JP2007110224A - 画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記憶手段に格納された画像ファイルについて、一覧表示画面において、順次、動画再生を実行する構成を提供する。
【解決手段】縮小画像の一覧表示を実行し、その一覧表示された縮小画像の対応する動画の再生を、縮小画像表示領域を利用して実行する。一覧表示画面における動画再生処理は、縮小画像領域に対応させて順次、移動して実行する構成とした。本構成により、ユーザは、縮小画像の一覧表示を終了させることなく、各縮小画像に対応する動画再生を行なうことが可能であり全ての縮小画像に対応する動画ファイルの内容を効率的に、かつ正確に把握することが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、例えばビデオカメラなどによって撮像された多数の動画像データファイルから選択された静止画像を一覧表示するとともに、一覧表示されたデータについて、順次、動画再生処理を実行する構成とした画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
昨今のデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像装置では、一般に液晶ディスプレイをモニタ画面として備え、このモニタ画面に、過去に撮影され、記憶手段に格納済みの画像データファイルの一覧を提示する機能を備えたものが多い。
このような撮影画像データの閲覧処理構成として一般的に行なわれる手法は、記憶手段に格納された各画像データファイルを構成する画像データを縮小画像(サムネイル)として生成し、これらの縮小画像をモニタの1画面内に提示する手法である。静止画像であれば、モニタに提示される縮小画像によって、どのような場面の画像であるかを把握することは比較的容易となる。
しかし、動画像データファイルの一覧表示を行なう場合、一般的に、動画像データファイルの先頭画像の静止画が選択され、これを縮小画像として提示する構成となっており、この先頭画像のみを提示しても、ユーザはどのような内容のファイルであるかを把握することが困難となる場合が多い。すなわち、先頭の画像のみを提示しても必ずしも動画の内容が把握できる画像にはならないことが多く、動画の内容が容易に把握できる一覧表示構成に対するニーズが高くなっている。
例えば、黒画面から実際に撮影している画像へフェードインする機能を搭載したビデオカメラを利用して、フェードイン機能を用いて撮影した動画像データファィルの先頭画面は黒い画面となる。従って、上述した撮影済み画像の一覧表示において、先頭画像を選択した表示を行なうと、黒い画面が提示されることになり、内容が全くわからない画像が一覧画面に表示される。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1には、動画の先頭から一定時間後の画像をその動画の代表画像として、一覧表示画面に適用する構成を開示している。しかし、この手法においても、一覧表示画面に表示されるのは動画の一部の静止画であり、その静止画が動画を識別するために十分な内容を含む代表的な画像であるとは限らず、ユーザが動画ファイルの内容把握を行なうのに十分であるとはいえない。
このような場合、ユーザは、動画ファイルの内容を確認するため、一覧表示に示された画像から内容を確認する画像を選択して、選択した画像の再生処理を行なうことができる。しかし、利用者が動画を見るためには、一覧表示画面から、所望の動画を選択する操作を行い、一覧表示画面を終了して、モニタ全体を利用して、その選択画像の再生状態へ移行するといった一連の処理手順を実行しなければならない。
このような処理を実行しても、再生した動画像が目的としたものと異なっていた場合、再度、一覧画面を提示して、さらに、異なるファイルを選択し、再生処理を実行するといった処理を繰り返し行なわなければならない。このような処理は、ユーザにとっては操作が煩雑であり、また、目的の動画像を見つけるために必要となる時間も長くなってしまうという問題がある。
特開平11−313316号公報
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、記憶部に記録された画像データファイルの各々から選択された画像の縮小画像を一覧表示する機能を備えた画像処理装置あるいは撮像装置において、一覧表示された画像に含まれる動画像データファイルについて、順次、一覧表示のまま動画再生処理を実行することで、効率的で確実な画像確認を可能とした画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
画像処理装置であり、
複数の画像ファイル各々から選択された画像の縮小画像からなる一覧表示画像データを生成する処理を実行する制御部と、
前記制御部の生成した一覧表示画像を表示する表示部とを有し、
前記制御部は、
前記縮小画像に対応する画像ファイルに含まれる画像データから動画像再生データを生成し、該動画像再生データを前記表示部の対応する縮小画像領域に表示させる処理を実行するとともに、前記一覧表示画像に含まれる縮小画像に対応させて、再生対象動画および再生位置を、順次切り替える処理を実行する構成を有することを特徴とする画像処理装置にある。
