JP2003237563A - 吊り下げ搬送設備 - Google Patents

吊り下げ搬送設備

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JP2003237563A
JP2003237563A JP2002040874A JP2002040874A JP2003237563A JP 2003237563 A JP2003237563 A JP 2003237563A JP 2002040874 A JP2002040874 A JP 2002040874A JP 2002040874 A JP2002040874 A JP 2002040874A JP 2003237563 A JP2003237563 A JP 2003237563A
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vertical
upper frame
respect
vertical frame
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JP2002040874A
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Masami Murakami
雅美 村上
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の構造を簡単にして被搬送物の傾斜を行
える吊り下げ搬送設備を提供する。 【解決手段】 レール装置2の支持案内により一定経路
6上で移動自在な移動体10に支持部20を設けた。支
持部20は、移動体10側に連結した上部フレーム21
と、上部フレーム21に対して前後方向で相対回動自在
に連結した前後で複数の縦方向フレーム23,24と、
縦方向フレーム23,24の下部間に横方向軸心33の
周りで相対回動自在に連結した下部フレーム34からな
る。下部フレーム34側で被搬送物Aを支持自在に構成
した。縦方向フレーム23,24の少なくとも一部は上
部フレーム21に対して昇降可能に構成した。一定経路
中6の所定箇所8に上昇操作手段40を設けた。一部の
縦方向フレームを上昇させることで下部フレームを相対
回動でき、全体の構造を簡単にして被搬送物の傾斜を行
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動車製
作工場において車体を支持搬送したり、あるいは各種工
場において被加工物を支持搬送したりするのに用いら
れ、かつ車体や被加工物などの被搬送物を傾斜させ得る
吊り下げ搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送設備としては、たと
えば特開昭63−275470号公報に見られる構成が
提供されている。すなわち、被搬送物を支持自在な支持
部が設けられ、この支持部の前側中央部分にはトラニオ
ンピンを介して前部トロリが設けられ、また支持部の後
側中央部分には縦ピンを介してアームの中央部分が取り
付けられるとともに、このアームの両端にそれぞれトラ
ニオンピンを介して後部トロリが取り付けられている。
そして、各トロリを支持案内するメインレールを設けて
一定の搬送経路が形成され、この搬送経路中の所定箇所
には、一対の後部トロリを各別に支持案内する左右一対
のサブレールが、前記メインレールを中にして振り分け
て配設されている。
【0003】この従来構成によると、前部トロリをメイ
ンレールに支持案内させ、一対の後部トロリをそれぞれ
のサブレールに支持案内させた搬送形態において、各レ
ールを傾斜させて支持部を下降または上昇させるに際
し、メインレールと両サブレールの下降開始点または上
昇開始点を前後方向で調整することにより、下降角度ま
たは上昇角度の調整を任意に行え、以て支持部で支持し
ている被搬送物を傾斜させて下降または上昇し得る。さ
らにメインレールとサブレールとを上下方向で相対的に
変化させることにより、それぞれのトロリを介して支持
部の傾斜を行え、以て支持部で支持している被搬送物を
傾斜し得る。
【0004】そして前側中央部分を前部トロリで支持
し、後側では左右の2箇所を後部トロリで支持すること
によって、支持部の搬送は揺れを少なくして安定して行
える。またアームを縦ピンの回りに回転させ、一方の後
部トロリを縦ピンの後方に位置させるとともに他方の後
部トロリを縦ピンの前方に位置させることで、これら後
部トロリをメインレールに支持させ得る。これにより、
所定箇所以外ではメインレール1本で支持搬送を行え
