の支持部材43aと、この支持部材4
3aの両端から一体に延設され、互いに対向配置された
一対のローラ取付部43bとからなる凹状の基台部43
を備えている。ローラ取付部43bの先端側上面には、
円柱状の第2ピンチローラ41がそれぞれ回転可能に軸
支されて設けられている。
【0048】支持部材43aの中央側面には、内壁が螺
旋状をした孔部(図示せず)が貫通して形成されてい
て、この孔部には棒状のスパイラルギア44が係合して
いる。スパイラルギア44は、金属または樹脂製からな
らなり、回転軸44aを有し、外周面には螺旋状の溝
(図示せず)が形成されている。スパイラルギア44の
一端側には外径寸法よりも大きい径寸法となる第2ギア
44bが一体に設けられている。スパイラルギア44の
回転軸44aの両端がL字状の取付金具46によってプ
リンタ本体11に軸支されている。
旋状をした孔部(図示せず)が貫通して形成されてい
て、この孔部には棒状のスパイラルギア44が係合して
いる。スパイラルギア44は、金属または樹脂製からな
らなり、回転軸44aを有し、外周面には螺旋状の溝
(図示せず)が形成されている。スパイラルギア44の
一端側には外径寸法よりも大きい径寸法となる第2ギア
44bが一体に設けられている。スパイラルギア44の
回転軸44aの両端がL字状の取付金具46によってプ
リンタ本体11に軸支されている。
【0049】スパイラルギア44の第2ギア44bに
は、星形ギア35を介して駆動モータ36の回転軸36
aが噛み合っている。そして、駆動モータ36の駆動力
によって、回転軸36aが回転し、星形ギア35,第2
ギア44bを介してスパイラルギア44が回転すること
により、係合する基台部43がプリンタ本体11の上面
に沿って往復移動可能となっている。
は、星形ギア35を介して駆動モータ36の回転軸36
aが噛み合っている。そして、駆動モータ36の駆動力
によって、回転軸36aが回転し、星形ギア35,第2
ギア44bを介してスパイラルギア44が回転すること
により、係合する基台部43がプリンタ本体11の上面
に沿って往復移動可能となっている。
【0050】基台部43の支持部材43aと、ローラ取
付部43bとで囲まれたプリンタ本体11上には、円柱
状のキャプスタンローラ42が回転可能に軸支して設け
られている。なお、一般に、キャプスタンローラ42の
外径寸法は、第2ピンチローラ41の外径寸法よりも大
きくなっている。通常、インクリボン16の一部は、基
台部43上にて、一対の第2ピンチローラ41とキャプ
スタンローラ42間に配置されている。一対の第2ピン
チローラ41とキャプスタンローラ42とから巻取り側
リボン案内部40のローラ部材を構成している。
付部43bとで囲まれたプリンタ本体11上には、円柱
状のキャプスタンローラ42が回転可能に軸支して設け
られている。なお、一般に、キャプスタンローラ42の
外径寸法は、第2ピンチローラ41の外径寸法よりも大
きくなっている。通常、インクリボン16の一部は、基
台部43上にて、一対の第2ピンチローラ41とキャプ
スタンローラ42間に配置されている。一対の第2ピン
チローラ41とキャプスタンローラ42とから巻取り側
リボン案内部40のローラ部材を構成している。
【0051】次に、この熱転写プリンタの巻取り側リボ
ン案内部40の動作を説明すると、先ず印刷記録前の状
態(初期状態)では、図16及び図17に示すように、
基台部43が図示左側に位置しているインクリボン16
には第2ピンチローラ41及びキャプスタンローラ42
からの外力は何ら加えられてはいない。
ン案内部40の動作を説明すると、先ず印刷記録前の状
態(初期状態)では、図16及び図17に示すように、
基台部43が図示左側に位置しているインクリボン16
には第2ピンチローラ41及びキャプスタンローラ42
からの外力は何ら加えられてはいない。
【0052】次に、この状態から印字記録開始時には、
駆動モータ36の駆動力によって、回転軸36a、星形
ギア35,第2ギア44bを介してスパイラルギア44
が回転する。スパイラルギア44の回転に合わせて、ス
パイラルギア44に係合する基台部43が図示左側から
右側へ移動すると、一対の第2ピンチローラ41の外周
