JP2003233818A - 周期的パターン判定方法および装置並びにプログラム - Google Patents

周期的パターン判定方法および装置並びにプログラム

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JP2003233818A
JP2003233818A JP2002029737A JP2002029737A JP2003233818A JP 2003233818 A JP2003233818 A JP 2003233818A JP 2002029737 A JP2002029737 A JP 2002029737A JP 2002029737 A JP2002029737 A JP 2002029737A JP 2003233818 A JP2003233818 A JP 2003233818A
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periodic pattern
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Application number
JP2002029737A
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English (en)
Inventor
Ryoji Sasada
良治 笹田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像に含まれるグリッド像のような周期的パ
ターンを精度よく検出する。 【解決手段】 領域抽出手段31において画像データS
1により表される画像からライン状の複数の領域を抽出
し、フーリエ変換手段32において、各領域を表す領域
画像データSRiをフーリエ変換して周波数レスポンス
を求める。最大値周波数検出手段33において、各領域
の周波数レスポンスについて高周波数帯域におけるレス
ポンスの最大値およびその最大値の周波数である最大値
周波数を求める。判定手段34において、最大値周波数
が略一致する領域の数を所定のしきい値と比較し、領域
数がしきい値より大きい場合には画像に周期的パターン
が存在すると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリッド像のよう
な周期的パターンが画像に含まれるか否かを判定する周
期的パターン判定方法および装置並びに周期的パターン
判定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、放射線(X線、α線、β線、
γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの放射線エネ
ルギの一部が蓄積され、その後可視光等の励起光を照射
すると蓄積されたエネルギに応じた光量の輝尽発光光を
放射する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人
体等の被写体の放射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍光
体に撮影記録し、蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励
起光で走査して輝尽発光光を発生させ、得られた輝尽発
光光をフォトマルチプライヤ等の読取手段により光電的
に読み取って画像データを得、この画像データに基づい
て被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録材料、C
RT等に可視像として出力させる放射線記録再生システ
ムが提案されている(特開昭55−12429号、同5
6−11395号、同55−163472号、同56−
164645号、同55−116340号等)。
【0003】上述した蓄積性蛍光体シート等の記録シー
トに被写体の放射線画像を撮影記録する際に、被写体に
より散乱された放射線がシートに照射されないように1
0本/mm程度の細かなピッチで放射線の透過しない鉛等
と透過しやすいアルミニウムや木材等とが交互に配置さ
れたグリッドを被写体とシートとの間に配置して撮影を
行うことがある。グリッドを用いて撮影を行うと被写体
により散乱された放射線がシートに照射されにくくなる
ため、被写体の放射線画像のコントラストを向上させる
ことができるが、このグリッド像が含まれた画像の読み
取り時のサンプリング間隔によっては、得られた画像デ
ータにより表される画像に折り返しによるエリアジング
が生じる。さらに、エリアジングがグリッド像の空間周
波数と重なると、細かな縞模様(モアレ)が生じ、再生
画像が見難いものとなってしまう。
【0004】このため、画像に含まれるグリッド像を検
出し、画像からグリッド像を除去する方法が種々提案さ
れている。例えば特開平8−293020号公報には、
画像の縦横2方向にハイパスフィルタによるフィルタリ
ング処理を施し、フィルタリング結果の分散値を画像の
縦横方向のそれぞれについて算出し、各方向の分散値の
比率を求めることによりグリッド像が存在する方向を検
