JP2003236986A - 樹脂被覆鋼板 - Google Patents

樹脂被覆鋼板

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼板と樹脂との密着性を大幅に向上させるこ
とが可能な樹脂被覆鋼板を提供する。 【解決手段】 鋼板1の表面に、Sn合金層2と、化成
被膜層3と、共重合ポリエステル層4aと、配向性ポリ
エチレンテレフタレート層4bとを順次設けてなる樹脂
被覆鋼板100であって、前記化成被膜層3が、0.5
〜100mg/m 2 のP及び0.1〜250mg/m2
のSiを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板の表面に樹脂
が被覆されてなる樹脂被覆鋼板に関し、特に、樹脂と鋼
板との密着性を向上させるために有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板の表面に樹脂フィルムが被覆
されてなる樹脂被覆鋼板は、耐蝕性が要求される食料
缶、飲料缶などの一般缶において広く適用されている。
ここで、ポリオレフィン樹脂やポリエステル樹脂などか
らなる樹脂フィルムと鋼板との密着性を向上させるため
に、樹脂被覆鋼板として一般的に用いられるSnめっき
鋼板の表面に、クロム酸化物などからなるクロメート被
膜を施す技術が提案されている。
【0003】ところが、上述したクロメート被膜を形成
するためには、その処理工程における作業環境上の安全
確保や排水処理に多大なコストを要するのみならず、ク
ロメート被膜を構成するクロメート処理液が漏洩した場
合には、環境へ多大な悪影響を与えてしまうという恐れ
があった。そこで、鋼板に施されるクロメート処理に代
わる化成処理として、様々な提案がなされている。
【0004】例えば、特公昭52ー90426号公報に
おいて、鋼板の表面に、リン酸塩、キレート化剤、アミ
ン化合物、ホウ酸、シリカゾル、アルミナゾル、ジルコ
ニヤゾル、チタンゾル、シランカップリングなどから選
択される一種または二種以上の化合物からなる化成被膜
を形成するという技術が提案されている(第一の従来
例)。
【0005】また、特開平1−192546号公報や特
開平11−291399号公報において、鋼板の表面
に、リン酸塩処理による化成被膜を形成するという技術
が提案されている(第二の従来例)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第一の従来例においては、鋼板の表面に塗装を施す場合
の技術であり、鋼板とポリエステルとの密着性について
は示唆されていない。また、本公報において開示された
化成被膜は、リン酸塩単独或いはシランカップリング剤
単独からなる化成被膜であるため、鋼板とポリエステル
との密着性においては未だ改善の余地があった。
【0007】また、上述の第二の従来例においては、化
成被膜が、リン酸塩単独から構成されているため、鋼板
とポリエステルとの密着性においては未だ改善の余地が
あった。そこで、本発明者らは、鋼板と樹脂との密着性
を改善させるために鋭意研究を重ねた結果、Snめっき
鋼板の表面にPとSiとを含有する化成被膜を形成する
とともに、樹脂として特定のポリエステルフィルムを用
いることで、密着性が向上することを見いだした。
【0008】より具体的には、Snめっき鋼板における
Sn合金層の表面に、Pとシランカップリング剤とを含
有する化成処理液により、適正量のPとSiとを含有す
る化成被膜を形成することによって、このシランカップ
リング剤に存在するシラノール基の脱水縮合反応が、密
着性に大きく寄与することが判明した。本発明は、上記
知見に鑑みてなされたものであり、鋼板と樹脂との密着
性を向上させることを可能とした樹脂被覆鋼板を提供す
ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明における樹脂被覆鋼板は、鋼板の表面
に、Sn合金層と、化成被膜層と、共重合ポリエステル
層と、配向性ポリエチレンテレフタレート層とを順次設
けてなる樹脂被覆鋼板であって、前記化成被膜層が、
0.5〜100mg/m2 のP及び0.1〜250mg
/m2 のSiを含有することを特徴としている。
【0010】本発明における樹脂被覆鋼板は、また、前
記化成被膜層が、Pとシランカップリング剤とを含有す
る化成処理液により形成されているものとすることが好
ましい。化成被膜層を、Pとシランカップリング剤とを
含有した化成処理液により形成することによって、この
シランカップリング剤の官能基が配向し、共重合ポリエ
ステル層との密着性をさらに向上させることが可能とな