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、支持部の後側中央部分に縦ピンを介して
アームが取り付けられるとともに、このアームの両端に
それぞれトラニオンピンを介して後部トロリが取り付け
られていることで、すなわち横方向(水平方向)に回転
自在なアームが介在されていることで、支持部側の構造
が複雑になる。しかも、2本のサブレールを配設しなけ
ればならないことで、搬送経路中の所定箇所の構造が複
雑になるだけではなく、分岐合流部の構造ならびに切り
換え制御も複雑になる。
【0006】そこで本発明の請求項1記載の発明は、全
体の構造を簡単にして被搬送物の傾斜を行え得る吊り下
げ搬送設備を提供することを目的としたものである。ま
た請求項4記載の発明は、被搬送物の傾斜方向を変更し
得る吊り下げ搬送設備を提供することを目的としたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の吊り下げ搬送設備は、
レール装置に支持案内されて一定経路上で移動自在な移
動体には支持部が設けられ、この支持部は、移動体側に
連結される上部フレームと、この上部フレームに対して
前後方向で相対回動自在に連結された前後で複数の縦方
向フレームと、これら縦方向フレームの下部間に横方向
軸心の周りで相対回動自在に連結された下部フレームと
からなるとともに、この下部フレーム側で被搬送物を支
持自在に構成され、前記縦方向フレームの少なくとも一
部は上部フレームに対して昇降可能に構成されるととも
に、一定経路中の所定箇所には上昇操作手段が設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0008】したがって請求項1の発明によると、移動
してきた移動体が所定箇所に入ると、被ガイド体を上昇
操作手段により上昇させ、以て被ガイド体側と一体状の
縦方向フレームを上昇させるとともに、この上昇姿勢を
維持し得る。このとき、上部フレームに対して縦方向フ
レームは回動しておらず、以て上部フレームと縦方向フ
レームとは側面視において直角状に位置する。しかし、
一部の縦方向フレームを上昇させていることで、この縦
方向フレームの横方向軸心が他の縦方向フレームの横方
向軸心に対して上方へ変位することになる。
【0009】これにより下部フレームは、縦方向フレー
ムに対して横方向軸心の周りで相対回動し、以て前後部
のいずれかを上位として傾斜し得る。したがって、下部
フレーム側で支持している被搬送物も同方向に傾斜し
得、この傾斜状(傾斜角度)で所定箇所において搬送し
得る。
【0010】また本発明の請求項2記載の吊り下げ搬送
設備は、上記した請求項1記載の構成において、昇降可
能に構成された縦方向フレームには被ガイド体が設けら
れ、上昇操作手段が、前記被ガイド体を上昇案内するカ
ムレール体により構成されていることを特徴としたもの
である。
【0011】したがって請求項2の発明によると、移動
体の移動に伴って、カムレール体により被ガイド体を上
昇案内することで、縦方向フレームの上昇を行える。そ
して本発明の請求項3記載の吊り下げ搬送設備は、上記
した請求項1または2記載の構成において、縦方向フレ
ームは前後一対に設けられ、これら縦方向フレームの一
方が上部フレームに対して昇降可能に構成されているこ
とを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項3の発明によると、前部
の縦方向フレームを昇降させる形式とすることで、被搬
送物を、その前部を上位とした傾斜姿勢とし得、また後
部の縦方向フレームを昇降させる形式とすることで、被
搬送物を、その後部を上位とした傾斜姿勢とし得る。
【0013】さらに本発明の請求項4記載の吊り下げ搬
送設備は、上記した請求項1または2記載の構成におい
て、縦方向フレームは前後一対に設けられ、これら縦方
向フレームの全てが上部フレームに対して昇降可能に構
成されていることを特徴としたものである。
【0014】したがって請求項4の発明によると、被搬
送物は、前部の縦方向フレームを昇降させることで、そ
の前部を上位とした傾斜姿勢とし得、また後部の縦方向
フレームを昇降させることで、その後部を上位とした傾
斜姿勢とし得る。
【0015】しかも本発明の請求項5記載の吊り下げ搬
送設備は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の構
成において、昇降可能な縦方向フレームの上部には、上
部フレームに対して昇降可能なブラケットが設けられ、
このブラケットには、上部フレームの上面に当接可能な
回転体が設けられていることを特徴としたものである。
