JP2003244496A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

Info

Publication number
JP2003244496A
JP2003244496A JP2002037619A JP2002037619A JP2003244496A JP 2003244496 A JP2003244496 A JP 2003244496A JP 2002037619 A JP2002037619 A JP 2002037619A JP 2002037619 A JP2002037619 A JP 2002037619A JP 2003244496 A JP2003244496 A JP 2003244496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image pickup
electronic camera
unit
camera according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002037619A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kawabata
伸也 川畑
Jun Konno
純 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2002037619A priority Critical patent/JP2003244496A/ja
Publication of JP2003244496A publication Critical patent/JP2003244496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非撮影時にレンズを保護する。 【解決手段】 画像処理装置11の本体12に対して、
撮像部13は、回動機構部14−1,14−2を中心と
して、回動するように備えられている。レンズ16やス
トロボ17は、撮影時以外は、必要ではないため、非撮
影時には、本体12に収納されるようになっている。撮
影時には、撮像部13が回動されることにより、レンズ
16やストロボ17は、本体12に対して露出されるよ
うになっている。また、撮像部13の回動により、画像
処理装置11の電源のオン、オフが切り換えられるよう
になっており、回動され、レンズ16などが露出された
状態では、電源がオンになるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カメラに関し、
特に、本体に対し撮像部が回動するように備えられてい
る装置に用いた好適な電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル技術が発達し、カメラなどの分
野にも応用され、デジタルカメラなどと称される製品が
普及しつつある。デジタルカメラなどの電子カメラは、
例えば、図1に示すような外観の構成をしている。電子
カメラ1は、主に、本体2と撮像部3から構成され、本
体2に対して撮像部3は、所定の角度内において回動可
能に設けられている。
【0003】本体2には、所望の画像を撮像する際に操
作されるシャッターボタン4が、撮像部3には、画像を
撮像するレンズ5が、それぞれ設けられている。本体2
には、レンズ5により撮像されている画像を閲覧するた
めの画像表示部6が備えられ、ユーザは、その画像表示
部6に映し出される画像を閲覧し、所望の画像のとき
に、シャッターボタン4を操作することにより、その画
像を、本体2または撮像部3に装着されている記録媒体
(不図示)に記録することができる。
【0004】図2は、画像処理装置1の他の外観の構成
を示す図である。図2に示した画像処理装置1も、図1
に示した画像処理装置1と同様に、主に、本体2と撮像
部3から構成され、本体2に対して撮像部3が回動可能
に備えられている。
【0005】図1または図2に示したように、本体2に
対して撮像部3が回動可能に備えられることにより、ユ
ーザは、好きなアングルで所望の画像を撮像することが
可能となり、使い勝手が良いものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1に
示したような外観の画像処理装置1では、常に、レンズ
5がむき出しの状態であり、保護する機構がないため、
破損しやすいという課題があった。レンズ5にキャップ
などを取り付けることにより保護することも考えられる
が、撮像を行うとき、いちいち、そのキャップを取り外
さなくてはならない、取り外した後、無くしてしまう可
能性があるなどの課題があった。
【0007】図2に示したような外観の画像処理装置1
では、図2Aに示した状態、すなわち、撮像を行わない
状態のときには、レンズ5は、本体1により保護された