さらに、本発明の画像処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画する第1のメモリと、動画再生画像を描画する第2のメモリを適用し、前記第1のメモリの保持データと、前記第2のメモリの保持データとの合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行う構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記第1のメモリと第2のメモリとのクロマキー合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行う構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画した第1のメモリにおいて、クロマキー合成の透過色による塗りつぶし領域を、各縮小画像領域ごとに順次切り替える処理を実行し、動画再生画像を描画する第2のメモリにおいて、前記第1のメモリにおける塗りつぶし領域として設定された縮小画像領域に対応する位置で、該縮小画像に対応する動画像の再生画像の描画処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記表示部に表示された一覧表示画像の各縮小画像領域において、各縮小画像に対応する画像ファイルの動画像再生処理を、予め定めた規定時間実行し、該規定時間の経過後、異なる縮小画像に対応する動画像ファイルの再生処理に移行する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
画像処理方法であり、
複数の画像ファイル各々から選択された画像の縮小画像からなる一覧表示画像データを生成する処理を実行する表示画像生成ステップと、
前記表示画像生成ステップにおいて生成した一覧表示画像を表示部に表示する表示ステップとを有し、
前記表示画像生成ステップは、
前記縮小画像に対応する画像ファイルに含まれる画像データから動画像再生データを生成し、該動画像再生データを前記表示部の対応する縮小画像領域に表示させる処理を実行するとともに、前記一覧表示画像に含まれる縮小画像に対応させて、再生対象動画および再生位置を、順次切り替える処理を実行するステップであることを特徴とする画像処理方法にある。
さらに、本発明の画像処理方法の一実施態様において、前記表示画像生成ステップは、前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画する第1のメモリと、動画再生画像を描画する第2のメモリとを適用し、前記第1のメモリの保持データと、前記第2のメモリの保持データとの合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行うことを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理方法の一実施態様において、前記表示画像生成ステップは、前記第1のメモリと第2のメモリとのクロマキー合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行うことを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理方法の一実施態様において、前記表示画像生成ステップは、前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画した第1のメモリにおいて、クロマキー合成の透過色による塗りつぶし領域を、各縮小画像領域ごとに順次切り替える処理を実行し、動画再生画像を描画する第2のメモリにおいて、前記第1のメモリにおける塗りつぶし領域として設定された縮小画像領域に対応する位置で、該縮小画像に対応する動画像の再生画像の描画処理を実行することを特徴とする。
さらに、本発明の画像処理方法の一実施態様において、前記画像処理方法は、さらに、前記表示部に表示された一覧表示画像の各縮小画像領域において、各縮小画像に対応する画像ファイルの動画像再生処理を、予め定めた規定時間実行し、該規定時間の経過後、異なる縮小画像に対応する動画像ファイルの再生処理に移行する処理を実行するステップを有することを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
画像処理装置において、表示画像生成処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
複数の画像ファイル各々から選択された画像の縮小画像からなる一覧表示画像データを生成する処理を制御部において実行させる表示画像生成ステップと、
前記表示画像生成ステップにおいて生成した一覧表示画像を表示部に表示させる表示ステップとを有し、
前記表示画像生成ステップは、
