JP3267179B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後部座席な
どに用いられる子供用シートが組込まれた車両用シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両に用いられか
つシートバック内に組込まれた幼児等が座る子供用シー
トと、この子供用シートに用いられるシートベルト装置
とを備えた車両用シートが知られている。
【0003】図6に例示するように従来の車両用シート
61は、シートバック62とシートクッション63と上
記シートバック62の背面側に設けられかつ車体フレー
ム64等と固定されるフレーム部材65とを備えてい
る。上記車両用シート61は、シートバック62の一部
に下端を中心として前方に回動して展開する子供用シー
ト66を内蔵している。なお図6は図5に示すリヤシー
ト4のi−i線に沿う断面図を示している。
【0004】上記子供用シート66は、シートベルト装
置67の一対のウェビング68,68を通す一対の孔6
9を背もたれ部70に設けている。上記一対の孔69
は、着座側71の開口面積が略同じ孔を左右に併設して
構成されている。
【0005】上記ウェビング68,68の一端側はセン
ターバックル72のタングプレート75を介して車両下
部側に拘束される。ウェビング68,68の他端側はセ
ンターバックル72に設けられた穴73,73を通り、
背もたれ部70の一対の孔69を通って、背もたれ部7
0内のリトラクタ74に巻取られている。この子供用シ
ート66の着座部76には、上記タングプレート75を
係合させるバックル77が設けられている。
【0006】上記背もたれ部70は、略背面側全面に亘
って設けられた板状の背もたれ部フレーム78を埋設
し、上記着座部76は内部に着座部フレーム79を埋設
している。上記背もたれ部70と着座部76とは回動部
80によって接続されており、この回動部80によって
着座部76がシートバック62の下端を中心として車両
前方に回動するので、背もたれ部70の着座側71と着
座部76の上面とが接した非使用状態と図6に示すよう
に着座部76を前方に回動した使用状態とを切り替える
ことができる。
【0007】また、上記背もたれ部70は、上部に円弧
状の曲面によって構成されかつ着座側71に凸に形成さ
れたヘッドレスト82を一体に備えている。図7に示す
ように、上記背もたれ部フレーム78及び回動部80が
ねじ81等によってフレーム部材65に固定されること
によって、上記背もたれ部70はシートバック62に対
して一体に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車両用
シート61は、子供用シート66の背もたれ部70がフ
レーム部材65を介してシートバック62と一体に固定
されているために、ヘッドレスト82及びウェビング6
8が挿通する一対の孔69もシートバック62に対して
固定されることとなる。
【0009】そのため、幼児の体格によっては上記一対
の孔69が幼児の肩口よりも下方に位置することとなっ
てシートベルト(ウェビング68)がいわゆる肩かつぎ
状態になったり、上記一対の孔69が幼児の肩口よりも
上方に位置することとなってシートベルト(ウェビング
68)が幼児を理想的な姿勢で拘束できない場合が生じ
ることも考えられる。
【0010】また、ヘッドレスト82もシートバック6
2に一体に固定されているため、幼児の体格によっては
頭部の位置に応じきれず、乗り心地が悪くなる場合が考
えられるなどの点で改善の余地があった。
【0011】従って本発明の目的は、着座する幼児の体
格に応じて、ウェビング挿通孔を有する背もたれ部を上
下に移動自在にして、より最適に幼児を拘束できるよう
な車両用シートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の車両用シートは、シートバッ
クの少なくとも一部に子供用シートが形成されかつ上記
子供用シートに着座する乗員を拘束するシートベルト装
置が設けられている車両用シートにおいて、上記子供用
シートは、上記シートバックに対して上下方向にスライ
ド移動自在に設けられている背もたれ部を有し、上記背
もたれ部は、上記シートベルト装置を構成するウェビン
グの基端部が取付られていると共に、上記乗員の頭部を
支持するヘッドレストが一体に設けられていることを特
徴としている。
【0013】上記車両用シートは、シートベルト装置の
ウェビングが挿通する孔を有する子供用シートの背もた
れ部を、子供の体格に応じて上下に移動させることによ
り、理想的なシートベルト装置の拘束状態、すなわち着
座する幼児の肩口を略車両後方側に引張った姿勢となる
ようにウェビングをセットできる。
【0014】また、副次的な作用として、上下に移動自
在な上記背もたれ部に着座する幼児の頭部を支持するヘ
ッドレストを上記背もたれ部の上端に一体に設けた場合
には、幼児の頭部が適切に支持される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1から図5を参照して説明する。図5に示すよう
に車両用シート1は、主に乗員の背中等が当接するシー
