JP2001111939A - 撮像装置、撮像方法、撮像システム、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法、撮像システム、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001111939A
JP2001111939A JP28854399A JP28854399A JP2001111939A JP 2001111939 A JP2001111939 A JP 2001111939A JP 28854399 A JP28854399 A JP 28854399A JP 28854399 A JP28854399 A JP 28854399A JP 2001111939 A JP2001111939 A JP 2001111939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ状媒体と半導体メモリとの対応が失わ
れることなく、正しくインデックス検索が行われ得る撮
像装置、撮像方法、撮像システム、並びにコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 着脱可能なフラッシュメモリ(半導体メ
モリ)108aに記録される、動画カット中の所定の1
フレーム画像、及び前記動画カットの記録開始位置情報
等からなるインデックス情報の中から所定のインデック
ス情報(画像等)を、操作キー群115にて指定するこ
とにより、着脱可能なDVテープ(テープ状媒体)10
8bに記録される所望の動画カットが正しく検索(イン
デックス検索)され、NTSCビデオ出力端子110及
び液晶ディスプレイ112に対して出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に係り、
特に静止画像及び動画像をメモリやテープ等の記録媒体
それぞれに対応付けて記録する撮像装置、撮像方法、撮
像システム、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラなどの撮像装置に
よって記録される映像は、テープ状記録媒体(以降、テ
ープ状記録媒体または単にテープともいう)に、数秒の
カットが連なった形として記録される。このため、編集
作業時等にユーザが所望のカットを探し出す際に非常な
手間を要するという問題があった。
【0003】また、テープ状記録媒体では、ディスク状
の記憶媒体等と異なり、所望のカット(動画像)をアク
セスするのに、早送り/巻き戻し等の動作を必要とし、
ディスク状の記憶媒体等と比べ、アクセスに少なからぬ
時間を要するものではあるが、アクセス時に所望のカッ
トの位置を行き過ぎてしまったり、逆に巻き戻し過ぎて
しまったりした場合などには、それを修正するための動
作が必要となり、編集作業時間に多大なロスが発生する
という問題があった。
【0004】これらの問題を解決するため、撮像装置に
おいて、テープ状記録媒体とは別に半導体メモリ(以降
フラッシュメモリまたは単にメモリともいう)を備え、
テープ状記録媒体における各カット(動画像)におけ
る、例えば先頭位置を識別するためのテープカウンタ値
等からなる識別コードを、前記半導体メモリに記録する
ようにした撮像装置が従来より提案されている。この撮
像装置によれば、例えば半導体メモリに記録された識別
コードを、所定の方法で指定することにより、対応する
テープ上のカットを、迅速且つ確実に(所望のカットの
位置を行き過ぎてしまったり、巻き戻し過ぎてしまった
りすることなく)呼び出すこと(インデックス検索)が
可能となる。
【0005】しかしながら、上記従来の撮像装置では、
テープ状記録媒体の数が増加した場合等で、前記複数の
テープ状記録媒体と前記識別コードを記録する半導体メ
モリとの対応が、何らかの原因にて失われた場合(例え
ば、インデックス検索が不可能となった場合)、再び対
応を取るための自動リカバリ手段がなく、対応関係をリ
カバリするためには、ユーザが一旦画像を再生し、それ
ぞれのテープ状記録媒体の記録内容を確認し、マニアル
にてリカバリ処理(テープ状記録媒体と半導体メモリと
の対応関係を復帰、または再構築)を行うしか方法が無
く、その作業は大変煩わしく、且つ多大な時間を要する
という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の撮像装置では、テープ状記録媒体と半導体メモリと
の対応関係が失われ、インデックス検索が不可能となっ
た場合、再び対応を取るための(自動)リカバリ手段が
なく、ユーザがマニアルにてリカバリ処理を行うしか方
法が無く、その作業は大変煩わしく、且つ多大な時間を
要するという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、テープ状記録媒体と半導体メモリとの対応が失
われることなく、常に正しいインデックス検索が行われ
得る撮像装置、撮像方法、撮像システム、並びにコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的と
するものである。また、本発明は、テープ状記録媒体と
半導体メモリとの対応の管理が容易な撮像装置、撮像方
法、撮像システム、並びにコンピュータ読み取り可能な
記録媒体を提供することを目的とするものである。さら
に、本発明は、テープ状記録媒体と半導体メモリとの対
応の確認を効率よく行い得る撮像装置、撮像方法、撮像
システム、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明である請求項1に記載の撮像装置は、着脱可
能な第1の記録媒体に記録されるインデックス情報を所
定の方法にて指定することにより、着脱可能な第2の記
録媒体に記録される所望の動画カットが検索されるよう
に構成されたことを特徴とする。
【0009】また、本発明である請求項2に記載の撮像
装置は、前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体を対
応づけるための識別IDを、前記各記録媒体に記録した
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明である請求項3に記載の撮像
装置は、前記第1および第2の記録媒体が装着された
際、前記第1の記録媒体に記録された識別IDと、前記
第2の記録媒体に記録された識別IDを読み出して比較
する比較手段を備え、前記比較手段による比較の結果、
前記識別IDが一致した場合に前記第1の記録媒体に記
録されたインデックス情報を有効とすることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明である請求項4に記載の撮像
装置は、前記識別IDが、前記動画カットを撮影した日
付及び時刻であることを特徴とする。
【0012】また、本発明である請求項5に記載の撮像
装置は、前記第1の記録媒体が不揮発性の半導体メモリ
にて、前記第2の記録媒体がテープ状記録媒体にて構成
されていることを特徴とする。
【0013】また、本発明である請求項6に記載の撮像
装置は、前記テープ状記録媒体が、ヘリカルスキャンに
よる斜めトラック構成により記録がなされ、前記識別I
Dが前記トラック毎に記録されることを特徴とする。
【0014】また、本発明である請求項7に記載の撮像
装置は、前記半導体メモリに対応する前記テープ状記録
媒体が複数にまたがった場合、前記半導体メモリ及び前
記複数のテープ状記録媒体に対し、同一の識別IDを記
録することを特徴とする。
【0015】また、本発明である請求項8に記載の撮像
装置は、前記半導体メモリに対応する前記テープ状記録
媒体が複数にまたがった場合、前記複数のテープ状記録
媒体に対し、それぞれ異なる識別IDを記録し、前記半
導体メモリに対し、前記複数のテープ状記録媒体毎の異
なる識別IDすべてを記録することを特徴とする。
【0016】また、本発明である請求項9に記載の撮像
装置は、前記インデックス情報が、前記動画カット中の
所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの記録開始
位置情報により構成されることを特徴とする。
【0017】また、本発明である請求項10に記載の撮
像装置は、動画カットを記録する際に、該動画カットを
検索するためのインデックス情報を生成する撮像装置で
あって、前記インデックス情報及び識別IDを記録する
着脱可能な第1の記録手段と、前記動画カット及び識別
IDを記録する着脱可能な第2の記録手段と、前記第1
の記録手段に、前記第2の記録手段を対応づけるための
識別IDが記録されているか否かを検出する第1の検出
手段と、前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段を
対応づけるための識別IDが記録されているか否かを検
出する第2の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段
