JP2005174376A - 記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの意に反して必要なデータが上書き消去されることなく、ユーザの意図したテープ位置からの記録を可能とした記録装置を提供する。
【解決手段】
記録停止時におけるテープ状記録媒体の停止位置を示す停止位置情報を記憶する最終記録位置メモリ7と、最終記録位置メモリ7に記憶された停止位置情報とテープ状記録媒体の現在の位置とを比較し、停止位置と現在のテープ状記録媒体の位置が異なっている場合に所定の警告情報を表示手段8に表示するシステムコントローラ14とを具備することで、上記課題を解決する。
を備える記録装置。
【選択図】 図1
【解決手段】
記録停止時におけるテープ状記録媒体の停止位置を示す停止位置情報を記憶する最終記録位置メモリ7と、最終記録位置メモリ7に記憶された停止位置情報とテープ状記録媒体の現在の位置とを比較し、停止位置と現在のテープ状記録媒体の位置が異なっている場合に所定の警告情報を表示手段8に表示するシステムコントローラ14とを具備することで、上記課題を解決する。
を備える記録装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、記録装置に関し、情報信号をテープ状記録媒体に記録する装置に関する。
小型の磁気テープを用いて画像や音声を記録するカメラ一体型VTRが普及している。このようなカメラ一体型VTRの使用目的としては、子供の成長やイベントの記録などが多く、撮影の途中でテープを巻き戻して記録を確認することが多い。再度、記録を行う場合は、既に記録されたデータが意に反して上書き消去されないためにも、撮影終了位置に合わせる「最終記録位置検索」をしなければならない。
その方法としては、ユーザがVTRモードにしてテープを再生しながら撮影終了位置に合わせる方法が一般的であるが、スイッチを押下すると自動的に最終記録位置を検索することのできる「エンドサーチ」が提案されている。
しかしながら、このようなカメラ一体型VTRは使用目的から、家庭で所有し、複数人で使用することが多いため、記録の途中で再生されたのか、最終記録位置検索されているのかを知ることが困難であることが多く、ユーザは最終記録位置検索すべき状況であることを認識できずに、そのまま記録してしまうことが多い。その結果、再生した時にはじめて最終記録位置検索されていなかったことに気づくという問題点があった。
このような場合、「自動エンドサーチモード」のように、録画待機状態にすると同時にエンドサーチを開始する方法が特許文献1に開示されている。
特開2001−320661号
しかしながら、特許文献1のように、強制的にエンドサーチを行うシステムの場合、自動エンドサーチモードの解除を忘れてしまうと、意図して上書き消去したい場合に、意に反してエンドサーチされてしまうという不便さが有った。
そこで本発明は、ユーザの意に反して必要なデータが上書き消去されることなく、ユーザの意図したテープ位置からの記録を可能とした記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、情報信号をテープ状記録媒体に記録する記憶装置であって、記録停止時における前記テープ状記録媒体の停止位置を示す停止位置情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記テープ状記録媒体の停止位置情報と前記テープ状記録媒体の現在の位置とを比較し、前記停止位置と現在のテープ状記録媒体の位置が異なっている場合に所定の警告情報を表示手段に表示する制御手段とを備える。
本発明によれば、記録前にエンドサーチの実施をユーザへ促し、エンドサーチを実行する/しないの選択を行うまで記録を実行しないことで、ユーザの意に反して必要なデータが上書き消去されることなく、ユーザの意図したテープ位置からの記録を可能とすることができた。
以下に本発明の実施例について説明する。
以下に、本発明の第1の実施例を図1〜図8に基づき説明する。
<システム構成>
図1は、本実施の形態であるカメラ一体型デジタルVTRのシステム構成を示すブロック図である。このカメラ一体型VTRは、カメラモードで撮像して得たビデオ信号をデジタル化し、例えばDCT変換を用いたデータ圧縮を行い、回転ヘッドにより磁気テープに記録するデジタルVCRの構成とされている。また、再生用のVTRモードでは、磁気テープに記録した画像を内蔵の表示装置や外部の表示装置へ画像信号を出力することができる。
<システム構成>
図1は、本実施の形態であるカメラ一体型デジタルVTRのシステム構成を示すブロック図である。このカメラ一体型VTRは、カメラモードで撮像して得たビデオ信号をデジタル化し、例えばDCT変換を用いたデータ圧縮を行い、回転ヘッドにより磁気テープに記録するデジタルVCRの構成とされている。また、再生用のVTRモードでは、磁気テープに記録した画像を内蔵の表示装置や外部の表示装置へ画像信号を出力することができる。
