JP2003244593A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2003244593A
JP2003244593A JP2002371702A JP2002371702A JP2003244593A JP 2003244593 A JP2003244593 A JP 2003244593A JP 2002371702 A JP2002371702 A JP 2002371702A JP 2002371702 A JP2002371702 A JP 2002371702A JP 2003244593 A JP2003244593 A JP 2003244593A
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cpu
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Junya Kaku
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光磁気ディスク46が装着され、スロット6
6が閉じられると、システムコントローラ50は、対応
する状態信号をCPU34に与える。すると、CPU3
4は、ディスクコントローラ38にディスク情報の読み
出しを命令する。ディスクコントローラ38は、スピン
ドルモータ44,光ピックアップ40および記録ヘッド
42を駆動して光磁気ディスク46から空き容量情報を
読み出す。読み出された空き容量情報はCPU34に返
送され、CPU34によってフラッシュメモリ36に保
存される。 【効果】 空き容量情報は光磁気ディスクに比べて高速
アクセスが可能なフラッシュメモリに保存されるため、
バッテリ電源が投入されたとき、シャッタボタンの操作
を有効化するかどうかを速やかに判別することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク記録装置に
関し、たとえばディジタルカメラに適用され、離脱可能
に装着されたディスク記録媒体に照射手段によってレー
ザ光を照射して所望信号をディスク記録媒体に記録す
る、ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影された被写体の画像信号をFAT方
式で記録媒体に記録した場合、各々の画像信号の記録状
態(記録サイズ,記録アドレス,空き容量など)は、F
AT情報(ディスク情報)によって管理される。このた
め、従来のディジタルカメラでは、電源の投入に応答し
て記録媒体からFAT情報を再生し、再生したFAT情
報に含まれる空き容量情報に基づいて被写体の撮影制御
を行なっていた。つまり、シャッタボタンの操作を有効
とするには、まず空き容量を検出して撮影可能枚数が1
枚以上あることを確認する必要があり、従来は、電源の
投入に応答してFAT情報を記録媒体から再生してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録媒体とし
て光磁気ディスクのようなディスク記録媒体を採用する
場合、ディスク記録媒体からFAT情報を再生するため
には、スピンドルモータを駆動し、光ピックアップをF
ATエリアに移動させ、そしてレーザ光をディスク記録
媒体に照射する必要がある。このため、ディスク記録媒
体では、撮影が可能かどうかの判別に10秒以上の時間
がかかっていた。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、所
望信号を取り込むかどうかを速やかに判別することがで
きる、ディスク記録装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、バッテリ電
源によって駆動され、周方向に回転するディスク記録媒
体に所望信号を記録するディスク装置において、ディス
ク記録媒体を着脱自在に装着する装着手段、バッテリ電
源がオフされている状態でディスク記録媒体が装着され
たときバッテリ電源をオンするオン手段、オン手段によ
ってバッテリ電源がオンされた後、ディスク記録媒体の
空き容量を示す空き容量情報をディスク記録媒体から検
出する検出手段、検出手段によって検出された空き容量
情報を半導体メモリに保存する保存手段、および半導体