【0016】したがって請求項5の発明によると、縦方
向フレームの上昇によって、回転体を上部フレームの上
面に対して上方へ離間し得、そして縦方向フレームの下
降によって、回転体を上部フレームの上面に当接し得、
この当接状態で、回転体の回転作用を利用して上部フレ
ームに対して縦方向フレームを前後方向で相対回動し得
る。
【0017】また本発明の請求項6記載の吊り下げ搬送
設備は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の構成
において、一定経路の一部の下方には液槽が配設されて
いることを特徴としたものである。
【0018】したがって請求項6の発明によると、被搬
送物を液没させて液処理を行ったのち、被搬送物を傾斜
させて液切りなどを行える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1〜図6に基づいて説明する。図1〜図3において、
1は吊り下げ搬送装置で、レール装置2と、このレール
装置2の上方に架設された駆動装置用レール3と、この
駆動装置用レール3に支持案内される駆動装置(チェー
ンコンベヤ)4と、前記レール装置2に支持案内されて
一定経路6上を移動自在な移動体10などにより構成さ
れている。
【0020】ここで一定経路6中の一部は作業経路部7
に形成され、この作業経路部7に対向されて床側には、
車体(被搬送物の一例)Aの液処理を行うための液槽B
が配設されている。なお作業経路部7は、下降経路部分
7Aと水平状経路部分7Bと上昇経路部分7Cとからな
り、レール装置2や駆動装置用レール3が変位して配設
されることで形成される。そして、一定経路6中で作業
経路部7の下手部分が所定箇所8に形成されている。
【0021】前記移動体10は、その本体11が前後2
本(複数本)のフレーム体12,13により形成されて
いる。そして、前部フレーム体12と後部フレーム体1
3との前後端間が、トラニオン形式の連結装置14を介
して左右方向ならびに上下方向に相対回動自在に連結さ
れている。
【0022】前記移動体10は、複数の被案内装置を介
してレール装置2に支持案内されることで、一定経路6
上を移動自在に構成されている。その際に被案内装置
は、前部フレーム体12の前端に設けられた前部トロリ
装置15と、後部フレーム体13の前端に設けられた中
間部トロリ装置16と、後部フレーム体13の後端に設
けられた後部トロリ装置17などからなる。
【0023】これらトロリ装置15,16,17は、そ
のトロリ本体15A,16A,17Aがトラニオンピン
15B,16B,17Bなどを介して前部フレーム体1
2または後部フレーム体13に連結されている。そして
トロリ本体15A,16A,17Aには、前記レール装
置2に嵌合して支持案内される被支持ローラ15C,1
6C,17Cが遊転自在に取り付けられるとともに、前
記レール装置2に当接して案内される被ガイドローラ1
5D,16D,17Dが遊転自在に取り付けられてい
る。
【0024】前部トロリ装置15には、前記駆動装置4
からの伝動突起5に対して係脱自在な受動突起18が前
後揺動自在に設けられるとともに、この受動突起18の
後方に位置されてホールドドッグ19が設けられてい
る。以上の11〜19などにより、移動体10の一例が
構成される。
【0025】前記移動体10には支持部20が設けられ
ている。この支持部20は、移動体10側に連結される
上部フレーム21と、この上部フレーム21に対して前
後方向で相対回動自在に連結された前後一対(前後で複
数)の縦方向フレーム23,24と、これら縦方向フレ
ーム23,24の下部間に横方向軸心33の周りで相対
回動自在に連結された下部フレーム34などからなる。
【0026】すなわち、上部フレーム21は四角筒状か
らなり、その前後端部が、それぞれ前記トラニオンピン
16B,17Bを利用した連結部材22を介して、後部
フレーム体13の前後端部に連結されている。
【0027】前記縦方向フレーム23,24は、たとえ
ばパイプ体を曲げ成形することにより、上位横杆部23
a,24aと、縦杆部23b,24bと、下位横杆部2
3c,24cとを有する状態でCの字状に形成されてい
る。そして後部の縦方向フレーム24は、その上位横杆
部24aが上部フレーム21の後端上面側に設けられた
軸受装置25に回転自在に支持されることで、この上部
フレーム21に対して前後方向で相対回動自在に連結さ
れている。
【0028】また前部の縦方向フレーム23は、その上
位横杆部23aの中央部分から左右一対のブラケット2
6が上方へと連設され、これらブラケット26は前記上