出し、グリッド像が存在する方向にフィルタリング処理
を施すことにより、グリッド像を除去する方法が記載さ
れている。また、画像を複数の領域に分割し、各領域に
ついてグリッド像が存在する方向を検出し、縦方向に存
在する場合は正の一票、横方向に存在する場合は負の一
票というように投票を行い、全ての投票結果の平均値を
求めることにより、グリッド像検出の精度を高めてい
る。ここで、グリッドが存在する方向とは、グリッド像
が並ぶ方向であり、グリッドを構成する鉛等が延在する
方向に直交する方向である。
【0005】しかしながら、特開平8−293020号
公報に記載された方法では、グリッド像の周波数を検出
することができないため、予め定められた周波数のグリ
ッド像については精度よく除去できるものの、グリッド
像の周波数が変化するとグリッド像の除去を精度よく行
うことができない。
【0006】このため、画像データに対してフーリエ変
換を施し、これにより得られた周波数データからグリッ
ド像に対応する周波数データを除去する方法が提案され
ている(特開平3−12785号公報)。この方法は、
フーリエ変換により得られた周波数レスポンスにおける
各空間周波数に対して所定の周波数の幅を設定し、その
幅における周波数レスポンスの平均値を求め、各空間周
波数における周波数レスポンスと平均値との差をしきい
値と比較し、差がしきい値より大きい場合にその空間周
波数はグリッド像の周波数に起因するピークの周波数で
あるとして、その空間周波数における周波数レスポンス
を上記平均値に置き換えた後に逆フーリエ変換を行う方
法である。この方法によれば、グリッド像の周波数が分
からなくても、フーリエ変換によりその周波数を検出す
ることができるため、グリッド像の除去を精度よく行う
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−12785号公報に記載された方法は、各空間
周波数における周波数レスポンスの強度と平均値との差
を単にしきい値と比較するのみで、グリッド像に基づく
周波数パターンの有無を検出しているため、画像に含ま
れるノイズ等の影響により、グリッド像の周波数を誤検
出してしまうおそれがある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像に含まれるグリッド像のような周期的パターン
を精度よく検出することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による周期的パタ
ーン判定方法は、画像を表す画像データに基づいて、該
画像中の周期的パターンの有無を判定する周期的パター
ン判定方法において、前記画像から複数の領域を抽出
し、該複数の領域を表す複数の領域画像データに対して
周波数解析を行って該各領域毎の周波数レスポンスを取
得し、所定の周波数帯域において、所定値を有する前記
周波数レスポンスに対応する周波数である少なくとも1
つの特定周波数を前記複数の領域毎に検出し、該検出さ
れた特定周波数毎に、該特定周波数が略一致する前記領
域の数である領域数と所定のしきい値とを比較し、前記
領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数がある
場合に、前記画像に前記周期的パターンが含まれると判
定し、前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周
波数がない場合に、前記画像に前記周期的パターンが含
まれないと判定することを特徴とするものである。
【0010】ここで、「所定値」としては、前記周波数
レスポンスの最大値または所定のレスポンスしきい値以
上の値を有する前記周波数レスポンスにおけるピーク値
を用いるようにしてもよい。
【0011】なお、本発明による周期的パターン判定方
法においては、前記複数の領域を、前記画像において一
方向に延在する画素列および該一方向に直交する直交方
向に延在する画素列とし、前記一方向および前記直交方
向における複数の領域のそれぞれについて前記特定周波
数を検出し、前記一方向および前記直交方向のいずれか
一方に前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周
波数がある場合、その方向に前記周期的パターンが含ま
れると判定し、前記一方向および前記直交方向の双方に
おいて、前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特定
周波数がない場合、前記画像に前記周期的パターンが含
まれないと判定し、前記一方向および前記直交方向の双
方において、前記領域数が前記所定のしきい値以上ある
特定周波数がある場合、前記一方向および前記直交方向
のそれぞれについて、前記特定周波数が略一致する前記
領域における前記所定値の平均値を算出し、前記一方向
の前記平均値と前記直交方向の前記平均値とを比較し、
該平均値が大きい方向に前記周期的パターンが含まれる
と判定するようにしてもよい。
【0012】また、本発明による周期的パターン判定方
法においては、前記周波数解析はフーリエ変換であって