メモリに保存された空き容量情報に基づいて所望信号の
取り込みを制御する制御手段を備えることを特徴とす
る、ディスク装置である。
【0006】
【作用】バッテリ電源によって駆動されるディスク装置
は、周方向に回転するディスク記録媒体に所望信号を記
録する。ここで、ディスク記録媒体は装着手段によって
着脱自在に装着され、バッテリ電源がオフされている状
態でディスク記録媒体が装着されると、バッテリ電源が
オン手段によってオンされる。検出手段は、オン手段に
よってバッテリ電源がオンされた後、ディスク記録媒体
の空き容量を示す空き容量情報をディスク記録媒体から
検出し、保存手段は、検出された空き容量情報を半導体
メモリに保存する。所望信号の取り込みは、半導体メモ
リに保存された空き容量情報に基づいて、制御手段によ
って制御される。
【0007】この発明のある局面では、所望信号は、取
り込み指示に応答して取り込み手段によって取り込まれ
る。このとき、制御手段は、空き容量情報に基づいて取
り込み指示を無効とする。
【0008】この発明の他の局面では、所望信号はサイ
ズが予め決まっている静止画像信号である。
【0009】この発明の他の局面では、空き容量情報が
半導体メモリに保存されると、バッテリ電源がオフ手段
によってオフされる。
【0010】この発明のその他の局面では、半導体メモ
リは不揮発性である。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、バッテリ電源がオフ
されている状態でディスク記録媒体が装着されると、バ
ッテリ電源がオンされた後、ディスク記録媒体から空き
容量情報が読み出され、読み出された空き容量情報が半
導体メモリに保存される。半導体メモリの場合、ディス
ク記録媒体よりも短時間で空き容量情報を読み出すこと
ができるため、所望信号を取り込むかどうかを速やかに
判別することができる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、バッテリ電源52を含む。バッテリ電源5
2はバックアップ電源54を充電し、システムコントロ
ーラ50はバックアップ電源54によって常時オン状態
とされる。
【0014】オペレータが電源スイッチ58をオンする
と、システムコントローラ50はスイッチSW1をオン
するとともに、電源スイッチ58がオン状態であること
を示す状態信号をCPU34に与える。オペレータが電
源スイッチ58をオン状態からオフ状態に切り換える
と、システムコントローラ50は、対応する状態信号を
CPU34に出力し、所定時間経過後にスイッチSW1
をオフする。
【0015】電源スイッチ58がオフ状態であっても、
ANDゲート62の出力がローレベルからハイレベルに
変化すると、システムコントローラ50は、スイッチS
W1をオンし、ANDゲート62の出力がハイレベルで
あることを示す状態信号をCPU34に出力する。ディ
スクセンサ64は、着脱自在な光磁気ディスク46がス
ロット48にセットされたときにハイレベル信号を出力
し、スロットセンサ66は、スロット48が開状態から
閉状態に移行しときにハイレベル信号を出力する。AN
Dゲート62はディスクセンサ64およびスロットセン
サ66の出力に論理積を施すため、ANDゲート62の
出力がハイレベルであることを示す状態信号は、光磁気
ディスク46が装着されたとき(光磁気ディスク46が
スロット48にセットされ、かつスロット48が閉状態
に移行したとき)にCPU34に出力される。このよう
な状態信号に基づいてCPU34から後述する検出終了
通知が与えられると、システムコントローラ50は、ス
イッチSW1をオフ状態に戻す。
【0016】システムコントローラ50はまた、モニタ
スイッチ60が切り換えられたとき、モニタスイッチ6
0のオン/オフ状態を示す状態信号をCPU34に出力
する。さらに、シャッタボタン56が操作されたとき、
シャッタボタン56がオン状態であることを示す状態信
号をCPU34に出力する。
【0017】スイッチSW1がオンされると、CPU3
4を含むシステム全体に電力が供給され、スイッチSW
1がオフされると、システム全体への電力の供給が停止
される。電力の供給によって起動したCPU34は、シ
ステムコントローラ50から与えられる状態信号を判別
し、判別結果に応じた処理を実行する。