双方にてそれぞれ正常な識別IDが検出された場合、前
記第1の記録手段に記録された識別IDと、前記第2の
記録手段に記録された識別IDとを、それぞれ読み出し
て比較する比較手段と、前記比較手段により、前記第1
及び第2の記録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一
致していると判断された場合、新規に撮像された動画カ
ットを検索するためのインデックス情報を前記第1の記
録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び
前記一致した識別IDを前記第2の記録手段に記録する
データ記録手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】また、本発明である請求項11に記載の撮
像装置は、前記第1の記録手段に正常な識別IDが記録
されていない場合、前記新規に撮像された動画カットの
みを前記第2の記録手段に記録することを特徴とする。
【0019】また、本発明である請求項12に記載の撮
像装置は、前記第2の記録手段に正常な識別IDが記録
されておらず前記第1の記録手段に正常な識別IDが記
録されている場合、前記新規に撮像された動画カットを
検索するためのインデックス情報を前記第1の記録手段
に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び前記識
別IDを前記第2の記録手段に記録することを特徴とす
る。
【0020】また、本発明である請求項13に記載の撮
像装置は、前記第1及び第2の記録手段共に正常な識別
IDが記録されていない場合、新たな識別IDを生成
し、該新たな識別ID及び前記新規に撮像された動画カ
ットを検索するためのインデックス情報を前記第1の記
録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び
前記新たな識別IDを前記第2の記録手段に記録するこ
とを特徴とする。
【0021】また、本発明である請求項14に記載の撮
像装置は、所定のインデックス情報を指定することによ
り、所望の動画カットが検索される撮像装置であって、
前記インデックス情報及び識別IDを記録する着脱可能
な第1の記録手段と、前記動画カット及び識別IDを記
録する着脱可能な第2の記録手段と、前記第1の記録手
段に、前記第2の記録手段を対応づけるための識別ID
が記録されているか否かを検出する第1の検出手段と、
前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段を対応づけ
るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
2の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段双方にて
正常な識別IDが検出された場合、前記第1の記録手段
に記録された識別IDと、前記第2の記録手段に記録さ
れた識別IDをそれぞれ読み出して比較する比較手段
と、前記比較手段により、前記第1及び第2の記録手段
にそれぞれ記憶された識別IDが一致していると判断さ
れた場合、前記インデックス情報の提示がなされ、前記
インデックス情報の中の所定のインデックス情報に対応
する前記動画カットを検索する動画カット検索手段とを
備えたことを特徴とする。
【0022】また、本発明である請求項15に記載の撮
像装置は、前記第1の記録手段に正常な識別IDが記録
されていない場合、または前記第2の記録手段に正常な
識別IDが記録されていない場合、または前記第1及び
第2の検出手段双方にて正常な識別IDが検出された場
合であって、前記比較手段により前記第1及び第2の記
録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一致していない
と判断された場合には、前記動画カット検索手段による
前記インデックス情報に基づいた前記動画カットの検索
が行われないことを特徴とする。
【0023】また、本発明である請求項16に記載の撮
像装置は、前記インデックス情報が、前記動画カット中
の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの記録開
始位置情報からなることを特徴とする。
【0024】また、本発明である請求項17に記載の撮
像方法は、着脱可能な第1の記録媒体に記録されるイン
デックス情報を所定の方法にて指定することにより、着
脱可能な第2の記録媒体に記録される所望の動画カット
を検索するようにしたことを特徴とする。
【0025】また、本発明である請求項18に記載の撮
像方法は、前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒体を
対応づけるための識別IDを、前記各記録媒体に記録し
たことを特徴とする。
【0026】また、本発明である請求項19に記載の撮
像方法は、前記第1および第2の記録媒体が装着された
際、前記第1の記録媒体に記録された識別IDと、前記
第2の記録媒体に記録された識別IDを読み出して比較
し、該比較の結果、前記識別IDが一致した場合に前記
第1の記録媒体に記録されたインデックス情報を有効と
することを特徴とする。
【0027】また、本発明である請求項20に記載の撮
像方法は、前記識別IDが、前記動画カットを撮影した
日付・時刻であることを特徴とする。
【0028】また、本発明である請求項21に記載の撮
像方法は、前記第1の記録媒体が不揮発性の半導体メモ
リにて、前記第2の記録媒体がテープ状記録媒体である
ことを特徴とする。
【0029】また、本発明である請求項22に記載の撮
像方法は、前記テープ状記録媒体が、ヘリカルスキャン
による斜めトラック構成により記録がなされ、前記識別
コードは、前記トラック毎に記録されることを特徴とす
る。
【0030】また、本発明である請求項23に記載の撮
像方法は、前記半導体メモリに対応する前記テープ状記
録媒体が複数にまたがった場合、前記半導体及び前記複
数のテープ状記録媒体に対し、同一の識別IDを記録す
ることを特徴とする。
【0031】また、本発明である請求項24に記載の撮
像方法は、前記半導体メモリに対応する前記テープ状記
録媒体が、複数にまたがった場合、前記複数のテープ状
記録媒体に対し、それぞれ異なる識別IDを記録し、前
記半導体メモリに対し、前記複数のテープ状記録媒体毎
の、異なる識別IDすべてを記録することを特徴とす
る。
【0032】また、本発明である請求項25に記載の撮
像方法は、前記インデックス情報が、前記動画カット中
の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの記録開
始位置情報からなることを特徴とする。
【0033】また、本発明である請求項26に記載の撮
像方法は、動画カットを記録する際に、該動画カットを
検索するためのインデックス情報を生成する撮像方法で
あって、前記インデックス情報及び識別IDを記録する
着脱可能な第1の記録手段に前記動画カット及び識別I
Dを記録する着脱可能な第2の記録手段を対応付けるた
めの識別IDが記録されているか否かを検出する第1の
検出手順と、前記第2の記録手段に、前記第1の記録手
段を対応づけるための識別IDが記録されているか否か
を検出する第2の検出手順と、前記第1及び第2の検出
手順双方にて、正常な識別IDが検出された場合、前記
第1の記録手段に記録された識別IDと、前記第2の記
録手段に記録された識別IDをそれぞれ読み出して比較
する比較手順と、前記比較手順により、前記第1及び第
2の記録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一致して
いると判断された場合、新規に撮像された動画カットを
検索するためのインデックス情報を前記第1の記録手段
に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び前記一
致した識別IDを前記第2の記録手段に記録するデータ
記録手順とを含むことを特徴とする。
【0034】また、本発明である請求項27に記載の撮
像方法は、前記第1の記録手段に正常な識別IDが記録
されていない場合、前記新規に撮像された動画カットの
みを前記第2の記録手段に記録することを特徴とする。
【0035】また、本発明である請求項28に記載の撮
像方法は、前記第2の記録手段に正常な識別IDが記録
されておらず前記第1の記録手段に正常な識別IDが記
録されている場合、前記新規に撮像された動画カットを
検索するためのインデックス情報を前記第1の記録手段
に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び前記識
別IDを前記第2の記録手段に記録することを特徴とす
る。
【0036】また、本発明である請求項29に記載の撮
像方法は、前記第1及び第2の記録手段共に正常な識別
