JP2003240180A - T字状管継手 - Google Patents

T字状管継手

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JP2003240180A
JP2003240180A JP2002034642A JP2002034642A JP2003240180A JP 2003240180 A JP2003240180 A JP 2003240180A JP 2002034642 A JP2002034642 A JP 2002034642A JP 2002034642 A JP2002034642 A JP 2002034642A JP 2003240180 A JP2003240180 A JP 2003240180A
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JP
Japan
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pipe joint
shaped pipe
cap
opening
liquid contact
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JP2002034642A
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English (en)
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Tokumitsu Kai
徳光 甲斐
Wataru Inoue
亙 井上
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Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた圧力強度を有し、ウォーターハンマーな
どの圧力衝撃に対しても強度を保ち、流体の漏れなどが
生じないT字状管継手を提供する。 【解決手段】内面頭部に設けられた凹面状の接液部4の
中央部に、接液部4と連通した各種部材の装着用穴5が
設けられたキャップ3を、三方に開口部6、7及び2を
有するT字状管継手1の少なくとも一つの開口部2に、
接着、螺着又は溶着にて密封状態で固着する。接液部4
の凹面をなだらかな曲面状に形成すると共に、装着用穴
5の内周面に雌ねじ8を設け圧力計11を螺着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学工場、半導体
製造、食品、バイオなどの各種産業分野における流体輸
送配管に用いられるT字状管継手に関するものであり、
更に詳しくは、一つの開口部に管とは異なった各種部材
を接合することができ、流体圧力に対し優れた強度を確
保できるT字状管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来T字状管継手としては、例えば図6
に示すものがあった。同図において20はT字状管継手
で、22、23は内面に管28、29が接続固定されて
いる主開口部である。21は主開口部22、23より径
が小さく設けられた枝開口部で、その開口部にはT字状
管継手20と同材質の円盤状板24が溶接、溶着あるい
は接着で固着されている。その円盤状板24の中央部に
は接液部と連通された各種部材を装着するための穴25
が設けられ、該各種部材の一つである圧力計26が接続
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図6に示
された従来のT字状管継手20では、例えば内水圧が加
わった時(白抜矢印方向)、枝開口部21は外周方向へ
膨張し、円盤状板24は外方向(図では上方向)へ押さ
れるため、円盤状板24の固着部27は枝開口部21の
内周面から離れ易くなる。よって、発生した剥離隙間に
より流体が固着部27から漏れたり、低い圧力で円盤状
板24が枝開口部21から抜け出すなどの現象が発生
し、形状的に圧力に対する強度が問題になることがあっ
た。特に、ウォーターハンマーなどの圧力による衝撃が
加わると著しい傾向にあった。
【0004】本発明は以上のような事情に鑑みなされた
もので、優れた圧力強度を有し、ウォーターハンマーな
どの圧力衝撃に対しても強度を保ち、流体の漏れなどが
生じないT字状管継手を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のT字状管継手は、内面頭部に設けられた凹
面状の接液部の中央部に該接液部と連通した各種部材の
装着用穴が設けられたキャップが、三方に開口部を有す
るT字状管継手の少なくとも一つの開口部に密封状態で
固着されていることを第1の特徴とし、接液部の凹面が
なだらかな曲面状に形成されていることを第2の特徴と
し、装着用穴の内周面に雌ねじが設けられていることを
第3の特徴とし、キャップが接着、螺着又は、溶着にて
固着されていることを第4の特徴とし、各種部材が、圧
力計、温度計、サンプリングコック又は各種センサーで
あることを第5の特徴とする。
【0006】本発明の材質は、ポリ塩化ビニル、後塩素
化ポリ塩化ビニル、あるいはポリプロピレン等のプラス
チックや金属であればよく、特に限定されるものではな
い。また、使用時にキャップに装着される各種部材とし
ては、圧力計、温度計、サンプリングコックあるいは各
種センサー等が挙げられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図5に基づいて説明するが、本発明がこれら実施形
態に限定されないことは言うまでもない。
【0008】図1は本発明のT字状管継手の第1の実施
態様を示す縦断面図である。図2は本発明の第2の実施
態様を示す縦断面図である。図3は本発明の第3の実施
態様を示す縦断面図である。図4は本発明の第4の実施
態様を示す縦断面図である。図5は図1におけるT字状
管継手の使用状態を示す縦断面図である。
【0009】図1において、1は塩化ビニル樹脂製のT
字状管継手であり、内面にテーパが設けられた主開口部