トバック2と、主に乗員の臀部等が当接するシートクッ
ション3とを有する自動車等のリヤシート4において、
上記シートバック2の中央部5に下端を中心として前方
に回動して展開する子供用シート6を内蔵している。
【0016】図5中のi−i線に沿う断面を示す図1に
おいて、上記シートバック2は車体フレーム7等に固定
されるフレーム部材8を背面側に埋設し、かつ下端から
着座側23にのびるように形成された回動部材9を有し
ている。
【0017】上記シートクッション3は車体下部フレー
ム10等に固定される部材11を埋設している。上記フ
レーム部材8は、図2に示すようにリヤシート4の上部
でかつ車幅方向に沿って形成されたフレーム部12と、
上記子供用シート6の周部を背面側から支持するように
形成された枠部13とを一体に備えている。
【0018】上記子供用シート6は主に生後9ヶ月から
6才までの幼児が着座するために、上記リヤシート4の
シートバック2及びシートクッション3と比較して小型
に構成されている。この子供用シート6は主に幼児の背
中等が当接する背もたれ部14と、主に幼児の臀部等が
当接する着座部15と、子供用シート6に幼児が着座し
た際に幼児を拘束するシートベルト装置16と、上記背
もたれ部14を上下にスライド移動自在にするスライド
機構17とを有している。
【0019】上記子供用シート6の着座部15は、子供
用シート6の非使用時にはリヤシート4のシートバック
2を形成する。この着座部15には着座部フレーム18
が埋設されているとともに、上記回動部材9を介してシ
ートバック2に接続された第1の着座部材19と、シー
トクッション3等の表面形状に沿うために上記第1の着
座部材19に対して図中上下方向に揺動自在に接続され
た第2の着座部材20とを有している。
【0020】上記着座部フレーム18は上記第1の着座
部材19に埋設されており、かつ上記背もたれ部14に
近接する位置に上記回動部材9が連結するプレート21
を一体に備えている。
【0021】例えば、上記プレート21は上記回動部材
9を回動自在に連結するための車幅方向に開口した孔2
2を有している。上記回動部材9は、上記孔22に一端
が回動自在に挿入されかつ他端がシートバック2に固定
されることによって、シートバック2の下端を中心とし
て着座部15を着座側23方向に回動自在としている。
【0022】上記子供用シート6の背もたれ部14は、
子供用シート6の非使用時には上記着座部15と接して
シートバック2内に収納されており、着座部15がシー
トバック2の下端を中心として前方に回動したときに着
座側23に露出する。なお、図1及び図5においては、
着座部15を前方に回動した子供用シート6の使用状態
を示している。
【0023】上記背もたれ部14は、後述するリトラク
タ30等を固定するために、その背面側の略全面にそっ
て板状に形成された背もたれ部フレーム24を埋設し、
かつ図1及び図5に示すようにシートベルト装置16を
構成する一対のウェビング29を挿通させる一対の孔2
5を設けている。
【0024】この一対の孔25は、着座側23の開口面
積が略同じウェビング挿通孔26を左右に併設して構成
されかつ上記背もたれ部14を着座側23から背面側に
貫通している。また、上記背もたれ部14の上部には円
弧状の曲面によって構成されかつ着座側23に凸に形成
されたヘッドレスト27を一体に備えている。
【0025】上記リヤシート4を構成するシートバック
2とシートクッション3及び上記子供用シート6の背も
たれ部14と着座部15と後述するセンターパッド28
などは、公知の発泡ウレタンなどの合成樹脂の発泡体か
らなるパッド部材を用いることができ、このパッド部材
を巻装しかつ人工皮革、織布または本皮などからなる表
皮は、公知の接着方法や縫製方法などによってこれらの
パッド部材に固定される。
【0026】上記シートベルト装置16は、センターパ
ッド28とウェビング29とリトラクタ30とバックル
31等を備えている。リトラクタ30は、ウェビング2
9を乗員の体に装着する際にはウェビング29の繰出し
を許容し、車両に所定値を超える減加速度が生じたとき
にロック状態に切換わってウェビング29の繰出しを阻
止することのできるELR(Emergency Locking Retrac
tor)が適している。
【0027】図5に示すように、上記センターパッド2
8は幼児の体を保持できる大きさの正面から見てT字型
に形成されており、その下端部28aにタングプレート
32を設けるとともに、両端部28b,28bには、上
記ウェビング29が挿通できる穴33,33を設けてい
る。
【0028】上記リトラクタ30は図1及び図3に示す
ように、上記背もたれ部フレーム24の背面側でかつ上
記一対の孔25の近傍にそれぞれ固定されて一対設けら
れている。上記リトラクタ30は上記一対の孔25を挿
通したウェビンク29の一端29a(基端部)を巻取れ
るように接続しており、ウェビング29を乗員の体にフ
ィットする長さまで巻取ることのできる機能を有してい
る。上記リトラクタ30は公知の機構によって得ること
ができる。
【0029】上記ウェビング29は、上記したようにリ
トラクタ30に一端29a(基端部)が接続されること