部フレーム21の側外方に位置され、以て上部フレーム
21に対して昇降可能に構成されている。そして、両ブ
ラケット26の上端間には、左右方向軸27を介して回
転体28が設けられ、この回転体28は、上部フレーム
21上に設けられたプレート状の回転体受け29の上面
29aに対して、上方から当接可能に構成されている。
【0029】したがって前部の縦方向フレーム23は、
その上位横杆部23aが上部フレーム21の下面に当接
される上昇限位置と、回転体28が回転体受け29の上
面29aに当接される下降限位置との間において、上部
フレーム21に対して設定範囲内で昇降可能に構成され
る。そして回転体28が回転体受け29の上面29aに
当接された状態において、この回転体28と左右方向軸
27との相対回転によって、前部の縦方向フレーム23
は、上部フレーム21に対して前後方向で相対回動自在
に連結されることになる。
【0030】また、昇降可能に構成された前部の縦方向
フレーム23には、すなわち上位横杆部23aから上方
へ連設されたプレート体30の上端には、左右方向ピン
31を介して左右一対のガイドローラ(被ガイド体の一
例)32が設けられている。
【0031】前記縦方向フレーム23,24における下
位横杆部23c,24c間に前記下部フレーム34が設
けられている。すなわち、下部フレーム34の前後端部
分には、下位横杆部23c,24cが挿通される軸受3
5,36が設けられている。したがって、下位横杆部2
3c,24cと軸受35,36との相対回動によって、
縦方向フレーム23,24の下部間に下部フレーム34
が、横方向軸心33の周りで相対回動自在に連結される
ことになる。
【0032】そして下部フレーム34の前後端部には受
け具37が設けられ,以て受け具37群を介して、下部
フレーム34側で車体Aを支持自在に構成されている。
上記した21〜37などにより支持部20の一例が構成
される。
【0033】前記一定経路6中の所定箇所8には、前記
ガイドローラ32を上昇案内するカムレール体(上昇操
作手段の一例)40が設けられている。すなわちカムレ
ール体40は断面C型のレール状であって、両ガイドロ
ーラ32を嵌合案内すべく左右一対に設けられるととも
に、固定部(図示せず。)側からの支持部材41に取り
付けられている。ここでカムレール体40の始端部分に
は、前記ガイドローラ32を迎え入れたのち上昇させる
ための傾斜案内面40aが形成されている。引き続いて
カムレール体40には、前部の縦方向フレーム23を前
記設定範囲内で上昇させた姿勢で維持するための水平状
案内面40bが形成されている。
【0034】なお、作業経路部7における下降経路部分
7Aと上昇経路部分7Cには、それぞれスプレー手段4
5,46が配設され、また所定箇所8の入口部分にもス
プレー手段47が配設されている。
【0035】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。図2、図3は、一定経路6での通常の吊り
下げ搬送状態を示している。このとき、前部の縦方向フ
レーム23は、その回転体28が回転体受け29の上面
29aに当接された下降限位置にある。そして両縦方向
フレーム23,24は、上部フレーム21に対して回動
しておらず、これにより上部フレーム21と両縦杆部2
3b,24bと下部フレーム34とは側面視において正
矩形状となり、以て支持部20は車体Aを水平状で支持
している。そして伝動突起5を受動突起18に係合させ
ることで、駆動装置4の駆動力によって移動体10を一
定経路6上で移動し得、以て車体Aを水平状として搬送
し得る。
【0036】このような搬送状態において、移動体10
が作業経路部7に入ると、図1に示すように、まず下降
経路部分7Aにおいて、移動体10と上部フレーム21
とが下降傾斜角度に沿って傾斜される。このとき前部の
縦方向フレーム23は、回転体28と左右方向軸27と
の相対回転によって、上部フレーム21に対して前方へ
相対回動され、また後部の縦方向フレーム24は、上位
横杆部24aと軸受装置25との相対回転によって、上
部フレーム21に対して前方へ相対回動される。
【0037】すなわち両縦方向フレーム23,24は、
上部フレーム21に対して前方へ相対回動されて、その
縦杆部23b,24bを垂直状に位置させる。その際に
下部フレーム34は、下位横杆部23c,24cと軸受
35,36との相対回動によって、縦方向フレーム2
3,24に対して横方向軸心33の周りで相対回動さ
れ、以て下降傾斜角度に沿って傾斜されることになる。
【0038】したがって、下部フレーム34側に支持さ
れている車体Aも下降傾斜角度に沿って傾斜されること