もよい。
【0013】このように周波数解析をフーリエ変換とし
た場合において、前記複数の領域を前記画像において一
方向に延在する画素列および該一方向に直交する直交方
向に延在する画素列とした場合には、前記フーリエ変換
を1次元フーリエ変換としてもよい。
【0014】また、本発明による周期的パターン判定方
法においては、前記画像をグリッドを使用した撮影によ
り得られた放射線画像とし、前記周期的パターンを、前
記グリッドに対応するグリッド像のパターンとしてもよ
い。
【0015】本発明による周期的パターン判定装置は、
画像を表す画像データに基づいて、該画像中の周期的パ
ターンの有無を判定する周期的パターン判定装置におい
て、前記画像から複数の領域を抽出する領域抽出手段
と、該複数の領域を表す複数の領域画像データに対して
周波数解析を行って該各領域毎の周波数レスポンスを取
得する周波数解析手段と、所定の周波数帯域において、
所定値を有する前記周波数レスポンスに対応する周波数
である少なくとも1つの特定周波数を前記複数の領域毎
に検出する特定周波数検出手段と、該検出された特定周
波数毎に、該特定周波数が略一致する前記領域の数であ
る領域数と所定のしきい値とを比較し、前記領域数が前
記所定のしきい値以上ある特定周波数がある場合に、前
記画像に前記周期的パターンが含まれると判定し、前記
領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数がない
場合に、前記画像に前記周期的パターンが含まれないと
判定する判定手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0016】なお、本発明による周期的パターン判定方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして
提供してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、画像から複数の領域が
抽出され、複数の領域を表す複数の領域画像データに対
して周波数解析が行われて各領域毎の周波数レスポンス
が取得され、この周波数レスポンスにおける所定の周波
数帯域において、所定値を有する周波数レスポンスに対
応する周波数である少なくとも1つの特定周波数が複数
の領域毎に検出される。そして、検出された特定周波数
毎に、特定周波数が略一致する領域の数である領域数と
所定のしきい値とが比較される。そして、領域数が所定
のしきい値以上ある特定周波数がある場合に、画像に周
期的パターンが含まれると判定され、領域数が所定のし
きい値以上ある特定周波数がない場合に、画像には周期
的パターンは含まれないと判定される。本発明において
は、このように複数の領域における領域画像データを用
いて周期的パターンの有無を判定しているため、画像に
周期的パターンが含まれるか否かの判定の精度を高める
ことができる。また、周期的パターンの周波数は領域数
が所定のしきい値以上となった特定周波数と略一致する
ため、画像に周期的パターンが含まれる場合には、特定
周波数に基づいて画像から周期的パターンを精度よく除
去することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の実施形態による
周期的パターン判定装置を適用した画像出力システムの
構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、
本実施形態による画像出力システムは、グリッドを用い
て被写体の撮影を行って蓄積性蛍光体シート17に被写
体の放射線画像を記録する放射線画像撮影装置1と、放
射線画像撮影装置1において蓄積性蛍光体シート17に
記録された被写体の放射線画像を所定のサンプリング間
隔により光電的に読み取って被写体の放射線画像を表す
画像データS1を得る放射線画像読取装置2と、画像デ
ータS1により表される画像にグリッドに基づくグリッ
ド像が含まれているか否かを判定する判定装置3と、画
像データS1により表される画像にグリッド像が含まれ
ている場合に、画像からグリッド像を除去して処理済み
の画像データS2を得る画像処理装置4とを備える。
【0019】図2は放射線画像撮影装置1の詳細な構成
を示す図である。図2に示す撮影装置1においては、放
射線源11から発せられた放射線12は、被写体13を
経由して、さらにグリッド14を経由して蓄積性蛍光体
シート17に照射される。グリッド14は所定のピッチ
(例えば10本/mm)で鉛14aとアルミニウム14b
とが交互に配置されている。放射線12は、鉛14aに
は遮られ、アルミニウム14bを透過してシート17に
照射される。このためシート17には被写体13の放射
線画像とともにグリッド像が蓄積記録される。被写体1
3内で散乱された放射線12aはグリッド14に斜めに
入射するためグリッド14に遮られ、またはグリッド1
4により反射されてシート17には照射されず、したが
ってシート17には散乱放射線の照射の少ない鮮鋭な放
射線画像が蓄積記録される。なお、グリッド像の空間周
波数はグリッド14のピッチに対応したものとなる。