【0018】ANDゲート62の出力がローレベルから
ハイレベルに更新されたことを示す状態信号が与えられ
ると、CPU34は、ディスクコントローラ38に初期
化指示1を与える。このとき、ディスクコントローラ3
8は、スピンドルモータ44によって光磁気ディスク4
6を回転させ、光ピックアップ40および記録ヘッド4
2を駆動して、光磁気ディスク46にテストライトおよ
びテストリードを施す。テストライトおよびテストリー
ドは異なるレーザパワーで繰り返し行われ、これによっ
て最適レーザパワー値が特定される。最適レーザパワー
値が特定されると、ディスクコントローラ38は、初期
化の終了をCPU34に通知する。
【0019】CPU34は、初期化終了通知に応答し
て、最適レーザパワー値とディスク情報(光磁気ディス
ク46の空き容量情報や記録済み画像ファイルの最大フ
ァイル番号など)とをディスクコントローラ38に要求
する。ディスクコントローラ38は、この要求に応答し
て、上述のテストライトおよびテストリードによって特
定した最適レーザパワー値と、光磁気ディスク46のF
AT(File AllocationTable)エリアから読み出したデ
ィスク情報とをCPU34に返送する。CPU34は、
返送された最適レーザパワー値およびディスク情報をフ
ラッシュメモリ36に格納し、格納処理が完了すると、
検出終了通知をシステムコントローラ50に出力する。
上述のように、システムコントローラ50は、この検出
終了通知に応答して、スイッチSW1をオフする。
【0020】電源スイッチ58がオンされたことを示す
状態信号が与えられると、CPU34は、ディスク情報
をフラッシュメモリ36から読み出し、読み出したディ
スク情報に基づいて撮影のための環境設定を行なう。デ
ィスク情報には、上述のように光磁気ディスク46の空
き容量情報や記録済みの画像ファイルの最大ファイル番
号などが含まれ、CPU34は、空き容量情報に基づい
て撮影可能枚数を算出し、最大ファイル番号に基づいて
次回に作成される静止画像ファイルのファイル番号を決
定する。
【0021】撮影環境設定が完了すると、CPU34
は、フラッシュメモリ36から最適レーザパワー値を読
み出し、読み出した最適レーザパワー値を初期化指示2
とともにディスクコントローラ38に与える。ディスク
コントローラ38は、最適レーザパワー値に基づいて簡
単なテストライトおよびテストリードを光磁気ディスク
46に施す。つまり、与えられた最適レーザパワー値に
よって記録処理を適切に行なえるかどうかを確認する。
そして、適切な記録処理が可能であれば、与えられた最
適レーザパワー値を現在装着されている光磁気ディスク
46の最適レーザパワー値として決定する。一方、適切
な記録処理が不可能でれば、厳格なテストライトおよび
テストリード(異なるレーザパワーによるテストライト
およびテストリードの繰り返し)を行なって最適レーザ
パワー値を決定する。こうして最適レーザパワー値が決
定されると、初期化終了通知をCPU34に出力する。
【0022】モニタスイッチ60がオンされたことを示
す状態信号が与えられると、CPU34は、スルー画像
表示処理を行なう。具体的には、タイミングジェネレー
タ(TG)14に間引き読み出しを命令するとともに、
信号処理回路22およびビデオエンコーダ28に所定の
処理命令を与える。
【0023】TG14は、シグナルジェネレータ(S
G)16から出力された垂直同期信号および水平同期信
号に基づいてCCDイメージャ12を間引き読み出し方
式で駆動する。これによって、被写体像に対応する低解
像度のカメラ信号(画素信号)がCCDイメージャ12
から出力される。出力されたカメラ信号は、CDS/A
GC回路18で周知のノイズ除去およびレベル調整を施
され、その後、A/D変換器20によってディジタル信
号に変換される。
【0024】信号処理回路22は、A/D変換器20を
通して与えられたカメラデータに色分離,白バランス調
整,YUV変換などの処理を施し、被写体像に対応する
YUVデータを生成する。そして、生成したYUVデー
タを書き込みリクエストとともにメモリ制御回路24に
出力する。信号処理回路22から出力されたYUVデー
タは、メモリ制御回路24によってSDRAM26に書
き込まれる。一方、ビデオエンコーダ28は、YUVデ
