JP2021019365A - プロテクタ接続部材、ワイヤハーネス用プロテクタ、及びプロテクタ付ワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
Description
本開示のプロテクタ付ワイヤハーネスは、上記ワイヤハーネス用プロテクタと、前記プロテクタ分割体を通って配置される前記ワイヤハーネスと、を備える。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のプロテクタ接続部材は、
[1]ワイヤハーネスの経路上に複数設けられたプロテクタ分割体を互いに接続するプロテクタ接続部材であって、屈曲状態において互いに当接する一対の当接部を備える。
上記態様によれば、帯状の可撓部が厚さ方向に折り曲げられると、当接部において突出した部分が互いに当接する。これにより、厚さ方向への屈曲角度を抑制できる。
上記態様によれば、各当接部の第1突出部同士が当接する屈曲角度と、第2突出部同士が当接する屈曲角度とを、変化させることができる。これにより、プロテクタ分割体同士の間の屈曲を好適に規制できる。
上記態様によれば、曲げを許容する薄肉部を設けつつ、厚肉部が薄肉部よりも高い強度を有する。すなわち、曲げを許容しつつ、強度を高めることができる。
上記態様によれば、帯状の可撓部が薄肉部に沿って斜めに曲がることで、プロテクタ分割体同士を屈曲しつつ、ねじれた位置関係に配置することができる。
[8]上記プロテクタ接続部材と、複数の前記プロテクタ分割体と、を備える。
上記態様によれば、上記いずれか1つのプロテクタ接続部材と同様な作用を奏する。したがって、屈曲した経路に合わせて複数のプロテクタ分割体を容易に配置できる。
[9]上記ワイヤハーネス用プロテクタと、前記プロテクタ分割体を通って配置される前記ワイヤハーネスと、を備える。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示のプロテクタ接続部材、ワイヤハーネス用プロテクタ、及びプロテクタ付ワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図3に示すように、展開状態において、接続部20は、プロテクタ分割体10の長手方向に沿って真っ直ぐになっている。当接部22は、展開状態において、隣の当接部22との間に一定の間隔を空けて配置されている。隣り合う当接部22の、第1突出部22a同士の間の間隔と、第2突出部22b同士の間の間隔とは、同じになっている。この状態では、可撓部21の厚さ方向への屈曲が許容される。また、接続部20の厚さ寸法は、プロテクタ分割体10と同じになっている。展開状態において、接続部20は、プロテクタ分割体10同士の間の領域内に全体が収まる。そのため、プロテクタ1は、展開状態において、厚さ方向の体格を薄くすることができる。
(1)プロテクタ分割体10同士を接続する接続部20は、接続部20の屈曲状態において互いに当接する一対の当接部を備える。これによれば、当接部22同士が接触する規制屈曲角度以上に接続部20が曲がることがない。そのため、接続部20によって接続された一組のプロテクタ分割体10間の屈曲を規制することができる。よって、屈曲した経路に合わせて複数のプロテクタ分割体を容易に配置できる。
・図5に示すように、当接部22の第1突出部22a及び第2突出部22bは、異なる形状で設けてもよい。この変更例では、第1突出部22aは、隣り合う第1突出部22a同士の間の間隔が広がるように、突出した先端に向かって接続方向の長さが縮小するように設けられている。また、第2突出部22bは、隣り合う第2突出部22b同士の間の間隔が狭まるように、突出した先端に向かって接続方向の長さが拡大するように設けられている。これにより、第1突出部22a同士の間の間隔と、第2突出部22b同士の間の間隔とが異なっている。
・接続部20は、プロテクタ分割体10の間の領域内に設けられることに限定されず、例えば厚さ寸法がプロテクタ分割体10よりも大きくなるように設けてもよい。また、プロテクタ分割体10よりも幅方向に突出するように設けてもよい。
・可撓部21は、一様な厚さで設けてもよい。すなわち、薄肉部21a及び厚肉部21bは、省略されてもよい。
・当接部22は、厚さ方向の一方にのみ突出するように設けてもよい。すなわち、第1突出部22aのみを設け、第2突出部22bを省略してもよい。また、屈曲した状態で当接可能であれば、厚さ方向に突出していなくてもよい。
・規制屈曲角度は、90度に限定されず、例えばワイヤハーネス2の屈曲に合わせて適宜変更可能である。
・当接部22の形状は特に限定されない。また、各当接部22の間で、互いに形状が異なっていてもよい。また、当接部22同士の間の間隔は、それぞれ同じでもよいし、異なっていてもよい。
・接続部20には、ワイヤハーネス2を通す経路を設けてもよい。すなわち、ワイヤハーネス2は、接続部20内に配置されてもよい。すなわち、接続部20とワイヤハーネス2とは、幅方向に並べて配置されることに限定されない。
・接続部20は、プロテクタ1において少なくとも1つ設ければよい。また、接続部20は、一組のプロテクタ分割体10同士の間に、複数設けてもよい。
2…ワイヤハーネス
2a…露出部分
3…電池モジュール
4…コネクタ
10…プロテクタ分割体
20…接続部
21…可撓部
21a…薄肉部
21b…厚肉部
22…当接部
22a…第1突出部
22b…第2突出部
23…側壁部
Claims (9)
- ワイヤハーネスの経路上に複数設けられたプロテクタ分割体を互いに接続するプロテクタ接続部材であって、
屈曲状態において互いに当接する一対の当接部を備える、プロテクタ接続部材。 - 自身の接続方向に沿う長尺帯状の可撓部を備え、
前記各当接部は、前記可撓部の幅方向の端面に、間隔を空けて設けられている
請求項1に記載のプロテクタ接続部材。 - 前記各当接部は、前記可撓部の厚さ方向に沿って突出し、
前記各当接部は、前記可撓部の前記厚さ方向への屈曲状態において、互いに当接する
請求項2に記載のプロテクタ接続部材。 - 前記各当接部は、前記厚さ方向の一方側に突出した第1突出部と、前記厚さ方向の他方側に突出した第2突出部とを有し、
前記各第1突出部は、前記可撓部の前記厚さ方向の一方側への屈曲状態において、互いに当接し、
前記各第2突出部は、前記可撓部の前記厚さ方向の他方側への屈曲状態において、互いに当接する
請求項3に記載のプロテクタ接続部材。 - 前記第1突出部及び前記第2突出部は、異なる形状に設けられている
請求項4に記載のプロテクタ接続部材。 - 前記可撓部は、薄肉部と、前記薄肉部より厚さが厚い厚肉部とを有し、
前記薄肉部及び前記厚肉部は、前記接続方向に沿って交互に複数設けられている
請求項2から請求項5のうちいずれか一項に記載のプロテクタ接続部材。 - 前記薄肉部は、前記接続方向に対して斜めに延びるように設けられている
請求項6に記載のプロテクタ接続部材。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプロテクタ接続部材と、
複数の前記プロテクタ分割体と、を備えるワイヤハーネス用プロテクタ。 - 請求項8に記載のワイヤハーネス用プロテクタと、
前記プロテクタ分割体を通って配置される前記ワイヤハーネスと、
を備えるプロテクタ付ワイヤハーネス。
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