JPH04145287A - フランジ構造 - Google Patents

フランジ構造

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JPH04145287A
JPH04145287A JP2265150A JP26515090A JPH04145287A JP H04145287 A JPH04145287 A JP H04145287A JP 2265150 A JP2265150 A JP 2265150A JP 26515090 A JP26515090 A JP 26515090A JP H04145287 A JPH04145287 A JP H04145287A
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
ring
flange structure
flanges
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2265150A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Hikichi
引地 貴義
Shigehiro Shimoyashiki
下屋敷 重広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK, Hitachi Ltd filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPH04145287A publication Critical patent/JPH04145287A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、配管等のシール部を、Oリング等のシール材
を用いてシールするフランジ構造に係り、特にシール材
を、腐食性ある流体の侵入から防護するのに好適なフラ
ンジ構造に関する。
[従来の技術] 第4図は、金属等の弾性材料の0リングをシール部材と
して用いた従来例のフランジ構造の断面略示図である。
Oリングのシール部材には1通常、弾性のある金属、ゴ
ム、有機材料が使用される。
第4図では、上・下2つの配管を接続する場合の構成を
示した。配管1および配管2の接合部は、配管1のフラ
ンジ3および配管2のフランジ3′の両者の接触面の間
に溝4(この場合フランジ3′側)に、例えば金属製の
Oリング5を挿入し、フランジ3および3′の両方を1
例えばボルト6とナツト7との組合せによる止め具を使
用して強い力で締突けると、フランジ3および3′の接
合面および溝4の底面にOリングは強い力で押付けられ
、上下両フランジ面に密着することにより、配管1と配
管2の内外雰囲気を遮断することができる。
これによって、シール部を構成し、シール部の気密性は
、Oリング5が健全な間中は保持される。
なお、従来技術では、上記例以外にも、片方が盲フラン
ジとした組合せにおいても、同様な技術を採用している
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、フランジ3および3′によってはさ
み込まれたOリング5は、溝4よりも若干大きめにする
。すなわち、上記の両フランジ(3,3’)が締付けら
れて接合した場合でも、フランジ3との接合面より少し
出っ張るようにする(Oリングがつぶれ過ぎるとフラン
ジ接合面との密着性が逆に悪くなる等のマイナス要因が
ある)のが普通である。そのため、フランジ3および3
′の接合面は、第4図に示すように若干の隙間を生じる
ようになる。したがって、配管内を流れる流体あるいは
不純物等が、この隙間を通って、Oリング部まで入り込
み、フランジ接合部分の温度の低下で析出し、これが原
因となって両フランジを固着してフランジ部がはずせな
くなったり、シール部材(Oリング等)と化学反応をお
こしてシール部材の特性を悪化させ、シールの性能を低
下させるおそれがある。
すなわち、従来技術では、両フランジ接合面間の隙間に
流体あるいは不純物等が侵入するのを防ぐ対策は考慮さ
れていなかった。
本発明の目的は、従来のシール方法の基本を変えること
なく、両フランジ間の隙間に、流体物質あるいは不純物
質が侵入するのを防止できるシール構造を用いたすぐれ
たフランジ構造を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明のフランジ構造の構成
は、金属あるいは有機材料系の弾性体からなるOリング
型シール部材で、フランジ管接手部をシールしてなるフ
ランジ構造において、互いに突合わせる1対の管の各端
部に、相互に嵌合することができる傾斜部を設けるよう
にしたことである。
[作用コ 第1図に示したように、上下方向の配管の任意の個所に
フランジ構造を設ける場合に、その個所の配管にテーパ
部を設け、上側テーパ部と下部テーパ部とが密着するよ
うな構成とする。
すなわち、下側テーパ部を有する下側配管に、上記配管
の上側テーパ部を接触しながら挿入し、密着した位置で
、上・下部フランジを、ボルトとナツトの組合せになる
止め具で締付けると、従来よりも嵌合部の隙間間隔を微
小化することができるので、フランジ部の気密性は向上
する。
これによって、配管内部とシール部との間は遮断され、
配管内の流体は、両フランジ間のOリング部材によって
生じる隙間には侵入しにくくなるので、シール部材の変
質による気密性の低下、両フランジ間の固着などの問題
は解決される。
とくに、嵌合部の距離を長くすれば、上記の効果は大き
くなる。