る。
【0011】すなわち、化成被膜層に含有させたPが、
共重合ポリエステル層との密着性を向上させるためのア
ンカー効果として作用するとともに、シランカップリン
グ剤から生成したシラノール基が、Sn合金層の表面で
脱水縮合反応を起こすことによって、共重合ポリエステ
ル層との密着性を向上させることが可能となる。このよ
うに本発明における樹脂被覆鋼板によれば、環境への悪
影響が懸念されるクロメート被膜を用いることなく、樹
脂と鋼板との密着性を大幅に向上させることが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の樹脂被覆
鋼板における一構成例を示す断面図である。本実施形態
における樹脂被覆鋼板100は、図1に示すように、ぶ
りき原板からなる鋼板1の表面に、Sn合金層2と化成
被膜層3とが順次形成されたSnめっき鋼板10の表面
に、樹脂層4が被覆された構成をしている。
【0013】本発明におけるSn合金層2は、Fe及び
/又はNiを含有するものであれば好ましく、樹脂被覆
鋼板100の耐蝕性を向上させるために、次のようなも
のが好ましい。Fe−Sn合金層の場合には、FeSn
2 合金層やFeSn合金層であることが好ましい。ま
た、Sn−Ni合金層の場合には、Sn3 Ni合金層や
SnNi合金層であることが好ましい。さらに、Fe−
Sn−Ni合金層の場合には、(Fe・Ni)Sn合金
層であることが好ましい。特に、質量比でNi/(Fe
+Ni)の値が0.02〜0.50の範囲とするFe−
Ni合金層とその上面に形成したFe−Sn−Ni合金
層との二層であることがより好ましい。
【0014】ここで、Ni/(Ni+Fe)の値が0.
02未満であると、Fe−Sn−Ni層が、Fe−Sn
合金主体の四角柱状の結晶からなり、化成被膜層3が連
続的に形成されず、共重合ポリエステル層4aとの密着
性を十分に向上させることができなくなる。一方、Ni
/(Ni+Fe)の値が0.50を超えると、Fe−S
n−Ni合金層を構成するFe−Sn−Ni合金結晶が
粗となり、化成被膜層3が緻密に形成されず、共重合ポ
リエステル層4aとの密着性を十分に向上させることが
できなくなる。このNi/(Ni+Fe)の値は、μ−
AES(マイクロオージェ電子分光)によるFeとNi
との深さ方向分析を行い、各ピーク値と相対感度係数の
乗数値を深さに対して積分し、Niの積分値/(Niの
積分値+Feの積分値)から求めることができる。な
お、Sn合金層2中のSnの付着量は、化成被膜層3と
の密着性を効率的に向上させるために、0.1〜3.0
g/m2 の範囲とすることが好ましい。
【0015】化成被膜層3は、少なくともPとSiとが
含有されており、共重合ポリエステル層4aとの密着性
を効率的に確保するために、付着量として、Pを0.5
〜100mg/m2 、Siを0.1〜250mg/m2
の範囲で含有するようにしている。なお、P及びSiの
付着量は、それぞれ蛍光X線による表面分析により測定
できる。
【0016】ここで、化成被膜層3中のPの含有量を、
その付着量として0.5mg/m2未満とすると共重合
ポリエステル層4aとの密着性が不十分であり、一方、
付着量として100mg/m2 を超えると化成被膜層3
に欠陥が生じやすくなり、結果的に共重合ポリエステル
層4aとの密着性が劣化してしまう。このため、化成被
膜層3中のP含有量は、0.5〜100mg/m2 の範
囲とする。
【0017】同様に、化成被膜層3中のSi含有量を、
その付着量として0.1mg/m2未満とすると密着性
向上効果が十分に得られず、一方、付着量として250
mg/m2 を超えると未反応のSiによって、密着性向
上効果が低減してしまう。このため、化成被覆層3中の
Si含有量は、0.1〜250mg/m2 の範囲とす
る。
【0018】この化成被覆層3中にSiを含有させるた
めに、シランカップリング剤を含有する化成処理液を用
いることが好ましい。シランカップリング剤は、一般式
X−Si−ORn (OR:アルコキシル基、nは2又は
3)で表され、アルコキシシリル基(Si−OR)が水
により加水分解されてシラノール基(Si−OH)を生
成し、金属表面のOH基と脱水縮合反応を起こすため、
Sn合金層2との密着性を向上させる。また、Sn合金
層2の表面には、一般式Xに当たる官能基が配向し、共
重合ポリエステル層4aと相溶若しくは結合する。
【0019】このシランカップリング剤としては、特に
限定されるものではないが、例えば、3−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキ
シシクロヒキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、N−2−(ア
ミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン、
N−2(アミノオエチル)3−アミノプリピルメチルジ
メトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、N−フェニルー3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、3−メルカプトプロピルメトキシシラン、3−ク
ロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラ
ン、N−2−(アミノエチル)3−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、Nー2−(アミノエチル)3−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピル
トリエトキシシランなどが挙げられる。特に、共重合ポ
リエステル層4aとの親和性、反応性、及び密着性を向
上させるために、シランカップリング剤の一般式におけ
るX−Si−ORn (n:2又は3)のXがエポキシ基
であることが好ましい。このエポキシ基としては、例え
ば、2ー(3、4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシランや、3−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランなどが好適である。
【0020】樹脂層4は、共重合ポリエステル層4aと
配向性ポリエチレンテレフタレート層4bとが積層され
た二層構造を有しており、共重合ポリエステル層4a側
が化成被膜層3と接するように被覆されている。ここ
で、共重合ポリエステル層4aは、ジカルボン酸成分と
ジオール成分とからなり、少なくともいずれかの成分が
二種以上のものが重縮合したポリエステルである。この
共重合ポリエステル層の融点は、170℃未満であると
共重合ポリエステル層4aの耐溶剤性が低下し、一方、
240℃を超えると、共重合ポリエステル層4aと化成
被膜層3との密着性が低下してしまうため、170〜2
40℃の範囲とすることが好ましい。なお、融点の測定
は、例えば示差走査熱計(DSC)を用い、10℃/m
inで昇温した時の吸熱曲線のピーク温度として求める
ようにした。
【0021】前記したジカルボン成分は、例えば、テレ
フタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、
2,6ナフタレンジカルボン酸などのモノマーを単重合
或いは共重合によって形成されるが、少なくともテレフ
タル酸とイソテレフタル酸との両方を共重合することが
好ましい。この場合、テレフタル酸とイソテレフタル酸
との共重合割合は、イソテレフタル酸が5〜80mol
%、テレフタル酸が95〜20mol%とするのが好ま
しい。なお、イソフタル酸の割合がこの範囲よりも小さ
いと、共重合ポリエステル層4aと化成被膜層3との密
着性が低下し、一方、この範囲よりも大きいと、共重合
ポリエステル層4aの耐溶剤性が低下する。
【0022】前記したジオール成分は、例えば、エチレ
ングリコール、ブタジオール、ジエチレングリコール、
ビスフェノールA、トリエチレングリコール、プロピレ
ングリコールなどのモノマーを単重合或いは共重合する
ことによって形成される。なお、共重合ポリエステル層
4aの厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.5
〜40μm、さらに好ましくは1〜20μmとするのが
よい。ここで、この範囲よりも薄いと共重合ポリエステ
ル層4aと化成被膜層3との密着性が低下し、一方、こ
の範囲よりも厚いとコストが増大してしまう。
【0023】配向性ポリエチレンテレフタレート層4b
は、エチレングリコールからなるジオール成分と、テレ
フタル酸からなるジカルボン酸成分とを重縮合させて得
られるポリエステルであるのが好ましく、例えばTダイ
法などにより製膜した後、ガラス転移点以上融点以下の
温度で二軸延伸して得られる。この二軸延伸によって、
ポリエチレンテレフタレートに配向結晶が生じ、ポリエ
チレンテレフタレートの耐溶剤性、酸素バリアー性、保
香性、水蒸気バリアー性が増加し、樹脂被覆鋼板100
の耐蝕性を向上させることが可能となる。
【0024】このとき、配向結晶性の目安である面配向
係数は、特に限定されるものではないが、好ましくは
0.10〜0.20、さらに好ましくは0.12〜0.
