JP2003237530A - 車両用シート装置 - Google Patents

車両用シート装置

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JP2003237530A JP2002036100A JP2002036100A JP2003237530A JP 2003237530 A JP2003237530 A JP 2003237530A JP 2002036100 A JP2002036100 A JP 2002036100A JP 2002036100 A JP2002036100 A JP 2002036100A JP 2003237530 A JP2003237530 A JP 2003237530A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右座席の座り心地確保とシートアレンジ自
由度確保との両立を図り、3人分のシートベルト装置の
設定を可能とすることができる車両用シート装置を提供
し、さらに、中央座席用のシートベルト装置が、着座者
に対して突起感を与えたり隣の座席との間に挟まったり
することを防止すること。 【解決手段】 中央座席用のシートベルト装置として第
1シートベルト装置61と第2シートベルト装置62と
を設け、第1シートベルト装置61は、バックル61b
を中央座席2の左側に取り付け、タングを右側座席の車
両中央寄りの位置に設け、第2シートベルト装置62
は、バックル62bを中央座席2の右側に取り付け、タ
ングを左側座席の車両中央寄りの位置に設け、中央座席
2のシートクッション後部に、左右のバックル61b,
62bを収納する凹部21bを形成し、凹部21bの下
部に、クッション材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シート装置
に関し、特に、3人掛けが可能なシート装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、3人掛け用の車両用シート装置として、3人掛け用
の幅のシートクッションならびにシートバックを備えた
いわゆるベンチシートや、1人掛け用の幅のシートクッ
ションならびにシートバックの1人用座席と、2人掛け
用の幅のシートクッションならびにシートバックの2人
用座席とに分割された、いわゆる1.5分割シートと呼
ばれるシート装置や、1人掛け用の幅のシートクッショ
ンならびにシートバックの1人用座席を3つ並べたシー
ト装置などが知られている。
【0003】座り心地およびシートアレンジ自由度で
は、1人用座席を3つ並べたシート装置が最も優れてい
るが、車室幅に制限がある場合、各1人用座席の幅を十
分に確保することが難しい。このように各1人用座席の
幅を十分に確保できない場合、良好な座り心地を得るこ
とが難しくなる。また、この左右両側の1人用座席の中
心の位置が車両中央から離れがちで、これらの着座位置
が車両側部のドアや窓に近くなり、着座した人が圧迫感
を受けやすく、これによっても、良好な座り心地を得に
くいという問題があった。
【0004】そこで、上述の問題を解決するために、本
願出願人は、先に、使用頻度の少ない中央座席の幅を使
用頻度の高い左右座席よりも小さな寸法とし、かつ、中
央座席用のシートベルト装置として、タングとこれに係
合および係合解除可能なバックルとを備えた第1シート
ベルト装置と、同様にタングとこれに係合および係合解
除可能なバックルとを備えた第2シートベルト装置との
2組のシートベルト装置を設け、第1シートベルト装置
は、タングあるいはバックルの一方を中央座席の左側に
取り付け、他方を右側座席の車両中央寄りの位置に設
け、また、第2シートベルト装置は、タングあるいはバ
ックルの一方を中央座席の右側に取り付け、他方を左側
座席の車両中央寄りの位置に設けた構成の車両用シート
装置を提案した。
【0005】この先に提案した車両用シート装置では、
中央座席は、単独では使用できない小さい幅に狭めるこ
とで、限られた車幅寸法であっても、使用頻度の高い左
右座席は、その幅として十分な幅を確保でき、また、中
央座席も使用する場合は、左右座席の一方と並べて使用
することで、小さな幅でも着座可能とし、さらに、中央
座席用のシートベルト装置は、左右両方の座席とそれぞ
れ跨って第1シートベルト装置と第2シートベルト装置
との2組のシートベルト装置を設けたことにより、中央
座席を左右いずれの座席と並べて使用する場合でも、十
分な幅を確保した状態でシートベルト装置を装着できる
という特徴を有するものであった。
【0006】しかしながら、先に提案した車両用シート
装置にあっては、中央座席用のシートベルト装置が2組
設けられており、この2組のシートベルト装置の一方を
使用している時に、他方の非使用のシートベルト装置の
バックルやタングが、中央座席のシートクッション上に