ータの読み出しをメモリ制御回路24にリクエストし、
メモリ制御回路24によって読み出されたYUVデータ
をNTSC方式のコンポジット画像信号に変換する。変
換されたコンポジット画像信号はモニタ30に与えら
れ、この結果、被写体のリアルタイムの動画像(スルー
画像)がモニタ30に表示される。
【0025】モニタスイッチ60がオフされたことを示
す状態信号が与えられると、CPU34は、TG14に
間引き読み出しの中止を命令するとともに、信号処理回
路22およびビデオエンコーダ28にも処理の中止命令
を与える。これによって、スルー画像の表示が中止され
る。
【0026】シャッタボタン56が操作されたことを示
す状態信号が与えられると、CPU34は、撮影可能枚
数を判別し、1枚以上撮影可能なときに限り、シャッタ
ボタン56の操作を有効化する。つまり、与えられた状
態信号に応答して、TG14に全画素読み出しを命令
し、信号処理回路22に上述と同じ処理命令を与え、J
PEGコーデック32に圧縮命令を与える。
【0027】TG14は、SG16から出力された垂直
同期信号および水平同期信号に基づいてCCDイメージ
ャ12を1フレーム期間にわたって全画素読み出し方式
で駆動する。CCDイメージャ12からは、被写体像に
対応する高解像度のカメラ信号(1フレーム分)が出力
される。出力されたカメラ信号は、上述と同様の処理を
施され、信号処理回路22から高解像度のYUVデータ
が出力される。出力されたYUVデータは、メモリ制御
回路24によってSDRAM26に書き込まれる。
【0028】JPEGコーデック32は、CPU34か
らの圧縮命令に応答して、メモリ制御回路24にYUV
データの読み出しをリクエストする。メモリ制御回路2
4は、この読み出しリクエストに応答してSDRAM2
6から高解像度のYUVデータを読み出し、JPEGコ
ーデック32は、読み出されたYUVデータにJPEG
圧縮を施す。これによって、最大サイズが20Kバイト
を超えない範囲で圧縮された圧縮静止画像データが生成
される。JPEGコーデック32は、生成された圧縮静
止画像データを書込リクエストとともにメモリ制御回路
24に与える。このため、圧縮静止画像データもまた、
メモリ制御回路24によってSDRAM26に格納され
る。
【0029】圧縮静止画像データがSDRAM26内に
得られると、CPU34は、自らメモリ制御回路24に
圧縮静止画像データの読み出しをリクエストし、メモリ
制御回路24によって読み出された圧縮静止画像データ
をディスクコントローラ38に与える。CPU34はま
た、電源スイッチ58の投入時に決定したファイル番号
を含むファイル名を作成し、作成したファイル名を圧縮
静止画像データに続いてディスクコントローラ38に与
える。
【0030】圧縮静止画像データおよびファイル名が与
えられると、ディスクコントローラ38は、光ピックア
ップ40および記録ヘッド42を駆動し、圧縮静止画像
データおよびファイル名を含む静止画像ファイルをFA
T方式で光磁気ディスク46に記録する。
【0031】電源スイッチ58がオフされたことを示す
状態信号が与えられると、CPU34は、最適レーザパ
ワー値およびディスク情報をディスクコントローラ38
に要求する。このとき、ディスクコントローラ38は、
初期化指示2に基づくテストリードおよびテストライト
によって決定した最適レーザパワー値と、現時点のディ
スク情報をCPU34に返送する。CPU34は、返送
された最適レーザパワー値およびディスク情報をフラッ
シュメモリ36に格納する。
【0032】システムコントローラ50は、具体的には
図2に示すフロー図を処理する。まずステップS1で、
電源スイッチ58がオンされたかどうかを判別する。電
源スイッチ58がオフ状態からオン状態に切り換えられ
ると、ステップS3でスイッチSW1をオンするととも
に、ステップS5で電源スイッチ58がオンされたこと
を示す状態信号をCPU34に出力する。
【0033】続いて、ステップS17およびS21の各
々でモニタスイッチ60の状態を判別する。モニタスイ
ッチ60がオフ状態からオン状態に切り換えられると、
ステップS17でYESと判別し、ステップS19でモ
ニタスイッチ60がオン状態に移行したことを示す状態
信号をCPU34に出力する。一方、モニタスイッチ6
0がオン状態からオフ態に切り換えられたときは、ステ