状態となっている。しかしながら、図2B中、A方向に
何らかの力が加わった場合、本体2が破損してしまう、
撮像部3がとれてしまうなどの状態が発生する可能性が
あるという課題、すなわち、強度的に不安定な部分があ
るという課題があった。このことは、図1Bに示した画
像処理装置1においても、同様な課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画像処理装置の撮像部を本体に内包するよ
うな状態で保持することにより、レンズを保護すると共
に、強度的に不安定な部分を無くすことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電子カメ
ラは、画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像
された画像を表示する表示手段とを含み、撮像手段を含
む第1の部分は、表示手段を含む第2の部分に対して回
動可能に設けられ、かつ、第2の部分は、第1の部分を
内包することを特徴とする。
【0010】前記第1の部分は、略直方体に構成され、
その略直方体の側面のうちの対向する位置関係にある2
面のそれぞれの略中心を軸として、第2の部分に対して
回動するようにすることができる。
【0011】前記撮像手段は、CCDであり、第1の部
分は、ストロボライトをさらに含むようにすることがで
きる。
【0012】前記第1の部分は、撮影設定情報を表示す
る第2の表示手段をさらに含むようにすることができ
る。
【0013】前記第1の部分の回動により電源のオン、
オフの切り換えが行われるようにすることができる。
【0014】前記第1の部分は、接眼ファインダー手段
をさらに含むようにすることができる。
【0015】本発明を適用した第2の電子カメラは、画
像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された画
像を表示する表示手段と、表示手段を保護する保護手段
とを含み、撮像手段を含む第1の部分は、表示手段を含
む第2の部分に対して回動可能に設けられ、第2の部分
は、第1の部分を内包することを特徴とする。
【0016】前記保護手段は、第1の部分と第2の部分
の間を移動可能に設けられ、保護手段が、表示手段を保
護しているときは、第1の部分と第2の部分との間の回
動が保護手段により抑止されるようにすることができ
る。
【0017】前記保護手段は、第1の部分と第2の部分
との間を移動可能に設けられ、保護手段が第1の部分に
位置するとき、電子カメラの電源がオン状態とされ、保
護手段が第2の部分に位置するとき、電源がオフ状態と
されるようにすることができる。
【0018】前記撮像手段による画像の撮像を行う撮像
モードと、表示手段による記憶手段により記憶された画
像の閲覧を行う閲覧モードを、第1の部分の回動により
切り換えるようにすることができる。
【0019】前記第1の部分は、略直方体に構成され、
その略直方体の側面のうちの対向する位置関係にある2
面のそれぞれの略中心を軸として、第2の部分に対して
回動するようにすることができる。
【0020】前記撮像手段は、CCDであり、第1の部
分は、ストロボライトをさらに含むようにすることがで
きる。
【0021】前記第1の部分は、撮影設定情報を表示す
る第2の情報表示手段をさらに含むようにすることがで
きる。
【0022】前記第1の部分は、接眼ファインダー手段
をさらに含むようにすることができる。
【0023】本発明の第1の電子カメラにおいては、画
像を撮像する第1の部分が、撮像された画像を表示する
部分を含む第2の部分に対して回動可能に設けられ、か
つ、第2の部分が、第1の部分を内包するように設けら
れる。
【0024】本発明を適用した第2の電子カメラにおい
ては、画像が撮像され、撮像された画像が表示され、画
像を表示する部分が保護され、画像を撮像する第1の部
分が、撮像された画像を表示する部分を含む第2の部分
に対して回動可能に設けられ、かつ、第2の部分が、第
1の部分を内包するように設けられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図3は、本発明の電子カ
メラを適用した画像処理装置の外観の構成を示す図であ
る。画像処理装置11は、主に、本体12と撮像部13
から構成されている。本体12に対して撮像部13は、
回動機構部14−1,14−2を中心に回動可能に設け
られている。また、本体12には、ユーザが所望の画像
を撮像し、本体12に装着されている記録媒体(不図
示)に記録を指示するとき操作されるシャッターボタン
15も備えられている。
【0026】撮像部13は、CCD(Charge Coupled D
evice)などの撮像素子を含み、その撮像素子により撮
像された画像をデジタル信号に変換する回路や、フィル
タなどの回路から構成されている。