IDが記録されていない場合、新たな識別IDを生成
し、該新たな識別ID及び前記新規に撮像された動画カ
ットを検索するためのインデックス情報を前記第1の記
録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び
前記新たな識別IDを前記第2の記録手段に記録するこ
とを特徴とする。
【0037】また、本発明である請求項30に記載の撮
像方法は、所定のインデックス情報を指定することによ
り、所望の動画カットを検索・再生する撮像方法であっ
て、前記インデックス情報及び識別IDを記録する着脱
可能な第1の記録手段に、前記動画カット及び識別ID
を記録する着脱可能な第2の記録手段を対応づけるため
の識別IDが記録されているか否かを検出する第1の検
出手順と、前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段
を対応づけるための識別IDが記録されているか否かを
検出する第2の検出手順と、前記第1及び第2の検出手
順双方にて正常な識別IDが検出された場合、前記第1
の記録手段に記録された識別IDと、前記第2の記録手
段に記録された識別IDをそれぞれ読み出して比較する
比較手順と、前記比較手順により、前記第1及び第2の
記録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一致している
と判断された場合、前記インデックス情報の提示がなさ
れ、前記インデックス情報の中の所定のインデックス情
報に対応する前記動画カットを検索する動画カット検索
手順とを含むことを特徴とする。
【0038】また、本発明である請求項31に記載の撮
像方法は、前記第1の記録手段に正常な識別IDが記録
されていない場合、または前記第2の記録手段に正常な
識別IDが記録されていない場合、または前記第1及び
第2の検出手段双方にて正常な識別IDが検出された場
合であって、前記比較手順により前記第1及び第2の記
録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一致していない
と判断された場合には、前記動画カット検索手順による
前記インデックス情報に基づいた前記動画カットの検索
が行われないことを特徴とする。
【0039】また、本発明である請求項32に記載の撮
像方法は、前記インデックス情報が、前記動画カット中
の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの記録開
始位置情報からなることを特徴とする。
【0040】また、本発明である請求項33に記載の撮
像システムは、前記請求項10乃至16のいずれか1に
記載の撮像装置と、前記撮像装置より出力される映像信
号を画像表示する画像表示手段と、前記撮像装置より出
力される映像信号を、前記画像表示手段に対して供給す
るための伝送手段とを備えたことを特徴とする。
【0041】また、本発明である請求項34に記載のコ
ンピュータ読みとり可能な記録媒体は、コンピュータを
前記請求項10乃至16のいずれか1に記載の撮像装置
に含まれる各手段として機能させるためのプログラムを
記憶したことを特徴とする。
【0042】また、本発明である請求項35に記載のコ
ンピュータ読みとり可能な記録媒体は、コンピュータに
前記請求項26乃至32のいずれか1に記載の撮像方法
に含まれる各手順を実行させるためのプログラムを記憶
したことを特徴とする。
【0043】ここで、上記発明によれば、第1の記録媒
体(半導体メモリ等)に記録されたインデックス情報を
用いて第2の記録媒体(テープ状記録媒体等)に記録さ
れた動画カットを呼び出せるようにしたので、前記第1
の記録媒体と前記第2の記録媒体の対応の管理が容易と
なり、また、動画カットの記録が複数の前記第2の記録
媒体にまたがった場合でも、前記第1の記録媒体との対
応の管理が容易となり、さらに、前記対応の確認が効率
よく行われることにより、前記第1の記録媒体と第2の
記録媒体との対応が失われることを防止でき、常に正し
く、且つ効率よく動画カットの検索(インデックス検
索)を行うことができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。尚、以降の説明で
は、本発明における撮像装置として、ディジタルビデオ
カメラを例に説明を行う。
【0045】図1は、本発明における撮像装置の構成を
示したブロック図である。 図1に示す如くに本発明の
撮像装置は、撮影レンズ101、レンズ駆動モータ10
2、絞り103、撮像素子104、CDS/AGC回路
105、ディジタル信号処理回路106、JPEG処理
回路107a、DVコーデック107b、フラッシュメ
モリ(半導体メモリ)108a、DVテープ(テープ状
記録媒体)108b、NTSCエンコーダ109、信号
出力端子110、液晶ドライバ111、液晶ディスプレ
イ112、システムコントローラ113、カメラコント
ローラ114、操作キー群115、キャラクタ発生器1
16、スイッチ回路117により構成される。
【0046】レンズ駆動モータ102によりフォーカス
制御された撮影レンズ101より取り込まれた被写体像
は、撮像素子104への光量を制御する絞り103を介
して撮像素子104上に結像する。撮像素子104上に
結像した被写体像は光電変換され、画像信号としてCD
S/AGC回路105に供給される。
【0047】CDS/AGC回路105は、供給された
画像信号をサンプルホールドし、適正な信号レベルに変
換して、ディジタル信号処理回路106に供給する。デ
ィジタル信号処理回路106は、CDS/AGC回路1
05より供給された画像信号をA/D変換し、JPEG
処理回路107a、DVコーデック107b、及びスイ
ッチ回路117にそれぞれ供給する。
【0048】JPEG処理回路107aは、ディジタル
信号処理回路106からのディジタル画像信号(例え
ば、録画開始直後のディジタル画像信号)から、後述の
インデックス画像(インデックス情報)を切り出し、静
止画としてJPEG圧縮し、JPEG圧縮データを記録
するフラッシュメモリ108aに書き込むと共に、フラ
ッシュメモリ108aに記録されたJPEG圧縮デー夕
を読み出し伸張して、スイッチ回路117に供給する。
【0049】DVコーデック107bは、ディジタル信
号処理回路106からのディジタル画像信号を動画とし
てDV圧縮し、DV圧縮データを記録するDVテープ1
08bに書き込む(記録する)と共に、DVテープ10
8bに書き込まれた(記録された)DV圧縮データを読
み出し伸張して、スイッチ回路117に供給する。尚、
前記JPEG圧縮とDV圧縮については公知技術である
ので、ここでの説明は省略する。
【0050】スイッチ回路117は、撮影時にはディジ
タル信号処理回路106からのディジタル画像信号を、
また、再生時にはフラッシュメモリ108aより読み出
されJPEG処理回路107aにて伸張されたディジタ
ル画像信号、またはDVテープ108bより読み出され
DVコーデック107bにて伸張されたディジタル画像
信号を、NTSCエンコーダ109及び液晶ドライバ1
11にそれぞれ供給する。
【0051】NTSCエンコーダ109は、供給された
ディジタル画像信号をNTSC画像信号に変換し、信号
出力端子110を介して図示しないテレビジョン受像器
等の画像表示手段に画像出力する。また、液晶ドライバ
111は、同様に供給されたディジタル画像信号を、例
えば撮像装置本体に内蔵の液晶ディスプレイ112に出
力する。
【0052】システムコントローラ113は、操作キー
群115からの操作(撮像装置のユーザからの要求等)
を受け付け、ユーザからの要求を、JPEG処理回路1
07a、DVコーデック107b、記録媒体108、カ
メラコントローラ114、並びにキャラクタ発生器11
6を制御することにより実行する。また、記録媒体10
8の残量を計算・監視する。カメラコントローラ114
は、レンズ駆動モータ102、絞り103、撮像素子1
04、CDS/AGC回路105を制御して、システム
コントローラ113より供給される操作キー群115か
らの操作の内、特にレンズのフォーカス、露出等に関す
る制御を行う。
【0053】キャラクタ発生器116は、前記ディジタ
ル画像信号(静止画または動画像)に重畳する文字情報
を発生する。
【0054】図2は、本発明の実施の形態における撮像
装置を構成する回転ドラムヘッドによるヘリカルスキャ
ンによって記録された、テープ上のトラックのパターン
を示した図である。
【0055】図2に示す如くに、テープ上に記録された
トラックパターン201は、後述の識別IDを記録する
サブコードエリア202と、DV圧縮された動画像デー
タを記録するデータエリア203とにより構成される。
また、サブコードエリア202には、識別IDと共にテ
ープの先頭からのトラックの通し番号も記録されてお
り、テープ位置データとして用いられるようになってい
る。
【0056】図3は、例えば8MBの容量を持つフラッ