図1において、1はカメラ、2は画像処理回路、3はメカデッキ、4は磁気テープ、5はメカコントローラ、8は表示装置、18はスピーカ、14は制御手段であるシステムコントローラである。カメラ1で撮影された信号は、画像処理回路2で圧縮を行い、メカデッキ3に装着された磁気テープ4へ記録する。メカの制御はメカコントローラ5で行う。また、画像処理回路2では、各種付加情報の生成も行っている。システムコントローラ14の中には、記憶手段であるトラックアドレスメモリ6や最終記録位置メモリ7、フラグチェック部15、アドレスコンパレータ16がある。画像処理回路2から得た現在のテープ位置のトラックアドレスがトラックアドレスメモリに書き込まれる。最終記録位置メモリ7は、最後に記録されたトラックアドレス等を記録するメモリである。なお、最終記録位置メモリ7は、電源のオン/オフを経由してもメモリ内容が揮発しないよう、EEPROMなどの不揮発メモリ素子を使用するか、SRAMなどの揮発性メモリ素子を使用する場合は、電池などでバックアップしなければならない。また、フラグチェック部15では、最終記録位置メモリ7に記録された情報が有効であるかどうかを示すフラグをチェックする。アドレスコンパレータ16は、最終記録位置メモリ7に記録されたアドレスとアドレスメモリの差分を計算する。表示装置8には記録画や再生画、システムの状態などは適宜表示するためのLCD/EVFなどで構成されている。スピーカ18は、再生の音声やシステムの状態を音声にて通知するのに用いる。9は、カメラモード、VTRモード、パワーオフを選択するためのモードスイッチである。10は、メニューなどの選択を行う際、表示装置8に表示されたポインタと連動して動作する選択スイッチであり、上下二方向の選択が可能である。また、押し込むことで決定することが可能である。11はテープ取り出しスイッチであり、テープ収納用のフタを開けることで自動的に押される構造になっている。12は録画待機スイッチであり、VTRモードでライン入力等による記録を行う際に本スイッチを押下し録画待機状態へ遷移させた後に、図には示していない待機解除スイッチを押下することで、実際の記録が開始する。13はエンドサーチスイッチで、本SWを押下することで、エンドサーチを直接指示することが可能である。
<最終記録位置メモリデータフォーマット>
図2は、最終記録位置メモリ7のデータフォーマット詳細である。21は記録最終位置のトラックアドレスであるTeデータである。20はTe有効フラグである。フラグチェック部15がTe有効フラグを確認することで、最終記録位置メモリ7のデータが有効であるかどうかを判断することができる。
<録画ストップ>
図3は、録画ストップ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。ユーザから、システムコントローラ14が録画ストップの命令を受けると、システムコントローラ14は記録最終位置のトラックアドレス(Te)を取得する。Te有効フラグをオンにして、最終記録位置メモリ7の更新を行う(S0)。次に、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘ、つなぎ撮りのための頭出し動作指示(S1)を行い、次いで録画待機状態(レックポーズ)で停止指示を行う。(S2)
<エンドサーチ>
図4は、エンドサーチ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。エンドサーチが始まると、システムコントローラ14は、最終記録位置メモリ7のデータを取得(S3)し、Te有効フラグからTeデータが有効であるか判断する(S4)。Te有効フラグがオフ(無効)の時は(S5)、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のときは、つなぎ撮りの際に画像が途切れないように設けられた数フレームのオーバラップ量(To)および、実記録までの助走量(Tr)を考慮した検索目標トラックアドレスTtを算出する(S6)。Ttのアドレス計算式を(数式1)に示す。
<最終記録位置メモリデータフォーマット>
図2は、最終記録位置メモリ7のデータフォーマット詳細である。21は記録最終位置のトラックアドレスであるTeデータである。20はTe有効フラグである。フラグチェック部15がTe有効フラグを確認することで、最終記録位置メモリ7のデータが有効であるかどうかを判断することができる。
<録画ストップ>
図3は、録画ストップ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。ユーザから、システムコントローラ14が録画ストップの命令を受けると、システムコントローラ14は記録最終位置のトラックアドレス(Te)を取得する。Te有効フラグをオンにして、最終記録位置メモリ7の更新を行う(S0)。次に、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘ、つなぎ撮りのための頭出し動作指示(S1)を行い、次いで録画待機状態(レックポーズ)で停止指示を行う。(S2)