載置されたままとなるため、着座者に突起感を与えるお
それがあった。また、中央座席に取り付けられたシート
ベルト装置のバックルあるいはタングが非使用時にシー
トクッションの側部に垂れ下がることもあり、この場
合、左右の座席をスライドさせたときに、この座席のシ
ートクッションとの間に挟まれるおそれがあり、この場
合、使用時にこの挟まれたバックルやタングを取り出す
のに座席をスライドさせる必要があって、使い勝手の改
善が望まれていた。
【0007】本発明は、この従来の問題点に着目して成
されたもので、使用頻度の高い左右外側のシート幅を確
保して良好な座り心地を得ることと、高いシートアレン
ジ自由度を確保することとの両立を図りつつ、3人分の
シートベルト装置の設定を可能とすることができる車両
用シート装置を提供し、さらに、中央座席用のシートベ
ルト装置が着座者に対して突起感を与えること、および
シートベルト装置が隣の座席との間に挟まることを防止
して、上記車両用シート装置の改善を図ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め請求項1に記載の本発明は、車室内に車幅方向に並ん
で右側座席、中央座席、左側座席が設置され、前記中央
座席の座席幅は右側座席および左側座席よりも幅狭に形
成され、各座席は、それぞれ、シートクッションとシー
トバックとを備えているとともに、各シートクッション
がそれぞれ車室の床にスライド手段を介して支持されて
各座席が独立して前後にスライド可能に支持され、前記
座席には、右側座席用の右席用シートベルト装置と、前
記左側座席用の左席用シートベルト装置と、中央座席用
の中央用シートベルト装置とが設置され、前記中央用シ
ートベルト装置として、タングとこれに係合および係合
解除可能なバックルとを備えた第1シートベルト装置
と、同様にタングとこれに係合および係合解除可能なバ
ックルとを備えた第2シートベルト装置と、が設けら
れ、前記第1シートベルト装置は、タングあるいはバッ
クルの一方が中央座席の左側に取り付けられ、他方が右
側座席の車両中央寄りの位置に設けられ、また、前記第
2シートベルト装置は、タングあるいはバックルの一方
が、中央座席の右側に取り付けられ、他方が左側座席の
車両中央寄りの位置に設けられ、前記中央座席のシート
クッション後部には、左右のタングまたはバックルを収
納する凹部が形成され、この凹部の少なくとも下部に、
クッション材が設けられていることを特徴とする手段と
した。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用シート装置において、前記凹部の上面は、シー
トクッションの表皮が被せられているとともに、この凹
部を覆う表皮には、凹部の内部を見ることができるよう
にする開口部が形成されていることを特徴とする手段と
した。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の車両用シート装置において、前記中央座席に
は、左右にバックルのみまたはタングのみが設けられて
いることを特徴とする手段とした。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明の車両用シート装置
は、右側座席、中央座席、左側座席に3分割され、ま
た、右側座席、中央座席、左側座席は、それぞれ独立し
て設けられているとともに、それぞれ独立して前後にス
ライドさせることができるため、右側座席のみを他の座
席よりも前方にスライドさせて後方への乗降を容易にし
たり、あるいは荷物の積み込みを容易としたり、また、
中央座席のみを他の座席よりも前方や後方にスライドさ
せて、他の左右座席から後方へ、あるいはその逆へいわ
ゆるウォークスルーを行うことを可能としたり、また、
左側座席のみを他の座席よりも前方にスライドさせて後
方への乗降を容易にしたり、あるいは荷物の積み込みを
容易としたりすることができる。
【0012】さらに、本発明では、右側座席に着座した
人は、右席用シートベルト装置を装着し、また、左側座
席に着座した人は、左席用シートベルト装置を装着す
る。また、中央座席に着座した人がシートベルト装置を
装着するには、中央座席を右側座席あるいは左側座席と
並べて使用する。すなわち、中央座席を右側座席と並べ
ている状態では、中央用シートベルト装置の第1シート
ベルト装置を装着するもので、この場合、中央座席の左
側に取り付けられたタングあるいはバックルと、これと
対を成す右側座席の車両中央寄りの位置に設けられたタ
ングあるいはバックルの他方とを係合させる。また、中
央座席を左側座席と並べている状態では、中央用シート
ベルト装置の第2シートベルト装置を装着するもので、
この場合、中央座席の右側に取り付けられたタングある
いはバックルと、これと対を成す左側座席の車両中央寄
りの位置に設けられたタングあるいはバックルの他方と