シュメモリ108aのデータ記録パターン(フォーマッ
ト)の一例を示した図である。
【0057】図3に示す如くに、フラッシュメモリ10
8aは、該フラッシュメモリ108aを構成するデータ
領域303内に記録されている各データの格納アドレス
等の種々の管理情報を記録するデータ管理領域301
と、後述の識別IDが記録されているID領域302
と、前記各データが実際に格納(記録)されるデータ領
域303とにより構成される。
【0058】データ領域303には、後述のインデック
ス画像がJPEG圧縮されて記録された複数のJPEG
ファイル304が記録されていて、JPEGファイル3
04は、該JPEGファイル304の管理データが記録
されるJPEGヘッダ305と、JPEGファイル30
4の本体であるJPEG圧縮データ306とにより構成
される。また、JPEGヘッダ305には、DVテープ
108bに記録された各カット(各動画像)の開始位置
を示す前記テープ位置データも記録されていて、後述す
るインデックス画像は、前記各カット(各動画像)の開
始位置における画像(静止画)とそれぞれ対応してい
る。
【0059】次に、本発明における撮像装置の動作につ
いて説明を行う。先ず最初に、本発明における撮像装置
の、画像記録モード時、すなわち、フラッシュメモリ1
08aとDVテープ108bとの対応の管理を容易と
し、また、動画の記録が複数のテープ状記録媒体にまた
がった場合でも、前記半導体メモリとの対応の管理を容
易とし、さらに、前記対応の確認が効率よく行えるよう
にすることにより、テープ状記録媒体と半導体メモリと
の対応が失われることなく、常に正しく、且つ効率よく
動画カットの検索(インデックス検索)を可能とする録
画処理動作について説明を行う。
【0060】図4は、本発明における撮像装置の、画像
記録モード時における動作を示したフローチャートであ
る。
【0061】本実施の形態におけるディジタルビデオカ
メラに電源が投入(電源スイッチがオン)され、スタン
バイ状態となると(ステップS400)、操作キー群1
15の中の記録開始キーの押下待ち(待機)状態となる
(ステップS401)。記録開始キーが押下されると、
ディジタルビデオカメラに、動画記録用のDVテープ
(以下単にテープともいう)108bが装着されている
か否かが検出される(ステップS402)。
【0062】ステップS402にて、テープ108bが
装着されていないと検出された場合には、システムコン
トローラ113の制御に基づいて、キャラクタ発生器1
16より、スイッチ回路117を介して、ビデオ出力端
子110及び液晶ディスプレイ112に、“テープな
し”の警告表示が出力され、記録開始キーの押下待ち
(待機)状態となる(ステップS403,S401)。
一方、ステップS402にて、テープ108bが装着さ
れていると検出された場合には、テープ108bに記録
された識別IDの検出が行われる(ステップS40
4)。
【0063】ステップS404にて、テープ108bに
記録された識別IDの検出が行われると、次に、インデ
ックス画像記録用のフラッシュメモリ108aが装着さ
れているか否かが検出される(ステップS405)。ス
テップS405にて、フラッシュメモリ108aが装着
されていないと検出された場合には、フラッシュメモリ
108aに、インデックス画像の記録を行わず、ステッ
プS416bの処理へ進み、通常のDV動画のみの記録
を、前記テープ108bに対して行う(後述)。一方、
フラッシュメモリ108aが装着されていると検出され
た場合には、フラッシュメモリ108aに記録された識
別IDの検出が行われる(ステップS406)。
【0064】ステップS406にて、フラッシュメモリ
108aに記録された識別IDの検出が行われると、次
に、テープ108bに正常な識別IDが記録されている
か否かの検出が行われる(ステップS407)。ステッ
プS407にて、テープ108bに正常な識別IDが記
録されていない(本実施の形態におけるディジタルビデ
オカメラにて、該テープに一度も動画記録が行われてい
ない)と検出された場合には、さらに、フラッシュメモ
リ108aに、正常な識別IDが記録されているか否か
の検出が行われる(ステップS408a)。
【0065】ステップS408aにて、フラッシュメモ
リ108aに、正常な識別IDが記録されていない(本
実施の形態におけるディジタルビデオカメラにて、一度
も動画記録が行われていない)と検出された場合には、
前記テープ108bおよびフラッシュメモリ108a共
に正常な識別IDが記録されていないことになるので、
新規に所定の識別IDが生成され(ステップS40
9)、該識別IDがフラッシュメモリ108aに記録さ
れる(ステップS410)。その後、ステップS412
の処理へ進み、インデックス画像をフラッシュメモリ1
08aに記録すると共に、該インデックス画像に対応す
るDV動画をテープ108b(テープ上のトラックパタ
ーン201のデータエリア203)に記録する(後
述)。尚、DV動画をテープ108bに記録する際、サ
ブコードエリア202に同時に記録される識別IDは、
前記生成された識別IDが用いられる。
【0066】一方、ステップS408aにて、フラッシ
ュメモリ108aに正常な識別IDが記録されていると
検出された場合には、識別IDが記録されていないテー
プ108bを新規テープと見なし、以後のテープ108
bヘのデータ書き込みの際には、フラッシュメモリに記
録されている識別IDが用いられる。そして、この場合
も前述と同様に、ステップS412の処理へ進み、イン
デックス画像をフラッシュメモリ108aに記録すると
共に、該インデックス画像に対応するDV動画をテープ
108bに記録する等の処理が行われる(後述)。
【0067】さて、前記ステップS407にて、テープ
108bに正常な識別IDが記録されていると検出され
た場合には、フラッシュメモリ108aに、正常な識別
IDが記録されているか否かの検出が行われる(ステッ
プS408b)。ステップS408bにて、フラッシュ
メモリ108aに、正常な識別IDが記録されていない
と検出された場合には、テープ108bに記録されてい
る識別IDは、別のインデックス用フラッシュメモリと
の組み合わせ時に記録された識別IDと判断され、装着
されているメモリは無効と見なされ、フラッシュメモリ
108aにインデックス画像の記録は行わず、ステップ
S416bの処理へ進み、通常のDV動画のみの記録
を、前記テープ108bに対して行う(後述)。一方、
フラッシュメモリ108aに、正常な識別IDが記録さ
れていると検出された場合には、テープ108bより検
出された識別IDと、フラッシュメモリ108aより検
出された識別IDとの比較(照合)が行われる(ステッ
プS411)。
【0068】ステップS411にて、テープ108bよ
り検出された識別IDと、フラッシュメモリ108aよ
り検出された識別IDとが一致していると判断された場
合には、装着されているメモリ(フラッシュメモリ10
8a)は有効であると判断され、ステップS412の処
理へ進み、インデックス画像をフラッシュメモリ108
aに記録すると共に、該インデックス画像に対応するD
V動画を、テープ108bに記録する等の処理が行われ
る(後述)。一方、テープ108bより検出された識別
IDと、フラッシュメモリ108aより検出された識別
IDとが一致していないと判断された場合には、装着さ
れているメモリ(フラッシュメモリ108a)は無効と
見なされ、フラッシュメモリ108aにインデックス画
像の記録は行わず、ステップS416bの処理へ進み、
通常のDV動画のみの記録を、前記テープ108bに対
して行う(後述)。
【0069】次に、前述のステップS412以降の処理
ステップおよびステップS416b以降の処理ステップ
それぞれについて説明を行う。
【0070】先ず、ステップS412以降の処理ステッ
プについて説明を行う。上記の各の処理ステップにて、
フラッシュメモリ108aが有効である、すなわち、イ
ンデックス検索を可能とする録画処理動作が可能である
と判断された場合、ステップS412以降の処理が行わ
れる。
【0071】ステップS412以降の処理は、ステップ
S411にて、テープ108bより検出された識別ID
と、フラッシュメモリ108aより検出された識別ID
とが一致していると判断された場合、またはステップS
408aにて、フラッシュメモリ108aに正常な識別
IDが記録されていると検出された場合、またはステッ
プS410の処理が完了した場合に実行され、前記各処
理ステップにおける処理動作に続き、先ず、テープ10
8b上の動画記録開始テープ位置が検出される(ステッ
プS412)。これは、テープ108b上の記録トラッ
ク201のサブコードエリア202に記録されているも
のである。
【0072】ステップS412にて、動画記録開始テー
プ位置が検出されると、インデックス画像として、例え
ば、前記動画記録開始位置に対応する画像を、DV動画
中から切り出し(ステップS413)、JPEG圧縮し
(ステップS414)、前記JPEG圧縮された画像と