前記縮小画像に対応する画像ファイルに含まれる画像データから動画像再生データを生成し、該動画像再生データを前記表示部の対応する縮小画像領域に表示させる処理を実行するとともに、前記一覧表示画像に含まれる縮小画像に対応させて、再生対象動画および再生位置を、順次切り替える処理を実行するステップとして記録されていることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づく、より詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例構成によれば、縮小画像の一覧表示を実行し、その一覧表示された縮小画像の対応する動画再生を、縮小画像表示領域を利用して実行する。また、一覧表示画面における動画の再生処理は、縮小画像領域に対応させて順次、移動して実行する構成としたので、ユーザは、縮小画像の一覧表示を終了させることなく、各縮小画像に対応する動画再生を行なうことが可能であり全ての縮小画像に対応する動画ファイルの内容を効率的に、かつ正確に把握することが可能となる。例えば、黒画面から実際に撮影している画像へフェードインする機能を搭載したビデオカメラを適用して、フェードイン機能を用いて撮影した動画であっても、黒画面の静止画のみの提示処理ではなく、動画再生が実行されることになるので、先頭画像に基づく内容の把握の困難な画像ファイルであっても、動画再生により内容を確実に把握することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、本発明の画像処理装置の一例である撮像装置の構成について、図1、図2を参照して説明する。撮像装置の外観構成について図1を参照して説明し、撮像装置の内部構成について図2を参照して説明する。
図1に撮像装置100の外観構成例を示す。撮像装置100は、動画像の撮影が可能なデジタルビデオカメラである。図1に示す撮像装置100は、電源スイッチ101、再生モード切り替えスイッチ102、撮影画像のモニタ用、さらに、撮影済みの画像データの一覧表示画面として適用される液晶ディスプレイ103およびビューファインダ104を備えている。
本発明の撮像装置100は、液晶ディスプレイ103およびビューファインダ104に、撮影され記憶部に格納された画像データファイルの各々から選択された静止画縮小画像を一覧表示するとともに、一覧表示された画像に含まれる動画像データファイルについて、順次、一覧表示のまま動画再生処理を実行する構成を持つ。
次に、図2を参照して撮像装置100の内部構成例について説明する。図2は、この実施の形態の撮像装置のハードウェア構成を示すブロック図である。撮像装置は、図2に示すように、大きく分けると、カメラ部210と、カメラDSP(Digital Signal Processor)220と、媒体インタフェース(以下、媒体I/Fという。)240、制御部250と、操作部260と、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ270と、図1に示す液晶ディスプレイ103およびビューファインダ104に対応するLCD281,282と、外部インタフェース(以下、外部I/Fという。)290、および内部メモリ300を備えるとともに、記録媒体245が着脱可能とされている。
記録媒体245は、例えば半導体メモリを用いたいわゆるメモリカード、記録可能なDVD(Digital Versatile Disc)や記録可能なCD(Compact Disc)等の光記録媒体、磁気ディスクなどの種々のものを利用可能である。記録媒体245には撮影済みの画像データファイルが格納される。
カメラ部210は、図2に示すように、光学ブロック211、CCD(Charge Coupled Device)212、前処理回路213、光学ブロック用ドライバ214、CCD用ドライバ215、タイミング生成回路216を備えたものである。ここで、光学ブロック211は、レンズ、フォーカス機構、シャッター機構、絞り(アイリス)機構などを備えたものである。
また、制御部250は、CPU(Central Processing Unit)251、フラッシュROM(Read Only Memory)253、時計回路254が、システムバス255を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータであり、この実施の形態の撮像装置の各部を制御することができるものである。フラッシュROM253は、CPU251において実行する種々のプログラムや、処理に必要になるデータなどが記憶されたものである。また、時計回路254は、現在年月日、現在曜日、現在時刻を提供することができるとともに、撮影日時などを提供するなどのことができるものである。
内部メモリ300は、RAM(Random Access Memory)によって構成され、撮影画像データの一覧表示や動画再生処理に適用する画像データの記憶領域として利用される。なお、本発明の撮像装置では、内部メモリ300の利用形態が特徴的であり、この内部メモリ300の利用処理については、後段で詳細に説明する。
画像の撮影時においては、光学ブロック用ドライバ214は、制御部250からの制御に応じて、光学ブロック211を動作させるようにする駆動信号を形成し、これを光学ブロック211に供給して、光学ブロック211を動作させるようにする。光学ブロック211は、ドライバ214からの駆動信号に応じて、フォーカス機構、シャッター機構、絞り機構が制御され、被写体の画像を取り込んで、これをCCD212に対して提供する。
CCD212は、光学ブロック211からの画像を光電変換して出力するものであり、CCDドライバ215からの駆動信号に応じて動作し、光学ブロック211からの被写体の画像を取り込むとともに、制御部5によって制御されるタイミング生成回路216からのタイミング信号に基づいて、取り込んだ被写体の画像(画像情報)を電気信号として前処理回路213に供給する。
なお、上述のように、タイミング生成回路216は、制御部250からの制御に応じて、所定のタイミングを提供するタイミング信号を形成するものである。また、CCDドライバ215は、タイミング生成回路216からのタイミング信号に基づいて、CCD212に供給する駆動信号を形成するものである。
