JP2003244831A - ケーブルキャリア - Google Patents

ケーブルキャリア

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JP2003244831A
JP2003244831A JP2002043464A JP2002043464A JP2003244831A JP 2003244831 A JP2003244831 A JP 2003244831A JP 2002043464 A JP2002043464 A JP 2002043464A JP 2002043464 A JP2002043464 A JP 2002043464A JP 2003244831 A JP2003244831 A JP 2003244831A
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cable
thin plate
guide
cable carrier
carrier
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Kazuo Kibihara
和雄 黍原
Yoshiki Muramatsu
良樹 村松
Hiromasa Harada
浩雅 原田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立容易で安価なケーブルキャリアであって、
必要応じて2方向にも屈曲できてケーブルの分離収納も
容易で、ケーブルキャリアの両固定点間の電気的導通を
とることができるケーブルキャリア構造を提供するこ
と。 【解決手段】可動範囲に応じて必要な長さに切断した屈
曲自在の弾性のある薄板とその薄板に概U字状で対面す
る面に薄板を保持する案内溝のあるケーブルガイドを複
数個挿入することによりケーブルを収納する構造とし
た。そのケーブルガイド同士がケーブルキャリアを屈曲
させた時に接触し、その接触する部位の形状によりケー
ブルキャリアの屈曲径を設定することができるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器筐体の引
出し可能な搭載ユニットへ接続する可動ケーブルや開閉
扉等への渡りケーブルを保持するケーブルキャリアに係
り、特に電子機器本体と搭載ユニットや開閉扉と接続す
るケーブルが一定のスタイルで可動し、ケーブルが一定
の許容屈曲径以上で屈曲可動できるようにしたケーブル
キャリア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器においては、特開平7−
111720にあるように、本体と引出し可能なユニッ
トがケーブルで接続され、そのケーブルを収納している
ケーブルキャリアについては、1種類のピースを、可動
範囲に必要な長さに応じて多数個接続して、その接続部
を回転させることにより屈曲させていたり、特開平7−
255116にあるように、一体成形されたケーブルキ
ャリアにおいても、別部品でケーブルを保持するケーブ
ルカバーが多数必要であった。さらにケーブルキャリア
の構造上、一方向にしか屈曲出来ないという問題点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平7−11
1720のケーブルキャリア構造は、電子機器本体とユ
ニットとを接続するケーブルの可動範囲の必要に応じた
長さにケーブルキャリア部品を多数接続していた為、組
立に大変手間が掛かるという問題点があった。特開平7
−255116のケーブルキャリア構造は、ケーブルキ
ャリア本体は一体成形されていても、別部品でケーブル
を保持するケーブルカバーが多数必要であるため、組立
に手間が掛かるという問題点があった。また、長いケー
ブルキャリア本体を一体成形するため成形型が大きくな
り型代が高価になるという問題があった。
【0004】さらに上記のいずれのケーブルキャリア構
造においては、ケーブルキャリアの構造上、一方向にし
か屈曲出来ないという問題点があった。
【0005】また、ケーブルキャリアの断面がコ字状で
収納したケーブル間に仕切りがないためケーブル同士が