【0027】回動機構部14−1,14−2は、撮像部
13の側面と、本体12の撮像部13に対応する部分に
設けられ、撮像部13のほぼ中心に位置する位置に設け
られている。図4に示すように、撮像部13を回動させ
ると、撮像部13に備えられているレンズ16とストロ
ボライト17(以下ストロボ17と略記する)が、本体
12から露出された状態となり、使用可能な状態にな
る。このように、レンズ16やストロボ17は、撮影時
には、本体12から露出する形となり、非撮影時には、
本体12に収納(内包)される形となることにより保護
される。
【0028】なお、本明細書中において、撮像部13が
本体12に収納あるいは内包されるとは、図3などに示
しように、撮像部13の6面のうち、4面が本体12に
対向した状態であり、かつ、残りの2面が本体12に対
して解放された状態のことを示すとする。
【0029】本体12は、略直方体(立方体)をしてお
り、その直方体の一部分が、所定の一面と、その面に対
向する面を貫くように、空洞が設けられた形とされてお
り、その空洞の部分に、撮像部13が収まるように構成
されている。換言すれば、撮像部13は、本体12に収
納されているとき、本体12に4面(回動機構部14を
含む2面、レンズ16を含む面と、その面に対向する
面)が囲まれた状態となっている。
【0030】このように、本体12と撮像部13が構成
されることにより、例えば、図4に示したような撮影の
ために、レンズ16やストロボ17が本体12に対して
露出した状態のとき、本体12の部分に強度的に弱い部
分はなく、本体12の一部分、例えば、図中、右側部分
や、その部分とつながれている部分に力が加えられたと
しても、破損してしまうようなことを防ぐことが可能と
なる。
【0031】非撮影時に撮像部13が、本体12に収納
された状態の画像処理装置11は、図3に示したよう
に、1つの略直方体の形状になるため、また、撮影時
に、撮像部13が本体12より露出する部分が少ないた
め、デザイン的にスッキリしたものとなる。
【0032】ユーザは、画像処理装置11を、図5Aに
示すように、画像処理装置11を横にした状態で用いる
ことも可能であるし、図5Bに示すように、縦にした状
態で用いることも可能である。横、又は、縦の状態で画
像処理装置11を用いる場合、ユーザは、例えば、図6
に示したように、撮像部13に設けられた接眼ファイン
ダー21−1,21−2を用いて、レンズ16により撮
像される画像を確認し、その確認した画像が、所望の画
像のとき、シャッターボタン15を操作する。
【0033】撮像部13のレンズ16と対向する面に、
情報表示部22を設けても良い。情報表示部22は、撮
影枚数、種々のモードなどの情報を表示し、白黒のLC
D(Liquid Crystal Display)などで構成される。ま
た、レンズ16を含む面には、被写体との距離を測る測
距素子などを設けても良い。
【0034】また、図7に示すように、画像処理装置1
1に、LCDなどにより構成される画像表示部23を設
け、その画像表示部23に、レンズ16で撮像されてい
る画像を表示するようにし、ユーザは、その画像表示部
23に表示された画像を確認し、その確認した画像が、
所望の画像のとき、シャッターボタン15を操作する。
この画像表示部23では、既に撮像され、記録媒体(不
図示)に記録されている画像を表示させることも可能と
されている。
【0035】このように、光学的ファインダー21を用
いて、光学的にレンズ16で撮像されている画像の確認
を行う仕組みを設けても良いし、画像表示部23を用い
て、デジタル的な処理を行うことによりレンズ16で撮
像されている画像の確認を行う仕組みを設けても良い。
勿論、1つの画像処理装置11に、両方の仕組みを備え
るようにしても良い。
【0036】このように、非撮影時には、撮像部13
(レンズ16など)が本体12に収納され、撮影時に
は、撮像部13(レンズ16など)が本体12に対して
露出するようにした場合、ユーザ側としては、撮影する
ときに撮像部13を本体12に対して回動(レンズ16
などを露出)させることになる。このことを利用し、撮
像部13が本体12に収納されている状態のときは、画
像処理装置11の電源をオフの状態とし、撮像部13が
本体12に対して露出されている状態のときは、画像処
理装置11の電源をオンの状態とするようにしても良
い。
【0037】すなわち、撮像部13と本体12との位置
関係において電源のオン、オフを制御するようにしても
良い。例えば、本体12に対する撮像部13の角度を検
出するセンサーなどを設け、そのセンサーにより検出さ
れた角度が所定の角度以上になった場合に、電源をオン
の状態にするなど考えられる。また、本体12または撮
像部13に物理的なスイッチを設け、そのスイッチが、
撮像部13の回動に応じて操作されるような仕組みにす
ることにより、画像処理装置11の電源のオン、オフを