<エンドサーチ>
図4は、エンドサーチ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。エンドサーチが始まると、システムコントローラ14は、最終記録位置メモリ7のデータを取得(S3)し、Te有効フラグからTeデータが有効であるか判断する(S4)。Te有効フラグがオフ(無効)の時は(S5)、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のときは、つなぎ撮りの際に画像が途切れないように設けられた数フレームのオーバラップ量(To)および、実記録までの助走量(Tr)を考慮した検索目標トラックアドレスTtを算出する(S6)。Ttのアドレス計算式を(数式1)に示す。
Tt = Te − To − Tr ・・・(数式1)
次に、算出したTtを検索するようにシステムコントローラ14はメカコントローラ5へ命令(S7)し、メカコントローラ5は、テープ内のTtと一致するトラックを検索する(詳細は省略)。メカコントローラ5から検索終了の応答が有るまで待機し、応答があれば処理を終了する(S8)。
<カセットイン>
図6は、テープ装着動作(カセットイン)時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。メカデッキ3にテープがセットされたことをシステムコントローラ14が検出すると、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘカセットローディング命令(S34)を発行し、最終記録位置メモリ7の内容をクリア(Te有効フラグをクリア)する。メモリの内容をクリアすることで、以前に使用していたテープの最終記録位置の情報は消失してしまう。
<記録待機指示>
カメラ一体型VTRには、一般的にパワーオフ以外に主に2種類のモードに分類でき、モードスイッチ9にてユーザが選択した状態をシステムコントローラ14が判断し、各モードへ状態遷移する。一方は記録専用のカメラモードであり、他方が再生中心のVTRモードである。
次に、算出したTtを検索するようにシステムコントローラ14はメカコントローラ5へ命令(S7)し、メカコントローラ5は、テープ内のTtと一致するトラックを検索する(詳細は省略)。メカコントローラ5から検索終了の応答が有るまで待機し、応答があれば処理を終了する(S8)。
<カセットイン>
図6は、テープ装着動作(カセットイン)時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。メカデッキ3にテープがセットされたことをシステムコントローラ14が検出すると、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘカセットローディング命令(S34)を発行し、最終記録位置メモリ7の内容をクリア(Te有効フラグをクリア)する。メモリの内容をクリアすることで、以前に使用していたテープの最終記録位置の情報は消失してしまう。
<記録待機指示>
カメラ一体型VTRには、一般的にパワーオフ以外に主に2種類のモードに分類でき、モードスイッチ9にてユーザが選択した状態をシステムコントローラ14が判断し、各モードへ状態遷移する。一方は記録専用のカメラモードであり、他方が再生中心のVTRモードである。
カメラモードの場合、カメラ画を入力ソースとする記録専用モードであるため、記録可能なテープが装着されていれば、同モードに遷移すると同時に、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘ、録画待機状態(レックポーズ)へ遷移するよう命令する。
VTRモードの場合は、再生が主な使用目的であるが、ライン入力やDV端子からのデジタル入力等、様々な入力ソースを記録することが出来る。この場合は、ユーザが録画待機スイッチ12を押下すると、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘ、録画待機状態(レックポーズ)へ遷移するよう命令する。
ユーザ操作によって、装置が録画待機指示を受けた場合、システムコントローラ14の処理を図7のフローチャートへ示す。
(エンドサーチ必要有無チェック)
ユーザから録画待機指示(レックポーズ)を受け付けると、システムコントローラは最終記録位置メモリ7の内容を取得(S9)し、Te有効フラグでデータの有効性を判定(S10)する。フラグがオフ(無効)の時の処理(S11)は、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のときは、メカコントローラ5ヘ録画待機状態(レックポーズ)で待機するように命令(S12)し、前述した計算式(数式1)でTtを算出(S13)する。メカが録画待機状態になるのを待ち(S14)、録画待機状態になった地点のトラックアドレスTcを取得、TeとTcをアドレスコンパレータで比較する(S16)。Te−Tc=Tr+Toの時はエンドサーチが完了していると判断し、実記録のためのスイッチを受付可能にする。Te−Tc≠Tr+Toの場合、システムコントローラ14はエンドサーチが必要と判断する。