絡み合ってストレスで断線したり、電気的に影響してケ
ーブルの信号等にノイズが乗り装置が誤動作するなどの
問題があった。
【0006】本発明の目的は、2方向に屈曲径を設定出
来る組立容易で安価なケーブルキャリア構造で、必要応
じてケーブル収納エリアを分離出来るとともに、ケーブ
ルキャリアの両固定点間の電気的導通をとることができ
ることを特徴としたケーブルキャリア構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるケーブルキャリアは、ケーブル可動範
囲に応じて必要な長さに切断した屈曲自在の弾性のある
薄板とその薄板に概U字状で対面する面に薄板を保持す
る案内溝のあるケーブルガイドを複数個挿入することに
よりケーブルを収納する構造とした。
【0008】その結果、特開平7−111720のケー
ブルキャリア構造のように、ケーブル可動範囲に応じて
必要な長さにするために1種類のピースを多数個接続す
る作業をなくしすとともに、特開平7−255116の
ようにケーブルを保持するためのケーブルカバー等の別
部品を多数個取付ける作業を必要としない組立て容易な
構造としたものである。
【0009】また、ケーブルが許容屈曲径以上で屈曲さ
せることができるように、薄板に挿入されたケーブルガ
イド同士がケーブルキャリアを屈曲させた時に接触し、
その接触する部位の形状によりケーブルキャリアの屈曲
径を設定することができケーブルのスタイルを取るケー
ブルキャリアの屈曲角度を規制するようにした。
【0010】さらに、薄板に挿入するケーブルガイドを
薄板に対し上下交互の向きに挿入することにより、薄板
の両面にケーブルを分離して収納することができ、薄板
を中立軸にして薄板の両面にそれぞれ屈曲径を設定する
ことができるようにした。なお、必要に応じてケーブル
ガイドにケーブル分離用の仕切りを設けることにより、
ケーブルを分離して収納できるようにした。
【0011】また、薄板をばね用ステンレス綱帯など導
電性のある材料で構成し、ケーブルキャリアの両端をこ
の薄板を介して固定することによりにケーブルキャリア
の両固定点間の電気的導通をとることができるとともに
薄板の両面に分離して収納したケーブルを電気的に分離
することができるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図4により、また他の実施例を図5から図7により、
さらにもう一つ別の実施例を図8から図10により説明
する。図1は本発明に係る引出し可能なユニットを有す
る電子機器装置斜視図、図2は本発明の一実施例のケー
ブルキャリアを構成するケーブルガイドの斜視図、図3
は本発明の一実施例であるケーブルキャリアの組立て斜
視図、図4は図3におけるケーブルキャリアの最大屈曲
時の側面図、図5は本発明の他の実施例であるケーブル
ガイドの斜視図、図6は本発明の他の実施例であるケー
ブルキャリアの組立て斜視図、図7は図6におけるケー
ブルケーブルキャリアの最大屈曲時の側面図である。ま
た、図8はケーブルを分離できる実施例を示すケーブル
ガイド斜視図、図9はケーブルを分離できるケーブルガ
イドで構成したケーブルキャリアの斜視図、図10は図
9の断面A−Aである。
【0013】図1において、電子機器筐体1は引出し可
能なユニット2を引出し、係員操作や保守を行うように
なっている。ここで、電子機器筐体1と引出し可能なユ
ニット2とを接続するケーブル4はケーブルキャリア3
に収納されることにより、ユニットの引出し・収納時に
ケーブル4のスタイルがとられるようになっている。
【0014】図2において、図1のケーブルキャリア3
を構成するケーブルガイド5には概U字状で対面する面
には中央部から両側に広がるテーパ状の薄板案内溝5a
がある。この薄板案内溝5aの中央部は屈曲自在の弾性
ある薄板6(後述)がスムーズに動く溝高さになってお
り、溝の外側両端面へのテーパ状の広がりは薄板6が必
要な屈曲が出来るためのものである。
【0015】そして、薄板6が変形等で薄板案内溝5a
から外れないように薄板案内溝5aの中央部の溝の上下
に突起5bと突起5cが形成されている。さらに、薄板