18とするのがよい。この範囲よりも配向係数が小さい
場合には耐溶剤性、バリアー性などが低下し、この範囲
よりも配向係数が大きい場合には樹脂被覆鋼板100の
加工時に配向性ポリエチレンテレフタレート層4bが収
縮しやすくなり好ましくない。なお、この配向係数は、
アッベ屈折率計を用い、樹脂厚み方向(α)、幅方向
(β)、長手方向(γ)の屈折率を測定して以下の式に
より算出することができる。 配向係数ΔP=(β+γ)/2−α また、配向性ポリエチレンテレフタレート層4bは、そ
の耐溶剤性、保香性、バリアー性などの性能が損なわれ
ない範囲内で、少量のブタジオール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ビスフェノールA、アジピン酸、セバシン酸、イソ
フタル酸、2,6ナフタレンジカルボン酸などを共重合
するようにしてもよい。
【0025】なお、配向性ポリエチレンテレフタレート
層4bの厚みは、特に限定されないが、好ましくは3〜
45μm、さらに好ましくは10〜35μmとするのが
よい。ここで、この範囲よりも薄いと耐蝕性が低下し、
一方、この範囲よりも厚いと絞り加工などの際に極少の
クラックなどが発生しやすくなってしまう。本発明の樹
脂被覆鋼板100は、少なくとも片面に、前記したSn
合金層2、化成被膜層3、樹脂層4が形成されていれば
よい。他方の面は、Sn合金層2のみ、Sn合金層2と
化成被膜層3、Sn合金層2と化成被膜層3と樹脂層4
のいずれかが形成されていてもよく、本発明と異なる層
が形成されていてもよい。
【0026】次に、本実施形態における樹脂被覆鋼板1
00の製造方法について説明する。まず、鋼板1として
ぶりき原板の表面にSnめっきを形成した後、Snの融
点(231.9℃)以上の温度で加熱溶融(リフロー処
理)を行い、Snを地鉄と合金化させることで、Fe−
SnからなるSn合金層2を形成する。なお、鋼板1と
してはこれに限らず、例えば、Niフラッシュめっき処
理を施したぶりき原板や、Ni拡散処理を施したぶりき
原板にSnめっきを形成するようにすれば、Ni−Sn
やNi−Fe−SnからなるSn合金層2を形成するこ
とができる。
【0027】ここで、鋼板1へのSn合金層2の形成方
法としてはこれに限らず、例えば、鋼板1の表面に、F
eイオン及び/又はNiイオンを含有させたSnめっき
液を用いて、Sn合金層2を形成するようにしても構わ
ない。 次に、リン酸イオン換算で1〜80g/lのリ
ン酸と、Snイオン換算で0.001〜10g/lの塩
化第一錫と、0.1〜1.0g/lの塩素酸ナトリウム
とを含有し、さらに、シランカップリング剤を0.5〜
20.0質量%添加した化成処理液を作成し、浸漬処理
によって化成処理を行う。このとき、シランカップリン
グ剤を化成処理液中に均一に溶解するため、化成処理液
のpHを1.5〜5.5の範囲に調整することが好まし
い。
【0028】ここで、化成処理液中のリン濃度を、リン
酸イオン換算で、1g/l未満とすると、共重合ポリエ
ステル層4aとの密着性及び耐蝕性が劣化し、一方、8
0g/lを超えると、化成被膜層3に欠陥が生じやす
く、且つ、未反応のリン酸が残存するため、共重合ポリ
エステル層4aとの密着性及び耐蝕性が劣化してしま
う。このリン酸イオンとして換算される化合物として
は、リン酸に限らず、リン酸ナトリウム、リン酸アルミ
ニウム、リン酸カリウム、水素リン酸塩などを用いても
構わない。
【0029】また、化成処理液中のSn濃度を、Snイ