面にインクリボン16が巻き付く。そして、第2ピンチ
ローラ41によってインクリボン16が引っ張られると
ともに、一対の第2ピンチローラ41間を結ぶ線上にキ
ャプスタンローラ42がほぼ位置して、キャプスタンロ
ーラ42の外周面にインクリボン16が所定のテンショ
ンにて巻き付く。こうして、ある所定範囲の巻き付け角
θで巻き付くとき、駆動モータ36の駆動力を停止し
て、基台部43のスライド移動を停止する。よって、イ
ンクリボン16に付与されるテンションがほぼ一定とす
ることができる。
駆動モータ36の駆動力によって、回転軸36a、星形
ギア35,第2ギア44bを介してスパイラルギア44
が回転する。スパイラルギア44の回転に合わせて、ス
パイラルギア44に係合する基台部43が図示左側から
右側へ移動すると、一対の第2ピンチローラ41の外周
面にインクリボン16が巻き付く。そして、第2ピンチ
ローラ41によってインクリボン16が引っ張られると
ともに、一対の第2ピンチローラ41間を結ぶ線上にキ
ャプスタンローラ42がほぼ位置して、キャプスタンロ
ーラ42の外周面にインクリボン16が所定のテンショ
ンにて巻き付く。こうして、ある所定範囲の巻き付け角
θで巻き付くとき、駆動モータ36の駆動力を停止し
て、基台部43のスライド移動を停止する。よって、イ
ンクリボン16に付与されるテンションがほぼ一定とす
ることができる。
【0053】なお、リボンエンド時では、図18及び図
19から図16及び図17へ基台部43が元の状態に移
動させることにより、インクリボン16へ付与するテン
ションが解除され、それとともに、インクリボン16の
掛け回しや迂回がなくなりほぼ一直線上となるので、イ
ンクリボン16の交換がし易いようになっている。
19から図16及び図17へ基台部43が元の状態に移
動させることにより、インクリボン16へ付与するテン
ションが解除され、それとともに、インクリボン16の
掛け回しや迂回がなくなりほぼ一直線上となるので、イ
ンクリボン16の交換がし易いようになっている。
【0054】このように構成された巻取り側リボン案内
部40は、インクリボン16の交換時などで、単にイン
クリボン16をまっすぐにセットすればよく、その装着
を簡単に行うことができる。また、インクリボン16へ
の巻取り側の所望のテンションを第2ピンチローラ41
が移動することにより、最適な状態に設定できるので、
サーマルヘッド12と中間転写ローラ間で印字記録する
際に、インクリボン16に起因する転写不良の現象を防
止することができる。
部40は、インクリボン16の交換時などで、単にイン
クリボン16をまっすぐにセットすればよく、その装着
を簡単に行うことができる。また、インクリボン16へ
の巻取り側の所望のテンションを第2ピンチローラ41
が移動することにより、最適な状態に設定できるので、
サーマルヘッド12と中間転写ローラ間で印字記録する
際に、インクリボン16に起因する転写不良の現象を防
止することができる。
【0055】次に、第2実施形態の熱転写プリンタの変
形例を説明すると、基台部43に軸支された一対の第2
ピンチローラ41を、図示しないコイルばねなどの弾性
部材を介してキャプスタンローラ42側へ移動可能にそ
れぞれ設けるものである。なお、第2ピンチローラ41
が弾性部材の弾性付勢力に抗しながらキャプスタンロー
ラ42の外周面に弾接して互いに押し広がる方向に移動
するようにしても良い。
形例を説明すると、基台部43に軸支された一対の第2
ピンチローラ41を、図示しないコイルばねなどの弾性
部材を介してキャプスタンローラ42側へ移動可能にそ
れぞれ設けるものである。なお、第2ピンチローラ41
が弾性部材の弾性付勢力に抗しながらキャプスタンロー
ラ42の外周面に弾接して互いに押し広がる方向に移動
するようにしても良い。
【0056】このとき、キャプスタンローラ42の外周
面に弾接するインクリボン16は、第2ピンチローラ4
1のキャプスタンローラ42に弾接しながら、回転する
ことにより、必要以上にテンションが加わらずに、スム
ーズに所定の巻き付け角θとなるように移行することが
できる。
面に弾接するインクリボン16は、第2ピンチローラ4
1のキャプスタンローラ42に弾接しながら、回転する