前処理回路213は、これに供給された電気信号の画像情報に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行って、S/N比を良好に保つようにするとともに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って、利得を制御し、そして、A/D(Analog/Digital)変換を行って、デジタル信号とされた画像データを形成する。
前処理回路213においてデジタル信号とされた画像データは、DSP220に供給される。DSP220は、これに供給された画像データに対して、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)などのカメラ信号処理を施す。このようにして種々の調整がされた画像データは、所定の圧縮方式でデータ圧縮され、システムバス255、媒体I/F240を通じて、記録媒体245に供給され、記録媒体245にファイルとして記録される。
また、記録媒体245に記録された画像データは、タッチパネルやコントロールキーなどからなる操作部260を通じて受け付けたユーザからの操作入力に応じて、目的とする画像データが媒体I/F240を通じて記録媒体245から読み出され、これがDSP220に供給される。
なお、本発明の撮像装置は、撮影済み画像データの一覧表示を実行する機能を備え、一覧表示コマンドが操作部260から入力された場合、制御部250の制御によって、記録媒体245に格納された画像データファイルが、順次取得されDSP220に供給される。
DSP2は、記録媒体245から読み出され、媒体I/F240を通じて供給されたデータ圧縮されている画像データについて、そのデータ圧縮の解凍処理(伸張処理)を行い、解凍後の画像データをシステムバス255を通じて、LCDコントローラ270に供給する。LCDコントローラ270は、供給された画像データからLCD281,282に供給する画像信号を形成し、これをLCD281,282に供給する。これにより、記録媒体245に記録されている画像データに応じた画像が、LCD281,282の表示画面に表示される。
なお、画像表示の形態は、ROMに記録された表示処理プログラムに従う。この表示処理プログラムには、一覧縮小画像の表示処理、および一覧表示された画像について、順次、動画再生処理を実行させるプログラムが含まれる。この処理の詳細については、後述する。
また、撮像装置には、外部I/F290が設けられている。この外部I/F290を通じて、例えば外部のパーソナルコンピュータと接続して、パーソナルコンピュータから画像データの供給を受けて、これを自機に装填された記録媒体に記録したり、また、自機に装填された記録媒体に記録されている画像データを外部のパーソナルコンピュータ等に供給したりすることもできる。
また、外部I/F290に通信モジュールを接続することにより、例えば、インターネットなどのネットワークに接続して、ネットワークを通じて種々の画像データやその他の情報を取得し、自機に装填された記録媒体に記録したり、あるいは、自機に装填された記録媒体に記録されているデータを、ネットワークを通じて目的とする相手先に送信したりすることもできるものである。
また、外部のパーソナルコンピュータやネットワークを通じて取得し、記録媒体に記録した画像データなどの情報についても、上述したように、撮像装置において読み出して再生し、LCD281,282に表示してユーザが閲覧することも可能である。
なお、外部I/F290は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)などの有線用インタフェースとして設けることも可能であるし、光や電波による無線インタフェースとして設けることも可能である。すなわち、外部I/F290は、有線、無線のいずれのインタフェースであってもよい。
このように、この実施の形態の撮像装置は、被写体の画像を撮影して、当該撮像装置に装填された記録媒体に記録することができるとともに、記録媒体に記録された画像データを読み出して、これを再生し、利用することができるものである。また、外部のパーソナルコンピュータやネットワークを通じて、画像データの提供を受けて、これを自機に装填された記録媒体に記録したり、また、読み出して再生したりすることもできるものである。
次に、図3以下を参照して、本発明の画像処理装置(撮像装置)において実行する一覧縮小画像の表示処理、および一覧表示された画像についての、順次、動画再生処理の詳細について説明する。
図3は、図2に示す撮像装置構成の中から、本発明の画像処理装置(撮像装置)において実行する一覧縮小画像の表示処理、および一覧表示された画像についての順次動画再生処理を実行するために必要となる主要ブロックを抽出して示した図である。
記録媒体245には、撮影済み画像データファイルが複数格納されている。制御部250は、例えば、操作部260の指示に基づき、記録媒体245に格納された画像データファイルを媒体I/F240を介して取得し、カメラDSP220および制御部250における画像処理を実行し、各画像ファイルに対して選択された代表画像の縮小画像の一覧画像データを生成し、内部メモリ300に格納し、内部メモリ300に格納された画像を、LCDコントローラ270を介してモニタ281,ビューファインダ282に出力する。