案内溝5aのある対面する面が変形等で広がり薄板6が
薄板案内溝5aから外れないよう概U字状のコーナ部に
広がり防止リブ5dが形成されている。また、ケーブル
ガイド5の概U字状の両端面には屈曲角度規制用テーパ
面5eとストレート面5fがある。
【0016】図3は本発明の一実施例であるケーブルキ
ャリアの組立て方法を示すものである。まず、可動する
ケーブルキャリアの必要な長さに屈曲自在の弾性ある薄
板6を切断する。切断した薄板6の両端にはリベット用
穴6aを明けておく。この薄板6の片側にリベット用穴
6aと鞍型の固定金具7のリベット用穴7aを合わせて
固定金具7をリベット8で取り付ける。ここで、この固
定金具7はケーブルガイド5のストッパであるととも
に、ケーブルキャリア3を固定用穴7bを用いてネジ9
にて電子機器筐体1または引出し可能なユニット2へ取
り付けるためのものである。
【0017】そして、ケーブル4をこの薄板6に添わせ
た上で、ケーブルガイド5を薄板6に薄板案内溝5aに
沿って必要な数だけ挿入することでケーブル4を保持
し、最後にこの薄板6の反対側にも固定金具7をリベッ
ト8で取り付ける。
【0018】このようにして組み立てられたケーブルキ
ャリアが図4であり、最大に屈曲させた状態を示してあ
る。ケーブルキャリアは図4に示す曲げR以下にはなら
ないのでケーブル4にはこれ以上の曲げ負荷がかからな
いことが判る。
【0019】図4においてケーブルキャリアの曲げ部分
では、隣接するケーブルガイド5の屈曲角度規制用テー
パ面5e(図2参照)同士が接触することにより、ケー
ブルキャリアの屈曲径が規制さていることが判る。この
屈曲径はケーブルガイド5の屈曲角度規制用テーパ面5
eの角度を変えることにより、隣接するケーブルガイド
5同士で作られる角度αを変化させることにより様々な
屈曲径を作ることが可能である。
【0020】また、本実施例ではケーブルガイド5のス
トレート面5f同士が接触することにより、ケーブルキ
ャリアが図4とは逆方向に屈曲しないように規制してあ
り、逆方向には曲がらない構造になっている(略90
度)。しかし、言うまでもなくストレート面5fを屈曲
角度規制用テーパ面5eと逆の方向にテーパ状にするこ
とで逆方向の屈曲も可能であり、必要に応じて両側に曲
がるケーブルキャリアを構成することが出来る。
【0021】本実施例によれば、種々の長さの摺動範囲
に対応できる安価で組立容易なケーブルキャリアを提供
できる。
【0022】次に図5から図8により他の実施例を説明
する。図5において、ケーブルガイド10には概U字状
で対面する面に中央部から両側に広がるテーパ状の薄板
案内溝10aが設けてある。ここで、薄板案内溝10a
の中央部は屈曲自在の弾性ある薄板6がスムーズに動く
溝高さになっており、溝の外側両端面へのテーパ状の広
がりは薄板6が必要な屈曲が出来るためのものである。
【0023】そして、薄板6が変形等で薄板案内溝10
aから外れないように薄板案内溝10aの中央部の溝の
上下に突起10bと突起10cが形成されている。さら
に、薄板案内溝10aのある対面する面が変形等で広が
り薄板6が薄板案内溝10aから外れないよう概U字状
のコーナ部に広がり防止リブ10dが形成されている。
また、ケーブルガイド10を側面から見ると概T字状に
なるように出っ張り部10eが、薄板案内溝10aのあ
る面の両側に左右対象に構成されている。ここで薄板案
内溝10aのある面の幅を2Lとすると出っ張り部10
eの出っ張り長さはおおむねLである。さらに、出っ張
り部10eの両端面には屈曲角度規制用テーパ面10f
が形成されている。
【0024】図6はケーブルガイド10を薄板6に対し
上下交互の向きに挿入することで、薄板6の両面に電源
用ケーブル11、信号用ケーブル12をそれぞれ分離し
て収納できることを示したものである。このことによ
り、ケーブルキャリア内での電源用ケーブル11と信号
用ケーブル12の接触を無くし、ケーブル相互間のノイ
ズの影響を軽減することができる。この他の実施形態は
先に説明した実施形態にはない特有の効果である。
【0025】図7は図6のようにして組立て、両端に固
定金具7を取り付けて構成したケーブルキャリアを最大