ことにより、必要以上にテンションが加わらずに、スム
ーズに所定の巻き付け角θとなるように移行することが
できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱転写プ
リンタは、回転可能な送出しコア及び巻取りコアを設
け、送出しコアに巻回されて一部が巻取りコアに巻取り
可能なインクリボンを設けて、印字記録データに応じて
インクリボンのインクを部分的に溶融可能なサーマルヘ
ッドと、該サーマルヘッドの圧接によって介在する印字
記録媒体に印字記録するためのプラテンローラと、を備
えた印字記録手段を設けて、インクリボンの搬送方向で
あって、送出しコア及び/又は巻取りコアと印字記録手
段との間にリボン案内部を設けて、該リボン案内部に複
数のローラ部材を有し、該ローラ部材の外周面に巻き付
けするインクリボンの巻き付け角を大きくする方へ該ロ
ーラ部材のいずれかを移動可能にしたことにより、イン
クリボンへの所定のテンションを確保するための十分な
巻き付け量を確保することができるとともに、印字記録
以外でのインクリボン動作時にリボン案内部がインクリ
ボンから離間しているので、インクリボンを簡単に取り
付けまたは取り外しすることができる。
リンタは、回転可能な送出しコア及び巻取りコアを設
け、送出しコアに巻回されて一部が巻取りコアに巻取り
可能なインクリボンを設けて、印字記録データに応じて
インクリボンのインクを部分的に溶融可能なサーマルヘ
ッドと、該サーマルヘッドの圧接によって介在する印字
記録媒体に印字記録するためのプラテンローラと、を備
えた印字記録手段を設けて、インクリボンの搬送方向で
あって、送出しコア及び/又は巻取りコアと印字記録手
段との間にリボン案内部を設けて、該リボン案内部に複
数のローラ部材を有し、該ローラ部材の外周面に巻き付
けするインクリボンの巻き付け角を大きくする方へ該ロ
ーラ部材のいずれかを移動可能にしたことにより、イン
クリボンへの所定のテンションを確保するための十分な
巻き付け量を確保することができるとともに、印字記録
以外でのインクリボン動作時にリボン案内部がインクリ
ボンから離間しているので、インクリボンを簡単に取り
付けまたは取り外しすることができる。
【0058】また、送出しコアと印字記録手段との間に
設けたリボン案内部は、ローラ部材が、一対の第1ピン
チローラと、これら第1ピンチローラ間に移動可能に配
されたテンションローラとからなり、このテンションロ
ーラが第1ピンチローラ間を結ぶ線と直交する方向に移
動するようにしたことにより、テンションローラの外周
面に巻き付くインクリボンへ付与されるテンションが一
対の第1ピンチローラにてその両端を規制しながらスム
ーズに移動させることができる。特に、インクリボンの
所定の色のインクの頭出しの際に、その位置ずれを防止
することができる。
設けたリボン案内部は、ローラ部材が、一対の第1ピン
チローラと、これら第1ピンチローラ間に移動可能に配
されたテンションローラとからなり、このテンションロ
ーラが第1ピンチローラ間を結ぶ線と直交する方向に移
動するようにしたことにより、テンションローラの外周
面に巻き付くインクリボンへ付与されるテンションが一
対の第1ピンチローラにてその両端を規制しながらスム
ーズに移動させることができる。特に、インクリボンの
所定の色のインクの頭出しの際に、その位置ずれを防止
することができる。
【0059】また、一対の第1ピンチローラは、弾性部
材を介してテンションローラに対して弾接移動可能にそ
れぞれ設けられ、テンションローラは、外周面に弾接す
る第1ピンチローラが弾性部材の弾性付勢力に抗しなが
ら互いに押し広げられるようにそれぞれ移動可能にした
ことにより、テンションローラの外周面に弾接する第1
ピンチローラが回転しながら巻き付くインクリボンの位
置を規制するので、テンションローラをインクリボンと
ともにスムーズに移動させることができ、しかも位置ず
れを防止することができる。
材を介してテンションローラに対して弾接移動可能にそ
れぞれ設けられ、テンションローラは、外周面に弾接す
る第1ピンチローラが弾性部材の弾性付勢力に抗しなが
ら互いに押し広げられるようにそれぞれ移動可能にした