オン換算で、0.001g/l未満とすると、耐蝕性が
劣化する傾向にあり、一方、10g/lを超えると、化
成処理液の安定性が低下する恐れがある。この錫イオン
として換算される化合物は、塩化第一錫に限らず、塩化
第二錫、硫酸第一錫などを用いても構わない。さらに、
化成処理液中のシランカップリング剤の添加量を、0.
1質量%未満とすると共重合ポリステル層4aとの密着
性向上効果が不十分であり、一方、5.0質量%を超え
ると共重合ポリエステル層4aとの密着性が低下すると
ともに、化成処理液の安定性が低下してゲル化してしま
う場合がある。
【0030】化成処理の条件は、40〜60℃の温度で
1〜5秒の浸漬処理を行うことが好ましい。なお、化成
処理の反応性を向上させるために、リフロー処理後のS
nめっき鋼板10に、15g/lの炭酸ナトリウム水溶
液中で1C/dm2 の陰極処理を行うようにしてもよ
い。次いで、この化成処理液を、好ましくは35〜15
0℃の温風で乾燥処理することによって、Sn合金層2
の表面にPとSiとを含有する化成被膜層3が形成され
たSnめっき鋼板10を完成させる。
【0031】ここで、化成被膜層3を形成する方法とし
てはこれに限らず、Pとシランカップリング剤とを別個
に含む二種の化成処理液により形成するようにしてもよ
い。この場合、まず、Pを含有する第一の化成処理液に
よってPを含有する化成被膜層を形成した後、シランカ
ップリング剤を含有する第二の化成処理液によって処理
することで、結果的にPとシランカップリング剤とを含
む化成被膜層3を形成するようにする。
【0032】具体的には、まず、シランカップリング剤
を含有しない第一の化成処理液(具体的には、リン酸イ
オン換算で1〜80g/lのリン酸と、Snイオン換算
で0.001〜10g/lの塩化第一錫と、0.1〜
1.0g/lの塩素酸ナトリウムとを含有する成処理
液)で化成処理を行う。その後、シランカップリング剤
を含有する第二の化成処理液(具体的には、エタノール
を50質量%以上、シランカップリング剤を0.5〜2
0.0質量%、残部を水とした化成処理液)を均一に塗
布し、Snめっき鋼板10の表面温度が50〜150℃
に到達するように乾燥させるようにしてもよい。ここ
で、Sn合金層2の表面に、PとSiとを含有させた化
成被膜層3が形成されたSnめっき鋼板10を完成させ
ることができる。
【0033】なお、化成処理液中には、少なくともPと
シランカップリング剤とが含有されているのであれば、
他の化合物が含有されていてもよく、例えば、SnCl
2 、FeCl2 、NiCl2 などの金属塩を適宜添加す
ることができる。また、炭素酸ナトリウム、亜硝酸塩ナ
トリウム、亜硝酸塩などの酸化剤やフッ素イオンなどの
エッチング剤を適宜添加するようにしてもよい。
【0034】次いで、共重合ポリエチレン層4aとし
て、融点205℃のポリエチレンテレフタレート/イソ
フタレート共重合体と、配向性ポリエチレンテレフタレ
ート層4bとして、融点252℃のポリエチレンテレフ
タレート(配向係数=0.163)とからなる二層構造
の樹脂フィルムを、共重合ポリエステル層4a側が化成
被膜層3と接するように220℃に加熱したSnめっき
鋼板10上に積層し、ロールを用いて熱圧着を行う。こ
こで、Snめっき鋼板10の表面が、樹脂フィルムで被
覆された樹脂被覆鋼板100を完成させる。
【0035】この二層構造からなる樹脂フィルムの製造
方法としては、いずれの方法を用いてもよいが、例え
ば、以下の方法などが挙げられる。まず、二台の押出機