制御するようにしても良い。
【0038】撮像部13を本体12に対して回動可能に
備えた場合、ユーザの意志に反して、撮像部13が回動
してしまう、換言すれば、ユーザが撮影の意志がないと
きに、撮像部13が本体12に対して露出した形とな
り、結果として、レンズ16などが保護できないような
状態が発生する可能性がある。そこで、撮像部13が、
ユーザが所望しないときには回動しない、何らかの仕組
みを設けることが好ましい。
【0039】そのような仕組みの一例を図8に示す。図
8Aに示すように、ロック機構31を、本体12と撮像
部13に設ける。ロック機構31が、図8Aに示すよう
な状態のとき、すなわち、本体12と撮像部13にロッ
ク機能31がまたがっているとき、撮像部13が回動す
るようなことはない。
【0040】図8に示したロック機能31は、スライド
できるように設けられており、スライドすることによ
り、図8Bに示すように、全体が撮像部13側に収納さ
れる。このように、ロック機能31が撮像部13側に収
納された状態のときは、撮像部13を回動させることが
可能である。勿論、ロック機能31は、本体12側に収
納されるようにスライドされるように設けられても良
い。
【0041】このように、ロック機能31を設けること
により、撮像部13が、ユーザの意志に反して回動して
しまうようなことを防ぐことが可能となる。ロック機能
31に、画像処理装置11の電源のオン、オフの指示機
能を与えるようにしても良い。すなわち、ロック機能3
1が、図8Aに示したような状態のとき(非撮影時の状
態のとき)は、画像処理装置11の電源はオフの状態と
され、ロック機能31がスライドされることにより、図
8Bに示したような状態にされたとき(撮影時の状態の
とき)は、画像処理装置11の電源はオンの状態とされ
る。
【0042】ロック機能31の他の形態を、図9に示
す。図9に示したロック機構41は、ノック式である。
非撮影時には、図9Aに示すように、ロック機能41が
撮像部13に差し込まれるような状態となることにより
撮像部13が回動するようなことを防ぐ。このような状
態のときに、ロック機能41に対して押圧などの所定の
処理が行われると、図9Bに示したような、ロック機能
41が撮像部13から抜かれたような状態になり、撮像
部13が回動可能な状態となる。
【0043】このように、ノック式のロック機能41に
対しても、画像処理装置11の電源のオン、オフの指示
機能を与えるようにしても良い。この場合も、図9Aに
示したようなロック機能41により撮像部13が回動で
きない状態のときは、電源がオフの状態とされ、図9B
に示したようなロック機能41によるロックが解除され
撮像部13が回動できる状態のときは、電源がオンの状
態とされるようにすればよい。
【0044】ロック機能31やロック機能41は、図8
や図9に示した位置に設けられることに限定されている
わけではなく、撮像部13を回動可能な状態と回動不可
能な状態とに切り換えられる位置に設けられればよい。
また、大きさや形状は、どのようなものでも良い。
【0045】ところで、図7に示したように、液晶など
から構成される画像表示部23を備える画像処理装置1
1においては、他の露出している部分と比較して、その
画像表示部23は弱く、物などが衝突するなどのハプニ
ングのために、破損するといったことが起こる可能性が
高いと考えられる。そのようなことを防ぐ仕組みを設け
ることが好ましい。そこで、図10に示したような画像
処理装置11の構成を実施することにより、画像表示部
23の保護を行えるようにする。
【0046】図10に示した画像処理装置11は、上述
してきた画像処理装置11と同様に、撮像部13が本体
12に対して回動するように備えられている。図10に
示した画像処理装置11には、画像表示部23を保護す
るために、その表面を覆うような形で、スライド板61
が設けられている。図11Aに示すように、スライド板
61は、本体12と撮像部13の間で、スライドできる
ように設けられている。
【0047】図10に示したように、スライド板61が
画像表示部23を保護している状態のときは、スライド
板61は、撮像部13に、その先端部分が覆い被さって
いるため、撮像部13が回動しないようにするためのロ
ック機能として機能する。そして、図11Aに示したよ
うにスライド板61を撮像部13側にスライドさせる
と、撮像部13は回動可能な状態にされる。
【0048】このようにスライド板61は、画像表示部
23の保護機能と、撮像部13の回動を制限するロック
機能とを有するため、スライド板61の面積は、撮像部
13のスライド板13がスライドする面の面積より小さ
いものとされ、かつ、画像表示部23を保護することが
できる大きさとされている。
【0049】スライド板61が、画像表示部23を保護
している状態のときは、ユーザが、撮影したり、画像表