になり、このような傾斜状(傾斜角度)で液槽B内の液
体(水など。)Cに突入して液没される。その際に、液
没される前の傾斜状の車体Aに対して、スプレー手段4
5によって処理液(洗浄水など。)が吹き付けられ、以
て車体Aに対して吹き付け力を利用した液処理が成され
る。
【0039】そして車体Aは、液槽Bの液体Cに液没さ
れた状態で水平状経路部分7Bにおいて搬送され、その
際に移動体10や支持部20は通常の吊下げ搬送状態に
自動的に戻り、以て水平状の車体Aに対して、搬送力を
利用した液処理が成される。
【0040】次いで上昇経路部分7Cにおいて、移動体
10と上部フレーム21とが上昇傾斜角度に沿って傾斜
される。このとき前部の縦方向フレーム23は、回転体
28と左右方向軸27との相対回転によって、上部フレ
ーム21に対して後方へ相対回動され、また後部の縦方
向フレーム24は、上位横杆部24aと軸受装置25と
の相対回転によって、上部フレーム21に対して後方へ
相対回動される。
【0041】すなわち両縦方向フレーム23,24は、
上部フレーム21に対して後方へ相対回動されて、その
縦杆部23b,24bを垂直状に位置させる。その際に
下部フレーム34は、下位横杆部23c,24cと軸受
35,36との相対回動によって、縦方向フレーム2
3,24に対して横方向軸心33の周りで相対回動さ
れ、以て上昇傾斜角度に沿って傾斜されることになる。
【0042】したがって、下部フレーム34側に支持さ
れている車体Aも上昇傾斜角度に沿って傾斜されること
になり、このような傾斜状(傾斜角度)で液槽Bの液体
C内から退出される。その際に、退出された傾斜状の車
体Aに対して、スプレー手段46によって処理液が吹き
付けられ、以て車体Aに対して吹き付け力を利用した液
処理が成される。
【0043】上述したようにして作業経路部7を移動し
た移動体10は、所定箇所8に入る。すると図1、図4
〜図6に示すように、両ガイドローラ32が、まずカム
レール体40に嵌合されて傾斜案内面40aの始端部分
に迎え入れられ、次いで傾斜案内面40aに当接され
る。これにより、移動体10の移動に伴ってガイドロー
ラ32が、傾斜案内面40aの傾斜角度に沿って上昇さ
れ、以てプレート体30を介してガイドローラ32側と
一体状の前部の縦方向フレーム23が上昇されることに
なる。
【0044】すなわち、回転体受け29の上面29aに
対して回転体28を上方へ離間させる状態で前部の縦方
向フレーム23が上昇されることになる。その際に、上
部フレーム21の両側外方でブラケット26が上昇され
ることで、前部の縦方向フレーム23の横振れが防止さ
れる。そしてガイドローラ32が水平状案内面40bに
案内されることで、前部の縦方向フレーム23は設定範
囲内で上昇限まで上昇されるとともに、この上昇姿勢が
維持される。
【0045】このとき、水平状の上部フレーム21に対
して両縦方向フレーム23,24は回動しておらず、以
て上部フレーム21と両縦杆部23b,24bとは側面
視において直角状に位置される。しかし、前部の縦方向
フレーム23が上昇されていることで、前部の縦方向フ
レーム23の横方向軸心33が後部の縦方向フレーム2
4の横方向軸心33に対して上方へ変位することにな
る。これにより下部フレーム34は、下位横杆部23
c,24cと軸受35,36との相対回動によって、縦
方向フレーム23,24に対して横方向軸心33の周り
で相対回動され、以て前部を上位として傾斜されること
になる。
【0046】したがって、下部フレーム34側に支持さ
れている車体Aも前部を上位として傾斜されることにな
り、このような傾斜状(傾斜角度)で所定箇所8におい
て搬送される。その際に、傾斜状の車体Aに対して、ス
プレー手段47によって純水(処理液)が吹き付けら
れ、以て車体Aに対して吹き付け力を利用した洗浄が成
される。このとき、車体Aが傾斜状であることから、洗
浄は隅々まで十分に行える。
【0047】そして洗浄された車体Aは、傾斜状の姿勢
を維持した状態で所定箇所8において搬送されるが、こ
のとき車体Aが傾斜状であることから、水切りは迅速か
つ十分に行える。
【0048】なお所定箇所8の終端、すなわちカムレー
ル体40の終端部分には、前記ガイドローラ32を下降
させたのち送り出すための、下手ほど下位の傾斜案内面
(図示せず。)が形成されている。したがって、移動体
10や支持部20は通常の吊下げ搬送状態に自動的に戻
され、以て車体Aは水平状として搬送される。
【0049】次に、本発明の別の実施の形態を、図7〜
図9に基づいて説明する。すなわち、前後一対の縦方向
フレーム23,24が、それぞれ上部フレーム21に対
して昇降可能に構成されている。ここで前部の縦方向フ
