JP2001324067A - ユニオン継ぎ手 - Google Patents

ユニオン継ぎ手

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JP2001324067A
JP2001324067A JP2000141972A JP2000141972A JP2001324067A JP 2001324067 A JP2001324067 A JP 2001324067A JP 2000141972 A JP2000141972 A JP 2000141972A JP 2000141972 A JP2000141972 A JP 2000141972A JP 2001324067 A JP2001324067 A JP 2001324067A
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JP
Japan
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union nut
connection
union
peripheral surface
connecting member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000141972A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ishiyama
均 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Sekisui Kanzai Technics KK filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユニオンナットの緩み、外れを防止し、確実な
管の接続を行うユニオン継ぎ手を提供すること。 【解決手段】 本発明は、ユニオンナットの内つば30
と第1連結部材10のつば部12との接触面に弾性部材
を介在させたので、ユニオンナット30と第1連結部材
10との間の摩擦抵抗を増大させると共に、弾性部材の
管軸方向への反発力により、ユニオンナット10と第2
連結部材20のネジによる締め付けが強化され、ユニオ
ンナットの緩み、外れが確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を移送する配
管等に使用されるユニオン継ぎ手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のユニオン継ぎ手として
は、図3に示すものが知られている。すなわち、一端に
管との接続口11が形成され、他端側は外周面につば部
12が形成された接合面13となる第1連結部材10
と、一端に管との接続口21が形成され、他端側は拡径
された外周面に雄ネジ22が形成された第2連結部材2
0と、内周面に雌ネジ32が形成され、一端に内つば部
31が形成されたユニオンナット30を有し、前記ユニ
オンナット30に前記第1連結部材10の接続口11を
挿通させ、前記ユニオンナット30の内周面に形成され
た雌ネジ32を、前記第1連結部材の接合面13とシー
ルパッキン40を介して接合された前記第2連結部材2
0の雌ネジ22に螺合させたユニオン継ぎ手が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の構造では、通常、ユニオンナットと第1連結部
材が同材質で形成されるため、摩擦抵抗が小さい。特に
樹脂製のユニオン継ぎ手にあっては軽量なこともあり、
管を接続して配管した後に管路に生じる振動により、ユ
ニオンナットが緩んだり、外れたりするおそれがあっ
た。
【0004】本発明は、ユニオンナットの緩み、外れを
防止し、確実な管の接続を行うユニオン継ぎ手を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端に管との
接続口が形成され、他端側は外周面につば部が形成され
た接合面となる第1連結部材と、一端に管との接続口が
形成され、他端側は拡径された外周面に雄ネジが形成さ
れた接合面となる第2連結部材と、内周面に雌ネジが形
成され、一端に内つば部が形成されたユニオンナットを
有し、前記ユニオンナットに前記第1連結部材の接続口
を挿通させ、前記ユニオンナットの内周面に形成された
雌ネジを、前記第1連結部材の接合面とシールパッキン
を介して接合された前記第2連結部材の雌ネジにネジ螺
合させたユニオン継ぎ手において、前記ユニオンナット
の内つばと前記第1連結部材のつば部との接触面に弾性
部材を介在させたユニオン継ぎ手とした。
【0006】(作用)本発明では、ユニオンナットの内
つばと第1連結部材のつば部との接触面に弾性部材を介
在させたので、ユニオンナットと第1連結部材との間の
摩擦抵抗を増大させると共に、弾性部材の管軸方向への
反発力により、ユニオンナットと第2連結部材のネジに
よる締め付けが強化され、ユニオンナットの緩み、外れ
