JP2003245027A - 観賞魚用水槽 - Google Patents

観賞魚用水槽

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスとアクリル樹脂の両方の長所を兼ね備
えた観賞魚用水槽を提供する。 【解決手段】 水槽本体1を構成する各側板面のうち主
観賞面をガラス板2とし、残りの側板面をアクリル系樹
脂板3とした観賞魚用水槽であって、アクリル系樹脂板
3の接合側端縁に同材よりなる内向きの短庇板部4を設
けて、ガラス板2をその先端内面が前記短庇板部4の先
方内面に当接されてガラス板2の先端面とアクリル系樹
脂板3との間に所要の隙間5が形成されるように配置
し、このガラス板2とアクリル系樹脂板3とを前記隙間
5に一部6aを介入させてガラス板2とアクリル系樹脂
板3により形成される隅角部を埋めたシリコン樹脂系接
合材6により接合一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観賞魚用水槽の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の観賞魚用水槽としては、ガラス製
のものとアクリル樹脂製のものとが普通であった。しか
しながら、前者のガラス製のものは、吸湿による変形が
なくて観賞性に優れたものであり、また、ガラスは硬質
で傷付きにくいために掃除もし易いなどの長所を有する
反面、周辺機器接続のために配管用の孔加工が困難であ
ったり、大型なものは重量が重いなどの欠点をもつもの
であった。一方、後者のアクリル樹脂製のものは、周辺
機器接続のために配管用の孔加工などの加工性がよく、
また、大型なものでも重量が軽いなどの長所を有する反
面、吸湿による膨らみ生じるために観賞性に劣り、ま
た、傷が付き易く掃除にも手数を要するなどの欠点を有
するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明解決しようとす
るところは前記のようなガラス製のものとアクリル樹脂
製のものとが具備している欠点をなくし、両者が具備し
ている長所のみを兼ね備えた観賞魚用水槽を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような問題を解決
するためになされた本発明の観賞魚用水槽は、水槽本体
を構成する各側板面のうち主観賞面をガラス板とし、残
りの側板面をアクリル系樹脂板とした観賞魚用水槽であ
って、アクリル系樹脂板の接合側端縁に同材よりなる内
向きの短庇板部を設けて、ガラス板をその先端内面が前
記短庇板部の先方内面に当接されてガラス板の先端面と
アクリル系樹脂板との間に所要の隙間が形成されるよう
に配置し、このガラス板とアクリル系樹脂板とを前記隙
間に一部を介入させてガラス板とアクリル系樹脂板によ
り形成される隅角部を埋めたシリコン樹脂系接合材によ
り接合一体化したものを基本構成とする。そして、この
ような観賞魚用水槽において、接合強度をよりたかめる
ために、前記した隙間内において、アクリル系樹脂板の
端部内面に短庇板部の内面にわたるアクリル系樹脂系の
凸段部を設けたものを請求項2の発明とする。なお、カ
ラス板よりなる主観賞面は複数の側面に形成してもよい
が、主たる観賞面である水槽本体の前側面のみをガラス
板よりなる主観賞面とし、残りの各側板面は全てアクリ
ル系樹脂板よりなるものとして軽量化を図ったものを請
求項2の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施形態
を図を参照して説明する。1は4側面と底面を構成する
各別の板材を接合一体化した水槽本体で、図示するもの
は、主たる観賞面である前側板のみをガラス板2よりな
る主観賞面とし、残りの後側板と左右の側板は全てアク
リル系樹脂板3よりなるものとしてあるが、前後側面を
共に主観賞面とする場合には、前後側面をガラス板2よ
りなるものとし、左右側面をアクリル系樹脂板3よりな
るものとしてもよい。
【0006】前記したアクリル系樹脂板3は、そのガラ
ス板2との接合側端縁に同材よりなる帯板をアクリル系
樹脂用の接着剤により接着して設けた内向きの短庇板部
4を有するものとしてある。そして、このアクリル系樹
脂板3によって後側板と左右の側板をその端部において
アクリル系樹脂用の接着剤により接着するとともに、前
側板のみはガラス板2としてこれを対向する左右の側板
であるアクリル系樹脂板3、3の前端間に配置する。こ
の場合、ガラス板2はその先端内面が両アクリル系樹脂
板3に設けられている前記した短庇板部4の先方内面に
当接された状態として、ガラス板2の両先端面と左右の
側板であるアクリル系樹脂板3との間にそれぞれ所要の
隙間5が形成されるように配置する。さらに、隙間5内
において、アクリル系樹脂板2の端部内面から短庇板部
4の内面にわたる部分に接合強度をより優れたものとす
るための凸段部7が設けられるように、前記したアクリ
ル系樹脂板2や短庇板部4と同材であるアクリル系樹脂
よりなる帯板をアクリル系樹脂用の接着剤により接着し
てある。
【0007】そして、このガラス板2とアクリル系樹脂
板3とは、両板により形成される隅角部を埋めてその一
部6aを前記した隙間5に介入させているシリコン樹脂
系接合材6により接合一体化してある。この場合、前記
した凸段部7は必ずしもなくてもよいが、前記したよう
な凸段部7を設けておけば、一部6aが前記した隙間5
に介入させた状態でガラス板2とアクリル系樹脂板3と
の接合箇所である隅角部を埋めているシリコン樹脂系接
合材6が碇状となって、水槽本体1の内部からガラス板
2とアクリル系樹脂板3へ加えられる水圧に対してより