ことにより、テンションローラの外周面に弾接する第1
ピンチローラが回転しながら巻き付くインクリボンの位
置を規制するので、テンションローラをインクリボンと
ともにスムーズに移動させることができ、しかも位置ず
れを防止することができる。
【0060】また、巻取りコアと印字記録手段との間に
設けたリボン案内部は、移動可能な凹状の基台部を設
け、ローラ部材が、該基台部の先端にそれぞれ軸支され
た一対の第2ピンチローラと、該第2ピンチローラ間を
結ぶ線と直交する線上に配設されたキャプスタンローラ
とからなり、基台部を第2ピンチローラ間を結ぶ線と直
交する方向に移動することにより、第2ピンチローラに
対するキャプスタンローラのインクリボンの巻き付け角
が大きくなるようにしたことにより、第2ピンチローラ
及びキャプスタンローラに掛け回して配されたインクリ
ボンに所定のテンションが付与された状態とされ、しか
もキャプスタンローラは第2ピンチローラに対してイン
クリボンの十分な巻き付け量を確保することができる。
さらに、インクリボンの斜行やスリップを防止すること
ができ、安定してインクリボンの巻取りを行なうことが
できる。
設けたリボン案内部は、移動可能な凹状の基台部を設
け、ローラ部材が、該基台部の先端にそれぞれ軸支され
た一対の第2ピンチローラと、該第2ピンチローラ間を
結ぶ線と直交する線上に配設されたキャプスタンローラ
とからなり、基台部を第2ピンチローラ間を結ぶ線と直
交する方向に移動することにより、第2ピンチローラに
対するキャプスタンローラのインクリボンの巻き付け角
が大きくなるようにしたことにより、第2ピンチローラ
及びキャプスタンローラに掛け回して配されたインクリ
ボンに所定のテンションが付与された状態とされ、しか
もキャプスタンローラは第2ピンチローラに対してイン
クリボンの十分な巻き付け量を確保することができる。
さらに、インクリボンの斜行やスリップを防止すること
ができ、安定してインクリボンの巻取りを行なうことが
できる。
【0061】また、第2ピンチローラは、基台部に弾性
部材を介してキャプスタンローラに対して弾接移動可能
にそれぞれ設けられ、キャプスタンローラの外周面に弾
接する第2ピンチローラが弾性部材の弾性付勢力に抗し
ながら互いに押し広げられるように移動可能にしたこと
により、キャプスタンローラの外周面に弾接する第2ピ
ンチローラが回転することにより、インクリボンに余分
なテンションが加わらずに、スムーズに所定の巻き付け
角θとなるようにキャプスタンローラを移行させること
ができる。
部材を介してキャプスタンローラに対して弾接移動可能
にそれぞれ設けられ、キャプスタンローラの外周面に弾
接する第2ピンチローラが弾性部材の弾性付勢力に抗し
ながら互いに押し広げられるように移動可能にしたこと
により、キャプスタンローラの外周面に弾接する第2ピ
ンチローラが回転することにより、インクリボンに余分
なテンションが加わらずに、スムーズに所定の巻き付け
角θとなるようにキャプスタンローラを移行させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である熱転写プリンタの
全体構成概略図である。
全体構成概略図である。
【図2】上記熱転写プリンタのインクリボンセット時に
おける、送出し側リボン案内部の平面図である。
おける、送出し側リボン案内部の平面図である。
【図3】上記熱転写プリンタのインクリボンセット時に
おける、送出し側リボン案内部の側面図である。
おける、送出し側リボン案内部の側面図である。
【図4】上記熱転写プリンタの印刷開始時における、送
出し側リボン案内部の平面図である。
出し側リボン案内部の平面図である。
【図5】上記熱転写プリンタの印刷開始時における、送
出し側リボン案内部の側面図である。
出し側リボン案内部の側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態の変形例である熱転写プ
リンタの全体構成概略図である。
リンタの全体構成概略図である。
【図7】図6に示す熱転写プリンタのインクリボンセッ
ト時における、送出し側リボン案内部の平面図である。
ト時における、送出し側リボン案内部の平面図である。