前記記録開始テープ位置とが、フラッシュメモリ108
a上の所定のJPEGファイル304に記録される(ス
テップS415)。尚、前記記録開始テープ位置はJP
EGファイル304上のJPEGヘッダ部304aに、
前記JPEG圧縮された画像はJPEGファイル304
上のJPEG圧縮データ部304bにそれぞれ記録され
る。
【0073】フラッシュメモリ108aへのデータの書
き込みが完了すると、DVコーデック107bにてDV
動画のDV圧縮が行われ(ステップS416a)、前記
DV圧縮データと前記識別IDとテープ位置データと
が、テープ108b上に記録される(ステップS41
7)。尚、前記識別ID及びテープ位置データは所定の
トラックパターン201上のサブコードエリア202
に、前記DV圧縮データはデータエリア203にそれぞ
れ記録される。
【0074】次に、ステップS416b以降の処理ステ
ップについて説明を行う。上記の各処理ステップにて、
フラッシュメモリ108aが無効である、すなわち、イ
ンデックス検索を可能とする録画処理動作が不可能であ
ると判断された場合、ステップS416b以降の処理が
行われる。
【0075】ステップS416b以降の処理は、ステッ
プS405にて、フラッシュメモリ108aが装着され
ていないと検出された場合、またはステップS408a
にて、フラッシュメモリ108aに、正常な識別IDが
記録されていないと検出された場合、またはステップS
411にて、テープ108bより検出された識別ID
と、フラッシュメモリ108aより検出された識別ID
とが一致していないと判断された場合に実行され、前記
各処理ステップにおける処理動作に続いて処理が行われ
る。
【0076】この場合、前述のフラッシュメモリ108
aが有効であると判断された場合と異なり、インデック
ス画像、識別IDに関する処理がスキップされ、動画の
DV圧縮(ステップS416b)が行われた後、前記D
V圧縮データとテープ位置データとが、テープ108b
上に記録される(ステップS418)。尚、前記テープ
位置データは所定のトラックパターン201上のサブコ
ードエリア202に、前記DV圧縮データはデータエリ
ア203にそれぞれ記録される。
【0077】次に、本発明における撮像装置の、画像再
生モード時、すなわち、フラッシュメモリ108aに記
録された静止画像(インデックス画像)を用いて、DV
テープ108b上に記録された画像を効率よく呼び出す
(インデックス検索を行う)再生処理動作について説明
を行う。
【0078】図5は、本発明における撮像装置の、画像
再生モード時における動作を示したフローチャートであ
る。
【0079】本実施の形態におけるディジタルビデオカ
メラに電源が投入(電源スイッチがオン)され、スタン
バイ状態となると(ステップS500)、ディジタルビ
デオカメラに、動画記録用のDVテープ108bが装着
されているか否かが検出される(ステップS501)。
【0080】ステップS501にて、テープ108bが
装着されていないと検出された場合には、システムコン
トローラ113の制御に基づいて、キャラクタ発生器1
16より、スイッチ回路117を介して、ビデオ出力端
子110及び液晶ディスプレイ112に、“テープな
し”の警告表示が出力され、スタンバイ状態に戻り、テ
ープ108bの挿入待ち(待機)状態となる。(ステッ
プS502,S501)。一方、ステップS501に
て、テープ108bが装着されていると検出された場合
には、テープ108bに記録された識別IDの検出が行
われる(ステップS503)。
【0081】ステップS503にて、テープ108bに
記録された識別IDの検出が行われると、次に、インデ
ックス画像の記録されるフラッシュメモリ108aが装
着されているか否かが検出される(ステップS50
4)。ステップS504にて、フラッシュメモリ108
aが装着されていないと検出された場合には、インデッ
クス無効(インデックス検索無効、以降同様)の処理が
なされ(ステップS510)、インデックス画像を利用
しない通常のDV動画の再生モード(以降、通常モード
ともいう)となり、ステップS515以降の処理へ進む
(後述)。一方、フラッシュメモリ108aが装着され
ていると検出された場合には、フラッシュメモリ108
aに記録された識別IDの検出が行われる(ステップS
505)。
【0082】ステップS505にて、フラッシュメモリ
108aに記録された識別IDの検出が行われると、次
に、テープ108bに正常な識別IDが記録されている
か否かの検出が行われる(ステップS506)。ステッ
プS506にて、テープ108bに正常な識別IDが記
録されていないと検出された場合には、前述と同様にイ
ンデックス無効の処理がなされ(ステップS510)、
インデックス画像を利用しない通常のDV動画の再生モ
ードとなり、ステップS515以降の処理へ進む(後
述)。一方、テープ108bに正常な識別IDが記録さ
れていると検出された場合には、フラッシュメモリ10
8aに、正常な識別IDが記録されているか否かの検出
が行われる(ステップS507)。
【0083】ステップS507にて、フラッシュメモリ
108aに、正常な識別IDが記録されていないと検出
された場合には、前述と同様にインデックス無効の処理
がなされ(ステップS510)、インデックス画像を利
用しない通常のDV動画の再生モードとなり、ステップ
S515以降の処理へ進む(後述)。一方、フラッシュ
メモリ108aに、正常な識別IDが記録されていると
検出された場合には、テープ108bより検出された識
別IDと、フラッシュメモリ108aより検出された識
別IDとの比較(照合)が行われる(ステップS50
8)。
【0084】ステップS508にて、テープ108bよ
り検出された識別IDと、フラッシュメモリ108aよ
り検出された識別IDとが一致していると判断された場
合には、インデックス有効(インデックス検索有効、以
降同様)の処理がなされ(ステップS509)、インデ
ックス画像を用いて、該インデックス画像に対応する動
画を頭出し/再生するモード(以降、インデックスモー
ドともいう)となり、ステップS511以降の処理へ進
む(後述)。一方、テープ108bより検出された識別
IDと、フラッシュメモリ108aより検出された識別
IDとが一致していないと判断された場合には、前述と
同様にインデックス無効の処理がなされ(ステップS5
10)、インデックス画像を利用しない通常のDV動画
の再生モード(通常モード)となり、ステップS515
以降の処理へ進む(後述)。
【0085】次に、前述のステップS511以降の処理
ステップおよびステップS515以降の処理ステップそ
れぞれについて説明を行う。
【0086】先ず、ステップS511以降の処理ステッ
プについて説明を行う。上記所定の処理ステップにて、
フラッシュメモリ108aのインデックスが有効となっ
た場合、すなわち、インデックス検索が可能であると判
断された場合、ステップS511以降の処理が行われ
る。
【0087】ステップS511以降の処理は、ステップ
S508にて、テープ108bより検出された識別ID
と、フラッシュメモリ108aより検出された識別ID
とが一致していると判断された場合の処理ステップにお
ける処理動作、及びインデックス有効の処理(ステップ
S509)に続き、先ず、INDEX表示を行うモード
に移行するための、操作キー群115の中のINDEX
キーが押下されたか否かが検出される(ステップS51
1)。INDEXキーが押下されたことが検出される
と、ビデオ出力端子110及び液晶ディスプレイ112
に、例えば図6に示す如くのインデックス画面が表示
(出力)される(ステップS512)。図6はINDE
Xキーを押下した場合におけるインデックス画面の表示
例を示した図である。
【0088】続くステップS513では、ユーザによ
り、ステップS512にて表示された図6のインデック
ス画面中の、インデックス画像(各カットの内容の一部
を示した画像)の選択/指定がなされているか否かを監
視し(ステップS513)、選択/指定のなされている
ことが検出されると、当該インデックス画像に対応する
動画カット(記録映像)の呼び出し(頭出し)を行う
(ステップS514)。尚、ステップS513の処理期
間(監視動作期間)において、ユーザによりINDEX
キャンセルキーが押下されると、ステップS511の処
理に戻り、例えばインデックス画像を利用しない通常の
DV動画の再生が可能な状態となる。
【0089】次に、ステップS515以降の処理ステッ
プについて説明を行う。上記の各処理ステップにて、フ
ラッシュメモリ108aのインデックスが無効となった
場合、すなわち、インデックス検索が不可能であると判
断された場合、ステップS515以降の処理が行われ
る。
【0090】ステップS515以降の処理は、ステップ
S504にて、フラッシュメモリ108aが装着されて
いないと検出された場合、またはステップS506に
て、テープ108bに正常な識別IDが記録されていな
いと検出された場合、またはステップS507にて、フ
