JP2003245903A - 携帯用電気カッタの傾斜切断ガイド - Google Patents

携帯用電気カッタの傾斜切断ガイド

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JP2003245903A
JP2003245903A JP2002046458A JP2002046458A JP2003245903A JP 2003245903 A JP2003245903 A JP 2003245903A JP 2002046458 A JP2002046458 A JP 2002046458A JP 2002046458 A JP2002046458 A JP 2002046458A JP 2003245903 A JP2003245903 A JP 2003245903A
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JP
Japan
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guide
base
portable electric
electric cutter
inclined cutting
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Application number
JP2002046458A
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English (en)
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Hiroyuki Saito
博幸 斉藤
Seiji Akiba
誠二 秋葉
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、携帯用電気カッタのガイドに関す
るものであり、その目的は携帯用電気カッタの傾斜切断
であり、ベース底面に着脱可能なガイドを配設したこと
により被削材の傾斜切断が精度良く行なえ、操作性、作
業性に優れた傾斜切断作業を提供することにある。 【解決手段】 ガイド面9cもしくはガイド面9a、9
b、9cを有するガイド部9をガイドフック部9dとフ
ック11でベース3の両端部に引っ掛け、スリーブ12
とスプリングワッシャ13を介在したボルト(B)10
で携帯用電気カッタのベース底面3aに固着させること
により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電気カッタ
に着脱可能で、携帯用電気カッタによる傾斜切りを容易
とする携帯用電気カッタの傾斜切断ガイドに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用電気カッタの一例を図4、
図5を用いて説明する。図4は従来の携帯用電気カッタ
の一切断作業状態を示す正面図であり、図5は従来の携
帯用電気カッタの他の切断作業状態を示す側面図であ
る。
【0003】図4のように、一般に携帯用電気カッタに
より被削材7を切断する場合は、ベース3底面を被削材
7上に載置し、ベース3底面が被削材7の案内面7a上
を摺動するように切断作業を行うものである。
【0004】回転刃物であるカッタ4とベース3底面と
の角度が図4に示すようにほぼ直角である場合、被切断
材7を案内面7aに対してほぼ直角に切断することがで
きる。
【0005】なお、図5に示すように携帯用電気カッタ
には、カッタ5とベース3底面との角度を設定可能なな
ようにベース3を本体ハウジング1に回転可能に取付け
た構造、すなわち傾斜切り機能付の携帯用電気カッタも
あり、このような携帯用電気カッタの場合、図5に示す
ように被削材7の案内面7aに対して90°以外の角度
(特に45°が多い)に設定して被削材7を切断するこ
とが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯用電気カッ
タでは、傾斜切り機能がついてない、すなわちベース3
底面とカッタ4との角度が所定角(直角)に固定されで
本体ハウジング1に対してベース3を回動させることが
できないタイプでは、傾斜機構付ベース5を有する携帯
用電気カッタの場合、切断カッタ4と傾斜機構付ベース
5とのなす角θ1を変えられるように傾斜機構付ベース
5自体をギヤカバー2に回動自在に取りつけてあり、切
断カッタ4と傾斜機構付ベース5とのなす角θ1を調整
してボルト(A)6により角度θ1を固定してから被削
材7を傾斜切断する。この時、被削材7を平置きして切
断作業を行うと切断カッタ4による切断状況が非常に見
ずらく操作性、作業性の良い傾斜切断を行う事は非常に
困難である。また、図5のように被削材7を縦置きして
切断作業を行うと携帯用電気カッタ本体の重さで切断作
業が安定せず、精度良く傾斜切断するのは非常に困難な
作業であった。
【0007】また、傾斜機構付ベース5を備えていない
携帯用電気カッタの場合で、被削材7の切断部を案内面
7aに対して90°以外の角度(特に45°が多い)に
切断する際には、一般に切断カッタ4による切断状況を
見やすくするため被削材7を縦に固定して置き、ベース
3を被削材7に押し当てることなく携帯用電気カッタ本
体を宙に浮かせたまま手で保持しながら切断作業を行
う。この場合も、携帯用電気カッタ本体の重さで切断作
業が安定せず、精度良く傾斜切断するのは非常に困難な
作業であった。
【0008】従来の携帯用電気カッタによる被削材7の
傾斜切断(案内面7aに対して45°が特に多い)は、
切断カッタ4による切断状況を見やすくするため被削材
7を縦に固定して置き、ベース3を被削材7に押し当て
ることなく携帯用電気カッタ本体を宙に浮かせたまま手
で保持しながら切断作業を行う。また、傾斜機構付ベー
ス5を有する携帯用電気カッタの場合でも、切断カッタ
4による切断状況を見やすくするため被削材7を縦に固
定して置き切断作業を行なうが、この時携帯用電気カッ
タ本体の重さで切断作業が安定せず、精度良く傾斜切断
するのは非常に困難な作業であった。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し精度の
高い切断を行い、操作性、作業性の良い携帯用電気カッ
タの傾斜切断ガイドを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベース3に
対してある一定の角度θ3、θ4を持たせたガイド面9
a、9bと9cのなす角θ2を90°に成形したガイド
部9を持つ傾斜切断ガイド8をベース3の底部3aに固
着させる事により達成される。また、傾斜機構付ベース