[実施例] 以下本発明の第1実施例を第1図を用いて説明する。第
1図は、本発明の第1実施例のフランジ構造の断面略示
図である。第1図において、1および2は、夫々上側配
管、下側配管、3および3′は、上側フランジ、下側フ
ランジ、4は、溝、5は、0リング、6は、ボルト、7
は、ナツト、8は、隙間、9は、上側テーパ部、10は
、下側テーパ部である。
第1図の構成は、下側配管1に上側配管2を嵌合し、下
側フランジ3′に設けた溝4に、例えば金属製Oリング
5を挿入し、上側フランジ3と下側フランジ3′を、ボ
ルト6とナツト7の止め具で締付けることにより、0リ
ング5は、フランジ3の底面と、フランジ3′の溝4の
底面とに密着し、配管内雰囲気と配管外界囲気に遮断゛
され、これによりフランジ部におけるシール機能が構築
される。
本発明の機能を以下に説明する。
本発明の構造では、上側配管1には上側テーバ部9が、
下側配管2には下側テーパ部10が設けられている。配
管lと配管2は、テーパ部9およびテーパ部1oで密着
状態に接合することができる。
ここで、上記のようにして、フランジ3および3′をボ
ルト6およびナツト7の組合せになる止め具で締付ける
と、配管1および配管2には互いに近づく方向に力が働
き、これにより、配管1のテーパ部9と、配管2のテー
パ部10の表面が密着することになる。
本実施例の効果は、上側・下側テーパ部の密着性がよく
なることにより、配管内の流体、不純物がシール部のO
リングまで侵入することが防止され、シール部材の特性
変化はなく、また侵入物質の析出による固着の問題も生
じることがないため、シール気密性の接続が長期間にわ
たって維持できる。
また、上・下側テーパ部の接合性が容易であり、作業性
を向上することができる。
第2図は、本発明の第2実施例のフランジ構造の部分断
面略示図である。第2図における符号は、第1図と同様
である。第2図では、第1図におけるテーパ部の形状を
のこぎりの歯型としたものである。両者の凹凸の数(の
こぎりの山の数)は任意に決めることができる。
本実施例の効果は、両フランジ面の密着面積がより大き
くなるための気密性の向上が期待できる。
また、両フランジの挿入位置決めの作業が容易となる。
第3図は、本発明の第3実施例のフランジ構造の部分断
面略示図である。第3図の符号は、第1図と同様である
。第3図では、第1図におけるテーパ部の形状を曲線(
球面体の断面)としたものである。その効果は、両フラ
ンジの密着面積が大きくなり、また、接合する場合の嵌
合性がよくなる。
この他、テーパ部の形状については、必要に応じて、例
えば、のこぎり歯を複数にしたもの、または、階段状と
し、段数を複数化したものなどが。
本実施例の応用例としてあげられる。
また、配管1と配管2の接合部テーパ開始点を配管の厚
み内の長さ@とし、接合体の構造、材質、その他機械的
強度などから任意に変えることができる値として、気密
性をさらに向上させるために、@の個所に、第2の溝を
設け、第2のOリングを設けることも可能である。
なお1本発明は、配管と配管の接続のみならず。
配管と盲ブタとの接続等、種々の接続構造物に応用する
ことができる。
[発明の効果コ 本発明によれば、 (1)Oリング等シール部材によるシール部とメタルタ
ッチ(上側・下側テーパ面の密着)によるシール部の二
重シール構造が構築できるので、接続部の気密性は飛躍
的に向上する。
(2)したがって、被接続体内部の液体や不純物がシー
ル部へ侵入することが防止できる。
(3)また、従来例では、侵入物質によりシール部材が
腐食等により変質して使用不能となっていたことが解消
できる。
以上の結果、フランジ構造のシール部の取外しが容易と
なり、また、シール部材は長寿命化できるので、シール
部材費とメンテナンス費用を含めてコストの低減化をは
かることができる。
また、フランジ部の挿入時の位置決め作業は円滑となり
、作業効率の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例のフランジ構造の断面略
示図、第2図は、同上の第2実施例のフランジ構造の部
分断面略示図、第3図は、同上の第3実施例のフランジ
構造の部分断面略示図、第4図は、従来例のフランジ構
造の断面略示図である。 く符号の説明〉 1.2・・・配管、3,3′・・・フランジ、4・・・
溝、5・・・Oリング、6・・・ボルト、7・・・ナツ
ト、8・・・隙間、9・・・上側テーパ部、10・・・
下側テーパ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属あるいは有機材料系の弾性体からなるOリング
    型シール部材で、フランジ管接手部をシールしてなるフ
    ランジ構造において、互いに突合わせる1対の管の各端
    部に、相互に嵌合することができる傾斜部を設けたこと
    を特徴とするフランジ構造。 2、請求項1記載のフランジ構造において、前記傾斜部
    の形状が、複数のジグザグ型を有する歯型状をなすこと
    を特徴とするフランジ構造。 3、請求項1記載のフランジ構造において、前記傾斜部
    の形状が、内側に凹形の曲線型状をなすことを特徴とす
    るフランジ構造。
JP2265150A 1990-10-04 1990-10-04 フランジ構造 Pending JPH04145287A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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