【0020】図3はグリッドを使用して撮影を行うこと
により蓄積性蛍光体シート17に蓄積記録された人体の
胸部の放射線画像を示す図である。図3に示すようにシ
ート17には、胸部における肺野の画像(図の斜線部)
15にグリッド像(図の縦縞)16が重畳された放射線
画像が蓄積記録される。
【0021】図4は放射線画像読取装置の詳細な構成を
示す図である。図4に示すように、所定位置にセットさ
れた放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シート17
は、図示しない駆動手段により駆動されるエンドレスベ
ルト等のシート搬送手段71により、矢印Y方向に搬送
(副走査)される。この際、シート17の搬送方向がグ
リッド像16と直交する方向となるように、シート17
がシート搬送手段71にセットされる。一方、レーザ光
源21から発せられた光ビーム22はモータ72により
駆動され矢印方向に高速回転する回転多面鏡23によっ
て反射偏向され、fθレンズ等の集束レンズ24を通過
した後、ミラー25により光路を変えてシート17に入
射し副走査の方向(矢印Y方向)と略垂直な矢印X方向
に主走査する。
【0022】光ビーム22が照射されたシート17の箇
所からは、蓄積記録されている放射線画像情報に応じた
光量の輝尽発光光26が発散され、この輝尽発光光26
は光ガイド27によって導かれ、フォトマルチプライヤ
(光電子増倍管)28によって光電的に検出される。そ
して、放射線画像を表す輝尽発光光26がフォトマルチ
プライヤ28によって電気信号に変換されてアナログ出
力信号S0が得られる。
【0023】アナログ出力信号S0はログアンプ73に
おいて対数的に増幅された後、A/D変換器74におい
て所定のサンプリング間隔でサンプリングされてデジタ
ル化され、放射線画像を表すデジタルの画像データS1
が得られる。画像データS1は判定装置3に入力され
る。
【0024】図5は判定装置3の構成を示す概略ブロッ
ク図である。図5に示すように、判定装置3は、画像デ
ータS1により表される画像から複数のライン状の領域
を抽出して各領域の画像を表す複数の領域画像データS
Ri(i=1〜n、n:領域の数)を取得する領域抽出
手段31と、領域画像データSRiに対して1次元のフ
ーリエ変換を施して、各領域毎に周波数レスポンスを得
るフーリエ変換手段32と、各領域毎に所定の周波数帯
域における周波数レスポンスの最大値およびこの最大値
が得られる周波数である最大値周波数を検出する最大値
周波数検出手段33と、最大値周波数が略一致する領域
の数である領域数と所定のしきい値Th1とを比較し、
領域数が所定のしきい値Th1以上ある場合に、画像デ
ータS1により表される画像(以下G1とする)にグリ
ッド像に基づく周期的パターンが含まれると判定し、領
域数が所定のしきい値Th1未満である場合に、画像G
1にはグリッド像に基づく周期的パターンが含まれない
と判定する判定手段34とを備える。
【0025】図6は領域抽出手段31におけるライン状
の領域抽出を説明するための図である。図6に示すよう
に、領域抽出手段31は、画像データS1により表され
る画像におけるx方向およびy方向のそれぞれについ
て、n本のライン状の領域を抽出する。なお、x方向と
y方向とで領域の抽出の仕方は同一であるため、ここで
は、x方向の抽出についてのみ説明する。
【0026】領域抽出手段31においては、まず画像デ
ータS1により表される画像G1が3つの領域A1〜A
3に分割される。ここで、画像G1のy方向のサイズを
YLとした場合、各領域A1〜A3のy方向のサイズは
YL/3となる。そして、被写体像が存在する蓋然性が
高い中央の領域A2において、x方向に延在するn本の
ライン状の領域を抽出してn個の領域画像データSRx
i(i=1〜n)を得る。ここで、各領域は領域A2の
略中心部分に存在し、その画素数は1024であるもの
とする。また、ライン状の領域のy座標Y(i)(i=
1〜n)は、下記の式(1)に示すものとする。 Y(i)=YL/3+(YL−(YL/3×2)/n×i) (1)● フーリエ変換手段32は、n個の領域画像データSRx
iのそれぞれに対して高速フーリエ変換を施して周波数
レスポンスを求める。具体的には各領域画像データSR
xiの画素配列SRxi(j)(j=0〜1023)に
対して高速フーリエ変換が施される。すなわち、周波数
レスポンスをR(j)(j=0〜1023)、高速フー
リエ変換により得られる演算結果の実部をRe(j)、
虚部をIm(j)とすると、下記の式(2)により周波
数レスポンスR(j)が算出される。
【0027】 R(j)=√(Re(j)2+Im(j)2) (2)● なお、レスポンスは実際にはナイキスト周波数以下の周
波数についてのみ算出されるため、データ数としては1
024の1/2すなわち512となる。したがって、以
降の説明においては、周波数レスポンスの参照符号とし
てR(j′)(j′=0〜511)を用いるものとす
る。
【0028】図7は周波数レスポンスの例を示す図であ
る。図7に示すように求められた周波数レスポンスは低
周波数から高周波数となるにつれて小さくなるととも