5を有しない携帯用電気カッタに取り付ける場合はガイ
ド面9a、9bがなくとも傾斜切断ガイド8がない状態
に比べればそれ以上のレベルで上記目的は達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明携帯用電気カッタの傾斜切
断ガイドの一実施形態を図1〜図3を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明の携帯用電気カッタの傾斜
切断ガイド8を取り付けての切断作業前面図である。図
2は、本発明の携帯用電気カッタの傾斜切断ガイド8を
取り付けた正面図である。図3は、本発明の携帯用電気
カッタの傾斜切断ガイド8の斜視図である。
【0013】傾斜切断ガイド8は、図1〜図3に示すよ
うに3つのガイド面9a、9b、9cとフック部9dか
らなるガイド部9とボルト(B)10、フック11とス
リーブ12、スプリングワッシャ13で構成されてい
る。ガイド面9a、9bと9cのなす角θ2は必ず90
°でありガイド面9a、9bは被削材7の案内面7bに
接触しており、ガイド面9cは被削材7の案内面7aに
接触している。ベース3とガイド面9a、9bおよび9
cとのなす角θ3、θ4は普通45°であるが、この角
度θ3、θ4を変える事により切断面の傾斜角度を変え
ることが出来る。また、傾斜切断ガイド8は、ボルト
(B)10を締め付けることによりベース3に固着し、
ボルト(B)10を緩めることにより簡単にベース3か
ら取り外すことができる。この様にベース3に固着され
た状態の傾斜切断ガイド8のガイド部9のガイド面9
a、9b、9cを被削材7の案内面7a、7b上を摺動
させる事により被削材7の傾斜切断が可能となり、ま
た、携帯用電気カッタ本体の重みを手で支えることなく
精度良くそして操作性、作業性に優れた傾斜切断作業が
可能となる。また、傾斜機構付ベース5を有しない携帯
用電気カッタに取り付ける場合、ガイド部9のガイド面
9a、9bがなくとも傾斜切断ガイド8がない状態に比
べればそれ以上のレベルで操作性、作業性に優れた傾斜
切断作業が可能となる。また、傾斜切断ガイド8のベー
ス3への取り付け位置を微妙に変えることにより被削材
7の切断面7cの位置を変えることが出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、携帯用電気カッタの傾
斜切断ガイドにより被削材の1面もしくは2面を案内面
として傾斜切断を行えるようガイドを配設したので、被
削材を精度良くそして操作性、作業性に優れた傾斜切断
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明傾斜切断ガイドの一実施形態を備えた携
帯用電気カッタの一作業状態を示す側面図。
【図2】本発明傾斜切断ガイドの一実施形態を備えた携
帯用電気カッタの一実施形態を示す正面図。
【図3】本発明傾斜切断ガイドの一実施形態を示す斜視
図。
【図4】従来の携帯用電気カッタの一作業状態を示す正
面図。
【図5】従来の携帯用電気カッタの一作業状態を示す側
面図。
【符号の説明】
1はハウジング、2はギヤカバー、3はベース、3aは
ベース底部、4は切断カッタ、5は傾斜機構付ベース、
6はボルト(A)、7は被削材、7a・7bは被削材の
案内面、7cは被削材の切断面、8は傾斜切断ガイド、
9はガイド部、9a、9b、9cはガイド部のガイド
面、9dはガイド部のフック部、10はボルト(B)、
11はフック、12はスリーブ、13はスプリングワッ
シャー、θ1は切断カッタ4とベース3または傾斜機構
付ベース5とのなす角度、θ2はガイド面9a、9bと
ガイド面9cとのなす角度、θ3はベース3とガイド面
9aとのなす角度、θ4はベース3とガイド面9bとの
なす角度である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用の電動機を内蔵したハウジング
    と、前記電動機により駆動される回転刃物と、前記ハウ
    ジング下方に取付けられ前記回転刃物の回転方向に直行
    する方向に延びる底面を有し、前記回転刃物の下方部を
    前記底面より突出可能なベースと、前記ハウジングに取
    付けられ前記ベースより上方に位置する前記回転刃物の
    一部外周を覆うギヤカバーとを有する携帯用電気カッタ
    の前記ベースに着脱可能で、前記ベース底面と面接触可
    能なベース部を有すると共に、前記ベース部の前記ベー
    ス底面と接触可能な面と所定の角度を有するガイド面を
    有することを特徴とした携帯用電気カッタの傾斜切断ガ
    イド。
  2. 【請求項2】 前記ベースの切断方向両端部に係合可能
    な一対の係合部を有し、前記係合部間の切断方向におけ
    る寸法を伸縮自在な構成としたことを特徴とする請求項
    1記載の携帯用電気カッタの傾斜切断ガイド。
  3. 【請求項3】 前記一方の係合部を前記ベース部に固定
    すると共に、前記他方の係合部を前記ベース部にネジ嵌
    合されたボルト上に位置させ、前記他方の係合部と当接
    可能なスリーブを前記ボルト上に軸方向移動が規制され
    るよう、かつ前記他方の係合部よりも前記ベース部から
    離れる位置にさせたことを特徴とする請求項2記載の携
    帯用電気カッタの傾斜切りガイド。
  4. 【請求項4】 前記ベース部に前記ガイド部と直角の角
    度を成す面を有する第2ガイド部を設けたことを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれか記載の携帯用電気カ
    ッタの傾斜切りガイド。
  5. 【請求項5】 前記ベース部の前記ベース底面と接触可
    能な面と前記ガイド部との角度を45°としたことを特
    徴とする請求項1〜請求項4のいずれか記載の携帯用電
    気カッタの傾斜切りガイド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200029143A (ko) * 2018-09-10 2020-03-18 한국패션산업연구원 무선 전동 재단기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200029143A (ko) * 2018-09-10 2020-03-18 한국패션산업연구원 무선 전동 재단기
KR102117360B1 (ko) 2018-09-10 2020-06-01 한국패션산업연구원 무선 전동 재단기

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