ラッシュメモリ108aに、正常な識別IDが記録され
ていないと検出された場合、またはステップS508に
て、テープ108bより検出された識別IDと、フラッ
シュメモリ108aより検出された識別IDとが一致し
ていないと判断された場合の各処理ステップにおける処
理動作、及びインデックス無効の処理(ステップS51
0)に続き、先ず、INDEX表示を行うモードに移行
するための、操作キー群115の中のINDEXキーが
押下されたか否かが検出される(ステップS515)。
INDEXキーが押下されたことが検出されると、ビデ
オ出力端子110及び液晶ディスプレイ112に、例え
ば、“INDEX無効”の警告文字や画面等が表示(出
力)される(ステップS516)。
【0091】以上の処理により、常に正しい(正確な)
インデックス検索が可能となる。
【0092】次に、本発明の撮像装置の、インデックス
(インデックス検索)が有効な場合における画像再生時
の動作の具体例について、インデックス画面、フラッシ
ュメモリ108a、並びにDVテープ108bの内容を
参照しながら、さらに説明を行う。
【0093】図7は図6に示す如くのインデックス画面
を表示するために、フラッシュメモリ108aに記録さ
れたデータの一例を示した図である。また、図8はDV
テープ108bに記録されたデータの一例を示した図で
ある。
【0094】尚、図7においてはフラッシュメモリ10
8aのデータ管理領域301及びID領域302をまと
めて識別コードと記している。また、図8においてはテ
ープ108bのサブコードエリア202をサブコード
(1)とサブコード(2)に分けて記していて、サブコ
ード(1)には識別IDが、サブコード(2)にはテー
プ位置データがそれぞれ記録されている。
【0095】図6に示す如くのインデックス画面中に表
示されている、各インデックス画像は、図7に示す如く
のフラッシュメモリ108aに記録されているものであ
る。すなわち、このインデックス画像は、既述の通り、
図8に示す如くのDVテープ108bに記録された各カ
ットに対応する動画像に含まれる所定の1フレームをJ
PEG圧縮し、フラッシュメモリ108aにJPEG画
像(この場合、JPEG画像1〜7)として記録された
ものであって、このJPEG画像として記録された各画
像(JPEG圧縮デー夕)を読み出し伸張した後、前記
インデックス画面中に、例えば図6に示す如くに縮小し
て表示したものである。ここで、図7及び図8の識別コ
ードは同一となっていて、前述のフローチャートにて、
インデックスが有効な状態となっているものとする。
【0096】今、ユーザが、操作キー群115を操作し
て、図6のインデックス画像6を選択する動作を行った
とすると、図7のJPEG画像6(カット6のインデッ
クス画像)の表示画像(インデックス画像6)に黒枠が
追加表示される。さらに、操作キー群115を操作し
て、ユーザが当該画像を決定する動作を行った場合、図
7のJPEG画像6のJPEGヘッダ304aに記録さ
れているテープ位置データ(この場合、34000)に
基づき、図8のサブコード(2)に記録されているカッ
ト6の先頭のテープ位置(この場合、34000)がサ
ーチされ、カット6の再生が行われる。
【0097】上記本実施の形態においては、1つのイン
デックス用メモリにて1つのテープの管理を行う場合に
ついて説明したが、1つのインデックス用メモリで複数
のテープの管理を行うことも可能である。この場合、図
9に示す如くに、テープ1のサブコード(1)及びテー
プ2のサブコード(1)には同一の識別ID記録し、テ
ープ2のサブコード(2)におけるテープ位置データに
はテープ1のサブコード(2)からの通し番号を記録し
ておく。尚、図9は1つのインデックス用メモリで2つ
のテープの管理を行う場合におけるテープ1及びテープ
2の記録データフォーマットを示した図である。
【0098】また、上記図9では1つのインデックス用
メモリで複数のテープの管理を行う際に、複数の媒体に
対してすべて同じ識別IDを記録するようにしたが、こ
れ以外にも、図10に示す如くに、1つのインデックス
用メモリに識別IDを記録する領域を複数設け(図10
では識別コード1及び識別コード2)、テープ1のサブ
コード(1)と、テープ2のサブコード(1)に、それ
ぞれ異なった識別ID(図10では識別ID1と識別I
D2)を記録し、これら識別ID1及び識別ID2をそ
れぞれインデックス用メモリの識別コード1及び識別コ
ード2に記録するようにしても良い。この場合、識別I
D1及び識別ID2として、例えば各識別IDの発生
(作成)日付・時刻等を用いるようにしても良い。尚、
図10は1つのインデックス用メモリで2つのテープの
管理を行う場合におけるインデックス用メモリ、テープ
1、並びにテープ2の記録データフォーマットを示した
図である。
【0099】尚、上記の本発明は、複数の機器から構成
されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に
適用しても良い。また、上述した実施形態の機能を実現
するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0100】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0101】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0102】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0103】尚、上記実施形態において示した各部の形
状および構造は、何れも本発明を実施するにあたっての
具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならな
いものである。すなわち、本発明はその精神、またはそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の記録媒体に記録されたインデックス情報を用いて第
2の記録媒体に記録された動画カットを呼び出せるよう
にしたので、例えば編集作業や再生の際等に、より効率
よくカットの検索を行うことができる。また、動画カッ
トの記録が、複数の前記第2の記録媒体にまたがって行
われた場合でも、効率よく動画カットの検索を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における撮像装置の構成を示したブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施の形態における撮像装置を構成す
る回転ドラムヘッドによるヘリカルスキャンによって記
録された、テープ上のトラックのパターンの一例を示し
た図である。
【図3】フラッシュメモリのデータ記録パターンの一例
を示した図である。
【図4】本発明における撮像装置の、画像記録モード時
における動作を示したフローチャートである。
【図5】本発明における撮像装置の、画像再生モード時
における動作を示したフローチャートである。
【図6】INDEXキーを押下した場合におけるインデ
ックス画面の表示例を示した図である。
【図7】図6に示す如くのインデックス画面を表示する
ために、フラッシュメモリに記録されたデータの一例を
示した図である。
【図8】DVテープに記録されたデータの一例を示した
図である。
【図9】1つのインデックス用メモリで2つのテープの
管理を行う場合におけるテープ1及びテープ2の記録デ
ータフォーマットを示した図である。
【図10】1つのインデックス用メモリで2つのテープ
の管理を行う場合におけるインデックス用メモリ、テー
プ1、並びにテープ2の記録データフォーマットを示し
た図である。
【符号の説明】
101 撮影レンズ 102 レンズ駆動モータ 103 絞り 104 撮像素子 105 CDS/AGC回路 106 ディジタル信号処理回路 107a INDEX切り出し/JPEG処理回路 107b DVコーデック 108a フラッシュメモリ(第1の記録媒体)(半導
体メモリ) 108b DVテープ(第2の記録媒体)(テープ状記
録媒体) 109 NTSCエンコーダ 110 NTSCビデオ出力端子 111 液晶ドライバ 112 液晶ディスプレイ 113 システムコントローラ 114 カメラコントローラ 115 操作キー群 116 キャラクタ発生器 117 スイッチ回路 201 トラックパターン(トラック) 202 サブコードエリア 203 データエリア 301 データ管理領域 302 ID領域 303 データ領域 304 JPEGファイル 304a JPEGヘッダ 304b JPEG圧縮データ

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な第1の記録媒体に記録される
    インデックス情報を所定の方法にて指定することによ
    り、着脱可能な第2の記録媒体に記録される所望の動画