に、所々に細かなピークを有するものとなっている。
【0029】最大値周波数検出手段33においては、n
個の領域画像データSRxiについて算出された周波数
レスポンスR(j′)のそれぞれについて、高周波数帯
域においてレスポンスの最大値とその最大値における周
波数である最大値周波数が求められる。例えば画像G1
の画素密度が10pixcel/mmである場合、ナイキスト周
波数は5cycle/mmとなることから、3cycle/mm以上の周
波数帯域を高周波数帯域とし、3cycle/mm以上の周波数
帯域において周波数レスポンスR(j′)の最大値Rm
axおよび最大値周波数Idxが求められる。なお、ナ
イキスト周波数が5cycle/mmの場合、j′=0は0cycl
e/mmに、j′=511は5cycle/mmに対応する。
【0030】ここで、周波数レスポンスが図7に示すも
のである場合、図8に示すように、3cycle/mm以上の周
波数帯域において最大値Rmaxを探索すると、ピーク
P1が最大値Rmaxとして求められる。したがって、
ピークP1の周波数が最大値周波数Idxとして求めら
れる。
【0031】なお、単に最大値Rmaxに対応する周波
数を最大値周波数Idxとして求めるのではなく、最大
値Rmaxと所定のしきい値Th0とを比較し、Rma
x≧Th0の場合にのみ最大値Rmaxに対応する周波
数を最大値周波数Idxとし、Rmax<Th0の場合
には、最大値周波数Idxとして求めるべき周波数は存
在しないものとしてもよい。
【0032】また、最大値Rmaxと所定のしきい値T
h0とを比較するのではなく、最大値Rmaxの次に大
きい値Rmax2を探索し、Rmax/Rmax2とし
きい値Th3とを比較し、最大値Rmaxに対応する周
波数を最大値周波数Idxとして求めるべきかどうかを
判断するようにしてもよい。
【0033】そして、全ての領域画像データSRxiに
ついて、周波数レスポンスの最大値Rmaxおよび最大
値周波数Idxが求められると、判定手段34におい
て、全ての領域画像データSRxiから得られた周波数
レスポンスにグリッド像の周期的パターンに基づくピー
クが存在するか否かが判定される。以下、判定手段34
において行われる処理について説明する。
【0034】まず、最大値周波数Idxが略一致する領
域画像データSRxiの数である領域数NAが所定のし
きい値Th1と比較される。ここで、領域数NAは、投
票配列を用いることにより求められる。以下、投票配列
を用いた領域数NAの算出について説明する。
【0035】各領域画像データSRxiのデータ数は5
12であることから、投票配列M[0〜511]が定義
され、投票配列Mの各値が0で初期化される。そして、
周波数レスポンスの最大値周波数Idxについて、下記
の式(3)に示すように投票が行われる。 M[Idx−2]= M[Idx−2]+1 M[Idx−1]= M[Idx−1]+1 M[Idx]= M[Idx]+1 (3) M[Idx+1]= M[Idx+1]+1 M[Idx+2]= M[Idx+2]+1● そして、全ての領域画像データSRxiについて投票が
行われると、投票結果の最大値Mmaxが領域数NAと
して求められる。また、同時に投票結果が最大となった
周波数Idxmaxが求められる。続いて、領域数NA
と所定のしきい値Th1とが比較され、NA≧Th1の
場合に何らかの周期的パターンに基づくピークが周波数
レスポンスに存在すると判定される。この場合、ピーク
の周波数レスポンスは、最大値Mmaxに投票した全て
の領域画像データSRxiの周波数レスポンスにおける
最大値Rmaxの平均値、ピーク周波数はIdxmax
が用いられる。
【0036】一方、NA<Th1の場合には、周期的パ
ターンに基づく周波数レスポンスのピークは存在しない
と判定される。
【0037】以上画像G1のx方向について行われる処
理について説明したが、y方向についても同様にピーク
の有無、ピークが存在する場合にはピークの周波数レス
ポンスおよびピーク周波数が求められる。
【0038】続いて、このようにして求められたピーク
の有無、ピークが存在する場合にはピークの周波数レス
ポンスおよびピーク周波数Idxmaxに基づいて、グ
リッド像に基づく周期的パターンが画像G1に存在する
か否かが判定される。まず、x方向にのみピークが存在
すると判定された場合には、グリッド像に基づく周期的
パターンが画像G1に存在すると判定される。グリッド
像は画像G1上においては一方向に存在するが、この場
合、グリッド像が存在する方向はx方向であると判定さ
れる。また、グリッド像に基づく周期的パターンの周波
数はx方向におけるピーク周波数Idxmaxとされ
る。
【0039】また、y方向にのみピークが存在すると判
定された場合には、グリッド像に基づく周期的パターン
が画像G1に存在すると判定される。この場合、グリッ
ド像が存在する方向はy方向、グリッド像に基づく周期
的パターンの周波数はy方向におけるピーク周波数Id
xmaxとされる。
【0040】また、x方向およびy方向のいずれの方向
にもピークが存在しないと判定された場合には、グリッ
ド像に基づく周期的パターンは画像G1には存在しない