【図8】図6に示す熱転写プリンタのインクリボンセッ
ト時における、送出し側リボン案内部の側面図である。
ト時における、送出し側リボン案内部の側面図である。
【図9】図6に示す熱転写プリンタにおける、送出し側
リボン案内部の要部拡大平面図である。
リボン案内部の要部拡大平面図である。
【図10】図6に示す熱転写プリンタにおける、送出し
側リボン案内部の要部拡大平面図である。
側リボン案内部の要部拡大平面図である。
【図11】図6に示す熱転写プリンタの印刷開始時の初
期段階における、送出し側リボン案内部の平面図であ
る。
期段階における、送出し側リボン案内部の平面図であ
る。
【図12】図6に示す熱転写プリンタの印刷開始時の初
期段階における、送出し側リボン案内部の側面図であ
る。
期段階における、送出し側リボン案内部の側面図であ
る。
【図13】図6に示す熱転写プリンタの印刷開始時の進
行段階における、送出し側リボン案内部の平面図であ
る。
行段階における、送出し側リボン案内部の平面図であ
る。
【図14】図6に示す熱転写プリンタの印刷開始時の進
行段階における、送出し側リボン案内部の側面図であ
る。
行段階における、送出し側リボン案内部の側面図であ
る。
【図15】本発明の第2実施形態である熱転写プリンタ
の全体構成概略図である。
の全体構成概略図である。
【図16】上記熱転写プリンタのインクリボンセット時
における、巻取り側リボン案内部の平面図である。
における、巻取り側リボン案内部の平面図である。
【図17】上記熱転写プリンタのインクリボンセット時
における、巻取り側リボン案内部の側面図である。
における、巻取り側リボン案内部の側面図である。
【図18】上記熱転写プリンタの印刷開始時における、
巻取り側リボン案内部の平面図である。
巻取り側リボン案内部の平面図である。
【図19】上記熱転写プリンタの印刷開始時における、
巻取り側リボン案内部の側面図である。
巻取り側リボン案内部の側面図である。
【図20】従来の熱転写プリンタの全体構成概略図であ
る。
る。
10 熱転写プリンタ
8 送出しコア
9 巻取りコア
12 サーマルヘッド
14 中間転写ローラ(プラテンローラ)
15 第1転写記録手段(印字記録手段)
16 インクリボン
18 中間転写体(印字記録媒体)
30 送出し側リボン案内部(リボン案内部)
31 第1ピンチローラ(ローラ部材)
32 テンションローラ(ローラ部材)
38 コイルばね(弾性部材)
40 巻取り側リボン案内部(リボン案内部)
41 第2ピンチローラ(ローラ部材)
43 基台部
42 キャプスタンローラ(ローラ部材)
Claims (5)
- 【請求項1】 回転可能な送出しコア及び巻取りコアを
設け、前記送出しコアに巻回されて一部が前記巻取りコ
アに巻取り可能なインクリボンを設けて、印字記録デー
タに応じて前記インクリボンのインクを部分的に溶融可
能なサーマルヘッドと、該サーマルヘッドの圧接によっ
て介在する印字記録媒体に印字記録するためのプラテン
ローラと、を備えた印字記録手段を設けて、 前記インクリボンの搬送方向であって、前記送出しコア
及び/又は巻取りコアと前記印字記録手段との間にリボ
ン案内部を設けて、該リボン案内部に複数のローラ部材
を有し、該ローラ部材の外周面に巻き付けする前記イン
クリボンの巻き付け角を大きくする方へ該ローラ部材の
いずれかを移動可能にしたことを特徴とする熱転写プリ
ンタ。 - 【請求項2】 前記送出しコアと前記印字記録手段との
間に設けた前記リボン案内部は、前記ローラ部材が、一
対の第1ピンチローラと、これら第1ピンチローラ間に
移動可能に配されたテンションローラとからなる前記ロ
ーラ部材を有し、該テンションローラが前記第1ピンチ
ローラ間を結ぶ線と直交する方向に移動するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。 - 【請求項3】 前記一対の第1ピンチローラは、弾性部
材を介して前記テンションローラに対して弾接移動可能
にそれぞれ設けられ、前記テンションローラは、該テン
ションローラの外周面に弾接する前記第1ピンチローラ
が前記弾性部材の弾性付勢力に抗しながら互いに押し広
げられるようにそれぞれ移動可能にしたことを特徴とす