によって、背もたれ部14に取付けられている。また、
他端29bは例えば上記着座部フレーム18のプレート
21等に固定されている。このウェビング29の基端部
29aから他端29b側に至る長さ方向中間部はセンタ
ーパッド28の穴33,33を挿通している。
【0030】基端部29aは背もたれ部14の一対の孔
25に挿通している。なお図示例においてはウェビング
29の他端29bがプレート21と固定された場合を示
したが、この他端29bは、シートクッション3内に埋
設された部材11や車両下部フレーム10等と固定され
ても良い。
【0031】上記バックル31は、上記センターパッド
28の下端部28aに設けられたタングプレート32と
係合することによって、センターパッド28と背もたれ
部14との間に幼児を保持できるように第1の着座部材
19内に埋設された状態で上記着座部フレーム18に固
定されている。
【0032】上記スライド機構17は、背もたれ部14
とフレーム部材8との間に設けられ、かつ可動側レール
34と、固定側レール35と、嵌合部材36と、操作レ
バー37などを備えている。
【0033】上記可動側レール34は、図2に示すよう
に背もたれ部フレーム24に車幅方向に相互に平行にね
じ38等によって一対が固定されている。可動側レール
34は図4に示す断面のように、コ字形に折曲された部
分34aを有するとともにこの部分34aの両端34
b,34bを互いに対向する方向に折曲げた内向き縁部
34cを有する形状に形成されている。
【0034】各々の可動側レール34,34のシート6
の内側に位置する内向き縁部34cには、図4等に示す
ように嵌合部材36の後述する嵌合部39と係合する穴
40,40が、上記嵌合部39と同数上下方向に略一直
線上に形成されている。また、上記可動側レール34
は、最下方に位置する穴40の近傍に図4に示すように
ばね掛け部41を設けている。
【0035】上記固定側レール35は、図2に示すよう
にシートバック2のフレーム部材8の枠部13の車幅方
向に相対する左右一対の部材13aにそれぞれ固定され
ている。図4に示すように上記固定側レール35は、断
面がコ字状の部分35aの両端35b,35bを外側に
折曲げたフランジ部35c,35cを有する、いわゆる
ハット状に形成されている。
【0036】固定側レール35,35のシート6内側に
位置するフランジ部35cには、図2及び図4等に示す
ように上記嵌合部材36の嵌合部39が係合する穴42
が車両上下方向に略一直線上に形成されている。
【0037】上記可動側レール34と固定側レール35
とは、図2に示すように固定側レール35の上端43側
から可動側レール34の下端44を通して相互にスライ
ド自在とするために、図4に示すように可動側レール3
4の内向き縁部34c,34c間の間隔U1が固定側レ
ール35のコ字状の部分35aの幅L1よりも若干大き
く形成されているとともに、可動側レール34のコ字状
の部分34aの内面幅U2が固定側レール35のフラン
ジ部35c,35c間の間隔L2よりも若干大きく形成
されている。
【0038】また上記可動側レール34と固定側レール
35間の動きを滑らかにするために、図示例においては
可動側レール34の内面と固定側レール35のフランジ
部35c,35cとの間に摩擦の小さいフッ素樹脂等か
らなる低摩擦部材45を設けている。また公知のシート
スライド機構等に用いられるベアリング等を用いても良
い。
【0039】このように相互に車両上下方向にスライド
自在な可動側レール34と固定側レール35を用い、上
記可動側レール34を背もたれ部フレーム24に固定
し、上記固定側レール35を車体側のフレーム部材8に
固定することによって、子供用シート6の背もたれ部1
4はシートバック2に対して車両上下方向にスライド移
動自在となる。
【0040】また、図中には示さないが、上記可動側レ
ール34と固定側レール35との間の動きをさらに滑ら
かにするために、可動側レール34の下端部44と固定
側レール35の上端部43とに引張りばねを掛け渡した
り、あるいは固定側レール35の下端部46とこの下端
部46の若干上方に位置する可動側レール34の一部に
圧縮ばねを介在させることによって、シートバック2に
対して背もたれ部14を上方に付勢し、子供用シート6
を上方に移動させやすくしても良い。
【0041】また、可動側レール34の上端部47と上
記固定側レール35の下端部46とに引張りばねを掛け
渡したり、あるいは固定側レール35の上端部43とこ
の上端部43の若干下方に位置する可動側レール34の
一部に圧縮ばねを介在させることによって、シートバッ
ク2に対して背もたれ部14を下方に付勢しても良い。
【0042】上記嵌合部材36は、可動側レール34と
固定側レール35とを互いに係止して、背もたれ部14
を所望の位置に維持しておくための部材であり、図1に
示すように、側方から見て固定側レール35のフランジ
部35cの穴42に係合する嵌合部39を上下に複数設
けた櫛状に形成されている。図4に示すように、この嵌
合部材36は車両後方側から嵌合部39が可動側レール
34に設けられた穴40を通って、固定側レール35に
設けられた穴42に係合する。
【0043】また、この嵌合部材36は車両後方側にば