(エンドサーチ実行する/しないの選択)
システムコントローラ14はエンドサーチを必要と判断した場合、スピーカへ警告音を発生させるとともに、表示装置8へ図8に示すメニュー2を表示(S17)する。G1はユーザへのメッセージであり、G2及びG3は、選択スイッチで選択可能である。図8はG2の「はい」が選択されている状態を示しており、選択スイッチを押し込むことで決定され、「はい」で決定(S18)した場合は、エンドサーチを実行(S20)、「いいえ」で決定(S19)した場合はそのまま処理を終了し、実記録のためのスイッチを受付可能にする。
(エンドサーチ必要有無チェック)
ユーザから録画待機指示(レックポーズ)を受け付けると、システムコントローラは最終記録位置メモリ7の内容を取得(S9)し、Te有効フラグでデータの有効性を判定(S10)する。フラグがオフ(無効)の時の処理(S11)は、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のときは、メカコントローラ5ヘ録画待機状態(レックポーズ)で待機するように命令(S12)し、前述した計算式(数式1)でTtを算出(S13)する。メカが録画待機状態になるのを待ち(S14)、録画待機状態になった地点のトラックアドレスTcを取得、TeとTcをアドレスコンパレータで比較する(S16)。Te−Tc=Tr+Toの時はエンドサーチが完了していると判断し、実記録のためのスイッチを受付可能にする。Te−Tc≠Tr+Toの場合、システムコントローラ14はエンドサーチが必要と判断する。
(エンドサーチ実行する/しないの選択)
システムコントローラ14はエンドサーチを必要と判断した場合、スピーカへ警告音を発生させるとともに、表示装置8へ図8に示すメニュー2を表示(S17)する。G1はユーザへのメッセージであり、G2及びG3は、選択スイッチで選択可能である。図8はG2の「はい」が選択されている状態を示しており、選択スイッチを押し込むことで決定され、「はい」で決定(S18)した場合は、エンドサーチを実行(S20)、「いいえ」で決定(S19)した場合はそのまま処理を終了し、実記録のためのスイッチを受付可能にする。
以下に、本発明の第2の実施例を図9〜図13に基づき説明する。この第2の実施例は、エンドサーチが完了しているかどうかを判断するES完了フラグが設けられる実施形態である。
<システム構成>
この実施例2は、上述の実施例1と同様な構成となっており、図9は、本実施の形態であるカメラ一体型デジタルVTRのシステム構成を示すブロック図である。
<システム構成>
この実施例2は、上述の実施例1と同様な構成となっており、図9は、本実施の形態であるカメラ一体型デジタルVTRのシステム構成を示すブロック図である。
図9において、1はカメラ、2は画像処理回路、3はメカデッキ、4は磁気テープ、5はメカコントローラ、8は表示装置、18はスピーカ、14は制御手段であるシステムコントローラである。カメラ1で撮影された信号は、画像処理回路2で圧縮を行い、メカデッキ3に装着された磁気テープ4へ記録する。メカの制御はメカコントローラ5で行う。また、画像処理回路2では、各種付加情報の生成も行っている。システムコントローラ14の中には、記憶手段であるトラックアドレスメモリ6や最終記録位置メモリ7、フラグチェック部15、モードチェック部17がある。画像処理回路から得た現在のテープ位置のトラックアドレスがトラックアドレスメモリに書き込まれる。最終記録位置メモリ7は、最後に記録されたトラックアドレス等を記録するメモリである。なお、最終記録位置メモリ7は、電源のオン/オフを経由してもメモリ内容が揮発しないよう、EEPROMなどの不揮発メモリ素子を使用するか、SRAMなどの揮発性メモリ素子を使用する場合は、電池などでバックアップしなければならない。また、フラグチェック部15では、最終記録位置メモリ7に記録された情報が有効であるかどうかを示すフラグをチェックする。モードチェック部17は、テープ位置が移動するモードシーケンスを実行するときに、最終記録位置メモリ7内のフラグをクリアする。表示装置8には記録画や再生画、システムの状態などは適宜表示するためのLCD/EVFなどで構成されている。スピーカ18は、再生の音声や、システムの状態を音声にて通知するのに用いる。9は、カメラモード、VTRモード、パワーオフを選択するためのモードスイッチである。10は、メニューなどの選択を行う際、表示装置8に表示されたポインタと連動して動作する選択スイッチであり、上下二方向の選択が可能である。また、押し込むことで決定することが可能である。11はテープ取り出しスイッチであり、テープ収納用のフタを開けることで自動的に押される構造になっている。12は録画待機スイッチであり、VTRモードでライン入力による記録を行う際などに本スイッチを押下し録画待機状態へ遷移させた後に、図には示していない待機解除スイッチを押下することで、実際の記録が開始する。13はエンドサーチスイッチで、本SWを押下することで、エンドサーチを直接指示することが可能である。