を係合させる。
【0013】このように本発明では、中央座席の左右の
一方に設けられているタングあるいはバックルの一方と
対となるタングあるいはバックルの他方が、中央座席の
車外側の右側座席および左側座席に設けられているた
め、中央座席それ自体が十分な幅を有していなくても、
中央座席に着座した乗員に対しシートベルト装置を提供
することができる。
【0014】また、中央座席にあっては、第1・第2シ
ートベルト装置において使用していない方のシートベル
ト装置は、中央座席に設けたバックルまたはタングを、
シートクッション後部の凹部内に収納する。したがっ
て、中央座席に着座したときに、非使用状態のシートベ
ルト装置のバックルまたはタングが突起感を与えること
がない。加えて、着座した人が凹部に収容されたバック
ルまたはタングの上に座った場合、この凹部の下部には
クッション材を設けているため、凹部に収納されたバッ
クルまたはタングは、クッション材の弾性変形の分だけ
沈み込み、着座者に突起感や異物感を与えることもな
い。さらに、中央座席に設けられたバックルまたはタン
グが、凹部に隠されるため、見栄えの向上も図ることが
できる。
【0015】また、第1・第2両シートベルト装置が非
使用状態のときに凹部に収納させると、シートベルト装
置が中央座席の側部に垂れ下がることが無く、中央座席
と左右の座席とを相対的にスライドさせたときに、シー
トベルト装置のバックルまたはタングが座席の間に挟ま
ることが無くなり、使い勝手の向上を図ることができ
る。
【0016】さらに、請求項2に記載の発明にあって
は、シートベルト装置のバックルやタングは、開口部か
ら表皮を変形させながら凹部に出し入れすることにな
る。この場合、表皮は、シートクッションの表皮であっ
て柔軟性を有しているため、少ない開口面積で容易に出
し入れすることができる。また、バックルやタングを凹
部に収納した状態では、バックルやタングが隠れて見栄
えが向上し、さらに、中央座席に着座したときにシート
ベルト装置のバックルやタングが着座者に直接触れ難く
なり、上記突起感をいっそう感じにくくなる。
【0017】また、請求項3に記載の発明では、中央座
席には、左右にタングのみあるいはバックルのみしか設
けられておらず、それと対を成すバックルあるいはタン
グは、右側座席および左側座席に設けられている。した
がって、中央座席において、左右に設けられたタングど
うし、あるいはバックルどうしを係合させることができ
ないため、中央座席単独では、これに着座してシートベ
ルト装置を装着することはできない。よって、中央座席
の単独使用を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0019】この実施の形態の車両用シート装置を説明
するにあたり、前後3列のシートが設置されるワンボッ
クスカーにおいて2列目のシートに適用されている場合
を例に挙げて説明するものとする。
【0020】図1は実施の形態の車両用シート装置Sを
示す斜視図である。この実施の形態の車両用シート装置
Sは、特許請求の範囲全請求項に記載の発明に対応した
もので、右側座席1、中央座席2、左側座席3の3つの
座席が車幅方向に並んで設けられている。前記右側座席
1ならびに左側座席3は、それぞれ、左右対称な構成で
ありシートクッション11,31およびシートバック1
2,32を備えている。各シートクッション11,31
は、それぞれ、1人分として必要十分な幅である500
〜550mmの範囲、例えば520mmの幅L1を有
し、かつ、上面は、左右に凸部11b,11bならびに
31b,31bとその間に凹部11c,31cとが設け
られて、着座者の臀部を凹部11c,31cで支持し、
かつ、その臀部の左右を凸部11b,11bならびに3
1b,31bで支える形状に形成されている。そして、
各シートクッション11,31は、下面に図示を省略し
たベース部を有しているとともに、このベース部にスラ
イド手段としてのスライダが設けられ、かつ、このスラ
イダが図外の床に設けられたスライド手段としてのスラ
イドレールに前後スライド自在に支持されている。な
お、スライドレールおよびスライダによるスライド手段
は、周知な構成であり、本願発明において新規な部分で
はないから詳細な説明は省略する。
【0021】また、各シートバック12,32は、各シ
ートクッション11,31に対し、図示を省略したリク
ライニングデバイスを介して、前後方向に揺動可能に支
持されている。なお、リクライニングデバイスは、周知
のものであり、本発明において新規な部分ではないから
詳細な説明は省略する。また、前記シートバック12,
32は、前面が、左右に着座者の上半身の左右を支持す
る凸部12b,12bならびに32b,32bを有する
とともに、両凸部12b,12bならびに32b,32
bの間に凹部12c,32cが形成され、着座者の上半