レーム23側は、上述した実施の形態と同様の構成とさ
れている。
【0050】また後部の縦方向フレーム24は、その上
位横杆部24aの中央部分から左右一対のブラケット5
1が上方へと連設され、これらブラケット51は前記上
部フレーム21の側外方に位置され、以て上部フレーム
21に対して昇降可能に構成されている。そして、両ブ
ラケット51の上端間には、左右方向軸52を介して回
転体53が設けられ、この回転体53は、上部フレーム
21上に設けられたプレート状の回転体受け54の上面
54aに対して、上方から当接可能に構成されている。
さらに回転体53の昇降を案内するために、前後一対の
昇降ガイド体55が前記回転体受け54から立設されて
いる。
【0051】したがって後部の縦方向フレーム24は、
その上位横杆部24aが上部フレーム21の下面に当接
される上昇限位置と、回転体53が回転体受け54の上
面54aに当接される下降限位置との間において、上部
フレーム21に対して設定範囲内で昇降可能に構成され
る。そして回転体53が回転体受け54の上面54aに
当接された状態において、この回転体53と左右方向軸
52との相対回転によって、後部の縦方向フレーム24
は、上部フレーム21に対して前後方向で相対回動自在
に連結されることになる。
【0052】また、昇降可能に構成された後部の縦方向
フレーム24には、すなわち上位横杆部24aから上方
へ連設されたプレート体56の上端には、左右方向ピン
57を介して左右一対のガイドローラ(被ガイド体の一
例)58が設けられている。ここでプレート体56は、
前記上部フレーム21を中にして、前部の縦方向フレー
ム23側のプレート体30とは反対側に配置されてい
る。
【0053】前記一定経路6中の所定箇所8には、前記
ガイドローラ32を上昇案内するカムレール体40の配
設位置とは別の位置に、前記ガイドローラ58を上昇案
内するカムレール体(上昇操作手段の一例)60が設け
られている。すなわちカムレール体60は、前記カムレ
ール体40と同様の案内面を有する形状であり、固定部
側からの支持部材61に取り付けられている。
【0054】以下に、上記した別の実施の形態における
作用を説明する。作業経路部7を移動した移動体10は
所定箇所8に入り、そして上述した実施の形態のよう
に、両ガイドローラ32がカムレール体40に嵌合され
て案内されることで、前部の縦方向フレーム23が上昇
され、以て下部フレーム34が前部を上位として傾斜さ
れ、車体Aも前部を上位として傾斜されることになる
(図4、図5参照)。次いで移動体10や支持部20
は、通常の吊下げ搬送状態に自動的に戻されたのち、所
定箇所8で移動される。
【0055】そして所定箇所8での移動中に両ガイドロ
ーラ58が、まずカムレール体60に嵌合されて傾斜案
内面60aの始端部分に迎え入れられ、次いで傾斜案内
面60aに当接される。これにより、移動体10の移動
に伴ってガイドローラ58が、傾斜案内面60aの傾斜
角度に沿って上昇され、以て図8、図9に示すように、
プレート体56を介してガイドローラ58側と一体状の
後部の縦方向フレーム24が上昇されることになる。
【0056】すなわち、回転体受け54の上面54aに
対して回転体53を上方へ離間させる状態で後部の縦方
向フレーム24が上昇されることになる。その際に、上
部フレーム21の両側外方でブラケット51が上昇され
ることで、後部の縦方向フレーム24の横振れが防止さ
れる。さらに、回転体53の昇降が両昇降ガイド体55
により案内されることで、上部フレーム21に対して後
部の縦方向フレーム24が前後に外れるようなことを防
止し得る。
【0057】そしてガイドローラ58が水平状案内面6
0bに案内されることで、後部の縦方向フレーム24は
設定範囲内で上昇限まで上昇されるとともに、この上昇
姿勢が維持される。このとき、水平状の上部フレーム2
1に対して両縦方向フレーム23,24は回動しておら
ず、以て上部フレーム21と両縦杆部23b,24bと
は側面視において直角状に位置される。
【0058】しかし、後部の縦方向フレーム24が上昇
されていることで、後部の縦方向フレーム24の横方向
軸心33が前部の縦方向フレーム23の横方向軸心33
に対して上方へ変位することになる。これにより下部フ
レーム34は、下位横杆部23c,24cと軸受35,
36との相対回動によって、縦方向フレーム23,24
に対して横方向軸心33の周りで相対回動され、以て後
部を上位として傾斜されることになる。
【0059】したがって、下部フレーム34側に支持さ
れている車体Aも後部を上位として傾斜されることにな