ップS21でYESと判別し、ステップS23でモニタ
スイッチ60がオフ状態に移行したことを示す状態信号
をCPU34に出力する。
【0034】ステップS17およびS21のいずれもN
Oであれば、シャッタボタン56が操作されたかどうか
をステップS25で判別し、電源スイッチ58がオフさ
れたかどうかを判別する。シャッタボタン56が操作さ
れるとステップS25からステップS27に進み、シャ
ッタボタン56が操作されたことを示す状態信号をCP
U34に出力する。一方、電源スイッチ58がオン状態
からオフ状態に切り換えられると、ステップS29から
ステップS31に進み、電源スイッチ58がオフされた
ことを示す状態信号をCPU34に出力する。さらに、
ステップS33における所定時間の待機を経て、ステッ
プS35でスイッチSW1をオフする。ステップS27
の処理を終えるか、ステップS25およびS29の各々
でNOと判断されると、ステップS17に戻り、ステッ
プS35の処理を終えると、ステップS1に戻る。
【0035】電源スイッチ58がオフ状態のときにAN
Dゲート62の出力がローレベルからハイレベルに変化
すると、ステップS1でNOと判断し、ステップS7で
YESと判断する。すると、ステップS9でスイッチS
W1をオンするとともに、ステップS11でANDゲー
ト62の出力がハイレベルであることを示す状態信号を
CPU34に出力する。ステップS13ではCPU34
から検出終了通知が返送されたかどうか判断し、YES
であればステップS15でスイッチSW1をオフする。
ステップS15の処理を終えると、ステップS1に戻
る。
【0036】CPU34は、具体的には図3および図4
に示すフロー図を処理する。まずステップS41で電源
スイッチ58がオンされたかどうかをシステムコントロ
ーラ50からの状態信号に基づいて判断し、YESであ
れば、ステップS43でディスク情報および最適レーザ
パワー値をフラッシュメモリ36から読み出す。ステッ
プS45では読み出されたディスク情報に基づいて撮影
環境設定(撮影可能枚数の算出,次回作成される静止画
像ファイルのファイル番号の決定など)を行ない、続く
ステップS47では読み出された最適レーザパワー値を
初期化指示2とともにディスクコントローラ38に出力
する。この初期化指示2によって、現在装着されている
光磁気ディスク34の最適レーザパワー値が決定され
る。
【0037】ステップS49ではモニタスイッチ60が
オンされたかどうかを判別し、ステップS53ではモニ
タスイッチ60がオフされたかどうかを判断する。この
判別も、上述のステップS41と同様、システムコント
ローラ50からの状態信号に基づいて行なう。ステップ
S49でYESであれば、ステップS51でスルー画像
表示処理を行なう。具体的には、TG14に間引き読み
出しを命令するとともに、信号処理回路22およびビデ
オエンコーダ28に所定の処理命令を与える。この結
果、モニタ30にスルー画像が表示される。一方、ステ
ップS53でYESであれば、ステップS55でスルー
画像表示を中止する。具体的には、TG14,信号処理
回路22およびビデオエンコーダ28を不能化する。ス
テップS51およびS55の処理を終えると、ステップ
S49に戻る。
【0038】ステップS57では、シャッタボタン56
が操作されたかどうかをシステムコントローラ50から
の状態信号に基づいて判別する。ここでYESであれ
ば、ステップS59で撮影可能枚数が“1”以上である
かどうか判断し、NOであればステップS61〜S65
の処理を経ることなくステップS49に戻る。これによ
って、シャッタボタン56の操作が無効とされる。
【0039】一方、撮影可能枚数が“1”以上であれ
ば、ステップS61で静止画の撮影処理を行なう。具体
的には、TG14に1フレーム期間の全画素読み出しを
命令し、信号処理回路22に所定の処理命令を与え、そ
してJPEGコーデック32に圧縮命令を与える。さら
に、撮影可能枚数およびファイル番号を更新する。SD
RAM26には、かかる撮影処理によって1フレーム分
の圧縮静止画像データが確保される。
【0040】続くステップS63では、光磁気ディスク
46が記録可能状態にあるかどうか判断する。記録可能
状態とは、最適レーザパワーが光ピックアップ40に設