身を左右に揺れないように保持可能な形状に形成されて
いる。さらに、各シートバック12,32の上端部には
ヘッドレスト13,33が取り付けられている。
【0022】次に、前記中央座席2は、シートクッショ
ン21ならびにシートバック22を備え、前記シートク
ッション21の幅L2は、左右両座席1,3の幅L1よ
りも狭いとともに、1人用に必要な幅よりも狭い幅、す
なわち400mmよりも狭い寸法に形成されているもの
であり、具体的には、250〜300mmの範囲の寸
法、例えば280mm(=L2)に形成されている。こ
の中央座席2は、図2の斜視図に示すように、シートク
ッション21が箱状のシートレッグ23に支持され、こ
のシートレッグ23は、上述したシートクッション1
1,31と同様に、フロアFの下に設けた図外のスライ
ドレールに前後にスライド自在に支持されている。この
シートレッグ23のスライドは、図外のロック機構がス
ライドレールと係合して規制されるもので、シートレッ
グ23の前端下部に設けられたスライドレバー23rを
引くと、上記係合が外れてシートレッグ23のスライド
が可能となる。なお、図において51,51は、前記ス
ライドレールを覆って、フロアFに設けられたレールカ
バーであり、このレールカバー51は、ゴムなどの柔軟
な素材により形成され、その中央には、シートレッグ2
3に設けられた図外のスライダの前後移動を許すスリッ
ト51sが形成されている。また、この中央座席2の前
後スライド量は、左右座席1,3のスライド量よりも前
後に長く設定されており、例えば、左右座席1,3を最
も後方にスライドさせた状態で、中央座席2を最も前方
にスライドさせた場合には、中央座席2の後端が左右座
席1,3の前端よりも前方に配置され、逆に、左右座席
1,3を最も前方にスライドさせた状態で中央座席2を
最も後方にスライドさせた場合には、中央座席2の前端
が左右座席1,3の後端よりも後方に配置されるスライ
ド量に設定されている。
【0023】前記シートバック22は、リクライニング
デバイス24を介してシートクッション21に連結され
ており、シートクッション21に対して、図3において
実線で示す起立状態と、この起立状態から後方に略水平
となるまで倒した図3において想像線で示すフルリクラ
イニング状態とに回動可能に支持されている。なお、こ
の起立状態とフルリクライニング状態との切り替えはリ
クライニングレバー24rを操作することにより行う。
また、前記リクライニングデバイス24には、少なくと
も起立状態で、望ましくはさらにフルリクライニング状
態でシートバック22の回動を規制するロック機構(図
示省略)が設けられている。さらに、前記シートバック
22は、リクライニングデバイス24に連結されてシー
トバック22を支持するレバー24bの先端部の位置で
前方に回動可能に支持されており、前述の起立状態から
前方に回動させて、図3において想像線で示す前倒し状
態とすることが可能に構成されている。なお、この前倒
しは、図2に示す前倒しレバー22rを操作することに
より行うことができる。また、前倒し状態では、前記シ
ートバック22の背面に設けたカップホルダ22hが上
方を向いて現れる。
【0024】さらに、前記シートレッグ23は、樹脂な
どにより形成され、図3に示すように、上方に開口した
物入れ23cが形成されているとともに、その後方に
は、物入れ23cの開口部分と略同じ高さに棚部23f
が形成されている。そして、前記の物入れ23cは、前
記シートクッション21の可動クッション211により
開閉されるよう構成されている。
【0025】すなわち、前記シートクッション21は、
前記物入れ23cを覆う前側の可動クッション211
と、前記棚部23fに固定された後端部の固定クッショ
ン212とに分割されている。前記可動クッション21
1の前端部は、シートレッグ23に設けられたヒンジ2
3hを中心に、図において実線で示すシート状態から、
図において想像線で示す起立状態に回動可能に支持され
ている。この可動クッション211の回動により物入れ
23cを開閉することができる。なお、前記ヒンジ23
hは、樹脂製のヒンジカバー23dにより覆い隠されて
いる。
【0026】一方、前記固定クッション212は、図2
および図3に示すように、可動クッション211と同様
の表皮213により略直方体の箱形状に形成され、か
つ、内部には、下部と左右側部と後部にクッション材2
14が設けられている。そしてこのクッション材214
と表皮213との間に、略直方体形状の凹部21bが形
成されており、表皮213の一部は、クッション材21
4の上に折り返されて凹部21bの下面を形成してい
る。さらに、凹部21bの前端部の上方に位置する表皮
213には、凹部21bを外部と連通する開口部215
が略四角形状に形成されている。
【0027】次に、シートベルト装置について説明す
る。本実施の形態の車両用シート装置にあっては、図1