示部23に表示される画像の閲覧をできる状態ではな
く、実質、画像処理装置11を用いる状態ではないの
で、画像処理装置11の電源をオフの状態とする。スラ
イド板51が、撮像部13側にスライドされている状態
のときは、ユーザが、撮影または画像表示部23に表示
される画像の閲覧を行える状態であるので、画像処理装
置11の電源をオンの状態にする。
【0050】ここでは、画像表示部23に表示されてい
る画像の閲覧を行える状態とは、既に撮像され、記録媒
体(不図示)に記録されている画像を、画像表示部23
に表示させ、閲覧できる状態であることである。
【0051】このように、スライド板61を画像処理装
置11の電源のオン、オフの指示に用いられるようにし
ても良い。さらに、スライド板61が撮像部13側にス
ライドされているときは、ユーザが撮影または画像表示
部23に表示されている画像の閲覧を行える状態である
としたが、撮像部13側にスライド板61がスライドさ
れているだけの状態のときは、画像表示部23に表示さ
れている画像の閲覧のみが行えるモードとし、そのよう
な状態から、さらに、撮像部13が本体12に対して所
定の角度だけ回動されたときは、撮影状態のモードに移
行するようにしても良い。
【0052】すなわち、スライド板61による電源のオ
ン、オフの指示と、撮像部13の回動によるモードの切
り換えを行えるようにしても良い。ユーザは、基本的
に、撮影するときしか、撮像部13を本体12に対して
回動させるようなことはない。従って、画像表示部23
に表示されている画像を閲覧するモードにしていると
き、撮像部13が回動しない方が好ましい。
【0053】そこで、例えば、撮像部13にスライド板
61がスライドされるのを2段階にする。1段階目は、
画像表示部23にスライド板61の一部分もかかるよう
なことはないが、本体12部分には、スライド板61の
一部分がかかった状態とする。そして、2段階目は、本
体12部分にかかったスライド板61の一部分も、撮像
部13側にスライドされることにより、本体12にかか
る部分が、全くなくなった状態とする。1段階目は、画
像表示部23に表示される画像の閲覧モードであり、2
段階目は、撮影モードである。
【0054】このように、スライド板61だけで、電源
のオン、オフ、およびモードの切り換えが行えるように
しても良い。
【0055】上述したように、撮像部13が回動するこ
とにより、ユーザの所望のアングルで撮影を行うことが
可能となり、かつ、非撮影時には、レンズ16、画像表
示部23などを保護することが可能となる。また、上述
したように、本体12内部に、可動機構部14を閉じこ
める機構とすることにより、強度的に不安定な部分をな
くすことが可能となる。
【0056】さらに、両ブロックの接合面を回転軸の中
心をセンターとする円筒面で構成することにより、非撮
影時における両ブロック(本体12と撮像部13)の隙
間を最小限にすることができ、両ブロックの回転軸の設
置位置を、それぞれのブロックのセンターにおくことに
より、撮影時の撮像部13の凸量を最小に抑えることが
できる。これにより、デザイン的にスッキリしたものと
なる。
【0057】なお、上述した実施の形態においては、接
眼ファインダー21−1,21−2として光学系による
ファインダーを用いた場合を例に挙げて説明したが、フ
ァインダー内に設けられた小型の液晶ディスプレイに画
像を表示させるような電子式の接眼ビューファインダー
を用いても良い。
【0058】また、上述した実施の形態においては、例
えば図6に示したように撮像部13は、略直方体とした
が、図12A乃至図12Cに示すような形状でも良い。
図12Aに示したように撮像部13を略円筒に構成して
も良いし、図12Bに示したように、撮像部13を円形
に構成しても良い。また、図12Cに示したように、撮
像部13を球状に構成しても良い。このような形状に撮
像部13を構成した場合、それぞれの撮像部13が内包
できるような形状に、本体12を構成すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上の如く本発明の第1の画像処理装置
によれば、画像を撮像する第1の部分を、撮像された画
像を表示する部分を含む第2の部分に対して回動可能に
設け、かつ、第2の部分が、第1の部分を内包するよう
に設けたので、非撮像時には撮像手段が保護され、撮像
時には、ユーザの所望のアングルで撮像が可能になる。
【0060】本発明を適用した第2の電子カメラによれ
ば、画像を撮像し、撮像された画像を表示し、画像を表
示する部分を保護し、画像を撮像する第1の部分を、撮
像された画像を表示する部分を含む第2の部分に対して
回動可能に設け、かつ、第2の部分が、第1の部分を内
包するように設けるようにしたので、非撮像時には撮像
手段と表示手段が保護され、撮像時には、ユーザの所望