と判定される。
【0041】また、x方向およびy方向のいずれの方向
にもピークが存在すると判定された場合には、x方向お
よびy方向についてピークの周波数レスポンスを用いて
判定が行われる。なお、以下の説明においてx方向にお
けるピークの周波数レスポンスをRx、y方向における
ピークの周波数レスポンスをRyとする。まず、Rx/
RyおよびRy/Rxが予め定められたしきい値Th2
と比較される。そして、Rx/Ry>Th2の場合、グ
リッド像に基づく周期的パターンが画像G1に存在する
と判定される。この場合、グリッド像が存在する方向は
x方向、グリッド像に基づく周期的パターンの周波数は
x方向におけるピーク周波数Idxmaxとされる。
【0042】また、Ry/Rx>Th2の場合、グリッ
ド像に基づく周期的パターンが画像G1に存在すると判
定される。この場合、グリッド像が存在する方向はy方
向、グリッド像に基づく周期的パターンの周波数はy方
向におけるピーク周波数Idxmaxとされる。
【0043】また、Rx/Ry>Th2およびRy/R
x>Th2以外の場合には、グリッド像に基づく周期的
パターンは画像G1には存在しないと判定される。
【0044】このようにして求められた判定結果は、画
像処理装置4に入力される。
【0045】画像処理装置4においては、判定結果に基
づいて画像データS1に対してフィルタリング処理が施
されて、画像G1からグリッド像が除去される。以下、
フィルタリング処理について説明する。
【0046】図9および図10はフィルタリング処理を
説明するための図である。まず、画像データS1に対し
てx方向に第1のフィルタリング処理が施されて、フィ
ルタリング処理済みの画像データS11が得られる。さ
らに、画像データS11に対してy方向に第2のフィル
タリング処理が施されてフィルタリング処理済みの画像
データS12が得られる。そして、画像データS1から
画像データS12を減算することにより、グリッド像が
除去された画像データS2が得られる。
【0047】ここで、第1および第2のフィルタリング
処理において用いられるフィルタは、グリッド像が存在
する方向に応じて異なるフィルタが用いられる。すなわ
ち、グリッド像が存在する方向がy方向である場合に
は、図9に示すように、第1のフィルタリング処理には
図11に示すようなフィルタ特性を有するローパスフィ
ルタLPFが、第2のフィルタリング処理には図12に
示すようなフィルタ特性を有するハイパスフィルタHP
Fが用いられる。このようなフィルタによりフィルタリ
ング処理を施すことにより得られる画像データS12
は、y方向に存在するグリッド像のみを表すものとな
る。したがって、画像データS1から画像データS12
を減算することにより、y方向に存在するグリッド像が
除去された画像を表す画像データS12を得ることがで
きる。
【0048】一方、グリッド像が存在する方向がx方向
である場合には、図10に示すように、第1のフィルタ
リング処理にはハイパスフィルタHPFが、第2のフィ
ルタリング処理にはローパスフィルタLPFが用いられ
る。このようなフィルタリング処理を施すことにより得
られる画像データS12は、x方向に存在するグリッド
像のみを表すものとなる。したがって、画像データS1
から画像データS12を減算することにより、x方向に
存在するグリッド像が除去された画像を表す画像データ
S12を得ることができる。
【0049】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図13は、本実施形態の動作を示すフローチャート
である。なお、ここでは放射線画像の撮影および放射線
画像の読み取りが終了して画像データS1が得られてい
るものとする。画像データS1は判定装置3に入力され
(ステップS1)、領域抽出手段31において、画像G
1のx方向およびy方向についてライン状の領域が抽出
されて領域画像データSRiが取得される(ステップS
2)。続いて、フーリエ変換手段32において、領域画
像データSRiに対してフーリエ変換が施され(ステッ
プS3)、さらに最大値周波数検出手段33において、
周波数レスポンスが最大値となる最大値周波数が検出さ
れる(ステップS4)。
【0050】続いて、判定手段34において、全ての領
域画像データSRiについて、グリッド像の周期的パタ
ーンに基づく周波数レスポンスのピークが存在するか否
かが判定される(ステップS5)。判定結果は画像処理
装置4に入力され、グリッド像の周期的パターンに基づ
く周波数レスポンスのピークが存在しステップS6が肯
定された場合には、判定結果に基づいて、グリッド像に
基づく周期的パターンが画像データS1から除去され
て、処理済みの画像データS2が得られる(ステップS
7)。処理済みの画像データS1はモニタやプリンタ等
において再生に供され(ステップS8)、処理を終了す
る。なお、ステップS6が否定された場合には、画像デ
ータS1は何ら処理が施されることなく再生に供され
(ステップS8)、処理を終了する。
【0051】このように、本実施形態においては、画像
G1から複数の領域を抽出し、抽出された複数の領域を