に示すように、シートベルト装置として、右席用シート
ベルト装置4、左席用シートベルト装置(右席用シート
ベルト装置と左右対称であるため図示省略)、中央用第
1シートベルト装置61、中央用第2シートベルト装置
62が設けられている。
【0028】前記右席用シートベルト装置4と左席用シ
ートベルト装置とは、左右対称で同じ構成であるので、
右席用シートベルト装置4について説明し、左席用シー
トベルト装置についての説明は省略する。この右席用シ
ートベルト装置4は、図1に示すように、図示を省略し
た右側車体側部に上下方向に延在されたウエビング41
に右側タング42が取り付けられている。すなわち、帯
状のウエビング41は、下端部が車両の床近くに固定さ
れたアンカ46に連結され、上端部は、右側車体側部の
上部に設けられたスルーリング44に挿通されて下方に
折り返された後、その下方位置で右側車体側部の内部に
収納された巻取装置45に巻き取られている。一方、前
記右側座席1のシートクッション11の下部には、前記
右側タング42と係合および係合解除可能な右側バック
ル43が取り付けられている。なお、右側バックル43
は、右側座席1と中央座席2との間からシートクッショ
ン11の上に現れている。したがって、右席用シートベ
ルト装置4を使用する場合には、右側タング42を図外
の右側車体側部から車両中央方向へ引っ張って右側バッ
クル43に係合させると、巻取装置45からウエビング
41が引っ張り出され、ウエビング41の右側タング4
2よりも下側に位置する部分が右側座席1に着座した人
のウエスト部分に巻き付けられるとともに、ウエビング
41の右側タング42よりも上側に位置する部分が右側
座席1に着座した人の右肩から左腰にかけて斜めに掛け
渡される。
【0029】次に、中央用第1シートベルト装置61お
よび中央用第2シートベルト装置62について説明す
る。前記中央用第1シートベルト装置61は、中央第1
バックル61bと中央第1タング61tを備え、同様
に、中央用第2シートベルト装置62は、中央第2バッ
クル62bと中央第2タング62tを備えている。
【0030】前記中央用第1シートベルト装置61を構
成する中央第1バックル61b、および中央用第2シー
トベルト装置62を構成する中央第2バックル62b
は、図3に示すように、それぞれウエビング61c,6
2cの先端に取り付けられ、これらウエビング61c,
62cの基端は、前記シートレッグ23の内部に固定さ
れた金属製のフレーム63に強固に溶着されたブラケッ
ト64にボルトで固定されたアンカプレート65に取り
付けられている。なお、中央用第1シートベルト装置6
1のウエビング61cは、中央座席2の左端部寄りの位
置に取り付けられている一方、中央用第2シートベルト
装置62のウエビング62cは、中央座席2の右端部寄
りの位置に取り付けられている。さらに、前記ウエビン
グ61c,62cは、シートレッグ23の棚部23fに
開口された挿通穴23tを通って、シートクッション2
1の後端部に設けられた凹部21bに通され、その先端
に設けられた中央第1バックル61bおよび中央第2バ
ックル62bが前記凹部21b内に配置されている。す
なわち、両バックル61b,62bは、通常は、図2に
示すように凹部21b内に収容され、必要に応じて前記
開口部215から出して使用する。
【0031】次に、中央第1タング61tは、ウエビン
グ61sの先端に取り付けられ、このウエビング61s
の基端が右側座席1のシートクッション11の下部左寄
り位置に取り付けられ、中央第1タング61tが、右側
座席1のシートクッション11とシートバック12との
間からシートクッション11の上面に引っ張り出されて
いる。なお、非使用時は、中央第1タング61tおよび
ウエビング61sは、シートクッション11とシートバ
ック12との間に押し込んでおいてもよい。
【0032】前記中央用第2シートベルト装置62は、
上記中央第1シートベルト装置61と、左右対称の構成
であり、図5に示すように、中央第2タング62tに連
結されたウエビング62sの基端が左側座席3のシート
クッション31の下部右寄り位置に取り付けられ、シー
トクッション31とシートバック32との間からシート
クッション31の上面に引っぱり出されている。
【0033】次に、実施の形態の作用について説明す
る。 (基本状態)実施の形態の車両用シート装置Sにあって
は、図1に示すように、各座席1,2,3を横に並べた
状態とすることができ、これを基本状態とする。この状
態では1人掛けの場合は、右側座席1と左側座席3の一
方に座り、また、2人掛けの場合には、右側座席1と左
側座席3のそれぞれに座る。この場合、左右両座席1,
3は、例えば520mmというように、500mmより
も広く1人が座るのに十分な幅を有し、かつ臀部の中央
がシートクッション11,31の凹部11c,31cに
支持されるとともに、臀部の左右がシートクッション1