に屈曲させた状態を示してある。ケーブルキャリアは図
7に示す曲げR以下にはならないので、ケーブル11、
12にはこれ以上の曲げ負荷がかからないことが判る。
【0026】図7において、ケーブルキャリアの曲げ部
分では隣接するケーブルガイド10の屈曲角度規制用テ
ーパ面10f同士が接触することにより、ケーブルキャ
リアの屈曲径が規制さていることが判る。この屈曲径は
ケーブルガイド10の屈曲角度規制用テーパ面10fの
角度を変えることにより、隣接するケーブルガイド10
同士で作られる角度βを変化させることにより様々な屈
曲径を作ることが出来る。
【0027】本実施例のケーブルキャリアはケーブルガ
イド10を薄板6に対し上下交互の向きに挿入している
ので、薄板6を中立軸にして対称形状になっているの
で、薄板6の両面側に同じ径で屈曲させることが出来
る。
【0028】図8は図5のケーブルガイド10にケーブ
ル分離用の仕切り10gを設けた場合の他の実施例を示
したものである。収納するケーブル本数が多くてケーブ
ル同士を分離して収納できるようにしたものである。こ
のようにすると各ケーブル同士の電気的影響を少なくす
ることが出来るとともに、ケーブル同士がねじれて接触
しストレスにより断線することなどを防止することが出
来る。
【0029】ここで仕切り10gの山形の端面hの形状
は、図8において薄板案内溝10aの下側の案内溝面の
形状と同じに形成されている。図9はこの図8の仕切り
10gのあるケーブルガイドで構成したケーブルキャリ
アの斜視図である。4本のケーブルがケーブルキャリア
に分離して収納されている。
【0030】図10は図9の断面A−Aである。本図に
示すごとく、この仕切り10gが薄板6を長手方向に沿
って上下交互に支えていることが判る。本実施例では、
仕切り10gがケーブルを分離するとともに、薄板6を
長手方向に沿って上下交互に支え薄板6の幅方向のたわ
みを防止して薄板案内溝10aから外れにくくするとい
う効果がある。
【0031】図8ではケーブル分離用の仕切り10gは
一個しかないが、収納するケーブルの本数に応じて多数
設けることは可能である。このようなケーブル分離用の
仕切り10gは図2のケーブルガイドにも設けることが
出来るのは言うまでもない。
【0032】また、本発明のケーブルキャリアは、薄板
6に導電性材料を使用することで、電子機器筐体1と引
出し可能なユニット2の間の電気的導通をとることがで
き、前述したケーブルキャリアではケーブル11とケー
ブル12とを電気的に分離する効果を更に高めることが
出来る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、引
出し可能なユニットを有する電子機器装置において、装
置本体とユニット間を接続するケーブルを処理するため
の種々の長さの摺動範囲に対応できる組立て容易な低コ
ストのケーブルキャリアを提供出来る。
【0034】特に装置本体からユニットを前面後面の両
方向に引出し可能な場合や装置本体から開閉扉への渡り
ケーブルのように2方向に屈曲出来るケーブルキャリア
構造を必要とする場合も、組立て容易な低コストのケー
ブルキャリアを提供出来る。
【0035】また、薄板に挿入するケーブルガイドを薄
板に対し上下交互の向きに挿入することにより、薄板の
両面にケーブルを分離して収納することができ、ケーブ
ル同士が絡み合ってストレスで断線したり、電気的に影
響してケーブル相互間の信号等にノイズが乗り装置が誤
動作するなどの問題をなくすことができる。また、ケー
ブルが多数の場合にはケーブルガイドにケーブル分離用
の仕切りを設けることによりケーブルを容易に分離する
ことが可能である。
【0036】また、薄板をばね用ステンレス綱帯など導
電性のある材料で構成し、ケーブルキャリアの両端をこ
の薄板を介して固定することによりにケーブルキャリア
の両固定点間の電気的導通をとることができるとともに
薄板の両面に分離して収納したケーブルを電気的に更に
分離することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引出し可能なユニットを有する電