ね掛け部48を一体に有しており、このばね掛け部48
と可動側レール34に設けられたばね掛け部41とに引
張りばね49が掛け渡されている。この引張りばね49
の弾性力によって、図1及び図4に示すように常時、嵌
合部材36の嵌合部39が固定側レール35の穴42に
係合した状態を保っている。
【0044】また、上記嵌合部材36には、図1及び図
3に示すように上端に操作レバー37等が設けられたワ
イヤー50が接続されており、この操作レバー37を上
方に引張ることによって、ワイヤー50を介して上記嵌
合部39が固定側レール35の穴42から外れる方向に
移動するようになっている。
【0045】なおこの操作レバー37と嵌合部材36と
の接続は、車の大きさやシートの大きさ等に応じて公知
のワイヤーやロッドを用いて構成することができる。上
述した車両用シート1において、背もたれ部14の上下
位置を変更する際は、まず操作レバー37を上方に引張
ることによって、嵌合部材36の嵌合部39を固定側レ
ール35のフランジ部35cの穴42から外す。
【0046】すると、背もたれフレーム24に固定され
た可動側レール34が固定側レール35に対して上下方
向に移動自在となる。そして操作者が、子供の体格に応
じて背もたれ部14を所望の高さに移動させ、上記操作
レバー37を放すと、引張りばね49の弾性力によっ
て、嵌合部39が固定側レール35の所望の高さの穴4
2に係合することとなる。このように上記背もたれ部1
4を容易に所望の位置に固定することができる。
【0047】また、可動側レール34と固定側レール3
5とに引張りばね又は圧縮ばねを掛け渡すことによっ
て、シートバック2に対して背もたれ部14を上方に付
勢した場合には、上記背もたれ部14の自重が相殺され
ることによって更に容易に上下方向に移動することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】このように、シートベルト装置のウェビ
ングが挿通する孔を有する子供用シートの背もたれ部
を、シートバックに対し上下に移動自在に取付けたの
で、いかなる体格の幼児に対しても理想的なシートベル
ト装置の拘束状態を実現できる。従って幼児に対する安
全性をより向上させることができる。
【0049】また、上下にスライド移動自在な背もたれ
部の上部にヘッドレストを設けることによって、いかな
る体格の幼児に対しても適切に頭部を支持できる。従っ
て幼児に対する乗り心地を向上させることができる。
求項2に記載したように固定側レールと可動側レールと
の間に低摩擦部材を備えた場合には、可動側レールと固
定側レール間の動きを滑らかにすることができる。請求
項3に記載したように背もたれ部を付勢するばねを備え
た場合には、可動側レールと固定側レールとの間の動き
をさらに滑らかにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両用シートの断面
図。
【図2】図1に示された実施形態の各レールの組付状態
を示す斜視図。
【図3】図1に示された実施形態のスライド機構を示す
子供用シートの正面図。
【図4】図1に示されたiv−iv線に沿う断面図。
【図5】車両用シートの斜視図。
【図6】従来の車両用シートの断面図。
【図7】図6に示された従来の車両用シートの組付状態
を示すフレーム部材などの斜視図。
【符号の説明】
1…車両用シート 2…シートバック 6…子供用シート 8…フレーム部材 14…背もたれ部 15…着座部 16…シートベルト装置 17…スライド機構 25…一対の孔 27…ヘッドレスト 28…パッド 29…ウェビング 30…リトラクタ 31…バックル 34…可動側レール 35…固定側レール 36…嵌合部材 37…操作レバー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの少なくとも一部に子供用シ
    ートが形成されかつ上記子供用シートに着座する乗員を
    拘束するシートベルト装置が設けられている車両用シー
    トにおいて、 上記子供用シートは、上記シートバックに対して上下方
    向にスライド移動自在に設けられている背もたれ部を有
    し、 上記背もたれ部は、上記シートベルト装置を構成するウ
    ェビングの基端部が取付られていると共に、上記乗員の
    頭部を支持するヘッドレストが一体に設けられている
    とを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】上記シートバックに設けられた固定側レー
    ルと、 上記背もたれ部に設けられ上記固定側レールに対し上下
    方向にスライド自在な可動側レールとを有し、 上記固定側レールと上記可動側レールとの間に低摩擦部
    材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用シ
    ート。
  3. 【請求項3】上記背もたれ部を上方または下方に付勢す
    るばねを備えたことを特徴とする請求項2に記載の車両
    用シート。
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