を用い、二層の原料である樹脂を溶融した後、Tダイ法
を用いて共押出フィルムを作成する。次いで、この共押
出フィルムを、ガラス転移温度以上、且つ、融点以下の
温度で、縦横方向に所望の比率で延伸させることで二層
構造を有する樹脂フィルムを形成させる。このとき、二
層からなる樹脂フィルムの総厚みは、特に限定されない
が、好ましくは5〜50μm、さらに好ましくは10〜
40μmとするのがよい。
【0036】本実施形態における樹脂被覆鋼板100に
よれば、鋼板1の表面に、Sn合金層2と、Pとシラン
カップリング剤とを含有する化成処理液から形成された
化成被膜層3とを順次形成したことによって、化成被膜
層3中のPにおけるアンカー効果と、シラノール基にお
ける脱水縮合反応とにより共重合ポリエステル層4aと
の密着性を向上させることが可能となった。
【0037】
【実施例】以下、本実施形態の樹脂被覆鋼板における樹
脂フィルムの密着性に関する評価について説明する。表
1に、実施例1〜12及び比較例1〜7における樹脂被
覆鋼板を構成する成分組成及び化成被膜層を形成するた
めの化成処理条件と、樹脂フィルムの密着性に関する評
価とを示す。なお、実施例及び比較例における樹脂被覆
鋼板は、いずれも板厚0.23mmのぶりき原板に、片
面あたりの付着量として0.1〜3.0g/m2 のSn
合金層を形成させたSnめっき鋼板を用いた。
【0038】ここで、樹脂フィルムの密着性の性能試験
は、以下の条件で行い、以下の評価基準に基づいて評価
を行った。まず、表1に示した樹脂被覆鋼板にクロスカ
ットを入れ、樹脂フィルム内面が凸側になるようにエリ
クセンで5mm張り出しておく。次いで、この樹脂被覆
鋼板を、沸騰水中に5時間浸漬後、クロスカット部から
ピンセットで樹脂フィルムを引き剥がし、その剥離状況
によっり樹脂フィルムの密着性を評価した。 (密着性評価基準) ・評価1=剥離あり ・評価2=わずかに剥離あり ・評価3=剥離なし
【0039】
【表1】
【0040】表2に、表1における化成処理条件の詳細
を示す。なお、化成処理A〜Dにおいては、いずれも化
成処理液中にPとシランカプリング剤が含有されている
ため、化成被膜層中にはPとSiとが含有されるように
なる。また、化成処理Eにおいては、化成処理液中にP
は含有されるが、シランカップリング剤が含有されてい
ないため、化成被膜層中にはPのみが含有されるように
なる。さらに、化成処理Fにおいては、化成処理液中に
シランカップリング剤は含有されるが、Pが含有されて
いないため、化成被膜層中にはSiのみが含有されるよ
うになる。
【0041】
【表2】
【0042】表3に、表1に示した樹脂フィルムの詳細
を示す。
【0043】
【表3】
【0044】そして、表1〜表3から分かるように、S
nめっき鋼板の上面に、PとSiとが含有された化成被
膜層が形成されるとともに、共重合ポリエステル層と配
向性ポリエチレンテレフタレート層との二層構造からな
る樹脂フィルムが形成された実施例1〜12において
は、いずれの樹脂フィルムも密着性に優れていることが
確認できた。
【0045】一方、化成被膜層を構成するPの含有量を
0.4mg/m2 とした比較例1と、Pの含有量を11
0mg/m2 とした比較例3においては、樹脂フィルム
との密着性が不十分であることが分かる。この結果よ
り、化成被膜層を構成するPの含有量として、0.5〜
100mg/m2 の範囲が好ましいことが確認できた。
また、化成被膜層を構成するるSiの含有量を0.07
mg/m2 とした比較例2と、Siの含有量を260.