    カットが検索されるように構成されたことを特徴とする
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記録媒体と前記第2の記録媒
    体を対応づけるための識別IDを、前記各記録媒体に記
    録したことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の記録媒体が装着さ
    れた際、前記第1の記録媒体に記録された識別IDと、
    前記第2の記録媒体に記録された識別IDを読み出して
    比較する比較手段、 を備え、前記比較手段による比較の結果、前記識別ID
    が一致した場合に前記第1の記録媒体に記録されたイン
    デックス情報を有効とすることを特徴とする請求項2に
    記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記識別IDは、前記動画カットを撮影
    した日付及び時刻であることを特徴とする請求項2また
    は3に撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記録媒体は不揮発性の半導体
    メモリにて、前記第2の記録媒体はテープ状記録媒体に
    て構成されていることを特徴とする請求項1,2または
    3に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記テープ状記録媒体は、ヘリカルスキ
    ャンによる斜めトラック構成により記録がなされ、前記
    識別IDは、前記トラック毎に記録されることを特徴と
    する請求項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体メモリに対応する前記テープ
    状記録媒体が複数にまたがった場合、前記半導体メモリ
    及び前記複数のテープ状記録媒体に対し、同一の識別I
    Dを記録することを特徴とする請求項5に記載の撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 前記半導体メモリに対応する前記テープ
    状記録媒体が複数にまたがった場合、前記複数のテープ
    状記録媒体に対し、それぞれ異なる識別IDを記録し、
    前記半導体メモリに対し、前記複数のテープ状記録媒体
    毎の異なる識別IDすべてを記録することを特徴とする
    請求項5に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記インデックス情報は、前記動画カッ
    ト中の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの記
    録開始位置情報により構成されることを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか1に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 動画カットを記録する際に、該動画カ
    ットを検索するためのインデックス情報を生成する撮像
    装置であって、 前記インデックス情報及び識別IDを記録する着脱可能
    な第1の記録手段と、 前記動画カット及び識別IDを記録する着脱可能な第2
    の記録手段と、 前記第1の記録手段に、前記第2の記録手段を対応づけ
    るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
    1の検出手段と、 前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段を対応づけ
    るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
    2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出手段双方にてそれぞれ正常な識
    別IDが検出された場合、前記第1の記録手段に記録さ
    れた識別IDと、前記第2の記録手段に記録された識別
    IDとを、それぞれ読み出して比較する比較手段と、 前記比較手段により、前記第1及び第2の記録手段にそ
    れぞれ記憶された識別IDが一致していると判断された
    場合、新規に撮像された動画カットを検索するためのイ
    ンデックス情報を前記第1の記録手段に記録し、前記新
    規に撮像された動画カット及び前記一致した識別IDを
    前記第2の記録手段に記録するデータ記録手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の記録手段に正常な識別ID
    が記録されていない場合、前記新規に撮像された動画カ
    ットのみを前記第2の記録手段に記録することを特徴と
    する請求項10に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の記録手段に正常な識別ID
    が記録されておらず前記第1の記録手段に正常な識別I
    Dが記録されている場合、前記新規に撮像された動画カ
    ットを検索するためのインデックス情報を前記第1の記
    録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び
    前記識別IDを前記第2の記録手段に記録することを特
    徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2の記録手段共に正常
    な識別IDが記録されていない場合、新たな識別IDを
    生成し、該新たな識別ID及び前記新規に撮像された動
    画カットを検索するためのインデックス情報を前記第1
    の記録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット
    及び前記新たな識別IDを前記第2の記録手段に記録す
    ることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 所定のインデックス情報を指定するこ
    とにより、所望の動画カットが検索される撮像装置であ
    って、 前記インデックス情報及び識別IDを記録する着脱可能
    な第1の記録手段と、 前記動画カット及び識別IDを記録する着脱可能な第2
    の記録手段と、 前記第1の記録手段に、前記第2の記録手段を対応づけ
    るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
    1の検出手段と、 前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段を対応づけ
    るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
    2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出手段双方にて正常な識別IDが
    検出された場合、前記第1の記録手段に記録された識別
    IDと、前記第2の記録手段に記録された識別IDをそ
    れぞれ読み出して比較する比較手段と、 前記比較手段により、前記第1及び第2の記録手段にそ
    れぞれ記憶された識別IDが一致していると判断された
    場合、前記インデックス情報の提示がなされ、前記イン
    デックス情報の中の所定のインデックス情報に対応する
    前記動画カットを検索する動画カット検索手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の記録手段に正常な識別ID
    が記録されていない場合、または前記第2の記録手段に
    正常な識別IDが記録されていない場合、または前記第
    1及び第2の検出手段双方にて正常な識別IDが検出さ
    れた場合であって、前記比較手段により前記第1及び第
    2の記録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一致して
    いないと判断された場合には、前記動画カット検索手段
    による前記インデックス情報に基づいた前記動画カット
    の検索が行われないことを特徴とする請求項14に記載
    の撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記インデックス情報は、前記動画カ
    ット中の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの
    記録開始位置情報からなることを特徴とする請求項10
    乃至15のいずれか1に記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 着脱可能な第1の記録媒体に記録され