さらに、モニタ281,ビューファインダ282に出力された縮小画像の一覧画像データの動画再生を、順次、実行する。図4を参照して、本発明の画像処理装置における一覧縮小画像および動画再生処理の具体例について説明する。
なお、以下に説明する処理例では、記録媒体245に格納された撮影済み画像データファイルに対する処理例として説明するが、処理対象とする画像データは、例えば、図2に示す外部インタフェース290に接続された外部メディアに格納されたファイルでもよい。この場合は、外部インタフェース290から入力するデータファイルに対する処理を行なう。
図4は、(a)〜(d)まで、モニタ281,ビューファインダ282に出力される画像データ例を、時系列に並べてした図である。まず、(a)は、複数の縮小画像401−1〜401〜nが示され、その中の1つの画像401−1が動画再生される。画像401−1の動画再生が終了すると、次に、(b)に示すように、次の画像401−2が動画再生される。画像401−2の動画再生が終了すると、次の画像に進み、順次、動画再生処理が実行され、(c)の画像401−(n−1)の動画再生,(d)の画像401−nの動画再生に至る。最終画像の画像401−(n−1)の動画再生の動画再生が終了すると、(a)に戻り、先頭の画像ファイル401−1の再生が、再度、実行される。
なお、さらに、異なるファイルがある場合は、次ページとして、次の一覧を提示して同様のシーケンスで、順次、動画再生処理を実行してもよい。また、1つのファイルの再生時間は、動画ファイル全体の再生を実行する構成としてもよいし、あるいは1ファイルの再生最大時間を、予め定めた時間として設定してもよい。
このような処理を実行するため、本発明の画像処理装置では、内部メモリ300を複数の異なるメモリ領域に区分設定し、各メモリ領域を利用した画像処理を行なう。図5を参照して本発明の画像処理装置における内部メモリ300の利用形態について説明する。
内部メモリ300は、図5に示すように、カメラDSP220と制御部250によって利用され、表示部としての液晶ディスプレイモニタ、ビューファインダに提示する画像生成の際に利用される。図4を参照して説明した一覧縮小画像および順次動画再生処理を実行するため、本発明の装置では、内部メモリ300を、図5に示すように、
作業メモリ301、
退避メモリ302、
縮小画像メモリ303、
再生メモリ304、
これらの4つの異なるメモリ領域に区分して、これらのメモリ領域を利用した処理を実行する。
図6以下を参照して、本発明の画像処理装置において実行する一覧縮小画像および順次動画再生処理の詳細について、説明する。図6は、本発明の画像処理装置において実行する一覧縮小画像および順次動画再生処理のシーケンスを示すフローチャートであり、図7〜図11は、図6に示すフローの各ステップの処理の具体例を説明する図である。
図6に示すフローチャートの各ステップの処理について、以下説明する。なお、図6に示すフローは、図2に示すフラッシュROM253に格納された処理プログラムを制御部250のCPU251によって読み出して実行される処理であり、フローに含まれる画像処理は、制御部250およびカメラDSP220において実行される処理が含まれる。
まず、ステップS101において、作業メモリに画面枠画像を描画する。図7を参照して具体的処理例について説明する。図7には、図6のフローに示すイテップS101〜S105の具体的処理例を示している。図7に示すステップS101には、作業メモリに描画される画面枠画像501の例を示している。図7に示すように、画面枠画像501には、クロマキー合成の透過色設定領域502が含まれる。図に示す例では白い矩形部分がクロマキー合成の透過色設定領域502である。この透過色設定領域502は、画面枠画像501と他の画像データとを合成して出力する際、透過領域として設定され、合成対象となった他の画像データのみが出力される領域となる。
次に、図6のフローにおけるステップS102において、縮小画像メモリに縮小画像を格納し保持する。記録媒体245に格納された画像ファイルから、一覧表示する静止画像を選択し、制御部250およびカメラDSP220の画像処理によって縮小画像(サムネイル)を生成して、縮小画像メモリに格納する。
図7を参照して、ステップS102の処理の具体例について説明する。図7のステップS102に示すように、縮小画像メモリには、記録媒体245に格納された画像ファイルの各々に基づいて生成された縮小画像503が格納、保持される。
次に、図6のフローにおけるステップS103において、再生メモリに、縮小画像メモリに格納した縮小画像をコピー描画する。図7を参照して、ステップS103の処理の具体例について説明する。再生メモリに、縮小画像メモリに格納した縮小画像の各々がコピー描画される。再生メモリは、表示部としての液晶ディスプレイモニタ281、あるいはビューファインダ282に対する出力画像の描画領域として利用されるメモリであり、本発明の画像処理装置では、この再生メモリに描画された画像と作業メモリに描画された画面枠などの画像をクロマキー合成して表示部に出力する。
図6のフローにおけるステップS104において、このクロマキー合成処理が行なわれる。すなわち、ステップS101において作業メモリに描画した画面枠画像と、ステップS103において、再生メモリに描画した縮小画像とのクロマキー合成処理が行なわれる。