のアングルで撮像が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子カメラの外観を一例を示す図であ
る。
【図2】従来の電子カメラの外観の他の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明を適用した電子カメラとしての画像処理
装置の一実施の形態の外観の構成を示す図である。
【図4】撮影時の画像処理装置の外観の構成を示す図で
ある。
【図5】撮影時の画像処理装置の外観の構成を示す図で
ある。
【図6】撮像部の詳細を説明する図である。
【図7】画像処理装置の側面の構成を示す図である。
【図8】ロック機構について説明する図である。
【図9】他のロック機構について説明する図である。
【図10】画像処理装置の他の外観の構成を示す図であ
る。
【図11】図10に示した画像処理装置の撮影時の外観
の構成を示す図である。
【図12】撮像部の他の構成を示す図である。
【符号の説明】
11 画像処理装置 12 本体 13 撮像部 14 回動機構部 15 シャッターボタン 16 レンズ 17 ストロボ 21 接眼ファインダー 22 情報表示部 23 画像表示部 31,41 ロック機構 61 スライド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/04 G03B 17/04 H04N 5/238 H04N 5/238 Z Fターム(参考) 2H100 DD09 2H101 BB01 BB07 BB08 5C022 AA13 AB15 AB40 AC02 AC03 AC22 AC32 AC42 AC63

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記画像を表示する表示
    手段とを含み、 前記撮像手段を含む第1の部分は、前記表示手段を含む
    第2の部分に対して回動可能に設けられ、かつ、前記第
    2の部分は、前記第1の部分を内包することを特徴とす
    る電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の部分は、略直方体に構成さ
    れ、その略直方体の側面のうちの対向する位置関係にあ
    る2面のそれぞれの略中心を軸として、前記第2の部分
    に対して回動することを特徴とする請求項1に記載の電
    子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は、CCDであり、前記第
    1の部分は、ストロボライトをさらに含むことを特徴と
    する請求項1または2に記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記第1の部分は、撮影設定情報を表示
    する第2の表示手段をさらに含むことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記第1の部分の回動により電源のオ
    ン、オフの切り換えが行われることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 前記第1の部分は、接眼ファインダー手
    段をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 画像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記画像を表示する表示
    手段と、 前記表示手段を保護する保護手段とを含み、 前記撮像手段を含む第1の部分は、前記表示手段を含む
    第2の部分に対して回動可能に設けられ、前記第2の部
    分は、前記第1の部分を内包することを特徴とする電子
    カメラ。
  8. 【請求項8】 前記保護手段は、前記第1の部分と前記
    第2の部分の間を移動可能に設けられ、前記保護手段
    が、前記表示手段を保護しているときは、前記第1の部
    分と前記第2の部分との間の回動が前記保護手段により
    抑止されることを特徴とする請求項7に記載の電子カメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記保護手段は、前記第1の部分と前記
    第2の部分との間を移動可能に設けられ、前記保護手段
    が前記第1の部分に位置するとき、前記電子カメラの電
    源がオン状態とされ、前記保護手段が前記第2の部分に
    位置するとき、前記電源がオフ状態とされることを特徴
    とする請求項7または8に記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記撮像手段による画像の撮像を行う
    撮像モードと、前記表示手段による前記記憶手段により
    記憶された画像の閲覧を行う閲覧モードを、前記第1の