表す領域画像データSRiに対してフーリエ変換を施し
て、グリッド像に基づく周期的パターンが含まれるか否
かを判定するようにしたため、画像G1に周期的パター
ンが含まれるか否かの判定の精度を高めることができ
る。また、周期的パターンの周波数は周波数レスポンス
における最大値周波数と略一致するため、画像G1にグ
リッド像に基づく周期的パターンが含まれる場合には、
最大値周波数に基づいて画像G1からグリッド像に基づ
く周期的パターンを精度よく除去することができる。
【0052】なお、上記実施形態においては、領域画像
データSRiに対してフーリエ変換を施すことにより得
られた周波数レスポンスに基づいて、グリッド像の周期
的パターンの有無を判定しているが、図14(a)に示
す領域画像データSRiの周波数レスポンスRについ
て、図14(b)に示すように各周波数帯域における近
傍数cycle/mmにおける平均値Rmを求め、図14(c)
に示すように、周波数レスポンスRと平均値Rmとの相
対応する周波数間の差分値Rsを算出し、差分値Rsに
基づいてグリッド像の周期的パターンの有無を判定して
もよい。
【0053】また、上記実施形態においては、図6に示
すように、画像G1の領域A2から領域画像データSR
iを抽出してグリッド像の周期的パターンの有無を判定
しているが、領域A1〜A3のそれぞれについて、グリ
ッド像の周期的パターンの有無を判定し、各領域A1〜
A3のそれぞれにおいて求められたピーク周波数Idx
max1〜Idxmax3について、上記実施形態と同
様に投票を行い、投票結果をしきい値と比較して最終的
なピーク周波数を決定するようにしてもよい。
【0054】さらに、上記実施形態においては、最大値
周波数検出手段33において、周波数レスポンスR
(j′)の最大値Rmaxを検出しているが、周波数レ
スポンスR(j′)において所定値以上となるピーク値
およびこのピーク値における周波数(以下ピーク周波数
とする)を検出してもよい。なお、ピーク周波数は複数
検出される場合がある。この場合には、検出されたピー
ク周波数毎に投票配列を用いて領域数NAおよび周波数
Idxmaxを算出し、検出されたピーク周波数毎に領
域数NAとしきい値Th1とを比較して周期的パターン
の有無を判定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による周期的パターン判定装
置を適用した画像出力システムの構成を示す概略ブロッ
ク図
【図2】放射線画像撮影装置の詳細な構成を示す図
【図3】人体の胸部の放射線画像を示す図
【図4】放射線画像読取装置の詳細な構成を示す図
【図5】判定装置の構成を示す概略ブロック図
【図6】領域抽出手段におけるライン状の領域抽出を説
明するための図
【図7】周波数レスポンスの例を示す図
【図8】周波数レスポンスにおける最大値および最大値
周波数の求め方を説明するための図
【図9】フィルタリング処理を説明するための図(その
1)
【図10】フィルタリング処理を説明するための図(そ
の2)
【図11】ローパスフィルタのフィルタ特性を示す図
【図12】ハイパスフィルタのフィルタ特性を示す図
【図13】本実施形態の動作を示すフローチャート
【図14】周波数レスポンスとその平均値との差分値の
求め方を説明するための図
【符号の説明】
1 放射線画像撮影装置 2 放射線画像読取装置 3 判定装置 4 画像処理装置 11 放射線源 12 放射線 13 被写体 14 グリッド 15 肺野の画像 16 グリッド像 17 蓄積性蛍光体シート 31 領域抽出手段 32 フーリエ変換手段 33 最大値周波数検出手段 34 判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/325 A61B 6/00 350N Fターム(参考) 2G083 AA03 BB05 DD13 EE02 4C093 AA01 CA01 CA06 CA50 DA03 EB05 EB24 FD01 FD02 FD04 FD05 FD09 FF15 5B057 AA08 BA03 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CE06 CG09 CH09 DA08 DA16 DB02 DB05 DB09 DC05 DC36 5L096 AA03 AA06 BA06 FA14 FA23 FA46 GA55

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表す画像データに基づいて、該画
    像中の周期的パターンの有無を判定する周期的パターン
    判定方法において、 前記画像から複数の領域を抽出し、 該複数の領域を表す複数の領域画像データに対して周波
    数解析を行って該各領域毎の周波数レスポンスを取得
    し、 所定の周波数帯域において、所定値を有する前記周波数
    レスポンスに対応する周波数である少なくとも1つの特
    定周波数を前記複数の領域毎に検出し、 該検出された特定周波数毎に、該特定周波数が略一致す
    る前記領域の数である領域数と所定のしきい値とを比較