1,31の凸部11b,11bならびに31b,31b
で支持され、また、着座者の背中の中央がシートバック
12,32の凹部12c,32cに支持されるととも
に、背中の左右がシートバック12,32の凸部12
b,12bならびに32b,32bで支持されるため、
良好な座り心地が得られるとともに、高いホールド性が
得られる。
【0034】また、実施の形態にあっては、中央座席2
の前後スライド量が大きく設定されているため、このよ
うな1人掛けや2人掛けの状態で、中央座席2を前方に
大きくスライドさせて、左右両座席1,3の間に前後に
つながる空間を形成し、この2列目の車両用シート装置
Sに着座している人が、車外に出ることなく後方の3列
目シートに移動したり、その逆に、3列目シートの乗員
が2列目に移動したりする、いわゆるウォークスルーを
行うことができる。また、図外の1列目シートにもウォ
ークスルー機能が設定されている場合は、1列目から3
列目までウォークスルーが可能となる。
【0035】さらに、本実施の形態1では、図3におい
て想像線で示すように、中央座席2のシートバック22
を前倒しして、シートバック22の背面をアームレスト
として使用したり、カップホルダ22hを使用したりす
ることができる。あるいは、図3において想像線で示す
ように、シートクッション21の可動クッション211
を回動させて物入れ23cを使用することもできる。
【0036】(シートアレンジ)次に、シートアレンジ
について説明すると、実施の形態にあっては、右側座席
1,中央座席2,左側座席3がそれぞれ独立して前後ス
ライド可能であるため、3人掛け可能な状態から、図4
に示すように、左右に並んだ右側座席1および中央座席
2に対して左側座席3を前方にスライドさせたり、図5
に示すように、左右に並んだ中央座席2および左側座席
3に対して右側座席1を前方にスライドさせたりするこ
とができる。したがって、高いシートアレンジ性能を確
保することができる。すなわち、図外の3列目シートの
側方にドアが無く、2列目シートである実施の形態1の
車両用シート装置Sの側方のドアから3列目シートに乗
降する構成の場合、図4に示すように左側座席3を前方
にスライドさせて、シートに着座した人が車外に出るこ
となく、左側座席3の後を通って乗降でき、あるいは、
図5に示すように前方スライドさせた右側座席1の後を
通って乗降することができる。また、図4あるいは図5
に示す前方にスライドさせた右側座席1あるいは左側座
席3を折り畳んで、長尺荷物を積み込むことも可能であ
る。また、左右座席1,3の一方に、図外のチャイルド
シートを装着している場合でも、図4あるいは図5に示
すように、チャイルドシートを装着している左右座席
1,3の一方を前方にスライドさせたり、あるいは、チ
ャイルドシートを装着していない他方を前方にスライド
させたりして、2列目のシート装置に着座している人が
車外におりることなく、3列目シートに乗降することも
できる。
【0037】(シートベルト装置の使用形態)次に、シ
ートベルト装置の使用形態について説明する。1人掛け
や2人掛け3人掛けのいずれの場合でも、右側座席1お
よび左側座席3に座った乗員は、右席用シートベルト装
置4・左席用シートベルト装置4を使用する。ここで、
右席用シートベルト装置4を使用する場合は、右側タン
グ42を右側バックル43に係合させる。これにより、
ウエビング41の右側タング42の下側に位置する部分
が右側座席1に着座した人のウエスト部分に巻き付けら
れるとともに、ウエビング41の右側タング42よりも
上側に位置する部分が右側座席1に着座した人の右肩か
ら左腰にかけて斜めに掛け渡される。
【0038】次に、図4に示すように、中央座席2と右
側座席1とが並んでいる状態において中央座席2に着座
した人は、中央第1シートベルト装置61を使用する。
すなわち、この場合には、中央座席2のシートクッショ
ン21に取り付けられた中央第1バックル61bと、右
側座席1のシートクッション11に取り付けられた中央
第1タング61tとを係合させる。
【0039】一方、図5に示すように、中央座席2と左
側座席3とが並んでいる状態において中央座席2に着座
した人は、中央第2シートベルト装置62を使用する。
すなわち、この場合には、中央座席2のシートクッショ
ン21に取り付けられた中央第2バックル62bと、左
側座席3のシートクッション31に取り付けられた中央
第2タング62tとを係合させる。
【0040】また、図1に示すように、全座席1,2,
3が一列に並んでいる場合には、中央座席2に着座して
いる人は、中央第1シートベルト装置61と中央第2シ
ートベルト装置62のいずれを使用してもよい。
【0041】次に、中央第1シートベルト装置61およ
び中央第2シートベルト装置62を使用しない場合、各
バックル61b,62bを図1および図3に示すよう