<最終記録位置メモリデータフォーマット>
図10は、最終記録位置メモリ7のデータフォーマット詳細である。21は記録最終位置のトラックアドレスであるTeデータである。20はTe有効フラグである。フラグチェック部15がTe有効フラグを確認することで、最終記録位置メモリ7のデータが有効であるかどうかを判断することができる。また、22はES完了フラグであり、フラグチェック部15がES完了フラグを確認することで、エンドサーチが完了しているかどうかを判断することができる。
<録画ストップ>
図11は、録画ストップ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。ユーザからシステムコントローラ14が録画ストップの命令を受けると、システムコントローラ14は記録最終位置のトラックアドレス(Te)を取得する。Te有効フラグとES完了フラグをオンにして、最終記録位置メモリ7の更新を行う(S41)。次に、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘつなぎ撮りのための頭出し動作指示(S42)を行い、次いで録画待機状態(レックポーズ)で停止指示を行う。(S43)
<エンドサーチ>
図12は、エンドサーチ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。エンドサーチが始まると、システムコントローラ14は、最終記録位置メモリ7のデータを取得(S3)し、ES完了フラグをチェックする(S44)。ES完了フラグがオンの時は、エンドサーチが完了していると判断し、処理を終了する。ES完了フラグがオフのときは、Te有効フラグからTeデータが有効であるか判断する(S4)。Te有効フラグがオフ(無効)の時は(S5)、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のときは、つなぎ撮りの際に画像が途切れないように設けられた数フレームのオーバラップ量(To)および、実記録までの助走量(Tr)を考慮した検索目標トラックアドレスTtを算出する(S6)。Ttのアドレス計算式を(数式1)に示す。
<最終記録位置メモリデータフォーマット>
図10は、最終記録位置メモリ7のデータフォーマット詳細である。21は記録最終位置のトラックアドレスであるTeデータである。20はTe有効フラグである。フラグチェック部15がTe有効フラグを確認することで、最終記録位置メモリ7のデータが有効であるかどうかを判断することができる。また、22はES完了フラグであり、フラグチェック部15がES完了フラグを確認することで、エンドサーチが完了しているかどうかを判断することができる。
<録画ストップ>
図11は、録画ストップ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。ユーザからシステムコントローラ14が録画ストップの命令を受けると、システムコントローラ14は記録最終位置のトラックアドレス(Te)を取得する。Te有効フラグとES完了フラグをオンにして、最終記録位置メモリ7の更新を行う(S41)。次に、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘつなぎ撮りのための頭出し動作指示(S42)を行い、次いで録画待機状態(レックポーズ)で停止指示を行う。(S43)
<エンドサーチ>
図12は、エンドサーチ時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。エンドサーチが始まると、システムコントローラ14は、最終記録位置メモリ7のデータを取得(S3)し、ES完了フラグをチェックする(S44)。ES完了フラグがオンの時は、エンドサーチが完了していると判断し、処理を終了する。ES完了フラグがオフのときは、Te有効フラグからTeデータが有効であるか判断する(S4)。Te有効フラグがオフ(無効)の時は(S5)、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のときは、つなぎ撮りの際に画像が途切れないように設けられた数フレームのオーバラップ量(To)および、実記録までの助走量(Tr)を考慮した検索目標トラックアドレスTtを算出する(S6)。Ttのアドレス計算式を(数式1)に示す。
Tt = Te −To−Tr (数式1)
次に、算出したTtを検索するようにシステムコントローラ14はメカコントローラ5へ命令(S7)し、メカコントローラ5は、テープ内のTtと一致するトラックを検索する。(詳細は省略)メカコントローラから検索終了の応答が有るまで待機し、応答があれば処理を終了する(S8)。