    るインデックス情報を所定の方法にて指定することによ
    り、着脱可能な第2の記録媒体に記録される所望の動画
    カットを検索するようにしたことを特徴とする撮像方
    法。
  18. 【請求項18】 前記第1の記録媒体と前記第2の記録
    媒体を対応づけるための識別IDを、前記各記録媒体に
    記録したことを特徴とする請求項17に記載の撮像方
    法。
  19. 【請求項19】 前記第1および第2の記録媒体が装着
    された際、前記第1の記録媒体に記録された識別ID
    と、前記第2の記録媒体に記録された識別IDを読み出
    して比較し、該比較の結果、前記識別IDが一致した場
    合に前記第1の記録媒体に記録されたインデックス情報
    を有効とすることを特徴とする請求項18に記載の撮像
    方法。
  20. 【請求項20】 前記識別IDは、前記動画カットを撮
    影した日付・時刻であることを特徴とする請求項18ま
    たは19に撮像方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の記録媒体は不揮発性の半導
    体メモリにて、前記第2の記録媒体はテープ状記録媒体
    であることを特徴とする請求項17,18または19に
    記載の撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記テープ状記録媒体は、ヘリカルス
    キャンによる斜めトラック構成により記録がなされ、前
    記識別コードは、前記トラック毎に記録されることを特
    徴とする請求項21に記載の撮像方法。
  23. 【請求項23】 前記半導体メモリに対応する前記テー
    プ状記録媒体が複数にまたがった場合、前記半導体及び
    前記複数のテープ状記録媒体に対し、同一の識別IDを
    記録することを特徴とする請求項21に記載の撮像方
    法。
  24. 【請求項24】 前記半導体メモリに対応する前記テー
    プ状記録媒体が複数にまたがった場合、前記複数のテー
    プ状記録媒体に対し、それぞれ異なる識別IDを記録
    し、前記半導体メモリに対し、前記複数のテープ状記録
    媒体毎の異なる識別IDすべてを記録することを特徴と
    する請求項21に記載の撮像方法。
  25. 【請求項25】 前記インデックス情報は、前記動画カ
    ット中の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの
    記録開始位置情報からなることを特徴とする請求項17
    乃至24のいずれか1に記載の撮像方法。
  26. 【請求項26】 動画カットを記録する際に、該動画カ
    ットを検索するためのインデックス情報を生成する撮像
    方法であって、 前記インデックス情報及び識別IDを記録する着脱可能
    な第1の記録手段に、前記動画カット及び識別IDを記
    録する着脱可能な第2の記録手段を対応付けるための識
    別IDが記録されているか否かを検出する第1の検出手
    順と、 前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段を対応づけ
    るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
    2の検出手順と、 前記第1及び第2の検出手順双方にて、正常な識別ID
    が検出された場合、前記第1の記録手段に記録された識
    別IDと、前記第2の記録手段に記録された識別IDを
    それぞれ読み出して比較する比較手順と、 前記比較手順により、前記第1及び第2の記録手段にそ
    れぞれ記憶された識別IDが一致していると判断された
    場合、新規に撮像された動画カットを検索するためのイ
    ンデックス情報を前記第1の記録手段に記録し、前記新
    規に撮像された動画カット及び前記一致した識別IDを
    前記第2の記録手段に記録するデータ記録手順と、 を含むことを特徴とする撮像方法。
  27. 【請求項27】 前記第1の記録手段に正常な識別ID
    が記録されていない場合、前記新規に撮像された動画カ
    ットのみを前記第2の記録手段に記録することを特徴と
    する請求項26に記載の撮像方法。
  28. 【請求項28】 前記第2の記録手段に正常な識別ID
    が記録されておらず前記第1の記録手段に正常な識別I
    Dが記録されている場合、前記新規に撮像された動画カ
    ットを検索するためのインデックス情報を前記第1の記
    録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット及び
    前記識別IDを前記第2の記録手段に記録することを特
    徴とする請求項26に記載の撮像方法。
  29. 【請求項29】 前記第1及び第2の記録手段共に正常
    な識別IDが記録されていない場合、新たな識別IDを
    生成し、該新たな識別ID及び前記新規に撮像された動
    画カットを検索するためのインデックス情報を前記第1
    の記録手段に記録し、前記新規に撮像された動画カット
    及び前記新たな識別IDを前記第2の記録手段に記録す
    ることを特徴とする請求項26に記載の撮像方法。
  30. 【請求項30】 所定のインデックス情報を指定するこ
    とにより、所望の動画カットを検索・再生する撮像方法
    であって、 前記インデックス情報及び識別IDを記録する着脱可能
    な第1の記録手段に、前記動画カット及び識別IDを記
    録する着脱可能な第2の記録手段を対応づけるための識
    別IDが記録されているか否かを検出する第1の検出手
    順と、 前記第2の記録手段に、前記第1の記録手段を対応づけ
    るための識別IDが記録されているか否かを検出する第
    2の検出手順と、 前記第1及び第2の検出手順双方にて正常な識別IDが
    検出された場合、前記第1の記録手段に記録された識別
    IDと、前記第2の記録手段に記録された識別IDをそ
    れぞれ読み出して比較する比較手順と、 前記比較手順により、前記第1及び第2の記録手段にそ
    れぞれ記憶された識別IDが一致していると判断された
    場合、前記インデックス情報の提示がなされ、前記イン
    デックス情報の中の所定のインデックス情報に対応する
    前記動画カットを検索する動画カット検索手順と、 を含むことを特徴とする撮像方法。
  31. 【請求項31】 前記第1の記録手段に正常な識別ID
    が記録されていない場合、または前記第2の記録手段に
    正常な識別IDが記録されていない場合、または前記第
    1及び第2の検出手段双方にて正常な識別IDが検出さ
    れた場合であって、前記比較手順により前記第1及び第
    2の記録手段にそれぞれ記憶された識別IDが一致して
    いないと判断された場合には、前記動画カット検索手順
    による前記インデックス情報に基づいた前記動画カット
    の検索が行われないことを特徴とする請求項30に記載
    の撮像方法。
  32. 【請求項32】 前記インデックス情報は、前記動画カ
    ット中の所定の1フレーム画像、及び前記動画カットの
    記録開始位置情報からなることを特徴とする請求項26
    乃至31のいずれか1に記載の撮像方法。
  33. 【請求項33】 前記請求項10乃至16のいずれか1
    に記載の撮像装置と、 前記撮像装置より出力される映
    像信号を画像表示する画像表示手段と、 前記撮像装置より出力される映像信号を、前記画像表示
    手段に対して供給するための伝送手段と、 を備えたことを特徴とする撮像システム。
  34. 【請求項34】 コンピュータを前記請求項10乃至1
    6のいずれか1に記載の撮像装置に含まれる各手段とし
    て機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ
    読みとり可能な記録媒体。
  35. 【請求項35】 コンピュータに前記請求項26乃至3
    2のいずれか1に記載の撮像方法に含まれる各手順を実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    とり可能な記録媒体。
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JP2016071511A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation テープ上のデータをロールバックする方法及びファイルシステム

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