に、シートクッション21の後部の固定クッション21
2に設けた凹部21bの内部に収納する。このように各
バックル61b,62bを凹部21bに収納してシート
クッション21の上に載置しなくてよいようにしたた
め、車両用シート装置Sを移動するときにバックル61
b,62bを膝や臀部などで踏むことが無い。さらに、
この第1・第2両シートベルト装置61,62の非使用
状態では、両バックル61b,62bを凹部21bに収
納させるようにすると、ウエビング61c,62cがシ
ートクッション21の左右側部に垂れ下がることが無
く、中央座席2と左右座席1,3とを相対的にスライド
させたときに、ウエビング61c,62cおよびバック
ル61b,62bが座席の間に挟まることが無くなり、
使い勝手の向上を図ることができる。加えて、両バック
ル61b,62bを凹部21bに収納した状態では、バ
ックル61b,62bが表皮213に隠れるため、見栄
えが向上する。
【0042】また、図4や図5に示すように、中央座席
2用の両シートベルト装置61,62の一方を使用する
場合、両バックル61b,62bの使用しない方は、上
記と同様に凹部21b内に収納する。したがって、中央
座席2に着座した人が、その臀部で非使用状態のシート
ベルト装置のバックル61b,62bを直接押すことが
無く、突起感を与えることがない。さらに、両バックル
61b,62bを収容する凹部21bの下側には、クッ
ション材214が設けられているため、臀部で凹部21
bの上から荷重をかけた場合に、バックル61b,62
bがクッション材214の弾性変形分だけ沈み込み、バ
ックル61b,62bの突起感や異物感を与えることが
ない。また、凹部21bの側方や後方にもクッション材
214を設けているため、その荷重が車両後方や側方に
向けて斜めに入力された場合でも、クッション材214
が変形して、上記のように突起感や異物感を与えること
がない。
【0043】加えて、凹部21bに収納した両シートベ
ルト装置61,62のバックル61b,62bは、開口
部215から表皮213を変形させながら凹部21bに
出し入れすることになる。この場合、表皮213は、シ
ートクッション21の表皮であって柔軟性を有している
ため、少ない開口面積で容易に出し入れすることができ
る。
【0044】さらに、本実施の形態では、1人分として
十分な幅を有していない中央座席2を右側座席1および
左側座席3に対して独立させて使用しようとした場合、
すなわち、例えば図2で示すように中央座席2のみ前方
にスライドさせ、この中央座席2のみに着座した場合、
この中央座席2に取り付けられているのは両バックル6
1b,62bのみであるため、シートベルト装置を装着
することができない。よって、十分な幅を有していない
中央座席2を、無理に単独で使用するのを防止すること
ができる。
【0045】以上説明したように、実施の形態の車両用
シート装置にあっては、1名分として十分な幅を有した
右側座席1および左側座席3と、1名分として十分な幅
に足りなり中央座席2のそれぞれを前後にスライド可能
に支持したため、使用頻度の高い左右外側の右側座席1
および左側座席3の幅を十分に確保して良好な座り心地
を得ることと、高いシートアレンジ自由度を確保するこ
ととの両立を図ることができるという効果が得られる。
さらに、幅の狭い中央座席2のためのシート装置とし
て、中央座席2と左右の両座席1,3とに跨って、中央
第1シートベルト装置61と中央第2シートベルト装置
62とを設けたため、幅の狭い中央座席2にあっても、
左右の両座席1,3のいずれかと並べた状態で、十分な
幅に設定されたシートベルト装置を装着することができ
るという効果が得られる。加えて、これら2つの中央第
1・第2ベルト装置61,62を設置するにあたり、中
央座席2それ自体には、それぞれバックル61b,62
bしか設けていないため、十分な幅を有していない中央
座席2において、無理にシートベルト装置を装着して着
座することを防止することができる。
【0046】以上、図面により実施の形態について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、実施の形態において、中央第1シートベルト装置6
1および中央第2シートベルト装置62は、中央座席2
にバックルのみが取り付けられる構成としたが、これら
の組み合わせを逆にして、中央座席2にタングのみが取
り付けられる構成としてもよいし、あるいは、第1シー
トベルト装置61は、バックル61bを中央座席2に取
り付け、第2シートベルト装置62は、タング62tを
中央座席2に取り付けるようにしてもよい。この構成の
場合、中央第1タング612tと中央第2バックル62
bとが係合しないようにするとともに、中央第2タング
62tと中央第1バックル61bとが係合しないように
すれば、実施の形態1と同様に、中央座席2を単独で使
用することができないため、十分な幅を有していない中