    部分の回動により切り換えることを特徴とする請求項7
    乃至9のいずれかに記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】 前記第1の部分は、略直方体に構成さ
    れ、その略直方体の側面のうちの対向する位置関係にあ
    る2面のそれぞれの略中心を軸として、前記第2の部分
    に対して回動することを特徴とする請求項7乃至10の
    いずれかに記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記撮像手段は、CCDであり、前記
    第1の部分は、ストロボライトをさらに含むことを特徴
    とする請求項7乃至11のいずれかに記載の電子カメ
    ラ。
  13. 【請求項13】 前記第1の部分は、撮影設定情報を表
    示する第2の情報表示手段をさらに含むことを特徴とす
    る請求項7乃至12のいずれかに記載の電子カメラ。
  14. 【請求項14】 前記第1の部分は、接眼ファインダー
    手段をさらに含むことを特徴とする請求項7乃至13の
    いずれかに記載の電子カメラ。
JP2002037619A 2002-02-15 2002-02-15 電子カメラ Pending JP2003244496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037619A JP2003244496A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037619A JP2003244496A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 電子カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003244496A true JP2003244496A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27779149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002037619A Pending JP2003244496A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003244496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103293828A (zh) * 2013-04-10 2013-09-11 苏州佳世达电通有限公司 可旋转镜头的电子产品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103293828A (zh) * 2013-04-10 2013-09-11 苏州佳世达电通有限公司 可旋转镜头的电子产品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3266092B2 (ja) 電子カメラ
JP2009033566A (ja) セルフ撮影機能付きカメラ及びセルフ撮影処理方法
CN104902148B (zh) 成像装置
JP2002062578A (ja) カメラ撮影用ホルダ
JP4430984B2 (ja) 撮像ユニット、カメラボディーおよびカメラシステム
JP2003101862A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP3475053B2 (ja) モニター付きカメラ一体型記録装置
JP3282622B2 (ja) 電子カメラ
JP2003244496A (ja) 電子カメラ
JPH08331424A (ja) 電子ファインダーカメラ
JP3044231B2 (ja) 電子カメラ
JP2008048008A (ja) 電子カメラ及びこれに用いる画像表示方法
JPH1013722A (ja) カメラ
JP2000041165A (ja) デジタルカメラ
JPH1023363A (ja) 映像撮影装置
JP2005099312A (ja) デジタルカメラ機能付き双眼鏡
JP3482391B2 (ja) デジタルカメラ
JP4186618B2 (ja) 撮像装置
JP3248481B2 (ja) 電子カメラ
JP4301885B2 (ja) 電子カメラ
JP2003046817A (ja) 撮像装置
JPH1098637A (ja) 電子カメラ
JP2005157130A (ja) レンズキャップ
JP2003219237A (ja) 撮像装置、撮像方法、及び撮像プログラム
JP2003224744A (ja) 撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071022