定され、スピンドルモータ44が所定速度で回転してい
る状態をいう。上述の初期化指示2に対してディスクコ
ントローラ38から初期化終了通知が返送されたとき
や、消費電力削減のためにスピンドルモータ44の回転
が一時的に中断された状態から、記録処理のためにスピ
ンドルモータ44の回転が再開されたときなどに、記録
可能状態が得られる。
【0041】このような記録可能状態が得られない間は
ステップS63からステップS49に戻るが、記録可能
状態が得られると、ステップS65で記録処理を行なっ
てからステップS49に戻る。記録処理では、メモリ制
御回路24を通してSDRAM26から圧縮静止画像デ
ータを読み出し、読み出した圧縮静止画像データを自ら
作成されたファイル名とともにディスクコントローラ3
8に与える。この結果、圧縮静止画像データおよびファ
イル名を含む静止画像ファイルが、光ピックアップ40
および記録ヘッド42によって光磁気ディスク46に記
録される。
【0042】ステップS67では、電源スイッチ58が
オフされたかどうかをシステムコントローラ50からの
状態信号に基づいて判別する。ここでYESであれば、
ステップS69およびS71の各々で最適レーザパワー
値およびディスク情報をディスクコントローラ38を通
して検出する。具体的には、上述の初期化指示2に基づ
いてディスクコントローラ38で決定された最適レーザ
パワー値をステップS69で検出し、現時点のディスク
情報をステップS71で読み出す。続くステップS73
では、こうして得られた最適レーザパワー値およびディ
スク情報をフラッシュメモリ36に格納し、ステップS
73の処理が完了するとステップS41に戻る。
【0043】なお、図3には示されていないが、電源ス
イッチ58がオフされた時点でSDRAM26に圧縮画
像データが残っているときは、ステップS69に先立っ
てステップS65と同様の記録処理が行なわれる。
【0044】ステップS41でNOと判断されると、図
4に示すステップS75に進み、ANDゲートの出力が
ローレベルからハイレベルに変化したかどうかを判別す
る。この判別もまた、システムコントローラ50からの
状態信号に基づいて行なう。ここでYESであれば、ス
テップS77でディスクコントローラ38に初期化指示
1を与える。この初期化指示1によって、異なるレーザ
パワーでのテストリードおよびテストライトが繰り返し
行なわれ、最適レーザパワー値が決定される。
【0045】最適レーザパワー値が決定された後、ディ
スクコントローラ38から初期化終了通知が発される
と、ステップS79でYESと判断し、ステップS81
およびS83の各々でディスクコントローラ38を通し
て最適レーザパワー値およびディスク情報を検出する。
つまり、初期化指示1に基づいて決定された最適レーザ
パワー値をステップS81で検出し、現時点のディスク
情報をステップS83で光磁気ディスク46から読み出
す。ステップS85ではこうして得られた最適レーザパ
ワー値およびディスク情報をフラッシュメモリ36に格
納し、続くステップS87では検出終了通知をシステム
コントローラ50に出力する。ステップS87の処理を
終えるとステップS41に戻る。
【0046】以上の説明から分かるように、ディジタル
カメラ10はバッテリ電源によって駆動され、スピンド
ルモータ44によって回転する光磁気ディスク46に光
ピックアップ40および記録ヘッド42によって静止画
像ファイルを記録する。ここで、光磁気ディスク46は
スロット48によって着脱自在に装着され、バッテリ電
源52がオフされている状態で光磁気ディスク46がス
ロット48に装着されると、バッテリ電源52がシステ
ムコントローラ50によってオンされる。
【0047】CPU34は、バッテリ電源52がオンさ
れた後、光磁気ディスク46の空き容量情報を含むディ
スク情報を光磁気ディスク46から読み出し、読み出し
たディスク情報をフラッシュメモリ36に保存する。デ
ィスク情報の保存が完了すると、バッテリ電源58はシ
ステムコントローラ50によってオフされる。
【0048】電源スイッチ58がオンされると、CPU
34は、フラッシュメモリ36から空き容量情報を読み
出し、読み出した空き容量情報に基づいて撮影可能枚数
を算出する。そして、撮影可能枚数が“1”以上のとき
に限り、シャッタボタン56の操作に応答して被写体の