子機器装置斜視図
【図2】本発明の一実施例のケーブルキャリアを構成す
るケーブルガイドの斜視図
【図3】本発明の一実施例であるケーブルキャリアの組
立て斜視図
【図4】図3の最大屈曲時の側面図
【図5】本発明の他の実施例であるケーブルガイドの斜
視図
【図6】本発明の他の実施例であるケーブルキャリアの
組立て斜視図
【図7】図6の最大屈曲時の側面図
【図8】ケーブルを分離できる実施例を示すケーブルガ
イド斜視図
【図9】ケーブルを分離できるケーブルガイドで構成し
たケーブルキャリアの斜視図
【図10】図9の断面A−A
【符号の説明】
1…電子機器筐体、2…引出し可能なユニット、3…ケ
ーブルキャリア、4…ケーブル、5…ケーブルガイド、
5a…薄板案内溝、5b…突起、5c…突起、5d…リ
ブ、5e…屈曲角度規制用テーパ面、5f…ストレート
面、6…屈曲自在の弾性のある薄板、6a…リベット用
固定穴、7…固定金具、7a…リベット用穴、7b…固
定用穴、8…リベット、9…ネジ、10…ケーブルガイ
ド、10a…薄板案内溝、10b…突起、10c…突
起、10d…リブ、10e…出っ張り部、10f…屈曲
角度規制用テーパ面、10g…ケーブル分離用の仕切
り、10h…山形の端面、11…電源用ケーブル、12
…信号用ケーブル
フロントページの続き (72)発明者 原田 浩雅 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内 Fターム(参考) 5G357 DA06 DB01 DB02 DC11 DD01 DD06 DD16 DE08 DG04 5G363 AA07 BA01 BB01 DC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲自在の弾性を有する材料からなる薄板
    と、その薄板に概U字状で対面する面に前記薄板を保持
    する案内溝があるケーブルガイドを複数個挿入すること
    によりケーブルを屈曲可能に保持して可動するケーブル
    キャリアにおいて、 前記ケーブルガイドの前記案内溝の中央部の溝幅を前記
    薄板の板厚より大きくし且つ前記薄板を可動する溝幅で
    形成し、前記案内溝の中央部から両方の外側へは左右対
    称に前記溝幅が広がるように形成し、 該ケーブルガイドの対面する面に有する前記案内溝の底
    面同士の対面距離が、屈曲自在の弾性を有する材料から
    なる前記薄板の幅寸法より大きく且つ該薄板が可動でき
    るように前記案内溝の対面距離を設け、 更に、前記ケーブルキャリア自身を屈曲させた時に前記
    薄板に挿入された前記ケーブルガイド同士がその端面で
    接触する構造としたことを特徴とするケーブルキャリ
    ア。
  2. 【請求項2】請求項1記載のケーブルキャリアにおい
    て、前記ケーブルガイドの概U字状の底部面が前記薄板
    を保持する前記案内溝のある面の幅寸法の約半分の長さ
    で左右対称に出っ張り、該ケーブルガイド側面形状が概
    T字状になるよう形成し、該ケーブルガイドを薄板に対
    し上下交互の向きに挿入することにより、前記薄板の両
    面にケーブルを収納することを特徴としたケーブルキャ
    リア。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のケーブルキャリアに
    おいて、前記ケーブルガイドの概U字状の底部面に垂直
    に立ち上がった前記ケーブルを分離するための仕切りを
    有することを特徴とするケーブルキャリア。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかの項記載のケーブ
    ルキャリアにおいて、前記薄板を導電性があり屈曲自在
    の弾性を有する材料で構成し、前記ケーブルキャリアの
    両端を前記薄板を介して固定することによりに前記ケー
    ブルキャリアの両固定点間の電気的導通をとることを特
    徴とするケーブルキャリア。
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