<カセットイン>
図6は、テープ装着動作(カセットイン)時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。メカにテープがセットされたことをシステムコントローラが検出すると、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘカセットローディング命令(S34)を発行し、最終記録位置メモリ7の内容をクリア(Te有効フラグをクリア)する。メモリの内容をクリアすることで、以前に使用していたテープの最終記録位置の情報は消失してしまう。
<ES完了フラグのクリア>
ユーザは、本記録再生装置に対してテープ位置が変化するような操作を行った場合、次の記録を開始するまでにエンドサーチを行う必要がある。ユーザがそのような操作を行った場合、本記録再生装置のモードチェック部がES完了フラグをクリアする。ES完了フラグをクリアする条件としては、VTRモードでのテープ再生、テープ巻き戻し、テープ早送り、またカメラモードでのエディットサーチ(テープ記録画を再生する機能)、また、各モードでのテープの取り出し等である。
<記録待機指示>
カメラ一体型VTRには、一般的にパワーオフ以外に主に2種類のモードに分類でき、モードスイッチ9にてユーザが選択した状態をシステムコントローラ14が判断し、各モードへ状態遷移する。一方は記録専用のカメラモードであり、他方が再生中心のVTRモードである。
次に、算出したTtを検索するようにシステムコントローラ14はメカコントローラ5へ命令(S7)し、メカコントローラ5は、テープ内のTtと一致するトラックを検索する。(詳細は省略)メカコントローラから検索終了の応答が有るまで待機し、応答があれば処理を終了する(S8)。
<カセットイン>
図6は、テープ装着動作(カセットイン)時のシステムコントローラ14の処理を示すフローチャートである。メカにテープがセットされたことをシステムコントローラが検出すると、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘカセットローディング命令(S34)を発行し、最終記録位置メモリ7の内容をクリア(Te有効フラグをクリア)する。メモリの内容をクリアすることで、以前に使用していたテープの最終記録位置の情報は消失してしまう。
<ES完了フラグのクリア>
ユーザは、本記録再生装置に対してテープ位置が変化するような操作を行った場合、次の記録を開始するまでにエンドサーチを行う必要がある。ユーザがそのような操作を行った場合、本記録再生装置のモードチェック部がES完了フラグをクリアする。ES完了フラグをクリアする条件としては、VTRモードでのテープ再生、テープ巻き戻し、テープ早送り、またカメラモードでのエディットサーチ(テープ記録画を再生する機能)、また、各モードでのテープの取り出し等である。
<記録待機指示>
カメラ一体型VTRには、一般的にパワーオフ以外に主に2種類のモードに分類でき、モードスイッチ9にてユーザが選択した状態をシステムコントローラ14が判断し、各モードへ状態遷移する。一方は記録専用のカメラモードであり、他方が再生中心のVTRモードである。
カメラモードの場合、カメラ画を入力ソースとする記録専用モードであるため、記録可能なテープが装着されていれば、同モードに遷移すると同時に、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘ、録画待機状態(レックポーズ)へ遷移するよう命令する。
VTRモードの場合は、再生が主な使用目的であるが、ライン入力やDV端子からのデジタル入力等、様々な入力ソースを記録することが出来る。この場合は、ユーザが録画待機スイッチ12を押下すると、システムコントローラ14はメカコントローラ5ヘ、録画待機状態(レックポーズ)へ遷移するよう命令する。
ユーザ操作によって、装置が録画待機指示を受けた場合、システムコントローラ14の処理を図13のフローチャートへ示す。
(エンドサーチ必要有無チェック)
ユーザから録画待機指示(レックポーズ)を受け付けると、システムコントローラ14は最終記録位置メモリ7の内容を取得(S9)し、ES完了フラグをチェックする(S44)。ES完了フラグがオンのときは、システムコントローラ14はテープが最終記録位置にいると判断し、処理を終了する。ES完了フラグがオフの場合、Te有効フラグでデータの有効性を判定(S10)する。フラグがオフ(無効)の時の処理(S11)は、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のとき、システムコントローラはエンドサーチが必要と判断する。
(エンドサーチ実行する/しないの選択)