クロマキー合成出力では、図7のステップS101において説明したように、画面枠画像501に含まれるクロマキー合成の透過色設定領域502が透過領域として設定され、透過色設定領域では、合成対象である再生メモリに描画された縮小画像が出力される。ステップS105では、このクロマキー合成画像が、表示部に出力表示されることになる。ステップS105では、さらに、このクロマキー合成画像が、退避メモリに格納保持される。
ステップS104とステップS105の処理について、図7を参照して説明する。図7に示す画像505が、ステップS101において作業メモリに描画した画面枠画像と、ステップS103において再生メモリに描画した縮小画像とのクロマキー合成処理によって生成される合成画像であり、これが、液晶ディスプレイモニタなどの表示部に表示される。これは、記録媒体に格納された各画像データファイルの代表画像の縮小画像の一覧データである。さらに、ステップS105では、このクロマキー合成画像が、退避メモリに格納保持される。図7に示す退避メモリ格納画像506である。
次に、ステップS106において、退避メモリに保持された画像を作業メモリにコピーし、ステップS107において、作業メモリにコピーされた画像において、動画再生を実行する縮小画像提示部分をクロマキー合成の透過色設定領域とする。すなわち、クロマキー合成の透過色で塗りつぶす処理を実行する。
図8を参照して具体的な処理例について説明する。図8には、図6のフローにおける処理ステップS106、S107の具体的処理例を示している。まず、ステップS106において、退避メモリに保持された画像506を作業メモリにコピーする。図7に示すコピー画像507である。
さらに、ステップS107において、作業メモリにコピーされた画像中、動画再生を実行する縮小画像提示部分508をクロマキー合成の透過色設定領域とする。この処理例では、左上端の縮小画像部分を最初の動画再生領域としている。従って、左上端の縮小画像提示部分508をクロマキー合成の透過色で塗りつぶす処理を実行する。
次に、ステップS108において、再生メモリの背景を透過色で塗りつぶし、動画再生を実行する縮小画像領域を、動画再生領域として動画再生を実行する。図9を参照して具体的な処理例について説明する。図9には、図6のフローにおける処理ステップS107〜S109の具体的処理例を示している。
図9に示すステップS107の処理例は、先に、図8を参照して説明したと同様の作業メモリにコピーされた画像中、動画再生を実行する縮小画像提示部分508をクロマキー合成の透過色設定領域とした画像データを示している。ステップS108の処理例は、再生メモリの背景領域509を、クロマキー合成の透過色で塗りつぶし、動画再生を実行する縮小画像領域510を設定し、この動画再生領域510において動画再生を実行する。この縮小画像領域510は、一覧表示画面の左上端の縮小画像領域に相当する。
ステップS109では、作業メモリの画像と、再生メモリの画像とのクロマキー合成、出力処理が行なわれる。すなわち、ステップS107において作業メモリに描画した画像と、ステップS108において、再生メモリに描画したクロマキー合成の透過色で塗りつぶした背景領域109と、選択された縮小画像領域において動画再生を実行する画像とのクロマキー合成処理が行なわれる。
このクロマキー合成出力によって、図9のステップS109に示すように、液晶ディスプレイモニタ等の表示部には、左上端の縮小画像領域においてのみ、再生メモリにおいて再生中の動画511が提示され、その他の縮小画像領域には、作業メモリに描画中の静止画の縮小画像が提示されることになる。
さらに、ステップS110において、動画再生中の動画像データファイルの再生が終了したか否かを判定し、終了した場合は、ステップS111に進み、次の動画像ファイルが縮小画像一覧画面中にあるか否かを判定し、ある場合は、ステップS106以下の処理を次の動画像ファイルについて実行する。
この処理の具体例について、図10を参照して説明する。図10には、ステップS109とステップS111においてステップS106に進み次の動画再生処理に移行した処理例を示している。
まず、ステップS109では、左上端の縮小画像領域を動画再生領域521として、動画再生が実行される。この動画再生が終了すると、ステップS110,S111の判定処理が実行され、次の縮小画像領域に進み、その縮小画像に対応する動画像ファイルが再生メモリにおいて再生され、動画再生画像が提示される。
なお、この処理においては、作業メモリの設定と、再生メモリの設定は、図11に示すような設定とされる。すなわち、ステップS107では、作業メモリにコピーされた画像中、動画再生を実行する縮小画像提示部分を、左上端から右に1つ移動した縮小画像領域608として、この縮小画像領域608をクロマキー合成の透過色設定領域とする。ステップS108では、左上端から右に1つ移動した縮小画像領域を除く再生メモリの背景領域609を、クロマキー合成の透過色で塗りつぶし、動画再生を実行する縮小画像領域610において動画再生を実行し、ステップS109では、作業メモリの画像と、再生メモリの画像とのクロマキー合成、出力処理が行なわれる。この結果、左上端から右に1つ移動した画像領域が動画再生領域611として設定して、動画再生が実行される。以下、順次、動画再生領域を移動させて処理が継続的に実行されることになる。