り、このような傾斜状(傾斜角度)で所定箇所8におい
て搬送される。その際に、傾斜状の車体Aに対して、ス
プレー手段によって純水(処理液)が吹き付けられ、以
て車体Aに対して吹き付け力を利用した洗浄が成され
る。このとき、車体Aが傾斜状であることから、洗浄は
隅々まで十分に行える。
【0060】そして洗浄された車体Aは、傾斜状の姿勢
を維持した状態で所定箇所8において搬送されるが、こ
のとき車体Aが傾斜状であることから、水切りは迅速か
つ十分に行える。
【0061】なお所定箇所8の終端、すなわちカムレー
ル体60の終端部分には、前記ガイドローラ58を下降
させたのち送り出すための、下手ほど下位の傾斜案内面
(図示せず。)が形成されている。したがって、移動体
10や支持部20は通常の吊下げ搬送状態に自動的に戻
され、以て車体Aは水平状として搬送される。
【0062】上記した実施の形態では、移動体10とし
て、駆動装置4から移動力を受ける形式が示されている
が、これは移動体10に走行駆動装置が搭載された自走
式移動体形式などであってもよい。
【0063】上記した実施の形態では、前後一対の縦方
向フレーム23,24が設けられた形式が示されている
が、これは前後で2以上の縦方向フレーム23,24が
設けられた形式などであってもよい。
【0064】上記した実施の形態では、前部の縦方向フ
レーム23が上部フレーム21に対して昇降可能とされ
た構成や、前後一対の縦方向フレーム23,24が、そ
れぞれ上部フレーム21に対して昇降可能とされた構成
が示されているが、これは後部の縦方向フレーム24の
みが上部フレーム21に対して昇降可能とされた構成な
どであってもよい。
【0065】上記した実施の形態では、被ガイド体とし
てガイドローラ32,58を採用した形式が示されてい
るが、これは摺動体を採用した形式などであってもよ
い。上記した実施の形態では、移動体10の本体11と
して、2本のフレーム体12,13からなる形式を示し
たが、これは前部フレーム体12の前方や後方、後部フ
レーム体13の前方や後方に単数または複数のフレーム
体を連結した2本以上の形式などであってもよい。
【0066】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、移
動してきた移動体が所定箇所に入ると、被ガイド体を上
昇操作手段により上昇させ、以て被ガイド体側と一体状
の縦方向フレームを上昇できるとともに、この上昇姿勢
を維持できる。このとき、上部フレームに対して縦方向
フレームは回動しておらず、以て上部フレームと縦方向
フレームとは側面視において直角状に位置する。しか
し、一部の縦方向フレームを上昇させていることで、こ
の縦方向フレームの横方向軸心を他の縦方向フレームの
横方向軸心に対して上方へ変位できる。
【0067】これにより下部フレームを、縦方向フレー
ムに対して横方向軸心の周りに相対回動でき、以て前後
部のいずれかを上位として傾斜でき、以て全体の構造を
簡単にして被搬送物の傾斜を行うことができる。したが
って、下部フレーム側で支持している被搬送物も同方向
に傾斜でき、この傾斜状(傾斜角度)で所定箇所におい
て搬送でき、そして傾斜状の被搬送物に対して各種作業
を好適に行うことができる。
【0068】また上記した本発明の請求項2によると、
移動体の移動に伴って、カムレール体により被ガイド体
を上昇案内することで、縦方向フレームの上昇を、構造
簡単にして自動的に行うことができる。
【0069】そして上記した本発明の請求項3による
と、前部の縦方向フレームを昇降させる形式とすること
で、被搬送物を、その前部を上位とした傾斜姿勢にで
き、また後部の縦方向フレームを昇降させる形式とする
ことで、被搬送物を、その後部を上位とした傾斜姿勢に
できる。
【0070】さらに上記した本発明の請求項4による
と、被搬送物は、前部の縦方向フレームを昇降させるこ
とで、その前部を上位とした傾斜姿勢にでき、また後部
の縦方向フレームを昇降させることで、その後部を上位
とした傾斜姿勢にでき、以て被搬送物の傾斜方向を任意
に変更できる。
【0071】しかも上記した本発明の請求項5による
と、縦方向フレームの上昇によって、回転体を上部フレ
ームの上面に対して上方へ離間でき、そして縦方向フレ
ームの下降によって、回転体を上部フレームの上面に当
接できるとともに、この当接状態で、回転体の回転作用
を利用して上部フレームに対して縦方向フレームを前後
方向に相対回動できる。
【0072】また上記した本発明の請求項6によると、
被搬送物を液没させて液処理を行ったのち、被搬送物を
傾斜させて液切りなどを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、吊り下げ搬送設備