優れた耐圧強度を有することとなるので一層好ましい。
なお、隙間5に介入させているシリコン樹脂系接合材6
の一部6aは、図2に示すように、ガラス板2の先端内
面と短庇板部4の先方内面との間にも介入されて両者を
接着する接着層6bを形成するようにしても、図3に示
すように、ガラス板2の先端内面と短庇板部4の先方内
面との間には介入されることない状態としてもよい。
【0008】このように構成されたものは、水槽本体1
を構成する各側板面のうち主観賞面をガラス板2とし、
残りの側板面をアクリル系樹脂板3としたものであるか
ら、ガラス板2よりなる主観賞面が吸湿などで変形する
ことがなくて観賞性に優れたものとなるうえに、ガラス
板2は硬くて傷付きにくいために簡単な手数で効率よく
汚れを落すことのできることとなって管理性にも優れた
ものとなる。さらに、主観賞面以外は軽量なアクリル系
樹脂板3よりなるものとしたので、全体として軽くて取
扱性がよく、さらに、アクリル系樹脂板3は孔加工性も
よいので、周辺機器接続のために配管用の孔加工が容易
であり、比較的安価に製造できる利点もある。
【0009】また、ガラス板2は、接合側端縁に同材よ
りなる内向きの短庇板部4を設けてあるアクリル系樹脂
板3、3間に、このガラス板2の先端内面が短庇板部4
の先方内面に当接されてガラス板2の先端面とアクリル
系樹脂板3との間に所要の隙間5が形成されるように配
置されたうえ、この隙間5に一部6aを介入させてガラ
ス板2とアクリル系樹脂板3とにより形成される隅角部
を埋めているシリコン樹脂系接合材6によりアクリル系
樹脂板3に接合一体化してであるから、ガラス板2とア
クリル系樹脂板3とは接着性の悪い異質の材料であるに
もかかわらず、的確な接合状態が得られて水圧により接
合箇所に接合不良が生じることがない。
【0010】特に、隙間5内において、アクリル系樹脂
板3の端部内面に短庇板部4の内面にわたるアクリル系
樹脂系の凸段部7を設けておいたものでは、接合箇所の
シリコン樹脂系接合材6による接合部分は接合面積の広
い碇状の接合面のために、内部からの水圧に耐える極め
て強固な接合状態を確保できることとなり、接合箇所か
ら漏水する虞のないものとなり、耐久性は一層向上する
こととなる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、水槽本体を構成する各側板面のうち主観賞面をガラ
ス板とし、残りの側板面をアクリル系樹脂板としたの
で、軽量で取扱性がよいうえに主観賞面が吸湿などで変
形することがなくて観賞性に優れたものとなり、しか
も、主観賞面が傷付きにくいので簡単な手数で効率よく
汚れを落すことのできるなどとなって管理性にも優れた
ものとなる。さらに、主観賞面を構成するガラス板は、
接合側端縁に同材よりなる内向きの短庇板部を設けたア
クリル系樹脂板間において、先端内面が短庇板部の先方
内面に当接されてガラス板の先端面とアクリル系樹脂板
との間に所要の隙間が形成されるように配置されたう
え、前記隙間に一部を介入させてガラス板とアクリル系
樹脂板により形成される隅角部を埋めたシリコン樹脂系
接合材により接合一体化したことにより、ガラス板とア
クリル系樹脂板とが接着性の悪い異質の材料であるにも
かかわらず、的確な接合状態が得られて水圧により接合
箇所に接合不良が生じることがなく、長期耐用できるも
のとなる。よって、本発明は従来の観賞魚用水槽の問題
点を解決したものとして、業界にもたらすところ極めて
大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態の他例の要部を示す断面図で
ある。
【図4】図3における圧力関係を示す説明図である。
【図5】本発明と従来のものとの重量を比較して示すグ
ラフである。
【図6】本発明と従来のものとの性能を比較して示す図
である。
【符号の説明】
1 水槽本体 2 ガラス板 3 アクリル系樹脂板 4 短庇板部 5 間隙 6 シリコン樹脂系接合材 6a シリコン樹脂系接合材の一部 7 凸段部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽本体(1) を構成する各側板面のうち
    主観賞面をガラス板(2) とし、残りの側板面をアクリル
    系樹脂板(3) とした観賞魚用水槽であって、アクリル系
    樹脂板(3) の接合側端縁に同材よりなる内向きの短庇板
    部(4) を設けて、ガラス板(2) をその先端内面が前記短
    庇板部(4) の先方内面に当接されてガラス板(2) の先端
    面とアクリル系樹脂板(3) との間に所要の隙間(5) が形
    成されるように配置し、このガラス板(2) とアクリル系
    樹脂板(3) とを前記隙間(5) に一部(6a)を介入させてガ
    ラス板(2) とアクリル系樹脂板(3) により形成される隅
    角部を埋めたシリコン樹脂系接合材(6) により接合一体
    化したことを特徴とする観賞魚用水槽。
  2. 【請求項2】 隙間(5) 内において、アクリル系樹脂板
    (3) の端部内面に短庇板部(7) の内面にわたるアクリル
    系樹脂系の凸段部(7) を設けてある請求項1に記載の観
    賞魚用水槽。
  3. 【請求項3】 水槽本体(1) の前側面のみがガラス板
    (2) よりなる主観賞面とされ、残りの各側板面は全てア
    クリル系樹脂板(3) よりなるものとした請求項1または
    2に記載の観賞魚用水槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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