すなわち、先に、図4を参照して説明したように、表示部としてのモニタ281,ビューファインダ282に出力される画像は、まず、図4(a)に示すように、複数の縮小画像401−1〜401〜nが示され、その中の1つの画像401−1が動画再生される。画像401−1の動画再生が終了すると、次に、(b)に示すように、次の画像401−2が動画再生される。画像401−2の動画再生が終了すると、次の画像に進み、順次、動画再生処理が実行され、(c)の画像401−(n−1)の動画再生,(d)の画像401−nの動画再生に至る。最終画像の画像401−(n−1)の動画再生の動画再生が終了すると、(a)に戻り、先頭の画像ファイル401−1の再生が、再度、実行される。
なお、前述したように、さらに、異なるファイルがある場合は、次ページとして、次の一覧を提示して同様のシーケンスで、順次、動画再生処理を実行してもよい。また、図6の処理フローにおけるステップS110の判定を行なう際の1つのファイルの再生時間は、動画ファイル全体の再生を実行する構成としてもよいし、あるいは1ファイルの再生最大時間を、予め定めた時間として設定してもよい。
このように、本発明の画像処理装置では、液晶ディスプレイモニタやビューファインダなどの表示部に対して、例えば撮影画像などの画像ファイルに対応する縮小画像の一覧表示を実行し、その一覧表示された縮小画像の対応する動画再生を、縮小画像表示領域を利用して実行する構成とした。また、一覧表示画面における動画再生処理を、縮小画像領域に対応させて順次、移動して実行する構成としたので、ユーザは、縮小画像の一覧表示を終了させることなく、各縮小画像に対応する動画再生を行なうことが可能であり全ての縮小画像に対応する動画ファイルの内容を効率的に、かつ正確に把握することが可能となる。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例構成によれば、縮小画像の一覧表示を実行し、その一覧表示された縮小画像の対応する動画再生を、縮小画像表示領域を利用して実行する。また、一覧表示画面における動画の再生処理は、縮小画像領域に対応させて順次、移動して実行する構成としたので、ユーザは、縮小画像の一覧表示を終了させることなく、各縮小画像に対応する動画再生を行なうことが可能であり全ての縮小画像に対応する動画ファイルの内容を効率的に、かつ正確に把握することが可能となる。例えば、黒画面から実際に撮影している画像へフェードインする機能を搭載したビデオカメラを適用して、フェードイン機能を用いて撮影した動画であっても、黒画面の静止画のみの提示処理ではなく、動画再生が実行されることになるので、先頭画像に基づく内容の把握の困難な画像ファイルであっても、動画再生により内容を確実に把握することができる。
本発明の一実施例の画像処理装置としての撮像装置の外観構成について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置としての撮像装置のハードウェア構成について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置において、本発明に関連する処理を実行する主要構成部を抽出して示したブロック図である。 本発明の一実施例の画像処理装置において実行する処理の概要について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における内部メモリの利用構成について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における処理シーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における処理の具体例について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における処理の具体例について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における処理の具体例について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における処理の具体例について説明する図である。 本発明の一実施例の画像処理装置における処理の具体例について説明する図である。
符号の説明
100 撮像装置
101 電源スイッチ
102 再生モード切り替えスイッチ
103 液晶ディスプレイ
104 ビューファインダ
210 カメラ部
211 光学ブロック
212 CCD(Charge Coupled Device)
213 前処理回路
214 光学ブロック用ドライバ
215 CCD用ドライバ
216 タイミング生成回路216
220 カメラDSP(Digital Signal Processor)
240 媒体インタフェース
245 記録媒体
250 制御部
251 CPU
253 フラッシュROM
254 時計回路
260 操作部
270 LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ
281,282 LCD
290 外部インタフェース
300 内部メモリ

Claims (11)

  1. 画像処理装置であり、
    複数の画像ファイル各々から選択された画像の縮小画像からなる一覧表示画像データを生成する処理を実行する制御部と、
    前記制御部の生成した一覧表示画像を表示する表示部とを有し、
    前記制御部は、