が確実に防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の一形態
を示すユニオン継ぎ手の断面図である。10は、第1連
結部材であり、一端に管(図示せず)との接続口11が
形成され、他端側は第2連結部材20との接合面13で
あり、その端面近傍の外周面につば部12が形成されて
いる。第2連結部材20は、管(図示せず)との接続口
21が一端に形成され、他端側は、接合面23の端面近
傍が接続口21よりも拡径されており、拡径された部分
の外周面には雄ネジ22が形成されている。また、接合
面23には溝が形成され、シールパッキン40が嵌着さ
れる。このシールパッキン40により、管路内の気密
性、水密性が保持される。
【0008】ユニオン継ぎ手は、この第1連結部材10
と第2連結部材20の各々の接合面13、23を合わ
せ、ユニオンナットでネジ固定することにより構成され
る。ここでユニオンナット30は、一端部に内つば31
が形成され、他端側の内周面には雌ネジ32が形成され
ている。第1連結部材10の接続口11側を、ユニオン
ナット30の雌ネジ32が形成されている側の開口から
挿通させ、管(図示せず)を第1連結部材10の接続口
11を接続する。この接続にあたっては接着剤を用い
る。次に、第2連結部材20の接続口21に管(図示せ
ず)を接続する。この接続も接着剤を用いる。そして、
第1連結部材10の接合面13と第2連結部材20の接
合面23を合わせ、ユニオンナット30の雌ネジと第2
連結部材20の雄ネジを螺合させる。ユニオンナット3
0を締め付けることにより、第1連結部材10のつば部
12がユニオンナット30の内つばに係止されるので、
第1連結部材10と第2連結部材20とが接続される。
【0009】このような基本構造を有するユニオン継ぎ
手において、第1連結部材10とユニオンナット30の
接触部分Aに弾性部材50を介在させる。弾性部材50
を介在させる方法としては、予め第1連結部材10のつ
ば部12に貼付しておく、又はユニオンナット30の内
つば31の内周面に貼付しておけば良い。あるいは第1
連結部材10をユニオンナット30に挿通させる際に、
第1連結部材10の接続口10に挿通してもよい。
【0010】また、弾性部材50は合成ゴム、例えば、
EPDM(エチレンプロピレンゴム),NBR(ニトリ
ルゴム),FPM(フッ素ゴム),SBR(スチレンブ
タジエンゴム)を用いれば良い。
【0011】弾性部材50の収まりを良くするため、第
1連結部材10のつば部12、又はユニオンナット30
の内つば31の内周面に溝(図示せず)を設けて、その
中に弾性部材50を係止させても良い。
【0012】図2は、図1に示した弾性部材50の拡大
概念図である。弾性部材50の形状は、(a) のように平
板状でも良いし、(b) のようにリング状でも良い。第1
連結部材10のつば部12、又はユニオンナット30の
内つば31の内周面に貼付する場合は、必ずしも連続し
た形状でなくても良い。すなわち、小片を管軸に対して
対象に4か所以上貼付しておけば良い。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ニオンナットと第1連結部材との間の摩擦抵抗を増大さ
せると共に、ユニオンナットと第2連結部材のネジによ
る締め付けが強化され、ユニオンナットの緩み、外れが
確実に防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すユニオン継ぎ手の
断面図である。
【図2】図1に示した弾性部材50の拡大概念図であ
る。
【図3】従来のユニオン継ぎ手を示す断面図である。
【符号の説明】
10 第1連結部材 11、21 接続口 12 つば部 13、23 接合面 20 第2連結部材 22 雄ネジ 30 ユニオンナット 31 内つば 32 雌ネジ 40 シール材 50 弾性部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に管との接続口が形成され、他端側は
    外周面につば部が形成された接合面となる第1連結部材
    と、一端に管との接続口が形成され、他端側は拡径され
    た外周面に雄ネジが形成された接合面となる第2連結部
    材と、内周面に雌ネジが形成され、一端に内つば部が形
    成されたユニオンナットを有し、 前記ユニオンナットに前記第1連結部材の接続口を挿通
    させ、前記ユニオンナットの内周面に形成された雌ネジ
    を、前記第1連結部材の接合面とシールパッキンを介し
    て接合された前記第2連結部材の雌ネジにネジ螺合させ
    たユニオン継ぎ手において、 前記ユニオンナットの内つばと前記第1連結部材のつば
    部との接触面に弾性部材を介在させたことを特徴とする
    ユニオン継ぎ手。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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