における側面図である。
【図2】同吊り下げ搬送設備における通常の作業形態で
の側面図である。
【図3】同吊り下げ搬送設備における通常の作業形態で
の正面図である。
【図4】同吊り下げ搬送設備における所定箇所での側面
図である。
【図5】同吊り下げ搬送設備における所定箇所での正面
図である。
【図6】同吊り下げ搬送設備における昇降作用を説明す
る要部の一部切り欠き側面図である。
【図7】本発明の別の実施の形態を示し、吊り下げ搬送
設備における通常の作業形態での側面図である。
【図8】同吊り下げ搬送設備における所定箇所での側面
図である。
【図9】同吊り下げ搬送設備における所定箇所での要部
の正面図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ搬送装置 2 レール装置 3 駆動装置用レール 4 駆動装置 5 伝動突起 6 一定経路 7 作業経路部 8 所定箇所 10 移動体 11 本体 15 前部トロリ装置(被案内装置) 16 中間部トロリ装置(被案内装置) 17 後部トロリ装置(被案内装置) 18 受動突起 20 支持部 21 上部フレーム 23 縦方向フレーム 23a 上位横杆部 23b 縦杆部 23c 下位横杆部 24 縦方向フレーム 24a 上位横杆部 24b 縦杆部 24c 下位横杆部 25 軸受装置 26 ブラケット 27 左右方向軸 28 回転体 29 回転体受け 29a 上面 30 プレート体 32 ガイドローラ(被ガイド体) 33 横方向軸心 34 下部フレーム 35 軸受 36 軸受 37 受け具 40 カムレール体(上昇操作手段) 40a 傾斜案内面 40b 水平状案内面 45 スプレー手段 46 スプレー手段 47 スプレー手段 51 ブラケット 52 左右方向軸 53 回転体 54 回転体受け 54a 上面 55 昇降ガイド体 56 プレート体 58 ガイドローラ(被ガイド体) 60 カムレール体(上昇操作手段) 60a 傾斜案内面 60b 水平状案内面 61 支持部材 A 車体(被搬送物) B 液槽

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール装置に支持案内されて一定経路上
    で移動自在な移動体には支持部が設けられ、この支持部
    は、移動体側に連結される上部フレームと、この上部フ
    レームに対して前後方向で相対回動自在に連結された前
    後で複数の縦方向フレームと、これら縦方向フレームの
    下部間に横方向軸心の周りで相対回動自在に連結された
    下部フレームとからなるとともに、この下部フレーム側
    で被搬送物を支持自在に構成され、前記縦方向フレーム
    の少なくとも一部は上部フレームに対して昇降可能に構
    成されるとともに、一定経路中の所定箇所には上昇操作
    手段が設けられていることを特徴とする吊り下げ搬送設
    備。
  2. 【請求項2】 昇降可能に構成された縦方向フレームに
    は被ガイド体が設けられ、上昇操作手段が、前記被ガイ
    ド体を上昇案内するカムレール体により構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の吊り下げ搬送設備。
  3. 【請求項3】 縦方向フレームは前後一対に設けられ、
    これら縦方向フレームの一方が上部フレームに対して昇
    降可能に構成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の吊り下げ搬送設備。
  4. 【請求項4】 縦方向フレームは前後一対に設けられ、
    これら縦方向フレームの全てが上部フレームに対して昇
    降可能に構成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の吊り下げ搬送設備。
  5. 【請求項5】 昇降可能な縦方向フレームの上部には、
    上部フレームに対して昇降可能なブラケットが設けら
    れ、このブラケットには、上部フレームの上面に当接可
    能な回転体が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の吊り下げ搬送設備。
  6. 【請求項6】 一定経路の一部の下方には液槽が配設さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の吊り下げ搬送設備。
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