6、7が水平方向に設けられ、両主開口部6、7間の中
央上部には両主開口部6、7より縮径された枝開口部2
が設けられている。尚、枝開口部2は両主開口部6、7
と同径でも良く特に限定されるものではない。また、枝
開口部2の高さは、図示されているごとく主開口部6、
7のそれより小さく設けた方が良いが、特に限定される
ものではない。
【0010】3は枝開口部2の内周面に接着して密封状
態に固定された塩化ビニル樹脂製キャップである。キャ
ップ3の内面頭部の接液部4はなだらかな凹面状に形成
されている。また、その周縁部も曲面状に設けられてい
るが、特に限定されるものではない。該接液部4の中央
部には、各種部材の装着用穴5が設けられ、その内周面
には雌ねじ部8が設けられている。T字状管継手1が使
用される時には雌ねじ部8に、例えば、圧力計などが螺
合される(図5参照)。
【0011】本実施態様ではキャップ3は枝開口部2に
接着されているが、螺合あるいは溶着にて固定するもの
でも良く、その固着方法については特に限定されない。
また、キャップ3の外周側面が枝開口部2の内周面に接
着固定されているが、該キャップ3の内周面を枝開口部
2の外周側面に接着固定しても良いことは言うまでもな
い。
【0012】次に本実施態様の作動について使用状態を
示す図5に基づいて説明する。図5はT字状管継手1の
主開口部6、7に各々配管ラインの塩化ビニル樹脂管
9、10が接着して接合され、また枝開口部2に固着さ
れたキャップ3の雌ねじ部8には圧力計11が螺合され
た状態が示されている。今、この状態において、例えば
水が通されると、T字状管継手1の内部には所定の水圧
が加わり当然キャップ3の内面にも同じ水圧が加わる。
しかしながら、キャップ3の内面頭部の接液面4はなだ
らかな凹面状に形成されているため水圧は図に示された
白抜き矢印方向に加わることになる。すなわち、枝開口
部2と同じ外周方向(図における上方向ではない)に膨
張するため、従来例のように低い水圧でキャップ3が枝
開口部2から離れるようなことは生じない。つまり、キ
ャップ3の軸線上の外方向への応力が分散され、且つ水
圧によりキャップ3の外周側面と枝開口部2の内周面と
が密着する方向に付勢される。
【0013】図2は本発明の第2の実施態様を示す縦断
面図である。本実施態様は図1における主開口部7に図
1におけるキャップ3の大口径品が接着されたものであ
る。キャップ3が接着されている主開口部7の長さは図
1の状態より短く設定されている。材質及び作動につい
ては第1の実施態様と同様であるので説明は省略する。
【0014】図3は本発明の第3の実施態様を示す縦断
面図である。図1と異なる点はキャップ3の各種部材の
装着用穴5(この場合は接着用穴)が大きく設けられ、
それに付随して頭部の肉厚が大きく設けられ、且つ内面
の接液部4が図1より急カーブ凹面に形成されているこ
とである。その他については第1の実施態様と同一であ
るので説明は省略する。
【0015】図4は本発明の第4の実施態様を示す縦断
面図である。図3との関係を図1乃至図2との関係と同
様に示されたものである。その他については前記と同様
であるため説明は省略する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればT
字状管継手の一つの開口部を従来の円盤状板から内面頭
部に凹面状の接液部を有するキャップに変更することに
より、施工後のT字状管継手内部に水圧が加わってもキ
ャップと開口部に剥離隙間の発生がなくなり、流体の漏
れがなく、また、低い水圧がT字状管継手のキャップに
加わった時、あるいはウォーターハンマーによる圧力衝
撃が生じた時でもキャップの開口部からの離脱を確実に
防ぐことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のT字状管継手の第1の実施態様を示す
縦断面図である。
【図2】本発明のT字状管継手の第2の実施態様を示す
縦断面図である。
【図3】本発明のT字状管継手の第3の実施態様を示す
縦断面図である。
【図4】本発明のT字状管継手の第4の実施態様を示す
縦断面図である。
【図5】図1のT字状管継手の使用状態を示す縦断面図
である。
【図6】従来のT字状管継手の使用状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 … T字状管継手 2 … 枝開口部 3 … キャップ 4 … 接液部 5 … 装着用穴 6 … 主開口部 7 … 主開口部 8 … 雌ねじ部 9 … 管 10 … 管 11 … 圧力計 20 … T字状管継手 21 … 枝開口部 22 … 主開口部 23 … 主開口部 24 … 円盤状板 25 … 穴 26 … 圧力計 27 … 固着部 28 … 管 29 … 管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面頭部に設けられた凹面状の接液部の中
    央部に該接液部と連通した各種部材の装着用穴が設けら
    れたキャップが、三方に開口部を有するT字状管継手の
    少なくとも一つの開口部に密封状態で固着されているこ
    とを特徴とするT字状管継手。
  2. 【請求項2】接液部の凹面がなだらかな曲面状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のT字状管継
    手。
  3. 【請求項3】装着用穴の内周面に雌ねじが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のT字状管継
    手。
  4. 【請求項4】キャップが接着、螺着又は溶着にて固着さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のT字状管継手。
  5. 【請求項5】各種部材が、圧力計、温度計、サンプリン
    グコック又は各種センサーであることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のT字状管継手。
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