00mg/m2 とした比較例4においては、樹脂フィル
ムとの密着性が不十分であることが分かる。この結果よ
り、化成被膜層を構成するSiの含有量として、0.1
〜250mg/m2 の範囲が好ましいことが確認でき
た。
【0046】さらに、樹脂フィルムとして、共重合ポリ
エステル層を含まず、配向性ポリエチレンテレフタレー
ト層の単層から構成した比較例5においては、樹脂フィ
ルムとの密着性が不十分であることが分かる。この結果
より、樹脂フィルムは、共重合ポリエステル層と、配向
性ポリエチレンテレフタレート層とからなる二層構造と
するのが好ましいことが確認できた。
【0047】さらに、化成被膜層としてSiが含有され
ていない比較例6と、同様にPが含有されていない比較
例7とにおいては、いずれの樹脂フィルムとの密着性が
不十分であることが分かる。この結果より、化成被膜層
にはPとSiとがともに含有されていることが好ましい
ことが確認できた。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂被覆
鋼板によれば、鋼板の表面に、Sn合金層と、化成被膜
層と、共重合ポリエステル層と、配向性ポリエチレンテ
レフタレート層とを順次設けてなる樹脂被覆鋼板であっ
て、前記化成被膜層が、0.5〜100mg/m2 のP
及び0.1〜250mg/m2 のSiを含有することに
よって、樹脂と鋼板との密着性を向上させることができ
る。
【0049】特に、化成被膜層を、Pとシランカップリ
ング剤とを含有した化成処理液により形成することによ
って、このシランカップリング剤の官能基が配向し、樹
脂との密着性をさらに向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂被覆鋼板における一構成例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 鋼板 2 Sn合金層 3 化成被膜層 4 樹脂層 4a 共重合ポリエステル層 4b 配向性ポリエチレンテレフタレート層 10 Snめっき鋼板 100 樹脂被覆鋼板
フロントページの続き (72)発明者 重國 智文 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4F100 AB03A AB11C AB21B AB31B AH06C AK41D AK41E AK42 AK42J AL01D AS00C BA05 BA07 BA10A BA10E DA01 EH71 EH71B EJ68C GB16 GB23 JA20E JK06 JL11 YY00C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の表面に、Sn合金層と、化成被膜
    層と、共重合ポリエステル層と、配向性ポリエチレンテ
    レフタレート層とを順次設けてなる樹脂被覆鋼板であっ
    て、 前記化成被膜層が、0.5〜100mg/m2 のP及び
    0.1〜250mg/m2 のSiを含有することを特徴
    とする樹脂被覆鋼板。
  2. 【請求項2】 前記化成被膜層が、Pとシランカップリ
    ング剤とを含有する化成処理液により形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の樹脂被覆鋼板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007276204A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Teijin Dupont Films Japan Ltd 金属板貼合せ成形加工用フィルム
JP2010194913A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Jfe Steel Corp 容器用樹脂被覆金属板
JP2017185810A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 ミツビシ ポリエステル フィルム ジーエムビーエイチ 金属積層用二軸延伸ポリエステルフィルム

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