    前記縮小画像に対応する画像ファイルに含まれる画像データから動画像再生データを生成し、該動画像再生データを前記表示部の対応する縮小画像領域に表示させる処理を実行するとともに、前記一覧表示画像に含まれる縮小画像に対応させて、再生対象動画および再生位置を、順次切り替える処理を実行する構成を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画する第1のメモリと、
    動画再生画像を描画する第2のメモリを適用し、
    前記第1のメモリの保持データと、前記第2のメモリの保持データとの合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行う構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1のメモリと第2のメモリとのクロマキー合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行う構成であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画した第1のメモリにおいて、クロマキー合成の透過色による塗りつぶし領域を、各縮小画像領域ごとに順次切り替える処理を実行し、
    動画再生画像を描画する第2のメモリにおいて、前記第1のメモリにおける塗りつぶし領域として設定された縮小画像領域に対応する位置で、該縮小画像に対応する動画像の再生画像の描画処理を実行する構成であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記表示部に表示された一覧表示画像の各縮小画像領域において、各縮小画像に対応する画像ファイルの動画像再生処理を、予め定めた規定時間実行し、該規定時間の経過後、異なる縮小画像に対応する動画像ファイルの再生処理に移行する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理方法であり、
    複数の画像ファイル各々から選択された画像の縮小画像からなる一覧表示画像データを生成する処理を実行する表示画像生成ステップと、
    前記表示画像生成ステップにおいて生成した一覧表示画像を表示部に表示する表示ステップとを有し、
    前記表示画像生成ステップは、
    前記縮小画像に対応する画像ファイルに含まれる画像データから動画像再生データを生成し、該動画像再生データを前記表示部の対応する縮小画像領域に表示させる処理を実行するとともに、前記一覧表示画像に含まれる縮小画像に対応させて、再生対象動画および再生位置を、順次切り替える処理を実行するステップであることを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記表示画像生成ステップは、
    前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画する第1のメモリと、
    動画再生画像を描画する第2のメモリとを適用し、
    前記第1のメモリの保持データと、前記第2のメモリの保持データとの合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記表示画像生成ステップは、
    前記第1のメモリと第2のメモリとのクロマキー合成処理によって、前記表示部に対する出力画像の生成を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記表示画像生成ステップは、
    前記縮小画像の一覧表示に適用する縮小画像を描画した第1のメモリにおいて、クロマキー合成の透過色による塗りつぶし領域を、各縮小画像領域ごとに順次切り替える処理を実行し、
    動画再生画像を描画する第2のメモリにおいて、前記第1のメモリにおける塗りつぶし領域として設定された縮小画像領域に対応する位置で、該縮小画像に対応する動画像の再生画像の描画処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  10. 前記画像処理方法は、さらに、
    前記表示部に表示された一覧表示画像の各縮小画像領域において、各縮小画像に対応する画像ファイルの動画像再生処理を、予め定めた規定時間実行し、該規定時間の経過後、異なる縮小画像に対応する動画像ファイルの再生処理に移行する処理を実行するステップを有することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  11. 画像処理装置において、表示画像生成処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    複数の画像ファイル各々から選択された画像の縮小画像からなる一覧表示画像データを生成する処理を制御部において実行させる表示画像生成ステップと、
    前記表示画像生成ステップにおいて生成した一覧表示画像を表示部に表示させる表示ステップとを有し、
    前記表示画像生成ステップは、
    前記縮小画像に対応する画像ファイルに含まれる画像データから動画像再生データを生成し、該動画像再生データを前記表示部の対応する縮小画像領域に表示させる処理を実行するとともに、前記一覧表示画像に含まれる縮小画像に対応させて、再生対象動画および再生位置を、順次切り替える処理を実行するステップとして記録されていることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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