システムコントローラ14はエンドサーチを必要と判断した場合、スピーカへ警告音を発生させるとともに、表示装置8へ図8に示すメニュー2を表示(S17)する。G1はユーザへのメッセージであり、G2及びG3は、選択スイッチで選択可能である。図8はG2の「はい」が選択されている状態を示しており、選択スイッチを押し込むことで決定され、「はい」で決定(S18)した場合は、エンドサーチを実行(S20)、「いいえ」で決定(S19)した場合はそのまま処理を終了し、実記録のためのスイッチを受付可能にする。
ユーザ操作によって、装置が録画待機指示を受けた場合、システムコントローラ14の処理を図13のフローチャートへ示す。
(エンドサーチ必要有無チェック)
ユーザから録画待機指示(レックポーズ)を受け付けると、システムコントローラ14は最終記録位置メモリ7の内容を取得(S9)し、ES完了フラグをチェックする(S44)。ES完了フラグがオンのときは、システムコントローラ14はテープが最終記録位置にいると判断し、処理を終了する。ES完了フラグがオフの場合、Te有効フラグでデータの有効性を判定(S10)する。フラグがオフ(無効)の時の処理(S11)は、図5に示すメッセージ1を表示して処理を終了する。Te有効フラグがオン(有効)のとき、システムコントローラはエンドサーチが必要と判断する。
(エンドサーチ実行する/しないの選択)
システムコントローラ14はエンドサーチを必要と判断した場合、スピーカへ警告音を発生させるとともに、表示装置8へ図8に示すメニュー2を表示(S17)する。G1はユーザへのメッセージであり、G2及びG3は、選択スイッチで選択可能である。図8はG2の「はい」が選択されている状態を示しており、選択スイッチを押し込むことで決定され、「はい」で決定(S18)した場合は、エンドサーチを実行(S20)、「いいえ」で決定(S19)した場合はそのまま処理を終了し、実記録のためのスイッチを受付可能にする。
1 カメラ
2 画像処理回路
3 メカデッキ
4 磁気テープ
5 メカコントローラ
6 トラックアドレスメモリ
7 最終記録位置メモリ
8 表示装置
9 モードスイッチ
10 選択スイッチ
11 テープ取り出しスイッチ
12 録画待機スイッチ
13 エンドサーチスイッチ
14 システムコントローラ(制御手段)
15 フラグチェック部
16 アドレスコンパレータ
17 モードチェック部
18 スピーカ
2 画像処理回路
3 メカデッキ
4 磁気テープ
5 メカコントローラ
6 トラックアドレスメモリ
7 最終記録位置メモリ
8 表示装置
9 モードスイッチ
10 選択スイッチ
11 テープ取り出しスイッチ
12 録画待機スイッチ
13 エンドサーチスイッチ
14 システムコントローラ(制御手段)
15 フラグチェック部
16 アドレスコンパレータ
17 モードチェック部
18 スピーカ
Claims (3)
- 情報信号をテープ状記録媒体に記録する記憶装置であって、
記録停止時における前記テープ状記録媒体の停止位置を示す停止位置情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記停止位置情報と前記テープ状記録媒体の現在の位置とを比較し、前記停止位置と現在のテープ状記録媒体の位置が異なっている場合に所定の警告情報を表示手段に表示する制御手段と、
を備える記録装置。 - 前記制御手段は、前記警告情報を表示した後のエンドサーチ指示に従い、前記テープ状記録媒体における前記記録停止位置を検索して待機するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
- 前記制御手段は更に、前記エンドサーチの指示により前記テープ状記録媒体が前記記録位置における待機状態となるまで、前記記録手段による情報信号の記録を禁止することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003408287A JP2005174376A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003408287A JP2005174376A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005174376A true JP2005174376A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34730027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003408287A Pending JP2005174376A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005174376A (ja) |
-
2003
- 2003-12-05 JP JP2003408287A patent/JP2005174376A/ja active Pending
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