    し、 前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数が
    ある場合に、前記画像に前記周期的パターンが含まれる
    と判定し、前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特
    定周波数がない場合に、前記画像に前記周期的パターン
    が含まれないと判定することを特徴とする周期的パター
    ン判定方法。
  2. 【請求項2】 前記所定値は、前記周波数レスポンスの
    最大値であることを特徴とする請求項1記載の周期的パ
    ターン判定方法。
  3. 【請求項3】 前記所定値は、所定のレスポンスしきい
    値以上の値を有する前記周波数レスポンスにおけるピー
    ク値であることを特徴とする請求項1記載の周期的パタ
    ーン判定方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の領域は、前記画像において一
    方向に延在する画素列および該一方向に直交する直交方
    向に延在する画素列であり、 前記一方向および前記直交方向における複数の領域のそ
    れぞれについて前記特定周波数を検出し、 前記一方向および前記直交方向のいずれか一方に前記領
    域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数がある場
    合、その方向に前記周期的パターンが含まれると判定
    し、 前記一方向および前記直交方向の双方において、前記領
    域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数がない場
    合、前記画像に前記周期的パターンが含まれないと判定
    し、 前記一方向および前記直交方向の双方において、前記領
    域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数がある場
    合、前記一方向および前記直交方向のそれぞれについ
    て、前記特定周波数が略一致する前記領域における前記
    所定値の平均値を算出し、前記一方向の前記平均値と前
    記直交方向の前記平均値とを比較し、該平均値が大きい
    方向に前記周期的パターンが含まれると判定することを
    特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の周期的
    パターン判定方法。
  5. 【請求項5】 画像を表す画像データに基づいて、該画
    像中の周期的パターンの有無を判定する周期的パターン
    判定装置において、 前記画像から複数の領域を抽出する領域抽出手段と、 該複数の領域を表す複数の領域画像データに対して周波
    数解析を行って該各領域毎の周波数レスポンスを取得す
    る周波数解析手段と、 所定の周波数帯域において、所定値を有する前記周波数
    レスポンスに対応する周波数である少なくとも1つの特
    定周波数を前記複数の領域毎に検出する特定周波数検出
    手段と、 該検出された特定周波数毎に、該特定周波数が略一致す
    る前記領域の数である領域数と所定のしきい値とを比較
    し、前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波
    数がある場合に、前記画像に前記周期的パターンが含ま
    れると判定し、前記領域数が前記所定のしきい値以上あ
    る特定周波数がない場合に、前記画像に前記周期的パタ
    ーンが含まれないと判定する判定手段とを備えたことを
    特徴とする周期的パターン判定装置。
  6. 【請求項6】 画像を表す画像データに基づいて、該画
    像中の周期的パターンの有無を判定する周期的パターン
    判定方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
    において、 前記画像から複数の領域を抽出する手順と、 該複数の領域を表す複数の領域画像データに対して周波
    数解析を行って該各領域毎の周波数レスポンスを取得す
    る手順と、 所定の周波数帯域において、所定値を有する前記周波数
    レスポンスに対応する周波数である少なくとも1つの特
    定周波数を前記複数の領域毎に検出する手順と、 該検出された特定周波数毎に、該特定周波数が略一致す
    る前記領域の数である領域数と所定のしきい値とを比較
    する手順と、 前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特定周波数が
    ある場合に、前記画像に前記周期的パターンが含まれる
    と判定し、前記領域数が前記所定のしきい値以上ある特
    定周波数がない場合に、前記画像に前記周期的パターン
    が含まれないと判定する手順とを有することを特徴とす
    るプログラム。
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