る請求項2に記載の熱転写プリンタ。 - 【請求項4】 前記巻取りコアと前記印字記録手段との
間に設けた前記リボン案内部は、移動可能な凹状の基台
部を設けるとともに、該基台部の先端にそれぞれ軸支さ
れた一対の第2ピンチローラと、該第2ピンチローラ間
を結ぶ線と直交する線上に配設されたキャプスタンロー
ラとからなる前記ローラ部材を有し、前記基台部を前記
第2ピンチローラ間を結ぶ線と直交する方向に移動する
ことにより、前記第2ピンチローラに対する前記キャプ
スタンローラの前記インクリボンの前記巻き付け角が大
きくなるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
熱転写プリンタ。 - 【請求項5】 前記第2ピンチローラは、前記基台部に
弾性部材を介して前記キャプスタンローラに対して弾接
移動可能にそれぞれ設けられ、前記キャプスタンローラ
の外周面に弾接する前記第2ピンチローラが前記弾性部
材の弾性付勢力に抗しながら互いに押し広げられるよう
に移動可能にしたことを特徴とする請求項4に記載の熱
転写プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047610A JP2003246110A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047610A JP2003246110A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246110A true JP2003246110A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28660626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002047610A Withdrawn JP2003246110A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246110A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2478725A (en) * | 2010-03-16 | 2011-09-21 | Markem Imaje Ltd | Tape printer having movable guide member to adjust ribbon tension |
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002047610A patent/JP2003246110A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2478725A (en) * | 2010-03-16 | 2011-09-21 | Markem Imaje Ltd | Tape printer having movable guide member to adjust ribbon tension |
CN102834272A (zh) * | 2010-03-16 | 2012-12-19 | 马肯-依玛士有限公司 | 打印装置和打印方法 |
JP2013522082A (ja) * | 2010-03-16 | 2013-06-13 | マーケム−イマージュ・リミテッド | 印刷装置及び印刷方法 |
US8801306B2 (en) | 2010-03-16 | 2014-08-12 | Markem-Imaje Industries Limited | Printing apparatus and method of printing with ribbon tension adjustment using movable ribbon guide members |
CN102834272B (zh) * | 2010-03-16 | 2015-12-16 | 马肯-依玛士实业有限公司 | 打印装置和打印方法 |
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