央座席2において、無理にシートベルト装置を装着して
着座することを防止することができる。また、実施の形
態では、凹部21bの上方を表皮213で覆った構成と
したが、凹部21bを上方に開口した構成としてもよ
い。また、実施の形態では、クッション材214を凹部
21bの下部と後部と側部とに設けたが、少なくとも下
部に設けていれば、バックルあるいはタングに荷重がか
かったときにこれを吸収して突起感を与えないようにで
きる。また、実施の形態では、ワンボックスカーの2列
目シートを例に挙げたが、1列目を含み何列目に適用し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の車両用シート装置を示す斜視図で
ある。
【図2】実施の形態の車両用シート装置における中央座
席を示す斜視図である。
【図3】実施の形態の車両用シート装置における中央座
席の断面図(図2のS3−S3線による断面図)であ
る。
【図4】実施の形態におけるシートアレンジを説明する
斜視図である。
【図5】実施の形態におけるシートアレンジを説明する
斜視図である。
【符号の説明】
F フロア S 車両用シート装置 1 右側座席 11 シートクッション 11b 凸部 11c 凹部 12 シートバック 12b 凸部 12c 凹部 13 ヘッドレスト 2 中央座席 21 シートクッション 21b 凹部 22 シートバック 22h カップホルダ 22r レバー 23 シートレッグ 23f 棚部 23h ヒンジ 23d ヒンジカバー 23r スライドレバー 23t 挿通穴 24 リクライニングデバイス 24b レバー 24r リクライニングレバー 211 可動クッション 212 固定クッション 213 表皮 214 クッション材 215 開口部 3 左側座席 31 シートクッション 31c 凹部 32 シートバック 32c 凹部 33 ヘッドレスト 4 右席用シートベルト装置 41 ウエビング 42 右側タング 43 右側バックル 44 スルーリング 45 巻取装置 46 アンカ 51 レールカバー 51s スリット 61c,62c ウエビング 61 中央用第1シートベルト装置 61b バックル 61c ウエビング 61s ウエビング 61t タング 62 中央用第2シートベルト装置 62b バックル 62c ウエビング 62s ウエビング 62t タング 63 フレーム 64 ブラケット 65 アンカプレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に車幅方向に並んで右側座席、中
    央座席、左側座席が設置され、 前記中央座席の座席幅は右側座席および左側座席よりも
    幅狭に形成され、 各座席は、それぞれ、シートクッションとシートバック
    とを備えているとともに、各シートクッションがそれぞ
    れ車室の床にスライド手段を介して支持されて各座席が
    独立して前後にスライド可能に支持され、 前記座席には、右側座席用の右席用シートベルト装置
    と、前記左側座席用の左席用シートベルト装置と、中央
    座席用の中央用シートベルト装置とが設置され、 前記中央用シートベルト装置として、タングとこれに係
    合および係合解除可能なバックルとを備えた第1シート
    ベルト装置と、同様にタングとこれに係合および係合解
    除可能なバックルとを備えた第2シートベルト装置と、
    が設けられ、 前記第1シートベルト装置は、タングあるいはバックル
    の一方が中央座席の左側に取り付けられ、他方が右側座
    席の車両中央寄りの位置に設けられ、また、前記第2シ
    ートベルト装置は、タングあるいはバックルの一方が、
    中央座席の右側に取り付けられ、他方が左側座席の車両
    中央寄りの位置に設けられ、 前記中央座席のシートクッション後部には、左右のタン
    グまたはバックルを収納する凹部が形成され、 この凹部の少なくとも下部に、クッション材が設けられ
    ていることを特徴とする車両用シート装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用シート装置にお
    いて、 前記凹部の上面は、シートクッションの表皮が被せられ
    ているとともに、この凹部を覆う表皮には、凹部の内部
    を見ることができるようにする開口部が形成されている
    ことを特徴とする車両用シート装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用シート
    装置において、 前記中央座席には、左右にバックルのみまたはタングの
    みが設けられていることを特徴とする車両用シート装
    置。
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