静止画撮影処理および静止画像ファイルの光磁気ディス
ク46への記録処理を行なう。換言すれば、撮影可能枚
数が“0”であれば、シャッタボタン56の操作は無効
とされる。
【0049】このように、空き容量情報はディスク記録
媒体に比べて高速アクセスが可能な半導体メモリに保存
されるため、バッテリ電源が投入されたとき、シャッタ
ボタンの操作を有効化するかどうかを速やかに判別する
ことができる。
【0050】なお、この実施例では、ディジタルカメラ
10に内蔵されたフラッシュメモリ36にディスク情報
を保存するようにしたが、ディスク情報を保存する半導
体メモリはディスク記録媒体の中に設けられてもよい。
【0051】また、この実施例では、ディスク記録媒体
として光磁気ディスクを用いているが、光磁気ディスク
に代えて、IBM社が提供するマイクロドライブのよう
な着脱自在なハードディスクを用いてもよい。
【0052】さらに、この実施例では、ディスク情報を
保存する半導体メモリとして不揮発性のフラッシュメモ
リを用いているが、バックアップ電源によって常時バッ
クアップされた揮発性の半導体メモリにディスク情報を
保存するようにしてもよい。
【0053】さらにまた、この実施例では、静止画像フ
ァイルの光磁気ディスクへの記録方式よしてFAT方式
を採用しているが、これに代えてUDF(Universal Di
sc Format)方式を採用してもよい。
【0054】また、この実施例では、被写体を撮影する
ためのイメージセンサとしてCCDイメージャを用いて
いるが、これに代えてCMOSイメージャを用いてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】システムコントローラの動作を示すフロー図で
ある。
【図3】CPUの動作の一部を示すフロー図である。
【図4】CPUの動作の他の一部を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 12…CCDイメージャ 32…JPEGコーデック 34…CPU 36…フラッシュメモリ 38…ディスクコントローラ 46…光磁気ディスク 48…スロット 50…システムコントローラ 64…ディスクセンサ 66…スロットセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリ電源によって駆動され、周方向に
    回転するディスク記録媒体に所望信号を記録するディス
    ク装置において、 前記ディスク記録媒体を着脱自在に装着する装着手段、 前記バッテリ電源がオフされている状態で前記ディスク
    記録媒体が装着されたとき前記バッテリ電源をオンする
    オン手段、 前記オン手段によって前記バッテリ電源がオンされた
    後、前記ディスク記録媒体の空き容量を示す空き容量情
    報を前記ディスク記録媒体から検出する検出手段、 前記検出手段によって検出された前記空き容量情報を半
    導体メモリに保存する保存手段、および前記半導体メモ
    リに保存された前記空き容量情報に基づいて前記所望信
    号の取り込みを制御する制御手段を備えることを特徴と
    する、ディスク装置。
  2. 【請求項2】取り込み指示に応答して前記所望信号を取
    り込む取り込み手段をさらに備え、 前記制御手段は前記空き容量情報に基づいて前記取り込
    み指示を無効とする無効手段を含む、請求項1記載のデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】前記所望信号はサイズが予め決まっている
    静止画像信号である、請求項1または2記載のディスク
    装置。
  4. 【請求項4】前記空き容量情報が前記半導体メモリに保
    存された後に前記バッテリ電源をオフするオフ手段をさ
    らに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載のディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】前記半導体メモリは不揮発性である、請求
    項1ないし4のいずれかに記載のディジタルカメラ。
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